JP2000102258A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2000102258A
JP2000102258A JP10270814A JP27081498A JP2000102258A JP 2000102258 A JP2000102258 A JP 2000102258A JP 10270814 A JP10270814 A JP 10270814A JP 27081498 A JP27081498 A JP 27081498A JP 2000102258 A JP2000102258 A JP 2000102258A
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JP
Japan
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circuit
capacitor
power supply
inverter circuit
voltage
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JP10270814A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Nakano
智之 中野
Yoshinobu Murakami
善宣 村上
Hiroaki Mannami
寛明 万波
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチング素子などに過大なストレスを与え
ないようにすると共に、小型化、低コスト化を可能とす
る電源装置を提供する。 【解決手段】平滑コンデンサC1が所定の電圧に達する
までトランジスタQ3をオフしてスイッチング素子であ
るトランジスタQ2をオフ状態に保持し、インバータ回
路の動作を遅延する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電源装置として特開平9−985
80号に示すものがあった。図6は、その従来例を示し
たものであり、スイッチング素子Q101、Q102を
交互にオンオフさせることにより、スイッチング素子Q
102の両端にコンデンサC102、インダクタL10
2と共に直列に接続された負荷Z2に交流の高周波電力
を供給する電源装置である。
【0003】スイッチング素子Q102がオンしたとき
に交流電源Vac2→ダイオードブリッジDB2→イン
ダクタL101→コンデンサC101→ダイオードD1
02→スイッチング素子Q102→ダイオードブリッジ
DB2→交流電源Vac2の経路で電流が供給され、コ
ンデンサC101が充電される。
【0004】ここで、ダイオードブリッジDBの出力電
圧がコンデンサC101の充電電圧より低下すると、コ
ンデンサC101の充電電圧がスイッチング素子Q1、
Q2等からなるインバータ回路の電源となる。このと
き、インダクタL101、コンデンサC101、ダイオ
ードD101、D102からなる回路は部分平滑電源と
して動作する。
【0005】このとき、このコンデンサC101に流れ
る充電電流によりインダクタL101にはエネルギーが
蓄積され、スイッチング素子Q102がオフするとイン
ダクタL101のエネルギーは、インダクタL101→
コンデンサC101→ダイオードD102→スイッチン
グ素子Q101の内蔵ダイオード→インダクタL101
の経路で放出される。
【0006】ところが電源投入初期においては、コンデ
ンサC101の電荷がほとんど無いので、スイッチング
素子Q102のターンオフ時にインダクタL101を流
れている電流値は大きく、コンデンサC101の充電電
圧も低い。そのため、上述した経路でのエネルギーの放
出時間が非常に長くなり、従ってスイッチング素子Q1
02が次にターンオンした際に、まだスイッチング素子
Q101の内蔵ダイオードに電流が流れていることにな
るため、スイッチング素子Q101とスイッチング素子
Q102とに瞬間的に過大な短絡電流が発生してしま
う。
【0007】また、インダクタL101はそのエネルギ
ーが放出されない間に、スイッチング素子Q102のオ
ンにより交流電源Vac2からコンデンサC101への
充電電流が流れるため直流電流が流れ続け、その電流値
もコンデンサC101が所定電圧に充電されるまで増加
してしまう。
【0008】そこで、そのような問題を解決するため
に、図7に示すように図6のスイッチング素子Q102
と並列に抵抗R101、スイッチング素子Q103の直
列接続からなるコンデンサC101の充電回路を新たに
接続すると共に、スイッチング素子Q101、Q102
を駆動する発振回路11及びスイッチング素子Q103
を制御する制御回路12を新たに設けている。
【0009】そして、電源投入時は制御回路12により
スイッチング素子Q103を一定期間オン状態にし、抵
抗R101及びスイッチング素子Q103を介してコン
デンサC101に電荷を蓄積させて、その後スイッチン
グ素子Q103をオフし、スイッチング素子Q101、
Q102の動作を開始するよう制御している。
【0010】このように構成することより、スイッチン
グ素子Q101、Q102によるインバータ回路の発振
の際には、コンデンサC101に充分な電荷が充電され
ているため、図6で述べたようなスイッチング素子など
への過大な電流ストレスの発生を防止できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例の
構成によると、コンデンサC101に所定の電圧以上の
電荷が蓄積された後に充電動作を停止させて、インバー
タ回路の動作を開始させるような複雑な制御を必要とす
る制御回路を新たに付加する必要があった。インバータ
回路の小型化、低コスト化を行うためにインバータ回路
の高周波信号の一部をスイッチング素子の駆動信号とし
て帰還する自励式のインバータ回路を備えた電源装置に
おいて、このような複雑な制御を必要とする制御回路を
付加することは小型化、低コスト化の妨げになる。
【0012】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的はインバータ回路のスイッチング素子を
自励駆動し、スイッチング素子などに過大なストレスを
与えないようにすると共に、小型化、低コスト化を可能
とする電源装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、交流電源より発生する交流電圧から整流器
を介して出力される出力電圧をスイッチング素子のスイ
ッチング動作により充電する平滑作用を有する平滑コン
デンサを備えた部分平滑回路と、前記スイッチング素子
を含み、前記整流器あるいは平滑コンデンサからの出力
電圧を前記スイッチング素子のスイッチング動作により
高周波信号に変換して負荷に供給すると共に、前記高周
波信号を前記スイッチング素子を動作させる駆動信号と
して帰還する自励式のインバータ回路と、前記平滑コン
デンサが所定の電圧に達するまで前記自励式のインバー
タ回路の動作開始を遅延させる遅延手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0014】また、前記平滑コンデンサを充電する充電
回路を備え、該充電回路は開閉動作により前記平滑コン
デンサを充電させるよう切り換える第1の開閉手段を含
んでなり、該第1の開閉手段はその開閉動作により前記
自励式のインバータ回路の動作を停止させるよう切り換
えることを特徴とする。
【0015】また、前記遅延手段は、所定の時間でタイ
ムアップする第1のタイマー回路を備え、前記第1のタ
イマー回路は前記平滑コンデンサの両端電圧が所定電圧
に達したときにタイムアップして前記インバータ回路の
動作を開始させることを特徴とする。
【0016】また、前記第1のタイマー回路は第2のコ
ンデンサを備え、該第2のコンデンサが所定電圧まで充
電されると、前記第1のタイマー回路がタイムアップす
ることを特徴とする。
【0017】また、前記整流器の出力電圧を検出し、前
記出力電圧が低下すると前記第1のタイマー回路をリセ
ットするよう制御する電源リセット回路部を設けたこと
を特徴とする。
【0018】また、前記電源リセット回路部は第2の開
閉手段を備え、その開閉動作により前記第1のタイマー
回路をリセットすることを特徴とする。
【0019】また、前記負荷は放電ランプであり、該放
電ランプの始動時の所定期間、前記インバータ回路の動
作周波数を高い周波数から所定の周波数まで徐々に低下
させる周波数可変手段を備えたことを特徴とする。
【0020】また、前記負荷は放電ランプであり、該放
電ランプの始動時の所定期間、前記インバータ回路の動
作周波数を高い周波数から所定の周波数まで徐々に低下
させる周波数可変手段と、前記所定期間を計時する第2
のタイマー回路を備え、前記電源リセット回路部により
前記第1のタイマー回路がリセットされる条件下で前記
第2のタイマー回路がリセットされることを特徴とす
る。
【0021】また、前記負荷は放電ランプであり、該放
電ランプの始動時の所定期間、前記インバータ回路の動
作周波数を高い周波数から所定の周波数まで徐々に低下
させる周波数可変手段と、前記所定期間を計時する第2
のタイマー回路を備え、前記第1のタイマー回路をリセ
ットする前記第2の開閉手段の開閉動作により前記第2
のタイマー回路はリセットされることを特徴とする。
【0022】また、前記負荷の異常を検出する異常検出
部を設け、該異常検出部により前記負荷の異常が検出さ
れた時に前記自励式のインバータ回路の動作を停止させ
ることを特徴とする。
【0023】また、前記負荷の異常を検出する異常検出
部を設け、前記異常検出部により前記負荷の異常が検出
された時に、前記第1の開閉手段の開閉動作により前記
自励式のインバータ回路の動作を停止させるよう切り換
えることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1を用いて本発
明の第1の実施形態を示す。図1は本発明の第1の実施
形態に対応する電源装置の構成を示す回路図であり、交
流電源Vacはフィルタ回路3を介して整流器であるダ
イオードブリッジDBに接続されている。このフィルタ
回路3は交流電源Vacの両端に接続されたコンデンサ
Coと、2個の巻線を備えそれぞれの巻線の一端がコン
デンサCoの両端に接続されるラインチョークLFo
と、ラインチョークLFoの一方の巻線に直列に接続さ
れたインダクタLoから構成され、このフィルタ回路3
により入力電流の高周波成分が抑制される。
【0025】ダイオードブリッジDBの両端にはコンデ
ンサC3が接続され、コンデンサC3の両端には、平滑
コンデンサに相当するコンデンサC1、インダクタL
1、ダイオードD1の直列回路とスイッチング素子に相
当する電界効果トランジスタQ1、Q2(以下、トラン
ジスタQ1、Q2と称する)の直列回路と抵抗R2、コ
ンデンサC4の直列回路が接続されている。このとき、
インダクタL1にはダイオードD1のカソードが接続さ
れる。
【0026】また、インダクタL1、ダイオードD1の
接続点とトランジスタQ1、Q2の接続点間には、トラ
ンジスタQ1、Q2の接続点側にカソードが接続される
ようにダイオードD2が接続されている。このとき、ダ
イオードブリッジDBの出力電圧がコンデンサC1の充
電電圧より低下するとコンデンサC1の充電電圧がトラ
ンジスタQ1、Q2を含む後述するインバータ回路の電
源となる。つまり、インダクタL1、コンデンサC1、
ダイオードD1、ダイオードD2は部分平滑回路を構成
する。
【0027】そして、インダクタL1、ダイオードD1
の直列回路には抵抗R8、R9の直列回路が並列に接続
されており、抵抗R9の両端にはコンデンサC5が並列
に接続されると共に、ツェナーダイオードZD3、抵抗
R10の直列回路が並列に接続されている。尚、抵抗R
8、R9、コンデンサC5、ツェナーダイオードZD
3、抵抗R10により遅延手段に相当する充電回路制御
部2Aが構成される。
【0028】更に、ツェナーダイオードZD3、抵抗R
10の接続点にベースが接続されたNPN型のトランジ
スタQ3のエミッタがトランジスタQ2のソース端子に
接続され、コレクタは抵抗R1を介してトランジスタQ
2のドレイン端子に接続されている。また、抵抗R1、
トランジスタQ3の接続点とトランジスタQ2のゲート
端子との間に、トランジスタQ2のゲート端子側にアノ
ードが接続される向きでダイオードD4が接続されると
共に、抵抗R2、コンデンサC4の接続点とトランジス
タQ2のゲート端子との間にはトリガ素子Q4が接続さ
れる。
【0029】そして、トランジスタQ1の両端にはカレ
ントトランスT1の1次巻線n1、コンデンサC2、イ
ンダクタL2、負荷Zが直列に接続され、そのカレント
トランスT1の2次巻線n2は一端が抵抗R4を介して
トランジスタQ1のゲート端子に、他端がトランジスタ
Q1のソース端子に接続されている。また、カレントト
ランスT1の2次巻線n3の一端は抵抗R6を介してト
ランジスタQ2のゲート端子に、他端がトランジスタQ
2のソース端子に接続されている。
【0030】そして、トランジスタQ1、Q2の接続点
と抵抗R2、コンデンサC4の接続点との間には、抵抗
R2とコンデンサC4の接続点側にアノードが接続され
たダイオードD3と抵抗R11の直列回路が接続されて
いる。このとき、トリガ素子Q4、コンデンサC4、抵
抗R2、ダイオードD3、抵抗R11によりトランジス
タQ2を起動する起動回路1が構成される。
【0031】また、トランジスタQ1のゲート、ソース
端子間にはゲートの保護回路として抵抗R5とツェナー
ダイオードZD1が並列に接続され、同じくトランジス
タQ2のゲート、ソース端子間にはゲートの保護回路と
して抵抗R7とツェナーダイオードZD2が並列に接続
されている。
【0032】このように構成された電源装置の動作を説
明する。電源が投入されると、交流電源Vacからの交
流電圧がフィルタ回路3により高周波成分が抑制された
後、ダイオードブリッジDBにより全波整流されてコン
デンサC3に交流電源Vacのピーク電圧まで充電され
る。
【0033】そして、コンデンサC3→抵抗R2→コン
デンサC4→コンデンサC3の閉ループでコンデンサC
4が徐々に充電され、コンデンサC4の両端電圧がトリ
ガ素子Q4のブレークオーバー電圧に達すると、トリガ
素子Q4がオンしてトランジスタQ2のゲート、ソース
間に電圧が印加され、トランジスタQ2が起動する。
【0034】すると、コンデンサC3→負荷Z→インダ
クタL2→コンデンサC2→カレントトランスT1の1
次巻線n1→トランジスタQ2→コンデンサC3の閉ル
ープで電流が流れ、カレントトランスT1の2次巻線n
2、n3に2次電圧が発生し、抵抗R4、R6を介して
トランジスタQ1、Q2のゲート、ソース間に2次電圧
が印加される。このとき、カレントトランスT1の2次
巻線n2、n3に発生する2次電圧の極性の反転により
トランジスタQ1、Q2が交互にオンオフされる。
【0035】このようにトランジスタQ1、Q2を交互
にオンオフすることにより、コンデンサC3の両端電圧
を交流の高周波電圧に変換し、カレントトランスT1の
1次巻線n1、インダクタL2、負荷Zからなる共振回
路で振動動作させ、コンデンサC2で重畳された直流成
分を除去して負荷Zに高周波電圧を供給する。ここで、
トランジスタQ1、Q2のオンオフにより発生した高周
波信号がカレントトランスT1の1次巻線n1、2次巻
線n2、n3を介して、トランジスタQ1、Q2の駆動
信号としてゲート端子に帰還されオンオフ動作が継続す
る。すなわち、トランジスタQ1、Q2、カレントトラ
ンスT1により自励式のインバータ回路が構成される。
【0036】このとき、トランジスタ素子Q2が起動さ
れることにより、コンデンサC4に充電されていた電荷
はダイオードD3と抵抗R11の直列回路、およびトラ
ンジスタQ2を介して放電されて、起動回路1はその動
作を停止する。
【0037】また、トランジスタQ2がオンすると、コ
ンデンサC3→コンデンサC1→インダクタL1→ダイ
オードD2→トランジスタQ2→コンデンサC3の閉ル
ープで充電される。すなわち、交流電源Vacより発生
する交流電圧から整流器であるダイオードブリッジDB
を介して出力される出力電圧が、トランジスタQ2のス
イッチング動作によりコンデンサC1に充電される。
【0038】通常このようにトランジスタQ1、Q2に
よるインバータ回路の動作が開始されるのであるが、一
方電源投入時コンデンサC3が充電されると、コンデン
サC3→コンデンサC1→抵抗R8→コンデンサC5→
コンデンサC3の閉ループでコンデンサC5が徐々に充
電される。そして、コンデンサC5の両端電圧がツェナ
ーダイオードZD3のツェナー電圧に達すると、ツェナ
ーダイオードZD3がオンし、トランジスタQ3のベー
ス、エミッタ間に電流が流れてトランジスタQ3がオン
する。
【0039】すると、コンデンサC3→コンデンサC1
→インダクタL1→ダイオードD2→抵抗R1→トラン
ジスタQ3→コンデンサC3の閉ループでコンデンサC
1が充電される。このとき、抵抗R1とトランジスタQ
3はコンデンサC1を充電する充電回路を構成すると共
に、トランジスタQ3は第1の開閉手段に相当しオンす
ることによりコンデンサC1が充電される。
【0040】また、トランジスタQ3がオンすると、ト
ランジスタQ2のゲート、ソース間がダイオードD4を
介してトランジスタQ3により短絡され、トランジスタ
Q2がオフに保持されるため、すなわち自励式のインバ
ータ回路の動作が停止されインバータ回路の動作は起こ
らない。
【0041】その後コンデンサC1が充電されて、イン
ダクタL1とダイオードD1の両端電圧が低下すると、
抵抗R8、R9により分圧されたコンデンサC5の両端
電圧が低下し、ツェナーダイオードZD3のツェナー電
圧以下になるとトランジスタQ3はオフする。すると、
トランジスタQ2のオフ状態が解除されてトランジスタ
Q1、Q2によるインバータ回路の動作が開始される。
つまり、コンデンサC1が所定電圧まで充電されるまで
インバータ回路の動作開始が遅延されることになる。
尚、このとき所定電圧とは、従来例で説明したようなス
イッチング素子の過大電流が発生しないような値に設定
される。
【0042】このような構成にすることにより、自励式
のインバータ回路を備えた電源装置においてコンデンサ
C1に充分な電荷が充電された後、スイッチング素子で
あるトランジスタQ1、Q2の動作を開始することがで
きるため、スイッチング素子への過大な電流ストレスの
発生を複雑な制御回路を用いずに防止することができ
る。また、コンデンサC1が所定電圧まで充電された
後、トランジスタQ3はオフされるので抵抗R1での不
要な電力消費も生じることはない。 (実施形態2)図2を用いて本発明の第2の実施形態を
示す。図2は本発明の第2の実施形態に対応する電源装
置の構成を示す回路図であり、図1と同じものには同じ
符号を付してその説明を省略する。
【0043】図1と異なる点は、図2ではコンデンサC
3の両端に抵抗R12、コンデンサC6、抵抗R13、
トランジスタQ3のベース、エミッタの直列回路を接続
し、第2のコンデンサに相当するコンデンサC6を所定
の電圧まで充電する一定の時間トランジスタQ3をオン
するよう構成されており、図1における充電回路制御部
2Aが、図2ではこの抵抗R12、コンデンサC6、抵
抗R13と、コンデンサC6の放電ループを構成するよ
うコンデンサC3の両端に抵抗R12、コンデンサC6
と共に直列に接続されたダイオードD5とからなる遅延
手段に相当する充電回路制御部2Bとなっている点であ
る。
【0044】これにより、電源が投入された後、コンデ
ンサC3→抵抗R12→コンデンサC6→抵抗R13→
トランジスタQ3のベース、エミッタ→コンデンサC3
の閉ループでコンデンサC6が充電される。そして、コ
ンデンサC6が所定の電圧に充電されるまでの一定時間
だけトランジスタQ3がオンされ、コンデンサC3→コ
ンデンサC1→インダクタL1→ダイオードD2→抵抗
R1→トランジスタQ3→コンデンサC3の閉ループで
コンデンサC1が充電されると共に、トランジスタQ2
のゲート、ソース間をダイオードD4を介してトランジ
スタQ3で短絡させ、トランジスタQ2をオフ状態とす
る。その他の動作は図1と同様のため省略する。
【0045】このようにして、本実施形態ではコンデン
サC1の充電開始時、コンデンサC6が充電され、トラ
ンジスタQ3のベース電位が低下し、トランジスタQ3
がオフされるまで、トランジスタQ2を含むインバータ
回路の動作が遅延される。このとき、抵抗R12とコン
デンサC6は第1のタイマー回路を構成し、コンデンサ
C1の両端電圧がスイッチング素子であるトランジスタ
Q1、Q2に過大電流が発生しないような値になるまで
充電された時に、コンデンサC6がトランジスタQ3を
オフするまで充電されるように、すなわち第1のタイマ
ー回路がタイムアップするように抵抗R12とコンデン
サC6の時定数を設定するようにすれば、図1の実施形
態と同様の効果を奏する。
【0046】(実施形態3)図3を用いて本発明の第3
の実施形態を示す。図3は本発明の第3の実施形態に対
応する電源装置の構成を示す回路図であり、図2と同じ
ものには同じ符号を付してその説明を省略する。
【0047】図2と異なる点は、図2における充電回路
制御部2Bが図3ではトランジスタQ1、Q2の直列回
路と並列に接続された抵抗R14、R15の直列回路
と、抵抗R15と並列に接続されたコンデンサC7と、
同じく抵抗R15に並列に接続された抵抗R16、コン
デンサC8、ダイオードD6の直列回路からなる充電回
路制御部2Cとなっている点と、図3では新たに電源リ
セット回路部4が設けられた点と、図3では更にコンデ
ンサC3の高圧側とコンデンサC1の高圧側の接続点の
間にダイオードD7を介してコンデンサC3からコンデ
ンサC1を充電するようにした点である。尚、ダイオー
ドD6はカソードがコンデンサC8に接続され、コンデ
ンサC8とダイオードD6の接続点はトランジスタQ3
のベースに接続されている。
【0048】また、電源リセット回路部4は、コンデン
サC3の両端に接続された抵抗R17、R18の直列回
路と、抵抗R18の両端に並列に接続されたコンデンサ
C9と、同じく抵抗R18の両端にベース、コレクタ間
が並列に接続された第2の開閉手段であるPNP型のト
ランジスタQ5とを備えている。尚、このトランジスタ
Q5のエミッタは抵抗R14と抵抗R15の接続点に接
続されている。
【0049】本実施形態では、電源が投入された後、コ
ンデンサC3→ダイオードD7→抵抗R14→抵抗R1
6→コンデンサC8→トランジスタQ3のベース、エミ
ッタ→コンデンサC3の閉ループでコンデンサC8が所
定の電圧に充電されるまでトランジスタQ3がオンす
る。そして、コンデンサC3→ダイオードD7→コンデ
ンサC1→インダクタL1→ダイオードD2→抵抗R1
→トランジスタQ3→コンデンサC3の閉ループでコン
デンサC1が充電されると共に、トランジスタQ2のベ
ース、ソース間をダイオードD4を介してトランジスタ
Q3で短絡させ、トランジスタQ2をオフ状態とする。
【0050】このとき、コンデンサC8の充電電圧がト
ランジスタQ3をオフする所定の電圧となった時、コン
デンサC1の充電電圧がスイッチング素子に過大電流が
発生することのない値に充電されるよう設定され、それ
までトランジスタQ2を有するインバータ回路の動作開
始を遅延するよう構成されているので、図1、2の実施
形態で説明したものと同様の効果を奏する。
【0051】更に、本実施形態においては、交流電源V
acが何らかの原因で例えば瞬時降電圧や瞬時低電圧と
なった場合に、第1のタイマー回路を構成するコンデン
サC8を放電してリセットする構成としている。すなわ
ち、交流電源Vacが瞬時降電圧や瞬時低電圧となった
場合、ダイオードブリッジDBの両端電圧は降下し、抵
抗R17、R18により分圧された抵抗R17、R18
の接続点の電位が低下するため、コンデンサC9の両端
電圧も低下する。すると、トランジスタQ5のエミッ
タ、ベース間にベース電流が流れ始め、その結果コンデ
ンサC8→抵抗R16→トランジスタQ5のエミッタ、
コレクタ→ダイオードD6→コンデンサC8の閉ループ
によりコンデンサC8が放電する。
【0052】よって、交流電源Vacが異常状態より復
帰したときに、コンデンサC8が再度充電を開始するた
め、すなわちタイマー動作を新たに開始するので、コン
デンサC1が所定電圧に充電されるまで、インバータ回
路の動作開始を遅延する。そのため、電源に異常があっ
た際にも、スイッチング素子への過大な電流ストレスの
発生を複雑な制御回路を用いずに防止することができ
る。尚、その他の動作は図2の実施形態と同様のためそ
の説明を省略する。 (実施形態4)図4(a)を用いて本発明の第4の実施
形態を示す。図4(a)は本発明の第4の実施形態に対
応する電源装置の構成を示す回路図であり、図3と同じ
ものには同じ符号を付してその説明を省略する。図3の
実施形態と異なる点は、本実施形態では図3における負
荷Zとして例えば放電灯であるランプ負荷Laを用い、
ランプ負荷Laの非電源側端子間にコンデンサC11が
接続されている点と、図3において抵抗R14、R15
の接続点にアノードが、トランジスタQ5のエミッタに
カソードが接続されたダイオードD8が新たに設けられ
た点と、新たに予熱始動回路5が設けられている点であ
る。
【0053】この予熱始動回路5は図3におけるカレン
トトランスT1の2次巻線n3と抵抗R6の接続点とコ
ンデンサC3の低圧側との間にab点が接続され、その
c点は本実施形態で新たに設けられ、そのカソードがト
ランジスタQ5のエミッタに接続されたダイオードD9
のアノードに接続されている。
【0054】この予熱始動回路5の詳細は図4(b)に
示すとおりであり、そのab点間には抵抗R19、ダイ
オードD13、抵抗R20、コンデンサC13の直列回
路と、ダイオードD14とNPN型のトランジスタQ6
のコレクタ、エミッタの直列回路が並列に接続されてい
る。このとき、ダイオードD13は抵抗R19側にアノ
ードが、抵抗R20側にカソードが接続され、D14は
a点側にアノードが、トランジスタQ6側にカソードが
接続されている。
【0055】また、この予熱始動回路5には、更にダイ
オードD13と抵抗R20の直列回路とコンデンサC1
3にそれぞれ逆並列接続されたダイオードD10、D1
1と、その接続点とトランジスタQ6のベースとの間に
接続された抵抗R21と、抵抗R20に並列接続された
コンデンサC10が設けられており、コンデンサC10
とダイオードD13の接続点がc点となっている。
【0056】このように構成された電源装置の動作で図
3の実施形態と異なるところは、電源投入時、すなわち
ランプ負荷Laの始動時は所定期間、トランジスタQ2
のオンする期間を縮めてインバータ回路の動作周波数を
高い周波数にし、その後徐々に動作周波数を所定の周波
数まで低下させるようにした点である。すなわち、電源
投入後カレントトランスT1の2次巻線n3に発生した
2次電圧が予熱始動回路5の抵抗R19、ダイオードD
13を介してコンデンサC10に所定電圧に充電される
までの間、トランジスタQ6の動作を制御してトランジ
スタQ2のオン期間を変化させている。
【0057】これにより、ランプ負荷Laの始動時にコ
ンデンサC10が充電されるまでの一定時間は、ランプ
負荷Laの両端電圧をランプ負荷Laが点灯しない電圧
に保持して、コンデンサC11に流れる電流により電極
部を加熱する。よって、電源投入時にランプ負荷Laに
ストレスを与えないように電極部が加熱される。ここ
で、予熱始動回路5は周波数可変手段とタイマー回路2
を兼用している。
【0058】また、本実施形態の予熱始動回路5におい
て、交流電源Vacが何らかの原因で瞬時降電圧や瞬時
低電圧となりオンオフを繰り返した場合、電源が復帰し
てランプ負荷Laを再始動させるときに、コンデンサC
10が充電された状態であると、トランジスタQ2のオ
ン期間が通常の値となり、ランプ負荷Laにストレスが
かかってしまう。
【0059】そのため、図3の実施形態と同様に電源リ
セット回路部4が設けられており、交流電源Vacが瞬
時に降電圧や低電圧になったときに、第2の開閉手段で
あるトランジスタQ5がオンする。トランジスタQ5が
オンすると、本実施形態ではコンデンサC10→ダイオ
ードD9→トランジスタQ5のエミッタ、コレクタ→ダ
イオードD11→コンデンサC10の閉ループでコンデ
ンサC10が放電する。よって、交流電源Vacが復帰
しランプ負荷Laが再始動するときでも、コンデンサC
10が再度充電され、タイマー動作が新たに開始できる
ため、ランプ負荷Laにストレスを与えないように電極
部が加熱される。尚、その他の動作は図3の実施形態で
説明した通りであるため、その説明を省略する。
【0060】(実施形態5)図5を用いて本発明の第5
の実施形態を示す。図5は本発明の第5の実施形態に対
応する電源装置の構成を示す回路図であり、図2と同じ
ものには同じ符号を付してその説明を省略する。図2の
実施形態と異なる点は、図2における負荷Zを例えば放
電灯であるランプ負荷Laを用いて、ランプ負荷Laの
非電源側端子間にコンデンサC11が設けられている点
と、ランプ寿命末期などのランプ負荷Laの異常状態を
検出する異常検出部に相当する異常検出回路部6が設け
られ、更にこの異常検出回路部6の出力を受けてトラン
ジスタQ3をオンさせる異常時制御部7が設けられた点
である。
【0061】このとき、異常検出回路部6は図2におけ
るカレントトランスT1の2次巻線n3の両端に接続さ
れたダイオードD12、抵抗R23、コンデンサC12
の直列回路から構成されており、抵抗R23とコンデン
サC12の接続点にあらわれる電圧が異常時制御部7に
入力される。ここで、ダイオードD12のアノードが2
次巻線n3に接続され、カソードが抵抗R23に接続さ
れている。
【0062】ここで、ランプ負荷Laが異常状態となる
とカレントトランスT1の2次巻線n3の両端電圧が上
昇し、抵抗R23とコンデンサC12の接続点の電圧が
大きくなる。異常時制御部7は抵抗R23とコンデンサ
C12の接続点の電圧を読み込んで、その値よりランプ
負荷Laの異常と判断したときはトランジスタQ3をオ
ンさせる。
【0063】それにより、ダイオードD4を介してトラ
ンジスタQ2のゲート、ソース間が短絡され、トランジ
スタQ2がオフ状態に保持されるため、トランジスタQ
2を備えたインバータ回路の動作が停止すると共に、ト
ランジスタQ3と抵抗R1によりコンデンサC1が充電
される。そして、トランジスタQ1、Q2からなるイン
バータ回路のインバータ負荷への不要なエネルギー蓄積
を防止し、トランジスタQ1、Q2にかかる過電流スト
レスを低減できる。尚、その他の動作は図2の実施形態
と同様のため、その説明を省略する。
【0064】また、上述した実施形態において、スイッ
チング素子として電界効果トランジスタ(FET)で記
載したが、NPN型のトランジスタのコレクタ、エミッ
タの両端にダイオードを逆並列接続したものをスイッチ
ング素子として用いてもよい。また、各々具体的な回路
を用いて説明してきたが、本発明の請求の範囲に記載の
範囲内であれば他の実施形態で良いのは言うまでもな
い。
【0065】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の電源装置にお
いては、平滑コンデンサに所定の電圧に充電された後、
自励式のインバータ回路の動作を開始することができ、
スイッチング素子への過大な電流ストレスの発生を複雑
な制御回路を用いずに防止することができる。
【0066】本発明の請求項2に記載の電源装置におい
ては、平滑コンデンサを充電させるように切り換える第
1の開閉手段の開閉動作により自励式のインバータ回路
の動作を停止するので、第1の開閉手段の開閉動作によ
り前記平滑コンデンサの充電の切り換えと、前記インバ
ータ回路の動作の切り換えを同期して行うことができ
る。
【0067】本発明の請求項3に記載の電源装置におい
ては、前記平滑コンデンサの両端電圧が所定電圧に達し
たときにタイムアップする第1のタイマー回路を有して
おり、タイムアップ時にインバータ回路の動作を開始さ
せるため、スイッチング素子への過大な電流ストレスの
発生を複雑な制御回路を用いずに防止することができ
る。
【0068】本発明の請求項4に記載の電源装置におい
ては、第2のコンデンサの充電が完了したとき、平滑コ
ンデンサの両端電圧が所定電圧に達したとして、インバ
ータ回路の動作を開始させるため、スイッチング素子へ
の過大な電流ストレスの発生を複雑な制御回路を用いず
に防止することができる。
【0069】本発明の請求項5に記載の電源装置におい
ては、電源の瞬断時などに平滑コンデンサの両端電圧が
所定電圧に達したときにタイムアップする第1のタイマ
ー回路をリセットするため、電源が異常状態より復帰し
たときに、再度タイマー回路を動作させることができ、
平滑コンデンサが所定電圧に充電されるまで、インバー
タ回路の動作開始を遅延するため、電源に異常があった
際にも、スイッチング素子への過大な電流ストレスの発
生を複雑な制御回路を用いずに防止することができる。
【0070】本発明の請求項6に記載の電源装置におい
ては、第2の開閉手段の開閉動作により前記第1のタイ
マー回路をリセットするため、電源が異常状態より復帰
したときに、再度タイマー回路を動作させることがで
き、平滑コンデンサが所定電圧に充電されるまで、イン
バータ回路の動作を遅延するため、電源に異常があった
際にも、スイッチング素子への過大な電流ストレスの発
生を複雑な制御回路を用いずに防止することができる。
【0071】本発明の請求項7に記載の電源装置におい
ては、放電ランプにストレスを与えないようにできる。
【0072】本発明の請求項8に記載の電源装置におい
ては、電源の瞬断時に前記放電ランプの始動時の所定期
間を計時する第2のタイマー回路をリセットするので、
電源が復帰し放電ランプが再始動するときでも、第2の
タイマー回路を再度動作させることができ、放電ランプ
にストレスを与えないようにできる。
【0073】本発明の請求項9に記載の電源装置におい
ては、前記第1のタイマー回路をリセットする第2の開
閉手段の開閉動作により、前記第2のタイマー回路のリ
セットするので部品点数の削減になる。
【0074】本発明の請求項10に記載の電源装置にお
いては、負荷の異常時にインバータ回路の動作を停止さ
せるので、スイッチング素子にかかる過電流ストレスを
低減できる。
【0075】本発明の請求項11に記載の電源装置にお
いては、負荷の異常時に前記第1の開閉手段の開閉動作
によりインバータ回路の動作を停止させるので、スイッ
チング素子にかかる過電流ストレスを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に対応する電源装置の
構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に対応する電源装置の
構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に対応する電源装置の
構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に対応する(a)は電
源装置の構成を示す回路図、(b)は予熱始動回路の構
成を示す回路図である。
【図5】本発明の第5の実施形態に対応する電源装置の
構成を示す回路図である。
【図6】従来の電源装置の構成を示す回路図である。
【図7】従来の他の電源装置の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 起動回路 2A 充電回路制御部 3 フィルタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 41/24 H05B 41/24 L (72)発明者 万波 寛明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA02 BA03 BB01 BB03 BC01 BC03 DA01 DB03 DD04 EB01 EB05 EB06 GA02 GB12 GC02 HA06 5H007 BB03 CA02 CB03 CB12 CC03 DA03 DB01 DC02 DC05 FA02 FA03 GA05 GA08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源より発生する交流電圧から整流
    器を介して出力される出力電圧をスイッチング素子のス
    イッチング動作により充電する平滑作用を有する平滑コ
    ンデンサを備えた部分平滑回路と、 前記スイッチング素子を含み、前記整流器あるいは平滑
    コンデンサからの出力電圧を前記スイッチング素子のス
    イッチング動作により高周波信号に変換して負荷に供給
    すると共に、前記高周波信号を前記スイッチング素子を
    動作させる駆動信号として帰還する自励式のインバータ
    回路と、 前記平滑コンデンサが所定の電圧に達するまで前記自励
    式のインバータ回路の動作開始を遅延させる遅延手段と
    を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記平滑コンデンサを充電する充電回路
    を備え、該充電回路は開閉動作により前記平滑コンデン
    サを充電させるよう切り換える第1の開閉手段を含んで
    なり、該第1の開閉手段はその開閉動作により前記自励
    式のインバータ回路の動作を停止させるよう切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記遅延手段は、所定の時間でタイムア
    ップする第1のタイマー回路を備え、前記第1のタイマ
    ー回路は前記平滑コンデンサの両端電圧が所定電圧に達
    したときにタイムアップして前記インバータ回路の動作
    を開始させることを特徴とする請求項1、2のいずれか
    に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のタイマー回路は第2のコンデ
    ンサを備え、該第2のコンデンサが所定電圧まで充電さ
    れると、前記第1のタイマー回路がタイムアップするこ
    とを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 前記整流器の出力電圧を検出し、前記出
    力電圧が低下すると前記第1のタイマー回路をリセット
    するよう制御する電源リセット回路部を設けたことを特
    徴とする請求項3から4のいずれかに記載の電源装置。
  6. 【請求項6】 前記電源リセット回路部は第2の開閉手
    段を備え、その開閉動作により前記第1のタイマー回路
    をリセットすることを特徴とする請求項5に記載の電源
    装置。
  7. 【請求項7】 前記負荷は放電ランプであり、該放電ラ
    ンプの始動時の所定期間、前記インバータ回路の動作周
    波数を高い周波数から所定の周波数まで徐々に低下させ
    る周波数可変手段を備えたことを特徴とする請求項1か
    ら6のいずれかに記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 前記負荷は放電ランプであり、該放電ラ
    ンプの始動時の所定期間、前記インバータ回路の動作周
    波数を高い周波数から所定の周波数まで徐々に低下させ
    る周波数可変手段と、前記所定期間を計時する第2のタ
    イマー回路を備え、前記電源リセット回路部により前記
    第1のタイマー回路がリセットされる条件下で前記第2
    のタイマー回路がリセットされることを特徴とする請求
    項5に記載の電源装置。
  9. 【請求項9】 前記負荷は放電ランプであり、該放電ラ
    ンプの始動時の所定期間、前記インバータ回路の動作周
    波数を高い周波数から所定の周波数まで徐々に低下させ
    る周波数可変手段と、前記所定期間を計時する第2のタ
    イマー回路を備え、前記第1のタイマー回路をリセット
    する前記第2の開閉手段の開閉動作により前記第2のタ
    イマー回路はリセットされることを特徴とする請求項6
    に記載の電源装置。
  10. 【請求項10】 前記負荷の異常を検出する異常検出部
    を設け、該異常検出部により前記負荷の異常が検出され
    た時に前記自励式のインバータ回路の動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の電
    源装置。
  11. 【請求項11】 前記負荷の異常を検出する異常検出部
    を設け、前記異常検出部により前記負荷の異常が検出さ
    れた時に、前記第1の開閉手段の開閉動作により前記自
    励式のインバータ回路の動作を停止させるよう切り換え
    ることを特徴とする請求項2から10のいずれかに記載
    の電源装置。
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