JP2000108745A - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
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- JP2000108745A JP2000108745A JP10283106A JP28310698A JP2000108745A JP 2000108745 A JP2000108745 A JP 2000108745A JP 10283106 A JP10283106 A JP 10283106A JP 28310698 A JP28310698 A JP 28310698A JP 2000108745 A JP2000108745 A JP 2000108745A
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Abstract
ク15で繋ぎ、床9側のロック手段63からシートフレ
ーム21側のフック29を分離した後に、リンク15の
案内によって使用状態から収納状態またはその逆に移動
することのできる車両用シート10Aにおいて、収納状
態から使用状態へ車両用シート10Aを戻すときにフッ
ク29の下端29aをほぼロック手段63の上面63a
高さに合致させることのできる斜面61を、床9側に設
けた。 【効果】 ロック手段にフックを引掛けるときに、車両
用シートを持上げてから降ろす動作をする必要がないの
で、ロック手段にフックを容易に引掛けることができ、
車両用シートの利便性の向上を図ることができる。
Description
両用シートの改良に関する。
ートの側面図である。すなわち、車両用シートの1例と
しての収納式のリヤシート100を示す。(a)におい
て、使用状態のリヤシート100のシートバック101
をシートクッション102に向って矢印a1の如く折畳
み、床103側に設けたフック止め部材104からシー
トクッション102に設けたフック105を矢印a2の
如く外す。(b)において、ステー106を介して一端
を床103に回転可能に取付け、他端をシートクッショ
ン102側に回転可能に取付けたリンク107の一端を
中心として矢印bの如く回転し、折畳んだリヤシート1
00を床103に収納する。すなわち、リヤシート10
0を収納状態にする。(c)において、収納状態のリヤ
シート100を矢印c1の如く持上げ、リヤシート10
0を矢印c2の如く引張る。(d)において、折畳んだ
リヤシート100をさらに矢印dの如く持上げてから、
フック止め部材104に向ってリヤシート100を降ろ
し、フック止め部材104にフック105を引掛ける。
示したように、フック105はシートクッション102
の下方に位置するため、作業者Mから見えにくいので、
折畳んだリヤシート100を矢印c2の如く引張り、フ
ック105がフック止め部材104に当った時に、フッ
ク止め部材104にフック105を引掛けたものと誤認
する虞れがある。また、上記(d)に示したように、車
両(不図示)内で作業をすることを勘案すれば、フック
止め部材104にフック105を引掛けるときに、折畳
んだリヤシート100を矢印dの如く持上げる作業は困
難であり、リヤシート100の持上げ動作をせずにフッ
ク止め部材104にフック105を引掛けたいものであ
る。
確実に止めることができ、床側にシートを容易に止める
ことがきる車両用シートを提供することにある。
に請求項1は、床とシートフレームとの間をリンクで繋
ぎ、床側のロック手段からシートフレーム側のフックを
分離した後に、リンクの案内によって使用状態から収納
状態またはその逆に移動することのできる車両用シート
において、収納状態から使用状態へ車両用シートを戻す
ときにフックの下端をほぼロック手段の上面高さに合致
させることのできる斜面を、床側に設けたことを特徴と
する。
すときに、斜面にフックの下端を滑らしながらロック手
段の手前まで引き上げ、さらに、後方に引張ることで車
両用シートを自重で降下させて、ロック手段にフックを
引掛けるようにする。ロック手段にフックを引掛けると
きに、車両用シートを持上げてから降ろす動作をする必
要がないので、ロック手段にフックを引掛け易い。ま
た、車両用シートを後方に引張る動作だけなので、ロッ
ク手段にフックを確実に引掛けることができる。
づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側
を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。図
1は本発明に係る車両用シートを搭載した車両の斜視図
である。車両1は、運転席シート2と、この運転席シー
ト2の隣に配置した助手席シート3と、これらのシート
2,3の後に配置した車両用シートとしてのリヤシート
10A,10Bとからなる。4はハンドル、5は右前窓
ガラス、6は右後窓ガラス、7は左後窓ガラス、8はテ
ールゲート、9は床である。
である。リヤシート10Aは、シートクッション11
と、このシートクッション11に折畳み自在に取付けた
シートバック12と、床9に取付けた左・右支持ステー
13,14と、これらの左・右支持ステー13,14と
シートクッション11とを連結したリンクとしてのシー
ト脚15と、シートクッション11と左支持ステー13
との間に介在させたロッド17と、床9に形成したシー
ト支持構造60とからなる。なお、図1に示すリヤシー
ト10Bは、車両前後方向に関してリヤシート10Aに
左右対称であり、詳細な説明を省略する。
としてのクッション側フレーム21と、このクッション
側フレーム21に被せたクッション22とからなる。ク
ッション側フレーム21は、メインフレーム23の一端
に略U字パイプ24のU字部24aの右側を取付け、メ
インフレーム23の中間に略U字パイプ24の一端を取
付け、この略U字パイプ24の他端とメインフレーム2
3の他端とを後パイプ25で繋ぎ、略U字パイプ24の
他端側に左ステー部26を取付け、メインフレーム23
の他端に右ステー部27を取付け、略U字パイプ24の
他端側の下方にフック29を取付け、略U字パイプ24
のU字部24aと後パイプ25との間にシート受け部材
31,31を掛け渡し、略U字パイプ24に左・右シー
ト脚支持部32,33を取付け、略U字パイプ24の左
側にロッド支持部34を取付けたものである。35は左
カバー、36は右カバーである。
と、このバックフレーム38に取付けたバッククション
39とからなる。バックフレーム38は、コ字型パイプ
41の先端近傍を中間パイプ42で繋ぎ、コ字型パイプ
41の先端にそれぞれ左・右接続部43,44を連結し
たものである。
たものであって、床取付け部13a,13aを形成し、
両側面に脚支持部13b,13bを形成し、一方の側面
にロッド支持部13cを形成したものである。右支持ス
テー14は、板金を折曲げ形成したものであって、床取
付け部14a,14aを形成し、両側面に脚部支持部1
4b,14bを形成したものである。シート脚15は、
左脚45の一端45aを左シート脚支持部32に回転自
在に取付け、他端45bを左支持ステー13に回転可能
に取付け、右脚46の一端46aを右シート脚支持部3
3に回転自在に取付け、他端46bを右支持ステー14
に回転可能に取付け、左脚45と右脚46とを横パイプ
47で結んだものである。
の側面図を示す。フック29は、フック本体49と、こ
のフック本体49に取付けた解除ベルト51と、後述す
るロック手段としてのフック止め部材63の上部に当て
る受け金具52とからなり、リヤシート10Aは、解除
ベルト51をリヤシート10Aの後方に引張ることでフ
ック止め部材63からフック本体49を外すものであ
る。なお、29aはフック29の下端、49aはフック
本体49の支点を示す。ロッド支持部34は、ロッド1
7に嵌合させる長孔34aを備えたものであって、左・
右脚45,(46)の一端45a,(46a)を中心に
して一定範囲にシートクッション11の回転を規制する
ものである。
ドの正面視形状を示す。ロッド17は、ロッド本体53
と、このロッド本体53の一端部53aを挿入する床側
ロッドホルダ54と、この床側ロッドホルダ54をロッ
ド本体53に止める止め部材55と、ロッド本体53の
他端部53bを挿入するシート側ロッドホルダ56と、
このシート側ロッドホルダ56をロッド本体53に止め
る止め部材57とからなる。58は、ロッド支持部材3
4の長孔34aとシート側ロッドホルダとの間に介在さ
せたワッシャである。
ート支持構造の斜視図である。リヤシート支持構造60
は、床9に一段高く形成した段部9aを形成し、この段
部9aに斜面61を形成し、この斜面61の後方にフッ
ク29(図3参照)を収納可能な凹部62を形成し、こ
の凹部62にフック止め部材63を形成したものであ
る。斜面61は、段部9aにテーパ状凸部64を形成
し、このテーパ状凸部64の上に滑り部材65を被せた
ものである。
9、滑り部材65及び凹部の断面形状を示す。斜面は6
1、フック29の下端をほぼフック止め部材63の上面
63aの高さに合致させたことを示す。滑り部材65
は、滑り摩擦を軽減するための板状の部材であり、一端
にフック29を案内する曲面部65aを形成し、他端に
フック29を案内するコーナ部65bを形成したもので
ある。
7〜図9で説明する。図7(a)〜(c)は本発明に係
る車両用シートの第1作用説明図であり、リヤシート1
0Aの側面図を示す。(a)に示すリヤシート10A
は、使用状態のリヤシート10Aであって、シートバッ
ク12は起こした状態であり、フック29はフック止め
部材63に引掛けた状態にある。(b)において、シー
トバック12をシートクッション11に向って矢印の
如く折畳む。(c)において、フック止め部材63から
フック29を矢印の如く外す。
シートの第2作用説明図であり、リヤシート10Aの側
面図を示す。(a)において、折畳んだリヤシート10
Aを斜面61を滑らせて矢印の如く床9側に移動を開
始する。(b)は、リヤシート10Aの収納状態であっ
て、折畳んだリヤシート10Aを床9に収納済みの姿を
示す。(c)において、例えば、リヤシート10Aが慣
性作用によって、左・右脚45,(46)の一端45
a,(46a)を中心に矢印,の如く回転しようと
すると、ロッド本体53の他端部53bを長孔34aで
規制して、必要以上のリヤシート10Aの回転を防ぐ。
また、リヤシート10Aを床9側に止めて、リヤシート
10Aの回転を防止したものではないので、使用状態か
ら収納状態、又は収納状態から使用状態に移行する動作
を連続して行うことができる。従って、リヤシート10
Aの利便性の向上を図ることができる。
シートの第3作用説明図であり、リヤシート10Aの側
面図を示す。(a)において、リヤシート10Aを矢印
の如く持上げながら引張る。収納状態から使用状態へ
リヤシート10Aを戻すときにフック29の下端をほぼ
フック止め部材63の上面63aの高さに合致させるこ
とのできる斜面61を床9側に設けたので、リヤシート
10Aを収納状態から使用状態に戻し易く、確実にフッ
ク29をフック止め部材63に引掛けることがげきる。
なお、Mは作業者を示す。(b)において、リヤシート
10Aを矢印の如く降ろし、フック29をフック止め
部材63に引掛ける。
の下端をほぼロック手段としてのフック止め部材63の
上面よりも高く斜面61を設定したが、必ずしも、ロッ
ク手段上面よりも高く斜面を設定する必要もなく、フッ
クの下端をほぼロック手段の上面高さに合致させるよう
に斜面を設定すればよい。
する。請求項1は、収納状態から使用状態へ車両用シー
トを戻すときに、斜面にフックの下端を滑らしながらロ
ック手段の手前まで引き上げ、さらに、後方に引張るこ
とで車両用シートを自重で降下させて、ロック手段にフ
ックを引掛けるようにしたので、ロック手段にフックを
引掛けるときに、車両用シートを持上げてから降ろす動
作をする必要がないので、ロック手段にフックを容易に
引掛けることができ、車両用シートの利便性の向上を図
ることができる。また、車両用シートを後方に引張る動
作だけなので、ロック手段にフックを引掛けたかどうか
を誤認することもなく、床側に車両用シートを確実に止
めることができる。
動車の斜視図
造
ト)、15…リンク(シート脚)、21…シートフレー
ム(クッション側フレーム)、29…フック、29a…
下端、63…ロック手段(フック止め部材)、63a…
上面。
Claims (1)
- 【請求項1】 床とシートフレームとの間をリンクで繋
ぎ、床側のロック手段からシートフレーム側のフックを
分離した後に、前記リンクの案内によって使用状態から
収納状態またはその逆に移動することのできる車両用シ
ートにおいて、 収納状態から使用状態へ車両用シートを戻すときに前記
フックの下端をほぼロック手段の上面高さに合致させる
ことのできる斜面を、前記床側に設けたことを特徴とす
る車両用シート。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28310698A JP3537675B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 車両用シート |
US09/412,573 US6293603B1 (en) | 1998-10-05 | 1999-10-05 | Vehicular seat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28310698A JP3537675B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 車両用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000108745A true JP2000108745A (ja) | 2000-04-18 |
JP3537675B2 JP3537675B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=17661307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28310698A Expired - Fee Related JP3537675B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3537675B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6997498B2 (en) | 2003-07-23 | 2006-02-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Seat device for vehicle |
US7066539B2 (en) | 2003-08-29 | 2006-06-27 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat of retractable type |
DE102008051504A1 (de) | 2007-10-17 | 2009-05-14 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu-Shi | Stegabdeckungsstruktur für einen Klappsitz |
-
1998
- 1998-10-05 JP JP28310698A patent/JP3537675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6997498B2 (en) | 2003-07-23 | 2006-02-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Seat device for vehicle |
US7066539B2 (en) | 2003-08-29 | 2006-06-27 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat of retractable type |
DE102008051504A1 (de) | 2007-10-17 | 2009-05-14 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu-Shi | Stegabdeckungsstruktur für einen Klappsitz |
US7585011B2 (en) | 2007-10-17 | 2009-09-08 | Suzuki Motor Corporation | Leg covering structure for folding seat |
DE102008051504B4 (de) * | 2007-10-17 | 2011-02-10 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu-Shi | Stegabdeckungsstruktur für einen Klappsitz |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3537675B2 (ja) | 2004-06-14 |
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