JP3713283B2 - 耐熱性接着剤組成物 - Google Patents
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Description
【産業状の利用分野】
本発明は、耐熱性接着剤組成物に関するものであり、更に詳しくは、被着体としてその少なくとも一方が膨張黒鉛又は金属であるガスケット材料、電磁波シールド材、電気機器、土木建築材又は家庭用品などを接着する際に用いて好適な、耐熱接着性に優れた接着剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
膨張黒鉛シートは、それが有する耐熱性・耐薬品性・シール性や応力緩和特性などが優れていることから、自動車エンジン用、原子炉用、造船用や一般産業用のガスケット又は電磁波シールド材として広く使用されている。
【0003】
しかしながら、使用される上記のような機器類の高性能化に伴い、膨張黒鉛シート自体にも性能の向上が求められるようになった。特に、機械的特性である曲げ・引張強度及び液の浸透による漏れや著しい強度低下が問題視されている。
【0004】
これらの問題点を解決するために、膨張黒鉛シートに対し補強材を用いる方法が提案されている。この補強材には、金属板・金属箔・金網や高強度繊維及びその織物などが使用されており、これら補強材を接着剤によって膨張黒鉛シートに貼り合わせ、ガスケット等を製造することが広く行われている。このような膨張黒鉛シートと補強材の貼り合わせに使用される従来の接着剤は、ゴム系・エポキシ系・アクリル系・ポリアミド系などのものが主流であるが、上記市場ニーズの向上に伴い、前記従来の接着剤については耐熱性・接着強度・耐薬品性などの特性を十分に保持しているとは言い難いという問題が指摘されるようになった。
【0005】
一方、近年になってポリイミド系やポリベンツイミダーゾル系の優れた耐熱性を有する接着剤が開発されているが、これらは特殊な高沸点溶剤を含んでいるばかりか、その物理的性質により、高温高圧の過酷な接着条件を満たす必要があり、コストも高く用途が限定されるという難点を有していた。
【0006】
そこで、これらの問題点を解決するために、エポキシ樹脂の改質がおこなわれており、例えば特開昭60−260669号公報には、耐熱性エポキシ樹脂系接着剤としてのトリスフェノールのトリグリシジルエーテル他の多官能的エポキシ樹脂、硬化剤としての芳香族ジアミン及び無機充填剤とからなる組成物が開示されている。又、特開昭59−89380号公報や特開昭60−79079号公報には、エポキシ樹脂にゴム成分を分散させたエポキシ樹脂系接着剤組成物が開示されている。
【0007】
しかしながら、これら従来品は、組成物が固体でポットライフが短く、作業性が悪かったり、耐熱性の面で十分とはいえないものであった。又、特開昭62ー30122号公報には、ポリイミド樹脂に熱硬化性のビスマレイミド化合物を添加して耐熱接着強さを高めたものが記載されているが、硬化温度が275℃と高く、実際のガスケット等の生産に供し得る接着条件にはほど遠いものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、温和な条件下で膨張黒鉛などを接着することができ、且つ、耐熱性や耐薬品性、特に高温下での接着強度に優れた耐熱性接着剤組成物を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明が採用した構成は、主としてポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂とからなり、ポリカルボジイミド樹脂の100重量部に対しエポキシ樹脂を1重量部以上含有することを特徴とするか、主としてポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂及びポリカルボジイミド樹脂の硬化剤とからなり、ポリカルボジイミド樹脂の100重量部に対しエポキシ樹脂を1重量部以上、ポリカルボジイミド樹脂の硬化剤を0.1重量部以上含有することを特徴とするか、或いは、主としてポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂及びエポキシ樹脂の硬化剤とからなり、ポリカルボジイミド樹脂の100重量部に対しエポキシ樹脂を1重量部以上、エポキシ樹脂の100重量部に対しエポキシ樹脂の硬化剤を0.1重量部以上含有することを特徴とするものである。
【0010】
以下、本発明につき詳細に説明する。
【0011】
本発明において使用するポリカルボジイミド樹脂は、例えば特開昭51−61599号公報に開示されている方法、L.M.Alberinoらの方法〔J.Appl.Polym.Sci.、21、1999(1977)〕或いは特開平2−292316号公報に開示されている方法などによって製造することができるものである。即ち、有機ポリイソシアネートから、イソシアネートのカルボジイミド化を促進する触媒の存在下に製造することができるのである。この場合の有機ポリイソシアネートとしては、例えば2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、2,4−と2,6−トリレンジイソシアネートの混合物、粗トリレンジイソシアネート、粗メチレンジフェニルジイソシアネート、4,4’,4”−トリフェニルメチレントリイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、リジンジイソシアネート、水添メチレンジフェニルジイソシアネート、m−フェニルジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、4,4’−ビフェニレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ビフェニルジイソシアネート、3,3’−ジメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートやこれらの混合物を挙げることができる。
【0012】
又、上記ポリカルボジイミド樹脂は、その分子量をモノイソシアネートの一種以上を用いることにより、重縮合をある段階で停止させる等して調整しつつ製造されたものでもよい。このようにポリカルボジイミドの端末を封止してその分子量を制御するためのモノイソシアネートしては、フェニルイソシアネート、(オルト、メタ、パラ)−トリルイソシアネート、ジメチルフェニルイソシアネート、シクロヘキシルイソシアネート、メチルイソシアネート等を例示することができる。又、容易に類推されることであるが、この他にも末端封止剤としては−OH,−NH2,−COOH,−S,−NHアルキル末端を有する化合物約1モルと、芳香族ジイソシアネート2モルとの反応によって簡便に製造できるイソシアネート末端化合物から誘導されるものでもよい。
【0013】
又、本発明で使用するイソシアネートのカルボジイミド化を促進する触媒としては、種々のものを例示することができるが、1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド,3−メチル−2−ホスホレン−1−オキシド,1−エチル−2−ホスホレン−1−オキシドやこれらの3−ホスホレン異性体などが収率その他の面で好適である。
【0014】
上記ポリカルボジイミド樹脂の製造は、無溶媒又はテトラヒドロフランやテトラクロルエチレン等の溶媒中で行うものであり、本発明ではこれらにより製造した粉末状又はワニス状のポリカルボジイミド樹脂の一種又は混合物を用いることができる。
【0015】
又、本発明において用いるエポキシ樹脂としては、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂などに代表されるグリシジルエーテル型エポキシ樹脂;脂環式エポキシ樹脂;グリシジルエステル型エポキシ樹脂;複素環式エポキシ樹脂;液状ゴム変性エポキシ樹脂などの一分子中にエポキシ基を1個以上有するエポキシ樹脂の1種又は混合物を挙げることができるが、本発明で使用するエポキシ樹脂はこれらに限定されるものではなく、一般に知られているエポキシ樹脂であればいずれも使用することができ、中でも液状のものが好ましい。
【0016】
更に本発明で使用するポリカルボジイミド樹脂の硬化剤としては、特開昭60−87460号公報、特開昭61−235414号公報や特開昭61−268714号公報などに開示されている活性水素化合物、即ち、分子中に1個以上のアミノ基、フェノール性水酸基、アルコール性水酸基、カルボキシ基やチオール基を有する化合物の1種又は混合物を例として挙げることができる。具体的には、尿素、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−イソプロピリデンジフェノール、アミノ−S−トリアジン、1,3,5−トリヒドロキシトリアジン、ハイドロキノン、テレフタル酸、o・m−フタル酸、チオフェノール、ピロメリッドイミド、トリメリット酸、ピロメリット酸、フェノールノボラックなどである。
【0017】
又、カルボジイミド基の自己架橋反応を触媒化するジアザビシクロウンデセン、p−ジメチルアミノフェノール、トリス(ジアルキルアミノアルキル)ヘキサハイドロ−S−トリアジン、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、第三級アミンなどもポリカルボジイミド樹脂の硬化剤として使用することができる。
【0018】
一方、エポキシ樹脂の硬化剤としては、一般的にエポキシ樹脂の硬化剤として公知のものであるポリアミン類、酸無水物、ポリフェノール、ポリメルカプタン等の1種又は混合物を例示することができる。具体的には、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、トルエンジアミン、イソホロンジアミン、N−アミノエチルピペラジン、3,9−ビス(3−アミノプロピル)−2,4,8,10−テトラオキシスピロ−(5,5’)ウンデカンアダクト、ジアミノジフェニルスルホン、m−フェニレンジアミン、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、無水ピロメリット酸、フェノールノボラック、ポリメルカプタン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、BF3モノエチルアミン錯体やアミノ樹脂などである。尚、ポリカルボジイミド樹脂及びエポキシ樹脂の双方に対し硬化作用を示すものもあるが、本発明ではこのような硬化剤を使用することもできる。
【0019】
而して、上記のような成分で構成される本発明の耐熱性接着剤は、以下に述べるような方法により製造することができる。
【0020】
即ち、ポリカルボジイミド樹脂がワニス状の場合は、まず、ポリカルボジイミド樹脂の一種又は混合物を製造した後、エポキシ樹脂の1種以上を添加し、混合するのである。この場合、エポキシ樹脂の添加量は、ポリカルボジイミド樹脂100重量部に対し1重量部以上とする。この場合、エポキシ樹脂を例えば200重量部程度添加することも可能であるが、あまりに多量のエポキシ樹脂を添加すると、ポリカルボジイミド樹脂の耐熱性等に悪影響を及ぼすことがある。
【0021】
尚、ポリカルボジイミド樹脂の製造に際し、あらかじめエポキシ樹脂の1種以上を添加し、ポリカルボジイミド樹脂の製造条件下で本発明の耐熱性接着剤を製造することもできる。但し、このようにする場合は、反応温度は好ましくは約150℃以下としなければならず、約150℃以上の反応条件で製造すると、イソシアネート基とエポキシ基の反応が起こって、オキサゾリドンを与え、耐熱性や接着性の面で好ましくない。
【0022】
上記ポリカルボジイミド樹脂を製造した後、エポキシ樹脂を添加して混合する方法では、エポキシ樹脂を添加した後にポリカルボジイミド樹脂又はエポキシ樹脂の硬化剤を加えることもできる。ポリカルボジイミド樹脂又はエポキシ樹脂の硬化剤を添加する時期は、エポキシ樹脂の添加直後でも差しつかえないが、好ましくは接着剤として使用する直前がよく、又、その添加量は、ポリカルボジイミドの硬化剤の場合は該樹脂100重量部に対し0.1乃至50重量部程度、エポキシ樹脂の硬化剤の場合は該樹脂100重量部に対し0.1乃至100重量部程度である。
【0023】
一方、ポリカルボジイミド樹脂が粉末の場合も、ポリカルボジイミド樹脂の一種又は混合物を製造した後、エポキシ樹脂の1種以上を添加し混合すればよい。この際のエポキシ樹脂の添加量は、ワニス状のポリカルボジイミド樹脂を用いる場合と同様である。尚、エポキシ樹脂の形態については、液状・粉末状のどちらでも差しつかえないが、液状のものが好ましい。即ち、液状のものを使用することにより、得られる本発明接着剤は無溶剤のペーストタイプのものとなり、使いやすく、環境汚染性のないものが得られるからである。但し、エポキシ樹脂に粉末状のものを使用し、粉末状の本発明接着剤としても差しつかえなく、このような接着剤はそのまま或いは用時に溶媒を加えて使用することができる。
【0024】
上記ポリカルボジイミド樹脂が粉末の場合も、エポキシ樹脂を添加した後にポリカルボジイミド樹脂又はエポキシ樹脂の硬化剤を前記と同様の割合で加えることもできる。ポリカルボジイミド樹脂又はエポキシ樹脂の硬化剤を添加する時期は、エポキシ樹脂の添加直後でも差しつかえないが、好ましくは接着剤として使用する直前がよい。
【0025】
更に、本発明の耐熱性接着剤により被着体を接着する方法は以下のとおりである。
【0026】
まず、本発明の接着剤がワニス状の場合は、被着体の少なくとも一方の接着面に塗布量が所定量、例えば100g/m2となるように、はけ塗、スプレー、ロールコーターなどの一般的な塗布方法により塗布し、その後に溶剤を徐去する。次に、接着すべき対象を重ね合わせ、100℃以上の温度で数秒〜数分加圧し接着するのである。加熱加圧後に、100〜250℃の温度でアニーリングしてもよい。
【0027】
本発明の接着剤を適用するための被着体としては、膨張黒鉛シート.金属板・箔などの金属材料、ポリイミド・ポリアミド・ポリエステル・ポリカーボネート・レーヨン・セルロース・フッ素樹脂・ゴム・フィルム・成形体・不織布・紙の形状を有する高分子材料又はガラス材料、ロックウール材料、セラミック材料、炭素材料などの無機材料を挙げることができる。中でも膨張黒鉛シート又は金属板・箔を被着体の少なくとも一方に使用するものが好ましい。
【0028】
本発明の接着剤が無溶剤タイプの場合は、被着体の少なくとも一方の接着面に上記と同様にして塗布するか(ペースト状の場合)、ロールのクリアランスを利用する等して適用し(粉状の場合)、もう一方の被着体を重ね合わせ、100℃以上の温度で数秒乃至数分加圧し、接着すればよい。加熱加圧後に、100〜250℃の温度でアニーリングしてもよい。尚、被着体としては上記のものを一例として挙げることができるが、中でも一方の被着体が膨張黒鉛シート又は金属板・箔であるものが性能面からいって好ましい。
【0029】
以下に本発明を実施例により更に詳細に説明する
【0030】
【実施例1】
ワニス状ポリカルボジイミドの合成
容量が3000mlの四口フラスコに、加熱装置、温度計、攪拌装置及び凝縮器を取付けた反応装置に、原料イソシアネートとして80−TDI(2,4−トリレンジイソシアネートと2,6−トリレンジイソシアネートの8:2の混合物)、溶媒としてテトラヒドロフラン、触媒として3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシドを、下記の組成で投入し、リフラックス下で70時間反応を行い、ワニス状ポリカルボジイミドを得た。
80−TDI 150g
テトラヒドロフラン 2400ml
触媒 0.3g
接着剤組成物の調製
上記合成したワニス状ポリカルボジイミドと、エポキシ樹脂としてエピコート828(油化シェルエポキシ(株)製)を下記の組成で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
ワニス状ポリカルボジイミド 2000ml
エピコート828 90g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を、厚さ50μmのステンレス板に塗布量10g/m2で塗布した。これを70℃で10時間乾燥をした。乾燥後のステンレス板に厚さ0.8mmの膨張黒鉛を重ね合わせ、200℃、10分、10Kgf/cm2の条件下で加熱加圧を行い、シート状の接着物を得た。
【0031】
次に、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を以下のようにして測定した。
接着性の評価
JIS−K5400に準じ、接着直後の碁盤目テープ試験により評価を行った。
耐熱接着性の評価
接着したシート状物を250℃、70時間加熱した後、JIS−K5400に準じ、碁盤目テープ試験により評価を行った。
【0032】
【実施例2】
ワニス状ポリカルボジイミドの合成
実施例1と同様の反応装置に、溶媒をテトラクロルエチレンに変更すると共に下記の割合で原料を投入し、リフラックス下で5時間反応を行い、ワニス状ポリカルボジイミドを得た。
80−TDI 275g
テトラクロルエチレン 2400ml
触媒 0.55g
接着剤組成物の調製
上記合成したワニス状ポリカルボジイミドとエポキシ樹脂を下記の組成で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
ワニス状ポリカルボジイミド 2000ml
エピコート828 160g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0033】
【実施例3】
ワニス状ポリカルボジイミドの合成
実施例1と同様の反応装置に、溶媒としてテトラヒドロフランとテトラクロルエチレンの両者を用いると共に、下記の割合で原料を投入し、リフラックス下で10時間反応を行い、ワニス状ポリカルボジイミドを得た。
80−TDI 212g
テトラヒドロフラン 1200ml
テトラクロルエチレン 1200ml
触媒 0.42g
接着剤組成物の調製
上記合成したワニス状ポリカルボジイミドとエポキシ樹脂を下記の組成で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
ワニス状ポリカルボジイミド 2000ml
エピコート828 130g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0034】
【実施例4】
ワニス状ポリカルボジイミドの合成
実施例1と同様の反応装置に、原料イソシアネートをp−MDI(4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート)に変更すると共に、下記の割合で原料を投入し、リフラックス下で17時間反応を行い、ワニス状ポリカルボジイミドを得た。
p−MDI 136g
テトラヒドロフラン 2400ml
触媒 0.27g
接着剤組成物の調製
上記合成したワニス状ポリカルボジイミドとエポキシ樹脂を実施例1と同様の組成で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0035】
【実施例5】
ワニス状ポリカルボジイミドの合成
実施例1と同様の反応装置に、原料イソシアネートをEDI(ジフェニルエーテル−4,4’−ジイソシアネート)に変更すると共に、下記の割合で原料を投入し、リフラックス下で10時間反応を行い、ワニス状ポリカルボジイミドを得た。
EDI 136g
テトラヒドロフラン 2400ml
触媒 0.27g
接着剤組成物の調製
上記合成したワニス状ポリカルボジイミドとエポキシ樹脂を実施例1と同様の組成で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0036】
【実施例6】
ワニス状ポリカルボジイミドの合成
実施例1と同様の反応装置に、原料イソシアネートをTODI(トリジンジイソシアネート)に変更すると共に、下記の割合で原料を投入し、リフラックス下で200時間反応を行い、ワニス状ポリカルボジイミドを得た。
TODI 134g
テトラヒドロフラン 2400ml
触媒 0.27g
接着剤組成物の調製
上記合成したワニス状ポリカルボジイミドとエポキシ樹脂を実施例1と同様の組成で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0037】
【実施例7】
ワニス状ポリカルボジイミドの合成
実施例1と同様の反応装置に、原料イソシアネートとして80−TDIとp−MDIの両者を用いると共に、下記の割合で原料を投入し、リフラックス下で20時間反応を行い、ワニス状ポリカルボジイミドを得た。
80−TDI 57g
p−MDI 83g
テトラヒドロフラン 2400ml
触媒 0.28g
接着剤組成物の調製
上記合成したワニス状ポリカルボジイミドとエポキシ樹脂を実施例1と同様の組成で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0038】
【実施例8】
ワニス状ポリカルボジイミド及び接着剤組成物の調製
実施例1と同様の反応装置に、各種原料の他、エポキシ樹脂としてエピコート828を下記の割合で原料を投入し、リフラックス下で17時間反応を行い、ワニス状ポリカルボジイミドを得た。
80−TDI 112g
エピコート828 150g
テトラヒドロフラン 2400ml
触媒 0.3g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0039】
【実施例9】
接着剤組成物の調製
実施例1において合成したワニス状ポリカルボジイミドと、エポキシ樹脂としてエピコート828を下記の割合で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
ワニス状ポリカルボジイミド 2000ml
エピコート828 10g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0040】
【実施例10】
接着剤組成物の調製
実施例1において合成したワニス状ポリカルボジイミドと、エポキシ樹脂としてエピコート828を下記の割合で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
ワニス状ポリカルボジイミド 2000ml
エピコート828 180g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0041】
【実施例11】
接着剤組成物の調製
実施例1において合成したワニス状ポリカルボジイミドと、エポキシ樹脂としてエピクロンN−730(大日本インキ化学(株)製)を下記の割合で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
ワニス状ポリカルボジイミド 2000ml
エピクロンN−730 90g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0042】
【実施例12】
接着剤組成物の調製
実施例1において合成したワニス状ポリカルボジイミドと、エポキシ樹脂としてエピクロンN−665XP(大日本インキ化学(株)製)を下記の割合で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
ワニス状ポリカルボジイミド 2000ml
エピクロンN−665XP 90g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0043】
【実施例13】
接着剤組成物の調製
エポキシ樹脂(エピコート828)にポリカルボジイミドの硬化剤としてカルボジイミド三量化触媒SA−501(サンアプロ(株)製)をあらかじめ混合し、これに実施例1において合成したワニス状ポリカルボジイミドを混合し、目的をする接着剤組成物の調整を行った。組成は下記の通りりであった。
ワニス状ポリカルボジイミド 2000ml
エピコート828 90g
SA−501 0.9g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0044】
【実施例14】
接着剤組成物の調製
実施例1において合成したワニス状ポリカルボジイミドと、エポキシ樹脂としてエピコート828及びエポキシ樹脂の硬化剤としてDDS(ジアミノジフェニルスルホン)を下記の割合で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
ワニス状ポリカルボジイミド 2000ml
エピコート828 90g
DDS 30g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0045】
【実施例15】
接着剤組成物の調製
実施例1において合成したワニス状ポリカルボジイミドと、エポキシ樹脂としてエピコート828及びエポキシ樹脂の硬化剤としてHY830(チバガイギー(株)製)を下記の割合で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
ワニス状ポリカルボジイミド 2000ml
エピコート828 90g
HY830 50g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を実施例1と同様に使用し、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0046】
【実施例16】
粉末状ポリカルボジイミドの合成
容量が3000mlの四口フラスコに加熱装置、温度計、攪拌装置及び凝縮器を取付けた反応装置に、原料イソシアネートとしてp−MDI及びフェニルイソシアネート、溶媒としてテトラクロロエチレン、触媒として3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシドを、下記の組成で投入した。リフラックス下で6時間反応を行い、室温に冷却することにより粉末が生成した。この粉末を濾取し、乾燥を行った後、ボールミルで粉砕すると目的物である粉末状のポリカルボジイミドが得られた。
p−MDI 100g
フェニルイソシアネート 9.52g
テトラクロロエチレン 350ml
触媒 0.2g
接着剤組成物の調製
上記合成した粉末状ポリカルボジイミドとエポキシ樹脂としてエピコート828を下記の組成で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
粉末状ポリカルボジイミド 100g
エピコート828 11.1g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を、厚さ100μmのポリイミドフィルムに塗布量8g/m2で塗布した。これに厚さ200μmの膨張黒鉛を重ね合わせ、200℃、10分、10Kgf/cm2の条件下で加熱加圧を行い、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0047】
【実施例17】
接着剤組成物の調製
実施例16において合成した粉末状ポリカルボジイミドとエポキシン樹脂としてエピクロンN−730を下記の組成で混合し、ペースト状の接着剤組成物の調製を行った。
粉末状ポリカルボジイミド 100g
エピクロンN−730 45g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を、厚さ100μmのポリイミドフィルムに塗布量13g/m2で塗布した。これに厚さ100μmのステンレス板を重ね合わせ、200℃、10分、10Kgf/cm2の条件下で加熱加圧を行い、シート状の接着物得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0048】
【実施例18】
接着剤組成物の調製
実施例16において合成した粉末状ポリカルボジイミドと、エピコート828及びエポキシ樹脂の硬化剤としてDDS(ジアミノジフェニルスルホン)を下記の割合で混合し、目的とする接着剤組成物の調製を行った。
粉末状ポリカルボジイミド 100g
エピコート828 100g
DDS 33g
シート状物の接着
上記調製した接着剤組成物を、厚さ100μmの銅板に塗布量10g/m2で塗布した。これに厚さ0.8mmの膨張黒鉛シートを重ね合わせ、200℃、10分、50Kgf/cm2の条件下でプレスを行い、シート状の接着物を得、実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0049】
【比較例1】
接着剤組成物の調製
下記の割合で調製した接着剤組成物を、実施例と同様に使用し、シート状の接着物を得た。更に実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
エピコート828 150g
HY830 90g
テトラヒドロフラン 2000ml
【0050】
【比較例2】
接着剤組成物の調製
実施例1で合成したワニス状ポリカルボジイミドを実施例と同様に使用し、シート状の接着物を得た。更に実施例1と同様にして、得られたシート状物の接着性及び耐熱接着性を測定した。
【0051】
以上の実施例1〜18と比較例1及び2についての測定結果を以下の表1に示す。表1から明らかなように、本発明の接着剤は常態における接着性及び耐熱接着性のいずれにおいても優れているが、比較例の接着剤は耐熱接着性に劣っていることがわかった。
【0052】
【表1】
Claims (3)
- 主としてポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂とからなり、ポリカルボジイミド樹脂の100重量部に対しエポキシ樹脂を1重量部以上含有することを特徴とする耐熱性接着剤組成物。
- 主としてポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂及びポリカルボジイミド樹脂の硬化剤とからなり、ポリカルボジイミド樹脂の100重量部に対しエポキシ樹脂を1重量部以上、ポリカルボジイミド樹脂の硬化剤を0.1重量部以上含有することを特徴とする耐熱性接着剤組成物。
- 主としてポリカルボジイミド樹脂とエポキシ樹脂及びエポキシ樹脂の硬化剤とからなり、ポリカルボジイミド樹脂の100重量部に対しエポキシ樹脂を1重量部以上、エポキシ樹脂の100重量部に対しエポキシ樹脂の硬化剤を0.1重量部以上含有することを特徴とする耐熱性接着剤組成物。
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