JP2000114086A - コイル巻線装置 - Google Patents

コイル巻線装置

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JP2000114086A
JP2000114086A JP10281182A JP28118298A JP2000114086A JP 2000114086 A JP2000114086 A JP 2000114086A JP 10281182 A JP10281182 A JP 10281182A JP 28118298 A JP28118298 A JP 28118298A JP 2000114086 A JP2000114086 A JP 2000114086A
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JP
Japan
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wire
roller
peeling
winding
coil winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP10281182A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Takahashi
倫明 高橋
Shinya Yoshida
真也 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Media Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線材送り工程、テンション送り工程、剥離部
分の導通チェック工程を短縮し、生産性向上を図ること
が出来るコイル巻線装置を提供する。 【解決手段】 ボビン11から巻線される線材12は、
剥離装置13により被覆材が剥離され、駆動ローラ14
と従動ローラ15によりノズル21を介して巻軸22に
搬送され巻線される。制御装置20の指令により、サー
ボモータ16が制御され、駆動ローラ14で定寸送りと
テンション制御が実行される。また、測定装置19は、
通電ブラシ18を介して両ローラ14,15間に電流を
流し、剥離チェックを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材を巻軸に巻線
して空芯コイルを形成するコイル巻線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ノズルを通して供給される線材にテンシ
ョンを与えながら、所定の回転数で回転する巻軸に緊密
に巻き付け、空芯コイルを形成するコイル巻線装置が種
々提案されている。
【0003】このようなコイル巻線装置においては、巻
線時における線材のテンション制御及び送り量制御が重
要な課題になっている。つまり、テンション制御及び送
り量制御が正確に行われないと、コイル巻線の成形精度
が低下してしまうことになる。
【0004】従来のコイル巻線装置は、機械的テンショ
ン機構、チャック式線材送り機構により、巻線時のテン
ション制御及び線材送り制御を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の巻線方式では、例えばチップマウンタ等と同等タク
トでのコイルの巻線搭載動作、及び1台の巻線機で複数
の巻数のコイルを巻線する場合の剥離部の導通チェック
作業は困難であった。
【0006】そこで本発明は、線材送り工程、テンショ
ン送り工程、剥離部分の導通チェック工程を短縮し、生
産性向上を図ることが出来るコイル巻線装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の手段は、線材を巻軸に巻線して空芯コイルを
形成するコイル巻線装置において、前記巻軸の上流側
に、巻軸に線材を搬送する導電性でかつ回転数制御が可
能なローラ対と、そのローラ対の上流側に配置されて線
材の絶縁被覆材を剥離する剥離手段と、前記ローラ対を
利用する剥離導通チェック手段とを備えたことを特徴と
する。
【0008】また上記目的を達成するために、第2の手
段は、第1の手段において、前記ローラ対は、制御装置
によりトルク可変制御されるサーボモータにより駆動さ
れる駆動ローラと、その駆動ローラに圧接される従動ロ
ーラであり、前記剥離導通チェック手段は、前記駆動ロ
ーラと従動ローラ間の通電量を検出する機能を有してい
ることを特徴とする。
【0009】また上記目的を達成するために、第3の手
段は、第2の手段において、前記剥離導通チェック手段
は、線材送り動作中の駆動ローラと従動ローラ間に通電
ブラシを介して電流を流し、その電流量から絶縁被覆材
の剥離度合いを測定する機能を有していることを特徴と
する。
【0010】上述したように本発明では、線材送り量制
御機能、線材のテンション制御機能、さらには剥離部導
通チェックの際の接触端子の機能を前記駆動ローラと従
動ローラに持たせ、両ローラ間に線材を通すことにより
動作工程の削減を図ったものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は空芯コイルの外観図で、
(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図
である。
【0012】空芯コイル1は、その左側面(巻き始め
側)及び右側面(巻き終わり側)にそれぞれハッチング
で示す剥離部分1a,1bを有している。
【0013】図2は、本発明の実施の形態に係るコイル
巻線装置の構成図である。このコイル巻線装置は、ボビ
ン11に巻回され、ボビン11から繰り出された線材1
2を剥離する剥離装置13、剥離装置13を通過した線
材12をそのニップ部に挟持して下流側に搬送する駆動
ローラ14及び従動ローラ15、駆動ローラ14を駆動
するサーボモータ16、従動ローラ15を駆動ローラ1
4に押し付けるためのばね部材17を備える。
【0014】また、導電性の駆動ローラ14及び従動ロ
ーラ15の外周面に当接させた導電ブラシ18、剥離さ
れた線材12の導通チェックを行う測定装置19、サー
ボモータ16を制御する制御装置20、駆動ローラ14
及び従動ローラ15の下流側にあって線材12を通すノ
ズル21、ノズル21を通過した線材12を巻線する巻
軸22を備える。駆動ローラ14は、線材12の径に合
わせた溝を有している。
【0015】次にこのコイル巻線装置の巻線動作を説明
する。ボビン11から供給された線材12は、線径に合
わせた溝を有する駆動ローラ14と、線材12が駆動ロ
ーラ14により定寸送りされるように駆動ローラ14に
密着する従動ローラ15とにより送り出され、ノズル2
1を通り、巻軸22に巻線される。
【0016】駆動ローラ14により線材12の定寸送り
がなされ、かつ巻軸22への巻線時に、巻軸22の回転
数及び駆動ローラ14の回転数の関係から、巻線12に
適切なテンションが掛かるように、制御装置20はサー
ボモータ16の回転数制御を行い、これにより駆動ロー
ラ14の回転数制御がなされる。定寸送り時に、駆動ロ
ーラ14と従動ローラ15のニップ部で線材12が滑ら
ないように、ばね部材17により常に適切な押圧力で従
動ローラ15を駆動ローラ14に押し付けている。
【0017】測定装置19は、通電ブラシ18を介して
駆動ローラ14及び従動ローラ15間に通電し、剥離装
置13で表面の絶縁被覆材が剥離された線材12の導通
チェック、つまり剥離が正確に行われているかどうかを
チェックする。
【0018】このように本実施形態では、駆動ローラ1
4及びそれに圧接される従動ローラ15と、駆動ローラ
14を駆動するサーボモータ16と、サーボモータ16
を制御する制御装置20とで、線材12の送り出し量を
制御する線材送り量制御手段と線材12のテンションを
制御する線材テンション制御手段を構成する。
【0019】また、駆動ローラ14及び従動ローラ15
に当接される通電ブラシ18と、通電ブラシ18を介し
て駆動ローラ14と従動ローラ15間に通電し、その電
流を測定する測定装置19とで、剥離部検知手段を構成
する。
【0020】この剥離チェック方式、線材送り方式によ
り、動作工程が減り、タクト短縮ができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、線
材送り量制御機能、線材のテンション制御機能、さらに
は剥離部導通チェックの際の接触端子の機能を駆動ロー
ラと従動ローラに持たせ、両ローラ間に線材を通すよう
にしたので、線材送り、テンション制御、剥離部分の導
通チェックの各工程を短縮し、生産性向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空芯コイルの外観図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るコイル巻線装置の構
成図である。
【符号の説明】
1 空芯コイル 1a,1b 剥離部分 11 ボビン 12 線材 13 剥離装置 14 駆動ローラ 15 従動ローラ 16 サーボモータ 17 ばね部材 18 通電ブラシ 19 測定装置 20 制御装置 21 ノズル 22 巻軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材を巻軸に巻線して空芯コイルを形成
    するコイル巻線装置において、 前記巻軸の上流側に、巻軸に線材を搬送する導電性でか
    つ回転数制御が可能なローラ対と、そのローラ対の上流
    側に配置されて線材の絶縁被覆材を剥離する剥離手段
    と、前記ローラ対を利用する剥離導通チェック手段とを
    備えたことを特徴とするコイル巻線装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記ローラ対
    は、制御装置によりトルク可変制御されるサーボモータ
    により駆動される駆動ローラと、その駆動ローラに圧接
    される従動ローラであり、前記剥離導通チェック手段
    は、前記駆動ローラと従動ローラ間の通電量を検出する
    機能を有していることを特徴とするコイル巻線装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、前記剥離導通チ
    ェック手段は、線材送り動作中の駆動ローラと従動ロー
    ラ間に通電ブラシを介して電流を流し、その電流量から
    絶縁被覆材の剥離度合いを測定する機能を有しているこ
    とを特徴とするコイル巻線装置。
JP10281182A 1998-10-02 1998-10-02 コイル巻線装置 Pending JP2000114086A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043158A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Nittoku Eng Co Ltd 空芯コイルおよび空芯コイルの巻線方法および巻線装置
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JP2008042147A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Hioki Ee Corp 巻線機
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CN110683422A (zh) * 2019-10-09 2020-01-14 桃江凤冠电机有限公司 一种电感元件绕线装置

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