JP2000113656A - 保護カバーのロック機構 - Google Patents
保護カバーのロック機構Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の部品構成に大きな変更を加えるこ
となく、デタッチャブルユニットを装着する際における
衝撃や、デタッチャブルユニットを取り外した状態で外
部から受ける力に対抗して給電端子を保護する機能を向
上させると共に、給電端子を確実に保護することにより
製品の信頼性を向上させ、コストの増加を抑えること。 【解決手段】 着脱型操作パネルを電子機器前面から取
り外して保護カバーが給電端子を保護する位置まで開い
たらロックし、電子機器前面に対して垂直方向に作用す
る力に対しては保護カバーが電子機器前面側に戻るのを
禁止するように機能し、着脱型操作パネルを電子機器前
面に装着するときに作用する方向の力に対してはロック
を解除するように機能する。
となく、デタッチャブルユニットを装着する際における
衝撃や、デタッチャブルユニットを取り外した状態で外
部から受ける力に対抗して給電端子を保護する機能を向
上させると共に、給電端子を確実に保護することにより
製品の信頼性を向上させ、コストの増加を抑えること。 【解決手段】 着脱型操作パネルを電子機器前面から取
り外して保護カバーが給電端子を保護する位置まで開い
たらロックし、電子機器前面に対して垂直方向に作用す
る力に対しては保護カバーが電子機器前面側に戻るのを
禁止するように機能し、着脱型操作パネルを電子機器前
面に装着するときに作用する方向の力に対してはロック
を解除するように機能する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面操作パネルが
デタッチャブルユニット化されたカーオーディオ等の車
載型電子機器において、給電端子を保護するカバーをロ
ックするのに好適な保護カバーのロック機構に関する。
デタッチャブルユニット化されたカーオーディオ等の車
載型電子機器において、給電端子を保護するカバーをロ
ックするのに好適な保護カバーのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カーオーディオ等の車載型電
子機器には、車載型電子機器の盗難を防止するため、デ
ィスプレイや各種の操作ボタン等が組み込まれた操作パ
ネルを着脱自在に構成したもの(以下、「デタッチャブ
ルユニット」という。)がある。このようなデタッチャ
ブルユニットを有するカーオーディオは、デタッチャブ
ルユニットなしでは動作することができないため、ユー
ザが、車を駐車場等に停めて長時間車から離れるような
場合、デタッチャブルユニットをカーオーディオから取
り外して車外に持ち出すことによって、カーオーディオ
の盗難を防止することができる。
子機器には、車載型電子機器の盗難を防止するため、デ
ィスプレイや各種の操作ボタン等が組み込まれた操作パ
ネルを着脱自在に構成したもの(以下、「デタッチャブ
ルユニット」という。)がある。このようなデタッチャ
ブルユニットを有するカーオーディオは、デタッチャブ
ルユニットなしでは動作することができないため、ユー
ザが、車を駐車場等に停めて長時間車から離れるような
場合、デタッチャブルユニットをカーオーディオから取
り外して車外に持ち出すことによって、カーオーディオ
の盗難を防止することができる。
【0003】このようなデタッチャブルユニットを有す
る従来のカーオーディオについて、図7を参照して説明
する。図7は、デタッチャブルユニットを有する従来の
カーオーディオの概略を示す斜視図である。従来のカー
オーディオ701は、カーオーディオ本体702と、こ
のカーオーディオ本体702に着脱自在であるデタッチ
ャブルユニット703とを備えており、デタッチャブル
ユニット703には、データを表示する表示部704
や、各種の操作ボタン705が設けられている。
る従来のカーオーディオについて、図7を参照して説明
する。図7は、デタッチャブルユニットを有する従来の
カーオーディオの概略を示す斜視図である。従来のカー
オーディオ701は、カーオーディオ本体702と、こ
のカーオーディオ本体702に着脱自在であるデタッチ
ャブルユニット703とを備えており、デタッチャブル
ユニット703には、データを表示する表示部704
や、各種の操作ボタン705が設けられている。
【0004】カーオーディオ本体702とデタッチャブ
ルユニット703とは、カーオーディオ本体702に設
けられた給電端子706とデタッチャブルユニット70
3に設けられた図示しない給電板とが接触することによ
って電気的に接続される。これらの給電端子706と図
示しない給電板とはコネクタを形成する。この給電端子
706は、弓形に形成した細長い板バネ状の銅板を連設
して形成され、一端がカーオーディオ本体702に固定
されている。給電端子706は、板バネとして弾力を有
するため、デタッチャブルユニット703をカーオーデ
ィオ本体702に装着する際、図示しない給電板と給電
端子706とが圧接する。
ルユニット703とは、カーオーディオ本体702に設
けられた給電端子706とデタッチャブルユニット70
3に設けられた図示しない給電板とが接触することによ
って電気的に接続される。これらの給電端子706と図
示しない給電板とはコネクタを形成する。この給電端子
706は、弓形に形成した細長い板バネ状の銅板を連設
して形成され、一端がカーオーディオ本体702に固定
されている。給電端子706は、板バネとして弾力を有
するため、デタッチャブルユニット703をカーオーデ
ィオ本体702に装着する際、図示しない給電板と給電
端子706とが圧接する。
【0005】しかし、給電端子706は、カーオーディ
オ702とデタッチャブルユニット703とを電気的に
接続する非常にデリケートな部材であるため、傷みやす
く、ユーザがデタッチャブルユニット703を繰り返し
着脱しているうちに破損するおそれもある。
オ702とデタッチャブルユニット703とを電気的に
接続する非常にデリケートな部材であるため、傷みやす
く、ユーザがデタッチャブルユニット703を繰り返し
着脱しているうちに破損するおそれもある。
【0006】そこで、デタッチャブルユニット703を
カーオーディオ本体702から離脱させた場合、給電端
子706を保護するカバーを設けたコネクタ装置が提案
されている。この給電端子の保護カバーを備えたコネク
タ装置について、図8及び図9を参照して説明する。
カーオーディオ本体702から離脱させた場合、給電端
子706を保護するカバーを設けたコネクタ装置が提案
されている。この給電端子の保護カバーを備えたコネク
タ装置について、図8及び図9を参照して説明する。
【0007】図8は、給電端子706を保護するカバー
801を備えた従来のコネクタ装置の部分斜視図であ
る。カバー801は、軸802によってカーオーディオ
本体702に回動自在に軸支されており、図示しないス
プリングによってデタッチャブルユニット703側に付
勢されている。デタッチャブルユニット703をカーオ
ーディオ本体702から離脱させると、前記スプリング
の弾力によってカバー801がデタッチャブルユニット
703側に起き上がり、給電端子706を被包する。
801を備えた従来のコネクタ装置の部分斜視図であ
る。カバー801は、軸802によってカーオーディオ
本体702に回動自在に軸支されており、図示しないス
プリングによってデタッチャブルユニット703側に付
勢されている。デタッチャブルユニット703をカーオ
ーディオ本体702から離脱させると、前記スプリング
の弾力によってカバー801がデタッチャブルユニット
703側に起き上がり、給電端子706を被包する。
【0008】カバー801には複数の開口したスリット
803が設けられており、デタッチャブルユニット70
3をカーオーディオ本体702に装着した場合、カバー
801がカーオーディオ本体702側に倒されることに
よってスリット803から給電端子706が出現し、デ
タッチャブルユニット703側に設けられた図示しない
給電板と接触するように構成されている。
803が設けられており、デタッチャブルユニット70
3をカーオーディオ本体702に装着した場合、カバー
801がカーオーディオ本体702側に倒されることに
よってスリット803から給電端子706が出現し、デ
タッチャブルユニット703側に設けられた図示しない
給電板と接触するように構成されている。
【0009】図9(a)〜(c)は、デタッチャブルユ
ニット703をカーオーディオ本体702から離脱させ
る場合のカバー801と給電端子706との位置関係を
示す部分断面図である。
ニット703をカーオーディオ本体702から離脱させ
る場合のカバー801と給電端子706との位置関係を
示す部分断面図である。
【0010】図9(a)は、デタッチャブルユニット7
03をカーオーディオ本体702に装着した状態を示
す。この状態では、カバー801はデタッチャブルユニ
ット703に押圧されており、スリット803から給電
端子706が現れて給電板901と接触している。
03をカーオーディオ本体702に装着した状態を示
す。この状態では、カバー801はデタッチャブルユニ
ット703に押圧されており、スリット803から給電
端子706が現れて給電板901と接触している。
【0011】図9(b)は、デタッチャブルユニット7
03をカーオーディオ本体702から取り外す状態を示
す。この状態では、カバー801はデタッチャブルユニ
ット703から受ける力が減少するため、図示しないス
プリングの弾力によって軸802を中心に図中左方向に
回動する。従って、給電端子706は、カバー801の
スリット803内に埋没し、給電板901と接触しなく
なる。
03をカーオーディオ本体702から取り外す状態を示
す。この状態では、カバー801はデタッチャブルユニ
ット703から受ける力が減少するため、図示しないス
プリングの弾力によって軸802を中心に図中左方向に
回動する。従って、給電端子706は、カバー801の
スリット803内に埋没し、給電板901と接触しなく
なる。
【0012】図9(c)は、デタッチャブルユニット7
03をカーオーディオ本体702から完全に離脱させた
状態を示す。この状態では、カバー801は完全に給電
端子706を被包するため、外部から衝撃を受けても給
電端子706を保護することができ、ユーザがデタッチ
ャブルユニット703をカーオーディオ本体702に装
着する際にも給電端子706に必要以上の力が加わら
ず、給電端子706を適正な状態に保つことが可能であ
る。
03をカーオーディオ本体702から完全に離脱させた
状態を示す。この状態では、カバー801は完全に給電
端子706を被包するため、外部から衝撃を受けても給
電端子706を保護することができ、ユーザがデタッチ
ャブルユニット703をカーオーディオ本体702に装
着する際にも給電端子706に必要以上の力が加わら
ず、給電端子706を適正な状態に保つことが可能であ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のコネクタ装置では、デタッチャブルユニット70
3をカーオーディオ本体702から取り外した状態おい
て、カバー801に対してカーオーディオ本体702方
向に力が加わると、カバー801が容易に回転し、給電
端子706がスリット803から露出してしまう。これ
は、デタッチャブルユニット703が取り外されてカバ
ー801が起立した際、カバー801を固定させる手段
が無いからである。従って、デタッチャブルユニットを
装着時やその他の要因によりカバー801が衝撃を受け
た場合、給電端子706に対してもこの衝撃が及び、給
電端子706を破損する可能性が依然として大きいとい
う問題がある。また、上記のカバーをロックするために
新たな部品構成を採ることはコストが上昇して好ましく
ない。
従来のコネクタ装置では、デタッチャブルユニット70
3をカーオーディオ本体702から取り外した状態おい
て、カバー801に対してカーオーディオ本体702方
向に力が加わると、カバー801が容易に回転し、給電
端子706がスリット803から露出してしまう。これ
は、デタッチャブルユニット703が取り外されてカバ
ー801が起立した際、カバー801を固定させる手段
が無いからである。従って、デタッチャブルユニットを
装着時やその他の要因によりカバー801が衝撃を受け
た場合、給電端子706に対してもこの衝撃が及び、給
電端子706を破損する可能性が依然として大きいとい
う問題がある。また、上記のカバーをロックするために
新たな部品構成を採ることはコストが上昇して好ましく
ない。
【0014】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、従来の部品構成に大きな変更を加える
ことなく、デタッチャブルユニットを装着する際におけ
る衝撃や、デタッチャブルユニットを取り外した状態で
外部から受ける力に対抗して給電端子を保護する機能を
向上させると共に、給電端子を確実に保護することによ
り製品の信頼性を向上させ、コストの増加を抑えること
ができる保護カバーのロック機構を提供することを目的
とする。
れたものであり、従来の部品構成に大きな変更を加える
ことなく、デタッチャブルユニットを装着する際におけ
る衝撃や、デタッチャブルユニットを取り外した状態で
外部から受ける力に対抗して給電端子を保護する機能を
向上させると共に、給電端子を確実に保護することによ
り製品の信頼性を向上させ、コストの増加を抑えること
ができる保護カバーのロック機構を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、着脱型操作パ
ネルを電子機器前面から取り外して保護カバーが給電端
子を保護する位置まで開いたらロックし、電子機器前面
に対して垂直方向に作用する力に対しては保護カバーが
電子機器前面側に戻るのを禁止するように機能し、着脱
型操作パネルを電子機器前面に装着するときに作用する
方向の力に対してはロックを解除するように機能する。
ネルを電子機器前面から取り外して保護カバーが給電端
子を保護する位置まで開いたらロックし、電子機器前面
に対して垂直方向に作用する力に対しては保護カバーが
電子機器前面側に戻るのを禁止するように機能し、着脱
型操作パネルを電子機器前面に装着するときに作用する
方向の力に対してはロックを解除するように機能する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る保護カ
バーのロック機構は、着脱型操作パネルの取付けられる
電子機器前面に給電端子を保護するように設けられた保
護カバーのロック機構であって、前記保護カバーが給電
端子を保護する位置まで開いたときに保護カバーと電子
機器前面との間に介挿され、前記電子機器前面に対して
垂直方向に作用する力に対しては保護カバーが電子機器
前面側に戻るのを禁止するようにロックし、着脱型操作
パネルを電子機器前面に装着するときに作用する方向の
力に対してはロックを解除する構成を採る。
バーのロック機構は、着脱型操作パネルの取付けられる
電子機器前面に給電端子を保護するように設けられた保
護カバーのロック機構であって、前記保護カバーが給電
端子を保護する位置まで開いたときに保護カバーと電子
機器前面との間に介挿され、前記電子機器前面に対して
垂直方向に作用する力に対しては保護カバーが電子機器
前面側に戻るのを禁止するようにロックし、着脱型操作
パネルを電子機器前面に装着するときに作用する方向の
力に対してはロックを解除する構成を採る。
【0017】この構成により、着脱型操作パネルを取り
外した場合、保護カバーが給電端子を保護した状態で、
電子機器前面に対して垂直方向に作用する力に対しては
保護カバーが電子機器前面側に戻るのを禁止するように
ロックすることができるため、既存の部品構成に大きな
変更を加えることなく、着脱型操作パネルを装着する際
における衝撃や、着脱型操作パネルを取り外した状態で
外部から受ける力に対抗して給電端子を確実に保護する
ことができると共に、製品の信頼性を向上させ、コスト
の増加を抑えることが可能となる。また、着脱型操作パ
ネルを電子機器前面に装着するときに作用する方向の力
によってロックを解除することができるため、着脱型操
作パネルの装着と保護カバーのロックの解除とを、一連
の動作で行うことができる。
外した場合、保護カバーが給電端子を保護した状態で、
電子機器前面に対して垂直方向に作用する力に対しては
保護カバーが電子機器前面側に戻るのを禁止するように
ロックすることができるため、既存の部品構成に大きな
変更を加えることなく、着脱型操作パネルを装着する際
における衝撃や、着脱型操作パネルを取り外した状態で
外部から受ける力に対抗して給電端子を確実に保護する
ことができると共に、製品の信頼性を向上させ、コスト
の増加を抑えることが可能となる。また、着脱型操作パ
ネルを電子機器前面に装着するときに作用する方向の力
によってロックを解除することができるため、着脱型操
作パネルの装着と保護カバーのロックの解除とを、一連
の動作で行うことができる。
【0018】また、本発明の第2の態様に係る保護カバ
ーのロック機構は、着脱型操作パネルの取付けられる電
子機器前面に給電端子を保護するように設けられた保護
カバーのロック機構であって、回転軸を中心に回転可能
に軸支され第1方向に回転付勢された回転部材と、前記
回転部材に形成され保護カバーの端部に当接して保護カ
バーを係止可能な係止部と、前記回転部材に形成され前
記回転部材が給電端子を保護する位置まで開いたところ
で電子機器前面の一部に係合して前記第1方向の回転を
規制する突起部とを備えた構成を採る。
ーのロック機構は、着脱型操作パネルの取付けられる電
子機器前面に給電端子を保護するように設けられた保護
カバーのロック機構であって、回転軸を中心に回転可能
に軸支され第1方向に回転付勢された回転部材と、前記
回転部材に形成され保護カバーの端部に当接して保護カ
バーを係止可能な係止部と、前記回転部材に形成され前
記回転部材が給電端子を保護する位置まで開いたところ
で電子機器前面の一部に係合して前記第1方向の回転を
規制する突起部とを備えた構成を採る。
【0019】この構成により、着脱型操作パネルを取り
外した際に保護カバーが自動的に給電端子を保護するよ
うに回動すると共に回転部材も回動し、保護カバーが給
電端子を保護する状態でこれをロックすることができる
ため、給電端子を確実に保護することができる。
外した際に保護カバーが自動的に給電端子を保護するよ
うに回動すると共に回転部材も回動し、保護カバーが給
電端子を保護する状態でこれをロックすることができる
ため、給電端子を確実に保護することができる。
【0020】また、本発明の第3の態様は、第2の態様
に係る保護カバーのロック機構において、前記回転部材
は前記保護カバーが給電端子を保護する位置まで開いた
ときに保護カバーよりも前方に突出する突出片を有する
構成を採る。
に係る保護カバーのロック機構において、前記回転部材
は前記保護カバーが給電端子を保護する位置まで開いた
ときに保護カバーよりも前方に突出する突出片を有する
構成を採る。
【0021】この構成により、着脱型操作パネルを装着
する際、最初に突出片が着脱型操作パネルに当接し、回
転部材が回転する方向に力を受けるため、着脱型操作パ
ネルの装着動作を行うだけで回転部材によるロックを解
除することができ、着脱型操作パネルの装着と保護カバ
ーのロックの解除とを、一連の動作で行うことができ
る。
する際、最初に突出片が着脱型操作パネルに当接し、回
転部材が回転する方向に力を受けるため、着脱型操作パ
ネルの装着動作を行うだけで回転部材によるロックを解
除することができ、着脱型操作パネルの装着と保護カバ
ーのロックの解除とを、一連の動作で行うことができ
る。
【0022】また、本発明の第4の態様は、第1の態様
に係る保護カバーのロック機構において、回転部材の一
端部を保護カバーの回動支点から所定距離だけ離れた電
子機器前面の一部に回動自在に支持する一方、前記回転
部材の一部を前記保護カバーの側面に形成したガイド溝
に摺動可能に挿入し、前記保護カバーが給電端子を保護
する位置まで開いたときにガイド溝内の摺動点と前記回
動部材の回動支点とを結ぶ線分が前記電子機器前面に対
する垂直方向と平行になるようにした構成を採る。
に係る保護カバーのロック機構において、回転部材の一
端部を保護カバーの回動支点から所定距離だけ離れた電
子機器前面の一部に回動自在に支持する一方、前記回転
部材の一部を前記保護カバーの側面に形成したガイド溝
に摺動可能に挿入し、前記保護カバーが給電端子を保護
する位置まで開いたときにガイド溝内の摺動点と前記回
動部材の回動支点とを結ぶ線分が前記電子機器前面に対
する垂直方向と平行になるようにした構成を採る。
【0023】この構成により、ロック装置を保護カバー
と一体化することができるため、ロック装置専用の付勢
手段を必要とせず、部品点数の減少を図ることができる
と共に、既存の部品構成に大きな変更を加える必要が無
いため、コストの増加を抑えることが可能となる。
と一体化することができるため、ロック装置専用の付勢
手段を必要とせず、部品点数の減少を図ることができる
と共に、既存の部品構成に大きな変更を加える必要が無
いため、コストの増加を抑えることが可能となる。
【0024】また、本発明の第5の態様に係る車載型電
子機器は、電気機器が収納される筐体と、筐体の前面に
対して着脱可能な着脱型操作パネルと、前記筐体前面に
設けられ着脱型操作パネルが筐体前面に装着されたとき
に電気的に接触する給電端子と、前記筐体前面に対して
外方に付勢された状態で開閉自在に設けられ閉状態では
給電端子を外方に突出させる一方、開状態では給電端子
を内側に退避させる保護カバーと、前記筐体前面に対し
て垂直方向に作用する力に対しては前記保護カバーが前
記筐体前面側に戻るのを禁止するようにロックし、前記
着脱型操作パネルを前記筐体前面に装着するときに作用
する方向の力に対してはロックを解除するロック機構と
を備えた構成を採る。
子機器は、電気機器が収納される筐体と、筐体の前面に
対して着脱可能な着脱型操作パネルと、前記筐体前面に
設けられ着脱型操作パネルが筐体前面に装着されたとき
に電気的に接触する給電端子と、前記筐体前面に対して
外方に付勢された状態で開閉自在に設けられ閉状態では
給電端子を外方に突出させる一方、開状態では給電端子
を内側に退避させる保護カバーと、前記筐体前面に対し
て垂直方向に作用する力に対しては前記保護カバーが前
記筐体前面側に戻るのを禁止するようにロックし、前記
着脱型操作パネルを前記筐体前面に装着するときに作用
する方向の力に対してはロックを解除するロック機構と
を備えた構成を採る。
【0025】この構成により、車載型電子機器におい
て、着脱型操作パネルを取り外した場合、保護カバーが
給電端子を保護した状態で、筐体前面に対して垂直方向
に作用する力に対しては保護カバーが筐体前面側に戻る
のを禁止するようにロックすることができるため、既存
の部品構成に大きな変更を加えることなく、着脱型操作
パネルを装着する際における衝撃や、着脱型操作パネル
を取り外した状態で外部から受ける力に対抗して給電端
子を確実に保護することができると共に、製品の信頼性
を向上させ、コストの増加を抑えることが可能となる。
また、着脱型操作パネルを筐体前面に装着するときに作
用する方向の力によってロックを解除することができる
ため、着脱型操作パネルの装着と保護カバーのロックの
解除とを、一連の動作で行うことができる。
て、着脱型操作パネルを取り外した場合、保護カバーが
給電端子を保護した状態で、筐体前面に対して垂直方向
に作用する力に対しては保護カバーが筐体前面側に戻る
のを禁止するようにロックすることができるため、既存
の部品構成に大きな変更を加えることなく、着脱型操作
パネルを装着する際における衝撃や、着脱型操作パネル
を取り外した状態で外部から受ける力に対抗して給電端
子を確実に保護することができると共に、製品の信頼性
を向上させ、コストの増加を抑えることが可能となる。
また、着脱型操作パネルを筐体前面に装着するときに作
用する方向の力によってロックを解除することができる
ため、着脱型操作パネルの装着と保護カバーのロックの
解除とを、一連の動作で行うことができる。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
ロック部材101を、デタッチャブルユニット102を
備えるカーオーディオ本体103に取付けた状態を示す
概略斜視図である。ロック部材101は、デタッチャブ
ルユニット102をカーオーディオ本体103から取り
外した際、後述するカバーをロックする機能を有し、支
持軸104によりカーオーディオ本体103に回動自在
に軸支されている。また、ロック部材101は、コイル
スプリング105により付勢されており、デタッチャブ
ルユニット102を取り外した場合は、コイルスプリン
グ105の弾力によって、図1に示すように、ロック部
材101が起立する。
を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
ロック部材101を、デタッチャブルユニット102を
備えるカーオーディオ本体103に取付けた状態を示す
概略斜視図である。ロック部材101は、デタッチャブ
ルユニット102をカーオーディオ本体103から取り
外した際、後述するカバーをロックする機能を有し、支
持軸104によりカーオーディオ本体103に回動自在
に軸支されている。また、ロック部材101は、コイル
スプリング105により付勢されており、デタッチャブ
ルユニット102を取り外した場合は、コイルスプリン
グ105の弾力によって、図1に示すように、ロック部
材101が起立する。
【0027】給電端子106、カバー107及び給電板
108は、従来の技術で説明したものと同様である。す
なわち、デタッチャブルユニット102とカーオーディ
オ本体103とは、デタッチャブルユニット102に設
けられた給電板108とカーオーディオ本体103に設
けられた給電端子106とが接触することによって電気
的に接続され、この給電端子106と給電板108とは
コネクタを形成する。この給電端子106は、弓形に形
成した細長い板バネ状の銅板を連設して形成され、一端
がカーオーディオ本体103に固定されている。給電端
子106は、板バネとして弾力を有するため、デタッチ
ャブルユニット102をカーオーディオ本体103に装
着する際、給電板108と給電端子106とが圧接す
る。
108は、従来の技術で説明したものと同様である。す
なわち、デタッチャブルユニット102とカーオーディ
オ本体103とは、デタッチャブルユニット102に設
けられた給電板108とカーオーディオ本体103に設
けられた給電端子106とが接触することによって電気
的に接続され、この給電端子106と給電板108とは
コネクタを形成する。この給電端子106は、弓形に形
成した細長い板バネ状の銅板を連設して形成され、一端
がカーオーディオ本体103に固定されている。給電端
子106は、板バネとして弾力を有するため、デタッチ
ャブルユニット102をカーオーディオ本体103に装
着する際、給電板108と給電端子106とが圧接す
る。
【0028】また、カバー107は、図示しない軸によ
ってカーオーディオ本体103に回動自在に軸支されて
おり、図示しないスプリングによってデタッチャブルユ
ニット102側に回動するよう付勢されている。デタッ
チャブルユニット102をカーオーディオ本体103か
ら離脱させると、前記スプリングの弾力によってカバー
107がデタッチャブルユニット102側に起き上が
り、給電端子106を被包する。
ってカーオーディオ本体103に回動自在に軸支されて
おり、図示しないスプリングによってデタッチャブルユ
ニット102側に回動するよう付勢されている。デタッ
チャブルユニット102をカーオーディオ本体103か
ら離脱させると、前記スプリングの弾力によってカバー
107がデタッチャブルユニット102側に起き上が
り、給電端子106を被包する。
【0029】カバー107には複数の開口したスリット
109が設けられており、デタッチャブルユニット10
2をカーオーディオ本体103に装着した場合、カバー
107がカーオーディオ本体103側に倒されることに
よってスリット109から給電端子106が出現し、給
電板108と接触するように構成されている。
109が設けられており、デタッチャブルユニット10
2をカーオーディオ本体103に装着した場合、カバー
107がカーオーディオ本体103側に倒されることに
よってスリット109から給電端子106が出現し、給
電板108と接触するように構成されている。
【0030】図1に示すように、デタッチャブルユニッ
ト102をカーオーディオ本体103から取り外すと、
カバー107が図示しないスプリングの弾力によって起
立すると共に、ロック部材101もコイルスプリング1
05の弾力によって起立し、このカバー107をロック
する。このようなロック部材101によって、カバー1
07はロック状態となり、外部からの力を受けても回動
せず、給電端子106を保護することができる。
ト102をカーオーディオ本体103から取り外すと、
カバー107が図示しないスプリングの弾力によって起
立すると共に、ロック部材101もコイルスプリング1
05の弾力によって起立し、このカバー107をロック
する。このようなロック部材101によって、カバー1
07はロック状態となり、外部からの力を受けても回動
せず、給電端子106を保護することができる。
【0031】なお、デタッチャブルユニット102には
カーオーディオ本体103に装着するための係合穴11
0が、カーオーディオ本体103には係合穴110に係
合する係合突起111がそれぞれ設けられている。ま
た、デタッチャブルユニット102をカーオーディオ本
体103に固定するために、カーオーディオ本体103
にフック112が、デタッチャブルユニット102に係
合片113がそれぞれ設けられている。
カーオーディオ本体103に装着するための係合穴11
0が、カーオーディオ本体103には係合穴110に係
合する係合突起111がそれぞれ設けられている。ま
た、デタッチャブルユニット102をカーオーディオ本
体103に固定するために、カーオーディオ本体103
にフック112が、デタッチャブルユニット102に係
合片113がそれぞれ設けられている。
【0032】次に、本発明の実施の形態1に係るロック
部材について、図2と図3(a)とを参照して説明す
る。図2は、ロック部材101の全体斜視図であり、図
3(a)は、デタッチャブルユニット102をカーオー
ディオ本体103に装着した状態を示す断面図である。
ロック部材101は、カーオーディオ本体103の前面
で、カバー107の上方近傍に回動自在に軸支されてい
る。カバー当接部201は、デタッチャブルユニット1
02を取り外した際、カバー107が外部からの力を受
けて給電端子106側に傾倒しないようにロックする部
分である。このカバー当接部201がカバー107をロ
ックするため、外部から力を受けてもカバー107が回
転することがなくなり、給電端子106を衝撃から保護
することができる。また、軸穴202には、ロック部材
101をカーオーディオ本体103に回動自在に軸支す
るための支持軸104が挿入される。
部材について、図2と図3(a)とを参照して説明す
る。図2は、ロック部材101の全体斜視図であり、図
3(a)は、デタッチャブルユニット102をカーオー
ディオ本体103に装着した状態を示す断面図である。
ロック部材101は、カーオーディオ本体103の前面
で、カバー107の上方近傍に回動自在に軸支されてい
る。カバー当接部201は、デタッチャブルユニット1
02を取り外した際、カバー107が外部からの力を受
けて給電端子106側に傾倒しないようにロックする部
分である。このカバー当接部201がカバー107をロ
ックするため、外部から力を受けてもカバー107が回
転することがなくなり、給電端子106を衝撃から保護
することができる。また、軸穴202には、ロック部材
101をカーオーディオ本体103に回動自在に軸支す
るための支持軸104が挿入される。
【0033】また、第1突起部203は、コイルスプリ
ング105の弾力によってロック部材101が回転しす
ぎないように、カーオーディオ本体103のフランジ3
02と当接してロック部材101の回転を停止させる突
起である。
ング105の弾力によってロック部材101が回転しす
ぎないように、カーオーディオ本体103のフランジ3
02と当接してロック部材101の回転を停止させる突
起である。
【0034】また、第2突起部204は、デタッチャブ
ルユニット102をカーオーディオ本体103に装着す
る際、ロック部材101をカーオーディオ本体103側
に傾倒させるための突起であり、デタッチャブルユニッ
ト102が、第2突起部204に当接して力を加えるこ
とによりロック部材101が回動し、カバー107に対
するロックを解除する。
ルユニット102をカーオーディオ本体103に装着す
る際、ロック部材101をカーオーディオ本体103側
に傾倒させるための突起であり、デタッチャブルユニッ
ト102が、第2突起部204に当接して力を加えるこ
とによりロック部材101が回動し、カバー107に対
するロックを解除する。
【0035】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態1に係るロック部材の動作について、図3を参
照して説明する。図3(a)〜(c)は、デタッチャブ
ルユニット102をカーオーディオ本体103から着脱
させる場合のカバー107とロック部材101との位置
関係を示す部分断面図である。
施の形態1に係るロック部材の動作について、図3を参
照して説明する。図3(a)〜(c)は、デタッチャブ
ルユニット102をカーオーディオ本体103から着脱
させる場合のカバー107とロック部材101との位置
関係を示す部分断面図である。
【0036】ユーザが、デタッチャブルユニット102
を取り外す場合は、まず、図示しないフックを解除し、
次に係合穴110及び係合突起111を中心にデタッチ
ャブルユニット102を図中時計回りに回転させながら
取り外す。
を取り外す場合は、まず、図示しないフックを解除し、
次に係合穴110及び係合突起111を中心にデタッチ
ャブルユニット102を図中時計回りに回転させながら
取り外す。
【0037】図3(a)は、デタッチャブルユニット1
02をカーオーディオ本体103に装着した状態を示
す。この状態では、ロック部材101及びカバー107
は、デタッチャブルユニット102に押圧されており、
ロック部材101は、第2突起部204を上に向けた倒
立状態でカーオーディオ本体103内に収納されてい
る。また、カバー107のスリット109から給電端子
106が現れて給電板108と接触しており、デタッチ
ャブルユニット102とカーオーディオ本体103とが
電気的に接続される。この状態でユーザがデタッチャブ
ルユニット102上の各種の操作ボタンを操作すること
によってカーオーディオ本体103に各種の指示を与
え、カーオーディオ本体103は、この指示によって動
作する。また、その動作状態は、カーオーディオ本体1
03からデタッチャブルユニット102に出力される信
号がデタッチャブルユニット102上に表示されること
によりユーザに認識される。
02をカーオーディオ本体103に装着した状態を示
す。この状態では、ロック部材101及びカバー107
は、デタッチャブルユニット102に押圧されており、
ロック部材101は、第2突起部204を上に向けた倒
立状態でカーオーディオ本体103内に収納されてい
る。また、カバー107のスリット109から給電端子
106が現れて給電板108と接触しており、デタッチ
ャブルユニット102とカーオーディオ本体103とが
電気的に接続される。この状態でユーザがデタッチャブ
ルユニット102上の各種の操作ボタンを操作すること
によってカーオーディオ本体103に各種の指示を与
え、カーオーディオ本体103は、この指示によって動
作する。また、その動作状態は、カーオーディオ本体1
03からデタッチャブルユニット102に出力される信
号がデタッチャブルユニット102上に表示されること
によりユーザに認識される。
【0038】図3(b)は、デタッチャブルユニット1
02をカーオーディオ本体103から取り外す状態を示
す。この状態では、ロック部材101は、図示しないコ
イルスプリングの弾力によって第2突起部204がデタ
ッチャブルユニット102と当接しながら支持軸104
を中心として図中時計回りに回転する。また、カバー1
07は、図示しないスプリングの弾力によって軸301
を中心に図中右方向に回動する。従って、給電端子10
6は、カバー107のスリット109内に埋没し、給電
板108と接触しなくなる。
02をカーオーディオ本体103から取り外す状態を示
す。この状態では、ロック部材101は、図示しないコ
イルスプリングの弾力によって第2突起部204がデタ
ッチャブルユニット102と当接しながら支持軸104
を中心として図中時計回りに回転する。また、カバー1
07は、図示しないスプリングの弾力によって軸301
を中心に図中右方向に回動する。従って、給電端子10
6は、カバー107のスリット109内に埋没し、給電
板108と接触しなくなる。
【0039】図3(c)は、デタッチャブルユニット1
02をカーオーディオ本体103から完全に離脱させた
状態を示す。この状態では、第1突起部203がカーオ
ーディオ本体103のフランジ302と当接するため、
ロック部材101の回転が停止する。また、カバー当接
部201が、カバー107と当接し、ロック部材101
がカバー107をロックするため、カバー107が図中
右から左方向に力を受けてもカーオーディオ本体103
側に傾倒せず、給電端子106が露出することがない。
02をカーオーディオ本体103から完全に離脱させた
状態を示す。この状態では、第1突起部203がカーオ
ーディオ本体103のフランジ302と当接するため、
ロック部材101の回転が停止する。また、カバー当接
部201が、カバー107と当接し、ロック部材101
がカバー107をロックするため、カバー107が図中
右から左方向に力を受けてもカーオーディオ本体103
側に傾倒せず、給電端子106が露出することがない。
【0040】次に、デタッチャブルユニット102をカ
ーオーディオ本体103に装着する際のロック部材10
1の動作について説明する。図3(c)に示すように、
デタッチャブルユニット102がカーオーディオ本体1
03から離脱した状態から、ユーザは、デタッチャブル
ユニット102の係合穴110に、カーオーディオ本体
103の係合突起111を係合させてからデタッチャブ
ルユニット102をカーオーディオ本体103側に傾倒
させていく。このとき、ロック部材101は、カバー1
07をロックしているので、ユーザが誤ってカバー10
7に衝撃を与えてもカバー107は動かず、給電端子1
06が直接衝撃を受けることがない。
ーオーディオ本体103に装着する際のロック部材10
1の動作について説明する。図3(c)に示すように、
デタッチャブルユニット102がカーオーディオ本体1
03から離脱した状態から、ユーザは、デタッチャブル
ユニット102の係合穴110に、カーオーディオ本体
103の係合突起111を係合させてからデタッチャブ
ルユニット102をカーオーディオ本体103側に傾倒
させていく。このとき、ロック部材101は、カバー1
07をロックしているので、ユーザが誤ってカバー10
7に衝撃を与えてもカバー107は動かず、給電端子1
06が直接衝撃を受けることがない。
【0041】次に、図3(b)に示すように、ロック部
材101における第2突起部204が、デタッチャブル
ユニット102と当接して力を受けるため、ロック部材
101は支持軸104を中心に図中反時計回りに回転す
る。この時、カバー当接部201がカバー107から離
れるため、カバー107は軸301を中心に自由に回転
できるようになる。ユーザがデタッチャブルユニット1
02をさらに押圧し、カーオーディオ本体103に装着
しようとするとカバー107がデタッチャブルユニット
102と当接して力を受けるため、図中反時計回りに回
転し、スリット109から給電端子106が出現する。
材101における第2突起部204が、デタッチャブル
ユニット102と当接して力を受けるため、ロック部材
101は支持軸104を中心に図中反時計回りに回転す
る。この時、カバー当接部201がカバー107から離
れるため、カバー107は軸301を中心に自由に回転
できるようになる。ユーザがデタッチャブルユニット1
02をさらに押圧し、カーオーディオ本体103に装着
しようとするとカバー107がデタッチャブルユニット
102と当接して力を受けるため、図中反時計回りに回
転し、スリット109から給電端子106が出現する。
【0042】デタッチャブルユニット102が完全にカ
ーオーディオ本体103に装着されると、ロック部材1
01は、第2突起部204を上に向けた倒立状態でカー
オーディオ本体103内に収納され、給電端子106と
給電板108とが接触し、デタッチャブルユニット10
2とカーオーディオ本体103とが電気的に接続され
る。
ーオーディオ本体103に装着されると、ロック部材1
01は、第2突起部204を上に向けた倒立状態でカー
オーディオ本体103内に収納され、給電端子106と
給電板108とが接触し、デタッチャブルユニット10
2とカーオーディオ本体103とが電気的に接続され
る。
【0043】このように、本発明の実施の形態1に係る
ロック部材によれば、デタッチャブルユニットを取り外
した状態において、給電端子を保護するカバーを固定さ
せることができるため、デタッチャブルユニットを装着
する際における衝撃や、デタッチャブルユニットを取り
外した状態で外部より受ける力から給電端子を保護する
ことが可能となる。
ロック部材によれば、デタッチャブルユニットを取り外
した状態において、給電端子を保護するカバーを固定さ
せることができるため、デタッチャブルユニットを装着
する際における衝撃や、デタッチャブルユニットを取り
外した状態で外部より受ける力から給電端子を保護する
ことが可能となる。
【0044】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2に係るロック部材について、図面を参照して説明す
る。図4は、本発明の実施の形態2に係るロック部材の
全体斜視図である。上記の実施の形態1では、コネクタ
ロック機構をカーオーディオ本体に設けたが、実施の形
態2では、給電端子を保護するカバーの一側面にロック
機構を設けた。すなわち、図4に示すように、ロック部
材401は、図示しない給電端子が設けられる端子台4
02に支持軸403によって回動可能に軸支されてい
る。また、ロック部材401の中央部でカバー404側
の面には、摺動突起405が設けられており、カバー4
04の側面に設けられた溝部406上を摺動する。ロッ
ク部材401の支持軸403と反対側の端部は、突起4
07が形成されており、デタッチャブルユニットの着脱
時、この突起407がデタッチャブルユニットから力を
受け、ロック部材401が回転する。
態2に係るロック部材について、図面を参照して説明す
る。図4は、本発明の実施の形態2に係るロック部材の
全体斜視図である。上記の実施の形態1では、コネクタ
ロック機構をカーオーディオ本体に設けたが、実施の形
態2では、給電端子を保護するカバーの一側面にロック
機構を設けた。すなわち、図4に示すように、ロック部
材401は、図示しない給電端子が設けられる端子台4
02に支持軸403によって回動可能に軸支されてい
る。また、ロック部材401の中央部でカバー404側
の面には、摺動突起405が設けられており、カバー4
04の側面に設けられた溝部406上を摺動する。ロッ
ク部材401の支持軸403と反対側の端部は、突起4
07が形成されており、デタッチャブルユニットの着脱
時、この突起407がデタッチャブルユニットから力を
受け、ロック部材401が回転する。
【0045】カバー404には、複数のスリット408
が設けられており、図示しないデタッチャブルユニット
装着時にこのスリット408から図示しない給電端子が
出現し、デタッチャブルユニット側の給電板と接触して
電気的な接続が行われる。また、カバー404は、軸4
09によって端子台402に回動自在に軸支されてお
り、図示しない板バネによって端子台402から離れる
方向に付勢されている。
が設けられており、図示しないデタッチャブルユニット
装着時にこのスリット408から図示しない給電端子が
出現し、デタッチャブルユニット側の給電板と接触して
電気的な接続が行われる。また、カバー404は、軸4
09によって端子台402に回動自在に軸支されてお
り、図示しない板バネによって端子台402から離れる
方向に付勢されている。
【0046】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態2に係るロック部材の動作について、図5を参
照して説明する。図5は、本発明の実施の形態2に係る
ロック部材の動作を示す側面図である。
施の形態2に係るロック部材の動作について、図5を参
照して説明する。図5は、本発明の実施の形態2に係る
ロック部材の動作を示す側面図である。
【0047】図5(a)は、図示しないデタッチャブル
ユニットがカーオーディオ本体103に装着された状態
におけるロック部材401とカバー404との位置関係
を示す。突起407がデタッチャブルユニットから力を
受けるため、カバー404が板バネ501の弾力に逆ら
ってカーオーディオ本体103側に閉じている。このた
め、カバー404上のスリットから給電端子502が出
現し、図示しないデタッチャブルユニットの給電板と接
触できる状態となっている。
ユニットがカーオーディオ本体103に装着された状態
におけるロック部材401とカバー404との位置関係
を示す。突起407がデタッチャブルユニットから力を
受けるため、カバー404が板バネ501の弾力に逆ら
ってカーオーディオ本体103側に閉じている。このた
め、カバー404上のスリットから給電端子502が出
現し、図示しないデタッチャブルユニットの給電板と接
触できる状態となっている。
【0048】図5(b)は、図示しないデタッチャブル
ユニットがカーオーディオ本体103から離脱した状態
におけるロック部材401とカバー404との位置関係
を示す。突起407がデタッチャブルユニットから受け
る力が無くなるため、板バネ501の弾力によって、カ
バー404が軸409を中心に回転して給電突起502
を被包するように起きている。ロック部材401は、図
示しない摺動突起が、カバー404における図示しない
溝部を摺動するためカバー404から力を受け、図中、
下向きに位置を変えている。この時、ロック部材401
は、カバー404をロックした状態にあり、図中右から
左方向へカバー404に対して力が加えられてもカバー
404は回転することはない。
ユニットがカーオーディオ本体103から離脱した状態
におけるロック部材401とカバー404との位置関係
を示す。突起407がデタッチャブルユニットから受け
る力が無くなるため、板バネ501の弾力によって、カ
バー404が軸409を中心に回転して給電突起502
を被包するように起きている。ロック部材401は、図
示しない摺動突起が、カバー404における図示しない
溝部を摺動するためカバー404から力を受け、図中、
下向きに位置を変えている。この時、ロック部材401
は、カバー404をロックした状態にあり、図中右から
左方向へカバー404に対して力が加えられてもカバー
404は回転することはない。
【0049】次に、本発明の実施の形態2に係るロック
部材401がカバー404をロックする状態について、
図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態
2に係るロック部材401がカバー404をロックする
状態の側面図である。
部材401がカバー404をロックする状態について、
図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態
2に係るロック部材401がカバー404をロックする
状態の側面図である。
【0050】図6(a)は、デタッチャブルユニット1
02をカーオーディオ本体103に装着した状態におけ
るロック部材401とカバー404との位置関係を示
す。ロック部材401は、突起407を介してデタッチ
ャブルユニット102から力を受けるため、摺動突起4
05が最も上に来た状態で静止する。この時、カバー4
04は溝部406が摺動突起405から力を受けるた
め、端子台402側に閉じている。図示しないスリット
からは給電端子502が出現し、デタッチャブルユニッ
ト側の図示しない給電板と接触して、デタッチャブルユ
ニット102とカーオーディオ本体103とを電気的に
接続している。
02をカーオーディオ本体103に装着した状態におけ
るロック部材401とカバー404との位置関係を示
す。ロック部材401は、突起407を介してデタッチ
ャブルユニット102から力を受けるため、摺動突起4
05が最も上に来た状態で静止する。この時、カバー4
04は溝部406が摺動突起405から力を受けるた
め、端子台402側に閉じている。図示しないスリット
からは給電端子502が出現し、デタッチャブルユニッ
ト側の図示しない給電板と接触して、デタッチャブルユ
ニット102とカーオーディオ本体103とを電気的に
接続している。
【0051】図6(b)は、デタッチャブルユニット1
02をカーオーディオ本体103から取り外そうとして
いる状態を示す。ロック部材401は、デタッチャブル
ユニット102から受ける力が減少するため、カバー4
04に設けられた板バネの力を受けて、図中反時計回り
に回転する。すなわち、摺動突起405は、デタッチャ
ブルユニット102が離れるにつれて図示しない板バネ
の力によって溝部406上を摺動し、ロック部材401
を回転させる。
02をカーオーディオ本体103から取り外そうとして
いる状態を示す。ロック部材401は、デタッチャブル
ユニット102から受ける力が減少するため、カバー4
04に設けられた板バネの力を受けて、図中反時計回り
に回転する。すなわち、摺動突起405は、デタッチャ
ブルユニット102が離れるにつれて図示しない板バネ
の力によって溝部406上を摺動し、ロック部材401
を回転させる。
【0052】図6(c)は、デタッチャブルユニット1
02をカーオーディオ本体103から完全に離脱させた
状態を示す。ロック部材401は、摺動突起405が最
も下に下がった状態で静止し、カバー404をロックし
ている。すなわち、カバー404は、軸409を中心に
回動可能であり、ロック部材401は支持軸403を中
心に回動可能であるが、図中左から右方向へ加えられる
力に対しては、ロック部材401の回転軌跡が一致しな
いため、回転することが無い。従って、図中左から右方
向へ外部から力を加えられたり、ユーザが誤ってカバー
404に対して衝撃を加えても、カバー404は回転す
ることが無く、給電端子に直接衝撃が加わることを防止
することができる。
02をカーオーディオ本体103から完全に離脱させた
状態を示す。ロック部材401は、摺動突起405が最
も下に下がった状態で静止し、カバー404をロックし
ている。すなわち、カバー404は、軸409を中心に
回動可能であり、ロック部材401は支持軸403を中
心に回動可能であるが、図中左から右方向へ加えられる
力に対しては、ロック部材401の回転軌跡が一致しな
いため、回転することが無い。従って、図中左から右方
向へ外部から力を加えられたり、ユーザが誤ってカバー
404に対して衝撃を加えても、カバー404は回転す
ることが無く、給電端子に直接衝撃が加わることを防止
することができる。
【0053】次に、デタッチャブルユニット102をカ
ーオーディオ本体103に装着する際のロック部材40
1の動作について説明する。図6(c)に示すように、
デタッチャブルユニット102がカーオーディオ本体1
03から離脱した状態から、ユーザは、デタッチャブル
ユニット102の図示しない係合穴に、カーオーディオ
本体103の図示しない係合突起を係合させてからデタ
ッチャブルユニット102をカーオーディオ本体103
側に傾倒させていく。このとき、ロック部材401は、
カバー404をロックしているので、ユーザが誤ってカ
バー404に衝撃を与えてもカバー404は動かず、給
電端子502が直接衝撃を受けることがない。
ーオーディオ本体103に装着する際のロック部材40
1の動作について説明する。図6(c)に示すように、
デタッチャブルユニット102がカーオーディオ本体1
03から離脱した状態から、ユーザは、デタッチャブル
ユニット102の図示しない係合穴に、カーオーディオ
本体103の図示しない係合突起を係合させてからデタ
ッチャブルユニット102をカーオーディオ本体103
側に傾倒させていく。このとき、ロック部材401は、
カバー404をロックしているので、ユーザが誤ってカ
バー404に衝撃を与えてもカバー404は動かず、給
電端子502が直接衝撃を受けることがない。
【0054】次に、図6(b)に示すように、ロック部
材401における突起407が、デタッチャブルユニッ
ト102から回転軌跡の接線方向に力を受けるため、ロ
ック部材401が支持軸403を中心に図中時計回りに
回転する。また、摺動突起405が溝部406上を摺動
し、カバー404に対して力を加えるため、カバー40
4が端子台402方向に閉じていく。
材401における突起407が、デタッチャブルユニッ
ト102から回転軌跡の接線方向に力を受けるため、ロ
ック部材401が支持軸403を中心に図中時計回りに
回転する。また、摺動突起405が溝部406上を摺動
し、カバー404に対して力を加えるため、カバー40
4が端子台402方向に閉じていく。
【0055】デタッチャブルユニット102が完全にカ
ーオーディオ本体103に装着されると、ロック部材4
01は、突起407を上に向けた倒立状態で静止する。
また、この時、給電端子502と図示しない給電板とが
接触し、デタッチャブルユニット102とカーオーディ
オ本体103とが電気的に接続される。
ーオーディオ本体103に装着されると、ロック部材4
01は、突起407を上に向けた倒立状態で静止する。
また、この時、給電端子502と図示しない給電板とが
接触し、デタッチャブルユニット102とカーオーディ
オ本体103とが電気的に接続される。
【0056】このように、本発明の実施の形態2に係る
ロック部材によれば、実施の形態1に係るロック部材と
同様の効果を奏することが可能である。すなわち、デタ
ッチャブルユニットを取り外した状態において、給電端
子を保護するカバーを固定させることができるため、デ
タッチャブルユニットを装着する際における衝撃や、デ
タッチャブルユニットを取り外した状態で外部より受け
る力から給電端子を保護することができる。
ロック部材によれば、実施の形態1に係るロック部材と
同様の効果を奏することが可能である。すなわち、デタ
ッチャブルユニットを取り外した状態において、給電端
子を保護するカバーを固定させることができるため、デ
タッチャブルユニットを装着する際における衝撃や、デ
タッチャブルユニットを取り外した状態で外部より受け
る力から給電端子を保護することができる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、着脱型操作パネルを取り外した場合、保護カ
バーが給電端子を保護した状態で、電子機器前面に対し
て垂直方向に作用する力に対しては保護カバーが電子機
器前面側に戻るのを禁止するようにロックすることがで
きるため、既存の部品構成に大きな変更を加えることな
く、着脱型操作パネルを装着する際における衝撃や、着
脱型操作パネルを取り外した状態で外部から受ける力に
対抗して給電端子を確実に保護することができると共
に、製品の信頼性を向上させ、コストの増加を抑えるこ
とが可能となる。また、着脱型操作パネルを電子機器前
面に装着するときに作用する方向の力によってロックを
解除することができるため、着脱型操作パネルの装着と
保護カバーのロックの解除とを、一連の動作で行うこと
ができる。
によれば、着脱型操作パネルを取り外した場合、保護カ
バーが給電端子を保護した状態で、電子機器前面に対し
て垂直方向に作用する力に対しては保護カバーが電子機
器前面側に戻るのを禁止するようにロックすることがで
きるため、既存の部品構成に大きな変更を加えることな
く、着脱型操作パネルを装着する際における衝撃や、着
脱型操作パネルを取り外した状態で外部から受ける力に
対抗して給電端子を確実に保護することができると共
に、製品の信頼性を向上させ、コストの増加を抑えるこ
とが可能となる。また、着脱型操作パネルを電子機器前
面に装着するときに作用する方向の力によってロックを
解除することができるため、着脱型操作パネルの装着と
保護カバーのロックの解除とを、一連の動作で行うこと
ができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係るロック部材を、デ
タッチャブルユニットを備えるカーオーディオ本体に取
付けた状態を示す概略斜視図
タッチャブルユニットを備えるカーオーディオ本体に取
付けた状態を示す概略斜視図
【図2】本発明の実施の形態1に係るロック部材の全体
斜視図
斜視図
【図3】(a) デタッチャブルユニットをカーオーデ
ィオ本体に装着した状態を示す断面図 (b) デタッチャブルユニットカーオーディオ本体か
ら取り外す状態を示す断面図 (c) デタッチャブルユニットをカーオーディオ本体
から完全に離脱させた状態を示す断面図
ィオ本体に装着した状態を示す断面図 (b) デタッチャブルユニットカーオーディオ本体か
ら取り外す状態を示す断面図 (c) デタッチャブルユニットをカーオーディオ本体
から完全に離脱させた状態を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態2に係るロック部材の全体
斜視図
斜視図
【図5】(a) デタッチャブルユニットをカーオーデ
ィオ本体に装着した場合の実施の形態2に係るロック部
材を示す側面図 (b) デタッチャブルユニットをカーオーディオ本体
から離脱させた場合の実施の形態2に係るロック部材を
示す側面図
ィオ本体に装着した場合の実施の形態2に係るロック部
材を示す側面図 (b) デタッチャブルユニットをカーオーディオ本体
から離脱させた場合の実施の形態2に係るロック部材を
示す側面図
【図6】(a) デタッチャブルユニットをカーオーデ
ィオ本体に装着した状態を示す側面図 (b) デタッチャブルユニットカーオーディオ本体か
ら取り外す状態を示す側面図 (c) デタッチャブルユニットをカーオーディオ本体
から完全に離脱させた状態を示す側面図
ィオ本体に装着した状態を示す側面図 (b) デタッチャブルユニットカーオーディオ本体か
ら取り外す状態を示す側面図 (c) デタッチャブルユニットをカーオーディオ本体
から完全に離脱させた状態を示す側面図
【図7】デタッチャブルユニットを有する従来のカーオ
ーディオの概略を示す斜視図
ーディオの概略を示す斜視図
【図8】給電端子を保護するカバーを備えた従来のコネ
クタ装置の部分斜視図
クタ装置の部分斜視図
【図9】(a) デタッチャブルユニットをカーオーデ
ィオ本体に装着した状態を示す断面図 (b) デタッチャブルユニットをカーオーディオ本体
から取り外す状態を示す断面図 (c) デタッチャブルユニットをカーオーディオ本体
から完全に離脱させた状態を示す断面図
ィオ本体に装着した状態を示す断面図 (b) デタッチャブルユニットをカーオーディオ本体
から取り外す状態を示す断面図 (c) デタッチャブルユニットをカーオーディオ本体
から完全に離脱させた状態を示す断面図
101 ロック部材 102 デタッチャブルユニット 103 カーオーディオ本体 104 支持軸 105 コイルスプリング 106 給電端子 107 カバー 108 給電板 109 スリット 110 係合穴 111 係合突起 112 フック 113 係合片 201 カバー当接部 202 軸穴 203 第1突起部 204 第2突起部 301 軸 302 フランジ
Claims (5)
- 【請求項1】 着脱型操作パネルの取付けられる電子機
器前面に給電端子を保護するように設けられた保護カバ
ーのロック機構であって、前記保護カバーが給電端子を
保護する位置まで開いたときに保護カバーと電子機器前
面との間に介挿され、前記電子機器前面に対して垂直方
向に作用する力に対しては保護カバーが電子機器前面側
に戻るのを禁止するようにロックし、着脱型操作パネル
を電子機器前面に装着するときに作用する方向の力に対
してはロックを解除することを特徴とする保護カバーの
ロック機構。 - 【請求項2】 着脱型操作パネルの取付けられる電子機
器前面に給電端子を保護するように設けられた保護カバ
ーのロック機構であって、回転軸を中心に回転可能に軸
支され第1方向に回転付勢された回転部材と、前記回転
部材に形成され保護カバーの端部に当接して保護カバー
を係止可能な係止部と、前記回転部材に形成され前記回
転部材が給電端子を保護する位置まで開いたところで電
子機器前面の一部に係合して前記第1方向の回転を規制
する突起部とを備えた保護カバーのロック機構。 - 【請求項3】 前記回転部材は前記保護カバーが給電端
子を保護する位置まで開いたときに保護カバーよりも前
方に突出する突出片を有する請求項2記載の保護カバー
のロック機構。 - 【請求項4】 回転部材の一端部を保護カバーの回動支
点から所定距離だけ離れた電子機器前面の一部に回動自
在に支持する一方、前記回転部材の一部を前記保護カバ
ーの側面に形成したガイド溝に摺動可能に挿入し、前記
保護カバーが給電端子を保護する位置まで開いたときに
ガイド溝内の摺動点と前記回動部材の回動支点とを結ぶ
線分が前記電子機器前面に対する垂直方向と平行になる
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の保護カバー
のロック機構。 - 【請求項5】 電気機器が収納される筐体と、筐体の前
面に対して着脱可能な着脱型操作パネルと、前記筐体前
面に設けられ着脱型操作パネルが筐体前面に装着された
ときに電気的に接触する給電端子と、前記筐体前面に対
して外方に付勢された状態で開閉自在に設けられ閉状態
では給電端子を外方に突出させる一方、開状態では給電
端子を内側に退避させる保護カバーと、前記筐体前面に
対して垂直方向に作用する力に対しては前記保護カバー
が前記筐体前面側に戻るのを禁止するようにロックし、
前記着脱型操作パネルを前記筐体前面に装着するときに
作用する方向の力に対してはロックを解除するロック機
構とを備えた車載型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10276765A JP2000113656A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 保護カバーのロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10276765A JP2000113656A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 保護カバーのロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000113656A true JP2000113656A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17574052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10276765A Pending JP2000113656A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 保護カバーのロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000113656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011129229A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Sony Corp | トレイ移動機構及び車載用オーディオ機器 |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP10276765A patent/JP2000113656A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011129229A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Sony Corp | トレイ移動機構及び車載用オーディオ機器 |
US8792651B2 (en) | 2009-12-21 | 2014-07-29 | Sony Corporation | Tray moving mechanism and in-vehicle audio apparatus |
US9264790B2 (en) | 2009-12-21 | 2016-02-16 | Sony Corporation | Tray moving mechanism and in-vehicle audio apparatus |
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