JP2000030837A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2000030837A
JP2000030837A JP19998198A JP19998198A JP2000030837A JP 2000030837 A JP2000030837 A JP 2000030837A JP 19998198 A JP19998198 A JP 19998198A JP 19998198 A JP19998198 A JP 19998198A JP 2000030837 A JP2000030837 A JP 2000030837A
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heating
output
fan motor
sound
control
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JP19998198A
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English (en)
Inventor
Wataru Fujimoto
渉 藤本
Kazuaki Moriiwa
和秋 守岩
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声出力機能を有する従来の加熱調理器は、
音声出力と加熱出力やファンモータの駆動とが同時に行
われる場合があるため、許容電流の大きい制御電源を用
いる必要があり、小型化できず、コストの低減が図れな
い、という問題があった。 【解決手段】 音声出力手段6により音声を出力してい
る間は加熱コイル2による加熱出力またはファンモータ
4の駆動を制限するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声により操作
や動作の状態を報知する加熱調理器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】加熱調理器においては近年、便利性のた
め、また、視覚障害者の利用のために、スイッチ類の操
作に連動して音声を発生するものが種々提案されてい
る。
【0003】例えば、図13は実開平1−130296
号公報に開示された音声出力機能を有する誘導加熱調理
器の構成を示すブロック図である。図において、31は
非導電体によって作られた天板、32はこの天板31の
上に載置される鍋である。33は天板31の下部に配置
された加熱コイルで、高周波磁界を発生することによ
り、鍋32を加熱する。34は天板31の下部温度を検
出する温度検出器、35は使用者の設定を入力するスイ
ッチ部、36は加熱コイル33に高周波電流を供給する
とともに鍋32が適正か否かあるいは鍋32の有無を判
定するIH駆動手段であり、インバータ回路等から構成
される。
【0004】37は温度検出器34とスイッチ部35と
IH駆動手段36の状態に応じた信号を出力する入力制
御手段、38は入力制御手段37の出力を判定する入力
判定手段、39は入力判定手段38の出力により音声デ
ータを出力する音声出力手段、40は音声出力手段39
から音声データを受けて音声を発生するスピーカー部、
41は入力判定手段38の出力によりIH駆動手段36
に信号を出力する出力制御手段である。上記のIH駆動
手段36、入力制御手段37、入力判定手段38、音声
出力手段39、出力制御手段41は、制御基板上に配置
されている。
【0005】次に、この従来の誘導加熱調理器の動作に
ついて説明する。使用者が「保温」等の設定をスイッチ
部35に入力すると、その設定に応じた信号が入力制御
手段37に入力される。また、温度検出器34が検出し
た温度も入力制御手段37に入力される。さらに、鍋の
有無、運転中であるか否か等をIH駆動手段36が判定
した場合にも、判定した状態に応じた信号が入力制御手
段37に入力される。入力判定手段38は、入力制御手
段37からの信号に応じてIH駆動手段36を制御する
信号を出力制御手段41に出力するとともに、音声出力
手段39に音声発生のための信号を出力する。そして、
IH駆動手段36は出力制御手段41の出力に応じて加
熱コイル33に高周波電流を流し、音声出力手段39は
スピーカ40から所定の音声を発生させる。
【0006】例えば、スイッチ部35の設定を保温とし
た場合にはその時に「保温です」という音声を発生す
る。また、不適正な鍋が用いられた場合には「加熱でき
ません」、温度検出器34が検出した温度が危険温度で
ある場合には「加熱を停止します」、IH駆動手段36
が運転の終了を判定した場合には「できあがりました」
というように音声を発生し、その後に誘導加熱調理器の
出力を停止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の誘
導加熱調理器では、入力を設定した時や運転を終了する
時に音声を発生するように構成されているが、音声出力
のタイミングは加熱調理器の出力や他の構成部品の動作
状態を考慮していないので、音声出力手段39への電力
の供給が、インバータ回路を冷却するためのファンモー
タやIH駆動手段等への電力の供給と同時に行われる場
合があった。このような場合には、例えば、ファンモー
タには約150mA、IH駆動手段には約15mA、音
声出力手段には約50mAの電流が流れ、これらの出力
をすべて同時に行うと215mAの電流が流れるため、
制御電源は許容電流の大きなものを使う必要があり、高
価になるとともに、電源回路が大型化するため製品の小
型化ができないという問題があった。また、電流をより
多く流すため、制御基板上の回路構成部品の温度上昇が
大きく、温度対策が必要になるという問題があった。
【0008】また、電熱ヒータや電磁誘導による加熱調
理器の制御電源は、一般に消費電流の大きいリレーを複
数使用する電子レンジの制御電源に比べ小型であるた
め、音声出力手段への通電の有無が制御電源全体の消費
電流に与える影響が大きい。すなわち、電熱ヒータや電
磁誘導による加熱調理器の場合には音声出力手段の有無
が制御電源の大きさを決める要因の1つとなっている。
【0009】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、音声出力と加熱出力やファンモー
タの駆動等を同時に行わないようにすることにより、許
容電流の小さな制御電源を用いることができ、小型で回
路構成部品の温度上昇の小さな加熱調理器を得ることを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る加熱調
理器は、被加熱物を加熱する電熱ヒータと、この電熱ヒ
ータへの通電を制御する加熱制御手段と、音声を出力す
る音声出力手段と、前記加熱制御手段及び前記音声出力
手段に電力を供給する制御電源とを備え、前記音声出力
手段により音声を出力している間は被加熱物の加熱を制
限するものである。
【0011】第2の発明に係る加熱調理器は、容器を誘
導加熱する加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流
を供給するインバータ回路を有する誘導加熱駆動手段
と、前記インバータ回路の部品を冷却するためのファン
モータと、このファンモータを駆動するファンモータ駆
動手段と、音声を出力する音声出力手段と、前記誘導加
熱駆動手段、前記ファンモータ駆動手段、及び前記音声
出力手段に電力を供給する制御電源とを備え、前記音声
出力手段により音声を出力している間は加熱出力または
/及びファンモータの駆動を制限するものである。
【0012】第3の発明に係る加熱調理器は、第2の発
明に係る加熱調理器において、加熱を開始するための加
熱開始手段を設け、音声出力手段はこの加熱開始手段か
らの信号に基づき音声を出力し、音声出力終了後に加熱
出力または/及びファンモータの駆動を開始するもので
ある。
【0013】第4の発明に係る加熱調理器は、第2の発
明に係る加熱調理器において、加熱終了のタイミングを
検知する加熱終了検知手段を設け、この加熱終了検知手
段が加熱終了を検知すると加熱出力または/及びファン
モータの駆動を停止し、その後に音声出力手段により音
声を出力するものである。
【0014】第5の発明に係る加熱調理器は、第1また
は第2の発明に係る加熱調理器において、被加熱物の温
度を検出する温度検出手段を設け、音声出力手段はこの
温度検出手段の出力に基づき音声を出力するものであ
る。
【0015】第6の発明に係る加熱調理器は、被加熱物
を加熱する加熱手段と、この加熱手段への通電率を変化
させることにより加熱を制御する加熱制御手段と、前記
加熱手段の非通電時に音声を出力する音声出力手段と、
前記加熱制御手段及び前記音声出力手段に電力を供給す
る制御電源とを備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の第1の
実施の形態として、誘導加熱調理器について説明する。
図1は、実施の形態1における誘導加熱調理器の構成を
示すブロック図である。図において、1は被調理物を入
れる鍋、2は高周波磁界を発生することにより鍋1を誘
導加熱する加熱コイル、3は加熱コイル2に高周波電流
を供給する誘導加熱駆動手段であるIH駆動手段であ
り、インバータ回路等から構成されている。4はインバ
ータ回路のパワートランジスタ等を冷却するファンモー
タであり、ファンモータ駆動手段5により駆動される。
6は所定の音声データを出力する音声出力手段、7は音
声出力手段6からの信号に基づき音声を出力するスピー
カである。8はIH駆動手段3、ファンモータ駆動手段
5、及び音声出力手段6の動作を制御する制御手段、9
はIH駆動手段3、ファンモータ駆動手段5、音声出力
手段6、及び制御手段8に電力を供給する制御電源手段
である。上記のIH駆動手段3、ファンモータ駆動手段
5、音声出力手段6、制御手段8、制御電源手段9は制
御基板上に配置され、制御回路を構成している。
【0017】次にこの誘導加熱調理器の動作について図
1及び図2のフローチャートを用いて説明する。加熱開
始手段である調理スタートキー(図示せず)がONされ
ると(S2)、その信号が制御手段8に入力され、制御
手段8はまず音声出力手段6に音声出力のための信号を
出力する。音声出力手段6はスピーカ7に音声データを
出力し、スピーカ7からはその音声データに応じた音
声、例えば「調理を始めます。」や、誘導加熱式の炊飯
器であれば「炊飯を始めます。」という音声が出力され
る(S3)。音声の出力が終了すると、音声出力手段6
は音声出力が終了したことを示す信号を制御手段8に出
力する。制御手段8が音声出力が終了したことを検知す
ると(S4)、制御手段8はファンモータ駆動手段5及
びIH駆動手段3に信号を出力し、ファンモータ駆動手
段5はファンモータ5への通電を開始してこれを駆動さ
せ(S5)、IH駆動手段3は加熱コイル7に高周波電
流を供給して加熱出力を開始する(S6)。その後は、
通常の加熱制御が行われる。
【0018】このように、調理の開始時に音声を出力し
た後でファンモータ4の駆動と加熱を開始するので、制
御電源手段9が出力する最大電流を減らすことができ、
許容電流の小さな制御電源を用いることができる。その
ため、制御電源を小型化することができ、ひいては製品
の小型化が可能となるとともに、コストの低減を図るこ
とができる。さらに、流れる電流が少ないため、制御回
路の構成部品の温度上昇を抑えることができ、特別の温
度対策も必要ない。
【0019】実施の形態2.図3は、実施の形態2にお
ける誘導加熱調理器の構成を示すブロック図である。図
において、上記の実施の形態1と同一または相当する部
分には同一の符号を付して説明を省略する。この実施の
形態2においては、タイマー手段10によってファンモ
ータ5及び加熱コイル7への通電を開始するタイミング
を制御している。
【0020】この実施の形態2における動作について図
3及び図4のフローチャートを用いて説明する。加熱開
始手段である調理スタートキー(図示せず)がONされ
ると(S11)、その信号が制御手段8に入力され、タ
イマー手段10は制御手段8からの信号に基づきカウン
トを開始する(S12)。また、制御手段8は音声出力
手段6に音声出力のための信号を出力する。音声出力手
段6はスピーカ7に音声データを出力し、スピーカ7か
らはその音声データに応じた音声、例えば「調理を始め
ます。」や、誘導加熱式の炊飯器であれば「炊飯を始め
ます。」という音声が出力される(S13)。
【0021】タイマー手段10が所定時間(この実施の
形態においては5秒)をカウントすると(S14)、制
御手段8はそれを検知してファンモータ駆動手段5及び
IH駆動手段3に信号を出力し、ファンモータ駆動手段
5はファンモータ5への通電を開始してこれを駆動させ
(S15)、IH駆動手段3は加熱コイル7に高周波電
流を供給して加熱を開始する(S16)。その後は、通
常の加熱制御が行われる。ここで、タイマー手段10が
カウントする所定時間は、予め音声出力に必要な時間に
設定されている。
【0022】この実施の形態2においても、調理の開始
時に音声を出力した後でファンモータ4の駆動と加熱を
開始するので、許容電流の小さな制御電源を用いること
ができ、製品の小型化やコストの低減、制御回路の構成
部品の温度上昇の抑制が可能となる。
【0023】実施の形態3.図5は、実施の形態3にお
ける動作を示すフローチャートである。この実施の形態
3は、誘導加熱式の炊飯器にこの発明を適用した場合の
炊飯完了時の音声出力の制御に関するものである。炊飯
器の基本的な構成は図1に示すものと同様であるため、
説明は省略する。
【0024】予めプログラムされた予熱工程、炊飯工
程、蒸らし工程等の炊飯処理を行い(S21)、加熱終
了検知手段である温度センサまたはタイマー等により炊
飯の終了が検知されると(S22)、まず加熱コイル2
及びファンモータ4への通電が停止され(S23、S2
4)、その後、制御手段8から音声出力手段6に音声出
力のための信号が出力され、スピーカ7から「ご飯が炊
きあがりました。よくほぐしてください。」という音声
が出力される(S26)。
【0025】この実施の形態3によれば、調理の終了時
にファンモータ4の駆動と加熱を停止した後で、音声を
出力するので、上記実施の形態1、2と同様に、許容電
流の小さな制御電源を用いることができ、製品の小型化
やコストの低減、制御回路の構成部品の温度上昇の抑制
が可能となる。
【0026】実施の形態4.図6は、実施の形態4にお
ける動作を示すフローチャートである。この実施の形態
4は、誘導加熱式の炊飯器にこの発明を適用した場合
の、炊飯中の音声出力の制御に関するものである。炊飯
中であっても、混ぜご飯の具を入れるタイミングを知り
たい場合や動作の状態を知りたい場合があるため、音声
による報知は便利である。なお、炊飯器の基本的な構成
は図1に示すものと同様であるため、説明は省略する。
図7は、炊飯器の予熱工程、炊飯工程(強火工程、弱火
工程)、蒸らし工程、保温工程における鍋底温度センサ
ーの検知温度の変化(実線で示す)、フタ温度センサー
の検知温度の変化(点線で示す)、及び加熱コイルへの
通電状態を示す図である。
【0027】炊飯器においては、白米、玄米、おかゆ、
混ぜご飯のような複数の炊飯メニューに応じた加熱制御
プログラムが予めマイクロコンピュータに記憶され、使
用者がメニュー選択キーを操作することにより、選択さ
れたメニューに応じた加熱制御を行うものがある。そこ
で、途中で具を入れる必要のある混ぜご飯を作るときに
は、混ぜご飯用のプログラムの途中で、具を入れるタイ
ミングを設けるようにする。
【0028】具体的な動作を図6を用いて説明する。炊
飯処理中に(S31)、制御手段8が音声出力の要求が
あったと判断すると(S32)、加熱を停止する(S3
3)とともにファンモータ4の駆動を停止し(S3
4)、「混ぜご飯の具を入れてください。」という音声
を出力する(S35)。ここで、音声出力の要求の有無
は、例えばフタ温度センサーが沸騰を検知(90℃を検
知)した直後、またはその10分後等、フタ温度センサ
ーの出力により判断する。音声出力が終了したことを検
知したら(S36)、制御手段8は再び加熱及びファン
モータ4の駆動を開始し(S37、S38)、プログラ
ムに従って炊飯を継続する。
【0029】また、炊飯の残り時間を音声で知らせる場
合にも、加熱を停止する(S33)とともにファンモー
タ4の駆動を停止してから(S34)、「あと5分で炊
きあがります。」というような音声を発生するようにす
る(S35)。図7に示すように、例えば鍋底の温度を
検知する温度センサーが120℃を検知したときに、炊
飯が完了したと判断して15分の蒸らし工程に入るた
め、温度センサーが120℃を検知した時から所定時間
(例えば10分)経過後に炊飯の残り時間を知らせる音
声を出力するようにすればよい。
【0030】この実施の形態によれば、炊飯の状態に応
じて音声の出力が可能であり、しかも、音声出力時には
加熱とファンモータ4の駆動を停止するため、許容電流
の小さな制御電源を用いることができ、製品の小型化や
コストの低減、制御回路の構成部品の温度上昇の抑制が
可能となる。
【0031】なお、炊飯中にファンモータ4を停止する
とインバータ回路の冷却性能が低下するが、数秒程度の
短時間であれば問題ない。また、ファンモータ4の消費
する電流はIH駆動手段3の消費する電流に比べて大き
いため、ファンモータ4の駆動のみを停止し、加熱は継
続するようにしてもよい。また、この実施の形態におい
てはファンモータ4の駆動と加熱出力を制限する場合に
ついて説明したが、その他、消費電流の大きな回路構成
部品があれば、その部品への通電を制限することによ
り、同様の効果を得ることができる。
【0032】実施の形態5.図7に示すように、炊飯の
加熱制御は、強火工程以外は加熱コイルへの通電を通電
率で制御している。そこで、炊飯器において加熱コイル
のOFFのタイミングで音声を出力するようにしたの
が、この実施の形態5である。なお、炊飯器の基本的な
構成は図3に示すものと同様であるため、説明を省略す
る。
【0033】図8は、実施の形態5における炊飯器の動
作を示すフローチャートである。炊飯器の蓋に取り付け
られたフタ温度センサーが90℃を検知すると弱火工程
に入り(S41)、加熱コイルの通電ON時間を30
秒、通電OFF時間を30秒にセットし(S42)、タ
イマーをスタートさせ(S43)、加熱コイルをONす
る(S44)。タイマーのカウントが設定された通電O
N時間30秒に達したか否かを判断し(S46)、達し
ていれば加熱コイルをOFFし(S47)、タイマーを
リセットする(S48)。
【0034】また、加熱コイルがOFFであれば(S4
5)、タイマーのカウントが予め設定された通電OFF
時間30秒に達するまで5秒残っているか否かを判断す
る(S49)。この5秒は、音声出力に必要な時間とし
て予め設定された時間である。5秒以上の残り時間があ
れば、音声出力の要求があるか否かを判断し(S5
0)、音声出力の要求があれば音声を出力する(S5
1)。音声出力の要求は、炊飯状態を確認するためのス
イッチを設け、使用者が操作することにより「炊飯中で
す。」という音声を出力するようにしても良いし、上記
実施の形態4のように、混ぜご飯の具を入れるタイミン
グを知らせるようにしても良い。
【0035】音声出力の要求がなければ(S50)、そ
のままカウントを続け、タイマーのカウントが30秒に
達すると(S52)、加熱コイルをONし(S53)、
タイマーをリセットする(S54)。
【0036】また、蒸らし工程では、加熱コイルの通電
ON時間を2秒、通電OFF時間を14秒にセットし、
同様に加熱コイルがOFFのタイミングで、例えば「あ
と5分で炊きあがります。」という音声を出力する。炊
飯残り時間は、上記実施の形態4と同様に、鍋底温度セ
ンサーが120℃を検知してからの経過時間で判断す
る。
【0037】このように、加熱コイルへの通電を通電率
で制御する場合に通電のOFFのタイミングで音声を出
力するようにすれば、加熱制御に影響を与えることな
く、すなわち、ご飯の炊き上がりに影響を与えることな
く音声を出力することができ、しかも、許容電流の小さ
な制御電源を用いることができ、製品の小型化やコスト
の低減、制御回路の構成部品の温度上昇の抑制が可能と
なる。
【0038】実施の形態6.実施の形態5において、加
熱コイル2のOFFのタイミングでファンモータ4も停
止するようにすれば、制御電源の電流をより少なくする
ことができる。この場合の動作を図9に示す。ステップ
61(S61)からステップ68(S68)までは、図
8におけるステップ41(S41)からステップ48
(S48)までと同じ動作であるので、説明を省略す
る。
【0039】加熱コイルがOFFのとき(S65)、タ
イマーのカウントが予め設定された通電OFF時間30
秒に達するまで5秒残っているか否かを判断する(S6
9)。この5秒は、音声出力に必要な時間として予め設
定された時間である。5秒以上の残り時間があれば、音
声出力の要求があるか否かを判断し(S70)、音声出
力の要求があれば、ファンモータ4への通電を停止し
(S71)、音声を出力する(S72)。音声出力の要
求は、炊飯状態を確認するためのスイッチを設け、使用
者が操作することにより「炊飯中です。」という音声を
出力するようにしても良いし、上記実施の形態4のよう
に、混ぜご飯の具を入れるタイミングを知らせるように
しても良い。音声出力が終了したことを検知すると、制
御手段8により再びファンモータ4への通電を開始する
(S73)。
【0040】音声出力の要求がなければ(S70)、そ
のままカウントを続け、タイマーのカウントが30秒に
達すると(S74)、加熱コイルをONし(S75)、
タイマーをリセットする(S76)。
【0041】この実施の形態によれば、加熱制御に影響
を与えることなく、すなわち、ご飯の出来上がりに影響
を与えることなく音声を出力することができ、しかも、
許容電流の小さな制御電源を用いることができ、製品の
小型化やコストの低減、制御回路の構成部品の温度上昇
の抑制が可能となる。
【0042】なお、上記実施の形態4及び実施の形態5
においては炊飯器について説明したが、ホットプレート
等の誘導加熱調理器において加熱コイルへの通電を通電
率で制御する場合にも、加熱コイルのOFFのタイミン
グで音声を出力することにより、同様に、調理の出来上
がりに影響を与えることなく音声を出力することがで
き、しかも、許容電流の小さな制御電源を用いることが
でき、製品の小型化や部品の温度上昇の抑制が可能とな
るという効果を得ることができる。
【0043】実施の形態7.上記各実施の形態において
は、音声出力時にファンモータ4の駆動を停止するよう
にしたが、ファンモータ4の回転数を下げてファンモー
タ4の消費電流を低減することもできる。
【0044】図10はこの実施の形態における炊飯器の
回路図である。図において、9は制御電源手段、4はフ
ァンモータ、11はマイクロコンピュータで制御手段8
はこのマイクロコンピュータ11で実現されている。1
2は第1のトランジスタ、13は第2のトランジタでこ
れらのトランジスタのベース端子はそれぞれマイクロコ
ンピュータの出力端子P1、P2に、エミッタ端子は電
源のグランドに接続されている。
【0045】第1のトランジスタ12のコレクタ端子は
直接ファンモータ4の端子の一端に接続されており、第
1のトランジスタ12がONすると、電流はファンモータ
4から第1のトランスタ12に流れファンモータ4は駆
動される。
【0046】一方、第2のトランジスタ13のコレクタ
端子は抵抗14を介してファンモータ4の端子の一端に
接続されているので、第2のトランジスタ13がONする
と、電流はファンモータ4から抵抗14を介して第2の
トランジスタ13に流れる。
【0047】ここで、ファンモータ4の定格電圧を12
V、ファンモータ4の抵抗を80Ω、制御電源手段9の
電圧を12V、抵抗14の抵抗値を40Ωとすると、マ
イコン11の出力P1をONしたとき、第1のトランジ
スタ12がONし、ファンモータには12Vが印加さ
れ、モータに流れる電流は、 12(V)÷80(Ω)=150(mA) となる。一方、マイコン11の出力P2をONすると、
第2のトランジスタ13がONするが、ファンモータ5
に直列に抵抗14が挿入されているので、モータに流れ
る電流は、 12(V)÷(80+40)(Ω)=100(mA) となる。
【0048】このように、この実施の形態によれば、許
容電流の小さな制御電源を用いることができるととも
に、マイクロコンピュータ11の出力を切り替えること
によりファンモータ4に流れる電流を変化させることが
できるため、ファンモータを完全に停止する場合に比べ
インバータ回路の冷却効果を維持することができる。な
お、モータの回転数が低下するので風量が減少し冷却性
能が低下するが、数秒程度の短時間であれば問題ない。
【0049】実施の形態8.上記実施の形態5において
は、誘導加熱式の炊飯器において、加熱コイルへの通電
を通電率で制御する場合に、加熱コイルのOFFのタイ
ミングで音声を出力する例を説明したが、ヒータ加熱式
の炊飯器においても同様に音声の出力を制御することが
できる。
【0050】図11は、ヒータ加熱式の炊飯器の構成を
示すブロック図である。図において、1は被調理物を入
れる鍋、15は鍋1を加熱するヒータ、16はヒータ1
5への通電をリレーにより制御するヒータ駆動手段、6
は所定の音声データを出力する音声出力手段、7は音声
出力手段6からの信号により音声を出力するスピーカで
ある。17はヒータ駆動手段16及び音声出力手段6を
制御する制御手段、18はヒータ駆動手段16及び音声
出力手段6に電力を供給する制御電源手段である。な
お、炊飯の予熱工程、炊飯工程(強火工程、弱火工
程)、蒸らし工程、保温工程における鍋底と蓋の温度変
化、及びヒータへの通電状態は図7に示すものと同様で
ある。
【0051】図12は、この実施の形態8における炊飯
器の動作を示すフローチャートである。炊飯器の蓋に取
り付けられたフタ温度センサーが90℃を検知すると弱
火工程に入り(S81)、ヒータ15の通電ON時間を
30秒、通電OFF時間を30秒にセットし(S8
2)、タイマー10をスタートさせ(S83)、ヒータ
15をONする(S84)。タイマー10のカウントが
設定された通電ON時間30秒に達したか否かを判断し
(S86)、達していればヒータ15をOFFし(S8
7)、タイマー10をリセットする(S88)。
【0052】また、ヒータ15がOFFであれば(S8
5)、タイマー10のカウントが予め設定された通電O
FF時間30秒に達するまで5秒残っているか否かを判
断する(S89)。この5秒は、音声出力に必要な時間
として予め設定された時間である。5秒以上の残り時間
があれば、音声出力の要求があるか否かを判断し(S9
0)、音声出力の要求があれば音声を出力する(S9
1)。音声出力の要求は、炊飯状態を確認するためのス
イッチを設け、使用者が操作することにより「炊飯中で
す。」という音声を出力するようにしても良いし、上記
実施の形態4のように、混ぜご飯の具を入れるタイミン
グを知らせるようにしても良い。
【0053】音声出力の要求がなければそのままカウン
トを続け、タイマー10のカウントが30秒に達すると
(S92)、ヒータ15をONし(S93)、タイマー
10をリセットする(S94)。
【0054】蒸らし工程では、ヒータ15の通電ON時
間を2秒、通電OFF時間を14秒にセットし、同様に
ヒータ15がOFFのタイミングで、例えば「あと5分
で炊きあがります。」という音声を出力する。炊飯残り
時間は、上記実施の形態4と同様に、鍋底温度センサー
が120℃を検知してからの経過時間で判断する。
【0055】この実施の形態によれば、ヒータ駆動手段
16のリレーへの通電を音声の出力と同時に行わないよ
うに制御することにより、許容電流の小さな制御電源を
用いることができ、製品の小型化やコストの低減、制御
回路の構成部品の温度上昇の抑制が可能となる。
【0056】また、炊飯中に限らず、炊飯開始時あるい
は終了時において、上記実施の形態1ないし3と同様
に、音声出力中のヒータ15への通電を制限することに
より、同様の効果を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】第1、第2、第3、又は第4の発明によ
れば、許容電流の小さな制御電源を用いることができ、
製品の小型化やコストの低減が可能となる。
【0058】第5の発明によれば、調理状態に応じて音
声を出力することができるとともに、許容電流の小さな
制御電源を用いることができ、製品の小型化やコストの
低減が可能となる。
【0059】第6の発明によれば、調理の出来上がりに
影響を与えることなく音声を出力することができるとと
もに、許容電流の小さな制御電源を用いることができ、
製品の小型化やコストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における誘導加熱調理器の構成
を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1における誘導加熱調理器の動作
を示すフローチャートである。
【図3】 実施の形態2における誘導加熱調理器の構成
を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態2における誘導加熱調理器の動作
を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態3における炊飯器の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】 実施の形態4における炊飯器の動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】 炊飯中の温度変化及び加熱手段の通電状態を
示す図である。
【図8】 実施の形態5における加熱調理器の動作を示
すフローチャートである。
【図9】 実施の形態6における加熱調理器の動作を示
すフローチャートである。
【図10】 実施の形態7における加熱調理器の回路図
である。
【図11】 実施の形態8における加熱調理器の構成を
示すブロック図である。
【図12】 実施の形態8における加熱調理器の動作を
示すフローチャートである。
【図13】 従来の誘導加熱調理器の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 鍋、2 加熱コイル、3 IH駆動手段、4 ファ
ンモータ、5 ファンモータ駆動手段、6 音声出力手
段、7 スピーカ、8 制御手段、9制御電源手段、1
0 タイマー手段、15 加熱ヒータ、16 ヒータ駆
動手段、17制御手段、18 制御電源手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/12 317 H05B 6/12 317 335 335 (72)発明者 守岩 和秋 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AA01 AB08 AC33 AC35 AC43 AD14 AD16 AD17 AD22 AD23 AD32 AD39 BD09 BD10 BD11 CD17 3K058 AA61 AA95 AA96 BA06 CA16 CA22 CB02 CB15 CB18 CB27 3L086 AA01 CB01 CB05 CB20 CC11 CC15 CC16 DA19 DA27 3L087 AA04 BB01 BB05 BB20 BC10 BC14 DA18 DA27 4B055 AA03 BA27 BA28 BA75 GA04 GA11 GB08 GB50 GC22 GC40 GD02 GD03 GD05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を加熱する電熱ヒータと、この
    電熱ヒータへの通電を制御する加熱制御手段と、音声を
    出力する音声出力手段と、前記加熱制御手段及び前記音
    声出力手段に電力を供給する制御電源とを備え、前記音
    声出力手段により音声を出力している間は被加熱物の加
    熱を制限することを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 容器を誘導加熱する加熱コイルと、この
    加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路を有
    する誘導加熱駆動手段と、前記インバータ回路の部品を
    冷却するためのファンモータと、このファンモータを駆
    動するファンモータ駆動手段と、音声を出力する音声出
    力手段と、前記誘導加熱駆動手段、前記ファンモータ駆
    動手段、及び前記音声出力手段に電力を供給する制御電
    源とを備え、前記音声出力手段により音声を出力してい
    る間は加熱出力または/及びファンモータの駆動を制限
    することを特徴とする加熱調理器。
  3. 【請求項3】 加熱を開始するための加熱開始手段を設
    け、音声出力手段はこの加熱開始手段からの信号に基づ
    き音声を出力し、音声出力終了後に加熱出力または/及
    びファンモータの駆動を開始することを特徴とする請求
    項2記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 加熱終了のタイミングを検知する加熱終
    了検知手段を設け、この加熱終了検知手段が加熱終了を
    検知すると加熱出力または/及びファンモータの駆動を
    停止し、その後に音声出力手段により音声を出力するこ
    とを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 被加熱物の温度を検出する温度検出手段
    を設け、音声出力手段はこの温度検出手段の出力に基づ
    き音声を出力することを特徴とする請求項1または2記
    載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 被加熱物を加熱する加熱手段と、この加
    熱手段への通電率を変化させることにより加熱を制御す
    る加熱制御手段と、前記加熱手段の非通電時に音声を出
    力する音声出力手段と、前記加熱制御手段及び前記音声
    出力手段に電力を供給する制御電源とを備えた加熱調理
    器。
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