JP2000107389A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000107389A
JP2000107389A JP10287962A JP28796298A JP2000107389A JP 2000107389 A JP2000107389 A JP 2000107389A JP 10287962 A JP10287962 A JP 10287962A JP 28796298 A JP28796298 A JP 28796298A JP 2000107389 A JP2000107389 A JP 2000107389A
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ball
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JP10287962A
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English (en)
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Shoji Sato
昭治 佐藤
Shoji Mori
昭二 森
Masaaki Sato
真朗 佐藤
Hiroyuki Sugiyama
浩幸 杉山
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TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
Original Assignee
TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種遊技情報をできるだけ明確化して、遊技者
が各種遊技情報を的確に把握可能とし、かつ、疲労を極
力軽減することができること。 【解決手段】液晶表示盤5aの遊技情報表示領域150
内には、第1種始動口(普通電動役物)7への入賞球の
保留数を表示する特別図柄保留数表示領域151と、
左、中、右の3つの特別図柄をそれぞれ変動表示する左
領域152a、中領域152b、右領域152cを備え
た特別図柄表示領域152とが設定されている。第1種
始動口(普通電動役物)7に遊技球が入球した場合、特
別図柄表示領域152における各特別図柄が変動して
「7、7、7」等の3桁同一の態様で停止した場合、特
別遊技が可能となる。通常遊技(普通図柄の確定)につ
いては、上記特別図柄で兼用表示させ、特別図柄表示領
域152における中領域152bに表示される中図柄が
「3」で停止した場合、第1種始動口(普通電動役物)
7が所定時間だけ開放される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機に関
し、詳しくは、特別図柄等の遊技情報の表示に特徴を備
えた弾球遊技機である。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機等の弾球遊技機におい
ては、通常、遊技盤面上にはそれぞれ、特別図柄表示装
置、特別図柄保留数表示装置、普通図柄表示装置、普通
図柄保留数表示装置が配設されている。そして、これら
は遊技状況に応じて稼働して遊技者に遊技情報を各別に
報知している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遊技者にとっ
て、特に、特別図柄及び普通図柄に関する遊技情報が各
別に報知されることは、遊技中の短時間にそれぞれの遊
技情報を把握して対処しなければならず、ほぼ同時に両
方の遊技情報の報知があった場合に、一方の遊技情報に
ついては対処することができたが、他方の遊技情報につ
いては見逃してしまったなどということが生ずる場合も
あった。また、遊技盤面上における各表示装置の配置が
離隔されている場合には、各種遊技情報の報知に合わせ
て目線をいちいち変更しなければならず、長時間の遊技
の場合は、遊技者に疲労を与え負担を強いることとな
る。さらに、各表示装置の表示領域のサイズが比較的小
さい場合には、各種遊技情報がわかりにくく、その把握
がしにくい場合があった。
【0004】また、遊技情報には未始動回数情報につい
ての情報も含まれることがあるが、従来は、単に4つの
ランプに同一色を点灯させるだけであり、当たりになる
までは、ひたすら特別図柄又は普通図柄の変動停止を見
つづけて確認しなければならず、遊技者の疲労度は増大
する一方であった。
【0005】そこで、請求項記載の発明の課題は、各種
遊技情報をできるだけ明確化して、遊技者が各種遊技情
報を的確に把握可能とし、かつ、疲労を極力軽減するこ
とができる弾球遊技機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み請求項1
記載の発明はなされたものであり、当否に係る識別情報
が可変表示する表示領域を少なくとも備えた可変表示手
段と、第1の有利な遊技状態に係る判定をするととも
に、第2の有利な遊技状態に係る判定をする判定手段
と、前記表示領域に前記2つの判定に係る識別情報を兼
用表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とす
る弾球遊技機とするものである。これにより、遊技者
は、前記表示領域に兼用表示される識別情報を見るだけ
で、2つの判定結果を一度で認識できることから、遊技
者の負担が軽減される。ここでいう「第1の有利な遊技
状態に係る判定」は、いわゆる特別図柄に関する大当り
か否かの判定が、「第2の有利な遊技状態に係る判定」
は、いわゆる普通図柄に関する当たりか否かの判定が例
示できる。「第1の有利な遊技状態に係る判定」と「第
2の有利な遊技状態に係る判定」の態様は、乱数による
ものが例示できる。「第1の有利な遊技状態に係る判
定」の結果、外れとなった場合にのみ、「第2の有利な
遊技状態に係る判定」を実行してもよい。「第2の有利
な遊技状態に係る判定」を、特別図柄の全部又は一部が
所定図柄で構成されているかどうかの判定とすることも
できる。さらに、ここでいう「兼用表示」は、「第1の
判定に係る識別情報」の全部又は一部が、「第2の判定
に係る識別情報」を兼ねるような表示である。例えば、
「第1の判定に係る識別情報」が3桁の左図柄、中図
柄、右図柄から構成されている場合、左図柄、中図柄、
右図柄の全部又は一部の組み合わせが「第2の判定に係
る識別情報」を示すような場合、例えば、中図柄が「第
2の判定に係る識別情報」を示すような場合等が挙げら
れる。
【0007】また、上記課題に鑑み請求項2記載の発明
はなされたものであり、始動条件が成立すると、識別情
報を可変表示する可変表示手段と、前記識別情報の可変
表示の未始動回数情報を表示する保留数表示手段と、前
記未始動回数情報に、当否に係る予告機能を持たせる予
告表示制御手段と、を備えたことを特徴とする弾球遊技
機とするものである。これにより、請求項1と同様に課
題を解決できる上、遊技者は、識別情報を可変表示する
前の時点において、リーチや特別遊技への可能性を予め
認識することができるので、疲労度が低減するとともに
当たりへの期待感が一層高められる。ここでいう「始動
条件」は、いわゆる特別図柄に関する大当りか否かの判
定の起因となる、始動装置への遊技球の入球又は通過等
が挙げられる。「識別情報」は、いわゆる特別図柄及び
/又は普通図柄に関する情報であり、例示的には、特別
図柄は3桁の左図柄、中図柄、右図柄、普通図柄は1桁
の図柄から構成される。「未始動回数情報」は、いわゆ
る保留数の表示であり、代表的には、保留数の表示は上
限(4つ)が設定されているが、制限されるわけではな
い。「識別情報」と「未始動回数情報」は、1つの可変
表示領域又は1つの可変表示装置にともに表示させても
よいし、離隔した別々の表示装置で表示してもよく、そ
の他、様々な態様で実施が可能である。
【0008】なお、ここにいう可変表示手段とは、LC
D、LED、CRT等により構成された画像表示装置が
例示される。またその外周形状は横長、縦長、角型、丸
型、小判型、楕円型等各種の形状が含まれる。また、可
変表示手段の左側方、右側方の遊技領域を遊技球が通過
できるもの、通過がスムーズではないような大型のもの
等が含まれる。また、画像表示装置(例えば、液晶表示
盤)単体のもの、画像表示装置に遊技球流通部材(例え
ば、センター役物等)を組合わせたもの等様々なものが
挙げられる。また、画像表示装置の画面は四角形、丸形
等各種のものが挙げられるし、遊技球流通部材は枠形
状、非枠形状、或いは、四角形、長円形、丸形等各種の
ものが挙げられ、画像表示装置と遊技球流通部材は、そ
の形態を様々に組合わせることができる。例示的には、
10インチの液晶画面を備えた液晶表示装置、8インチ
の液晶画面を備えた液晶表示装置にセンター役物が取付
けられたもの、10インチの液晶画面を備えた液晶表示
装置にセンター役物が取付けられたものが例示される。
液晶表示画面は四角形状、丸形状等が好適であるが限定
されるものではなく、また、横長状態、縦長状態、傾斜
状態いずれにも配置が可能である。遊技の趣向性を高め
るため、液晶表示画面の周囲にはそれに適合させた形態
のセンター役物を配置することが好ましい。このセンタ
ー役物は枠体が好ましいが、その周囲が連続していなく
ともよいし、また、一体でなく分割されていてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第1実施形態〜第
4実施形態のパチンコ機について図面を参照して説明す
る。 (第1実施形態のパチンコ機1の前面構造)図1及び図
2に示す通り、第1実施形態のパチンコ機1の前面側に
は、遊技盤2が着脱自在に装着されている。遊技盤2に
は、発射された打球を誘導するための誘導レール3がほ
ぼ円弧状に植立され、この誘導レール3で区画された領
域が遊技領域4を構成している。この遊技領域4は、第
1レール部材3a、第2レール部材3b、返しゴム3c
及び装飾部材3d(図2参照)により区画されている領
域である。遊技領域4の左半面にある第1レール部材3
aと第2レール部材3bとの間隙を通過して遊技領域4
へ遊技球が誘導される。装飾部材3dの左側先頭部分に
は、返しゴム3cが装着され、弾発された遊技球が当た
って遊技領域4の中央部へ反射されるようになってい
る。本実施形態では、第1レール部材3aが返しゴム3
cに到達し、装飾部材3dが第2レール3bに組合わさ
れることにより遊技領域4を設定している。遊技領域4
を設定する態様はこれ以外にも様々な構造のものが挙げ
られるが説明は省略する。また、遊技領域4の左上端部
で第2レール部材3bの先端には、逆流防止装置3e
(図1参照)が設けられている。
【0010】可変図柄表示装置5は、図2に示す通り、
液晶表示盤5aとセンター役物6とを備えたものであ
る。このセンター役物6は、中央部に貫設された表示窓
6aと、左右に配設された左ワープ入口6b、右ワープ
入口6cと、これらからの誘導球を受け入れて下方に流
下させるための、内壁の底面に配設されたステージ6d
と、上側に配設された天入賞口6eとを備えているもの
である。センター役物6の裏側には、特別図柄を変動表
示させる液晶表示盤5aが設置されている。可変図柄表
示装置5下方の中央部には、開閉駆動可能な第1種始動
口(普通電動役物)7が設けられ、その下側に開閉板8
bを備えた大入賞装置8が設けられている。この第1種
始動口(普通電動役物)7に遊技球が受け入れられる
と、液晶表示盤5aに表示される特別図柄が変動を開始
し、これが特定の表示態様、例えば、777の3桁同一
の数字で停止表示されると、特別遊技状態となり大入賞
装置8が所定回数(例えば、16回)開放し、遊技球を
受け入れるように構成されている。これについては後で
詳述する。また、可変図柄表示装置5の左右には、球誘
導役物24,25が設けられ、大入賞装置8の外部上方
左右に入球口9,10が設けられ、大入賞装置8の内部
左右に入球口11,12が設けられ、前述の球誘導役物
24,25、入球口7〜12は、賞球払出しの契機とし
て用いられる。また、大入賞装置8は開放時のみに入球
を可能にする。遊技盤2の最下方には(第2レール部材
3bの最下点)、アウト球を受け入れるアウト口13、
センター役物6の上部左右にランプ風車14a、センタ
ー役物6の下部左右に機械風車14bが設けられてい
る。
【0011】さらに、遊技盤2の前面側を覆う前面枠1
5が中枠16に開閉自在に設けられている。遊技盤2の
すぐ下側には、ヒンジ(図示略)により開閉可能な上皿
部17と開閉不可能な下皿部18とが位置しており、こ
れらが中枠16に装着されている。上皿部17の左下側
には、遊技状態に応じた効果音を発生させるスピーカ2
0が設けられている。また、下皿部18の右側には、発
射ハンドル21が設けられ、これが上皿部17から供給
される遊技球を遊技領域4に対して弾発する発射装置ユ
ニット117(図3参照)と接続されている。発射ハン
ドル21には、タッチスイッチ21aが、発射ハンドル
21の左上方近辺には、発射停止スイッチ21bが設け
られている。
【0012】(遊技盤2の裏面構造)パチンコ機1の裏
面構造について、図3を参照して説明する。中枠16は
本体枠54に一対のヒンジ100により開閉自在に支持
されている。中枠16の背面側には、遊技盤2が着脱自
在に固定されている。中枠16には、一対のヒンジ10
1により裏機構盤102が着脱自在に固定されている。
この裏機構盤102の左上部側には、タンク球切れ検知
スイッチ103を備えた賞球タンク104及びタンクレ
ール105が備えられている。このタンクレール105
の下流側右端には、球抜きレバー106、その下流側に
は、補給球切れ検知スイッチ107、その下流側には、
賞球払出装置108が設けられている。賞球払出装置1
08の下流側には、振分け部109が設けられている。
タンクレール105の下側には、可変図柄表示装置5を
格納した裏蓋110が、また、裏蓋110の下側には、
主制御基板111が各々設けられている。主制御基板1
11の左側には、発射装置制御基板113、タッチ感度
調整つまみ114、球飛び強弱調整つまみ115、発射
制御集合中継基板116が各々設けられている。裏機構
盤102の左下部側には、発射装置ユニット117が設
けられている。裏機構盤102の右下部側には、枠状態
表示器118を備えた枠制御基板119が設けられてい
る。枠状態表示器118は、補給球詰まり、下皿部満タ
ン、主電源電圧異常、発射停止、主制御基板通信異常、
賞球モータ異常などを7セグメントLED表示器を用い
て表示するものである。裏機構盤102の右上部側に
は、ヒューズボックス120、電源スイッチ121、電
源ターミナル基板122及び大当り、発射装置制御、球
切れ、扉開放、賞球、球貸し用等の遊技機枠用外部接続
端子を備えた中継基板123が設けられている。枠制御
基板119から接続ケーブル124が上方に延び出し、
電源ケーブル125を備えたプリペイドカードユニット
55に接続されている。裏機構盤102の中央下部側に
は、下皿用球通路部材126が設けられている。
【0013】(電子制御装置130の構成)図4に示す
本実施形態のパチンコ機1の電子制御装置130を説明
する。電子制御装置130は、主制御基板111、枠制
御基板119、主制御基板111と一方向通信を行う特
別図柄制御基板160を含み構成されている。主制御基
板111は、8ビットの処理容量を備え、CPU14
1、RAM142、ROM143、入出力インタフェー
ス144及びカウンタ146がバス145により相互に
接続されたものであり、パチンコ機1の遊技を司ってい
るものである。カウンタ146は、カウント値が0〜2
49まで微小時間毎に繰り返し昇順に変動するものであ
り、通常時には、大当りカウント値は「7」だけであ
り、高確率時には、例えば、「1」、「3」、「7」、
「9」、「11」、「13」、「17」、「19」、
「21」、「23」が大当りカウント値となる。従っ
て、通常時と高確率時とでは、大当り確率は異なり、通
常時の大当り確率は、1/250、高確率時の大当り確
率は、1/25に設定されている。中継基板123に
は、タッチスイッチ21a、発射停止スイッチ21b、
大入賞装置8への入賞球を検知するカウント検知スイッ
チ86、大入賞装置8への入賞球のうち特定領域に入っ
た入賞球を検知するカウント検知及び特定領域通過検知
スイッチ87、発射ハンドル21の回動操作量に応じて
発射装置ユニット117における遊技球の弾発力を変化
させるヴォリュームスイッチ93、タンク球切れ検知ス
イッチ103及び補給球切れ検知スイッチ107がそれ
ぞれ接続されている。中継基板123の出力端子は、主
制御基板111の入出力インタフェース144に接続さ
れている。第1種始動口(普通電動役物)入賞検知スイ
ッチ83及び入賞球検知スイッチ92は、入出力インタ
フェース144に接続され、入賞球検知スイッチ92
は、枠制御基板119にも接続されている。枠制御基板
119は、4ビットの処理容量を備えた論理演算回路を
含み構成されたワンチップマイコンを有し、その入力端
子が主制御基板111の入出力インタフェース144と
接続するとともに、その出力端子は枠飾りランプ基板5
7、表示枠左上ランプ基板34、表示枠右上ランプ基板
36、ストップ表示LED基板32、表示枠左LED基
板38、表示枠右LED基板40、左下入賞口LED基
板42、右下入賞口LED基板44、左入賞口LED基
板46、右入賞口LED基板48、音量スイッチ基板5
8、ストップ表示LED31、表示枠左LED37、表
示枠右LED39、左下入賞口LED41、右下入賞口
LED43、左入賞口LED45、右入賞口LED4
7、第1種始動口(普通電動役物)ソレノイド82、大
入賞口ソレノイド84、特定領域開閉ソレノイド85、
入賞球排出ソレノイド90、サウンドジェネレータ9
4、賞球払出装置108、発射装置制御基板113と接
続している。さらに、主制御基板111の入出力インタ
フェース144は、電源ターミナル基板122及び特別
図柄制御基板160とも接続している。図7に示す通
り、枠制御基板119は、CPU191、RAM19
2、ROM193、入出力インタフェース194、カウ
ンタ195、賞球個数認識用のタイマ196及びこれら
を接続するバス199を備えている。入賞球検知スイッ
チ92は、入賞検知信号線197によりそれぞれ主制御
基板111と枠制御基板119とに接続されている。ま
た、主制御基板111は、枠制御基板119と賞球個数
信号線198により接続されている。図示したものは一
例であり、その他、様々な構成例が考えられる。なお、
図4中左側に示すタッチスイッチ21a(最上段)から
発射装置制御基板113(最下段)までの各種の機器
は、適宜、中継基板123を経て或いは直接に枠制御基
板119、主制御基板111、電源ターミナル基板12
2等に接続されている。図4では、図面が煩雑になるこ
とを避けるため、信号伝送経路が適宜省略されており、
検出機器類は、中継基板123に接続された状態で表記
され、被駆動機器は、枠制御基板119に接続された状
態で表記されている。さらに、各種制御部及び各種基板
間の接続関係についても適宜省略されている。また、パ
チンコ機1の各部に電源を供給する電源回路等の構成は
周知であるから、図示及び説明は割愛する。
【0014】主制御基板111は、第1種始動口(普通
電動役物)入賞検知スイッチ83、カウント検知スイッ
チ86、カウント検知及び特定領域通過検知スイッチ8
7等の検知結果に基づいて、当否判定などの遊技状態を
判断し、可変図柄表示装置5に表示すべき特別図柄や背
景などの指示を特別図柄制御基板160へ逐一送信す
る。
【0015】主制御基板111から枠制御基板119へ
は、特別図柄の変動・停止態様、リーチ発生の有無、リ
ーチ態様(種別、全回転、コマ送り、逆進、図柄の拡大
・縮小など)、特別遊技及び遊技モード(確率変動、時短
など)等の遊技態様に応じて各種信号が出力される。こ
れにより、枠飾りランプ基板57等の各種ランプやサウ
ンドジェネレータ94は、枠制御基板119により制御
されることとなる。
【0016】(特別図柄制御基板160の構成)図5に
示す通り、特別図柄制御基板160は、CPU161、
RAM162、ROM163、入出力ポート164、V
DP(Video Display Processor)165、それらを
相互に接続するバス166、VDP165からの出力信
号を受けるD/A変換器167、このD/A変換器16
7からの信号を可変図柄表示装置5に出力する液晶表示
盤用出力ポート168から構成されている。特別図柄制
御基板160は図柄決定やリーチ決定などのためランダ
ムにアクセス可能なRAM162を有している。バス1
69が主制御基板111と入出力ポート164とを接続
している。
【0017】(入賞球排出装置99の構成等)入賞球排
出装置99は、図3に示す通り、セーフ球集合樋(図示
略)の下端側に設けられている。この入賞球排出装置9
9は、図6(a),(b)に示す通り、ハウジング98
と、ハウジング98の上部に配置された入賞球排出ソレ
ノイド90と、これと第1の入賞球検知レバー91とを
連結するソレノイドジョイント97と、遊技球の通過に
起因して入賞球を検知する入賞球検知スイッチ92と、
検知プレート95と、互いに係合する第1及び第2の入
賞球検知レバー91,96とから構成されている。この
第1及び第2の入賞球検知レバー91,96は、入賞球
排出ソレノイド90が励磁されていないときは図6
(a)の位置であり、遊技球Bの通過を制限している。
そして、入賞球排出ソレノイド90が励磁されると、図
6(b)に示す位置に変わる。すなわち、ソレノイドジ
ョイント97が上方へ吸引されて、第1の入賞球検知レ
バー91が反時計方向に回動し、第2の入賞球検知レバ
ー96が時計方向に回動して遊技球Bの通過が許容され
るようになっている。
【0018】(賞球動作)入賞球検知スイッチ92の検
知から賞球の払出しまでの動作について図6〜図8等を
参照して説明する。入賞球検知スイッチ92の入賞球検
知信号は、主制御基板111と枠制御基板119との双
方に発信される。従って、従来実行していた主制御基板
111から枠制御基板119への賞球ストロ−ブ信号の
発信はない。なお、賞球ストロ−ブ信号の発信とほぼ同
時に主制御基板111から枠制御基板119へ発信され
ていた賞球払出しに係る賞球個数信号は、従来通り発信
される。また、賞球ストローブ信号の削除に伴い枠制御
基板119に専用のタイマ196(賞球個数認識用タイ
マ)を備えている。ここで、払い出す賞球個数の種類が
3種類あって、その賞球個数の種類に対応した賞球個数
信号が発信されるわけであるが、タイマ196は、これ
らを判別するために必要なものである。すなわち、入賞
球検知スイッチ92から主制御基板111及び枠制御基
板119の双方へ入賞球検知信号が伝送され、主制御基
板111から枠制御基板119へは賞球個数信号が一方
向に伝送される。枠制御基板119は、入賞球検知スイ
ッチ92からの入賞球検知信号と、主制御基板111か
らの賞球個数信号とに基づいて、賞球払出装置108の
賞球モータ108a(図3参照)、入賞球排出ソレノイ
ド90等を駆動するよう命令する。
【0019】賞球払出し動作は概ね以下の順序で行われ
る。 賞球タンク104からタンクレール105を経て、賞
球払出装置108まで一定量の遊技球が保持される(図
3参照)。 賞球払出装置108は、内部に設けられたカム軸12
9(図3参照)が45度回転する毎に1個の遊技球が払い
出される構造になっており、カム軸129は、枠制御基
板119から送られてくる1パルスの払出制御信号で1
5度回転する仕様のため、3パルスの払出制御信号で1
個の遊技球が払い出されることになる。また、枠制御基
板119は、カム軸129の回転角度を賞球払出装置セ
ンサ基板128(図3参照)に装着された光センサ(図
示略)により検出し、実際に払い出された遊技球の数を
確認する。 大入賞装置8に遊技球が入賞すると、カウント検知ス
イッチ86又はカウント検知及び特定領域通過検知スイ
ッチ87によって、また、第1種始動口(普通電動役
物)7へ遊技球が入賞すると、第1種始動口(普通電動
役物)入賞検知スイッチ83によって、それぞれ遊技球
の入賞球検知信号が主制御基板111へ送られ、入賞球
1個につき大入賞装置8は15個、第1種始動口(普通
電動役物)7は6個の賞球の払出しが必要であることが
RAM142に記憶される(図4参照)。 すべての入球口における入賞球は、入賞球排出装置9
9に導かれる構造になっており、入賞球が入賞球検知ス
イッチ92を作動させ、入賞球検知信号が主制御基板1
11及び枠制御基板119の双方へ送られる。主制御基
板111は入賞球検知スイッチ92によって入賞球検知
信号を受けると、上記したRAM142に記憶されてい
る情報を基にして、遊技球1個が大入賞装置8に入賞し
た時は15個、第1種始動口(普通電動役物)7に入賞
した時は6個、その他入球口に入賞した時は10個の賞
球を払い出すように、賞球個数信号を図7に示すように
枠制御基板119へ伝送する。この賞球個数信号は、図
8に示す通り、4msecを1周期とした8周期の賞球
クロック信号と組合わせて枠制御基板119へ発信され
る。賞球個数信号の発信は、入賞球検知信号がOFFさ
れるまで、繰り返される。 枠制御基板119は、入賞球検知スイッチ92から伝
送された入賞球検知信号と、主制御基板111からの賞
球個数信号とを受取ると賞球払出装置108を作動させ
る。また、枠制御基板119は、図6に示す通り、入賞
球排出ソレノイド90を作動させて、入賞球1個を排出
させる。 枠制御基板119は、主制御基板111から送られて
きた賞球個数信号をもとに、払い出す遊技球1個毎に3
パルスの払出制御信号を賞球払出装置108の賞球モー
タ108aへ送り、賞球払出装置108のカム軸129
を回転させ、予め定められた数の賞球を上皿部17へ払
い出す。また、枠制御基板119は、入賞球排出ソレノ
イド90を作動させて入賞球を1個排出し、入賞球検知
信号をOFFさせ、賞球表示LED(図示略)を点灯さ
せる。 遊技球の払出しにより、賞球タンク104の遊技球が
不足すると、タンク球切れ検知スイッチ103が作動
し、タンク球切れ信号がタンク球切れ検知スイッチ10
3から中継基板123を介して主制御基板111へ発信
される(図4参照)。 遊技球が減りタンクレール105上の遊技球がなくな
ると、補給球切れ検知スイッチ107が作動し、補給球
切れ信号を中継基板123及び主制御基板111を介し
て枠制御基板119へ送り、それを受けた枠制御基板1
19は、賞球払出装置108を停止させて、ストップ表
示LED31を点滅させる(図4参照)。
【0020】(RAM142の構成)図9に示す通り、
RAM142には、少なくとも、特別図柄記憶領域第1
メモリ142a〜特別図柄記憶領域第4メモリ142
d、特別図柄当否判定乱数メモリ181、特別図柄保留
数メモリ182、予告動作判定乱数メモリ183、保留
数表示予告表示メモリ184が設定されている。特別図
柄当否判定乱数メモリ181は、遊技球が第1種始動口
(普通電動役物)7に入賞したことに起因する当否判定
用乱数の抽選値を取得するものである。特別図柄保留数
メモリ182は、0〜4いずれかの保留値を取得するも
のであり、特別図柄表示領域152の各特別図柄を変動
停止させる権利の残っている回数、すなわち、保留数を
示す保留値を取得し、この権利が消化又は発生される毎
に保留値は更新される。予告動作判定乱数メモリ183
は、予告動作判定乱数の抽選値を取得するものである。
保留数表示予告表示メモリ184は、保留数表示予告表
示の各態様を示す抽選値(予告表示データ)を取得する
ものである。特別図柄記憶領域第1メモリ142a〜特
別図柄記憶領域第4メモリ142dは、保留数が1個目
〜4個目のそれぞれの場合における、上記特別図柄当否
判定乱数メモリ181、特別図柄保留数メモリ182、
予告動作判定乱数メモリ183、保留数表示予告表示メ
モリ184で取得した各抽選値を記憶するものである。
すなわち、各メモリ142a〜142dには、特別図柄
当否判定乱数メモリ記憶領域181a〜181d、特別
図柄保留数メモリ記憶領域182a〜182d、予告動
作判定乱数メモリ記憶領域183a〜183d、保留数
表示予告表示メモリ記憶領域184a〜184dがそれ
ぞれ設定されている。図10には、特別図柄記憶領域第
1メモリ142aに設定された上記各記憶領域のみを示
す。各特別図柄保留数メモリ記憶領域182a〜182
dに記憶された各保留値に基づき、可変図柄表示装置5
の特別図柄保留数表示領域151(図11参照)の対応
表示箇所が駆動されるようになっている。本実施形態で
は、第1種パチンコ機に一般的に設けられている普通図
柄作動ゲート通過検知スイッチ、普通図柄保留数メモ
リ、これに対応する普通図柄保留数メモリ記憶領域及び
表示領域は、設定していない。ここでは、普通図柄の当
否判定は、どの特別図柄を停止表示させるかを決定する
特別図柄決定乱数(図示略)の抽選値が、中図柄におい
て停止表示される、当たり値である「3」に相当する値
か否かによって行われるように設定されている。図11
に示す通り、当たり値「3」で停止表示された場合、第
1種始動口(普通電動役物)7の羽根部材を開放するよ
うになっている。なお、特別図柄決定乱数(図示略)の
抽選については公知であるから、説明は略す。
【0021】図11に示す通り、液晶表示盤5aの遊技
情報表示領域150内には、第1種始動口(普通電動役
物)7への入賞球の保留数を表示する特別図柄保留数表
示領域151と、左、中、右の3つの特別図柄をそれぞ
れ変動表示する3つの左領域152a、中領域152
b、右領域152cを備えた特別図柄表示領域152と
が設定され、それぞれ「数字」、「アルファベット」
(例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、9、A、B、C、D、
E、F)の図柄中のいずれかの図柄を1つ表示する。第1
種始動口(普通電動役物)7への入球に起因して、左図
柄、中図柄、右図柄の各特別図柄が上下方向にそれぞれ
変動表示を開始するようになっている。この場合は、遊
技球の第1種始動口(普通電動役物)7への入賞に際し
て、特別図柄当否判定乱数メモリ181において(図9
参照)、乱数の取得を行い、特別図柄記憶領域第1メモ
リ142a〜特別図柄記憶領域第4メモリ142dのい
ずれかの特別図柄当否判定乱数メモリ記憶領域181a
〜181dに記憶させ(図10参照)、当否判定用乱数
の抽選値を読み出し、当否判定を実行してから、その当
否判定結果、すなわち、抽選値に基づいて特別図柄表示
領域152における各特別図柄をそれぞれ左、右、中の
順で停止させるものである。また、左領域152a、中
領域152b、右領域152cの各間には、中領域15
2bが普通図柄の表示を兼用していることを示す境界表
示領域152d,152eが設けられている。第1種始
動口(普通電動役物)7に遊技球が入賞した場合、特別
図柄表示領域152における各特別図柄が変動して特定
の組合せ(例えば、「7、7、7」等の3桁同一の態
様)で停止した場合、特別遊技が成立する。すなわち、
大入賞装置8が所定時間又は所定個数の遊技球が入球す
るまで開放される。また、通常遊技(普通図柄の確定)
については、特別図柄表示領域152における特別図柄
が変動して、3つの特別図柄のうち1つの特別図柄(例
えば、ここでは中図柄)が特定図柄(例えば、「3」)
で停止した場合、第1種始動口(普通電動役物)7が所
定時間だけ開放される。但し、上記のように中図柄が普
通図柄として機能するのは、特別図柄の当否判定結果が
「外れ」の場合のみである。なお、当否判定の時期を、
上述したような始動入賞時とせず、例えば、特別図柄の
確定表示時(ここでは普通図柄の確定も兼ねる)として
もよい。特別図柄保留数表示領域151は、特別図柄記
憶領域第1メモリ142a〜特別図柄記憶領域第4メモ
リ142dに設定した各特別図柄保留数メモリ記憶領域
182a〜182dに記憶された各保留値に基づく保留
数を表示するものであり、例えば、特別図柄保留数表示
領域151の4つの対応表示箇所を順次点灯するような
表示で表現される。また、特別図柄保留数表示領域15
1における保留数の表示態様につき、特徴がある。すな
わち、従来の保留数の表示態様は、4個の赤色点灯(小
丸型の表示)により行われている。これを単なる保留数
の点灯表示の機能だけでなく、遊技状態に対応させてい
わゆる予告機能を付加したものである。ここでいう、予
告機能とは、特別図柄表示領域152における各特別図
柄が変動中に、保留数表示が予告的な何らかのアクショ
ンをする機能をいう。そして、保留数の消化毎に予告
が、例えば、左側の保留数表示へと順次シフトしてゆ
く。具体的には、保留数表示が左から順に1〜4の番号
が付いているとした場合に、保留数の消化(特別図柄の
変動開始)により1番の保留数表示が消灯すると同時
に、すでに予告表示している2番の保留数表示が1番の
保留数表示に移り、また予告表示している3番の保留数
表示が2番の保留数表示に移る等をいうものである。な
お、保留数の消化直前の1個の保留数表示だけを予告さ
せるようにしてもよい。かかる場合には、遊技者は次の
遊技状態がどうなるかを予測し易くなる。但し、この
「予告」は必ず当たるものではなく外れる場合もある。
こうした予告ではなく、100%当たる真正予告として
もよい。特別図柄の保留数の表示態様は、以下の3態様
を呈する。 赤色点灯は、通常時の表示である。 緑色点灯は、リ−チの可能性がある。 緑色点滅は、特殊リ−チの可能性が大きい。 ここでいう特殊リーチとは、通常のリーチとは異なるリ
一チをいう。例えば、リーチ後の中図柄の確定までにお
いて、キャラクタの出現や中図柄の形状の変更等が表示
される可能性が高いリーチである。つまり、このリーチ
態様となることは、通常のリーチ態様よりも特別遊技と
なる可能性が高いことを示すものである。なお、保留数
表示の1番から4番に点灯される表示色が、同一表示色
であっても濃淡や強弱の変化をつけたり、或いは、点滅
速度に変化をつけたり等の段階的表示をしたり、さら
に、「○」が「△」、「■」、「□」になったり、その
形状を変化させたりする表示、点灯表示部分が拡大した
り縮小する表示等も考えられる。これにより、当たりへ
の期待感を一層高めることができる。また、表示色は上
記に限定されず任意であり、例えば、上記、、の
色を全部異ならせてもよいし、点滅や非点滅についても
任意の構成が採択できる。
【0022】(パチンコ機1の動作)パチンコ機1の動
作を図12〜図15を参照して説明する。電子制御装置
130が遊技の制御を司り、パチンコ機1の動作を支配
する。まずパチンコ機1が電源に接続されると、電源部
(図示略)から各回路に電源が供給され、CPU141
は、フラグやカウンタを初期値「0」に設定する等の一
連の初期設定を行い、図12のメイン処理を実行し、図
13〜図15に示す処理等がハードウェア割り込み等の
手法により微小時間毎に定期的に実行されるようになっ
ている。また、遊技盤2に向けて弾発された遊技球が、
第1種始動口(普通電動役物)7、大入賞装置8、入球
口9〜12に入賞すると、それぞれ設定された数の遊技
球が賞球として払い出される。
【0023】メイン処理について図12を参照して説明
する。以下、ステップを単にSと略する。また、図面の
煩雑化を避けるため、メイン処理における各処理を直列
的に配列して図示しているが一般的な弾球遊技機のメイ
ン処理と同時に各処理は並列的に処理される。 (a)飾り処理(S1)では、各種装飾用LED制御の
ためのデータ入出力や作成が行われる。 (b)乱数処理(S2)では、当否判定や図柄決定等の
ための乱数値作成が行われる。 (c)データ作成処理(S3)では、表示データ、音楽
デ一タ、及び、音声データなどの作成が行われる。 (d)スイッチ読込み処理(S4)では、各種のスイッ
チの出力に基づき、入賞球数の確認や更新が行われる。 (e)エラー処理(S5)では、断線、短絡、球詰まり
等の各種エラーの監視を行う。 (f)特別図柄処理(S6)では、始動入賞の確認、可
変図柄表示装置5に表示される特別図柄の変動停止、特
別図柄の停止準備態様の設定、リーチ態様の設定、及
び、大当り前から大当り後までの表示態様の設定などが
行われる。 (g)普通図柄処理(S7)では、普通図柄に相当する
特別図柄(例えば、中図柄)の当否判定から第1種始動
口(普通電動役物)7の開閉等の設定などが行われる。 (h)ソレノイド処理(S8)では、各種ソレノイド制
御のためのデータ入出力や作成が行われる。 (i)残余時間処理(S9)では、残余時間に関する処
理が実行される。
【0024】(特別図柄処理の内容)次に、図13の特
別図柄処理を説明する。まず、始動口判定処理(S20
0)が行われ、特別図柄当否判定乱数メモリ181、特
別図柄保留数メモリ182、予告動作判定乱数メモリ1
83、保留数表示予告表示メモリ184の数値が特別図
柄保留数メモリ182の保留値に基づいて、すなわち、
この保留値が「4」に達しているか否かに基づいて、特
別図柄記憶領域第1メモリ142aから特別図柄記憶領
域第4メモリ142dまでのいずれかに記憶される。こ
のステップについては詳しく後述する。さらに、特別図
柄処理時間を設定し(S210)、特別図柄に関連する所
定のモジュールに対応する特別図柄処理番号が記憶され
た特別図柄処理番号メモリを使用してモジュール(図示
略)の呼び出しが行われる(S220)。次に、特別図柄
処理時間を記憶する特別図柄処理時間メモリと特別図柄
処理番号メモリの数値が判定され、特別図柄処理時間メ
モリが「0」、すなわち、特別図柄処理時間が終了し(S
230:YES)、かつ、特別図柄処理番号メモリがいずれか
のリーチ処理の番号に相当していれば(S240:YES)、
リーチ終了判定処理(S250)が実行される。いずれか
一方でも条件が満たされていなければ(S230及び/
又はS240でNO)、リーチ終了判定処理を飛び超え
て、飾り制御が不要か否か、すなわち、飾り制御テーブ
ルメモリが「0」か否かが判定され(S260)、必要な
場合(S260:NO)には飾りセット処理(S270)が実
行される。この飾りセット処理では、各種ランプ等の飾り
の制御のためのデータが作成される。 S260で肯定又はS270の後、特別図柄処理時間が
終了時間に達したか否かが判定され(S280)、判定結
果がNOの場合には特別図柄処理時間メモリが1減算(S
290)された後、又は、S280でYESの場合には保留
数表示セット処理(S300)が実行される。これについ
ては後述する。この後、特別図柄の更新処理のための特
別図柄オフセット制御処理(S310)が実行され、リタ
ーンに抜ける。
【0025】(始動口判定処理)図14に示す始動口判
定処理を説明する。まず、始動入賞があるか否か、すな
わち、第1種始動口(普通電動役物)7に入球がされた
か否かを判定し、入球があれば(S11:YES)S12に
移行し、入球がない(S11:NO)ならリターンに抜け
る。S12では、保留数を表わす保留値が「4」以上か
どうか判定し、すなわち、特別図柄保留数メモリ182
の保留値が「4」未満なら(S12:NO)、S13に移
行し、保留値が「4」以上なら(S12:YES)、特別図
柄の始動を無効としリターンに抜ける。S13では、特
別図柄記憶領域第1〜第4メモリ142a〜142dか
ら該当する作業領域を選択し、特別図柄当否判定乱数メ
モリ181、特別図柄保留数メモリ182、予告動作判
定乱数メモリ183、保留数表示予告表示メモリ184
の各値を設定する。S14では、特別図柄保留数メモリ
182のデータを1加算し、リターンに抜ける。
【0026】(保留数表示セット処理)図15に示す保
留数表示セット処理を説明する。まず始動記憶があるか
どうかを判定し、始動記憶があるなら(S21:YES)、
S22へ移行し、始動記憶がないなら(S21:NO)、
リターンに抜ける。S22では、特別図柄記憶領域第1
メモリ142a〜特別図柄記憶領域第4メモリ142d
のデータをそれぞれ読み込む。S23では、予告表示デ
ータがあるか否か、すなわち、保留数表示予告表示メモ
リ184にデータが設定されているか否かを判定し、予
告表示データがあるなら(S23:YES)、S24に移行
し、予告表示データがないなら(S23:NO)、リター
ンに抜ける。S24では、予告表示態様を選択する。前
述した通り、本実施形態では、赤色点灯、緑色点灯、緑
色点滅点灯の3態様のいずれかが選択される。S25で
は、特別図柄処理時間が終了したか否かを判定し、終了
なら(S25:YES)、S26へ移行し、終了していない
なら、リターンに抜ける(S25:NO)。S26では、
特別図柄記憶領域第1メモリ142a〜特別図柄記憶領
域第4メモリ142dの内容を降順のメモリへシフトさ
せる。すなわち、特別図柄記憶領域第4メモリ142d
の内容は、特別図柄記憶領域第3メモリ142cへ移転
され、特別図柄記憶領域第3メモリ142cの内容は、
特別図柄記憶領域第2メモリ142bへ移転され、特別
図柄記憶領域第2メモリ142bの内容は、特別図柄記
憶領域第1メモリ142aへ移転される。S27では、
特別図柄記憶領域第1メモリ142a〜特別図柄記憶領
域第4メモリ142dの該当する特別図柄保留数メモリ
記憶領域に「0」をセットし、リターンに抜ける。例え
ば、現在、特別図柄記憶領域第1メモリ142a〜特別
図柄記憶領域第4メモリ142dの全部の特別図柄保留
数メモリ記憶領域に記憶があり、特別図柄保留数表示領
域151の1番から4番までの保留数表示全部が点灯等
しているとすると、特別図柄記憶領域第4メモリ142
dの特別図柄保留数メモリ記憶領域182d(4番に該
当)に「0」をセットして、4番の保留数表示を消灯さ
せるのである(図11参照)。
【0027】上述の特別図柄処理を含む各種の処理によ
り作成されたコマンドデータは、主制御基板111から
特別図柄制御基板160へ送られ、特別図柄制御基板1
60のCPU161は、コマンドデータを必要に応じて
受信し、液晶表示盤5aに図柄等が表示される(図5参
照)。
【0028】(処理全体の流れの説明)遊技者が発射ハ
ンドル21を握り、これを回動すると弾球遊技が行われ
る。第1種始動口(普通電動役物)7に遊技球が入賞し
ない状態では、電子制御装置130において抽選処理
(当否判定)は実行されず、その結果表示はされない。
第1種始動口(普通電動役物)7に遊技球が入賞する
と、電子制御装置130において抽選処理(当否判定)
が実行され、各特別図柄が変動を開始し、その当否判定
結果(当たり外れ)を示す特別図柄が特別図柄表示領域1
52にそれぞれ停止表示される。本実施形態では、特別
図柄は3つの特別図柄が一度に変動停止表示されるよう
になっている(図11参照)。図11では、リーチ外れ
が例示されている。特定の表示態様以外で停止表示され
ると、大入賞装置8は開放せず、特定の表示態様(例え
ば、777)で停止表示されると、大入賞装置8が開放
されて特別遊技が実行されるように構成されている。ま
た、中領域152bの特別図柄が所定の表示態様、例え
ば、3の数字で停止表示されると、第1種始動口(普通
電動役物)7の羽根部材が所定時間(例えば、0.5
秒)開放(拡幅)され、所定時間経過に伴い閉じること
となる。従って、第1種始動口(普通電動役物)7への
入球確率が高められる。一方、所定の表示態様以外で停
止表示されると、羽根部材は開放せず、第1種始動口
(普通電動役物)7への入球確率はそのままとなる。な
お、第1種始動口(普通電動役物)7に代えて、これを
始動通過ゲート(図示略)に置換し、これを遊技球が通
過することに起因して各特別図柄が変動及び停止表示さ
せるようにしてもよい。
【0029】上述の特別遊技は、公知の第1種と呼ばれ
るパチンコ機と同様であるが、簡単に説明する。開閉板
8b(図2参照)を前倒して、大入賞装置8を極めて入
賞し易い状態にする。そして、開閉板8bを前倒して大
入賞装置8を開放してから約30秒経過するか、大入賞
装置8への入賞球が10球に達したならば、開閉板8b
を閉鎖する。その際に、今回開放中の入賞球のいずれか
が大入賞装置8の特定領域(図示略)を通過していたな
ら、大入賞装置8を再び開放し、前述と同様に閉鎖させ
ることを繰り返す。大入賞装置8の開放中に入賞した遊
技球中で特定領域(図示略)を通過したものがない場
合、或いは、大入賞装置8の開放回数が規定数(本実施
例では16回)に達した場合には、大入賞装置8の再開
放を行わず、特別遊技は終了となる。
【0030】(第1実施形態の効果) A.可変図柄表示装置5内の遊技情報表示領域150に
おける特別図柄表示領域152の各特別図柄の変動・停
止が、従来の普通図柄の変動・停止をも兼ねているの
で、遊技者はいちいち目線を変更することなく集中し
て、比較的容易に各種遊技情報を把握することができ
る。従って、遊技者の疲労度を格段と軽減することが可
能となる。さらに、普通図柄作動ゲート、普通図柄表示
装置等を削減できる効果がある。 B.1つの可変図柄表示装置5で、従来必要な複数の表
示装置の機能を果たすことができるので、製造コストを
低減させることが可能となる。 C.保留数表示において、単なる点灯表示ではなく、点
灯表示色の変更及び点滅等をさせて報知することができ
るので、各種遊技情報を明確に伝達でき、遊技者が各種
遊技情報を確実に把握することが可能となる。また、リ
ーチや特別遊技の可能性について予告するので、遊技者
の期待感を一層増大させるものとできる。 D.賞球ストローブ信号の発信をなくすことができるの
で、主制御基板111の出力を1ビット減らすことがで
きるとともに、メインプログラムの負担も従来より軽減
させることができる。
【0031】(第2実施形態)第2実施形態のパチンコ
機201を図16〜図27を参照して説明する。第2実
施形態のパチンコ機201が第1実施形態のパチンコ機
1と異なる点は、液晶表示盤5aの表示画面を比較的大
型サイズである10インチとしたものである。これによ
り、上記第1実施形態のA.〜D.の効果のほか、可変
図柄表示装置内の遊技情報表示領域を10インチの比較
的大型サイズのものとすれば、表示される各特別図柄の
表示サイズや保留数表示サイズも比較的大きいものとす
ることができるので、各種遊技情報が視覚的に遊技者に
一層わかり易くなり、よって、各種遊技情報を一層的確
に把握することが可能となる。さらに、本実施形態で
は、パチンコ機に一般的に設けられている普通図柄作動
ゲート通過検知スイッチ265a,265b(図27参
照)、普通図柄当否判定乱数メモリ385(図28参
照)を備えている一方、普通図柄保留数メモリ、これに
対応する普通図柄保留数メモリ記憶領域及び表示領域は
設定されていない。普通図柄の当否判定は、特別図柄決
定乱数(図示略)の抽選値が、中図柄において停止表示
される、当たり値である「3」に相当する値か否かによ
って行われ、当たり値「3」で停止表示された場合、第
1種始動口(普通電動役物)7の羽根部材を開放するよ
うになっている。なお、この実施形態では、共通する構
成要素については、部品番号に200番を付加した対応
番号とし、新たな構成要素は新たに番号を付与すること
とする。
【0032】(パチンコ機201の表面側構造)大入賞
装置208の左右に入球口209〜212が集約的に設
けられ、第1種始動口(普通電動役物)207及び大入
賞装置208とともに入球口群N(図17参照)を構成
している。この入球口群Nを配置可能な領域は、センタ
ー役物206の下端より下部であり、遊技領域204の
高さL(図18参照)に対して概ね3分の1の高さであ
る(図17では約27%である)。ここで、入球口群N
を構成する各入球口207〜212は、賞球払出しの契
機として用いられている。また、大入賞装置208は開
放時のみに入球を可能にする。
【0033】(可変図柄表示装置205の構成)可変図
柄表示装置205は、図16に示す通り、遊技領域20
4のほぼ中央に配置され、外形寸法がその左側方及び右
側方の遊技領域204の領域への入球口の配置を制約す
る程度に大型に設定されている。特別図柄や保留数表示
の視認性を向上させるためである。こうして可変図柄表
示装置205が大型に設定されたことに伴い、裏面構造
も変更されている。この可変図柄表示装置205の上方
の遊技領域204への入球口の配置は可能であるもの
の、本実施形態では、遊技球の移動の障害となるため、
一般的には入球口は設けていない。この可変図柄表示装
置205(特別図柄を表示することから特別図柄表示装
置と呼ばれることもある)は、10インチ画面の液晶表
示盤205a(図17及び図19参照)と、この液晶表
示盤205aの周囲に配置されたセンター役物206
(図20〜図23参照)、特別図柄制御基板360(図
示略:図4の特別図柄制御基板160と対応するもの)
等を含み構成されたものであり、横長形状となってい
る。センター役物206の外周形状は、横長の略小判形
状又は略楕円形状(最大高さと最大横幅の比である縦横
比が、概ね1.1〜1.7、好ましくは概ね1.3〜
1.7、特に好ましくは概ね1.3〜1.4)に形成さ
れている。センター役物206の外形寸法は、遊技球の
流通条件によっては適宜変更される場合もあり得る。液
晶表示盤205aを大型CRT、LED等の他の表示体
に置換えたりすることが可能である。また、本実施形態
においては、可変図柄表示装置205にセンター役物2
06を含んで構成されてはいるが、必ずしもセンター役
物206が含まれているとは限らない。
【0034】前述した10インチの大型の液晶画面を有
する液晶表示盤205a及びセンター役物206を遊技
盤202に搭載した場合、例えば、6インチ画面を採用
した場合に比べて、可変図柄表示装置205の周囲に残
される部分の遊技領域204の面積は減少することとな
る。すなわち、図17に示す通り、センター役物206
左右の遊技領域204の領域幅であるセンター役物左右
球通過領域Jの幅はW =33mm(以下、センター役
物左右球通過領域幅Wという)程度であり、また、セ
ンター役物206上部の遊技領域204の誘導樋球受口
領域高さH=70mm程度となっている。
【0035】例えば、仮に入球口を可変図柄表示装置2
05の左右、すなわち、センター役物左右球通過領域J
(図17参照)付近に配置するとした場合、通常、単品
の入球口は球受部の幅が20mm程度、取付ベースを含
めると入球口の全幅は40mm程度となり、入球口の設
置が困難となっている。そのため、入球口を遊技盤20
2の裏面側から装着し、遊技盤202の前面側に入球口
の球受部のみを突出させたとしても、球受部の幅は20
mm程度であるから、残りのスペースは13mm程度と
なり、結局、障害釘や入球口の配置は可能ではあるもの
の、遊技球をスムーズに流下させることは難しい。
【0036】また、可変図柄表示装置205の上方の遊
技領域204へは入球口の設置は可能ではあるものの、
この入球口に入球した遊技球を遊技盤202の裏側で下
方に導く樋(図示略)を可変図柄表示装置205の裏部
品(液晶表示盤205aのケースや表示制御基板など)
を避けて配置しなければならず、設置は可能であるもの
の構造上好ましくないことがある。可変図柄表示装置2
05は、遊技領域204の下方に入球口や大入賞装置等
の配置の自由度を確保するためには、できる限り遊技領
域204の上方に配置するのが好ましく、可変図柄表示
装置205をさらに上方に配置すれば遊技領域204の
下方の有効スペースは拡大されるが、上方には入球口は
配置できなくなる関係が成立している。従って、こうし
た関係を考慮した設計が望ましい。
【0037】さらに、図17に示すように、センター役
物206の上方には複数の障害(障害釘等)からなる案
内部275(図21及び図22参照)が配置されてお
り、誘導樋球受口領域幅Wの横幅内に落下してきた遊
技球は、ワープ樋入口261a,261b(図20〜図
22参照)に入球し易くなるように構成されている。誘
導樋球受口領域幅Wは、ワープ樋入口261a,26
1bの上部を含めた連続した領域の横幅を規定したもの
であり、ここでは、後述する仕切り部274の横幅と同
一である。そしてワープ樋入口261a,261bに入
球した遊技球はそれぞれ、ワープ樋262a,262b
(図20参照)を経てワープ樋出口263a,263b
からステージ268上に流下され、第1種始動口(普通
電動役物)207の上方に集められるので、第1種始動
口(普通電動役物)207に入球する可能性が高くな
る。ところで、従来の弾球遊技機(図示略)では、遊技
球を始動入球口(図示略)に入球し易い位置に発射させ
るために、遊技者が発射装置(図示略)の発射力を調整
して発射させているが、発射装置(図示略)の発射力が
一定となるように調整(固定)させたとしても発射力の
バラツキによって調整に反した発射力になる場合があ
る。そのため、遊技者の意に反して始動入球口(図示
略)に入球する可能性が極めて低い位置に遊技球(図示
略)が発射され、遊技者に不利益をなすこととなる。こ
れに対し、本実施形態のパチンコ機201では、比較的
幅の広い誘導樋球受口領域幅Wの幅内の遊技領域20
4に遊技球が発射されれば、前述した通り、遊技球がワ
ープ樋入口261a,261bに集められるので、遊技
球がワープ樋入口261a,261bに入球し易くな
り、結果として第1種始動口(普通電動役物)207に
入球する可能性が高まる。従って、発射装置(図示略)
の発射力のバラツキや遊技者の技量等が、遊技球の第1
種始動口(普通電動役物)207への入球に影響を与え
る可能性は極めて低くなるという優れた効果を有する。
【0038】遊技盤202の寸法関係について図17を
参照して説明する。遊技領域204の面積計測(CAD
上にて)を行うと約123,988mmとなる。遊技
領域204の縦寸法(L=396mm:図18参照)を
直径とする真円の面積が約123,163mmであ
り、面積計測の結果にほぼ等しくなるため、本実施形態
では遊技領域204の面積を直径Lの真円で近似して算
出している。この採寸法Lは遊技領域204の最下点か
ら最上点までの垂直距離とする。図18は遊技領域20
4の投影面を斜線で示す。図中のTは、遊技領域20
4の中心縦線であり、Tは役物配置の中心縦線であ
る。両中心線は一致しておらず、TはTに対して右
側に偏倚するとともに、オフセット量は4mmに設定さ
れている。水平線Sは遊技領域204の下限を示すもの
である。また、本実施形態における各部材の面積は以下
の通りである(図19参照)。 センター役物206(10インチ用) 約58,463mm センター役物206’(8インチ用) 約37,416mm 液晶表示盤205aの10インチ画面 約30,426mm 図19の斜線は可変図柄表示装置205の投影面を斜線
で示す。この投影面中の2つの2点鎖線枠(横長四角
形)は、10インチ画面及び8インチ画面の液晶表示盤
205a,205a’の輪郭を示している。また、8イ
ンチ画面の液晶表示盤205a’に適合するセンター役
物206’は2点鎖線の曲線で、10インチ画面の液晶
表示盤205aに適合するセンター役物206は実線の
曲線で示している。
【0039】8インチ用のセンター役物206’の面積
は、単純に本実施形態で図示されている10インチ用の
センター役物206の縮尺を0.8倍(面積比0.6
4)して算出している。しかし、ワープ樋262a,2
62b各部の概ねの寸法は、遊技球の直径や樋壁の板厚
に基づいて自ずと決定され、8インチ表示体を採用して
も、遊技球が通過できる寸法を確保しなければならない
ため、センター役物の各樋の縦横寸法や樋を覆う装飾品
等の外形寸法は10インチ表示体の場合と大きくは変わ
らないと考えられる。従って、実際に8インチ表示体を
用いる場合、センター役物の実際の面積は、前掲の8イ
ンチ用のセンター役物206’の算出値よりも実際には
大きくなると考えられる。以上のことから、10インチ
画面の液晶表示盤205aとセンター役物206(10
インチ用)とを採択した可変図柄表示装置205の場
合、そのときの遊技領域204に対する可変図柄表示装
置205の占有面積の割合は、約47%となる。また、
8インチ画面の液晶表示盤205a’とセンター役物2
06’(8インチ用)とを用いて採択した可変図柄表示
装置205の場合、そのときの遊技領域204に対する
可変図柄表示装置205の占有面積の割合は、約30%
となる。10インチ画面の液晶表示盤205aにセンタ
ー役物206を用いず単独で採択した場合、可変図柄表
示装置205の占有面積は、液晶表示盤205aの面積
と等しくなり、そのときの遊技領域204に対する可変
図柄表示装置205の占有面積の割合は、約25%(約
4:1)、かつ、可変図柄表示装置205の占有面積が
最小面積となる。以上の通り、可変図柄表示装置205
は、遊技領域204の表面積の概ね25%(4分の1)
以上、好ましくは概ね30%以上、特に好ましくは概ね
47%以上を占めることを特徴とする。なお、8インチ
画面の液晶表示盤205a’を単体で用いる場合、遊技
領域204に対する可変図柄表示装置205の占有面積
の割合は、約16%となり、入球口設置の際の制約が緩
やかになると考えられる。また、ここでの占有面積は投
影面積を意味する。遊技領域204を上下に二分する遊
技領域中央横線は、本実施形態では、液晶表示盤205
aの中央横線とほぼ一致している。入球口群Nは遊技領
域中央横線よりも下方の領域に可変図柄表示装置205
を避けて集約的に配置されている。すなわち、入球口群
Nの配置される領域の高さは、遊技領域204の最下部
からセンター役物206の下端部までの高さとし、配置
される領域は左右一杯までとする。また、センター役物
206のステージ268に入球口を別途増設することも
ある。
【0040】本実施形態は10インチ画面の液晶表示盤
205aとこれに適合するセンター役物206を用いた
場合であるが、10インチ画面よりも小型の表示体を用
いた場合などには、可変図柄表示装置205が占める面
積が減少し、可変図柄表示装置205の左右、或いは、
上部の余地は増加する。例えば、一般に多く採用されて
いるサイズ(4〜6インチ)よりも若干大型な8インチ
程度の表示体を用い、実施形態のセンター役物206を
それに合わせて単に小型化した場合には、センター役物
左右球通過領域幅W(遊技球が流下可能な領域)の幅
寸法は、図17の画面幅寸法の差に基づいて算出する
と、20.75mmと計算され、左右各々に約20mm
増加する。従って、実施形態における10インチ画面の
可変図柄表示装置205のセンター役物左右球通過領域
幅Wが約33mmであるので、画面サイズを8インチ
とした場合には、左右領域のそれぞれの幅寸法は約53
mm(=33+20)となる。この領域に単品の入球口
(図示略:例えば幅寸法が約20mmの小型のもの)を
配置した場合には入球口(図示略)の両側に約16.5
mm(=(53−20)/2)の余地を確保できるが、
遊技球の直径が11mmであるため、入球口から逸れた
遊技球は左右に2.75mm(=(16.5−11)/
2)ずつしか経路変更できない。このため、入球口から
逸れた遊技球はほぼ直下のみにしか流下できず、遊技球
の挙動に十分な変化を与えて趣向性を高めることは難し
い。さらに、入球口の総数は遊技規則で規定されており
規定数以上の総入球口数(総入賞口数)を保たなければ
ならないため、可変図柄表示装置205の大型化に伴っ
て入球口の数を安易に減らすことはできない。従って、
入球口の総数を減らすことなく可変図柄表示装置205
を現状よりも大型化するためには、入球口の配置の問題
を解決することが不可欠である。そのため、センター役
物左右球通過領域Jには入球口を設置せず、入球口群N
を前述の通りの領域に集約して配置しているのである。
また、現在の遊技規則によれば、総入球口数は、可動式
役物が動作しない通常の遊技状態において5個以上とな
るよう規定されており、始動口の数はその三分の一(小
数点以下切り捨て)以上でなければならない。本実施形
態は総入球口数が5個、始動口が1個であり、この規則
を満足している。総入球口数がそれより多くなると、入
球口の配置変更等が適宜必要となることがある。
【0041】入球口群Nを配置できる領域の高さMの取
り得る範囲は、図19の場合、10インチ画面の液晶表
示盤205a単体の場合、遊技領域の高さL(図18参
照)の概ね25%〜60%であり、8インチ画面の液晶
表示盤205a’とそのセンター役物206’の場合、
概ね25%〜55%であり、10インチ画面の液晶表示
盤205aとそのセンター役物206の場合、概ね25
%〜35%である。また、センター役物左右球通過領域
幅Wの遊技領域204の最大横幅W14(図18参
照)に対する割合の取り得る範囲は、10インチ画面の
液晶表示盤205a単体の場合、概ね0〜25%であ
り、8インチ画面の液晶表示盤205a’とそのセンタ
ー役物206’の場合、概ね0%〜15%であり、10
インチ画面の液晶表示盤205aとそのセンター役物2
06の場合、概ね0%〜10%である。なお、上記にお
いて、「0%」というのは、液晶表示盤205a又は液
晶表示盤205a’を片側に偏倚させた場合、或いは、
センター役物206又はセンター役物206’を左右領
域一杯まで拡張した場合である。
【0042】(センター役物206の構成)センター役
物206について図20〜図23を参照して説明する。
このセンター役物206は、図20に示す通り、内部に
液晶表示盤205aを可視可能にする大開口部260を
有し、遊技球が入ることができる程度の厚みを備えた略
四角形の枠形状に形成され、背面側に取付基板260a
を備えたものである。この取付基板260aの裏面に、
液晶表示盤205aがねじ等で着脱可能に取付けられ
る。また、センター役物206の最上面には、誘導樋球
受口領域K(図21及び図22参照)が形成され、これ
は誘導樋球受口領域幅Wに対応する長さの部分から構
成されたものである。センター役物206の上部には、
第1の球受口としての一対のワ−プ樋入口261a,2
61bが間隔を置いて左右に配置され、このワ−プ樋入
口261a,261bと連通する一対のワ−プ樋262
a,262bがセンター役物206の内部をL字形状に
屈曲して水平に外側に延び、さらに、逆L字形状に屈曲
して垂直下方に延び、大開口部260に面した内側壁2
60c(図22参照)の下部の両端部に設けた一対のワ
−プ樋出口263a,263bに各々連通している。つ
まり、ワープ樋262a,262bはそれぞれ、取付基
板260aの背面側において、左右に分かれ大開口部2
60の周縁に沿って延びてワープ樋出口263a,26
3bに達している(図23(b)参照)。ワ−プ樋26
2a,262bの左右中間部の外側部分に隣接して、第
2の球受口としての一対の通過口264a,264bが
形成され、この一対の通過口264a,264b内には
それぞれ、普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ265
a,265bが設置されている。遊技球Cの通過が検知
され、その通過した遊技球Cは通過口264a,264
bのそれぞれと連通する通過樋266a,266bから
落下できるように形成されている(図20参照)。ま
た、センター役物206の左右前面の最下部両端部に
は、中央に遊技球を誘導するために内側にカーブ面を備
えた球誘導部267a,267bが左右対称に突設され
ている(図21参照)。大開口部260の内側底面に
は、ワ−プ樋出口263a,263bから排出される遊
技球Bを受けるための球遊動部としてのステージ268
が設けられている。本実施形態では、図23(a)に示
す通り、ステージ268の前後方向の幅Aは、概ね20
mmに設定している。なお、ステージ268の前後方向
の幅は、概ね20mm〜100mm確保できる。従来の
集合盤を省略できるとともに、入球口群Nが遊技盤20
2の下方に配置されており、遊技盤202の背面側にお
ける設計の制限が少ないためである。
【0043】また、遊技球Bをステージ268の中央か
ら流下させる球誘導溝269がセンター役物206の下
部中央に形成されている。なお、ステージ268の高
さ、長さ、位置等も図示のものに限定されるわけではな
く、様々な改変を施すことができる。遊技球Bは球誘導
溝269に進路を制約されて落下するが、球誘導溝26
9から落下した場合には、下方の第1種始動口(普通電
動役物)207に入球し易くなるように、球誘導溝26
9は段部及び傾斜を備えている。これにより、遊技者は
常にステージ268上の遊技球Bが第1種始動口(普通
電動役物)207に入球する期待感が持て、常時、スリ
ルに富んだ遊技を楽しむことができる。なお、本実施形
態においては、球誘導溝269は1つであるが、数に限
定はないし、また、形状も遊技球を誘導するものであれ
ば制限はない。
【0044】ワ−プ樋入口261a,261bのそれぞ
れに入球した遊技球Bは各ワ−プ樋262a,262b
を通過して各ワ−プ樋出口263a、263bから排出
され、ステージ268へ流れ出る。大部分の遊技球B
は、球誘導溝269を通過してセンター役物206の外
に排出され、第1種始動口(普通電動役物)207、入
球口209〜212のある領域へ流下する(図17参
照)。一方、通過口264a,264bのそれぞれに入
球した遊技球Cは、各普通図柄作動ゲート通過検知スイ
ッチ265a,265bで検知され、各通過樋266
a,266bを通過して下方の遊技領域204に流下す
る。本実施形態においては、遊技球Cが普通図柄作動ゲ
ート通過検知スイッチ265a,265bに検知される
と、所定の賞球が払い出される。
【0045】さらに、センター役物206は、図20に
示す通り、左右対称の形状とし遊技盤202から前方に
突出するカバー部材兼用装飾部材である一体成形された
突出部272を備えている。この突出部272は、左突
出部272a、中央突出部272b、右突出部272c
を備えている。左突出部272a及び右突出部272c
の表面には、波形の装飾が施され、その上面に、左突出
部272aには左下がり、右突出部272cには右下が
りにカーブし、1個の遊技球が通過できる程度の狭い所
定幅に形成された細長の球誘導面273a,273bが
それぞれ設けられている(図21参照)。左突出部27
2a及び右突出部272cの下側部の内部にはそれぞ
れ、前述の通過口264a,264b、普通図柄作動ゲ
ート通過検知スイッチ265a,265b、通過樋26
6a,266bが設けられている(図20参照)。ま
た、中央突出部272bは、中央上方に凸な円弧状に成
形された仕切部274を備え、その仕切部274の左右
両側には、前述の2つのワープ樋入口261a,261
bを備えている。なお、仕切部274は、遊技球をワー
プ樋入口261a,261bに案内するものである。ワ
ープ樋入口261a,261bの外側端部には、内側方
向へ低く傾いた、小さな傾斜面261c,261d(図
21参照)がそれぞれ形成されて、ワープ樋262a,
262bへの案内を円滑にしている。誘導樋球受口領域
幅Wは、2つのワープ樋入口261a,261bの開
口幅と仕切部274の幅を足し合わせた寸法を表す。本
実施形態では、平面から見たワープ樋入口261a,2
61bの各開口幅が22mm、仕切部274の幅が46
mmであり、誘導樋球受口領域幅Wは90mmに設定
されている。なお、本実施形態のように、2つのワープ
樋入口261a,261bを設ける場合、誘導樋球受口
領域幅Wの最小寸法は、24mmとなると考えられ
る。この寸法値は、ワープ樋入口261a,261bの
開口幅を各々11mm(合計22mm)とし、仕切部2
74の幅を2mmとし、これらを合計することにより得
られる。一般には、遊技球が11mmの直径に正負の公
差(例えば、0.05mm)をもって製造されるため、
ワープ樋入口261a,261bの各開口幅は正の公差
を考慮して11mmよりも若干大きく設定される。ま
た、上述した仕切部274の幅の2mmは、両ワープ樋
入口261a,261bを一枚の樹脂製板により仕切る
場合に、樹脂成型を良好に行うために必要とされる最小
の板厚である。
【0046】(案内部275の構成)案内部275を図
21及び図22を参照して説明する。この案内部275
は複数の障害釘から構成されたものである。案内部27
5の中央部分は、山形に配置された3つの釘群からなる
流出規制部276からなり、この流出規制部276が誘
導樋球受口領域Kの上部を囲うように配置され三角形状
のスペースを形成している。また、流出規制部276に
は、誘導樋球受口領域Kに遊技球を導入する導入口27
7a,277b(釘の隙間)がそれぞれ形成されてい
る。従って、遊技球がセンター役物左右球通過領域J
(図17参照)へ流下することを案内部275が妨げ、
ワープ樋入口261a,261bへ導入される確率を高
めることで遊技の興趣を確保することができる。また、
遊技球を中央に寄せるために流出規制部276の両側に
も障害釘が左右対称に内側に傾斜して配列されており、
球誘導面273a,273bへ遊技球を円滑に誘導でき
る。さらに、これら球誘導面273a,273bによ
り、遊技球はここを滑落して、通過口264a,264
b付近の障害釘(図示略)に反射して通過口264a,
264bに入球する確率が高まる。
【0047】誘導樋球受口領域Kの作用を図21及び図
22を参照して説明する。上述の導入口277a,27
7bを通って、一旦、誘導樋球受口領域Kに達した遊技
球は、この領域外に流出しにくいという効果がある。こ
うした効果を企図したのは、従来からの遊技球発射装置
(図示略)の発射力のバラツキの問題に加えて、可変図
柄表示装置205の大型化に伴い、第1種始動口(普通
電動役物)207への入球が困難になることや、遊技が
単調になるといった問題が生じているからである。つま
り、過度に多くの遊技球が可変図柄表示装置205を避
けて遊技領域204の左右両側を流下すると、遊技球が
第1種始動口(普通電動役物)207から遠く離れ、第
1種始動口(普通電動役物)207に入球し難くなる。
また、遊技球が第1種始動口(普通電動役物)207に
集まり易くなるよう障害釘を配設することも可能である
が、遊技球を可変図柄表示装置205の左右から第1種
始動口(普通電動役物)207へ向けて横断させること
になるため、遊技球の挙動が単調で不自然になり易い。
従って、こうした不都合を解消すべく、より多くの遊技
球を可変図柄表示装置205内部を通して入球口群Nに
導くことにより、可変図柄表示装置205にて遊技球の
挙動に多様性を持たせることが可能となり、遊技球の挙
動が単調になることを防止できる。
【0048】(センター役物206の変更形態)図20
〜図22に示すセンター役物206は、あくまで好適な
一例を示すものであって、結果として遊技球がセンター
役物206に入って第1種始動口(普通電動役物)20
7に入球する可能性が高まることができるような範囲で
適宜変更が可能である。例えば、変更形態として、2つ
のワープ樋入口261a,261bを1つの入口にまと
めてもよいし、3個以上設けてもよい。また、それらの
位置を左右に偏倚させる等、適宜変更が可能である。ま
た、センター役物206を図24及び図25に示すセン
ター役物206Aとすることもできる。以下の説明で
は、センター役物206とセンター役物206Aとの共
通する構成要素は、原則として番号にダッシュを付する
こととし、主として、異なる構成及び効果を説明する。
この変更形態が前述の図21及び図22のものとは異な
っている点は、第1に、センター役物206Aの奥行き
を増大させることで、ステージ268’上において遊技
球に前後方向の挙動を許すことができ、遊技球を複雑に
遊動させることである。第2に、複数の傾斜面を備えた
球誘導溝269’がステージ268’の中央で直交方向
に横断的に一つ設けられ、前面側に行くほど溝幅が狭く
なっていることである。第3に、球誘導凸部267’が
1本の長尺の凸条267d’と、この凸条267d’と
遊技球B’の幅程度の間隔を置いてそれと平行かつ前側
に配置され、さらに球誘導溝269’を挟んで左右に分
離された2本の短尺の凸条267c’とから構成され、
横断面凹状の遊技球通路が形成されていることである。
これにより、ワープ樋出口263a’,263b’から
ステージ268’に流れ落ちる遊技球B’が、大開口部
260’に設置されるべき液晶表示盤205a”に衝突
して損傷させるのを防ぐことができる。また、ワープ樋
出口263a’,263b’から排出されてきた遊技球
B’は、球誘導凸部267’により球誘導溝269’に
直線的に誘導される。そして、この球誘導溝269’で
前面側に進行方向を変えられて、最終的にはセンター役
物206A下方に落下する。従って、平坦なものと全く
異なり、両側のワープ樋出口263a’,263b’の
各々から排出されてきた遊技球B’が衝突する可能性は
少なくなり、ステージ268’上の遊技球B’の流れが
円滑になる。例えば、構造によっては、一方のワープ樋
出口263a’から排出されてきた遊技球B’が勢い余
って他方のワープ樋出口263b’側の球誘導凸部26
7’内に進入し、他方のワープ樋出口263b’から排
出されてきた遊技球B’と衝突するおそれもある。しか
し、この場合、遊技球B’は一方の球誘導凸部267’
と他方の球誘導凸部267’との間を往復して勢いが弱
まる。そして、最終的には球誘導溝269’を経てセン
ター役物206A下方に落下する。従って、遊技球B’
同士の衝突により遊技球B’が球誘導溝269’外に弾
かれる可能性は少なく、遊技球B’をステージ268’
の中央に形成されている球誘導溝269’に円滑に導く
ことができる。これにより、遊技者は常にステージ26
8’上の遊技球B’が第1種始動口(普通電動役物)2
07’に入球する期待感が持て、常時、スリルに富んだ
遊技を楽しむことができる。なお、この変更形態におい
て、球誘導凸部267’は1条でもよいし、その高さ、
長さ、位置等も図示のものに限定されるわけではなく、
様々な改変を施すことができる。また、球誘導溝26
9’を複数溝に増設し、これと球誘導凸部267’とを
様々に組合わせれば、趣向性を一層向上させることがで
きる。また、球誘導凸部267’は必ずしも直線状であ
る必要はなく、カーブさせたり、波のように高低差をつ
けたりして変化に富んだ興趣を提供することもできる。
さらに、球誘導凸部267’によりガイド溝を形成した
が、これに代えて、ステージ268’に凹溝を設けて遊
技球を案内することも無論可能である。この場合には、
ステージ268’には突出する部分はなく見栄えが向上
するとともに、凹溝を深くすれば遊技球B’の離脱を確
実に防止できる。さらに、本変更形態では、図25に示
す通り、ステージ268’の前後方向の幅Fは概ね50
mm、凸条267d’の前後方向の幅Gは概ね5mm、
凸条267d’の高さIは概ね3mm、凸条267c’
の高さDは概ね3mm、凸条267c’の前後方向の幅
Eは概ね2mmに設定されている。
【0049】(各種基板、スイッチ等の構成)図26に
示す遊技盤202に取付けられている各役物に備えられ
た各種基板について説明する。センター役物206の内
部側には、ストップ表示LED231を備えたストップ
表示LED基板232、表示枠左上ランプ233を備え
た表示枠左上ランプ基板234、表示枠右上ランプ23
5を備えた表示枠右上ランプ基板236、表示枠左LE
D237を備えた表示枠左LED基板238、表示枠右
LED239を備えた表示枠右LED基板240が設け
られている。また、大入賞装置208の内部側には、左
下入賞口LED241を備えた左下入賞口LED基板2
42及び右下入賞口LED243を備えた右下入賞口L
ED基板244が設けられている。入球口209の内部
側には、左入賞口LED245を備えた左入賞口LED
基板246が設けられている。入球口211の内部側に
は、右入賞口LED247を備えた右入賞口LED基板
248が設けられている。アウト口213の下部には、
バック球防止装置253が設けられている。
【0050】遊技盤202の裏側の球経路とスイッチ等
の配置について図27を参照して説明する。遊技盤20
2の中央部には、センター役物取付用貫設穴249、そ
の左右下側に右入賞口取付用貫設穴250及び左入賞口
取付用貫設穴251、その下側に大入賞装置取付用貫設
穴252が各々設けられている。また、センター役物2
06の裏側の左右には、普通図柄作動ゲート通過検知ス
イッチ265a,265bが各々設けられている。大入
賞装置208の裏側の中央上部には、第1種始動口(普
通電動役物)ソレノイド282、その下側に第1種始動
口(普通電動役物)入賞検知スイッチ283、大入賞装
置208の裏側の左右に大入賞装置ソレノイド284及
び特定領域開閉ソレノイド285、大入賞装置ソレノイ
ド284の右側にカウント検知スイッチ286、特定領
域開閉ソレノイド285の左側にカウント検知及び特定
領域通過検知スイッチ287が各々設けられている。遊
技盤202の裏側の下方には、セーフ球集合樋288及
びアウト球集合樋289が設けられている。セーフ球集
合樋288の下端部には、入賞球排出ソレノイド29
0、入賞球検知レバー291、入賞球検知スイッチ29
2が設けられている。
【0051】さらに、本実施形態では、図28に示す通
り、第1実施形態の図9に対応して、RAM342に普
通図柄当否判定乱数メモリ385が追加設定され、ま
た、図29に示す通り、第1実施形態の図10に対応し
て、特別図柄記憶領域第1メモリ342aに普通図柄当
否判定乱数メモリ記憶領域385aが追加設定されてい
る。特別図柄記憶領域第2メモリ342b、特別図柄記
憶領域第3メモリ342c、特別図柄記憶領域第4メモ
リ342dについても同様の記憶領域が設定されてい
る。普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ265a,2
65bを遊技球が通過したことに起因して、普通図柄当
否判定乱数が生成され、普通図柄当否判定乱数メモリ3
85が普通図柄当否判定用乱数の抽選値を取得するもの
である。こうして追加された普通図柄当否判定乱数メモ
リ385、普通図柄当否判定乱数メモリ記憶領域385
a〜385dの機能については、第1実施形態における
説明のうち、特別図柄当否判定乱数メモリ181、特別
図柄当否判定乱数メモリ記憶領域181a〜181dに
関する説明及び図示について「特別図柄」を「普通図
柄」に読み替える等、普通図柄に関する処理に読み替え
て準用する。なお、普通図柄の当否判定結果の表示につ
いて、中図柄における停止図柄とせずに、左図柄又は
右図柄における停止図柄としてもよい、普通図柄の当
否判定を各特別図柄を変動停止に関連させずに、普通図
柄の当否判定を一切表示しない場合でもよい、各特別
図柄を変動させないで、普通図柄が「当たり」であるこ
とを遊技盤面上のランプ類、音声、可変図柄表示装置そ
の他の表示装置によって遊技者に報知するようにしても
よい。
【0052】(第2実施形態の効果)以上のように構成
されたパチンコ機201によれば、上述の第1実施形態
の効果A.〜D.の効果のほか、可変図柄表示装置20
5内の遊技情報表示領域350を10インチの比較的大
きなサイズのものとしたので、表示される各特別図柄の
表示サイズや保留数表示サイズも比較的大きなものとす
ることができるので、各種遊技情報が視覚的に遊技者に
一層わかり易くなり、各種遊技情報を一層的確に把握す
ることが可能となる。
【0053】(第3実施形態)第3実施形態のパチンコ
機501は、第2実施形態のパチンコ機201におい
て、普通図柄の表示と特別図柄の表示の兼用表示を止め
てそれらを分離表示して、1つの大型画面にともに表示
するようにし視認性を格段に向上させ、さらに、普通図
柄保留数表示領域を付加したものである。なお、この実
施形態では、第2実施形態と共通する構成要素について
は、部品番号に500番を付加した対応番号とし、新た
な構成要素は新たに番号を付与することとする。
【0054】すなわち、図30に示す通り、普通図柄作
動ゲート通過検知スイッチ565a,565bが設置さ
れ、これが中継基板623を介して主制御基板611と
接続されている。また、図31に示す通り、可変図柄表
示装置505の液晶表示盤505aの遊技情報表示領域
650内には、第1種始動口(普通電動役物)507
(図16の第1種始動口(普通電動役物)207に対応
するもの)への入賞球の保留数を表示する特別図柄保留
数表示領域651a〜651dと、左、中、右の3つの
特別図柄を変動表示する左領域652a、中領域652
b、右領域652cを備えた特別図柄表示領域652
と、1つの普通図柄を変動表示する普通図柄表示領域6
53と、普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ565
a,565bが遊技球の通過を検知した保留数を表示す
る普通図柄保留数表示領域654とが設けられている。
第1種始動口(普通電動役物)507に遊技球が入賞し
た場合、特別図柄表示領域652における各特別図柄が
変動して特定の組合せ(例えば、「7、7、7」等の3
桁同一の態様)で停止した場合、特別遊技が成立する。
すなわち、大入賞装置508が所定時間又は所定個数の
遊技球が入球するまで開放される。なお、遊技球の第1
種始動口(普通電動役物)507への入球に際して、第
1実施形態と同様に、当否判定用乱数の取得を行い、当
否判定を実行してから、その当否判定結果に基づいて特
別図柄表示領域652における各特別図柄をそれぞれ停
止表示させるものとする。
【0055】普通図柄表示領域653は、「数字」
(1、2、3、4、5、6、7、8、9、0)の図柄を変動させ、
乱数の抽選値により当否が決定された1図柄を停止表示
させるものである。始動通過口564a,564b(図
20の通過口264a,264bに対応するもの、以下
同様。)のそれぞれに入球した遊技球は、各普通図柄作
動ゲート通過検知スイッチ565a,565bで検知さ
れ、各通過樋566a,566bを通過して下方の遊技
領域504に流下する。遊技球が各普通図柄作動ゲート
通過検知スイッチ565a,565bに検知されると、
RAM642において、普通図柄に関する乱数が生成さ
れ、その乱数の抽選値が記憶される。普通図柄表示領域
653における普通図柄が変動して特定図柄(例えば、
「7」)で停止した場合、第1種始動口(普通電動役
物)507の羽根部材を所定時間(例えば、0.5秒)
開放し、所定時間経過に伴い閉じることとなる。従っ
て、第1種始動口(普通電動役物)507への入球確率
が高められる。一方、前記所定の表示態様以外で停止表
示されると、羽根部材は開放せず、第1種始動口(普通
電動役物)507への入球確率はそのままとなる。な
お、遊技球の各始動通過口564a,564bへの通過
に際して、当否判定用乱数の取得を行い、当否判定を実
行してから、その当否判定結果として、第1種始動口
(普通電動役物)507の開放状態又は閉鎖状態とする
ものとする。本実施形態では、普通図柄保留数表示領域
654における保留数表示については、常に赤色点灯で
報知するものとするが、表示色は任意でもよい。
【0056】さらに、本実施形態では、図32に示す通
り、第2実施形態の図28に対応して、RAM642に
普通図柄保留数メモリ686、普通図柄予告動作判定乱
数メモリ687、普通図柄保留数表示予告表示メモリ6
88が追加設定され、また、図33に示す通り、第2実
施形態の図29に対応して、特別図柄記憶領域第1メモ
リ642aに普通図柄保留数メモリ記憶領域686a、
普通図柄予告動作判定乱数メモリ記憶領域687a、普
通図柄保留数表示予告表示メモリ記憶領域688aが追
加設定されている。特別図柄記憶領域第2メモリ642
b、特別図柄記憶領域第3メモリ642c、特別図柄記
憶領域第4メモリ642dについても同様の領域が設定
されている。こうして追加された普通図柄保留数メモリ
686、普通図柄予告動作判定乱数メモリ687、普通
図柄保留数表示予告表示メモリ688、普通図柄保留数
メモリ記憶領域686a〜686d、普通図柄予告動作
判定乱数メモリ記憶領域687a〜687d、普通図柄
保留数表示予告表示メモリ記憶領域688a〜688d
の機能については、第1実施形態における説明のうち、
特別図柄保留数メモリ182、予告動作判定乱数メモリ
183、保留数表示予告表示メモリ184、特別図柄保
留数メモリ記憶領域182a〜182d、予告動作判定
乱数メモリ記憶領域183a〜183d、保留数表示予
告表示メモリ記憶領域184a〜184dに関する説明
及び図示について、「特別図柄」を「普通図柄」に読み
替える等、普通図柄処理に読み替えて準用する。前述の
説明や図示を準用したのは、本実施形態においては、要
するに、処理の起因となる検出センサや、その表示桁数
の違い等、細かな違いを除けば、特別図柄も普通図柄
も、当否判定処理、保留数処理及び予告動作処理に関し
て言えば、実質的に、同様な構成、動作となるからであ
る(図31参照)。
【0057】(第3実施形態の効果)以上の通り、第1
実施形態B.〜D.と第2実施形態特有の効果を奏する
ことができる上、可変図柄表示装置505の遊技情報表
示領域650に、従来の可変図柄表示装置、特別図柄保
留数表示装置、普通図柄表示装置、普通図柄保留数表示
装置に相当する領域が集中的に1つの領域に設けられて
いるので、遊技者は、上記各表示装置が離隔して配置さ
れている場合に比し、いちいち目線を変更することなく
集中して漏れなく各種遊技情報を把握することができ
る。従って、遊技者の疲労度を軽減することも可能とな
る。
【0058】(第4実施形態)第4実施形態のパチンコ
機701は、第1実施形態のパチンコ機1において、普
通図柄表示装置を設けてこれを可変図柄表示装置と分離
し、さらに、特別図柄保留数表示装置も独立させ、予告
機能は維持したものである。なお、この実施形態では、
第1実施形態と共通する構成要素については、部品番号
に700番を付加した対応番号とし、新たな構成要素は
新たに番号を付与することとする。
【0059】すなわち、図34〜図36に示す通り、第
1実施形態の入球口9,10に対応する入球口709,
710に普通図柄作動検知スイッチ765a,765b
が備えられ、これが中継基板823を介して主制御基板
811と接続されている。第1種始動口(普通電動役
物)707への入賞球の保留数を表示する4つの特別図
柄保留数表示LED851a〜851dを備えた特別図
柄保留数表示部851が、可変図柄表示装置705の上
部に設けられている。図37に示す通り、可変図柄表示
装置705の液晶表示盤705aの遊技情報表示領域8
50内に、左、中、右の3つの特別図柄を変動表示する
左領域852a、中領域852b、右領域852cを備
えた特別図柄表示領域852が備えられている。さら
に、大入賞装置708の開閉板708b(図35参照)
の下部には、1つの普通図柄を変動表示するLEDから
なる普通図柄表示装置853と、その両側に、普通図柄
作動検知スイッチ765a,765bが遊技球の通過を
検知した保留数を表示する4つの普通図柄保留数表示L
ED854a〜854dを備えた普通図柄保留数表示装
置854とが設けられている。普通図柄表示装置853
と普通図柄保留数表示装置854とは、図36に示す通
り、枠制御基板819と接続されている。第1種始動口
(普通電動役物)707に遊技球が入賞した場合、図3
7に示す通り、特別図柄表示領域852における各特別
図柄が変動して特定の組合せ(例えば、「7、7、7」
等の3桁同一の態様)で停止した場合、特別遊技が成立
する。すなわち、大入賞装置708が所定時間又は所定
個数の遊技球が入球するまで開放される。なお、第1実
施形態と同様に、遊技球の第1種始動口(普通電動役
物)707への入球に際して、当否判定用乱数の取得を
行い、当否判定を実行してから、その当否判定結果に基
づいて特別図柄表示領域852における各特別図柄をそ
れぞれ停止表示させるものとする。
【0060】図35に示す普通図柄表示装置853は、
「数字」(1、2、3、4、5、6、7、8、9、0)の図柄を変
動させ、乱数の抽選値により当否が決定された1図柄を
停止表示させるものである。入球口709,710に入
球した入賞球は、普通図柄作動検知スイッチ765a,
765bのそれぞれで検知される。そうすると、RAM
842において、普通図柄に関する乱数が生成され、そ
の乱数の抽選値が記憶される。普通図柄表示装置853
における普通図柄が変動して特定図柄(例えば、
「7」)で停止した場合、第1種始動口(普通電動役
物)707の羽根部材を所定時間(例えば、0.5秒)
開放し、所定時間経過に伴い閉じることとなる。従っ
て、第1種始動口(普通電動役物)707への入球確率
が高められる。一方、前記所定の表示態様以外で停止表
示されると、羽根部材は開放せず、第1種始動口(普通
電動役物)707への入球確率はそのままとなる。な
お、普通図柄当否判定用乱数の取得を行い、当否判定を
実行してから、その当否判定結果として、第1種始動口
(普通電動役物)707の開放状態又は閉鎖状態とする
ものとする。本実施形態では、普通図柄保留数表示装置
854における保留数表示については、常に赤色点灯で
報知するものとするが、表示色は任意でもよい。また、
第1実施形態と若干異なり、点灯色は変化しないが、明
滅させることにより、予告機能を実行するようになって
いる。
【0061】なお、メモリの構成については、第3実施
形態の図28及び図29及び関連する説明を準用し、ま
た特別図柄及び普通図柄の当否判定処理、保留数処理、
予告動作処理についても該当する説明を準用する。
【0062】なお、大当り後に大当りの種類によって所
定数の時短機能が付加されることもある。すなわち、特
別図柄は変動時間の短縮がなされ、普通図柄表示装置8
53に表示される普通図柄も変動時間の短縮がなされ、
さらに、普通図柄が当たりの場合、第1種始動口(普通
電動役物)707の開放時間が、例えば、4秒延長され
る。時短回数は、一般的な種々の技術に従って設定する
ことが可能であり、例えば、時短回数を一定としたり、
或いは、条件に応じて変化させたりすることが考えられ
る。
【0063】(第4実施形態の効果)以上の通り、第4
実施形態によれば、第1実施形態の効果C.、D.と同
様の効果を奏するものである。すなわち、 C.保留数表示において、単なる点灯表示ではなく、点
滅等をさせて報知することができるので、各種遊技情報
を明確に伝達でき、遊技者が各種遊技情報を確実に把握
することが可能となる。また、リーチや特別遊技の可能
性について予告するので、遊技者の期待感を一層増大さ
せるものとできる。 D.賞球ストローブ信号の発信をなくすことができるの
で、主制御基板811の出力を1ビット減らすことがで
きるとともに、メインプログラムの負担も従来より軽減
させることができる。
【0064】なお、本実施形態は第1実施形態を変更し
たものであるが、第2実施形態や第3実施形態も同様の
要領で変更する等、様々な態様で実施することができ
る。
【0065】以上、本実施形態を説明したが、本発明の
技術的思想を逸脱しない範囲において本発明の構成を適
宜改変できることは当然であり、このような改変も、本
発明の技術的範囲に属するものである。例えば、本発明
は、いわゆる羽根物、権利物、一般電役等と呼ばれてい
る機種、アレンジボール遊技機、時短機能、確率変動機
能をもった機種等の種々の弾球遊技機にも適用が可能で
ある。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各種遊技
情報をできるだけ単純化、明確化して、遊技者が各種遊
技情報を的確に把握可能とし、かつ、疲労を極力軽減す
ることができる。請求項2記載の発明によれば、遊技者
の疲労度が低減するとともに、識別情報を可変表示する
前の時点において、リーチや特別遊技への可能性を予め
認識することができるので、当たりへの期待感が一層高
められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態のパチンコ機を示す正面図
である。
【図2】同パチンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図3】同パチンコ機を示す裏面図である。
【図4】同パチンコ機の電子制御装置を示すブロック図
である。
【図5】同電子制御装置の特別図柄制御基板の主要構成
とその周辺機器とを示すブロック図である。
【図6】(a),(b)は入賞球排出装置の動作を示す
説明図である。
【図7】入賞球検知スイッチ、主制御基板、枠制御基板
の信号伝達を示すブロック図である。
【図8】(a)〜(e)は、入賞球検知信号、賞球クロ
ック信号、賞球個数信号のタイミングチャートである。
【図9】RAMの構成の一部を示すブロック図である。
【図10】特別図柄記憶領域の一部を示すブロック図で
ある。
【図11】可変図柄表示装置の遊技情報表示領域を示す
説明図である。
【図12】前記電子制御装置において実行される「メイ
ンルーチン」のフローチャートである。
【図13】同電子制御装置において実行される「特別図
柄処理」のフローチャートである。
【図14】同電子制御装置において実行される「始動口
判定処理」のフローチャートである。
【図15】同電子制御装置において実行される「保留数
表示セット処理」のフローチャートである。
【図16】本発明第2実施形態のパチンコ機を示す正面
図である。
【図17】同パチンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図18】同遊技盤の遊技領域の投影面積を示す説明図
である。
【図19】同遊技盤の可変図柄表示装置の投影面積を示
す説明図である。
【図20】同可変図柄表示装置のセンター役物を示す正
面図である。
【図21】同可変図柄表示装置のセンター役物及び案内
部を斜め上方から見た斜視図である。
【図22】同可変図柄表示装置のセンター役物及び案内
部を斜め右側から見た斜視図である。
【図23】(a)は図22のX−X線に沿って切断した
断面部分図、(b)は図22のY−Y線に沿って切断し
た断面図である。
【図24】センター役物の変更形態を示す斜視図であ
る。
【図25】図24のZ−Z線に沿って切断した断面部分
図である。
【図26】遊技盤に取付けられる各役物の基板の配置を
示す説明図である。
【図27】同遊技盤裏面の遊技球経路とスイッチ取付と
を示す説明図である。
【図28】RAMの構成の一部を示すブロック図であ
る。
【図29】特別図柄記憶領域の一部を示すブロック図で
ある。
【図30】本発明第3実施形態のパチンコ機の電子制御
装置を示すブロック図である。
【図31】同パチンコ機の可変図柄表示装置の遊技情報
表示領域を示す説明図である。
【図32】RAMの構成の一部を示すブロック図であ
る。
【図33】特別図柄記憶領域の一部を示すブロック図で
ある。
【図34】本発明第4実施形態のパチンコ機を示す正面
図である。
【図35】同パチンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図36】同パチンコ機の電子制御装置を示すブロック
図である。
【図37】同パチンコ機の可変図柄表示装置の遊技情報
表示領域を示す説明図である。
【符号の説明】
1,201,701・・・パチンコ機 5,205,505,705・・・可変図柄表示装置 5a,205a,505a,705a・・・液晶表示盤 7,207,507,707・・・第1種始動口(普通
電動役物) 130,630,830・・・電子制御装置 142,342,642,842・・・RAM 142a,342a,642a・・・特別図柄記憶領域
第1メモリ 142b,342b,642b・・・特別図柄記憶領域
第2メモリ 142c,342c,642c・・・特別図柄記憶領域
第3メモリ 142d,342d,642d・・・特別図柄記憶領域
第4メモリ 150,650,850・・・遊技情報表示領域 151,651a〜651d・・・特別図柄保留数表示
領域 152,652,852・・・特別図柄表示領域 152a,652a,852a・・・左領域 152b,652b,852b・・・中領域 152c,652c,852c・・・右領域 152d,152e・・・境界表示領域 181,381,681・・・特別図柄当否判定乱数メ
モリ 182,382,682・・・特別図柄保留数メモリ 183,383,683・・・予告動作判定乱数メモリ 184,384,684・・・保留数表示予告表示メモ
リ 385,585,685・・・普通図柄当否判定乱数メ
モリ 686・・・普通図柄保留数メモリ 687・・・普通図柄予告動作判定乱数メモリ 688・・・普通図柄保留数表示予告表示メモリ 653・・・普通図柄表示領域 654・・・普通図柄保留数表示領域 709,710・・・入球口 851・・・特別図柄保留数表示部 851a〜851d・・・特別図柄保留数表示LED 853・・・普通図柄表示装置 854・・・普通図柄保留数表示装置 854a〜854d・・・普通図柄保留数表示LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 真朗 愛知県名古屋市西区見寄町125番地 タイ ヨーエレック株式会社内 (72)発明者 杉山 浩幸 愛知県名古屋市西区見寄町125番地 タイ ヨーエレック株式会社内 Fターム(参考) 2C088 AA36 AA39 BC18 BC22 EB55

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当否に係る識別情報が可変表示する表示
    領域を少なくとも備えた可変表示手段と、 第1の有利な遊技状態に係る判定をするとともに、第2
    の有利な遊技状態に係る判定をする判定手段と、 前記表示領域に前記2つの判定に係る識別情報を兼用表
    示させる表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】始動条件が成立すると、識別情報を可変表
    示する可変表示手段と、 前記識別情報の可変表示の未始動回数情報を表示する保
    留数表示手段と、 前記未始動回数情報に、当否に係る予告機能を持たせる
    予告表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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