JPS60235679A

JPS60235679A - 籾摺装置における壷穴式選穀装置の籾米均分装置

Info

Publication number: JPS60235679A
Application number: JP9263784A
Authority: JP
Inventors: 酒井　昌
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-05-09
Filing date: 1984-05-09
Publication date: 1985-11-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ＵＬ上上玉上±１本発明は籾摺装置に係るものである。

良１蓋遣従来籾摺装置の一部には壷穴式選穀装置が用いられてい
た。これは内面に無数の壷穴を形成した回転筒内に異種
粒混合米を供給して回転させ、前記壷穴により下層に沈
下した玄米を掬い上げて横軸回転筒内に設けた仕上米愛
機内に取出しもって回転筒内に残った籾米と分離する仕
組みである。

モして壷穴式選穀装置の横軸回転筒内に流積層を均分し
うる穀粒均分螺旋を設けていた。

が　じょう　るロ　へしかして従来の壷穴式選穀装置の横軸回転筒内に沈積層
均分螺旋は位置不動の軸に設けられていたから、沈積層
の状態に対応できなかった。　るためのよって本発明は、壷穴式選穀装置の横軸回転筒１４内に
沈積層３５を均分しうる穀粒均分螺旋４７を設けたもの
において前記穀粒均分螺旋４７は手動又は自動によりそ
の取付位置を調節できるようにした籾摺装置における壷
穴式選穀装置の籾米均分装置および穀粒均分螺旋４７を
取付けた回転軸３０には籾米排出螺旋２９を設けた籾摺
装置における壷穴弐選穀装置の籾米均分装置の構成とし
て、確実に沈積層を送ることができるようにしたもので
ある。

本発明の一実施例を図により説明すると、ｌは籾摺部で
あり、上部に供給ホッパー２を有し、供給ホッパー２の
下部には繰込調節弁３と繰込ロール４とを設け、その下
部に一対の籾摺ロール５．５を設ける。籾摺ロール５．
５の下部には風選部６を形成する。７は風選部６内の粉
塵籾殻を吸引除去する吸引ブロアー、８は風選部６に選
別風を送る送風機、９は混合米コンベア、ＩＯは未熟米
コンベア、１１は混合米受樋、１２は未熟米受樋である
。籾摺部１の側部には壷穴式異種粒選刷部１３が設けら
れる。

異種粒選別部１３内には横軸回転筒１４が横設される。

該回転筒１４の内周面には無数の壷穴１５を形成する０
回転筒１４内には仕上米受樋１６が設けられる。該受樋
１６は回転筒１４内に長手方向一杯に設けられ、その底
面上には仕上米コンベア１７が横設されている。仕上米
受樋１６の排出側１８の端部には取出口１９が形成され
、取出口１９の下端は下方に設けた仕上米取出樋２０上
に連絡する。２１は仕上米取出樋２０上に設けた仕上米
取出コンベアである仕上米受樋１６の断面構造は第４図
の如くであり、仕上米受樋１６の回転上昇側２２に仕上
米調節弁２３を取付ける。該調節弁２３は下端を軸２４
に固定し、軸２４を手動もしくは自動で回動させること
により前記調節弁２３の角度の調節をする。仕上米受樋
１６の回転上昇側２２の側方には混合米受樋２５を並設
し、該混合米受樋２５上には、前記混合米コンベア９の
端部に結合したスロワ−２６の排出口を臨ませる。２７
は混合米受樋２５上に設けた混合米螺旋、２８は該混合
米螺旋２７の回転軸である。

しかして、混合米受樋２５の下方には籾米排出螺旋２９
を設ける。該螺旋２９はその回転軸３０の一端にギア４
８を固定し、ギア４８に噛合うギア４９を回転軸２８に
固定し、ギア４８とギア４９とをギヤボックス３１で包
囲して記混合米螺旋２７と回転軸３０とを連動させる。

前記回転輪３０の供給側には穀粒均分螺旋４７を取付け
る。該螺旋４７は流８１！！！！３５を素早く籾米排出
螺旋２９の方向に移動させて均分する、ギヤボックス３
１は回転軸３０の支持を兼ねており、回転軸２８を中心
に回動自在に設けられ、ギヤボックス３１の上部には、
コマ３３゛を設け、これに機枠に取付けたモーター３２
の螺軸３３を螺合する。３４は混合米受樋２５の下方に
設けられる層厚センサーで、横軸回転筒１４内に形成さ
れる流状層３５により回動する、層厚センサー３４の回
転軸３６の一端にはアーム３７の基部が固着され、アー
ム３７の上部にはロッド３８とロッド３８′の一端をそ
れぞれ係止する。ロッド３８の他端は回動板３９に係止
し、該回動板３９にはロッド４０の一端を係正し、ロッ
ド４０の他端をアーム４１の回動端に係止する。アーム
４１の基部には前記繰込調節弁３の回転軸４２の一端を
固着し、回転軸４２の他端には、ポテンショメーター４
３を取付け、該ポテンショメーター４３により前記モー
ター３２を制御する。この実施例において、ギヤボック
ス３１の回動をポテンショメーター４３により電気的に
モーター３２を制御して行なうが、アーム３７の上部と
ギヤボックス３１の上部を直接ロッド３Ｂ′により連結
してギヤボックス３１を機械的に制御してもよい、４４
は混合米受樋２５の落下口、４５は仕上米取出樋２０側
方に設けた仕上米スロワ−１４６は横軸回転筒１４の回
転用のロールである。

次に作用を述べる。

籾摺部ｌの供給ホッパー２に籾米を供給すると、籾米は
繰込調節弁３により繰込量が調節されて繰込ロール４に
より籾摺ロール５．５に供給され、籾摺されて風選部６
に落下し、吸引ブロアー７、送風ｊａ８による選別風を
受けて籾殻は排風筒より排出され、未熟米は未熟米受樋
１２に落下し、未熟米コンベア１０により取出される。

混合米は混合米受樋１１に落下し、混合米コンベア９に
より取出され、スロワ−２６で揚穀され、混合米受樋２
５に供給され、混合米螺旋２７で移送されて落下口４４
より、横軸回転筒１４内に供給される。横軸回転筒１４
は第２図で時計回転しているため穀物は流状層３５とな
って回転上昇側２２に片寄る。流状層３５は穀粒均分螺
旋４７により速やかに排出側１８に誘導されて、回転筒
１４の供給側から排出側１８にかけて均一に広がり、下
層の玄米は壷穴１５で引上げられて仕上米受樋１６に取
出され、仕上米フンヘア１７により排出側１８に移送さ
れ、取出口１９より仕上米取出樋２０に落下し、仕上米
取出コンベア２１で横送されて仕上米スロワ−４５で取
出される。

しかして、横軸回転筒１４内には、第４図に示すように
、流状層３５が回転上昇側２２に流積するが１本発明で
はこの流状層３５を適確に、速やかに排出側１８方向に
排出する。

すなわち、流状層３５は回転上昇側２２に流積するとき
、第４図の実線の位置に流状層３５がなった場合は、層
厚センサー３４は実線に位置し、籾米排出螺旋２９と穀
粒均分螺旋４７も実線の位置にあり、流状層３５を速や
かに排出側１８に排出するやしかして、籾米の流状層は流状層３５全体の層厚により
変化するが、例えば流状層３５が第４図の仮線のよンに
なると、層厚センサー３４は流状層３５により押圧され
て、仮線のように上動し、回転軸３６→ア一ム３７→ロツド３８→回動板３９→ロ
ッド４０→回転軸４２と連動して、繰込調節弁３を増加した流積層３５の分だ
け減少するように閉じると同時に、回転軸４２に設けた
ポテンショメーター４３により層厚センサー３４の回動
率を測定して、モーター３２を制御し、螺軸３３を回転
させてギヤボックス３１を回転軸２８の中心に回動させ
、籾米排出螺旋２９を第４図の仮線の位置にし、排出螺
旋２９と籾米とを対峙させて前記と同様に速やかに排出
側１８に送り出す。

■ 従来公知の籾米排出螺旋２９及び穀粒均分螺旋４７はと
もに取付位置が不動であったから流積層３５の状態に応
じた作業は期待できなかった。

しかるに、本発明は、壷穴式選穀装置の横軸回転筒１４
内に流積層３５を均分しうる穀粒均分螺旋４７を設けた
ものにおいて前記穀粒均分螺旋４７は手動又は自動によ
りその取付位置を調節できるようにした籾摺装置におけ
る壷穴式選穀装置の籾米均分装置および穀粒均分螺旋４
７を取付けた回転軸３０には籾米排出螺旋２９を設けた
籾摺装置における壷穴弐選穀装置の籾米均分装置の構成
として、確実に流積層を送ることができるようにしたも
のであるから、籾米排出螺旋２９及び穀粒均分螺旋４７
はともに動くので流積層と常時対応するようになり５選
別能率を向上しうる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の縦断側面図、第２図は全体の縦断正面図
、第３図は要部の斜視図、第４図は作用説明図である。符号の説明ｌ・・・籾摺部、２・・・供給ホッパー、３・・・繰込
調節弁、４・・・繰込ロール、５・・・籾摺ロール、６
・・・風選部、７・・・吸引ブロアー、８・・・送風機
、９・・・混合米コンベア、１０・・・未熟米コンベア
、１１・・・混合米受樋、１２・・・未熟米受樋、１３
・・・異種粒選別部、１４・・・横軸回転筒、１５・・
・壷穴、１６・・・仕上米受樋、１７・・・仕上米コン
ベア、１８・・・排出側、１９・・・取出口、２０・・
・仕上米取出樋、２１・・・仕上米取出コンベア、２２
・・・回転上昇側、２３・・・仕上米調節弁、２４・・
・軸、２５・・・混合米受樋、２６・・・スロワ−１２
７・・・混合米螺旋、２８・・・回転軸　、２９・・・
籾米排出螺旋、３０・・・回転軸、３１・・・ギヤボッ
クス、３２・・・モーター、３３・・・螺軸、３３′・
・・コマ、３４・・・層厚センサー、３５・・・流状暦
、３６・・・回転軸、３７・・・アーム、３８．３８°
・・・ロッド、３９・・・回動板、４０・・・ロッド、
４１・・・アーム、４２・・・回転軸、４３・・・ポテ
ンショメーター、４４・・・落下口、４５・・・仕上米
スロワ−１４６・・・ロール、４７・・・穀粒均分螺旋
、４８．４９・・・ギア。特許出願人井関農機株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）壷穴式選穀装置の横軸回転筒１４内に流積層３５
を均分しうる穀粒均分螺旋４７を設けたものにおいて前
記穀粒均分螺旋４７は手動又は自動によりその取付位置
を調節できるようにした籾摺装置における壷穴式選穀装
置の籾米均分装置。（２、特許請求の範囲第１項のものにおいて、穀粒均分
螺旋４７を取付けた回転軸３０には籾米排出螺旋２９を
設けた籾摺装置における壷穴式選穀装置の籾米均分装置
。