JP2007325812A - 誘導加熱式炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声報知機能を有する誘導加熱式炊飯器において、スピーカを加熱コイル近傍に配置しても音声出力手段が壊れないようにし、安全で、コンパクトで、省エネルギを実現できるようにする。
【解決手段】インバータ回路2より高周波電流を供給される加熱コイル1により鍋を誘導加熱し、インバータ回路2を制御手段9により制御し、制御手段9の出力を受けて音声出力手段11より音声信号をスピーカ10に出力する。加熱コイル1に高周波電流が流れているとき、スピーカ10と音声出力手段11の信号経路にスピーカ10に発生する誘導起電圧を低減する誘導起電圧保護手段を構成する抵抗21を有し、制御手段9は音声を出力しないときは音声出力手段11の電源供給を停止するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声報知機能を有する誘導加熱式炊飯器に関するものである。
従来、音声報知機能を有する炊飯器では、音声合成装置を含めた音声出力部に特定の期間のみ電力を供給することで、消費電力を低減し、スピーカノイズを防止しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−4828号公報
しかしながら、上記従来の構成で、誘導加熱式炊飯器を実現しようとすると、加熱コイルに高周波電流が流れているときにスピーカの巻線に加熱コイルからの高周波磁界が伝播し、スピーカの巻線に誘導起電圧が発生し、音声出力手段の電源がオフのときに、この誘導起電圧が音声出力手段の最大電圧定格を超え、音声出力手段を破壊するという問題があった。なお、音声出力手段の電源がオンしているときは、音声出力手段の出力端子は電源の中間電位になったり、ハイまたはローに固定されているので、誘導起電圧がスピーカの巻線に発生しても、音声出力手段の最大電圧定格を越えることはないので、スピーカの誘導起電圧で音声出力手段が壊れないようにするには音声出力手段の電源をオンし続ける必要があった。この場合、音声を出力しないときでも電力を消費することになり、省電力化できないという問題と、加熱コイルに高周波電流が流れたときに発生する高周波磁界により、スピーカからノイズ音が発生するという問題を有することになる。
また、スピーカの巻線に発生する誘導起電圧を小さくするために、スピーカを加熱コイルから十分に離す必要があるので、配置する空間に余裕がある加熱コイル近傍にスピーカを配置することができなくなり、機器の小型化が難しいという問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、スピーカを加熱コイル近傍に配置しても音声出力手段が壊れないようにし、安全で、コンパクトで、省エネルギを実現できるようにすることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、インバータ回路より高周波電流を供給される加熱コイルにより鍋を誘導加熱し、インバータ回路を制御手段により制御し、制御手段の出力を受けて音声出力手段より音声信号をスピーカに出力するよう構成し、加熱コイルに高周波電流が流れているとき、スピーカと音声出力手段の信号経路にスピーカに発生する誘導起電圧を低減する誘導起電圧保護手段を有し、制御手段は音声を出力しないときは音声出力手段の電源供給を停止するよう構成したものである。
これにより、スピーカの巻線に発生する誘導起電圧を誘導起電圧保護手段により小さくすることができ、音声出力手段の電源がオフ時にも誘導起電圧が音声出力手段の最大電圧定格を超えなくなり、安全で、コンパクトで、省エネルギを実現でき、かつ操作などのわかりやすい炊飯器を提供できる。
本発明の誘導加熱式炊飯器は、音声出力手段の電源供給を停止したときに、加熱コイルの磁界によりスピーカに誘導起電圧が発生しても、音声出力手段の破壊を防ぐことができる。
第1の発明は、鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御する制御手段と、スピーカと、前記制御手段の出力を受けて音声信号を前記スピーカに出力する音声出力手段とを備え、前記加熱コイルに高周波電流が流れているとき、前記スピーカと前記音声出力手段の信号経路に前記スピーカに発生する誘導起電圧を低減する誘導起電圧保護手段を有し、前記制御手段は音声を出力しないときは前記音声出力手段の電源供給を停止するよう構成したものであり、スピーカの巻線に発生する誘導起電圧を誘導起電圧保護手段により小さくすることができ、音声出力手段の電源がオフのときにも誘導起電圧が音声出力手段の出力端子の最大電圧定格をこえることや、この出力端子に設けられた保護ダイオードを通して音声出力手段に電流が流れ込むことがなくなり、音声出力手段が破壊するのを防止することができる。また、音声を出力しないときは音声出力手段の電源をオフしているので、加熱コイルに高周波電流が流れ高周波磁界が発生したときでも、この高周波磁界によるノイズ波形が音声出力手段に重畳し、スピーカからノイズ音が発生することがない。したがって、安全で、コンパクトで、省エネルギを実現でき、かつ操作などのわかりやすい炊飯器を提供できる。
第2の発明は、上記第1の発明において、誘導起電圧保護手段は、スピーカと音声出力手段の信号経路とグランド電位間に接続した抵抗で構成したものであり、スピーカの巻線に発生する誘導起電圧を抵抗で消費させることができてスピーカの誘導起電圧を低減することができる。さらに、この誘導起電圧を低減させるためにスピーカの巻線と抵抗に電流が流れることになるが、この電流も抵抗で制限できるので、スピーカの巻線の発熱も抑えることができる。したがって、スピーカの発熱も小さく、抵抗という安価な部品で誘導起電圧を低減できるので、低コストで信頼性の高いコンパクトな炊飯器を提供できる。
第3の発明は、上記第1の発明において、誘導起電圧保護手段は、スピーカと音声出力手段の信号経路と、前記音声出力手段の電源の高電位間に逆バイアスされるように接続した第1のダイオードで構成したものであり、音声出力手段の電源がオフのときでも、音声出力手段の出力端子に印加される電圧が第1のダイオードの順電圧以上になると、第1のダイオードがオンして音声出力手段に印加される誘導起電圧をクランプするので、音声出力手段の出力端子の最大電圧定格を超えることや、この出力端子に設けられた保護ダイオードへの電流の流れ込みを抑えることとなり、破壊のない安全な誘導加熱式炊飯器を提供できる。また、音声出力手段が音声を出力するときは、第1のダイオードは逆バイアスされているので、消費電流の増加がなくなり、省電力化を実現できる。
第4の発明は、上記第3の発明において、誘導起電圧保護手段は、スピーカと音声出力手段の信号経路と、グランド電位間に逆バイアスされるように接続した第2のダイオードで構成したものであり、スピーカの巻線にマイナスの誘導起電圧が発生しても、第2のダイオードの順電圧で、第2のダイオードがスピーカの巻線の誘導起電圧をクランプするので、音声出力手段の出力端子の最大電圧定格を超えることや、この出力端子に設けられた保護ダイオードへの電流の流れ込みを抑えることとなり、破壊のない安全な誘導加熱式炊飯器を提供できる。また、音声出力手段が音声を出力するときは、第2のダイオードは逆バイアスされるので、消費電流の増加がなくなり、省電力化を実現できる。
第5の発明は、上記第1〜4のいずれか1つの発明において、音声出力手段は、予め記憶した音声データを信号として出力する音声記憶回路と、前記音声記憶回路の信号の所定以上の高周波成分と所定以下の低周波成分を減衰させるフィルタ回路と、前記フィルタ回路の出力信号を増幅する増幅回路とを有し、音声を出力しないときは少なくとも前記増幅回路への電源供給を停止するようにしたものであり、スピーカに入力する電力を大きくすることができるので、音量を大きくすることができ、耳の悪い使用者や調理中の騒音の中でも、音声を聞き取ることができる。また、音声を出力しないときは、増幅回路の電源供給を停止するので、増幅回路の入力部分に加熱コイルから発生する高周波磁界がノイズとなって重畳しても、スピーカからノイズ音となって出力されることがない。また、音声を出力しないときには増幅回路の電源をオフするので、省電力化を実現することができる。
第6の発明は、上記第1〜4のいずれか1つの発明において、増幅回路は第1の増幅回路と第2の増幅回路とで構成し、スピーカは一方の端子を前記第1の増幅回路の出力に接続し、他方の端子を前記第2の増幅回路の出力に接続し、前記第1の増幅回路の出力信号と前記第2の増幅回路の出力信号は互い反転するようにしたものであり、第1の増幅回路と第2の増幅回路の電源電圧と殆ど同じ電圧をスピーカに印加できるので、電源電圧を低くしても十分な音量を確保できることとなり、耳の悪い使用者や調理中の騒音の中でも、音声を聞き取ることができる。また、増幅回路の電源電圧を低くすることで、音声記憶回路の電源電圧と増幅回路の電源電圧を同一電源にすることも可能になり、音声を出力しないときは音声記憶回路と増幅回路の電源をオフできるので、省エネを実現できる。
第7の発明は、上記第5または第6の発明において、増幅回路の増幅率は1以下であるものであり、音声出力中もしくは次の音声が出力されるまでの無音期間中にノイズ音が重畳しても、このノイズ音を低減することができる。
第8の発明は、上記第5〜7のいずれか1つの発明において、音声出力手段は周波数特性が異なる複数のフィルタ回路を有し、使用者が入力した設定に基づいて任意のフィルタ回路を設定するようにしたものであり、使用者の好みの音質で音声を出力することができる。
第9の発明は、上記第1〜8のいずれか1つの発明において、制御手段と音声出力手段との通信はインバータ回路の動作停止時に行うようにしたものであり、インバータ回路動作時の高周波磁界の影響で通信が乱れ、音声が出力しないといった不良を防ぐことができるので、高信頼性の炊飯器を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図を示し、図2は、同誘導加熱式炊飯器の断面図を示すものである。なお、図面を簡潔にするために、電気的接続のためのリード線や、部品を固定するためのネジは省略している。
図1に示すように、加熱コイル1は鍋35(図2参照)を誘導加熱するもので、線径の小さい銅線を束ねたリッツ線で構成している。インバータ回路2は、加熱コイル1に高周波電流を供給すもので、図示しないがIGBTからなる半導体スイッチング素子と、この半導体スイッチング素子に逆接続したダイオードと、加熱コイル1と共振回路を構成する共振用コンデンサとで構成しており、半導体スイッチング素子が高周波でスイッチングすることで高周波電流を加熱コイルに供給している。ダイオードブリッジ3とチョークコイル4とコンデンサ5は商用電源6を整流し、インバータ回路2に電力を供給している。
入力手段7は、複数のモーメンタリスイッチで構成しており、使用者が炊飯方法や炊飯の開始または停止などを選択することができる。表示手段8は、液晶ディスプレイやLEDで構成しており、使用者が設定した内容や、炊飯中、予約中などの炊飯器の状態、炊飯の経過時間を表示する。
制御手段9は、マイクロコンピュータや半導体スイッチング素子を駆動するICなどで構成しており、インバータ回路2のオンオフ制御や、入力手段7を構成するスイッチの入力信号を受けて、LCDに設定した内容を表示したり、炊飯シーケンス、保温シーケンスを動作させたりする。
スピーカ10は、巻線と磁石を用いて、巻線に流れる電流と磁石の磁界でコイルを振動させるタイプを用いている。なお、本実施の形態では、スピーカ10に流す電流を小さくするために、スピーカ10のインピーダンスを8Ωより大きくしている。なお、スピーカ10は入力端子のうちの一つをグランド電位に接続している。
音声出力手段11は、音声データを4bitデータとして記憶したメモリ(音声記憶回路)12と、メモリ12から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換器13と、DA変換器13の出力信号の低周波成分を減衰させる抵抗14とコンデンサ15からなるハイパスフィルタと、高周波成分を減衰させる抵抗16とコンデンサ17からなるローパスフィルタとで構成されたフィルタ回路18と、フィルタ回路18の出力電圧を所定の倍率で増幅するオペアンプ(増幅回路)19で構成している。
直流成分カット用のコンデンサ20は、スピーカ10に直流電圧が印加しないようにしている。
抵抗21は誘導起電圧保護手段を構成している。この抵抗21はスピーカ11の一方の入力端子とグランド電位間に接続している。なお、抵抗21はオペアンプ19の出力端子とグランド電位間に接続しても同様の効果となる。
駆動手段22は、本実施の形態では、PNPトランジスタとNPNトランジスタからなるプッシュプル回路で構成しおり、制御手段9のオンオフ信号を受けてインバータ回路2を構成するIGBTをオンオフする。
第一の直流電源23は、スイッチング電源で構成し、商用電源6を整流した電圧を約20Vの直流電源に変換している。第一の直流電源23の出力電圧20VはIGBTをオンするために必要な電圧で、駆動手段22を介してIGBTに供給され、IGBTはオンする。第二の直流電源24は、NPNトランジスタとツェナーダイオードなどから構成している。第二の直流電源24の電圧は約5Vで制御手段9を構成するマイクロコンピュータ、音声出力手段11を構成するメモリ12、DA変換器13の電源となる。第三の直流電源25は、第二の直流電源24と同じ構成になっており、出力電圧は約10Vとなっている。第三の直流電源25は音声出力手段11を構成するオペアンプ19に電力を供給している。
電子スイッチ26は、本実施の形態では、PNPトランジスタとNPNトランジスタで構成しており、制御手段9の信号を受けてオンオフし、第三の直流電源25に電力を供給したり、停止したりする。
つぎに、図2に示すように、炊飯器本体31には、その上面を覆う蓋32を開閉自在に設置している。炊飯器本体31の収納部33は、その底部に加熱コイル1を配設し、加熱コイル1の外周側にフェライトコア34を配設する。加熱コイル1は鍋35の底部の中心の略真下に中心を有する巻線である。鍋35は、ステンレス、鉄、銅などの磁性体によって形成している。この鍋35は、上端開口部に外側にせり出したフランジを有し、フランジを収納部33の上端から浮き上がった状態で載置することにより、収納部33に着脱自在に収納される。したがって、鍋35は収納時に収納部33との間に隙間を有する。
蓋32には着脱自在な蓋加熱板36を設定している。蓋加熱板36はステンレスなどの金属で形成されている。蓋加熱コイル37(図1には図示せず)は蓋32に内蔵し、蓋加熱板36を誘導加熱する。
第一の回路基板38は、入力手段7を構成するスイッチ、表示手段8を構成するLCD、LED、制御手段9を構成するマイクロコンピュータ、音声出力手段11、抵抗21などを実装している。第二の回路基板39は、インバータ回路2を構成する部品や、ダイオードブリッジ3、チョークコイル4、コンデンサ5などを実装している。第一の回路基板38と第二の回路基板39は、特に図示しないが、リード線で電気的に接続しており、図1に示した回路構成を実現している。巻き取り式の電源コード収納部40は、第二の回路基板39にリード線を介して電気的に接続している。この電源コード収納部40はストッパーとばねを用いて電源コードを巻き取ることを可能にしている。
温度検知手段41は、鍋35の温度を検知するもので、サーミスタで構成し、鍋35の底部の略中心に配置している。サーミスタは温度で抵抗値が変わるので、このサーミスタと所定の抵抗値を有する抵抗で分圧回路を構成し、所定の電圧をこの分圧回路の両端に供給することで、サーミスタの抵抗値をアナログ電圧に変換できる。図1に示した制御手段9を構成するマイクロコンピュータは、内蔵されたAD変換器を用いてこのアナログ電圧から温度を推定する。
スピーカ10は、図2に示すように、炊飯器本体31と加熱コイル1の間にできる隙間を利用して配置し、加熱コイル1の下にスピーカ10の出力面を下向きに配置している。なお、スピーカ10の向きや配置場所については、特に限定するものではなく、スピーカ10の出力面を上向きにしてもよいし、スペースがあるのであれば、蓋32に配置してもかまわない。
上記構成において図3を参照しながら動作、作用を説明する。図3は本実施の形態における誘導加熱炊飯器の主要部動作波形を示し、(1)は加熱コイル1の電流波形、(2)はオペアンプ19の出力端子の電圧波形、(3)は抵抗21をはずしたときのオペアンプ19の出力端子の電圧波形を示している。
まず、使用者が第一の回路基板38に備えられたスイッチ(入力手段7)を操作すると、押したスイッチの内容に応じて、制御手段9が電子スイッチ26をオンし、第三の直流電源25を起動し、オペアンプ19へ電源を供給する。その後、制御手段9はメモリ12に所定の音声データを出力するように信号を送信する。その後、インバータ回路2をオンし、ファン(図示せず)を駆動する。メモリ12は制御手段9からの送信データに基づいて、所定の音声のデジタルデータをDA変換器13に出力し、DA変換器13がアナログ信号に変換する。このアナログ信号はフィルタ回路18を介してオペアンプ19に入力され、オペアンプ19により電圧を増幅しスピーカ10を駆動する。スピーカ10はオペアンプ19の信号がコンデンサ20を介して入力されると振動し、この振動が音声となって、使用者に音声報知する。音声報知が終了すると、制御手段9は電子スイッチ26をオフし第三の直流電源25への電力供給を停止することで、オペアンプ19の電源をオフする。この間、制御手段9はインバータ回路2を制御して加熱コイル1に高周波電流を供給し、所定の加熱シーケンスに従って鍋35を加熱する。
加熱コイル1に高周波電流を流すと、加熱コイル1から高周波磁界が発生する。この高周波磁界の殆どが鍋35の表面の渦電流となって消費されるが、消費されない分は漏れ磁界となってスピーカ10の巻線に誘導起電圧を発生させる。
この誘導起電圧は抵抗などにより電流を流さないと消費されないので、大きな値となる。一方、オペアンプ19の出力端子は電源をオフすると、ハイインピーダンス状態となり、出力端子の電位が不安定になる。この二つの条件が重なると、図3(3)に示すように、オペアンプ19内部の保護ダイオードでクランプされるぐらいの電圧がオペアンプ19の出力端子に印加されてしまう。この保護ダイオードに電流が常時流れるような状態が続くと、この保護ダイオードが発熱、破壊し、オペアンプ19が動作しなくなる。
そこで、抵抗21をオペアンプ19の出力端子とスピーカ10の信号経路とグランド電位間に配置すると、抵抗21に電流が流れ、スピーカ10の誘導起電圧が図3(2)のように小さくなり、オペアンプ19の保護ダイオードに電流が流れ込まなくなり、オペアンプ19の破壊を抑えることができる。なお、誘導起電圧は抵抗21の抵抗値が小さいほど小さくなるが、音声を出力するときに抵抗21に流れる電流も増えるので、オペアンプ19や第三の直流電源25に負担がかかる。そこで、抵抗21の抵抗値はスピーカ10のインピーダンスの20倍から40倍程度にし、オペアンプ19や第三の直流電源25への影響を抑える注意が必要である。
以上のように、本実施の形態においては、加熱コイル1に高周波電流が流れているとき、スピーカ10と音声出力手段11の信号経路にスピーカ10に発生する誘導起電圧を低減する誘導起電圧保護手段を構成する抵抗21を有しているので、スピーカ10の巻線に発生する誘導起電圧を抵抗21により小さくすることができ、音声出力手段11の電源がオフのときにも誘導起電圧が音声出力手段11の出力端子の最大電圧定格をこえることや、この出力端子に設けられた保護ダイオードを通して音声出力手段11に電流が流れ込むことがなくなり、音声出力手段11が破壊するのを防止することができる。また、音声を出力しないときは音声出力手段11の電源をオフしているので、加熱コイル1に高周波電流が流れ高周波磁界が発生したときでも、この高周波磁界によるノイズ波形が音声出力手段11に重畳し、スピーカ10からノイズ音が発生することがない。したがって、安全で、コンパクトで、省エネルギを実現でき、かつ操作などのわかりやすい炊飯器を提供できる。
また、誘導起電圧保護手段は、スピーカ10と音声出力手段11の信号経路とグランド電位間に接続した抵抗21で構成したので、スピーカ10の巻線に発生する誘導起電圧を抵抗21で消費させることができてスピーカ10の誘導起電圧を低減することができる。さらに、この誘導起電圧を低減させるためにスピーカ10の巻線と抵抗に電流が流れることになるが、この電流も抵抗で制限できるので、スピーカ10の巻線の発熱も抑えることができる。したがって、スピーカ10の発熱も小さく、抵抗という安価な部品で誘導起電圧を低減できるので、低コストで信頼性の高いコンパクトな炊飯器を提供できる。
なお、本実施の形態では、音声出力手段11を、音声データを記憶したメモリ12、フィルタ回路18、オペアンプ19で構成しているが、これらを一つのICに集積化すると、実装面積が小さくなり、コンパクトな炊飯器を提供できる。
また、本実施の形態では、誘導起電圧保護手段を抵抗21で構成しているが、これと並列にコンデンサを接続すると、特に高周波成分を除去することができるので、高周波電流による誘導起電圧を確実に抑えることができる。ただし、コンデンサの容量を大きくしすぎると、音声信号が歪み、使用者に不快感をあたえることもあるので、直流カット用のコンデンサ20に比べ、十分に小さくすることが望ましい。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図を示すものである。
図4に示すように、第1のダイオード51は、誘導起電圧保護手段を構成するもので、アノードをスピーカ10とアンプ19の信号経路に接続し、カソードを第三の直流電源25の出力端子に接続している。なお、第1のダイオード51の順方向電圧VFは、オペアンプ19の内部に設けた保護ダイオードの順方向電圧VFよりも小さくなるようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において図5を参照しながら動作、作用を説明する。図5は本実施の形態における誘導加熱炊飯器の主要部動作波形を示し、(1)は加熱コイル1の電流波形、(2)はオペアンプ19の出力端子の電圧波形、(3)は第1のダイオード51をはずしたときの電圧波形を示している。
まず、使用者が第1の回路基板38に備えられたスイッチ(入力手段7)を操作すると、押したスイッチの内容に応じて、制御手段9が電子スイッチ26をオンし、第三の直流電源25を起動し、オペアンプ19へ電源を供給する。その後、制御手段9はメモリ12に所定の音声データを出力するように信号を送信する。その後、インバータ回路2をオンし、ファン(図示せず)を駆動する。メモリ12は制御手段9からの送信データに基づいて、所定の音声のデジタルデータをDA変換器13に出力し、DA変換器13がアナログ信号に変換する。このアナログ信号はフィルタ回路18を介してオペアンプ19に入力され、オペアンプ19により電圧を増幅しスピーカ10を駆動する。スピーカ10はオペアンプ19の信号がコンデンサ20を介して入力されると振動し、この振動が音声となって、使用者に音声報知する。音声報知が終了すると、制御手段9は電子スイッチ26をオフし第三の直流電源25への電力供給を停止することで、オペアンプ19の電源をオフする。この間、制御手段9はインバータ回路2を制御して加熱コイル1に高周波電流を供給し、所定の加熱シーケンスに従って鍋35を加熱する。
加熱コイル1に高周波電流を流すと、加熱コイル1から高周波磁界が発生する。この高周波磁界の殆どが鍋35の表面の渦電流となって消費されるが、消費されない分は漏れ磁界となってスピーカ10の巻線に誘導起電圧を発生させる。
この誘導起電圧は抵抗などにより電流を流さないと消費されないので、大きな値となる。一方、オペアンプ19の出力端子は電源をオフすると、ハイインピーダンス状態となり、出力端子の電位が不安定になる。この二つの条件が重なると、図5(3)に示すように、オペアンプ19の内部の保護ダイオードでクランプされるぐらいの電圧がオペアンプ19の出力端子に印加されてしまう。この保護ダイオードに電流が常時流れるような状態が続くと保護ダイオードが発熱、破壊し、オペアンプ19が動作しなくなる。
そこで、第1のダイオード51をオペアンプ19の出力端子とスピーカ10の信号経路と第三の直流電源25の出力端子間に配置すると、第三の直流電源25がオフのときは第1のダイオード51のカソードがグランドに接地されるので、第1のダイオード51に電流が流れ、スピーカ10の誘導起電圧が図5(2)のように小さくなり、オペアンプ19の保護ダイオードに電流が流れ込まなくなり、オペアンプ19の破壊を抑えることができる。
以上のように、本実施の形態においては、誘導起電圧保護手段は、スピーカ10と音声出力手段11の信号経路と、音声出力手段11の電源の高電位間に逆バイアスされるように接続した第1のダイオード51で構成したので、音声出力手段11の電源がオフのときでも、音声出力手段11の出力端子に印加される電圧が第1のダイオード51の順電圧以上になると、第1のダイオード51がオンして音声出力手段11に印加される誘導起電圧をクランプするので、音声出力手段11の出力端子の最大電圧定格を超えることや、この出力端子に設けられた保護ダイオードへの電流の流れ込みを抑えることとなり、破壊のない安全な誘導加熱式炊飯器を提供できる。また、音声出力手段11が音声を出力するときは、第1のダイオードは逆バイアスされているので、消費電流の増加がなくなり、省電力化を実現できる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図を示すものである。
図6に示すように、第2のダイオード52は、誘導起電圧保護手段を構成するもので、アノードをグランド電位に接続し、カソードをスピーカ10とオペアンプ19の信号経路に接続している。なお、第2のダイオード52の順方向電圧VFは、オペアンプ19の内部に設けた保護ダイオードの順方向電圧VFよりも小さくなるようにしている。他の構成は上記実施の形態2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において図7を参照しながら動作、作用を説明する。図7は本実施の形態における誘導加熱炊飯器の主要部動作波形を示し、(1)は加熱コイル1の電流波形、(2)はオペアンプ19の出力端子の電圧波形、(3)は第1のダイオード51と第2のダイオード52をはずしたときの電圧波形を示している。
まず、使用者が第1の回路基板38に備えられたスイッチ(入力手段7)を操作すると、押したスイッチの内容に応じて、制御手段9が電子スイッチ26をオンし、第三の直流電源25を起動し、オペアンプ19へ電源を供給する。その後、制御手段9はメモリ12に所定の音声データを出力するように信号を送信する。その後、インバータ回路2をオンし、ファン(図示せず)を駆動する。メモリ12は制御手段9からの送信データに基づいて、所定の音声のデジタルデータをDA変換器13に出力し、DA変換器13がアナログ信号に変換する。このアナログ信号はフィルタ回路18を介してオペアンプ19に入力され、オペアンプ19により電圧を増幅しスピーカ10を駆動する。スピーカ10はオペアンプ19の信号がコンデンサ20を介して入力されると振動し、この振動が音声となって、使用者に音声報知する。音声報知が終了すると、制御手段9は電子スイッチ26をオフし第三の直流電源25への電力供給を停止することで、オペアンプ19の電源をオフする。この間、制御手段9はインバータ回路2を制御して加熱コイル1に高周波電流を供給し、所定の加熱シーケンスに従って鍋35を加熱する。
加熱コイル1に高周波電流を流すと、加熱コイル1から高周波磁界が発生する。この高周波磁界の殆どが鍋35の表面の渦電流となって消費されるが、消費されない分は漏れ磁界となってスピーカ10の巻線に誘導起電圧を発生させる。
この誘導起電圧は抵抗などにより電流を流さないと消費されないので、大きな値となる。一方、オペアンプの出力端子は電源をオフすると、ハイインピーダンス状態となり、出力端子の電位が不安定になる。この二つの条件が重なると、図7(3)に示すように、オペアンプ19の内部の保護ダイオードでクランプされるぐらいの電圧がオペアンプ19の出力端子に印加されてしまう。この保護ダイオードに電流が常時流れるような状態が続くと保護ダイオードが発熱、破壊し、オペアンプ19が動作しなくなる。
そこで、第1のダイオード51をオペアンプ19の出力端子とスピーカ10の信号経路と第三の直流電源25の出力端子間に配置すると、第三の直流電源25がオフのときは第1のダイオード51のカソードがグランドに接地されるので、第1のダイオード51に電流が流れ、スピーカ10の誘導起電圧が図7(2)のように小さくなり、オペアンプ19の保護ダイオードに電流が流れ込まなくなり、オペアンプ19の破壊を抑えることができる。
また、グランド電位より低い電圧についても第2のダイオード52によりクランプするので、オペアンプ19の保護ダイオードに電流が流れ込まなくなり、オペアンプ19の破壊を抑えることができる。
以上のように、本実施の形態においては、誘導起電圧保護手段は、スピーカ10と音声出力手段11の信号経路と、グランド電位間に逆バイアスされるように接続した第2のダイオード52で構成したので、スピーカ10の巻線にマイナスの誘導起電圧が発生しても、第2のダイオード52の順電圧で、第2のダイオード52がスピーカ10の巻線の誘導起電圧をクランプするので、音声出力手段11の出力端子の最大電圧定格を超えることや、この出力端子に設けられた保護ダイオードへの電流の流れ込みを抑えることとなり、破壊のない安全な誘導加熱式炊飯器を提供できる。また、音声出力手段11が音声を出力するときは、第2のダイオード52は逆バイアスされるので、消費電流の増加がなくなり、省電力化を実現できる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4における誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図を示すものである。
図8に示すように、音声出力手段921、音声データを4bitデータとして記憶したメモリ(音声記憶回路)12と、メモリ12から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換器13と、DA変換器13の出力信号の低周波成分を減衰させる抵抗81とコンデンサ82からなるハイパスフィルタ93と、高周波成分を減衰させる抵抗83とコンデンサ84からなるローパスフィルタ94で構成されたフィルタ回路と、フィルタ回路の出力電圧を増幅する増幅回路で構成し、音声を出力しないときは増幅回路への電源供給を停止するようにしている。
ここで、増幅回路は、第1の増幅回路と第2の増幅回路で構成し、第1の増幅回路は、オペアンプ85とハイパスフィルタ93とローパスフィルタ94とで構成し、DA変換器13の出力の低周波成分を減衰させるとともに、その他の周波数帯の信号を反転増幅している。この第1の増幅回路の増幅率は、抵抗81に対する抵抗83の比率で決定され、本実施の形態では、抵抗81と抵抗83の比率を1にし、第1の増幅回路の増幅率を1にしている。比率を1にすることにより、DA変換器13からのノイズ成分が増幅されずに済み、例えば、音声と音声の間の無音期間中にスピーカ10からのノイズ音を小さくすることができる。さらに、音声と音声の間の無音期間中に違法電波などの外来ノイズが来ても比率を小さくしているので、スピーカ10からのノイズ音を抑えることができる。
第2の増幅回路は、オペアンプ86と抵抗87と抵抗88とで構成し、第1の増幅回路の出力を反転増幅している。この第2の増幅回路の増幅率は、抵抗87と抵抗88の比率で決定され、本実施の形態では、抵抗87と抵抗88の比率を1にし、第1の増幅回路と同様に増幅率を1にし、第1の増幅回路の出力を反転増幅するようにしている。
オペアンプ85の出力端子は直流成分カット用のコンデンサ20を介してスピーカ10の一方の端子に接続している。オペアンプ86の出力端子はスピーカ10の他方の端子に接続している。抵抗89はオペアンプ85の出力端子とグランド電位に接続し、オペアンプ85の電源がオフのときに抵抗90はオペアンプ86の出力端子とグランド電位に接続している。抵抗89と抵抗90の効果は、上記実施の形態1で説明した通り、スピーカ10の巻線に発生する誘導起電圧を低減することである。91はオペアンプ85、86の基準電圧で、抵抗分圧回路で構成されている。
音声出力手段92を構成するメモリ(音声記憶回路)12、DA変換器13の電源は第三の直流電源93より供給している。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作、作用を説明する。DA変換器13の出力信号の低周波成分をハイパスフィルタ93で減衰し、高周波成分をローパスフィルタ94で減衰しているので、DA変換時の音声信号の波形の歪や音声のこもり感を低減でき、クリアな音声を出力することができる。スピーカ10に信号出力する前にハイパスフィルタ93とローパスフィルタ94で信号を減衰するので、スピーカ10のインピーダンスの影響を受けることがない。したがって、精度の高いフィルタ特性を得ることができ、音質のばらつきを抑えることができる。オペアンプはDA変換器よりも出力電力の最大値を大きくできるので、スピーカ10の音量を大きくすることができ、耳の悪い使用者や調理中の騒音がある状態でも音声を聞き取ることができる。音声を出力しないときは第1の増幅回路を構成するオペアンプ85と第2の増幅回路を構成するオペアンプ86への電源供給を停止するので、加熱コイル1から発生する高周波磁界がノイズとなってDA変喚器13の出力信号やハイパスフィルタ93やローパスフィルタ94の信号に重畳しても、オペアンプ85、86からスピーカ10への電力供給がないので、スピーカ10からノイズ音となって出力されることがない。
また、2つのオペアンプ85、86を用いて、反転増幅をすることで、オペアンプ85、86の電源電圧と殆ど同じ電圧をスピーカ10に印加することが可能となるので、オペアンプ85、86の電源電圧を下げて、メモリ12、DA変換器13の電源電圧と同じにすることができる。したがって、音声出力手段92を構成する部品の電源をすべてオフすることができるので、省電力化を実現できる。また、2つのオペアンプ85、86の出力電圧の立ち上がりが殆ど同じになるので、スピーカ10にオペアンプ85、86の電源がオンしたときのノイズ音が印加されることがなくなり、使用者に不快感を与えることがない。
また、オペアンプ85とハイパスフィルタ93とローパスフィルタ94とで第1の増幅回路を構成しているので、フィルタ回路部分の部品を減らすことができ、コンパクトな音声出力手段を構成することができる。
このように、本実施の形態では、2つのオペアンプ85、86を用いて電源電圧と殆ど同じ電圧を出力できるようにすることで、音声出力手段92を構成する部品の電源を一つ共通化し、オンオフすることができる。これにより、音声を出力しないときの省電力化が実現できる。また、抵抗によりスピーカ巻線に発生する誘導起電圧を低減するので、電源をオフしても音声出力手段を破壊することがない高信頼性を得ることができる。
以上のように、本実施の形態においては、音声出力手段92を予め記憶した音声データを信号として出力するメモリ12と、メモリ12のデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換器13と、DA変換器13の出力信号の低周波成分を減衰させるハイパスフィルタ93と、DA変換器13の出力信号の高周波成分を減衰させるローパスフィルタ94と、オペアンプ85とオペアンプ86からなる増幅回路で構成し、音声を出力しないときはオペアンプ85とオペアンプ86への電源供給を停止するようにしている。まず、ハイパスフィルタ93とローパスフィルタ94があるので、音声出力中のノイズ音を低減でき、使用者の不快感を低減することができる。また、オペアンプ85、86によりスピーカ10への入力電力を大きくするので、スピーカ10の音量を大きくすることができ、耳の悪い人でも聞くことができ、また、調理中の騒音がある状態でも音声を聞き取ることができる。また、音声を出力しないときはオペアンプ85、86からなる増幅回路の電源をオフするので、加熱コイル1からの高周波磁界によるノイズがDA変喚器13の出力信号やハイパスフィルタ93の出力信号やローパスフィルタ94の出力信号に重畳しても、オペアンプ85、86からスピーカ10への電力を供給しないので、スピーカ10からノイズ音となって出力されることがない。また、音声を出力しないときは電源回路の電源をオフするので省電力化を実現できる。
また、増幅回路は第1の増幅回路と第2の増幅回路とで構成し、スピーカ10は一方の端子を第1の増幅回路の出力に接続し、他方の端子を第2の増幅回路の出力に接続し、第1の増幅回路の出力信号と第2の増幅回路の出力信号は互い反転するようにしたので、第1の増幅回路と第2の増幅回路の電源電圧と殆ど同じ電圧をスピーカ10に印加できるので、電源電圧を低くしても十分な音量を確保できることとなり、耳の悪い使用者や調理中の騒音の中でも、音声を聞き取ることができる。また、増幅回路の電源電圧を低くすることで、メモリ12の電源電圧と増幅回路の電源電圧を同一電源にすることも可能になり、音声を出力しないときはメモリ12と増幅回路の電源をオフできるので、省エネルギを実現できる。
また、増幅回路の増幅率は1以下であるので、音声出力中もしくは次の音声が出力されるまでの無音期間中に、違法電波などの外来ノイズが来ても、スピーカ10からのノイズ音を抑えることができ、使用者の不快感をなくすることができる。
(実施の形態5)
図9は、本発明の実施の形態5における誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図を示すものである。
図9に示すように、ダイオード101はスピーカ10とオペアンプ85の信号経路とグランド電位に逆バイアスされるように接続している。ダイオード102はスピーカ10とオペアンプ85の信号経路と第三の直流電源93に逆バイアスされるように接続している。ダイオード103はスピーカ10とオペアンプ86の信号経路とグランド電位に逆バイアスされるように接続している。ダイオード104はスピーカ10とオペアンプ86の信号経路と第三の直流電源93に逆バイアスされるように接続されている。他の構成は上記実施の形態4と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
このように、ダイオード101、102、103、104を接続することにより、第三の直流電源93をオフしたときでも、スピーカ10の巻線に発生する誘導起電圧をクランプすることができるので、オペアンプ85、86の破壊を防ぐことができる。
(実施の形態6)
図10は、本発明の実施の形態6における誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図を示すものである。
図10に示すように、音声出力手段111は周波数特性が異なる複数のフィルタ回路、すなわち、第1のローパスフィルタ114と第2のローパスフィルタ118を有し、使用者が入力した設定に基づいて任意のフィルタ回路を設定するようにしている。すなわち、抵抗112とコンデンサ113は第1のローパスフィルタ114を構成し、NPNトランジスタなどで構成したスイッチング素子115によりオンオフするようにしている。抵抗116とコンデンサ117は第2のローパスフィルタ118を構成し、NPNトランジスタなどで構成したスイッチング素子119によりオンオフするようにしている。第1のローパスフィルタ114の遮断周波数は第2のローパスフィルタ118の遮断周波数より高くしている。制御手段120は使用者が入力手段で所定の音質(低音または高音)を選択すると、選択内容に応じて所定のローパスフィルタをオンするようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作、作用を説明する。初期設定では、調理中の台所を想定し、多少うるさい場所でも音声が通るように、遮断周波数を高くした第1のローパスフィルタ114が選択されている。しかし、例えば、炊飯器を使用している場所が比較的静かな場所だと、音声の高音部分が耳障りになるときがある。そのような場合、使用者は入力手段7で音質を低音に選択する。すると制御手段120がスイッチング素子115をオフし、第1のローパスフィルタ114をオフするとともに、スイッチング素子119をオンし、第2のローパスフィルタ118をオンする。
第2のローパスフィルタ118の遮断周波数は、第1のローパスフィルタ114より低いので、高周波成分が除去され、高音部分の音量が低減し、使用者の不快感を低減することができる。
使用環境以外にも、使用者の年齢により、聞きやすさが異なる。例えば、本実施の形態では、高齢者でも聞きやすいように、遮断周波数を高くし、高音の音量を大きくしているが、若年者の場合、この高音が耳障りになるときがある。この場合にも、使用者が入力手段7で音質を低音に選択すると、第2のローパスフィルタ118が選択され、耳障りな高音の音量を低減することができる。
以上のように、本実施の形態においては、音声出力手段111は周波数特性が異なる複数のフィルタ回路、すなわち、第1のローパスフィルタ114と第2のローパスフィルタ118を有し、使用者が入力した設定に基づいて任意のフィルタ回路を設定するようにしたので、高音側と低音側に切り替えることで、使用環境、年齢に対応した快適で聞きやすい、使用者の好みの音質で音声を出力することができる。
なお、本実施の形態では、第1のローパスフィルタ114と第2のローパスフィルタ118との2つのフィルタ回路としたが、2つに限定するものではない。また、音声出力手段111のメモリ12に音質の異なる音声データを予め記憶しておき、使用者が好きな音質を選択できるようにしてもよい。
(実施の形態7)
図1に示す制御手段9と音声出力手段11との通信はインバータ回路2の動作停止時に行うようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じである。
上記構成において図11を参照しながら動作、作用を説明する。図11は本実施の形態における誘導加熱炊飯器の動作タイムチャートを示し、(1)は商用電源6の電圧波形、(2)は商用電源6の0Vに同期してハイまたはローを出力する波形、(3)は電子スイッチ26のオン、オフを示す図、(4)は第三の直流電源25の出力電圧波形、(5)は制御手段9からメモリ12への送信信号波形、(6)はスピーカ10の入力電圧、(7)はインバータ回路2のオンオフ状態を示している。
まず、使用者が第一の回路基板38(図2参照)に備えたスイッチ(入力手段7)を操作すると、制御手段9に入力手段7の信号が入力される。すると、図11のT0では、制御手段9は商用電源6のゼロ電圧に同期して電子スイッチ26をオン状態にし、第三の直流電源25を起動し、オペアンプ19へ直流電圧を供給する。このとき、第三の直流電源25の出力電圧が変動するため、オペアンプ19の出力電圧が変動し、この出力電圧の変動がコンデンサ20を介してスピーカ10に印加され、ノイズ音となって出力されることがある。ただし、このノイズ音は第三の直流電源25の出力電圧の立ち上がり速度をゆっくりにすることで低減することができる。
その後、図11のT1で、制御手段9は再び商用電源6のゼロ電圧に同期してメモリ12に音量設定データを送信する。その後、図11のT2で、制御手段9は商用電源6のゼロ電圧に同期して所定の音声データを示したアドレスデータをメモリ12に送信する。すると、図11のT3で、メモリ12が制御手段9からの送信データに基づいて、所定の音声のデジタルデータをDA変換器13に出力し、DA変換器13がアナログ電圧に変換された音声信号を出力し、フィルタ回路18、オペアンプ19、コンデンサ20を介してスピーカ10に音声信号が入力される。スピーカ10は音声信号が入力されると振動し、この振動が音声となって使用者に音声報知する。このとき、この音声信号の低周波成分と高周波成分はフィルタ回路18で減衰され、減衰された音声信号がオペアンプ19で増幅され、増幅された音声信号がコンデンサ20で直流成分を除去されている。
図11のT4では、入力手段12で設定されたメニューにしたがって、制御手段9がインバータ回路2のオンオフ制御を開始し、加熱コイル1に高周波電力を供給し、鍋を加熱する。また、本実施の形態では、特に図示していないが、制御手段9は加熱コイル1に高周波電力を供給するのにあわせてファンモータを駆動する。加熱コイル1に電流が流れると、上記実施の形態1で説明したように、誘導起電圧がスピーカ10に発生するが、この際、オペアンプ19は電圧を印加されているので、オペアンプ19内部の保護ダイオードは逆バイアスされることにより、スピーカ10からオペアンプ19の出力端子への電流の流れ込みは発生しない。
図11のT6で音声出力が終了する。図11のT6で、制御手段9が電子スイッチ26を遮断し、第三の直流電源25への電力供給を停止する。第三の直流電源25への電力供給を停止することで、オペアンプ19がオフし、オペアンプ19の出力端子が不安定になるが、抵抗21を解してグランド電位に安定する。したがって、加熱コイル1に電流が流れ、スピーカ10に誘導起電圧が発生しても、抵抗21に電流が流れるので、この誘導起電圧を小さくすることができる。したがって、オペアンプ19に電流の流れ込みは発生しないので、オペアンプ19の破壊を防止できる。
また、本実施の形態では、制御手段9は、予め音声データの時間を記憶しているので、その時間から所定時間を経過すると、電子スイッチ26を遮断するようにしている。電子スイッチ26の遮断タイミングを音声データの時間より十分遅くするのは、メモリ12から出力される音声信号の速度にばらつきがあるためである。
以上のように、本実施の形態においては、制御手段9と音声出力手段11との通信はインバータ回路2の動作停止時に行う、すなわち、インバータ回路2をオンオフ制御する前に、制御手段9が音声出力手段11を構成するメモリ12に送信するので、スイッチングノイズや加熱コイル1に流れる高周波電流で送信波形が変動するのを防止でき、音声を出力しないなどの誤動作を防止できる。
また、本実施の形態では、音声を出力しないときに、オペアンプ19をオフしても、抵抗21によりスピーカ10から発生する誘導起電圧を低減できるので、スピーカ10からオペアンプ19への電流の流れ込みが発生せず、オペアンプ19の破壊を防止できる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱式炊飯器は、音声出力手段の電源供給を停止したときに、加熱コイルの磁界によりスピーカに誘導起電圧が発生しても、音声出力手段の破壊を防ぐことができるので、音声報知機能を有する誘導加熱式炊飯器として有用である。
本発明の実施の形態1の誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図 同誘導加熱式炊飯器の断面図 (1)同誘導加熱式炊飯器の加熱コイルの電流波形図(2)同誘導加熱式炊飯器のオペアンプの出力端子の電圧波形図(3)同誘導加熱式炊飯器の抵抗をはずしたときの電圧波形図 本発明の実施の形態2の誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図 (1)同誘導加熱式炊飯器の加熱コイルの電流波形図(2)同誘導加熱式炊飯器のオペアンプの出力端子の電圧波形図(3)同誘導加熱式炊飯器の第1のダイオードをはずしたときの電圧波形図 本発明の実施の形態3の誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図 (1)同誘導加熱式炊飯器の加熱コイルの電流波形図(2)同誘導加熱式炊飯器のオペアンプの出力端子の電圧波形図(3)同誘導加熱式炊飯器の第1のダイオードと第2のダイオードをはずしたときの電圧波形図 本発明の実施の形態4の誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図 本発明の実施の形態5の誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図 本発明の実施の形態6の誘導加熱式炊飯器の一部ブロック化した要部回路図 本発明の実施の形態7の誘導加熱式炊飯器の動作タイムチャート
符号の説明
1 加熱コイル
2 インバータ回路
9 制御手段
10 スピーカ
11 音声出力手段
21 抵抗(誘導起電圧保護手段)
35 鍋

Claims (9)

  1. 鍋を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御する制御手段と、スピーカと、前記制御手段の出力を受けて音声信号を前記スピーカに出力する音声出力手段とを備え、前記加熱コイルに高周波電流が流れているとき、前記スピーカと前記音声出力手段の信号経路に前記スピーカに発生する誘導起電圧を低減する誘導起電圧保護手段を有し、前記制御手段は音声を出力しないときは前記音声出力手段の電源供給を停止するよう構成した誘導加熱式炊飯器。
  2. 誘導起電圧保護手段は、スピーカと音声出力手段の信号経路とグランド電位間に接続した抵抗で構成した請求項1記載の誘導加熱式炊飯器。
  3. 誘導起電圧保護手段は、スピーカと音声出力手段の信号経路と、前記音声出力手段の電源の高電位間に逆バイアスされるように接続した第1のダイオードで構成した請求項1記載の誘導加熱式炊飯器。
  4. 誘導起電圧保護手段は、スピーカと音声出力手段の信号経路と、グランド電位間に逆バイアスされるように接続した第2のダイオードで構成した請求項1記載の誘導加熱式炊飯器。
  5. 音声出力手段は、予め記憶した音声データを信号として出力する音声記憶回路と、前記音声記憶回路の信号の所定以上の高周波成分と所定以下の低周波成分を減衰させるフィルタ回路と、前記フィルタ回路の出力信号を増幅する増幅回路とを有し、音声を出力しないときは少なくとも前記増幅回路への電源供給を停止するようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱式炊飯器。
  6. 増幅回路は第1の増幅回路と第2の増幅回路とで構成し、スピーカは一方の端子を前記第1の増幅回路の出力に接続し、他方の端子を前記第2の増幅回路の出力に接続し、前記第1の増幅回路の出力信号と前記第2の増幅回路の出力信号は互い反転するようにした請求項5記載の誘導加熱式炊飯器。
  7. 増幅回路の増幅率は1以下である請求項5または6記載の誘導加熱式炊飯器。
  8. 音声出力手段は周波数特性が異なる複数のフィルタ回路を有し、使用者が入力した設定に基づいて任意のフィルタ回路を設定するようにした請求項5〜7のいずれか1項に記載の誘導加熱式炊飯器。
  9. 制御手段と音声出力手段との通信はインバータ回路の動作停止時に行うようにした請求項1〜8のいずれか1項に記載の誘導加熱式炊飯器。
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