JP2000103962A - 電子部品用フィルム状封止剤 - Google Patents

電子部品用フィルム状封止剤

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JP2000103962A
JP2000103962A JP10277438A JP27743898A JP2000103962A JP 2000103962 A JP2000103962 A JP 2000103962A JP 10277438 A JP10277438 A JP 10277438A JP 27743898 A JP27743898 A JP 27743898A JP 2000103962 A JP2000103962 A JP 2000103962A
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    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L79/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon only, not provided for in groups C08L61/00 - C08L77/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08J2379/00Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen with or without oxygen, or carbon only, not provided for in groups C08J2361/00 - C08J2377/00

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術の問題点を解決し、加工性が良好で
あるために、高価な装置を必要とせずに連続した封止作
業が可能であり、従ってコストを上昇させることがな
く、しかも、封止後の耐熱性及び電気絶縁性に優れた電
子部品用フィルム状封止剤を提供する。 【解決手段】 本発明の電子部品用フィルム状封止剤の
構成は、ポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂とから
なり、前記ポリカルボジイミド樹脂は、そのゲルパーミ
エーションクロマトグラフィーのポリスチレン換算によ
る数平均分子量が3000から50000のものであ
り、前記エポキシ樹脂を、ポリカルボジイミド樹脂10
0重量部に対し20〜150重量部含有することを特徴
とするか、或いは、ポリカルボジイミド樹脂とエポキシ
樹脂と着色剤とからなり、前記ポリカルボジイミド樹脂
は、そのゲルパーミエーションクロマトグラフィーのポ
リスチレン換算による数平均分子量が3000から50
000のものであり、前記エポキシ樹脂を、ポリカルボ
ジイミド樹脂100重量部に対し20〜150重量部含
有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品用フィルム
状封止剤に関するものであり、更に詳しくは、加工性が
良好であるために、高価な装置を必要とせずに連続した
封止作業が可能であり、従ってコストを上昇させること
がなく、しかも、封止後の耐熱性及び電気絶縁性に優れ
た電子部品用フィルム状封止剤に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に各種の電子部品は、空気中の水分や
塵等による悪影響を避けるために、完成後に種々の素材
により封止されることが多く、このような電子部品の封
止は、従来より、例えばトランスファー成型法により熱
硬化性樹脂で封止したり、箱型のポット内に、リード端
子部を覆って電子部品を載置し、そのポットに樹脂を注
入して封止したり(ポッティング法)、或いは、セルロ
ース等の基材にBステージ状態の樹脂(例えばエポキシ
樹脂)を塗布して得られるフィルムを封止剤として使用
したりして行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ト
ランスファー成型法により熱硬化性樹脂で封止するに
は、高価なトランスファー成型機と金型を必要とするの
で、コスト高となるという難点があり、又、上記ポッテ
ィング法による場合は、連続作業が困難なため、作業工
程が多くなり、従って品質維持が難しく、加えてポット
を用意する必要があるため、コスト高になるという難点
があり、更に、上記基材にBステージ状態の樹脂を塗布
して得られるフィルムを使用する方法には、樹脂がBス
テージ状態にあるために可使時間が制限され、品質維持
も難しいという難点がある。
【0004】本発明は、上記従来技術の難点を解消し
て、加工性が良好であるために、高価な装置を必要とせ
ずに連続した封止作業が可能であり、従ってコストを上
昇させることがなく、しかも、封止後の耐熱性及び電気
絶縁性に優れた電子部品用フィルム状封止剤を提供する
ことを目的としてなされた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用した電子部品用フィルム状封止剤の構成
は、ポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂とからな
り、前記ポリカルボジイミド樹脂は、そのゲルパーミエ
ーションクロマトグラフィーのポリスチレン換算による
数平均分子量が3000から50000のものであり、
前記エポキシ樹脂を、ポリカルボジイミド樹脂100重
量部に対し20〜150重量部含有することを特徴とす
るか、或いは、ポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂
と着色剤とからなり、前記ポリカルボジイミド樹脂は、
そのゲルパーミエーションクロマトグラフィーのポリス
チレン換算による数平均分子量が3000から5000
0のものであり、前記エポキシ樹脂を、ポリカルボジイ
ミド樹脂100重量部に対し20〜150重量部含有す
ることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の態様】以下に本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明の電子部品用フィルム状封止剤は、
第1にはポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂とから
基本的になるものであって、このポリカルボジイミド化
合物としては、種々の方法で製造したものを使用するこ
とができ、基本的には従来のポリカルボジイミドの製造
方法(米国特許第2941956号明細書や特公昭47
−33279号公報、J. Org. Chem, 2
8, 2069−2075(1963)、 Chemi
cal Review 1981, Vol.81 N
o.4 p 619−621)により、具体的には有機
ポリイソシアネートの脱二酸化炭素を伴う縮合反応によ
り製造した、イソシアネート末端ポリカルボジイミドを
使用することができる。
【0008】上記方法において、ポリカルボジイミド化
合物の合成原料である有機ポリイソシアネートとして
は、例えば、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイ
ソシアネート、脂環族ポリイソシアネートやこれらの混
合物を使用することができ、具体的には、1,5−ナフ
タレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジメチルメタ
ンジイソシアネート、1,3−フェニレンジイソシアネ
ート、1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−
トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシ
アネート、2,4−トリレンジイソシアネートと2,6
−トリレンジイソシアネートの混合物、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−
ジイソシアネート、メチルシクロヘキサンジイソシアネ
ート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、2,
6−ジイソプロピルフェニルイソシアネート、1,3,
5−トリイソプロピルペンゼン−2,4−ジイソシアネ
ート等を例示することができる。
【0009】中でも、本発明で使用するポリカルボジイ
ミド樹脂としては、少なくとも1種の芳香族ポリイソシ
アネートから得られたものであることが好ましい(尚、
芳香族ポリイソシアネートとは、芳香環に直結している
イソシアネート基が一分子中に2個以上存在するイソシ
アネートのことをいう。)。
【0010】又、上記有機ジイソシアネートは、モノイ
ソシアネート等のカルボジイミド化合物の末端イソシア
ネートと反応する化合物を用いて、適当な重合度に制御
したものを使用することもできる。
【0011】このようにポリカルボジイミドの末端を封
止してその重合度を制御するためのモノイソシアネート
としては、例えば、フェニルイソシアネート、トリルイ
ソシアネート、ジメチルフェニルイソシアネート、シク
ロヘキシルイソシアネート、ブチルイソシアネート、ナ
フチルイソシアネート等を例示することができる。
【0012】又、この他にも、封止剤として末端イソシ
アネートと反応し得る化合物として、脂肪族化合物、芳
香族化合物、脂環族化合物であって、例えば、−OH基
を持つメタノール、エタノール、フェノール、シクロヘ
キサノール、N−メチルエタノールアミン、ポリエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ポリプロピレングリ
コールモノメチルエーテル等;=NH基を持つジエチル
アミン、ジシクロヘキシルアミン等;−NH2基を持つ
ブチルアミン、シクロヘキシルアミン等;−COOH基
を持つプロピオン酸、安息香酸、シクロヘキサンカルボ
ン酸等;−SH基を持つエチルメルカプタン、アリルメ
ルカプタン、チオフェノール等やエポキシ基等を有する
化合物を使用することができる。
【0013】上記有機ジイソシアネートの脱炭酸縮合反
応は、カルボジイミド化触媒の存在下に進行するもので
あり、このカルボジイミド化触媒としては、例えば、1
−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド、3−メチ
ル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド、1
−エチル−2−ホスホレン−1−オキシド、3−メチル
−2−ホスホレン−1−オキシド及びこれらの3−ホス
ホレン異性体等のホスホレンオキシド等を使用すること
ができ、これらの内、反応性の面からは3−メチル−1
−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシドが好適であ
る。
【0014】又、本発明で使用するポリカルボジイミド
樹脂は、上記末端封止剤の使用の有無にかかわらず、そ
のゲルパーミエーショングロマトグラフィー(GPC)
のポリスチレン換算による数平均分子量が、3000〜
50000、好ましくは10000〜30000、更に
好ましくは15000〜25000のものであり、数平
均分子量が3000以上で、十分な成膜性、耐熱性を得
ることができ、50000を超えると、その合成に時間
がかかるだけでなく、得られたポリカルボジイミド樹脂
のワニスのポットライフ(可使時間)が極端に短くなり、
実用的ではない。
【0015】又、本発明において用いるエポキシ樹脂と
しては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック
型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂
等に代表されるグリシジルエーテル型エポキシ樹脂や、
脂環式エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹
脂、複素環式エポキシ樹脂、液状ゴム変性エポキシ樹脂
等の、一分子中に2以上のエポキシ基を有するエポキシ
樹脂の1種又はそれらの混合物を挙げることができ、好
ましくは、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポ
キシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂を挙げ
ることができるが、本発明で使用するエポキシ樹脂はこ
れらに限定されるものではなく、一般に知られているエ
ポキシ樹脂であればよい。
【0016】又、本発明で使用する組成物は、第2には
ポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂と着色剤とから
基本的になるものであって、この着色剤は、封止剤を着
色することにより、光による内部素子、特に半導体の誤
動作を防止したり、封止剤を不透明とすることによりい
わゆるブラックボックス化するためのものである。
【0017】上記着色剤としては、具体的には、カーボ
ンブラックや酸化チタン等を挙げることができる。
【0018】本発明における上記ポリカルボジイミド樹
脂とエポキシ樹脂との混合割合としては、ポリカルボジ
イミド樹脂100重量部に対し、エポキシ樹脂を20〜
150重量部、好ましくは40〜130重量部、更に好
ましくは50〜100重量部という範囲を例示すること
ができ、この混合割合が20重量部以上で耐熱性が向上
し、200重量部を超えると混合した樹脂の成膜性が悪
くなり、いずれも好ましくない。
【0019】又、着色剤を使用する場合は、封止剤とし
ての物性に悪影響を与えない範囲で使用する必要がある
が、その具体的な使用量としては、ポリカルボジイミド
樹脂とエポキシ樹脂の合計量に対し0.01乃至5重量
%、好ましくは0.3乃至2重量%いう範囲を例示する
ことができる。尚、着色剤の使用量が0.01重量%未
満の場合は、着色剤の添加効果が現れにくく、逆に5重
量%を超えると、フィルムの絶縁性能に悪影響を及ぼす
場合がある。
【0020】本発明の電子部品用フィルム状封止剤は、
フィルム状であることを特徴とするものであり、上記ポ
リカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂、或いは、ポリカ
ルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂と着色剤とからフィル
ム状の本発明封止剤を得るには、まず、これらの成分を
混合するのであり、この工程は、例えば、室温にて上記
成分を混合したり、加温して混合したり、或いは、エポ
キシ樹脂を適当な溶媒に溶解させた後、混合してもよい
が、特に限定はされない。
【0021】上記ポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹
脂、或いは、ポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂と
着色剤との混合物をフィルム状とするには、この混合物
を、公知の方法に従い、例えばコーターを用いて離型処
理されたポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ム上にキャストし、溶剤を加熱除去すればよいが、特に
限定はされない。
【0022】尚、ここでいう「フィルム状」とは、おお
むね10〜500μmの厚みのものを意味している。
【0023】以上のようにして得られた本発明のフィル
ム状封止剤により電子部品を封止するには、このフィル
ム状封止剤を電子部品にラミネートし、加熱硬化させれ
ばよく、本発明のフィルム状封止剤は、室温で柔らか
く、軽く加温すると更に柔らかくなり、強く加熱すると
そのまま硬化する性質を有するので、この性質を利用す
ることにより、電子部品を効率的に封止することができ
る。
【0024】
【実施例】以下に本発明を実施例により更に詳しく説明
する。
【0025】実施例1 撹拌器とコンデンサーを取り付けた反応装置に、4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(以下MDI
と記す)172g、フェニルイソシアネート(以下PI
と記す)1.64g、溶媒としてテトラヒドロフラン
(以下THFと記す)1290g、触媒として3−メチ
ル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド0.
34gを仕込み、70℃で15時間反応を行ったとこ
ろ、GPCによる数平均分子量(以下Mnと記す)が
2.0×104(ポリスチレン換算値)のポリカルボジ
イミドのワニスを得た。このワニスの樹脂分100重量
部に対し、エポキシ樹脂(エピコート828[油化シェ
ルエポキシ社製、商品名])70重量部、着色剤として
カーボンブラック(CARBON BLACK#40
[三菱化学社製])を全樹脂分に対し0.75重量%に
なる量を加え、撹拌、混合した。このワニスを離型処理
を施したPETフィルムにキャストし、乾燥させた後に
ひき剥がし、厚さ450μmのフィルム状封止剤を得
た。
【0026】実施例2 PIの量を6.56gとしたこと以外は、全て実施例1
と同様に行った(尚、得られたポリカルボジイミドのM
nは6.2×103であった。)。
【0027】実施例3 実施例1のポリカルボジイミドワニスの樹脂分100重
量部に対し、エポキシ樹脂(エピコート828[油化シ
ェルエポキシ社製、商品名])100重量部加えたこと
以外は、全て実施例1と同様に行った。
【0028】実施例4 撹拌器とコンデンサーを取り付けた反応装置に、MDI
172g、PI1.23g、溶媒としてTHF1290
g、触媒として3−メチル−1−フェニル−2−ホスホ
レン−1−オキシド0.34gを仕込み、70℃で19
時間反応を行ったところ、GPCによる数平均分子量
(Mn)が3.1×104(ポリスチレン換算値)のポ
リカルボジイミドのワニスを得た。このワニスの樹脂分
100重量部に対し、エポキシ樹脂(エピコート828
[油化シェルエポキシ社製、製品名])120重量部、
着色剤としてカーボンブラック(CARBON BLA
CK#40[三菱化学社製])を全樹脂分に対し0.7
5重量%になる量を加え、撹拌、混合した。このワニス
を離型処理を施したPETフィルムにキャストし、乾燥
させた後ひき剥がし、厚さ450μmのフィルム状封止
剤を得た。
【0029】実施例5 撹拌器とコンデンサーを取り付けた反応装置に、2,
4’−トリレンジイソシアネートと2,6’−トリレン
ジイソシアネートの80:20の混合物(重量比)17
4g、PI1.79g、溶媒としてトルエン1200
g、触媒として3−メチル−1−フェニル−2−ホスホ
レン−1−オキシド0.34gを仕込み、100℃で1
4時間反応を行ったところ、GPCによる数平均分子量
(Mn)が1.6×104(ポリスチレン換算値)のポ
リカルボジイミドのワニスを得た。このワニスの樹脂分
100重量部に対し、エポキシ樹脂(エピコート828
[油化シェルエポキシ社製、商品名])50重量部、着
色剤としてカーボンブラック(CARBON BLAC
K#40[三菱化学社製])を全樹脂分に対し0.75
重量%になる量を加え、撹拌、混合した。このワニスを
離型処理を施したPETフィルムにキャストし、乾燥さ
せた後ひき剥がし、厚さ450μmのフィルム状封止剤
を得た。
【0030】比較例1 実施例1において、ポリカルボジイミド樹脂100重量
部に対し、エピコート828の添加量を200重量部と
すること以外は、すべて実施例1と同様に行った。
【0031】比較例2 撹拌器とコンデンサーの付いた反応容器に、MDI20
0g、PI2308g、THF1720g、触媒として
3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキ
シド0.44gを投入し、リフラックス下で10時間反
応を行ったところ、GPCによる数平均分子量(Mn)
が1.9×103(ポリスチレン換算値)のポリカルボ
ジイミドのワニスを得た。このワニスの樹脂分100重
量部に対し、エポキシ樹脂(エピコート828[油化シ
ェルエポキシ社製、商品名])70重量部、着色剤とし
てカーボンブラック(CARBON BLACK#40
[三菱化学社製])を全樹脂分に対し0.75重量%に
なる量を加え、撹拌、混合した。このワニスを離型処理
を施したPETフィルムにキャストし、乾燥させた後ひ
き剥がし、厚さ450μmのフィルム状封止剤を得た。
【0032】比較例3 撹拌器とコンデンサーを取り付けた反応装置に、MDI
172g、PI1.64g、溶媒としてTHF1290
g、触媒として3−メチル−1−フェニル−2−ホスホ
レン−1−オキシド0.34gを仕込み、70℃で15
時間反応を行ったところ、GPCによる数平均分子量
(Mn)が2.0×104(ポリスチレン換算値)のポ
リカルボジイミドのワニスを得た。このワニスへ着色剤
としてカーボンブラック(CARBON BLACK#
40三菱化学社製)を全樹脂分に対し0.75重量%に
なる量を加え、撹拌・混合し、離型処理を施したPET
フィルムにキャストし乾燥させた後ひき剥がし、厚さ4
50μmのフィルム状封止剤を得た。
【0033】比較例4 エポキシ樹脂としてエピコート828 100重量部
に、ジシアンジアミド10重量部、メチルエチルケトン
30重量部、ジメチルホルムアミド20重量部、カーボ
ンブラック(CARBON BLACK#40[三菱化
学社製])を全固形分に対し0.75重量%になる量を
加え、撹拌、混合した。このワニスを離型処理を施した
PETフィルムにキャストし、乾燥させた後ひき剥が
し、厚さ450μmの接着フィルムを得た。
【0034】以上のようにして得られた実施例及び比較
例のフィルムにつき、以下のような評価方法により評価
した。
【0035】(1)耐熱性 実施例及び比較例で作成したフィルムを250℃15分
熱処理したもののガラス転移点を、レオグラフソリッド
(東洋精機製)を用いて測定した。昇温速度5℃/分、
周波数10Hzとし、tanδのピークトップをガラス
転移点(Tg)とした。 (2)抵抗値 JIS C 6481に準じ、4239Aハイレジスタ
ンスメーター(横河ヒューレットパッカード社製)を用
いて、実施例及び比較例で作成したフィルムの表面抵抗
及び体積抵抗を測定した。 (3)吸湿後の耐ハンダクラック性 実施例及び比較例で作成したフィルムを抵抗素子の両側
から挟み込み、170℃・5分・40kg/cm2で成
型した後、250℃15分ポストキュアーした。これ
を、85℃/85%RHの雰囲気に24時間放置した
後、250℃のハンダ浴に30秒間浸漬し、パッケージ
クラック数/総数を測定した。 (4)加工性 金型に実施例及び比較例で作成した15cm角のフィル
ムを敷き、ここヘ約1cm間隔で直径1mmの金属棒を
10本平行に置き、更にその上から、下に敷いたフィル
ムと同じ15cm角のフィルムを、金属棒が全て隠れる
様に置き、170℃・5分・40kg/cm2で成型し
た後、250℃15分ポストキュアーし、硬化反応を完
結させた。その後、金属棒と垂直になるように硬化物を
切断し、切断部において金属棒と樹脂の密着性を顕微鏡
で判定し、完全に密着している数/総数を測定した。
【0036】以上の測定結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】以上の実施例及び比較例から明らかなよ
うに、本発明の電子部品用フィルム状封止剤によれば、
加工性が良好であるために、高価な装置を必要とせずに
連続作業が可能となるので、低コスト化を実現すること
ができる。
【0039】又、本発明の電子部品用フィルム状封止剤
により封止した場合は、ポリカルボジイミドの特性が生
かされ、ハンダクラック性、電気絶縁性に優れる電子部
品の封止が可能となる。
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月14日(1999.12.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来技術】一般に各種の電子部品は、空気中の水分や
塵等による悪影響を避けるために、完成後に種々の素材
により封止されることが多く、このような電子部品の封
止は、従来より、例えばトランスファー成型法により熱
硬化性樹脂で封止したり、箱型のポット内に電子部品
載置し、そのポットに樹脂を注入して封止したり(ポッ
ティング法)、或いは、セルロース等の基材にBステー
ジ状態の樹脂(例えばエポキシ樹脂)を塗布して得られ
るフィルムを封止剤として使用したりして行われてき
た。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】上記方法において、ポリカルボジイミド化
合物の合成原料である有機ポリイソシアネートとして
は、例えば、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイ
ソシアネート、脂環族ポリイソシアネートやこれらの混
合物を使用することができ、具体的には、1,5−ナフ
タレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジメチルメタ
ンジイソシアネート、1,3−フェニレンジイソシアネ
ート、1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−
トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシ
アネート、2,4−トリレンジイソシアネートと2,6
−トリレンジイソシアネートの混合物、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−
ジイソシアネート、メチルシクロヘキサンジイソシアネ
ート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、2,
6−ジイソプロピルフェニルイソシアネート、1,
3,5−トリイソプロピルンゼン−2,4−ジイソシ
アネート等を例示することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】又、上記ポリカルボジイミド樹脂は、モノ
イソシアネート等のカルボジイミド化合物の末端イソシ
アネートと反応する化合物を用いて、適当な重合度に制
御したものを使用することもできる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】上記有機ポリイソシアネートの脱炭酸縮合
反応は、カルボジイミド化触媒の存在下に進行するもの
であり、このカルボジイミド化触媒としては、例えば、
1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド、3−メ
チル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド、
1−エチル−2−ホスホレン−1−オキシド、3−メチ
ル−2−ホスホレン−1−オキシド及びこれらの3−ホ
スホレン異性体等のホスホレンオキシド等を使用するこ
とができ、これらの内、反応性の面からは3−メチル−
1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシドが好適で
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】本発明における上記ポリカルボジイミド樹
脂とエポキシ樹脂との混合割合としては、ポリカルボジ
イミド樹脂100重量部に対し、エポキシ樹脂を20〜
150重量部、好ましくは40〜130重量部、更に好
ましくは50〜100重量部という範囲を例示すること
ができ、この混合割合が20重量部未満では耐熱性が向
せず、200重量部を超えると混合した樹脂の成膜性
が悪くなり、いずれも好ましくない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】(1)耐熱性 実施例及び比較例で作成したフィルムを250℃15分
熱処理したもののガラス転移点を、レオグラフソリッ
ド(東洋精機製)を用いて測定した。昇温速度5℃/
分、周波数10Hzとし、tanδのピークトップをガ
ラス転移点(Tg)とした。 (2)抵抗値 JIS C 6481に準じ、4239Aハイレジスタ
ンスメーター(横河ヒューレットパッカード社製)を用
いて、実施例及び比較例で作成したフィルムの表面抵抗
及び体積抵抗を測定した。 (3)吸湿後のハンダ耐熱性 実施例及び比較例で作成したフィルムを抵抗素子の両側
から挟み込み、170℃・5分・40kg/cm2で成
型した後、250℃15分ポストキュアーした。これ
を、85℃/85%RHの雰囲気に24時間放置した
後、250℃のハンダ浴に30秒間浸漬し、パッケージ
クラック数/総数を測定した。 (4)加工性 金型に実施例及び比較例で作成した15cm角のフィル
ムを敷き、ここヘ約1cm間隔で直径1mmの金属棒を
10本平行に置き、更にその上から、下に敷いたフィル
ムと同じ15cm角のフィルムを、金属棒が全て隠れる
様に置き、170℃・5分・40kg/cm2で成型し
た後、250℃15分ポストキュアーし、硬化反応を完
結させた。その後、金属棒と垂直になるように硬化物を
切断し、切断部において金属棒と樹脂の密着性を顕微鏡
で判定し、完全に密着している数/総数を測定した。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【表1】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】又、本発明の電子部品用フィルム状封止剤
により封止した場合は、ポリカルボジイミドの特性が生
かされ、ハンダ耐熱性、電気絶縁性に優れる電子部品の
封止が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 秀司 東京都足立区西新井栄町1−18−1 日清 紡績株式会社東京研究センター内 (72)発明者 中村 典雅 東京都足立区西新井栄町1−18−1 日清 紡績株式会社東京研究センター内 Fターム(参考) 4J002 CD022 CD052 CD062 CM051 DA036 GQ01 4M109 AA01 CA26 EA06 EA08 EB08 EC05 EC07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂
    とからなり、前記ポリカルボジイミド樹脂は、そのゲル
    パーミエーションクロマトグラフィーのポリスチレン換
    算による数平均分子量が3000から50000のもの
    であり、前記エポキシ樹脂を、ポリカルボジイミド樹脂
    100重量部に対し20〜150重量部含有することを
    特徴とする電子部品用フィルム状封止剤。
  2. 【請求項2】 ポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂
    と着色剤とからなり、前記ポリカルボジイミド樹脂は、
    そのゲルパーミエーションクロマトグラフィーのポリス
    チレン換算による数平均分子量が3000から5000
    0のものであり、前記エポキシ樹脂を、ポリカルボジイ
    ミド樹脂100重量部に対し20〜150重量部含有す
    ることを特徴とする電子部品用フィルム状封止剤。
  3. 【請求項3】 ポリカルボジイミド樹脂が、少なくとも
    1種の芳香族ポリイソシアネートから得られたものであ
    る請求項1又は2に記載の電子部品用フィルム状封止
    剤。
  4. 【請求項4】 着色剤がカーボンブラックである請求項
    2に記載の電子部品用フィルム状封止剤。
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