JP2000101409A - ノイズ抑圧回路 - Google Patents
ノイズ抑圧回路Info
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Abstract
高調波電流を少なくしたオーバ/アンダシュート除去機
能を有するノイズ抑圧回路を得る。 【解決手段】 信号出力回路1にて生成されたパルス信
号は出力端子3より出力し、信号処理回路2の入力端子
4に入力する。入力パルス信号にオーバシュートあるい
はアンダシュートが重畳されている場合、オーバシュー
トが電源Vccを越えた場合は、その部分にてダイオード
D1に順方向の電流cが流れ出すが、このとき電源Vcc
へ流出する際にオーバシュート部の高周波電流を抵抗R
1によって熱に変化させ、電流抑制を行った後電源Vcc
へ逃がす。また、アンダシュートがアースE電位以下の
場合は、その部分にてダイオードD2に順方向の電流d
がアースEに流れる。
Description
し、特にバスラインを使用した短距離パルス信号伝送シ
ステムにおけるノイズ抑圧回路に関するものである。
号伝送線路の入力端及び出力端をその特性インピーダン
スにて正確に終端する。しかし、例えばパーソナルコン
ピュータシステムにおけるSCSIバスを使用して、パ
ーソナルコンピュータ本体と増設ハードディスク、OC
R等の周辺装置とを接続するような場合は、正確にバス
ラインを終端することは難しい(バスラインの特性イン
ピーダンスがはっきりしない、入力特性の異なる各種の
装置がバスラインに接続される)ため、伝送距離が短
く、反射も比較的少ないので簡易的な終端方法が用いら
れることが多い。
の分布負荷を、バスラインを介して高速バスドライバ
(出力側)により無終端にてドライブした場合、各々の
インピーダンスが整合されないため、高いクロック周波
数を持つ伝送パルス信号にはオーバシュートやアンダシ
ュート等の反射ノイズが発生して波形歪みが大きくな
り、誤動作を誘発す問題がある。
123号公報には、図4に示すような回路が提案されて
いる。図4を参照すると、クロック信号を出力する回路
1、信号を伝送する信号ライン5と電源Vcc間及び信号
ライン5とアース(接地;GND)E間に、それぞれ非
導通方向に接続されたダイオードD1,D2を有する。
また、出力回路1よりのクロック信号を入力する少なく
とも一個の入力回路2を有して構成されるパルス信号伝
送システムにおいて、出力回路1と入力回路2との間を
キャパシタCを介して接続し、信号ライン5と電源Vcc
間及び信号ライン5とアースE間に、それぞれ抵抗器R
1,R2を接続して構成されるノイズ抑圧回路が提案さ
れている。
ック信号は出力端子3より出力される。この信号はキャ
パシタCを介して入力端子4より入力回路2に入力さ
れ、信号処理が行われる。入力端子4には、電源Vccと
の間に抵抗器R1、アースEとの間に抵抗器R2がそれ
ぞれ接続され、入力端子4に適当な直流電圧を与え、ク
ロック信号に重畳されて入力されるオーバシュートある
いはアンダシュートを抑制し、入力回路に内蔵されたダ
イオードD1あるいはD2を通じて、電源Vccあるいは
アースEに過大な高周(調)波電流が流れないようにす
る。
46123号公報記載の提案のように、信号ライン5と
電源Vcc間及び信号ライン5とアースE間に、それぞれ
抵抗器R1,R2を接続した分割抵抗による終端の場合
には、クロック信号の波形を抑圧するために、上下の抵
抗器R1,R2を介して直流電流が流れ続けるため、シ
ステムの消費電力が増加する問題がある。また、負荷イ
ンピーダンスが小さくなるため、出力回路1のクロック
信号を出力するドライバのドライブ能力を大きく取る必
要が生じる問題がある。
よる複数の入力回路2を有する場合、クロック信号が複
雑な反射による波形歪みを起こし、負荷の入力端4にて
波形歪みが各々異なる形にて表れるため、すべてのクロ
ック信号の波形歪み(オーバ/アンダシュート)を完全
に抑圧することは難しく、分散負荷構成の場合の終端に
は不向きである。
る場合においても、高調波電流を少なくしたオーバ/ア
ンダシュート除去機能を有するノイズ抑圧回路を提供す
ることである。
信号を信号出力回路からバスラインを介して信号処理回
路に接続するパルス信号伝送システムにおけるノイズ抑
圧回路であって、前記パルス信号のクリップをなすクリ
ップ素子と、このクリップ素子に直列に設けられた過電
流保護素子とを含むことを特徴とするノイズ抑圧回路が
得られる。
あり、前記過電流保護素子は抵抗であることを特徴と
し、また前記ダイオードと前記抵抗との直列回路は、前
記バスラインと第一及び第二の電源との間に夫々挿入さ
れていることを特徴とする。更に、前記直列回路の抵抗
は共に等しい抵抗値に設定されていることを特徴とす
る。
号を出力する出力回路と、出力パルス信号を信号(バ
ス)ラインを介して入力する入力回路にて構成されるパ
ルス信号伝送システムにおいて、信号ラインと電源及び
アース間にそれぞれクリップ用のダイオードと過電流保
護用の抵抗とを直列に接続した回路を設置する。出力回
路にて生成されたパルス信号にオーバシュートあるいは
アンダシュートが重畳されている際、オーバシュートが
第一の電源の電圧を越えた場合あるいはアンダシュート
が第二の電源である例えばアース電位以下となった場合
は、その部分にて抵抗及び直列に接続されたダイオード
に順方向電流が流れる。この時、それぞれ直列に接続さ
れた抵抗を介して高調波電流を熱に変化(吸収)させる
ことによって、高調波電流を抑制する。
図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例の構成
を示す回路図であり、図4と同等部分は同一符号にて示
している。図1において、パルス信号を生成し出力する
信号出力回路1、パルス信号を入力し処理する信号処理
回路2、IC(半導体集積回路)等にて構成される信号
出力回路1の出力端子3が設けられている。また、信号
処理回路2の入力端子4、出力端子3と入力端子4間を
接続する、例えばツイストペアケーブル等にて構成され
るバスライン(信号ライン)5、信号ライン5と電源V
cc間に直列に接続して挿入されるダイオードD1、抵抗
1が設けられている。さらに、信号ライン5とアースE
間に直列に接続して挿入されるダイーオードD2、抵抗
R2とを有して構成される。
電源Vccの方向(矢印cの方向)に、ダイオードD2は
アースEから信号ライン5の方向(矢印dの方向)に順
(導通)方向接続する。抵抗R1,R2の設定値(合成
抵抗値)は信号ライン5の特性インピーダンスと整合さ
せる。
おいて、信号出力回路1にて生成されたパルス信号は出
力端子3より出力し、信号処理回路2の入力端子4に入
力する。図2(a)に示すように、入力パルス信号にオ
ーバシュートaあるいはアンダシュートbが重畳されて
いる場合、オーバシュートaが電源Vccを越えた場合に
は、その部分にてダイオードD1に順方向の電流cが流
れ出すこととなる。このとき、電源Vccへ流出する際に
オーバシュートa部の高周(調)波電流を抵抗R1によ
って熱に変化させ、電流抑制を行った後電源Vccへ逃が
す。
下の場合は、その部分にてダイオードD2に順方向の電
流dがアースEに流れ込むこととなる。このとき、アン
ダシュートb部に重畳する高周(調)波電流を抵抗R2
によって熱に変化させ、電流抑制を行った後アースEに
逃がす。
入力端子4に入力されるパルス信号は、図2(b)に示
すように、オーバシュートaあるいはアンダシュートb
を抑えた(クリップした)波形が入力される。また、抵
抗R1,R2による電流抑制によって、電源Vcc及びア
ースEへの高周(調)波電流の流出を減少させて、オー
バシュートあるいはアンダシュートの繰り返し周期(パ
ルス信号のクロック周期の倍数となる)に相応する周波
数の電磁波の発生を低減させる。
の信号処理回路2を設けた)の場合、抵抗R1,R2は
ダイオードD1,D2を介して電源Vccあるいはアース
Eに接続されているので、信号ライン5はダイオードD
1,D2が導通にならない期間はハイインピーダンスで
あって負荷が軽い。そのため、同一信号ライン5上に複
数の負荷(信号処理回路)2を接続する分散負荷方式に
最適な終端回路が実現できる。なお、ダイオードD1,
D2と抵抗R1,R2との接続順序を逆にしても効果は
同じである。
抗をダイオードを介して信号処理回路の入力側に接続す
ることにより、信号ラインに対するインピーダンスを高
めることによって、ノイズ抑圧が可能となると共に、分
散負荷方式に最適な終端回路が実現できるという効果が
ある。
である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 パルス信号を信号出力回路からバスライ
ンを介して信号処理回路に接続するパルス信号伝送シス
テムにおけるノイズ抑圧回路であって、前記パルス信号
のクリップをなすクリップ素子と、このクリップ素子に
直列に設けられた過電流保護素子とを含むことを特徴と
するノイズ抑圧回路。 - 【請求項2】 前記クリップ素子はダイオードであり、
前記過電流保護素子は抵抗であることを特徴とする請求
項1記載のノイズ抑圧回路。 - 【請求項3】 前記ダイオードと前記抵抗との直列回路
は、前記バスラインと第一及び第二の電源との間に夫々
挿入されていることを特徴とする請求項2記載のノイズ
抑圧回路。 - 【請求項4】 前記直列回路の抵抗は共に等しい抵抗値
に設定されていることを特徴とする請求項3記載のノイ
ズ抑圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272760A JP2000101409A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ノイズ抑圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272760A JP2000101409A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ノイズ抑圧回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000101409A true JP2000101409A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17518373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10272760A Pending JP2000101409A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ノイズ抑圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000101409A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325812A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱式炊飯器 |
JP2010200006A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Denso Corp | 通信システム、及びノード |
JP2010206267A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Denso Corp | 通信システム、及びノード |
US7915911B2 (en) | 2009-03-19 | 2011-03-29 | Fujitsu Semiconductor Limited | Input circuit and semiconductor integrated circuit |
JP2013034200A (ja) * | 2011-07-18 | 2013-02-14 | Marvell Israel (Misl) Ltd | ジッタを低減する方法および装置 |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP10272760A patent/JP2000101409A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2010206267A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Denso Corp | 通信システム、及びノード |
JP4692656B2 (ja) * | 2009-02-27 | 2011-06-01 | 株式会社デンソー | 通信システム、及びノード |
US7915911B2 (en) | 2009-03-19 | 2011-03-29 | Fujitsu Semiconductor Limited | Input circuit and semiconductor integrated circuit |
JP2013034200A (ja) * | 2011-07-18 | 2013-02-14 | Marvell Israel (Misl) Ltd | ジッタを低減する方法および装置 |
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