JP6998127B2 - 固体レーザ装置 - Google Patents
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- 共振器の共振光路上に配置された固体レーザ媒質を励起光源からの励起光により励起し、レーザ光を出射する固体レーザ装置であって、
前記共振器の前記共振光路上に配置され、音響光学効果を利用して前記共振器での光損失を変調する音響光学素子と、
前記音響光学素子により前記光損失が変調されることによって前記共振器から出力された前記レーザ光の強度を検出する強度検出部と、
前記音響光学素子による前記光損失の変調が開始された時点から前記レーザ光のパルスが立ち上がるまでの時間に対応する立上時間を検出する時間検出部と、
前記パルスの波形が目標波形となるように前記音響光学素子に前記光損失を変調させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記時間検出部により検出される前記立上時間が前記目標波形に応じた閾値以下となり、且つ、前記強度検出部により検出される前記レーザ光の検出強度が前記目標波形に応じた目標値に近づくように、前記励起光源に印加する駆動電流を制御する、固体レーザ装置。 - 前記制御部は、前記立上時間が前記閾値以下となるように前記駆動電流を変化させた後に、前記検出強度が前記目標値に近づくように前記駆動電流を変化させる、請求項1に記載の固体レーザ装置。
- 前記制御部は、前記立上時間が前記閾値よりも大きい場合、前記立上時間が前記閾値以下となるまで前記駆動電流を増加させる、請求項1又は2に記載の固体レーザ装置。
- 前記駆動電流と前記検出強度との関係において、前記検出強度が前記目標値となる前記駆動電流の値が複数存在する場合に、前記立上時間が前記閾値に等しいときの前記駆動電流の値が、前記複数の値のうちの二番目に大きい値以上、最大値以下となるように、前記閾値が設定されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の固体レーザ装置。
- 前記駆動電流が、前記検出強度が前記目標値となる前記複数の前記駆動電流の値のうちの前記最大値に等しいときの前記駆動電流に対する前記検出強度の傾きは、正となっており、
前記制御部は、前記立上時間が前記閾値以下である場合において、前記検出強度が前記目標値よりも大きいときには、前記駆動電流を所定値だけ減少させる一方、前記検出強度が前記目標値以下であるときには、前記駆動電流を所定値だけ増加させる、請求項4に記載の固体レーザ装置。 - 前記駆動電流と前記検出強度との関係において、前記検出強度が前記目標値となる前記駆動電流の値が1つ存在する場合に、前記立上時間が前記閾値に等しいときの前記駆動電流の値が、前記検出強度が前記目標値となる前記駆動電流の値以下となるように、前記閾値が設定されており、
前記制御部は、前記立上時間が前記閾値よりも大きい場合、前記目標波形に応じたジャンプ電流幅だけ前記駆動電流を増加させ、
前記ジャンプ電流幅は、前記検出強度が前記目標値となる前記駆動電流の値と、前記立上時間が前記閾値に等しいときの前記駆動電流の値との差分よりも大きい、請求項1又は2に記載の固体レーザ装置。 - 前記駆動電流と前記検出強度との関係において、前記検出強度が前記目標値となる前記駆動電流の値が複数存在する場合に、前記立上時間が前記閾値に等しいときの前記駆動電流の値が、前記複数の値のうちの最大値以下となるように、前記閾値が設定されており、
前記制御部は、前記立上時間が前記閾値よりも大きい場合、前記目標波形に応じたジャンプ電流幅だけ前記駆動電流を増加させ、
前記ジャンプ電流幅は、前記最大値と、前記立上時間が前記閾値に等しいときの前記駆動電流の値との差分よりも大きい、請求項1又は2に記載の固体レーザ装置。 - 前記駆動電流と前記検出強度及び前記立上時間のそれぞれとの関係において、前記立上時間が前記閾値以下となり、且つ、前記検出強度が前記目標波形に応じた設定値以下となる前記駆動電流の範囲内において、前記立上時間が最小となるときの前記駆動電流の値に対応する前記検出強度の値に、前記目標値が設定されており、
前記制御部は、前記立上時間が前記閾値以下であり、且つ、前記検出強度が前記設定値以下である場合において、前記駆動電流に対する前記立上時間の傾きが正であるときには、前記駆動電流を所定値だけ減少させる一方、前記駆動電流に対する前記立上時間の傾きが負であるときには、前記駆動電流を所定値だけ増加させる、請求項6又は7に記載の固体レーザ装置。 - 前記目標波形は、予め設定された複数種の目標波形の中から選択される、請求項1~8のいずれか一項に記載の固体レーザ装置。
- 前記目標波形は、所定の周期内において、前記音響光学素子による前記光損失をステップ状に減少させた後に増加させることによって前記共振器から出力される前記レーザ光の波形である、請求項1~9のいずれか一項に記載の固体レーザ装置。
- 共振器の共振光路上に配置された固体レーザ媒質を励起光源からの励起光により励起し、レーザ光を出射する固体レーザ装置であって、
前記共振器の前記共振光路上に配置され、音響光学効果を利用して前記共振器での光損失を変調する音響光学素子と、
前記音響光学素子により前記光損失が変調されることによって前記共振器から出力された前記レーザ光の強度を検出する強度検出部と、
前記音響光学素子による前記光損失の変調が開始された時点から前記レーザ光のパルスが立ち上がるまでの時間に対応する立上時間を検出する時間検出部と、
前記パルスの波形が目標波形となるように前記音響光学素子に前記光損失を変調させる制御部と、を備え、
前記励起光源に印加する駆動電流と、前記強度検出部により検出される前記レーザ光の検出強度との関係において、前記検出強度が、前記駆動電流の増加に応じて前記検出強度が単調に増加する単調増加領域と、前記単調増加領域に連なり、前記駆動電流の増加に応じて前記検出強度が減少した後に増加するディップ領域と、を含む場合、
前記制御部は、前記立上時間が前記目標波形に応じた閾値以下となり、且つ、前記検出強度が前記目標波形に応じた目標値に近づくように前記駆動電流を制御することにより、前記検出強度を前記ディップ領域における前記目標値に近づける、固体レーザ装置。
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