JP2000114787A - 電子部品装着装置およびその方法 - Google Patents

電子部品装着装置およびその方法

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JP2000114787A JP10276976A JP27697698A JP2000114787A JP 2000114787 A JP2000114787 A JP 2000114787A JP 10276976 A JP10276976 A JP 10276976A JP 27697698 A JP27697698 A JP 27697698A JP 2000114787 A JP2000114787 A JP 2000114787A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各電子部品の一連の装着作業にあって、可動す
る装置全体の移動量が最も少なくなるように各部材が制
御されて、装着作動時間を可及的に短縮させてタクトタ
イムの短縮化が図れ、かつ、装着ヘッドや検出手段の構
成を簡略化させることができる電子部品装着装置および
その方法を提供する。 【解決手段】装着ヘッド7がリニアモータ手段からなる
第五駆動手段6bによってそれぞれ独自に上下・左右方
向へ進退自在に移動制御され、それぞれが任意に移動し
て電子部品bを吸着し、吸着された電子部品は、その保
持状態を該電子部品の下方に位置する検出手段20によ
って検出され、あらかじめ決められたプリント基板c上
の所定位置へ装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品の組立や装着
を行なう業界等において用いる電子部品装着装置および
その方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板等への電子部品の装着は、
図18(a)に示すように、XY方向へ任意に移動する
電子部品装着装置80における装着ヘッド81によっ
て、電子部品82の供給部83と装着部84とを往復し
て昇降し、その吸着と離脱とを繰り返すことで所定の装
着が行われる。
【0003】従来の電子部品装着装置80にあって、図
18(b)に示すように、装着ヘッド81は、XY方向
へ移動する可動体85へ複数個(例えば4個や6個)が
所定間隔で固着されている。
【0004】そして、これら複数個の装着ヘッド81,
81,81…に吸着保持された電子部品82,82,8
2…は、この電子部品82の下側を走行するCCDカメ
ラ等のセンサ86によって、この装着ヘッド81におけ
る吸着ノズル87に吸着されたときの保持状態が検出さ
れ、あらかじめ定められたデータ以外の検出情報を得た
ときは、プリント基板88への装着前までに電子部品8
2の姿勢や位置等が補正される。
【0005】しかしながら、前記した複数個を並べ設け
た装着ヘッド81は、そのそれぞれの取付ピッチが一定
(不変)となる固定状態に設けられているため、例え
ば、電子部品82の供給部83にあって、載置されてい
る多数の電子部品82の間隔(ピッチ)が装着ヘッド8
1,81,81…の取付間隔(ピッチ)と一致していな
いと同時吸着ができない。
【0006】そのため、個々の装着ヘッド81に対し
て、複数個の装着ヘッド81,81,81…を支承して
いる可動体85の全体を移動させて、装着ヘッド81の
一個ずつをその供給部83の電子部品82の吸着位置に
対応させなくてはならず、全ての装着ヘッド81に対す
る電子部品82の吸着保持の作業時間に手間取り、電子
部品装着業界が大きな課題としているそのタクト時間の
短縮化に対して大きな障害となっている。
【0007】このことは、装着部84においての電子部
品82の装着においても同様の現象が生ずるものであっ
て、プリント基板88へ装着すべき多数の電子部品82
の装着間隔(ピッチ)が、電子部品82が吸着保持され
ている装着ヘッド81,81,81…の取付間隔(ピッ
チ)と一致していないと同時装着ができない(一般的に
はほとんど一致していない)。
【0008】そのため、個々の装着ヘッド81に対し
て、複数個の装着ヘッド81,81,81…を支承して
いる可動体85の全体を移動させて、装着ヘッド81の
一個ずつをその装着部84のプリント基板88への電子
部品82の載置位置に対応させなくてはならず、全ての
装着ヘッド81による電子部品82の装着作業に手間取
り、タクト時間の短縮化が図れない。
【0009】また、これら電子部品82の同時吸着およ
び同時装着以外にあっても、装着ヘッド81の取付間隔
(ピッチ)が不変式の場合は、個々の装着ヘッド81の
左右方向への移動調整を行うことができないので、前記
した同様の操作により、個々の装着ヘッド81に対し
て、複数個の装着ヘッド81,81,81…を支承して
いる可動体85の全体を移動させて吸着位置および装着
位置を調整しなければならない。
【0010】更に、各装着ヘッド81に吸着保持させた
電子部品82の吸着保持状態の検出を行なうセンサ86
および装着ヘッド81は、その構成が、移動カメラ軸機
構やZ軸サーボモータ,ボールネジ,スプラインシャフ
ト等のようにその部品点数が多くなり、装置全体のコス
トの上昇につながる。等の様々な問題点を有するもので
あった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、複数個の装着ヘッ
ド間のピッチがリニアモータ等の第五駆動手段によって
それぞれ独自に可変制御され、それぞれが任意に広がっ
て電子部品を吸着し、吸着された電子部品は、その保持
状態を該電子部品の下方に位置する検出手段によって検
出され、あらかじめ決められたプリント基板上の所定位
置へ装着されることにより、各電子部品の一連の装着作
業にあって、可動する装置全体の移動量が最も少なくな
るように各部材が制御されて、装着作動時間を可及的に
短縮させてタクトタイムの短縮化が図れ、かつ、装着ヘ
ッドや検出手段の構成を簡略化させることができる電子
部品装着装置およびその方法を提供することを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、機体へ取り付けて第一駆動手段
により前後方向へ任意に移動する進退体と、この進退体
の一側若しくは両側に取り付けて第二駆動手段により左
右方向へ任意に移動する可動体と、該可動体の垂直平面
上を左右方向若しくは左右方向・上下方向へ第五駆動手
段により進退自在に取り付けられ、前記第一駆動手段と
第二駆動手段とにより電子部品の供給部と装着部とを任
意に移動する複数個の装着ヘッドと、この装着ヘッドに
取り付けて第三駆動手段により上下方向へ任意に移動し
かつ回転手段により縦軸方向を中心に回転する電子部品
吸着部材と、前記可動体の垂直平面上若しくは前記進退
体面を左右方向へ第四駆動手段により進退自在に取り付
けられ、前記装着ヘッドの下方を移動する検出手段と、
この検出手段に連係させて該検出手段の検出信号を受け
て、あらかじめ定められたデータに基づいて演算し、前
記各手段を個別に任意に制御する制御手段と、を備えさ
せた電子部品装着装置の構成にある。
【0013】そして、進退体を前後方向へ任意に移動さ
せる第一駆動手段と、進退体の一側若しくは両側に取り
付けられた可動体を左右方向へ任意に移動させる第二駆
動手段と、複数個の装着ヘッドの各々の下部に取り付け
られた電子部品吸着部材を上下方向へ任意に移動させる
第三駆動手段と、複数個の装着ヘッドの下方において、
検出手段を左右方向へ任意に移動させる第四駆動手段
と、可動体に取り付けられた複数個の装着ヘッドを、該
可動体に対して個々に相対的に移動させる第五駆動手段
とからなる電子部品装着装置にあって、これら第一から
第五の駆動手段のうち、少なくとも1個以上の駆動手段
に、固定部材と可動部材とからなるリニアモータ手段を
用いた電子部品装着装置の構成にある。
【0014】また、検出手段は、装着ヘッドに保持され
た電子部品の光像を得る視覚センサと、前記装着ヘッド
に保持された電子部品の検出時に、該電子部品の下方に
位置するように配設された光像入射手段と、この光像入
射手段を介して、装着ヘッドに保持された電子部品およ
び前記視覚センサへ光を送る光源とによって構成される
か、前記装着ヘッドに保持された電子部品の光像を得る
視覚センサと、前記装着ヘッドに保持された電子部品お
よび前記視覚センサへ光を送る光源とによって構成され
るかのいずれかである。
【0015】そして、機体へ取り付けて第一駆動手段に
より前後方向へ任意に移動する進退体と、この進退体の
一側若しくは両側に取り付けて第二駆動手段により左右
方向へ任意に移動する可動体と、該可動体に取り付けら
れ、前記第一駆動手段と第二駆動手段とにより電子部品
の供給部と装着部とを任意に移動する複数個の装着ヘッ
ドと、この装着ヘッドに取り付けて第三駆動手段により
上下方向へ任意に移動しかつ回転手段により縦軸方向を
中心に回転する電子部品吸着部材と、前記各手段を個別
に任意に制御する制御手段とを備えさせた電子部品装着
装置にあって、前記複数個の装着ヘッド間のピッチを任
意に可変制御させる電子部品装着方法にある。
【0016】また、機体へ取り付けて第一駆動手段によ
り前後方向へ任意に移動する進退体と、この進退体の一
側若しくは両側に取り付けて第二駆動手段により左右方
向へ任意に移動する可動体と、該可動体の垂直平面上を
左右方向若しくは左右方向・上下方向へ第五駆動手段に
より進退自在に取り付けられ、前記第一駆動手段と第二
駆動手段とにより電子部品の供給部と装着部とを任意に
移動する複数個の装着ヘッドと、この装着ヘッドに取り
付けて第三駆動手段により上下方向へ任意に移動しかつ
回転手段により縦軸方向を中心に回転する電子部品吸着
部材と、前記可動体若しくは前記進退体面に第四駆動手
段により左右方向へ進退自在に取り付けられ、前記装着
ヘッドの下方を移動する検出手段と、この検出手段に連
係させて該検出手段の検出信号を受けて、あらかじめ定
められたデータに基づいて演算し、前記各手段を個別に
任意に制御する制御手段とを備えさせた電子部品装着装
置にあって、前記供給部において、電子部品を前記装着
ヘッドが受け取った後から、機体の装着部への前記電子
部品の装着前までの該装着ヘッドの移動の間において、
前記可動体に取り付けられた前記装着ヘッドによる電子
部品の保持状態を検出する工程は、前記進退体または前
記可動体に取り付けられた検出手段が、前記装着ヘッド
に対して該装着ヘッドの下方を移動しながら行なう工程
と、前記装着ヘッドが、前記検出手段に対して該検出手
段の上方を移動しながら行なう工程と、前記検出手段と
前記装着ヘッドとが相対的に移動しながら行なう工程
と、のいずれか一つの工程を行ない、この検出信号を制
御手段に送って、あらかじめ定められたデータに基づい
て演算し、この検出された電子部品の情報により前記装
着ヘッドを制御させることを特徴とする電子部品装着方
法にある。
【0017】また、装着ヘッドに保持された電子部品
は、該装着ヘッドの一連の進退移動、若しくは検出手段
の一連の進退移動により連続した検出が行なわれる。
【0018】更に、機体へ取り付けて第一駆動手段によ
り前後方向へ任意に移動する進退体と、この進退体の一
側若しくは両側に取り付けて第二駆動手段により左右方
向へ任意に移動する可動体と、該可動体の垂直平面上を
左右方向若しくは左右方向・上下方向へ第五駆動手段に
より進退自在に取り付けられ、前記第一駆動手段と第二
駆動手段とにより電子部品の供給部と装着部とを任意に
移動する複数個の装着ヘッドと、この装着ヘッドに取り
付けて第三駆動手段により上下方向へ任意に移動しかつ
回転手段により縦軸方向を中心に回転する電子部品吸着
部材と、前記可動体若しくは前記進退体面に第四駆動手
段により左右方向へ進退自在に取り付けられ、前記装着
ヘッドの下方を移動する検出手段と、この検出手段に連
係させて該検出手段の検出信号を受けて、あらかじめ定
められたデータに基づいて演算し、前記各手段を個別に
任意に制御する制御手段とを備えさせた電子部品装着装
置にあって、前記供給部の基板に対する電子部品の装着
位置に基づいて、前記複数個の装着ヘッドの内、前記各
電子部品の一連の装着作業を行なう装着ヘッドを決定
し、前記進退体および可動体の移動量が最も少なくなる
ように、各装着ヘッドの各作業の順序と、前記供給部に
おける電子部品の吸着位置を決定する電子部品装着方法
にある。
【0019】また、各装着ヘッドは、装着動作を除き、
全て、移動開始時および移動完了時を同一とする。
【0020】
【実施例】次に、本発明に関する電子部品装着装置およ
びその方法の実施の一例を図面に基づいて説明する。
【0021】図1〜図4においてAは、チップ部品やI
C部品等の電子部品bを、その供給部mより受け取って
装着部nへ移送し、プリント基板c上の所定の個所へ装
着する電子部品装着装置である。
【0022】なお、前記した電子部品装着装置Aには、
機体1においてその一側若しくは両側にパーツフィーダ
等により順次搬送されて待機する電子部品bの供給部m
が、また、機体1内において移送部材(図示せず)によ
りプリント基板cが搬入出される電子部品bの装着部n
が設けられている。
【0023】そして、その構成は、図1および図2,図
4に示すように、機体1へ取り付けて、第一駆動手段2
により前後方向(Y軸方向)へ任意に移動する進退体3
と、この進退体3に取り付けて第二駆動手段4により左
右方向(X軸方向)へ任意に移動する可動体5とが設け
られている。
【0024】この可動体5には、複数個(単個でも構わ
ない)の装着ヘッド7が、後記する第五駆動手段6bに
より上下方向(昇降方向)若しくは上下・左右方向(昇
降方向およびX軸方向)へ進退自在に係合させてある。
【0025】なお、この複数個の装着ヘッド7の下端部
には、電子部品bの上面を吸着する吸着パット式や、そ
の外周を把持するチャック式等の電子部品吸着部材であ
る吸着ノズル9が取り付けられているもので、本実施例
においては吸着パット式について示すものであり、この
吸着ノズル9は回転手段8aにより縦軸方向(Z軸方
向)を中心として回転自在としてあり、該吸着ノズル9
が第三駆動手段8bにより装着ヘッド7に対して昇降自
在となっている。
【0026】また、これら第一駆動手段2および第二駆
動手段4,第三駆動手段8b,回転手段8aは、例え
ば、慣用のモータと螺軸等からなる手段が用いられるも
ので、モータは数値制御可能なサーボモータ等を用いて
高精度で作動される。
【0027】更に、この第一駆動手段2にあっては、図
5に示すように、機体1側に設けた固定部材11と、進
退体3側に設けた可動部材12とからなる慣用のリニア
モータ手段を用いることができる。
【0028】また、前記した第二駆動手段4は、図6に
示すように、進退体3側に設けた固定部材11と、可動
体5側に設けた可動部材12とからなる慣用のリニアモ
ータ手段を用いることができる。
【0029】更にまた、前記した第三駆動手段8bは、
図4に示すように、螺軸とモータによる昇降構成はもち
ろんのこと、図6に示すように、装着ヘッド7側に設け
た固定部材11と、吸着ノズル9側に設けた可動部材1
2とからなる慣用のリニアモータ手段を用いることがで
きる。
【0030】そして、これら各リニアモータ手段におけ
る固定部材11は、図2に示すように、平坦化された平
板状の磁性材料からなるもので、この表面に、所定幅の
溝13を所定ピッチで縦横マトリックス状の二次元配列
で形成することで、これらの溝13に囲まれる突起部と
して多数の歯14が形成される。
【0031】また、これら溝13内には、例えば、合成
樹脂等の非磁性材が充填され、固定部材11の表面全域
が平坦な平滑面として加工される。
【0032】一方、前記した可動部材12は、例えば、
複数対の電磁石15を内蔵し、各電磁石15の磁極16
を固定部材11の歯14に対峙させてある。
【0033】これら各磁極16は、固定部材11の歯1
4に対応したピッチの歯17を有していて、各電磁石1
5は、その歯17が固定部材11の歯14に対して所定
のずれを持つように配置される。
【0034】そして、対をなす電磁石15は、例えば、
sin電流とcos電流とにより所定の位相差をもって
通電制御されて励磁され、歯14,17を介して固定部
材11との間に磁気ループを形成しながら、固定部材1
1の表面において上下方向および左右方向への推力を発
生させる。
【0035】この推力によって可動部材12が、すなわ
ち、装着ヘッド7が固定部材11の表面上で前記した各
方向へそれぞれ移動駆動される。
【0036】なお、可動部材12の移動量は、電磁石1
5の通電電流をパルス的に与え、そのパルス数を制御手
段18等を介してカウントすることで所定に制御するこ
とができる。
【0037】更に、前記した装着ヘッド7,7,7…
は、図2および図3に示すように、可動体5の垂直平面
上を上下方向若しくは上下・左右方向へ第五駆動手段6
bにより進退自在に取り付けられている。
【0038】この第五駆動手段6bは、可動体5側に設
けた固定部材11と、装着ヘッド7側に設けた可動部材
12とからなるリニアモータ手段が用いられる。
【0039】このリニアモータ手段は、その一つの手段
として、前記した第一,第二および第三駆動手段2,
4,8bに採用した構成と同様のものが用いられる。
【0040】なお、この第五駆動手段6bを用いた装着
ヘッド7の移動にあって、図6(a)および図17に示
すように、左右方向のみの移動の場合や、図6(b)に
示すように、上下方向のみの移動の場合があるもので、
リニアモータ手段以外にも、他の手段として、図示して
ないが慣用の螺軸とモータとからなる手段が用いられ
る。
【0041】更に、図6(c)に示すように、この第五
駆動手段6bの構成を、左右方向のみの移動の第五駆動
手段6b1と、上下方向のみの移動の第五駆動手段6b
2とを適宜組み合わせて構成することもできる。
【0042】また、該吸着ノズル9に吸着保持された電
子部品bは、その吸着状態を検出手段20より認識され
る。
【0043】この検出手段20は、取付体24を介して
可動体5若しくは進退体3に取り付けられていて、装着
ヘッド7に保持された電子部品bの保持状態を検出する
ものであり、CCD等のカメラセンサーやレーザ発信器
等の慣用な手段が用いられるものであるが、本実施例に
あっては、図7〜図10等において示されるように、視
覚センサ21と、光像入射手段22と、光源23とによ
り構成される。
【0044】このうち、視覚センサ21は、略水平の取
付体24の一側に取り付けられ、装着ヘッド7に保持さ
れた電子部品bに対して側方に配設されるもので、慣用
のCCDカメラを用いるものであって、電子部分bの画
像を認識して取り込み、この検出信号を後記する制御手
段18へ送信する。
【0045】なお、前記した画像認識にあっては、吸着
保持された電子部品bの全体のサイズや全体の前後左右
方向の位置,リードピッチ,リード曲がり,リード本数
等の各チェックを行なうもので、位置補正の結果、後記
する制御手段18により電子部品bが定められた正しい
位置に合致するようにする。
【0046】前記光像入射手段22は、視覚センサ21
に対応して取付体24の他側において装着ヘッド7の電
子部品bの真下において、該取付体24の移動軌跡上に
取り付けられているもので、その光射面が45°をなす
プリズムやミラーを用いるものであって、該光射面は、
視覚センサ21と装着ヘッド7の電子部品b面へそれぞ
れ対応している。
【0047】前記した光源23は、光像入射手段22を
介して装着ヘッド7の電子部品bおよび視覚センサ21
へ照明光を送り、視覚センサ21による計測の安定化を
図るもので、該視覚センサ21と同一光軸を有する同軸
落射式等を用いてこの視覚センサ21の前側に配設され
る。
【0048】なお、この検出手段20において、該光源
23の発光位置と発光時間とを規制する位置検出部材2
5が設けられているものであって、光電管や近接スイッ
チ等が用いられるもので、可動体5あるいは進退体3
へ、各装着ヘッド7に対応させて、光源23の射光開始
と射光停止との検出子26,27を取り付け、これら検
出子26,27に対応する検出体28を取付体24に設
けてある。
【0049】そして、この検出手段20は、機体1の適
所に固定的に設けてもよいが、装着ヘッド7と共に連動
移動するように構成すれば、吸着保持された電子部品b
の移動の間に該電子部品bの吸着状態が検出される。
【0050】その検出手段20の取付構成は、例えば、
図3および図4に示すように、該検出手段20を支持さ
せた取付体24を、可動体5に対して、数値制御可能な
サーボモータ等により移動制御される第四駆動手段6a
によって、該装着ヘッド7の下方を左右方向へ進退運動
するように取り付けられる。
【0051】なお、この検出手段20の取り付けにあっ
ては、図7に示すように、進退体3へ取付部材31を介
して設けてもよく、この場合、第二駆動手段4により可
動体5が、すなわち、装着ヘッド7が横移動することで
検出手段20により電子部品bの吸着保持状態が検出で
きる。
【0052】更に、図8に示すように、検出手段20
を、進退体3へ第四駆動手段6aを介して取付部材31
および取付体24により設けてもよいもので、検出手段
20の移動は第四駆動手段6aにより行われるものであ
り、その検出工程は、検出手段20の往路または復路を
一検出工程としたり、検出手段20が往復することで一
検出工程とするものである。
【0053】また、この検出手段20は、図9および図
10に示すように、可動体5の垂直面へ、あるいは、図
11に示すように、進退体3の所定面へ第四駆動手段6
aにより左右方向へ進退自在に取り付けることもでき
る。
【0054】そして、この第四駆動手段6aは、前記し
た第一,第二,第三および第五駆動手段2,4,8bお
よび6bと同様のリニアモータ手段の構成からなるもの
が用いられるもので、可動体5側に設けた固定部材11
と、検出手段20側に設けた可動部材12とよりなり、
該リニアモータ手段の詳細な構成は、前記した第一,第
二,第三および第五駆動手段2,4,8bおよび6bの
説明を援用する。
【0055】更に、使用する検出手段20は、図9およ
び図10に示すように、電子部品bの下面を、直接、光
源23を備えたCCD等の視覚センサ21に対応させる
構成とする。
【0056】前記した制御手段18は、検出手段20に
連係させてこの検出信号を受けて、あらかじめ定められ
たデータに基づいて演算し、前記各手段2,4,6a,
6b,あるいは8a,8b,吸着ノズル9の吸着手段
(図示せず)を個別に任意に制御するもので、慣用のコ
ンピュータが用いられる。
【0057】この検出手段20からの画像情報等の信号
は、コンピュータからなる制御手段18に送られ所定の
演算等がなされて、プリント基板cへの電子部品bの装
着に際して、該電子部品bが定められた正しい位置に装
着されるように制御手段18が前記した各手段2,4,
6a,6b,8aおよび8bを制御する。
【0058】したがって、本発明に係る電子部品装着装
置Aおよび方法の一実施例の作用は以下の通りである。
【0059】基板c上には、電子部品bがそれぞれ所定
適所に装着されるもので、この作業にあっては、これら
設定値や動作順序等のデータがあらかじめ、制御手段1
8に記憶されている。
【0060】そして、その電子部品bの装着は、制御手
段18による各制御によって、第一駆動手段2,第二駆
動手段4,第四駆動手段6a,第五駆動手段6b,回転
手段8aおよび第三駆動手段8bを操作して、電子部品
bの供給部mへ装着ヘッド7を移動させて該電子部品b
を受け取る。
【0061】このとき、装着ヘッド7のリニアモータ手
段からなる第五駆動手段6bは、図12(a)および図
13(a)に示す状態から、図12(b)および図13
(b)に示すように、前記したプログラムに沿って個々
の装着ヘッド7が独立して移動されるように作動するも
ので、可動体5の垂直面に設けられた固定部材11面を
個々の装着ヘッド7に設けられた可動部材12が上下方
向および左右方向へ移動する。
【0062】なお、図12に示す検出手段20のタイプ
は、可動体5(進退体3でも可)に設けた螺軸とモータ
とからなる第四駆動手段6aにより検出手段20の左右
方向への往復動作を行なうものであり、図13に示す検
出手段20のタイプは、可動体5に設けたリニアモータ
手段からなる第四駆動手段6aにより検出手段20の左
右方向への往復動作を行なうものである。
【0063】すると、この個々の装着ヘッド7は、供給
部mにおいて吸着準備がされた電子部品bの待機位置
(所定ピッチ)に合わせる調整が行なわれて、該電子部
品bの同時吸着あるいは連続した吸着が行なわれるもの
である。
【0064】この調整動作は、可動体5に取り付けられ
た装着ヘッド7が供給部mへ移動する間に全て完了す
る。
【0065】電子部品bを吸着保持した各装着ヘッド7
は、再び、リニアモータ手段からなる第五駆動手段6b
の作動により、図12(c)および図13(c)に示す
ように、上下方向および左右方向へ移動して各装着ヘッ
ド7の間隔(ピッチ)が最小に縮まった調整がなされ
る。
【0066】この状態で、可動体5に付設した検出手段
20が、各装着ヘッド7における最外側の位置から、図
12(c)および図13(c)に示すように、各装着ヘ
ッド7に吸着保持された電子部品bを撮像し、その吸着
保持状態を検出するもので、間隔が縮まった各装着ヘッ
ド7の保持する電子部品bの検出は、検出手段20の移
動量が短縮されるため、短時間で行なわれる。
【0067】検出された電子部品bの画像情報は、制御
手段18に送信されて所定の画像処理がなされて、あら
かじめ定められたデータと比較演算して、その値が該デ
ータと異なるときは、制御手段18において正規の値と
なるような補正がなされるもので、第一駆動手段2や第
二駆動手段4,回転手段8aに対して所定の移動信号が
与えられるものである。
【0068】特に、本実施例においては、リニアモータ
手段からなる第五駆動手段6bに、プリント基板cへの
装着情報に基づいたデータ(座標値)や、前記した補正
された値が送信され、図12(d)および図13(d)
に示すように、電子部品bの装着位置に合わせる調整が
行なわれて、装着部nにおいて、該電子部品bの同時装
着あるいは連続した装着が行なわれるものである。
【0069】この検出手段20によって得られた情報に
基づいた前記した補正は、装着ヘッド7の装着部nにお
けるプリント基板cへの移動の間に全て完了する。
【0070】これにより、電子部品bの供給部mにおけ
る該電子部品bの吸着保持と、装着部nにおける該電子
部品bの装着とに要する時間が、従来装置と比べて大幅
に短縮され、これに相応してそのタクトタイムの大きな
短縮化が図れる。
【0071】特に、第一駆動手段2と第二駆動手段4と
による装着ヘッド7の移動に際して、各装着ヘッド7の
第五駆動手段6bにより、該各装着ヘッド7の各電子部
品bは個々に単独に移動して、そのX軸方向(左右方
向)に対する座標値の補正は既に行なわれているため、
Y軸方向(前後方向)のみに対して座標値の補正を行な
えばよいので、一層、電子部品bのタクトタイムの短縮
が望める。
【0072】なお、装着ヘッド7は、図14に示すよう
に、進退体3または可動体5に対して両側に配設するこ
ともあるもので、各装着ヘッド7は可動体5へ第五駆動
手段6bにより左右方向若しくは左右・上下方向へ進退
自在となるように取り付けられている。
【0073】また、これに伴って、検出手段20も、第
四駆動手段6aにより可動体5において左右方向へ移動
自在となるように配されるものであり、この取り付け
は、例えば、図11に示すように、進退体3に対して行
なってもよい。
【0074】なお、複数個の装着ヘッド7を、可動体5
に対してその取付ピッチが可変制御される前記した実施
例にあって、第五駆動手段6bはリニアモータ手段以外
の構成も採用し得るもので、例えば、図15(a)に示
すように、可動体5の左右ガイド40へ進退自在に係合
させた複数個の装着ヘッド7は、それぞれ個々に連係さ
せた螺軸41とモータ42とからなるものや、図15
(b)に示すように、それぞれ個々に連係させたベルト
43とモータ44とからなるもの等の第五駆動手段6b
を用いることができる。
【0075】図16は、本実施例にあって進退体3を複
数に、例えば、2個に設けた例を示すもので、2個の進
退体3へそれぞれ可動体5,5が個々の第二駆動手段
4,4により左右方向に移動される。
【0076】また、可動体5へ第五駆動手段6bにより
移動自在に取り付けられた装着ヘッド7は、図16
(a)に示す場合は、進退体3に対してそれぞれ相対的
に外側へ向いており、図16(b)に示す場合は、進退
体3に対してそれぞれ相対的に内側へ向いている。
【0077】装着ヘッド7の内側へ向いた構成のもの
は、図16(c)に示すように、該装着ヘッド7を全て
一直線状に並設することができて、図1に示すような、
機体1の両側に電子部品bの供給部mが配された場合、
この進退体3,3に取り付けられた可動体5,5の装着
ヘッド7,7は、そのそれぞれの装着ヘッド7,7が一
側の供給部mと他側の供給部mとを自由に行き来するこ
とができて、吸着ノズル9による電子部品bの吸着が効
率よく行なえる。
【0078】
【発明の効果】前述したように本発明の電子部品装着装
置およびその方法は、複数個の装着ヘッド間のピッチを
第五駆動手段により可変とすることができ、これによ
り、複数個の装着ヘッドにおける電子部品の同時吸着と
同時装着の両工程若しくはどちらか一方の工程を行なう
ことができるため、従来装置と比べて、電子部品の装着
に際して、その全体に要するそれぞれの時間を短縮する
ことができ、電子部品装着処理の大幅な効率向上が図れ
る。
【0079】第一,第二,第三,第四および第五駆動手
段の各駆動手段のうち、少なくとも1つ以上の駆動手段
にリニアモータ手段を用いることによって、その駆動手
段の構成が簡略化され、装置全体の製作コストを削減す
ることができる。等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する電子部品装着方法を採用した電
子部品装着装置の一実施例の概略を示す平面図である。
【図2】図1における装着ヘッドの第五駆動手段の概要
部を示す拡大側面図である。
【図3】図1における装置の装着ヘッドの要部を示す斜
視図である。
【図4】図3における装置の側面図である。
【図5】図1における装置の第一駆動手段の他の例を示
す説明図である。
【図6】図1における装置の第二駆動手段の他の例を示
す説明図である。
【図7】図1における装置の検出手段の他の取り付け例
を示す側面図である。
【図8】図1における装置の検出手段の取り付け変形例
を示す側面図である。
【図9】図1における装置の検出手段の他の取り付け例
を示す斜視図である。
【図10】図9における装置の側面図である。
【図11】図1における装置の検出手段の他の取り付け
例を示す側面図である。
【図12】図1における装置の電子部品の装着動作を示
す説明図である。
【図13】図1における装置の他の例の検出手段による
電子部品の装着動作を示す説明図である。
【図14】図1における装置の装着ヘッドの他の配設例
を示す側面図である。
【図15】図1における装置の第五駆動手段の他の例を
それぞれ示す説明図である。
【図16】図1における装置の装着ヘッドの更に他の配
設例を示す説明図である。
【図17】図6(a)における装置の第五駆動手段を示
す斜視図である。
【図18】従来の電子部品装着装置を示すもので、
(a)はその概略の平面図を、(b)は要部の斜視図を
それぞれ示す。
【符号の説明】
A 電子部品装着装置 b 電子部品 1 機体 2 第一駆動手段 3 進退体 4 第二駆動手段 5 可動体 6a 第四駆動手段 6b 第五駆動手段 7 装着ヘッド 8a 回転手段 8b 第三駆動手段 9 電子部品吸着部材(吸着ノズル) 11 固定部材 12 可動部材 18 制御手段 20 検出手段 21 視覚センサ 22 光像入射手段 23 光源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体へ取り付けて第一駆動手段により前
    後方向へ任意に移動する進退体と、この進退体の一側若
    しくは両側に取り付けて第二駆動手段により左右方向へ
    任意に移動する可動体と、該可動体の垂直平面上を左右
    方向若しくは左右方向・上下方向へ第五駆動手段により
    進退自在に取り付けられ、前記第一駆動手段と第二駆動
    手段とにより電子部品の供給部と装着部とを任意に移動
    する複数個の装着ヘッドと、この装着ヘッドに取り付け
    て第三駆動手段により上下方向へ任意に移動しかつ回転
    手段により縦軸方向を中心に回転する電子部品吸着部材
    と、前記可動体の垂直平面上若しくは前記進退体面を左
    右方向へ第四駆動手段により進退自在に取り付けられ、
    前記装着ヘッドの下方を移動する検出手段と、この検出
    手段に連係させて該検出手段の検出信号を受けて、あら
    かじめ定められたデータに基づいて演算し、前記各手段
    を個別に任意に制御する制御手段とを備えさせたことを
    特徴とする電子部品装着装置。
  2. 【請求項2】 進退体を前後方向へ任意に移動させる第
    一駆動手段と、進退体の一側若しくは両側に取り付けら
    れた可動体を左右方向へ任意に移動させる第二駆動手段
    と、複数個の装着ヘッドの各々の下部に取り付けられた
    電子部品吸着部材を上下方向へ任意に移動させる第三駆
    動手段と、複数個の装着ヘッドの下方において、検出手
    段を左右方向へ任意に移動させる第四駆動手段と、可動
    体に取り付けられた複数個の装着ヘッドを、該可動体に
    対して個々に相対的に移動させる第五駆動手段とからな
    る電子部品装着装置にあって、 これら第一から第五の駆動手段のうち、少なくとも1個
    以上の駆動手段に、固定部材と可動部材とからなるリニ
    アモータ手段を用いたことを特徴とする電子部品装着装
    置。
  3. 【請求項3】 検出手段は、装着ヘッドに保持された電
    子部品の光像を得る視覚センサと、前記装着ヘッドに保
    持された電子部品の検出時に、該電子部品の下方に位置
    するように配設された光像入射手段と、この光像入射手
    段を介して、装着ヘッドに保持された電子部品および前
    記視覚センサへ光を送る光源とによって構成されるか、 前記装着ヘッドに保持された電子部品の光像を得る視覚
    センサと、前記装着ヘッドに保持された電子部品および
    前記視覚センサへ光を送る光源とによって構成されるか
    のいずれかであることを特徴とする請求項1または2記
    載の電子部品装着装置。
  4. 【請求項4】 機体へ取り付けて第一駆動手段により前
    後方向へ任意に移動する進退体と、この進退体の一側若
    しくは両側に取り付けて第二駆動手段により左右方向へ
    任意に移動する可動体と、該可動体に取り付けられ、前
    記第一駆動手段と第二駆動手段とにより電子部品の供給
    部と装着部とを任意に移動する複数個の装着ヘッドと、
    この装着ヘッドに取り付けて第三駆動手段により上下方
    向へ任意に移動しかつ回転手段により縦軸方向を中心に
    回転する電子部品吸着部材と、前記各手段を個別に任意
    に制御する制御手段とを備えさせた電子部品装着装置に
    あって、 前記複数個の装着ヘッド間のピッチを任意に可変制御さ
    せることを特徴とする電子部品装着方法。
  5. 【請求項5】 機体へ取り付けて第一駆動手段により前
    後方向へ任意に移動する進退体と、この進退体の一側若
    しくは両側に取り付けて第二駆動手段により左右方向へ
    任意に移動する可動体と、該可動体の垂直平面上を左右
    方向若しくは左右方向・上下方向へ第五駆動手段により
    進退自在に取り付けられ、前記第一駆動手段と第二駆動
    手段とにより電子部品の供給部と装着部とを任意に移動
    する複数個の装着ヘッドと、この装着ヘッドに取り付け
    て第三駆動手段により上下方向へ任意に移動しかつ回転
    手段により縦軸方向を中心に回転する電子部品吸着部材
    と、前記可動体若しくは前記進退体面に第四駆動手段に
    より左右方向へ進退自在に取り付けられ、前記装着ヘッ
    ドの下方を移動する検出手段と、この検出手段に連係さ
    せて該検出手段の検出信号を受けて、あらかじめ定めら
    れたデータに基づいて演算し、前記各手段を個別に任意
    に制御する制御手段とを備えさせた電子部品装着装置に
    あって、 前記供給部において、電子部品を前記装着ヘッドが受け
    取った後から、機体の装着部への前記電子部品の装着前
    までの該装着ヘッドの移動の間において、前記可動体に
    取り付けられた前記装着ヘッドによる電子部品の保持状
    態を検出する工程は、 前記進退体または前記可動体に取り付けられた検出手段
    が、前記装着ヘッドに対して該装着ヘッドの下方を移動
    しながら行なう工程と、 前記装着ヘッドが、前記検出手段に対して該検出手段の
    上方を移動しながら行なう工程と、 前記検出手段と前記装着ヘッドとが相対的に移動しなが
    ら行なう工程と、 のいずれか一つの工程を行ない、 この検出信号を制御手段に送って、あらかじめ定められ
    たデータに基づいて演算し、この検出された電子部品の
    情報により前記装着ヘッドを制御させることを特徴とす
    る電子部品装着方法。
  6. 【請求項6】 装着ヘッドに保持された電子部品は、該
    装着ヘッドの一連の進退移動、若しくは検出手段の一連
    の進退移動により連続した検出が行なわれることを特徴
    とする請求項5記載の電子部品装着方法。
  7. 【請求項7】 機体へ取り付けて第一駆動手段により前
    後方向へ任意に移動する進退体と、この進退体の一側若
    しくは両側に取り付けて第二駆動手段により左右方向へ
    任意に移動する可動体と、該可動体の垂直平面上を左右
    方向若しくは左右方向・上下方向へ第五駆動手段により
    進退自在に取り付けられ、前記第一駆動手段と第二駆動
    手段とにより電子部品の供給部と装着部とを任意に移動
    する複数個の装着ヘッドと、この装着ヘッドに取り付け
    て第三駆動手段により上下方向へ任意に移動しかつ回転
    手段により縦軸方向を中心に回転する電子部品吸着部材
    と、前記可動体若しくは前記進退体面に第四駆動手段に
    より左右方向へ進退自在に取り付けられ、前記装着ヘッ
    ドの下方を移動する検出手段と、この検出手段に連係さ
    せて該検出手段の検出信号を受けて、あらかじめ定めら
    れたデータに基づいて演算し、前記各手段を個別に任意
    に制御する制御手段とを備えさせた電子部品装着装置に
    あって、 前記供給部の基板に対する電子部品の装着位置に基づい
    て、前記複数個の装着ヘッドの内、前記各電子部品の一
    連の装着作業を行なう装着ヘッドを決定し、前記進退体
    および可動体の移動量が最も少なくなるように、各装着
    ヘッドの各作業の順序と、前記供給部における電子部品
    の吸着位置を決定することを特徴とする電子部品装着方
    法。
  8. 【請求項8】 各装着ヘッドは、装着動作を除き、全
    て、移動開始時および移動完了時を同一としたことを特
    徴とする請求項7記載の電子部品装着方法。
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