JPS60161748A

JPS60161748A - 籾摺装置の籾摺ロ−ル間隙自動調節装置

Info

Publication number: JPS60161748A
Application number: JP1592484A
Authority: JP
Inventors: 山本　道弘
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-01-31
Filing date: 1984-01-31
Publication date: 1985-08-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、籾摺装置の籾摺ロール間隙自動調節装置に係
るものである。

壷穴回転式選穀装置の選別作用は、該選穀装置内に設け
られている横軸回転筒に混合米を供給し２沢合米中の比
重の重い下層に沈んだ玄米を回転筒の内面に形成した壷
穴で掬い上げて玄米を選別するのものであるが、この装
置は、回転鋪内に供給される混合米の量が、ある一定置
′］二の量であることが条件で、もし、ある一定以上の
量に満たないときは、よく選別できない。

ところが１回転筒内に供給される混合米の量が、ある一
定以上の量であるのに、よく選別できないことがある。

それは、供給される混合米中に玄米の混合率が低い（玄
米が少ないン場合である。このようなときは、回転筒内
に供給される混合米の量が、ある−室以上の都であるの
にもかかわらず、よく選別できない。

よって、本発明は、回転筒内に供給される混合米の量が
、ある−室以上の量であるのに、よく選別できない場合
には、籾摺部での脱桴率を自動的に高めようとするもの
であり、固定籾摺ロール３と移動籾摺ロール４との間隙
を正逆転モーター１０により広狭調節自在に設け、籾摺
混合米を選別する壷穴回転式の横軸回転筒２゜内には、
回転筒２０内に供給された混合米量を検出するセンサー
３６と、回転筒２０の選別玄米量を検出するセンサー３
４とをそれぞれ設は前記モーター１０とセンサー３４と
センサー３６とを、回転筒２０内に供給された混合米量
が適圧なのに選別玄米量が少ないときは固定籾摺口〜ル
３と移動籾摺ロール４との間隙を狭くするように前記モ
ーター１ｏを回転させるべく連結させた籾摺装置の籾摺
ロール間隙自動調節装置としたものである。

実施例図により説明すると、１は籾摺部であり、上部に
張込ホッパー２を有し、張込ホッパー２の下部に固定籾
摺ロール３と移動籾摺ロール４を設ける。固定籾摺ロー
ル３の回転軸５は籾摺部１のケース６に軸着し、移動籾
摺ロール４の回転軸７は揺動杆８の上下の中程に軸着し
、揺動杆８の下端はケース６に対して軸９により軸着す
る。揺動杆８の上端はケース６または風選部１３のケー
スに取付けたモーター１０の回転軸１１に螺合１２させ
る。籾摺ロール３．４の下部には前記風選部１３を形成
する。１４は風選部１３内の粉塵を吸引除去する吸引ブ
ロアー、１５は混合米コンベア、１６は未熟米コンベア
、１７は混合米受樋、１８は未熟米受樋である。籾摺部
１の側部には壷穴回転式の異種粒選別部１９が設けられ
る。該選別部１９内には横軸回転筒２０が横設される。

該回転筒２０の内周面には無数の壷穴２１を形成する。

回転筒２０内には仕上米受樋２２が長手方向一杯に設け
られ、その底面には仕上米回収コンベア２３が横設され
る。仕上米受樋２２の籾摺部ｌ側の端部には取出口２４
が形成され、取出口２４の下端は仕上米取出樋２５上に
開口し、取出樋２５上には仕上米取出コンベア２６が設
けられる。仕上米受樋２２の側部には中間棚２７と混合
米回収樋２８．を前後方向に並設し、混合米回収樋２８
の下方に籾還元棚２９を設ける。

第３図には横軸回転筒２０の断面が示されており、仕上
米受樋２２の回転上昇側３０には回動軸３１に取付けた
仕上米調節弁３２が設けられる。

しかして、第１図のように仕上米受樋２２の取出口２４
側の内部には取付腕３３を設け、該取付腕３３には玄米
検出センサー３４を取付ける。該センサー３４は壷穴２
１により掬われた玄米が前記仕上米受樋２２内に落下す
ると作用するもので、該センサー３４が作用すると玄米
の選別能率が「良好」であるという判断をする。仕上米
受樋２２の始端側の回転上昇側３０側には、横軸回転筒
２０内に供給した混合米の降積層３５が所望以上に厚く
なると作動するセンサー３６を設ける。前記モーター１
０はセンサー３４とセンサー３６とにより作動する。仕
上米受樋２２の下降側３７には供給樋３８を並設する。

供給樋３８内には供給螺旋３９を設ける。４０は混合米
コンベア、４１は整流板である前記混合米コンベア１５
の側部にはスロワ−４２を取付け、スロワ−４２は異種
粒選別部１９の端部に固定した供給ホッパー４３−Ｌに
開口し、供給ホッパー４３は前記供給樋３８上に開口す
る。４４は落下口である。

次に作用を述べる。

張込ホッパー２に籾米を供給すると、籾摺ロール３．４
で籾摺され、風選部１３に落下し、籾殻は吸引ブロアー
１４で吸引され、混合米は混合米受樋１７に落下し、未
熟米は未熟米受樋１８に落下する。混合米受樋１７に落
下した混合米は混合米コンベア１５で横送されスロワ−
４２内に流入し、これを上昇して供給ホッパー４３に供
給される。供給ホッパー４３は供給樋３８に開口してい
るため、混合米は供給螺旋３９により落下口４４まで搬
送され、落下口４４より横軸回転筒２０内に供給される
。

しかして、横軸回転筒２０は第３図で時計回転している
から、混合米は回転につれて降積層３５となり、回転上
昇側３０に片寄る。該降積層３５の下層は玄米であるか
ら、壷穴２１に嵌合する穀物は玄米であり、横軸回転筒
２０の回転につれて嵌合上昇して仕上米受樋２２上に落
下して仕上米回収コンベア２３により搬送され、取出口
２４内を落下し、仕上米取出樋２５より仕上米取出コン
ベア２６を介して取出されるしかして、横軸回転筒２０
内に供給される混合米により形成される降積層３５が一
定以上の厚さを保つとセンサー３６がＯＮになるが、こ
の降積層３５に玄米の混合率が低い（玄米が少ない）場
合には、落下口４４から回転筒２０内に供給される混合
米中に含まれる玄米は、回転筒２０の排出側に横送され
る前にその殆んどが壷穴２１に掬われて選別されてしま
い、回転筒２０の排出側で選別される玄米は殆んどなく
なり、玄米検出センサー３４はＯＦＦとなり、モーター
１０を通電させ、回転軸１１を正転させて、螺合１２部
を左動させ、移動籾摺ロール４を、輔９を中心に固定籾
摺ロール３側に回動させて、固定籾摺ロール３と移動籾
摺ロール４との間を狭くして、籾摺部１に供給される籾
米の脱桴率を高める。この結果、回転筒２０に供給され
る混合米の量は変らないが玄米の量が多くなるので回転
筒２０の排出側での玄米の選別能率が格段に高められ、
センサー３４がＯＮになるとモーター１０へ通電を停止
する。

前記したように、壷穴回転式選穀装置の選別作用は、該
選穀装置内に設けられている横軸回転筒に混合米を供給
し、混合米中の比重の重い下層に沈んだ玄米を回転筒の
内面に形成した壺穴で掬い上げて玄米を選別するのもの
であるが、この装置は、回転筒内に供給される混合米の
量が、ある一定以上の量であることが条件で、もし、あ
る一定以上の量に満たないときは、よく選別できない。

とこるが、回転筒内に供給される混合米の量が、ある一
定以上の量であるのに、よく選別できないことがある。

それは、供給される混合米中に玄米の混合率が低い（玄
米が少ない）場合である。このようなときは、回転筒内
に供給される混合米の量が、ある一定以上の量であるの
にもかかわらず、よく選別できない。

しかるに、本発明は、回転−筒内に供給される混合米の
量が、ある一定以上の量であるのに、よく選別できない
場合には、籾摺部での脱存率を自動的に高めようとする
ものであり、固定籾摺ロール３と移動籾摺ロール４との
間隙を正逆転モーター１０により広狭調節自在に設け、
籾摺混合米を選別する壷穴回転式の横軸回転筒２０内に
は、回転筒２０内に供給された混合米量を検出するセン
サー３６と、回転筒２０の選別玄米量を検出するセンサ
ー３４とをそれぞれ設け、前記モーター１０とセンサー
３４とセンサー３６とを、回転筒２０内に供給された混
合米量か適正なのに選別玄米量が少ないときは固定籾摺
ロール３と移動籾摺ロール４との間隙を狭くするように
前記モーター１０を回転させるべく連結させた籾摺装置
の籾摺ロール間隙自動調節装置としたものであるから、
回転筒２０の排出側での玄米の選別能率が低く、かつ、
回転筒２０内に混合米が一定以上供給されているときに
は自動的に固定籾摺ロール３と移動籾摺ロール４との間
を狭くして、回転筒２０に供給されるｌｆｌ、台木の混
合率を高め、回転筒２０の排出側での玄米量を確保して
、玄米の選別能率を格段に高める効果を奏するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の縦断側面図、第２図は要部の拡大図、第
３図は全体の一部縦断背面図、第４図はブロック図であ
る。符号の説明１・・・籾摺部、２・・・張込ホッパー１３・・・固定
籾摺ロール３．４・・・移動籾摺ロール、５・・・回転
軸６・・・ケース、７・・・回転軸、８・・・揺動杆、
９・・・軸、ｌＯ・・・モーター、１１・・・回転軸、
１２・・・螺合、１３・・・風選部、１４・・・ブロア
ー、１５・・・混合米コンベア、１６・・・未熟米コン
ベア、１７・・・混合米受樋、１８・・・未熟米受樋、
１９・・・異種粒選別部、２０・・・横軸回転筒、２１
・・・壷穴、２２・・・仕上米受樋、２３・・・仕上米
コンベア、２４・・・取出口、２５・・・仕上米取出樋
、２６・・・仕上米取出コンベア、２７・・・中間棚、
２８・・・混合米回収樋、２９・・・籾還元棚、３０・
・・回転上昇側、３１・・・回動軸、３２・・・仕上米
調節弁、３３・・・玄米検出受樋、３４・・・玄米検出
センサー、３５・・・降積層、３６・・・センサー、３
７・・・始端側回転下降側、３８・・・供給樋、３９・
・・供給螺旋、４０・・・混合米コンベア、４１・・・
整流板、４２・・・スロワ−５４３・・・供給ホッパー
、４４・・・落下口。特許出願人井関農機株式会社ブーＳ２図第３図９

Claims

【特許請求の範囲】

固定籾摺ロール３と移動籾摺ロール４との間隙を正逆転
モーター１０により広狭調節自在に゛設−け、籾摺混合
米を選別する壷穴回転式の横軸回転筒２０内には、回転
筒２０内に供給された混合米量を検出す゛るセンサー３
６と、回転筒２０の選別玄米量を検出するセンサー３４
とをそれぞれ設け、前記モーター１０とセンサー３４と
センサー３６とを、回転筒２０内に供給された混合米量
が適正なのに選別玄米量が少ないときは固定籾摺ロール
３と移動籾摺ロール４との間隙を狭くするように前記モ
ーター１０を回転させるべく連結させた籾摺装置の籾摺
ロール間隙自動調節装置。