JPH0676946A - 集合形加熱装置 - Google Patents

集合形加熱装置

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JPH0676946A
JPH0676946A JP22698692A JP22698692A JPH0676946A JP H0676946 A JPH0676946 A JP H0676946A JP 22698692 A JP22698692 A JP 22698692A JP 22698692 A JP22698692 A JP 22698692A JP H0676946 A JPH0676946 A JP H0676946A
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
    • A47J31/52Alarm-clock-controlled mechanisms for coffee- or tea-making apparatus ; Timers for coffee- or tea-making apparatus; Electronic control devices for coffee- or tea-making apparatus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills
    • A47J37/08Bread-toasters

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の加熱機器を備えた集合形加熱装置にお
いて、住宅に設けられる通常の電源コンセントの定格電
流を越えるような加熱機器の使用を防ぐ。 【構成】 電源回路20の母線25に流れる電流を変流
器30により検出し、制御回路34がその検出電流と電
源回路20の最大許容電流との差から余裕電流を求め
る。そして、オーブントースタ2、オーブンレンジ3、
コーヒーメーカー4、炊飯器5の各定格電流と上記余裕
電流とを比較し、各機器に対応する発光ダイオード14
〜17のうち、定格電流が余裕電流以下の機器に対応す
る発光ダイオードを点灯させ、運転しても電源回路20
の最大許容電流を越えることのない機器を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の加熱機器を備え
た集合形加熱装置に係わり、特に運転される加熱機器の
合計電流が電源回路の最大許容電流を越えることのない
ようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、一つのキャビネットに炊飯器、ト
ースタ、レンジなどの複数の加熱機器を設けた集合形加
熱装置が考えられている。このものでは、キャビネット
から導出された電源コードのプラグを商用電源のコンセ
ントに差し込むことにより、装置が有する電源回路を介
して各加熱機器に電力を供給するように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記集合形加熱装置で
は、複数個の加熱機器をすべて同時に使用すると、通
常、住宅に備え付けられている電源コンセントの定格電
流(最大許容電流)を越えてしまう。このため、集合形
加熱装置を設置する場合には、住宅にそれ専用の電源設
備が必要となり、既存の住宅の場合には、専用の電源設
備を設けるための工事が必要となり、煩わしいものであ
った。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、住宅に設けられる通常の電源コンセン
トの定格電流を越えるような複数の加熱機器の使用を防
止できる集合形加熱装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の加熱機
器を備え、電源回路から各加熱機器への電力供給を制御
手段により制御するものにおいて、前記電源回路に流れ
る電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段の
検出電流と前記電源回路の最大許容電流との差を余裕電
流として求める演算手段と、前記複数の加熱機器のうち
定格電流が前記演算手段により求められた余裕電流以下
の加熱機器を報知する報知手段とを具備したことを特徴
とするものである。
【0006】この場合、制御手段は、複数の加熱機器の
うち、定格電流が演算手段により求められた余裕電流よ
りも大なる加熱機器の運転を禁止するように構成するこ
とが好ましい。
【0007】
【作用】或る加熱機器が運転されると、電源回路に電流
が流れる。この電流は電流検出手段により検出され、演
算手段により電源回路の最大許容電流(住宅に設備され
る通常の電源コンセントの定格電流)と電流検出手段の
検出電流との差が余裕電流として演算される。そして、
複数の加熱機器のうち、定格電流がその余裕電流以下の
加熱機器を報知手段により報知する。従って、使用者
は、報知手段により報知された加熱機器を運転する限
り、電源回路の最大許容電流を越えないことを知る。
【0008】定格電流が余裕電流よりも大なる加熱機器
の運転を制御手段により禁止する構成とすれば、使用者
がその加熱機器の運転を開始する操作を行ったとして
も、その加熱機器の運転は実行されないので、制御回路
に流れる電流が最大許容電流を越えることを確実に防止
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。この実施例の集合形加熱装置は、図2に示すよ
うに、キャビネット1内に、加熱機器として、オーブン
トースタ2、オーブンレンジ3、コーヒーメーカー4お
よび炊飯器5が配設されている。なお、コーヒーメーカ
ー4と炊飯器5は引出し1a,1bに設けられている。
また、キャビネット1の前面部には、パネル6が設けら
れており、このパネル6には、図3に示すように、時刻
表示のための表示器7、主スイッチ8、上記各加熱機器
の運転開始のためのスタートスイッチ9〜12が設けら
れている。
【0010】上記主スイッチ8および各スタートスイッ
チ9〜12は押釦式のものとして構成されている。その
うち、主スイッチ8は、図1に示すように2個のスイッ
チ要素8a,8bを備え、そのスイッチ要素8a,8b
は押釦8cが押圧されるとオンして再び押釦8cが押圧
されるまでそのオン状態を維持するように構成されてい
る。また、各スタートスイッチ9〜12は、図4にも示
すように、1個のスイッチ要素9a〜12aを備え、そ
のスイッチ要素9b〜12bは、パネル6に回動可能に
支持された押釦9b〜12bが押圧されると該押釦9b
〜12bが押圧されている間だけオンするように構成さ
れている。
【0011】上記各スタートスイッチ9〜12の押釦9
b〜12bは、半透明のプラスチックにより形成されて
いる。この押釦9b〜12bに対し、スイッチ要素9b
〜12bが取り付けられた基板13には、各押釦9b〜
12bの裏側に対向位置するようにして発光ダイオード
14〜17が取り付けられており、発光ダイオード14
〜17の点灯により、押釦9b〜12bが照明された状
態になる。この発光ダイオード14〜17は、後述の説
明から明らかとなるが、前記加熱機器のうち、使用して
も住宅に設備される通常の電源コンセントの定格電流を
越えないような加熱機器を報知する報知手段として機能
する。
【0012】さて、キャビネット1の後側からは、住宅
の電源コンセントに接続されるプラグ18を備えた電源
コード19が導出されており、この電源コード19は、
図1に示すように、集合形加熱装置における電源回路2
0の一対の端子21,22に接続されている。この電源
回路20において、一方の端子21は、主スイッチ8の
一方のスイッチ要素8aを介して母線23に接続され、
他方の端子22はヒューズ24を介して母線25に接続
されている。
【0013】そして、両母線23および25間に、オー
ブントースタ2と第1のリレースイッチ26の直列回
路、オーブンレンジ3と第2のリレースイッチ27の直
列回路、コーヒーメーカー4と第3のリレースイッチ2
8の直列回路、炊飯器5と第4のリレースイッチ29の
直列回路が並列に接続されている。なお、ヒューズ24
は、住宅に設備される通常の電源コンセントの定格電
流、例えば20Aを越える電流が流れると溶断するよう
な電流値のものが使用されており、そのヒューズ24の
溶断電流が電源回路20の最大許容電流となっている。
【0014】一方、電源回路20の母線25には、該母
線25に流れる電流を検出するための電流検出手段とし
ての変流器30が設けられている。この変流器30に
は、母線25の電流に応じた交流電流が流れるが、その
交流電流はダイオードブリッジ回路31、抵抗32およ
び平滑回路33によって直流の電圧信号に変換されて制
御手段としての制御回路34に入力される。この制御回
路34はマイクロコンピュータを含んで構成され、当該
制御回路34には、変流器30からの検出信号の他、前
記主スイッチ8の他方のスイッチ要素8b、各スタート
スイッチ9〜12のスイッチ要素9a〜12aからのオ
ン信号が入力されるようになっている。そして、制御回
路34は、それらの入力信号および制御プログラムに基
づいて、表示器7、発光ダイオード14〜17、第1な
いし第4のリレースイッチ26〜29のコイル26a〜
29aを制御する。なお、図1において、35は第1な
いし第4のリレースイッチ26〜29のコイル26a〜
29a、制御回路34等の電源を得るための直流電源回
路である。
【0015】次に、制御回路34の制御内容を図5およ
び図6のフローチャートをも参照しながら説明する。な
お、ここでは、オーブントースタ2の定格電流は6A、
オーブンレンジ3は12A、コーヒーメーカー4は7
A、炊飯器5は8Aであるとする。
【0016】図1において、電源コード19のプラグ1
8が電源コンセントに接続されると、ステップS1で所
定の初期化を行い、ステップS2で表示器7に現在時刻
を表示した後、主スイッチ8がオンされているか否かを
判断するステップS3に移行する。ここでは、プラグ1
8を電源コンセントに接続した直後であるから、主スイ
ッチ8はオフ状態にあるとすると、ステップS3で「N
O」となってステップS4に移行し、ここで電源回路2
0の電流Iを記憶するためのメモリをクリアした後、ス
テップS3に戻る動作を繰り返す。
【0017】さて、主スイッチ8がオンされると(ステ
ップS3で「YES」)、ステップS4〜ステップS1
0を順に実行してステップS3に戻り、再びステップS
4〜ステップS10を実行してステップS3に戻る、と
いう動作を繰り返す。そして、ステップS4では、変流
器30によって検出された電源回路20の電流Iを読み
込んでメモリに記憶する。従って、ステップS4は或る
時間間隔をもって繰り返し実行され、その実行の度に、
読み込んだ電流Iをメモリに記憶するが、その記憶範囲
は例えば過去1分間のもので、最新の電流が読み込まれ
ると、1分間前の検出電流Iはメモリから消去されて最
新の検出電流と置換されるようになっている。
【0018】ステップS5では、メモリに記憶された電
流Iのうち、最大の電流IMAX が読み出され、次のステ
ップS6で電源回路20の最大許容電流Io (ここでは
20A)と上記最大電流IMAX との差を余裕電流Ia と
して求める演算が行われる。そして、その後、ステップ
S7の炊飯器制御ルーチン、ステップS8のコーヒーメ
ーカー制御ルーチン、ステップS9のオーブントースタ
制御ルーチン、ステップS10のオーブンレンジ制御ル
ーチンが順に実行される。
【0019】上記炊飯器制御、コーヒーメーカー制御、
オーブントースタ制御、オーブンレンジ制御の各ルーチ
ンは、いずれも同様であるので、ここでは炊飯器制御ル
ーチンを例にして図6を参照しながらその内容説明す
る。
【0020】炊飯器制御ルーチンに移行すると、まず炊
飯器5と直列に接続された第4のリレースイッチ29が
オン状態にあるか否かを判断するステップST1を実行
する。なお、この判断は例えばフラグが「1」であるか
否かによって行われる。炊飯器5が運転されていないと
すると、ステップST1では「NO」となって、メモリ
に記憶されている炊飯器5の定格電流Isを読み出すス
テップST2に移行する。
【0021】次いで、炊飯器5の定格電流Isが前記余
裕電流Ia以下であるか否かを判断するステップST3
に移行する。今、オーブントースタ2、オーブンレンジ
3、コーヒーメーカー4のいずれもが運転されていない
とすると、Is≦Iaであるから、ステップST3で
「YES」となってステップST4に移行し、ここで炊
飯器5のスタートスイッチ12の押釦12bを照明する
発光ダイオード17をオンする。
【0022】この後、炊飯器5のスタートスイッチ12
がオンされたか否かを判断するステップST5に移行
し、該スタートスイッチ12がオンされなかった場合に
は、ステップST5で「NO」となってリターンとな
り、図5のステップS8であるコーヒーメーカー制御ル
ーチンに移行し、以下、オーブントースタ制御ルーチ
ン、オーブンレンジ制御ルーチンを順に実行する。
【0023】そして、オーブントースタ2、オーブンレ
ンジ3、コーヒーメーカー4のいずれもが運転されてい
ないとすると、各ルーチンにおいて、炊飯器制御ルーチ
ンのステップST4に相当するステップでそれぞれのス
タートスイッチ9〜11の押釦9b〜12bを照明する
発光ダイオード14〜16をオンする。従って、オーブ
ントースタ2、オーブンレンジ3、コーヒーメーカー
4、炊飯器5のいずれも運転されていない場合、すべて
の発光ダイオード14〜17が点灯し、図7(a)に示
すように、各スタートスイッチ9〜12の押釦9b〜1
2bは照明された状態となる。なお、図7においては、
絵表示が付されている押釦が照明されて押釦である。
【0024】さて、炊飯器5で御飯を炊くべく、そのス
タートスイッチ12の押釦12bを押圧操作すると、ス
イッチ要素12aがオンし、そのオン信号が制御回路3
4に入力される。すると、図6のステップST5で「Y
ES」となってステップST6に移行し、ここで第4の
リレースイッチ29のコイル29aに通電(第4のリレ
ースイッチ29オン)して炊飯器5の運転を開始し、次
いで炊飯器5の発光ダイオード17をオフするステップ
ST7を実行した後、リターンとなる。このステップS
T7での発光ダイオード17のオフにより図7(b)に
示すように炊飯器5のスタートスイッチ12の押釦12
cは照明されなくなる。
【0025】そして、再び炊飯器制御ルーチンの実行に
移ると、ステップST1で「YES」となり、次に第4
のリレースイッチ29のオン継続時間Tをカウントし
(ステップST8)、そのオン継続時間Tが設定時間T
0 未満であるか否かを判断するステップST9に移行す
る。そして、オン継続時間Tが設定時間T0 未満の場合
には、ステップST9で「YES」と判断してリターン
となり、設定時間T0 になるとステップST9で「N
O」となり、次のステップST10に移行して第4のリ
レースイッチ29をオフして炊飯運転を終了し、リター
ンとなる。
【0026】しかして、炊飯器5が運転されると、変流
器30は電源回路20に流れる電流として8A(炊飯器
5の定格電流)を検出するため、制御回路34は図5の
ステップS6において、余裕電流Iaを12Aと演算す
る。この場合には、オーブントースタ2、オーブンレン
ジ3およびコーヒーメーカー4の各定格電流はそれぞれ
6A、12A、7Aであるから、ステップS8〜10の
コーヒーメーカー制御、オーブントースタ制御、オーブ
ンレンジ制御の各ルーチンにおいて、炊飯器制御ルーチ
ンのステップS3に相当するステップで「YES」とな
って各発光ダイオード14〜16をオン状態のまま維持
する。このため、図7(b)に示すように、スタートス
イッチ9〜11の押釦9b〜11bは照明されたままと
なり、現状ではオーブントースタ2、オーブンレンジ3
およびコーヒーメーカー4のいずれもが使用可能である
ことを報知する。
【0027】この状態で、例えばコーヒーメーカー4を
運転すべく、そのスタートスイッチ11の押釦11bを
押圧操作すると、第3のリレースイッチ28がオンされ
てコーヒーメーカー4の運転が開始される(同時に押釦
11bの発光ダイオード16はオフされる)。すると、
電源回路20に流れる電流は炊飯器5が8A、コーヒー
メーカー4が7Aであるから合計13Aとなる。このた
め、図5のステップS6において余裕電流Iaは5Aと
演算される。すると、非運転状態にあるオーブントース
タ2の定格電流は6A、オーブンレンジ3は12Aであ
るため、オーブントースタ制御、オーブンレンジ制御の
各ルーチンにおいて、炊飯器制御ルーチンのステップS
3に相当するステップで「NO」となって各発光ダイオ
ード14および15をオフする。
【0028】従って、スタートスイッチ9〜11の押釦
9b〜11bは照明が消された状態となり、これにより
使用者は現状ではオーブントースタ2およびオーブンレ
ンジ3の双方とも使用できないことを知る。この状態
で、仮にオーブントースタ2、オーブンレンジ3のスタ
ートスイッチ9、10の押釦9b、10bを押圧操作し
たとしても、オーブントースタ制御ルーチン、オーブン
レンジ制御ルーチンにおいて、炊飯器制御ルーチンのス
テップST3に相当するステップで「NO」と判断され
てリターンとなるので、スタートスイッチが操作された
か否かを判断するステップST5に相当するステップに
は移行しないので、オーブントースタ2、オーブンレン
ジ3の運転は禁止された状態となり、その運転が開始さ
れることはない。
【0029】そして、炊飯器5の炊飯動作が終了し保温
動作に移ると、この保温動作中に該炊飯器5に流れる電
流は1Aであるので、電源回路20に流れる電流は8A
となり、余裕電流Iaは12Aとなる。すると、その余
裕電流はオーブントースタ2、オーブンレンジ3の定格
電流を越えることとなるので、発光ダイオード14、1
5が再びオンされる。このため、図7(d)に示すよう
にオーブントースタ2、オーブンレンジ3のスタートス
イッチ9、10の押釦9b、10bが照明され、オーブ
ントースタ2、オーブンレンジ3の双方共に使用可能で
あることを報知する。
【0030】しかして、すべての加熱機器の運転を終了
し、主スイッチ8をオフすると、図5のステップS3に
戻り、ここで「NO」となってステップS11でメモリ
に記憶されている電流Iをクリアした後、ステップS3
に戻る動作を繰り返すようになる。
【0031】このように本実施例によれば、電源回路2
0に流れている電流Iを検出し、その検出電流Iと電源
回路20の定格電流との差を余裕電流Iaとして求め、
定格電流がその余裕電流Ia以下の加熱機器に対応する
発光ダイオードを点灯させることにより、使用しても電
源回路20の最大許容電流以上とならないような加熱機
器を報知するようにしたので、電源回路20の最大許容
電流を越えるような複数の加熱機器の使用を回避するこ
とができ、電源コード19のプラグ18を住宅の通常の
電源コンセントに差し込んで使用しても支障なくなる。
【0032】しかも、使用すると電源回路20の定格電
流を越えてしまうような加熱機器の運転を開始すべく使
用者がそのスタートスイッチを操作しても、その加熱機
器の運転は禁止される。図6の例で説明すると、ステッ
プST3で炊飯器5の許容電流Isが余裕電流Iaを越
えると、同ステップST3で「NO」となってリターン
となるので、スタートスイッチ12がオンされたか否か
を判断し、オンされたならば第4のリレースイッチ29
をオンする動作は実行されないので、スタートスイッチ
12をオンしても炊飯器5の運転は行われない(禁
止)。このことは、他の加熱機器においても同様であ
り、従って電源回路20の許容最大電流を越えるような
複数の加熱機器の使用を確実に回避できる。
【0033】また、本実施例では、特に、電源回路20
に流れる電流を逐次検出して過去1分間の電流を記憶し
ておき、そして記憶された電流値の最大のものを、余裕
電流Iaを求めるための電源回路20の電流値としたの
で、次のような効果を得ることができる。
【0034】例えばオーブントースタ2、オーブンレン
ジ3、コーヒーメーカー4、炊飯器5では、そのヒータ
は、温度制御のために、設定温度に達するとオフされ、
設定温度以下になるとオンされるというように制御され
る。このため、図5のステップS4で検出した電源回路
20の電流そのものと電源回路20の最大許容電流との
差から余裕電流を求めるようにした場合、ヒータがオフ
しているときには余裕電流が大きくなり、そのときに発
光ダイオードにより照明されている加熱機器のスタート
スイッチを操作すると、ヒータがオン状態になったとき
には、電源回路20に流れる電流がその定格電流を越え
てしまうという不具合を生ずる。しかしながら、本実施
例では、過去1分間に検出した電流のうち、最大の電流
と電源回路20の最大許容電流とから余裕電流を求める
ようにしたので、そのような不具合は生ぜず、電源回路
20の最大許容電流を越えてしまうような複数の加熱機
器の使用を確実に防止できるものである。
【0035】なお、加熱機器としては、上記実施例に示
した機器に限られるものではないことはもちろんであ
り、また加熱機器としては調理機器に限らず、それ以外
の例えば食器乾燥器等であっても良い。その他、本発明
は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施でき
るものである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような優れた効果を得ることができる。請求項1記載
の集合形加熱装置では、電源回路に流れる電流を検出
し、その検出電流と電源回路の最大許容電流との差から
余裕電流を求め、複数の加熱機器のうち、定格電流が余
裕電流以下の加熱機器を報知手段により報知する構成と
したことにより、電源回路に流れる電流がその最大許容
電流を越えるような複数の加熱機器の使用を回避するこ
とができ、その結果、住宅に設備される通常の電源コン
セントをそのまま使用できる。
【0037】請求項2記載の集合形加熱装置では、定格
電流が余裕電流よりも大きな加熱機器の運転を禁止する
ように構成したことにより、その加熱機器の運転開始操
作を行ってしまったとしても、実際にその加熱機器が運
転されることはなく、電源回路に流れる電流がその最大
許容電流を越えるような複数の加熱機器の使用を一層確
実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路構成図
【図2】集合形加熱装置の斜視図
【図3】パネルの正面図
【図4】スタートスイッチ部分の縦断側面図
【図5】制御内容を示すフローチャートその1
【図6】制御内容を示すフローチャートその2
【図7】報知形態の複数例を示すパネルの正面図
【符号の説明】
1はキャビネット、2はオーブントースタ、3はオーブ
ンレンジ、4はコーヒーメーカー、5は炊飯器、8は主
スイッチ、9〜12はスタートスイッチ、9a〜12a
は押釦、14〜17は発光ダイオード(報知手段)、2
0は電源回路、26〜29は第1〜第4のリレースイッ
チ、30は変流器(電流検出手段)、34は制御回路
(制御手段)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加熱機器を備え、電源回路から各
    加熱機器への電力供給を制御手段により制御するものに
    おいて、前記電源回路に流れる電流を検出する電流検出
    手段と、この電流検出手段の検出電流と前記電源回路の
    最大許容電流との差を余裕電流として求める演算手段
    と、前記複数の加熱機器のうち定格電流が前記演算手段
    により求められた余裕電流以下の加熱機器を報知する報
    知手段とを具備したことを特徴とする集合形加熱装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、複数の加熱機器のうち、定
    格電流が演算手段により求められた余裕電流よりも大な
    る加熱機器の運転を禁止するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の集合形加熱装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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