JP4523130B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技盤内に向けて遊技球を発射して遊技を行う遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、始動口に遊技球が入球したことに対して、遊技者が多量の賞球を獲得可能な大当たり遊技を行うことができるかどうかを決定する大当たり抽選(メイン抽選)を行い、通過ゲートを遊技球が通過したことに対して、電動チューリップ役物を開閉動作させるか否かを決定する役物開閉抽選(サブ抽選)を行うパチンコ機が知られている。この種のパチンコ機では、メインおよびサブの2つの図柄表示器が備えられ、大当たり抽選の結果を表す図柄と役物開閉抽選の結果の結果を表す図柄とが別々の図柄表示器に表示されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
大当たり抽選の結果を表す図柄は、メイン図柄表示器の表示が変動した後、メイン図柄表示器に表示される。また、役物開閉抽選の結果を表す図柄は、サブ図柄表示器の表示が変動した後、サブ図柄表示器に表示される。そのため、メイン図柄表示器を見ている間に、サブ図柄表示器に役物開閉抽選の結果が表示されたり、逆に、サブ図柄表示器を見ている間に、メイン図柄表示器に大当たり抽選の結果が表示されたりすることがあり、役物開閉抽選または大当たり抽選の一方の結果の表示を見逃してしまうことがあった。
【0004】
また、メイン図柄表示器を見る時とサブ図柄表示器の表示を見る時とでは目線を変えなければならず、長時間に渡って遊技を行っていると疲れるおそれがあった。
そこで、この発明の目的は、メイン抽選またはサブ抽選の一方の抽選結果の表示を見ている間に他方の抽選結果の表示を見逃すことを防止できる遊技機を提供することである。
【0005】
また、この発明の他の目的は、遊技者に与える疲労を軽減できる遊技機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技盤内に向けて遊技球を発射して遊技を行う遊技機であって、複数種類の図柄を表示可能な図柄表示器と、上記遊技盤内に配設されて、遊技球が通過可能な第1の遊技球通過領域と、この第1の遊技球通過領域を遊技球が通過したことに応答して、遊技者が大当たり遊技を実行可能か否かを決定するメイン抽選を実行するメイン抽選実行手段と、上記遊技盤内において上記第1の遊技球通過領域とは異なる位置に設けられて、遊技球が通過可能な第2の遊技球通過領域と、この第2の遊技球通過領域を遊技球が通過したことに応答して、遊技者にとって有利な動作を行うか否かを決定するサブ抽選を実行するサブ抽選実行手段と、上記メイン抽選実行手段によるメイン抽選の結果を表す図柄と上記サブ抽選実行手段によるサブ抽選の結果を表す図柄とをタイミングを異ならせて上記図柄表示器に表示させる図柄表示制御手段とを含み、上記図柄表示制御手段は、上記図柄表示器にメイン抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の途中で上記図柄表示器にサブ抽選の結果を表す図柄を表示させる必要が生じた場合、メイン抽選の抽選結果を表す図柄を表示させるための制御が、サブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の所要時間内に完了するか否かを判断する判断手段と、上記判断手段によって、メイン抽選の抽選結果を表す図柄を表示させるための制御がサブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の所要時間内に完了しないと判断されたとき、メイン抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御を一時中断して、上記図柄表示器にサブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御を実行し、その後、中断していたメイン抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御を再開するメイン抽選結果表示中断/再開制御手段と、上記判断手段によって、メイン抽選の抽選結果を表す図柄を表示させるための制御がサブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の所要時間内に完了すると判断されたとき、メイン抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の完了後に、上記図柄表示器にサブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御を実行するサブ抽選結果表示保留制御手段とを含むことを特徴とする、遊技機である。
【0007】
この発明によれば、メイン抽選の結果およびサブ抽選の結果はタイミングをずらせて図柄表示器に表示されるので、一方の抽選結果の表示を見ている間に他方の抽選結果の表示を見逃すといったことがなく、遊技者にフレンドリーな遊技機を提供することができる。また、視線を移動させることなくメイン抽選結果およびサブ抽選結果を見ることができるので、遊技者に与える疲労を軽減することができる。
【0008】
また、請求項2に記載のように、上記図柄表示制御手段は、上記図柄表示器にサブ抽選の結果を表す図柄を表示させる制御の途中で上記図柄表示器にメイン抽選の結果を表す図柄を表示させる必要が生じた場合、サブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の完了後に、上記図柄表示器にメイン抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御を実行するメイン抽選結果表示保留制御手段をさらに含むものであることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図である。このパチンコ機は、遊技盤1と、この遊技盤1内に向けて発射される遊技球(パチンコ球)の勢いを調節するためのハンドル2と、遊技盤1に向けて発射すべき遊技球を貯留しておくための上皿3と、上皿3に貯留しきれない遊技球を受けるための下皿4とを備えている。
【0010】
遊技盤1の周縁には、ほぼ円弧状に形成されたガイドレール11が取り付けられており、ハンドル2の操作により発射された遊技球は、ガイドレール11に案内されて遊技盤1の上部へ導かれる。ガイドレール11に囲まれた遊技領域12には、たとえば、多数本の遊技釘(図示せず)が打設されており、遊技盤1の上部に導かれた遊技球は、多数本の遊技釘の間を通って遊技領域12を下方へと落下していく。
【0011】
遊技領域12のほぼ中央には、複数種類の図柄(たとえば、3個の数字「0〜9」の組み合わせ)を表示可能な図柄表示器13が配置されている。このような図柄表示器13は、たとえば、LED表示器、7セグメント表示器、液晶表示器または複数種類の図柄が周面に描かれたリールなどを用いて構成することができる。
図柄表示器13の下方には、遊技球が入球可能な役物始動口14が配置されている。この役物始動口14のさらに下方には、たとえば、左右に長い長方形状に形成された大入賞口15が配置されている。この大入賞口15に関連して、大入賞口15を開閉可能な開閉板16が取り付けられている。開閉板16は、盤面(遊技盤1の表面)にほぼ沿った閉状態で大入賞口15を閉塞して、大入賞口15への遊技球の入球を阻止することができ、また、この閉状態から大入賞口15の下端縁に沿って配置された回動軸(図示せず)を中心に手前側に傾倒することにより、大入賞口15を開放して、大入賞口15上に落下してくる遊技球を大入賞口15内に導き入れることができる。この大入賞口15への遊技球の入球に対しては、予め定める個数(たとえば、13個)の遊技球が賞球として付与されるようになっている。したがって、開閉板16が開状態になると、遊技者は多数個の賞球を獲得することができる。
【0012】
通常、開閉板16は閉状態であって、大当たり遊技時にのみ、開閉板16が開状態にされて大入賞口15が開放される。大当たり遊技では、大入賞口15を約30秒間または約10個の遊技球が入球するまで開放するといった動作を1ラウンドとし、この1ラウンド中に大入賞口15に入球した遊技球のうちの少なくとも1個が大入賞口15内の特別領域(いわゆるVゾーン)を通過していれば、次のラウンドを実行するといったようにして、開閉板16による大入賞口15の開放動作が所定の最大継続ラウンド数まで行われる。
【0013】
このような大当たり遊技を行うことができるかどうかは、役物始動口14に遊技球が入球したことに応じて行われる大当たり抽選(メイン抽選)により決定される。この大当たり抽選の結果は、図柄表示器13の表示が変動した後に、図柄表示器13に表示される図柄の種類により表される。たとえば、大当たり抽選の結果が大当たり遊技を実行可能な大当たりであれば、同一の数字を3個並べてなる大当たり図柄が図柄表示器13に表示される。一方、大当たり抽選の結果が大当たり遊技を実行不可能なはずれであれば、少なくとも1個の数字が残りの数字とは異なるはずれ図柄が図柄表示器13に表示される。
【0014】
役物始動口14に関連して、一対の羽根171,172を有する電動チューリップ役物17が設けられている。通常時は、一対の羽根171,172は互いに近接して窄められ、羽根171,172の先端が遊技球が通過可能な所定の間隔を開けて近接した状態になっている。そして、図柄表示器13の左右両側方に配置された通過ゲート18を遊技球が通過すると、一対の羽根171,172の開閉動作を行うか否かを決定するための役物開閉抽選(サブ抽選)が行われ、この抽選結果が当たりであれば、一対の羽根171,172が所定回数だけ開閉される。一対の羽根171,172が開かれると、通常時よりも役物始動口14への遊技球の入球が容易になり、大当たり遊技を実行できるチャンスが増えるという観点から、一対の羽根171,172の開閉動作は遊技者にとって有利な動作といえる。また、役物始動口14への遊技球の入球に対して所定個数(たとえば、7個)の遊技球が賞球として付与される場合には、役物始動口14に遊技球が入球すれば遊技者の持ち球が増えるという観点からも、一対の羽根171,172の開閉動作は遊技者にとって有利な動作であるといえる。
【0015】
なお、遊技球が通過ゲート18を通過したことに対しては、所定個数の賞球の払出しが行われてもよいし、そのような賞球の払出しが行われなくてもよい。
従来のパチンコ機では、上述のような役物開閉抽選の結果は、図柄表示器13とは別に設けられたミニディジタル表示器などに表示される図柄により表される。これに対し、この実施形態に係るパチンコ機では、役物開閉抽選の結果が図柄表示器13に表示される図柄により表されるようになっている。たとえば、役物開閉抽選の結果が当たりであれば、図柄表示器13に特定の1個の数字(たとえば、「3」または「7」)が表示され、役物開閉抽選の結果がはずれであれば、図柄表示器13に特定の数字以外の1個の数字(たとえば、「1」「2」「4」「5」「6」「8」または「9」)が表示される。この役物開閉抽選の結果を表す1個の数字は、たとえば、図柄表示器13が3個の7セグメント表示器を並べて構成されるものであれば、左右両端の2個の7セグメント表示器を消灯し、中央の1個の7セグメント表示器に表示させてもよい。
【0016】
なお、遊技領域12の最下方には、役物始動口14や大入賞口15に入球せずに落下してきた遊技球(アウト球)を機内に回収するためのアウト口19が形成されている。また、遊技領域12には、役物始動口14や大入賞口15などの他に、たとえば、遊技球の入球に対して予め定める個数の賞球が付与されるだけの通常入賞口などが配置されていてもよい。
図2は、このパチンコ機の制御部の構成を示すブロック図である。このパチンコ機の制御部は、メイン基板5、役物制御用サブ基板6、賞球払出制御用サブ基板7および表示制御用サブ基板8を含む。各基板5,6,7,8には、CPU、RAMおよびROMが備えられている。
【0017】
メイン基板5には、役物始動口14への遊技球の入球を検出するための役物始動口センサ141、大入賞口15への遊技球の入球を検出するための大入賞口センサ151および通過ゲート18を遊技球が通過したことを検出するための通過ゲートセンサ181の出力信号が与えられている。メイン基板5のCPUは、役物始動口センサ141から遊技球の入球を検出した旨の信号が入力されると、この信号入力に応答して大当たり抽選を行う。具体的には、たとえば、役物始動口センサ141からの検出信号の入力に応答して乱数発生器(図示せず)の発生乱数を読み込み、その乱数およびROMに格納されている大当たり抽選テーブルに基づいて大当たりかはずれかを決定する。また、メイン基板5のCPUは、通過ゲートセンサ181から遊技球の通過を検出した旨の信号が入力されると、この信号入力に応答して役物開閉抽選を行う。具体的には、たとえば、通過ゲートセンサ181からの検出信号の入力に応答して乱数発生器(図示せず)の発生乱数を読み込み、その乱数およびROMに格納されている役物開閉抽選テーブルに基づいて当たりかはずれかを決定する。
【0018】
メイン基板5のCPUは、大当たり抽選結果および役物開閉抽選の結果や各センサ141,151,181の出力信号に基づいて、このパチンコ機の各部を制御するためのコマンドやデータをサブ基板6,7,8に与える。役物制御用サブ基板6のCPUは、メイン基板5から与えられるコマンドなどに基づいて開閉板16および電動チューリップ役物17を制御する。また、賞球払出制御用サブ基板7のCPUは、メイン基板5から与えられるコマンドなどに基づいて、役物始動口14などへの遊技球の入球に対する賞球を払い出すための賞球払出装置9を制御する。
【0019】
表示制御用サブ基板8のCPUは、メイン基板5からのコマンドに基づいて図柄表示器13を制御する。具体的には、大当たり抽選の結果を図柄表示器13に表示させる旨のコマンドに対しては、図柄表示器13の表示を変動開始させ、この表示変動状態で所定時間(たとえば、20秒間)が経過した後、大当たり抽選の結果を表す3個の数字の組み合わせからなる図柄(大当たり図柄またははずれ図柄)を図柄表示器13に表示させるといった制御を行う。また、役物開閉抽選の結果を図柄表示器13に表示させる旨のコマンドに対しては、たとえば、図柄表示器13が3個の7セグメント表示器を並べて構成されるものであれば、中央の7セグメント表示器の表示を変動開始させ、この表示変動状態で所定時間(たとえば、10秒間)が経過した後、その中央の7セグメント表示器に役物開閉抽選の結果を表す1個の数字を表示させるといった制御を行う。
【0020】
大当たり抽選結果または役物開閉抽選結果を表示させる旨のコマンドの入力時に、大当たり抽選結果または役物開閉抽選結果を図柄表示器13に表示させるための制御中でなければ、表示制御用サブ基板8のCPUは、大当たり抽選の結果または役物開閉抽選の結果を表示させる旨のコマンドに対する制御を直ちに開始する。
一方、大当たり抽選の結果を図柄表示器13に表示させるための制御中に、メイン基板5のCPUにより役物開閉抽選が行われて、その役物開閉抽選の結果を表示させる旨のコマンドが表示制御用サブ基板8に入力された場合には、表示制御用サブ基板8のCPUは、大当たり抽選の結果を表示させるための制御がたとえば10秒以内に完了するか否かを判断する。
【0021】
大当たり抽選の結果を表示させるための制御が10秒以内に完了しないと判断した場合には、表示制御用サブ基板8のCPUは、図3に示すように、大当たり抽選の結果を表示させるための制御を一時中断して、役物開閉抽選の結果を図柄表示器13に表示させるための制御を実行する。そして、役物開閉抽選の結果を表示させるための制御が完了し、役物開閉抽選の結果を表す図柄が図柄表示器13に表示されると、中断していた大当たり抽選の結果を表示させるための制御を再開する。
【0022】
大当たり抽選の結果を表示させるための制御が10秒以内に完了すると判断した場合には、表示制御用サブ基板8のCPUは、図4に示すように、大当たり抽選の結果を表示させるための制御を続行する。そして、大当たり抽選の結果を表示させるための制御が完了し、大当たり抽選の結果を表す図柄が図柄表示器13に表示されると、役物開閉抽選の結果を表示させるための制御を開始する。
また、役物開閉抽選の結果を図柄表示器13に表示させるための制御中に、メイン基板5のCPUにより大当たり抽選が行われて、その大当たり抽選の結果を表示させる旨のコマンドが表示制御用サブ基板8に入力された場合には、表示制御用サブ基板8のCPUは、大当たり抽選結果を表示するための制御の開始を保留し、図5に示すように、役物開閉抽選の結果を表示させるための制御を続行する。そして、役物開閉抽選の結果を表示させるための制御が完了し、役物開閉抽選の結果を表す図柄が図柄表示器13に表示されると、保留していた大当たり抽選の結果を表示させるための制御を開始する。
【0023】
なお、大当たり抽選の結果を図柄表示器13に表示させるための制御中に、役物始動口14に遊技球が入球し、この入球に応答して新たな大当たり抽選が行われて、その大当たり抽選の結果を表示させる旨のコマンドが表示制御用サブ基板8に入力される場合も想定される。このような場合、新たな大当たり抽選結果を表示させるための制御の開始を保留しておき、先の大当たり抽選の結果が図柄表示器13に表示された後に、新たな大当たり抽選の結果を表示するための制御が開始されるとよい。また、大当たり抽選の結果を表示させるための制御中における役物始動口14への遊技球の入球は無効とし、この役物始動口14への遊技球の入球に対しては大当たり抽選が行われないようにしてもよい。
【0024】
また、役物開閉抽選の結果を図柄表示器13に表示させるための制御中に、通過ゲート18を遊技球が通過し、この遊技球の通過に応答して新たな役物開閉抽選が行われて、その役物開閉抽選の結果を表示させる旨のコマンドが表示制御用サブ基板8に入力される場合も想定される。このような場合、新たな役物開閉抽選結果を表示させるための制御の開始を保留しておき、先の役物開閉抽選の結果が図柄表示器13に表示された後に、新たな役物開閉抽選の結果を表示するための制御が開始されるとよい。また、役物開閉抽選の結果を表示させるための制御中における通過ゲート18への遊技球の通過は無効とし、この遊技球の通過に対しては役物開閉抽選が行われないようにしてもよい。
【0025】
以上のようにこの実施形態によれば、大当たり抽選結果および役物開閉抽選結果はタイミングを異ならせて図柄表示器13に表示されるので、一方の抽選結果の表示を見ている間に他方の抽選結果の表示を見逃すといったことがなく、遊技者にフレンドリーな遊技機を提供することができる。また、視線を移動させることなく大当たり抽選結果および役物開閉抽選結果を見ることができるので、遊技者に与える疲労を軽減することができる。
【0026】
この発明の一実施形態の説明は以上のとおりであるが、この発明は、上述の実施形態以外の形態で実施することもできる。たとえば、上述の実施形態では、図柄表示器13の表示が変動した後に、役物開閉抽選の結果を表す図柄が表示されるとしたが、図柄表示器13の表示が変動されずに、役物開閉抽選の結果を表す図柄が瞬間的に表示されてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図である。
【図2】上記パチンコ機の制御回路の構成を示すブロック図である。
【図3】大当たり抽選結果の表示動作中に役物開閉抽選の結果を表示すべきコマンドが入力された場合の図柄表示器の制御について説明するための図である。
【図4】大当たり抽選結果の表示完了直前に役物開閉抽選の結果を表示すべきコマンドが入力された場合の図柄表示器の制御について説明するための図である。
【図5】役物開閉抽選結果の表示動作中に大当たり抽選の結果を表示すべきコマンドが入力された場合の図柄表示器の制御について説明するための図である。
【符号の説明】
1 遊技盤
5 メイン基板(メイン抽選実行手段、サブ抽選実行手段)
8 表示制御用サブ基板(図柄表示制御手段、判断手段、メイン抽選結果表示中断制御手段、サブ抽選結果表示保留制御手段、メイン抽選結果表示保留制御手段)
13 図柄表示器
14 役物始動口(第1の遊技球通過領域)
18 通過ゲート(第2の遊技球通過領域)
141 役物始動口センサ
181 通過ゲートセンサ
Claims (2)
- 遊技盤内に向けて遊技球を発射して遊技を行う遊技機であって、
複数種類の図柄を表示可能な図柄表示器と、
上記遊技盤内に配設されて、遊技球が通過可能な第1の遊技球通過領域と、
この第1の遊技球通過領域を遊技球が通過したことに応答して、遊技者が大当たり遊技を実行可能か否かを決定するメイン抽選を実行するメイン抽選実行手段と、
上記遊技盤内において上記第1の遊技球通過領域とは異なる位置に設けられて、遊技球が通過可能な第2の遊技球通過領域と、
この第2の遊技球通過領域を遊技球が通過したことに応答して、遊技者にとって有利な動作を行うか否かを決定するサブ抽選を実行するサブ抽選実行手段と、
上記メイン抽選実行手段によるメイン抽選の結果を表す図柄と上記サブ抽選実行手段によるサブ抽選の結果を表す図柄とをタイミングを異ならせて上記図柄表示器に表示させる図柄表示制御手段とを含み、
上記図柄表示制御手段は、上記図柄表示器にメイン抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の途中で上記図柄表示器にサブ抽選の結果を表す図柄を表示させる必要が生じた場合、メイン抽選の抽選結果を表す図柄を表示させるための制御が、サブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の所要時間内に完了するか否かを判断する判断手段と、
上記判断手段によって、メイン抽選の抽選結果を表す図柄を表示させるための制御がサブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の所要時間内に完了しないと判断されたとき、メイン抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御を一時中断して、上記図柄表示器にサブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御を実行し、その後、中断していたメイン抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御を再開するメイン抽選結果表示中断/再開制御手段と、
上記判断手段によって、メイン抽選の抽選結果を表す図柄を表示させるための制御がサブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の所要時間内に完了すると判断されたとき、メイン抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の完了後に、上記図柄表示器にサブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御を実行するサブ抽選結果表示保留制御手段と
を含むことを特徴とする、遊技機。 - 上記図柄表示制御手段は、上記図柄表示器にサブ抽選の結果を表す図柄を表示させる制御の途中で上記図柄表示器にメイン抽選の結果を表す図柄を表示させる必要が生じた場合、サブ抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御の完了後に、上記図柄表示器にメイン抽選の結果を表す図柄を表示させるための制御を実行するメイン抽選結果表示保留制御手段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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