JP2000101176A - Qスイッチ型レーザ装置 - Google Patents

Qスイッチ型レーザ装置

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JP2000101176A JP10284781A JP28478198A JP2000101176A JP 2000101176 A JP2000101176 A JP 2000101176A JP 10284781 A JP10284781 A JP 10284781A JP 28478198 A JP28478198 A JP 28478198A JP 2000101176 A JP2000101176 A JP 2000101176A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】レーザ発振器における励起エネルギー蓄積量に
応じて最適なQスイッチング変調制御を行うスイッチ型
レーザ装置を提供する。 【解決手段】蓄積時間計時部46は、Qスイッチ制御部
からの基準パルスCPと、シーケンス制御部42からの
高周波発振制御信号ecとを計時タイミング信号として
入力し、各基準パルスに対応する蓄積時間を計時する。
変調度制御部50は、各基準パルスCP(i) について蓄
積時間計時部46およびパルス順位計数部48よりそれ
ぞれ与えられる蓄積時間計時データTG(i)および順位値
計数データ<i>を受け取り、それらの計測データTG
(i)、<i>および設定部44からの所要の設定値(一
定値)に基づいてその基準パルスCP(i) に対応する変
調度[MD]を演算する。そして、求めた変調度[M
D]に応じた変調度制御信号mcをQスイッチ制御部に
与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【発明の属する技術分野】本発明は、Qスイッチパルス
レーザ光を発振出力するQスイッチ型のレーザ装置に関
する。
【0020】
【従来の技術】YAGレーザ装置等の固体レーザ装置
は、Qスイッチを用いることで、連続発振をピークパワ
ー(尖頭出力)の高い高速繰返しパルス発振に変えるこ
とが可能である。YAGレーザ装置には、一般に、超音
波によるブラッグ回折を利用する音響光学Qスイッチが
使われている。
【0030】図10に示すように、音響光学Qスイッチ
100は、入射面および出射面に反射防止膜102を施
された偏光媒体である合成石英ガラス104と、この石
英ガラス104の一面(底面)に接着層106を介して
結合された超音波発生用の圧電体108と、高周波整合
回路110とから構成される。
【0040】Qスイッチ・ドライバ112よりたとえば
24MHz、50Wの高周波電気信号ESが整合回路1
10を介して圧電体108に与えられると、ピエゾ効果
によって高周波電気信号ESが超音波ASに変換され、
その超音波ASが石英ガラス104内を伝播する。そう
すると、光弾性効果により石英ガラス104内に周期的
な屈折率分布が生じ、ここに適当な角度で光LBi を入
射させると、入射した光LBi がLBR のように回折さ
れる(音響光学効果)。
【0050】図11にQスイッチ型YAGレーザ発振器
の構成を示す。楕円反射鏡筒114内の一対の楕円焦点
位置にYAGロッド116および励起ランプ118が平
行に配置される。YAGロッド116の両端面と対向し
て出力ミラー120および全反射ミラー122が配置さ
れ、YAGロッド116の一端面と出力ミラー120と
の間にQスイッチ100が配置される。
【0060】上記のように高周波電気信号ESがQスイ
ッチ100に入力されて石英ガラス104内を超音波A
Sが伝播すると、YAGロッド116からのレーザ光L
Biの一部がQスイッチ100で回折され、レーザ共振
器の損失が増加してQ値が下がり、レーザ発振が停止す
る。
【0070】しかし、レーザ発振が止まっても、励起ラ
ンプ118によるYAGロッド116の励起は継続され
ているため、レーザ発振器内の励起エネルギーは増大
し、かつ蓄積される。そして、この蓄積された励起エネ
ルギーが十分に大きくなった時に高周波電気信号ESを
遮断して急激にQ値を戻すと、レーザ発振器でパルス発
振が起こり、きわめてピークパワー(尖頭出力)の高い
Qスイッチパルスレーザ光LBQ が得られる。
【0080】実際の応用では、任意の繰り返し周波数を
有する変調用のパルスで変調された高周波電気信号ES
がQスイッチ100に供給され、各変調パルスによって
そのパルス期間中は高周波電気信号ESの供給が一時的
に断たれることで、変調パルスに同期したQスイッチパ
ルスレーザ光LBQ が得られる。
【0090】図12に示すように、Qスイッチパルス発
振が行われる直前にレーザ発振器内に蓄積されている励
起エネルギーは、変調パルスのパルス間隔または周期T
Q に比例し、パルス周期TQ が長くなるほど増大する
が、飽和基準時間Ts (たとえば500μs)以上では
一定の値EM で飽和する。
【0100】したがって、Qスイッチパルスレーザ光L
BQ のピークパワーは、図13の(A)に示すようにパ
ルス周期TQ がTs 以上のときは最大または飽和レベル
PMとなり、図13の(B)に示すようにパルス周期TQ
がTs よりも短いときは最大レベルPM に対してTQ
とTs との比率(TQ /Ts )に応じた分の大きさとな
る。
【0110】
【発明が解決しようとする課題】実際の応用では、上記
のようなQスイッチ型のレーザ発振器を基準時間Ts よ
りも短い周期TQ でQスイッチ動作させることがよくあ
る。
【0120】その場合、図14に示すように、電源投入
直後またはQスイッチング再開直後の最初のQスイッチ
パルスレーザ光いわゆるファーストパルスLBQ(1)のピ
ークパワーが他(後続)のQスイッチパルスレーザ光L
BQ(2),LBQ(3),…のピークパワーよりも異常に高く
なるという問題がある。
【0130】これは、定常時ではレーザ発振器内の励起
エネルギー蓄積量が飽和値EM に達する前に(飽和基準
時間Ts 以下の周期で)Qスイッチングが行われるのに
対して、電源投入直後またはレーザ発振出力再開直後の
ファーストパルスでは励起エネルギー蓄積量が飽和値レ
ベルEM になっている状態の下でQスイッチングが行わ
れるためである。
【0140】精密なレーザ加工では、そのようなファー
ストパルスLBQ(1)の突出したピークパワーは加工品質
上の障害となる。
【0150】たとえば、レーザマーキング加工におい
て、図15に示すように、マーキング加工点がある線
(ストローク)JA から次の線(ストローク)JB へジ
ャンプする場合、JA の終点jA(N)とJB の始点jB(1)
との間でQスイッチングの時間間隔Tk が大きく開く。
【0160】この場合、両ストロークJA ,JB 描画中
のパルス周期TQ がそれぞれTs よりも短いときは、図
15に示すように、始点jB(1)に対応するQスイッチパ
ルスレーザ光つまりファーストパルスLBQB(1) のピー
クパワーが他のQスイッチパルスレーザ光…,LBQA(N
-1) ,LBQA(N) ,LBQB(2) ,LBQB(3),…のピーク
パワーよりも異常に高く、結果として始点jB(1)のドッ
トが他の描画点…,jA(N-1), jA(N),jB(2), jB
(3), …のドットよりも異常に大きくなり、マーキング
品質が下がるという不具合がある。
【0170】かかる不具合に対処するため、ファースト
パルスに対しては変調度(振幅低減度または減衰度)を
適度に低減することによって、そのピークパワーを抑制
し、定常時のピークパワーに揃える方法が考えられてい
る。
【0180】しかしながら、概して、ファーストパルス
LBQ(1)1発だけでは蓄積励起エネルギーの全部が出尽
くすことはなく、余った励起エネルギーが後続のQスイ
ッチパルスレーザ光LBQ(2),LBQ(3)…に乗り移っ
て、図14に点線で示すようにそれらのピークパワーが
突出してしまうという現象が生じやすい。
【0190】しかも、この現象は、ファーストパルスL
BQ(1)が発振出力されるまでの蓄積時間やパルス周期
(Qスイッチング周期)TQ に応じて変化する。つま
り、蓄積時間が飽和基準時間Ts を越えたばかりのとき
よりもその時間Ts を越えてしばらく経っているときの
ほうが、またパルス周期TQ が短いほど、ファーストパ
ルスLBQ(1)から後続パルスLBQ(2),LBQ(3)…へ励
起エネルギーの乗り移る度合いまたは範囲が大きい。
【0200】従来は、試行錯誤的な設定で各Qスイッチ
パルスレーザ光に対する変調度に適宜の変化をもたせて
いた。しかし、この方式では、実際のアプリケーション
に有効に対応することはできない。たとえば、上記のよ
うなレーザマーキング加工では、異なるストローク間の
Qスイッチング中断時間TK は常に一定というわけでは
なく、むしろ描画パターンにしたがって大きくばらつく
のであり、試行錯誤的な変調設定や固定化された変調制
御では対応できない。このため、均一なピークパワーで
Qスイッチパルスレーザ光を発振出力し、均一なドット
で描画することが非常に困難となっている。
【0210】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、レーザ発振器における実際の励起エネルギー蓄
積量に応じて最適な変調制御を行うようにしたQスイッ
チ型レーザ装置を提供することを目的とする。
【0220】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1のQスイッチ型レーザ装置は、Qスイ
ッチを含むレーザ発振器と、前記レーザ発振器に連続発
振のための電力を供給する電源部と、一定周波数の高周
波電気信号を発生する高周波発振手段と、前記高周波電
気信号を変調するための所望の繰り返し周波数を有する
変調基準パルスを生成する基準パルス生成手段と、前記
基準パルス生成手段より生成された所定の変調基準パル
スについて、そのパルス期間が開始する時点まで前記高
周波電気信号が定常レベルの振幅を持続してきた時間を
前記レーザ発振器におけるQスイッチパルス発振のため
の励起エネルギーの蓄積時間として計時する蓄積時間計
時手段と、前記蓄積時間計時手段により計時された蓄積
時間に基づいて前記所定の変調基準パルスに対応する変
調度を割り出す変調度割出手段と、前記変調基準パルス
に基づき、かつ前記変調度割出手段で割り出された変調
度に応じて前記高周波電気信号を変調する変調手段と、
前記変調された高周波電気信号にしたがって前記Qスイ
ッチを駆動し、前記レーザ発振器より前記変調基準パル
スに同期し、かつ前記変調度に応じたピークパワーを有
するQスイッチパルスレーザ光を発振出力させるQスイ
ッチ駆動手段とを具備する。
【0230】また、本発明の第2のQスイッチ型レーザ
装置は、Qスイッチを含むレーザ発振器と、前記レーザ
発振器に連続発振のための電力を供給する電源部と、一
定周波数の高周波電気信号を発生する高周波発振手段
と、前記高周波電気信号を変調するための所望の繰り返
し周波数を有する変調基準パルスを生成する基準パルス
生成手段と、前記基準パルス生成手段より生成された所
定の変調基準パルスについて、そのパルス期間が開始す
る時点まで前記高周波電気信号が定常レベルの振幅を持
続してきた時間を前記レーザ発振器におけるQスイッチ
パルス発振のための励起エネルギーの蓄積時間として計
時する蓄積時間計時手段と、時間的に等間隔な一組のパ
ルス列における前記所定の変調基準パルスの順位を計数
するパルス順位識別手段と、前記蓄積時間計時手段によ
って計時された蓄積時間と前記パルス順位識別手段によ
り計数された順位とに基づいて前記所定の変調基準パル
スに対応する変調度を割り出す変調度割出手段と、前記
変調基準パルスに基づき、かつ前記変調度割出手段で割
り出された変調度に応じて前記高周波電気信号を変調す
る変調手段と、前記変調された高周波電気信号にしたが
って前記Qスイッチを駆動し、前記レーザ発振器より前
記変調基準パルスに同期し、かつ前記変調度に応じたピ
ークパワーを有するQスイッチパルスレーザ光を発振出
力させるQスイッチ駆動手段とを具備する。
【0240】また、本発明の第3のQスイッチ型レーザ
装置は、上記第1または第2のQスイッチ型レーザ装置
の構成において、前記蓄積時間計時手段が、前記高周波
電気信号の供給開始時点から最初に与えられる前記変調
基準パルスの始端時点までの経過時間を計時するための
第1のタイマ手段と、前記高周波電気信号の供給中に与
えられる連続する2つの前記変調基準パルスの間で先の
変調基準パルスの終端時点から後の変調基準パルスの始
端時点までの経過時間を計時するための第2のタイマ手
段とを含むことを特徴とする。
【0250】また、本発明の第4のQスイッチ型レーザ
装置は、上記第1または第2のQスイッチ型レーザ装置
の構成において、前記変調手段が、前記変調基準パルス
に同期し、かつパルス始端部に前記変調度に応じたアッ
プスロープ勾配を有する変調パルスを生成する変調パル
ス生成手段と、前記高周波電気信号を前記変調パルスで
振幅変調する振幅変調手段とを有することを特徴とす
る。
【0260】また、本発明の第5のQスイッチ型レーザ
装置は、上記第1または第2のQスイッチ型レーザ装置
の構成において、前記変調手段が、前記変調基準パルス
に同期し、かつ前記変調度に応じた振幅を有する変調パ
ルスを生成する変調パルス生成手段と、前記高周波電気
信号を前記変調パルスで振幅変調する振幅変調手段とを
有することを特徴とする。
【0270】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して本発
明の実施例を説明する。
【0280】図1に、本発明の一実施例によるスキャニ
ングマーキング用のQスイッチ型YAGレーザ加工装置
の要部の構成を示す。
【0290】このYAGレーザ加工装置において、YA
Gロッド10、励起ランプ12、出力ミラー14、全反
射ミラー16およびQスイッチ18は、図11に示した
ものと同様のYAGレーザ発振器19を構成する。
【0300】励起ランプ12は、電源回路20より連続
発振用の電力の供給を受けて連続発光する。YAGロッ
ド10は、励起ランプ12より照射されたほぼ一定の光
で励起され、その両端面より軸方向にほぼ一定の光を出
射する。
【0310】Qスイッチ18において高周波電気信号E
Sの印加が止められると、YAGロッド10の両端面よ
り出た光は、Qスイッチ18を通って出力ミラー14と
全反射ミラー16との間で反射を繰り返して共振増幅の
のちQスイッチパルスレーザ光LBQ として出力ミラー
14を軸方向に抜け出る。出力ミラー14より出射され
たQスイッチパルスレーザ光LBQ は、ミラーまたは光
ファイバ等の伝送光学系(図示せず)を通ってスキャニ
ングユニット22へ送られる。
【0320】スキャニングユニット22は、Qスイッチ
パルスレーザ光LBQ のビームスポットを被加工材W上
で所望の描画パターンでスキャニングするための光学ス
キャニング機構およびスキャング駆動回路等を内蔵して
いる。
【0330】Qスイッチ18は、図10に示したものと
同様の構成および機能を有する音響光学Qスイッチでよ
い。したがって、このQスイッチ18は、Qスイッチ制
御部24の制御の下でQスイッチ・ドライバ26より高
周波電気信号ESを供給されている間はYAGロッド1
0からの入射光LBi を音響光学効果により回折させて
(Q値を下げて)共振器内の励起エネルギー(反転分
布)を蓄積増大させておいて、高周波電気信号ESの供
給を断たれると入射光LBi を直進させて(Q値を戻し
て)蓄積していた励起エネルギーで一気にレーザ発振さ
せ、Qスイッチパルスレーザ光LBQ を生成せしめるよ
うに機能する。
【0340】主制御部28はマイクロコンピュータから
なり、内蔵のメモリに蓄積されている所要のプログラム
および入力部30より入力された各種設定値またはコマ
ンド等にしたがって、電源回路20、スキャニングユニ
ット22、Qスイッチ制御部24等の各部の動作を制御
する。
【0350】図2に、本実施例におけるQスイッチ制御
部24の回路構成を示す。このQスイッチ制御部24
は、パルス発生器32、パルス整形回路34、変調パル
ス生成回路36、高周波発振器38および変調回路40
を有している。
【0360】パルス発生器32は、たとえばV−F(電
圧−周波数)コンバータからなり、主制御部28よりQ
スイッチング制御信号qcおよび周波数制御電圧vsを
入力し、qcがアクティブ状態(たとえばHレベル)の
期間中に繰り返し周波数制御電圧vsの電圧レベルに比
例した繰り返し周波数でパルスSPを発生する。
【0370】図3に模式的に示すように、パルス発生器
32より発生されるパルスSPにおいては、そのパルス
幅Tspが繰り返し周波数に反比例して変化する。すなわ
ち、繰り返し周波数が低いほどパルス幅Tspが大きく、
繰り返し周波数が高くなるほどパルス幅Tspが小さくな
る。
【0380】パルス整形回路34はたとえばワンショッ
ト・マルチバイブレータからなり、パルス発生器32か
らのパルスSPを入力し、図3に示すようにパルスSP
の立ち上がりエッジに応動して一定のパルス幅TW およ
び一定の振幅を有するパルスCPを出力する。
【0390】本実施例では、パルス発生器32およびパ
ルス整形回路34が基準パルス生成手段を構成し、パル
ス整形回路34より出力される一定パルス幅のパルスC
Pが変調基準パルスとなる。
【0400】なお、図3では、本実施例における基準パ
ルス生成手段の機能を説明するうえでパルス発生器32
に対する繰り返し周波数制御電圧vsのレベルを時間的
に単調増加させているが、実際の応用ではQスイッチパ
ルスレーザ光LBQ の繰り返し周波数(Qスイッチ周波
数)の設定値に対応した一定電圧レベルに周波数制御電
圧vsを維持する。
【0410】変調パルス生成回路36は、パルス整形回
路34からのパルスCPを入力し、図3に模式的に示す
ようにパルスCPに同期し、かつ主制御部28からの変
調度制御信号mcに応じたアップスロープ勾配θを有す
る変調用のパルスMPを生成する。
【0420】変調回路40は、変調パルス生成回路36
からの変調パルスMPを入力するとともに、高周波発振
器38よりたとえば24MHz、50Wで連続的に出力
される高周波電気信号ES0 を搬送波として入力し、高
周波電気信号ES0 を変調パルスMPで振幅変調して、
Qスイッチング用の高周波電気信号ESを生成する。
【0430】本実施例では、変調パルス生成回路36お
よび変調回路40が変調手段を構成している。
【0440】なお、高周波発振器38は、主制御部28
からの高周波発振制御信号ecによって高周波電気信号
ES0 のオン/オフを制御され、たとえばecがアクテ
ィブ状態(Hレベル)になっている間だけ高周波電気信
号ES0 を出力するようになっている。
【0450】Qスイッチ・ドライバ26は、図10に示
すものと同様の構成および機能を有するパワーアンプ型
の駆動回路でよく、変調回路40からの高周波電気信号
ESを電力増幅し、増幅した高周波電気信号によってQ
スイッチ18を駆動する。
【0460】ここで、図4および図5につき本実施例に
おけるQスイッチング変調制御の前提となる基本変調制
御方式を説明する。
【0470】図4に示すように、所定レベル以上の電圧
を有する矩形波形の変調パルスMPを変調回路40に与
えると、変調パルスMPのLレベルに応じたオン期間と
変調パルスMPのHレベルに応じたオフ期間(完全遮断
期間)とを有する振幅一定の高周波電気信号ESが得ら
れる。この高周波電気信号ESでQスイッチ18を駆動
すると、オフ期間の開始時にレーザ発振器19でQスイ
ッチングのパルス発振が起こり、出力ミラー14よりQ
スイッチパルスレーザ光LBQ が出力される。
【0480】電源回路20より常時一定の連続発振用電
力がレーザ発振器19に供給されるとすると、各Qスイ
ッチパルスレーザ光LBQ(i)のピークパワーは各対応変
調パルスMP(i)に先立つ高周波電気信号ESのオン期
間、つまり直前の変調パルスMP(i-1) の終端から当該
変調パルスMP(i) の始端までの経過時間で規定される
励起エネルギー蓄積時間TG(i)に比例する。ただし、こ
の蓄積時間TG(i)が基準時間Ts 以上の長さになると、
ピークパワーは所定の飽和レベルに止まる。
【0490】このような所与のパルス間隔またはパルス
周期の下でQスイッチパルスレーザ光LBQ のピークパ
ワーを任意に可変制御するための方法が種々知られてい
る。その中の1つの方式は、図5に示すように、変調パ
ルスMPをLレベルからHレベルに瞬時に立ち上げるの
ではなく、適当な傾斜度または勾配θを有するアップス
ロープ波形(MP’)にして、高周波電気信号ESの振
幅を減衰(ES’)させながらオフにする方法である。
【0500】この方式によれば、高周波電気信号ESの
振幅が或るしきい値を割った時点でQスイッチングのパ
ルス発振(LBQ')が起こる。パルス信号(MP’)に
おける立ち上がり部のアップスロープの勾配θを小さく
するほど高周波電気信号(ES’)の振幅がしきい値を
割るまでの時間が長くなって(それだけQスイッチング
開始時の励起エネルギーの損失が大きくなって)、Qス
イッチパルスレーザ光(LBQ')のピークパワーが低く
なる。
【0510】本実施例では、後述するように、主制御部
28において、基準パルスCPを基に各変調パルスMP
(i)に先立つ蓄積時間TG が計時されるとともに、Qス
イッチング制御信号qcを基に時間的に等間隔な1組の
パルス列における各基準パルスCPの順位が計数され、
それらの蓄積時間および順位の計測値に応じた変調度
[MD]が求められる。そして、その変調度[MD]に
応じた変調度制御信号mcがQスイッチ制御部24の変
調パルス生成回路36に与えられ、変調パルス生成回路
36において変調度[MD]に応じたアップスロープ勾
配θを有する変調パルスMPが生成される。
【0520】図6に、本実施例のQスイッチング変調制
御に係わる主制御部28内の機能的構成を示す。
【0530】本実施例におけるQスイッチング変調制御
関連で、主制御部28は、シーケンス制御部42、設定
部44、蓄積時間計時部46、パルス順位計数部48お
よび変調度制御部50を有している。
【0540】設定部44は、入力部30より入力された
マーキング加工用の各種設定値のデータを保持する。シ
ーケンス制御部42は、設定部44より与えられるマー
キング描画データ、マーキング速度、Qスイッチ周波数
等の設定値にしたがい、Qスイッチ制御部24内のパル
ス発生器32に対してQスイッチング制御信号qcおよ
び繰り返し周波数制御電圧vsを供給し、高周波発振器
38に対して高周波発振制御信号ecを供給する。
【0550】通常、発振制御信号ecは、電源が投入さ
れている間はアクティブ(Hレベル)になり、高周波発
振器38に高周波電気信号ES0 を継続的に出力させ
る。
【0560】Qスイッチング制御信号qcは、通常は1
ストローク(線分)のマーキング期間毎にアクティブ
(Hレベル)になる。たとえば、図7に示すように、2
つの連続するストロークJA ,JB をマーキングする場
合、ストロークJA をマーキングしている期間中はqc
をHレベルに維持し基準パルス発生器32よりパルスS
Pを出力させ(つまりQスイッチングを行わせ)、スト
ロークJA のマーキングが終了するとqcをいったんL
レベルにしてパルスSPを中断させた状態(つまりQス
イッチングを止めた状態)でスキャニングユニット22
においてマーキング点を次のストロークJB の始端へジ
ャンプ移動させ、ストロークJB のマーキングが開始す
るとqcを再びHレベルにしてパルスSPを出力(つま
りQスイッチングを再開)させる。
【0570】周波数制御電圧vsは、Qスイッチ周波数
の設定値に対応した電圧レベルを有する。通常、1回の
マーキング加工においてQスイッチ周波数は一定値に選
ばれるため、周波数制御電圧vsの電圧レベルも設定レ
ベルに維持される。
【0580】蓄積時間計時部46は、Qスイッチ制御部
24のパルス整形回路34からの基準パルスCPと、シ
ーケンス制御部42からの発振制御信号ecとを計時タ
イミング信号として入力する。
【0590】基準パルスCPについては各パルス始端お
よび終端を検出し、連続する2つの基準パルスCP(i-
1) ,CP(i) の間で先のパルスCP(i-1) のパルス終
端から後のパルスCP(i) のパルス始端までの経過時間
TG(i)を後のパルスCP(i) に対応する蓄積時間として
計時する。
【0600】また、発振制御信号ecについてはそれが
アクティブになったタイミング(通常は電源投入直後ま
たはマーキング動作開始時)を検出し、その検出時点か
ら最初の基準パルスCP(1) のパルス始端までの経過時
間TG(1)をその先頭基準パルスCP(1) に対応する蓄積
時間として計時し、その計時データを逐次出力する。
【0610】パルス順位計数部48は、パルス成形回路
24からの基準パルスCPをカウント対象信号として入
力するとともに、シーケンス制御部42からのQスイッ
チング制御信号qcをカウント期間制御信号として入力
する。
【0620】1ストロークのマーキングを開始させる
時、Qスイッチング制御信号qcがLレベルからHレベ
ルに立ち上がり、これに応動してパルス順位計数部48
は基準パルスCPのカウントを開始する。以後、基準パ
ルスCPを入力する度毎に<1>,<2>,<3>,<
4>,…とカウント値または順位値<i>をインクリメ
ントし、その計数データを逐次出力する。そして、1ス
トロークのマーキングを終了させる時、Qスイッチング
制御信号qcがHレベルからLレベルに立ち上がり、こ
れに応動してパルス順位計数部48は1回のカウント動
作を終了する。なお、カウント開始時または終了時のい
ずれかでリセットを行う。
【0630】変調度制御部50は、各基準パルスCP
(i) について蓄積時間計時部46およびパルス順位計数
部48よりそれぞれ与えられる蓄積時間計時データTG
(i)および順位値計数データ<i>を受け取り、それら
の計測データTG(i)、<i>および設定部44からの所
要の設定値(一定値)に基づいてその基準パルスCP
(i)に対応する変調度[MD]を演算によって、あるい
はテーブル検索により割り出す。そして、割り出した変
調度[MD]に応じた変調度制御信号mcを変調パルス
生成回路36に与える。
【0640】変調パルス生成回路36では、パルス整形
回路34からの当該基準パルスCP(i) に同期し、かつ
変調度制御部50からの変調度制御信号mcに応じたア
ップスロープ勾配θを有する変調パルスMPを生成す
る。そして、変調回路40がその変調パルスMPで高周
波電気信号ES0 を振幅変調して、変調パルスMPのア
ップスロープ勾配θに応じた減衰率で減衰する高周波電
気信号ESを生成する。
【0650】上記したように、レーザ発振部におけるQ
スイッチング時の励起エネルギー蓄積量のばらつきに起
因して、電源投入直後またはQスイッチング再開直後の
最初のQスイッチパルスレーザ光いわゆるファーストパ
ルスLBQ(1)ないし2,3発目のQスイッチパルスレー
ザ光LBQ(2),LBQ(3)のピークパワーが定常時のピー
クパワーよりも異常に高く突出しやすい。レーザマーキ
ング加工では、それが各ストロークにおける始端部の異
常な濃さとなって現れる。
【0660】本実施例では、蓄積時間計時部46が、レ
ーザ発振器19において各Qスイッチングが開始するま
での励起エネルギーの蓄積時間TG を計時する。変調度
制御部50は、この蓄積時間TG の値をパラメータと
し、図12に示すような特性曲線を参照したうえで、所
定の演算を実行し、または所定のルックアップテーブル
を検索し、飽和基準時間TS を超えるようなファースト
パルスLBQ(1)に対してはそのピークパワーを抑制する
ような変調度を得ることができる。
【0670】また、蓄積時間TG が飽和基準時間TS を
超える場合でも、その超える分の時間の長さに応じて、
変調度を可変制御してもよい。たとえば、飽和基準時間
TSよりも所定時間ta ,tb (ただしta <tb )だ
け長い第2および第3比較基準時間Ta ,Tb を設定
し、TS <TG <Ta ,Ta <TG <Tb ,Tb
<TG の各場合で変調度を異なる値に選んでもよい。
【0680】これにより、ファーストパルスLBQ(1)の
ピークパワーを抑制するにしても、電源投入後やストロ
ーク間隔が大きく空いていて蓄積時間TG が相当長かっ
た場合(の場合)は変調度ないしアップスロープ勾配
θを最小制御値に選んで抑制度を最大に強め、ストロー
ク間隔が狭くて蓄積時間TG が基準時間TS を僅かに超
えたような場合(の場合)は変調度ないしアップスロ
ープ勾配θを最小制御値よりも大きな値に選んで抑制度
を弱めることができる。
【0690】さらに、本実施例では、パルス順位計数部
48が、時間的に等間隔な1組のパルス毎、つまりマー
キング加工では1ストローク毎に、各基準パルスCP
(1) ,CP(2) ,…の順位を計数する。変調度制御部5
0は、各順位の値<i>もパラメータに含めて、各パル
スに対する変調度を可変制御することができる。
【0700】たとえば、上記の場合は、ファーストパ
ルスLBQ(1)のピークパワーを定常時レベルまで強く抑
制すると、そこで放出し切れなかった励起エネルギーが
後続のセカンドパルスLBQ(2),サードパルスLBQ
(3),…に乗り移りやすい。そこで、セカンドパルスL
BQ(2)、サードパルスLBQ(3),…についても適当にア
ップスロープ勾配θを小さくして、それぞれのピークパ
ワーを抑制するような変調制御をかけてよい。
【0710】その際、セカンドパルスLBQ(2)、サード
パルスLBQ(3)、…についても蓄積時間計時部46より
得られる蓄積時間TG あるいは設定部44より与えられ
るQスイッチ周波数も考慮してよい。つまり、蓄積時間
TG が短いほど(Qスイッチ周波数が高いほど)、ファ
ーストパルスLBQ(1)から後続のパルスに励起エネルギ
ーの乗り移る度合いおよび範囲が大きい。
【0720】なお、蓄積時間計時部46より得られる蓄
積時間TG のほうが、設定部44より与えられるQスイ
ッチ周波数よりも実際の励起エネルギー蓄積状態を正確
に表すパラメータである。
【0730】そこで、蓄積時間計時部46からの蓄積時
間TG とパルス順位計数部48からのパルス順位<i>
とをパラメータとして所定の関数またはテーブルにした
がって各順位のQスイッチパルスレーザ光LBQ(1),L
BQ(2),LBQ(3),…に対する変調度を適切に可変制御
し、それぞれのピークパワーを定常時のピークパワーに
揃えることができる。
【0740】図8に、本実施例において図7に示すよう
に2つの連続するストロークJA ,JB をマーキングす
る場合の各部の波形の一例を示す。この例では、ストロ
ークJB においてファーストパルスLBQ(1)およびセカ
ンドパルスLBQ(2)だけにピークパワー抑制制御をかけ
ている。
【0750】すなわち、先頭の変調パルスMP(1) にお
いてアップスロープ勾配θを定常値(ほぼ90゜)より
も相当小さくして変調度を大きく緩め、ファーストパル
スLBQ(1)のピークパワーを強く抑制している。さら
に、2番目の変調パルスMP(2) についてはアップスロ
ープ勾配θを定常値よりも幾らか小さくするだけで変調
度を少し緩め、セカンドパルスLBQ(2)のピークパワー
を弱く抑制している。
【0760】3番目のパルス以降は、アップスロープ勾
配θを定常値(ほぼ90゜)に固定し、ピークパワーの
抑制を解除している。
【0770】図8に示すような各部の波形、特に変調パ
ルスMPおよび高周波電気信号ESの波形は、上記した
ような主制御部28内の蓄積時間計時部46、パルス順
位計数部48および変調度制御部50等により、各変調
パルスMP(i) に係る蓄積時間TG(i)やパルス順位<i
>に応じて制御されている。
【0780】このようにして、本実施例によれば、レー
ザマーキングにおいて、各Qスイッチパルスレーザ光L
BQ のピークパワーをほぼ均一に揃え、図7に示すよう
に各ストローク内のマーキングドットをほぼ均一の大き
さに形成し、マーキング品質を向上させることができ
る。
【0790】なお、上記のように各Qスイッチパルスレ
ーザ光LBQ のピークパワーを均一に揃えるための変調
制御は本実施例の固体レーザ装置の1つの態様または応
用にすぎない。本実施例のQスイッチング変調制御機能
によれば、各パルス毎に変調度を個別的に制御し、各Q
スイッチパルスレーザ光LBQ のピークパワーを個別的
または独立的に可変制御することも可能である。
【0800】また、上記した実施例では、Qスイッチパ
ルスレーザ光LBQ のピークパワーを可変制御するため
に、変調度に応じて変調パルスMPの立ち上がり部のア
ップスロープ勾配θを可変制御する方法(図5)を採用
している。このため、Qスイッチ制御部24において変
調パルス生成回路36は、パルス整形回路34からのパ
ルスCPに同期し、かつ主制御部28(変調度制御部5
0)からの変調度制御信号mcに応じたアップスロープ
勾配θを有する変調用のパルスMPを生成するように構
成されている。
【0810】しかし、他の基本的変調制御方法またはピ
ークパワー制御方法として、たとえば図9に示すよう
に、変調度に応じて変調パルスMPの振幅レベルAを可
変制御する方法を用いても、上記と同様の変調制御を実
現できる。その方法を採用した場合、Qスイッチ制御部
24において変調パルス生成回路36は、パルス整形回
路34からのパルスCPに同期し、かつ主制御部28
(変調度制御部50)からの変調度制御信号mcに応じ
た振幅レベルAを有する変調用のパルスMPを生成する
ように構成される。変調回路40等の他の回路は上記実
施例と同様の構成でよい。
【0820】図9において、変調パルスMPの振幅レベ
ルAが所定のしきい値AS よりも高いときは、変調回路
40における振幅変調により、オフ期間中の高周波電気
信号ESの振幅レベルは零になり、レーザ共振器19の
Q値は最大値に戻される。しかし、変調パルスMPの振
幅レベルAがしきい値AS よりも低いときは、その変調
パルスMPで振幅変調された高周波電気信号ESの振幅
レベルは零まで下がらず不完全なオフ状態となり、Q値
は中間値までしか戻らない。これにより、Qスイッチパ
ルス発振が弱まり、Qスイッチパルスレーザ光LBQ の
ピークパワーが抑制される。
【0830】上記した実施例において、主制御部28内
の蓄積時間計時部46およびパルス順位計数部48はパ
ルス整形回路34からの基準パルスCPをそれぞれ計時
タイミング信号およびカウント対象信号として入力した
が、同様のタイミングを有する他のパルスまたは信号を
入力してもよい。たとえば、パルス発生器32より出力
されるパルスSPをカウント対象信号としてパルス順位
計数部48に与えてもよい。
【0840】また、上記実施例におけるよりも変調制御
の精度は低下するが、パルス順位計数部48を省き、変
調度制御部50が蓄積時間計時部46からの蓄積時間T
G に基づいて変調度を演算することも可能である。
【0850】Qスイッチ制御部24および主制御部28
内の全体または各部の構成は種々変形可能である。レー
ザ発振器19の構成も種々変形可能である。たとえば、
励起ランプ12を半導体レーザに置き換えることができ
る。上記実施例のレーザマーキング用YAGレーザ加工
装置は一例であり、本発明は任意のQスイッチ型レーザ
装置に適用可能である。
【0860】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のQスイッ
チ型レーザ装置によれば、各Qスイッチング開始までの
励起エネルギー蓄積時間を計時し、その蓄積時間に基づ
いてQスイッチングの変調度を制御するようにしたの
で、レーザ発振器内の実際の励起エネルギー蓄積量に応
じて最適な変調制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスキャニングマーキン
グ用のQスイッチ型YAGレーザ加工装置の要部の構成
を示すブロック図である。
【図2】実施例におけるQスイッチ制御部の構成を示す
ブロック図である。
【図3】実施例のQスイッチ制御部におけるパルス発生
器、パルス整形回路および変調パルス生成回路の機能を
説明するための各部の信号の波形を示す波形図である。
【図4】実施例におけるQスイッチング変調制御の前提
となる基本変調制御方式を説明するための波形図であ
る。
【図5】実施例におけるQスイッチング変調制御の前提
となる基本変調制御方式を説明するための波形図であ
る。
【図6】実施例のQスイッチング変調制御に係わる主制
御部内の機能的構成を示すブロック図である。
【図7】実施例のレーザマーキングにおいて、2つの連
続するストロークの間の移行部分を示す図である。
【図8】実施例において図7のパターンに対応する各部
の波形を示す波形図である。
【図9】実施例における基本的Qスイッチング変調制御
方式の一変形例を示す波形図である。
【図10】音響光学Qスイッチの構成を示す図である。
【図11】Qスイッチ型YAGレーザ発振器の構成を示
す斜視図である。
【図12】Qスイッチ型レーザ装置におけるパルス周期
と励起エネルギー蓄積量との関係を示す図である。
【図13】Qスイッチ型レーザ装置におけるパルス周期
とQスイッチパルスレーザ光のピークパワーとの関係を
示す図である。
【図14】Qスイッチ型固体レーザにおいてファースト
パルスないしセカンドパルス等でピークパワーが異常に
突出する現象を示す図である。
【図15】図14の現象がレーザマーキング加工で不具
合になることを示す図である。
【符号の説明】
14 Qスイッチ 19 レーザ発振器 20 電源回路 24 Qスイッチ制御部 29 Qスイッチドライバ 30 入力部 32 パルス発生器 34 パルス整形回路34 36 変調パルス生成回路 38 高周波発振器 40 変調回路 42 シーケンス制御部 44 設定部 46 蓄積時間計時部 48 パルス順位計数部 50 変調度制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Qスイッチを含むレーザ発振器と、 前記レーザ発振器に連続発振のための電力を供給する電
    源部と、 一定周波数の高周波電気信号を発生する高周波発振手段
    と、 前記高周波電気信号を変調するための所望の繰り返し周
    波数を有する変調基準パルスを生成する基準パルス生成
    手段と、 前記基準パルス生成手段より生成された所定の変調基準
    パルスについて、そのパルス期間が開始する時点まで前
    記高周波電気信号が定常レベルの振幅を持続してきた時
    間を前記レーザ発振器におけるQスイッチパルス発振の
    ための励起エネルギーの蓄積時間として計時する蓄積時
    間計時手段と、 前記蓄積時間計時手段により計時された蓄積時間に基づ
    いて前記所定の変調基準パルスに対応する変調度を割り
    出す変調度割出手段と、 前記変調基準パルスに基づいて、かつ前記変調度割出手
    段で割り出された変調度に応じて前記高周波電気信号を
    変調する変調手段と、 前記変調された高周波電気信号にしたがって前記Qスイ
    ッチを駆動し、前記レーザ発振器より前記変調基準パル
    スに同期し、かつ前記変調度に応じたピークパワーを有
    するQスイッチパルスレーザ光を発振出力させるQスイ
    ッチ駆動手段とを具備するQスイッチ型レーザ装置。
  2. 【請求項2】 Qスイッチを含むレーザ発振器と、 前記レーザ発振器に連続発振のための電力を供給する電
    源部と、 一定周波数の高周波電気信号を発生する高周波発振手段
    と、 前記高周波電気信号を変調するための所望の繰り返し周
    波数を有する変調基準パルスを生成する基準パルス生成
    手段と、 前記基準パルス生成手段より生成された所定の変調基準
    パルスについて、そのパルス期間が開始する時点まで前
    記高周波電気信号が定常レベルの振幅を持続してきた時
    間を前記レーザ発振器におけるQスイッチパルス発振の
    ための励起エネルギーの蓄積時間として計時する蓄積時
    間計時手段と、 時間的に等間隔な一組のパルス列における前記所定の変
    調基準パルスの順位を計数するパルス順位計数手段と、 前記蓄積時間計時手段によって計時された蓄積時間と前
    記パルス順位計数手段により計数された順位とに基づい
    て前記所定の変調基準パルスに対応する変調度を割り出
    す変調度割出手段と、 前記変調基準パルスに基づいて、かつ前記変調度割出手
    段で割り出された変調度に応じて前記高周波電気信号を
    変調する変調手段と、 前記変調された高周波電気信号にしたがって前記Qスイ
    ッチを駆動し、前記レーザ発振器より前記変調基準パル
    スに同期し、かつ前記変調度に応じたピークパワーを有
    するQスイッチパルスレーザ光を発振出力させるQスイ
    ッチ駆動手段とを具備するQスイッチ型レーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記蓄積時間計時手段は、前記高周波電
    気信号の供給開始時点から最初に与えられる前記変調基
    準パルスの始端時点までの経過時間を計時するための第
    1のタイマ手段と、前記高周波電気信号の供給中に与え
    られる連続する2つの前記変調基準パルスの間で先の変
    調基準パルスの終端時点から後の変調基準パルスの始端
    時点までの経過時間を計時するための第2のタイマ手段
    とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のQ
    スイッチ型レーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記変調手段が、前記変調基準パルスに
    同期し、かつパルス始端部に前記変調度に応じたアップ
    スロープ勾配を有する変調パルスを生成する変調パルス
    生成手段と、前記高周波電気信号を前記変調パルスで振
    幅変調する振幅変調手段とを有することを特徴とする請
    求項1または2に記載のQスイッチ型レーザ装置。
  5. 【請求項5】 前記変調手段が、前記変調基準パルスに
    同期し、かつ前記変調度に応じた振幅を有する変調パル
    スを生成する変調パルス生成手段と、前記高周波電気信
    号を前記変調パルスで振幅変調する振幅変調手段とを有
    することを特徴とする請求項1または2に記載のQスイ
    ッチ型レーザ装置。
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