JP2000097123A - 圧電式燃料噴射弁及び燃料噴射装置 - Google Patents
圧電式燃料噴射弁及び燃料噴射装置Info
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Abstract
効果的に低減する。機関始動時における不用意な燃料噴
射を防止する。 【解決手段】 印加電圧により圧電式のアクチュエータ
14を収縮させると、アクチュエータ側ピストン16を
介して差圧室34内の圧力が変動し、この差圧室34と
燃圧室36との圧力差によりニードル弁側ピストン30
を介してニードル弁28が進退し、燃料噴射が行われ
る。差圧室34内に、少なくとも燃料より大きな体積弾
性率を有する作動流体を予め密封する。また、機関の始
動に先がけて、アクチュエータ14を徐々に伸長させ
て、差圧室34内の圧力を、少なくとも燃圧室36内の
燃圧よりも高い所定の初期設定圧まで上昇させる。
Description
機関に用いられる燃料噴射装置に関し、特に、圧電式ア
クチュエータの伸縮に応じて高圧燃料噴射を実現する圧
電式燃料噴射弁に関する。
6−280711号公報に記載されたものが公知であ
る。この燃料噴射弁は、印加電圧に応じて伸縮する圧電
式のアクチュエータと、このアクチュエータと一体に進
退するピストンと、このピストンの一端が臨んだ差圧室
と、燃料噴孔を開閉するニードル弁と、燃料通路を介し
て燃料が導入され、ニードル弁の開弁時に燃料噴孔と連
通する燃圧室と、を備え、上記差圧室と燃圧室との圧力
差によりニードル弁を進退させて燃料噴孔を開閉するよ
うに構成されている。
エータの駆動制御による高精度の噴射制御と、ニードル
弁の前後に作用する燃圧室及び差圧室の圧力を利用した
高い燃料噴射圧の確保とを両立できるため、高圧噴射が
要求される筒内直接噴射式の内燃機関に特に適してい
る。
うな圧電式燃料噴射弁は、燃圧室と差圧室とがオリフィ
スを介して互いに連通しており、差圧室内の作動流体が
燃料となるために、以下のような課題を有している。
ての燃料の体積弾性率は一般的な作動流体の中でも相対
的に小さいため、ニードル弁を高応答で開閉させるため
には、ニードル弁前後(差圧室)の圧力変動を大きくす
る必要があり、そのためには、アクチュエータの変位量
を大きくする必要がある。この結果、アクチュエータの
変位量が大きくなり、あるいはアクチュエータの駆動電
圧が高くなり、サイズ,コスト,消費電力等の点で課題
を残している。
に供給される燃料の圧力上昇に伴って、燃圧室内の圧力
が速やかに上昇する一方、オリフィスを介して燃圧室に
連通する差圧室内の圧力上昇は相対的に遅れる形とな
る。この結果、一時的に燃圧室内の圧力が差圧室に対し
て高くなって、ニードル弁が不用意に開弁して燃料が噴
射されてしまう虞があり、信頼性の点で課題を残してい
る。
噴射弁は、印加電圧により伸縮する圧電式のアクチュエ
ータと、このアクチュエータと一体に進退するアクチュ
エータ側ピストンと、このアクチュエータ側ピストンの
一端が臨んだ差圧室と、燃料噴孔を開閉するニードル弁
と、燃料通路を介して燃料が導入され、上記ニードル弁
の開弁時に燃料噴孔と連通する燃圧室と、上記差圧室と
燃圧室との圧力差に応じて上記ニードル弁と一体に進退
するニードル弁側ピストンと、を備えている。
させると、差圧室内の圧力が速やかに上昇し、差圧室と
燃圧室との圧力差に応じてニードル弁が開弁し、燃料が
噴射される。一方、アクチュエータを伸長させると、差
圧室内の圧力が速やかに下降し、差圧室と燃圧室との圧
力差に応じてニードル弁が閉弁し、燃料噴射が停止され
る。
題に鑑みてなされたもので、上記差圧室内に、少なくと
も燃料より大きな体積弾性率を有する作動流体を予め密
封したことを特徴としている。
作動流体が燃料の場合に比して、ニードル弁の高応答性
を維持するために必要十分な圧力差を維持しつつ、アク
チュエータの変位量又は駆動電圧を効果的に抑制するこ
とができる。
の発明は、上記アクチュエータ側ピストンと、このアク
チュエータ側ピストンが嵌合するシリンダとの間に、上
記差圧室をシールする第1のシール部材を設けるととも
に、上記ニードル弁側ピストンと、このピストンが嵌合
するシリンダとの間に、上記燃圧室と差圧室とを液密に
隔成する第2のシール部材を設けたことを特徴としてい
る。
鑑みてなされたもので、上記アクチュエータを伸縮させ
て上記差圧室内の圧力を制御する制御手段を備え、この
制御手段は、内燃機関の始動に先がけて、上記差圧室内
の圧力を、少なくとも燃圧室内の燃圧よりも高い所定の
初期設定圧まで速やかに上昇させることを特徴としてい
る。
内の圧力が燃圧室内の燃圧よりも高く維持されるため、
両者の圧力差によりニードル弁が開弁方向へ移動するこ
とはなく、始動直後における不用意な燃料噴射を確実に
抑制することができる。
により、差圧室内の圧力を所定の初期設定圧まで上昇さ
せているため、何ら機械的な構成を追加する必要はな
い。
の発明は、上記アクチュエータの一部を、上記差圧室内
の圧力を検出する圧力センサとして利用し、上記制御手
段は、この圧力センサからの検出信号に基づいて、上記
差圧室内の圧力をフィードバック制御することを特徴と
している。
ンサとして利用することによって、構成が簡素化されて
いるとともに、この圧力センサからの検出信号に基づい
て、差圧室内の圧力をフィードバック制御しているた
め、より高精度な圧力制御が可能となる。
は、内燃機関の始動時には、上記圧電式燃料噴射弁とは
異なる始動用燃料噴射弁により燃料噴射を行い、上記燃
圧室内の圧力が少なくとも上記初期設定圧以下の所定の
設定圧に達した時点で、上記始動用燃料噴射弁を停止す
るとともに、上記圧電式燃料噴射弁による燃料噴射を開
始することを特徴としている。
が所定の設定圧に達する前に、始動用燃料噴射弁により
燃料噴射を行い、内燃機関を始動させることができる。
れば、差圧室内の作動流体が燃料の場合に比して、ニー
ドル弁の高応答性を維持するために必要十分な圧力差を
維持しつつ、アクチュエータの変位量又は駆動電圧を効
果的に抑制することができ、サイズの小型化,低コスト
化,低電力化を図ることができる。
で、始動直後における不用意な燃料噴射を確実に抑制す
ることができ、信頼性が向上する。
の一部を圧力センサとして利用しているため、簡素な構
造で、差圧室内の圧力をより高精度に制御することが可
能となり、信頼性が更に向上する。
弁を用いることにより、差圧室内の圧力が所定の設定圧
に達する前に、内燃機関を始動させることができ、機関
始動の即応性が向上する。
る圧電式燃料噴射弁1の構成を示す断面図である。
印加される電圧に応じて伸縮する圧電式のアクチュエー
タ14と、このアクチュエータ14と一体に進退するア
クチュエータ側ピストン16と、アクチュエータ14を
収縮方向に予圧する皿バネ18とが収容されている。な
お、符号20はノズルホルダ10の開口部を閉塞する端
末キャップ,22はアクチュエータ14の後端と端末キ
ャップ20との間に介装される補助ピストンである。
るノズルボディ24内には、ノズルボディ24先端に形
成された燃料噴孔26を開閉するニードル弁28と、こ
のニードル弁28の後端に固定され、ニードル弁28と
一体に進退するニードル弁側ピストン30と、このニー
ドル弁側ピストン30をニードル弁28の閉弁方向へ付
勢するリターンスプリング32とが収容されている。
アクチュエータ側ピストン16の一端が臨んだ差圧室3
4(50,52,54)内の圧力を変化させ、この差圧
室34と、ニードル弁28の開弁時に燃料噴孔26と連
通する燃圧室36との差圧によって、ニードル弁28を
進退させて、燃料噴射を行うように構成されている。
ュエータ14に電圧を印加する駆動回路40と、この駆
動回路40に接続されたECU(エンジン・コントロー
ル・ユニット)42とを有している。このECU42
は、エンジン回転数,吸入空気量,コモンレール圧力等
の運転状態を示す制御因子等に基づいて、アクチュエー
タ14の変位量を制御して、燃料噴射時期及び噴射量を
統括的に制御している。
を多数積層して構成されている。そして、このアクチュ
エータ14の一部が、差圧室34内の圧力を検出する圧
力センサ44として利用されている。すなわち、圧力セ
ンサ44以外のアクチュエータ14は、印加電圧に応じ
て電荷を充電して変位を得るように構成されているのに
対し、圧力センサ44は、荷重(圧力)が作用したとき
に起電力が生じる圧電効果を利用して、差圧室34内の
圧力を間接的に検出するように構成されている。
ら信号線46を介して出力される検出信号に基づいて、
差圧室34内の圧力をフィードバック制御している。
された燃料通路48を介して燃料が導入され、この燃料
は、ニードル弁28の開弁時に燃料噴孔26を介して噴
射される。そして、燃圧室36に臨んだニードル弁側ピ
ストン30の先端面30aに、燃圧室36内の燃圧が開
弁方向へ作用する。
16の先端が臨んだ変圧室50と、ニードル弁側ピスト
ン30の後端30bが臨んだ背圧室52との間に、比較
的小径な連通路54が設けられており、アクチュエータ
側ピストン16の進退により生じる圧力脈動を、上記の
連通路54で適宜に減衰させる構造となっている。そし
て、差圧室34に臨んだニードル弁側ピストン30の後
端30bに、差圧室34内の圧力が閉弁方向へ作用す
る。
料(体積弾性率が約600〜700MPa)よりも体積
弾性率の大きい所定量の作動流体、例えば体積弾性率が
燃料の約2〜2.5倍の1500MPaであるシリコン
油が噴射弁1の組立時に予め密封されている。
ールするために、アクチュエータ側ピストン16の外周
に形成された周方向溝56には、このピストン16が進
退可能に嵌合するアクチュエータ側シリンダ58との間
をシールするOリング60が配設されているとともに、
ニードル弁側ピストン30の外周に形成された周方向溝
62には、このピストン30が進退可能に嵌合するニー
ドル側シリンダ64との間をシールするニードル弁側O
リング66が設けられている。このニードル弁側Oリン
グ66によって、差圧室34と燃圧室36とが液密に隔
成されている。
グ60,66の差圧室34側へのはみ出しを抑制するバ
ックアップリング68,70がそれぞれ配設されてい
る。
0,66に直接的に作用することのないように、差圧室
34と各Oリング60,66との間には、僅かな隙間の
オリフィス通路72,74が設定されている。
電式燃料噴射弁1が適用される内燃機関の燃料噴射装置
には、例えば吸気ポート内に燃料を噴射する始動時用燃
料噴射弁が別途設けられている。
ローチャートを参照して説明する。
テップ1)、内燃機関の始動に先がけて、差圧室34内
の圧力を、予め設定された所定の初期設定圧P1となる
まで上昇させる(ステップ2,3)。すなわち、駆動回
路40からの印加電圧によりアクチュエータ14を段階
的に伸長させ、差圧室34内の圧力を徐々に上昇させ
る。このとき、圧力センサ44には、差圧室34内の圧
力に比例した荷重(差圧室34内の圧力×アクチュエー
タ側ピストン16の圧力作用面積)が作用し、この荷重
に応じた起電力が検出信号として信号線46を介してE
CU42へ出力される。ECU42には、予め起電力と
荷重(圧力)との相関を示すマップが記憶されており、
このマップに基づいて、差圧室34内の圧力が推定され
る。この推定された圧力値を用いて、差圧室34内の圧
力が初期設定圧P1となるようにフィードバック制御さ
れる。
1になった時点で、アクチュエータ14の伸長をストッ
プさせるとともに、予め設定された設定燃圧P2が読み
込まれる(ステップ4)。
関の始動が行われるが、ここでの燃料噴射(供給)は、
上記の始動用燃料噴射弁により行われる(ステップ
6)。このような機関の始動に伴って、機関回転数が上
昇し、かつ、燃圧室36に燃料を供給するコモンレール
内の圧力を上昇させる。
ル用圧力センサからの検出信号に基づいて、コモンレー
ル内の圧力、すなわち燃圧室36に供給される燃圧が、
ステップ4で読み込まれた所定の設定圧P2となるよう
にフィードバック制御される。
初期設定圧P1以下に設定されている。従って、燃圧室
36内の燃圧が差圧室34内の圧力よりも高くなること
はなく、不用意な燃料噴射が確実に防止されている。
の圧力も設定燃圧P2となるように、圧力センサ44か
らの検出信号に基づいて差圧室34内の圧力をフィード
バック制御する。
室34内の圧力が設定燃圧P2を越えている場合、ステ
ップ11からステップ12へ進み、アクチュエータ14
を収縮させて、差圧室34内の圧力を低下させる。一
方、差圧室34内の圧力が設定燃圧P2よりも低い場合
には、ステップ13からステップ14へ進み、アクチュ
エータ14を伸長させて、差圧室34内の圧力を上昇さ
せる。そして、差圧室34内の圧力が設定燃圧P2と等
しくなった時点で、ステップ10からステップ15へ進
み、圧電式燃料噴射弁1による高圧燃料噴射の準備が完
了し、始動用燃料噴射弁を停止するとともに(ステップ
16)、圧電式燃料噴射弁1による燃料噴射を開始す
る。
圧電式燃料噴射弁1による燃料噴射が行われるまでは、
燃圧室36内の燃圧が差圧室34内の圧力以下に維持さ
れる。従って、ニードル弁が開弁方向へ移動することは
なく、機関始動時における不用意な燃料噴射を確実に防
止することができる。
チンに基づいて実行される。簡単に説明すると、アクチ
ュエータ14の収縮(電荷放電)により、差圧室34内
の圧力を速やかに下降させ、この差圧室34と燃圧室3
6との差圧によりニードル弁28が開弁し、燃料が噴射
される。燃料噴射の停止は、アクチュエータ14の伸長
(電荷充電)により、差圧室34内の圧力を燃圧室36
の燃圧よりも所定値αだけ高い値まで上昇させ、リター
ンスプリング32の閉弁方向加重との合力で、ニードル
弁28を閉弁させることにより行われる。
転時における圧電式燃料噴射弁1の制御は、図2の破線
で囲んだ範囲Rに示したステップ7〜15に従って行わ
れる。すなわち、差圧室34内の圧力は、常にコモンレ
ール内の圧力、すなわち燃圧室36内の圧力と等しくな
るように、圧力センサ44の検出信号を用いてフィード
バック制御されている。
噴射弁1の組立時に差圧室34内に作動流体を密封でき
る構造とし、その作動流体が少なくとも燃料よりも大き
な体積弾性率を有しているため、ニードル弁28の高応
答性を維持するために必要十分な差圧を維持しつつ、作
動流体に燃料を用いた場合に比して、差圧室34内の圧
力変動代が大きなものとなる。この結果、アクチュエー
タ14の変位量あるいはアクチュエータ14の長さに比
例する印加電圧を効果的に低減することができ、ひいて
は、サイズの小型化,低電力化を図ることができる。
室34内の圧力を、少なくとも燃圧室36内の燃圧より
も高い所定の初期設定圧P1まで速やかに上昇させてい
るため、機関始動時における不用意な燃料噴射を確実に
抑制することができ、信頼性が向上する。ここで、アク
チュエータ14を伸長させることにより、差圧室34内
の圧力を上昇させているため、何ら機械的な構成を追加
する必要はない。
室34用の圧力センサ44として利用しているため、構
成が簡素化されるとともに、この圧力センサ44からの
検出信号に基づいて、差圧室34内の圧力をフィードバ
ック制御しているため、圧力制御をより高精度に行うこ
とができ、信頼性が更に向上する。
圧P2に達する前に、始動用燃料噴射弁により燃料噴射
を行うことで、内燃機関を始動させることができ、機関
始動の即応性が向上する。
構成を示す構成図。
ト。
Claims (6)
- 【請求項1】 印加電圧により伸縮する圧電式のアクチ
ュエータと、このアクチュエータと一体に進退するアク
チュエータ側ピストンと、このアクチュエータ側ピスト
ンの一端が臨んだ差圧室と、燃料噴孔を開閉するニード
ル弁と、燃料通路を介して燃料が導入され、上記ニード
ル弁の開弁時に燃料噴孔と連通する燃圧室と、上記差圧
室と燃圧室との圧力差に応じて上記ニードル弁と一体に
進退するニードル弁側ピストンと、を備え、 上記差圧室内に、少なくとも燃料より大きな体積弾性率
を有する作動流体を予め密封したことを特徴とする圧電
式燃料噴射弁。 - 【請求項2】 上記アクチュエータ側ピストンと、この
アクチュエータ側ピストンが嵌合するシリンダとの間
に、上記差圧室をシールする第1のシール部材を設ける
とともに、 上記ニードル弁側ピストンと、このピストンが嵌合する
シリンダとの間に、上記燃圧室と差圧室とを液密に隔成
する第2のシール部材を設けたことを特徴とする請求項
1に記載の圧電式燃料噴射弁。 - 【請求項3】 上記アクチュエータを伸縮させて上記差
圧室内の圧力を制御する制御手段を備え、 この制御手段は、内燃機関の始動に先がけて、上記差圧
室内の圧力を、少なくとも燃圧室内の燃圧よりも高い所
定の初期設定圧まで速やかに上昇させることを特徴とす
る請求項1または2に記載の圧電式燃料噴射弁。 - 【請求項4】 印加電圧により伸縮する圧電式のアクチ
ュエータと、このアクチュエータと一体に進退するアク
チュエータ側ピストンと、このアクチュエータ側ピスト
ンの一端が臨んだ差圧室と、燃料噴孔を開閉するニード
ル弁と、燃料通路を介して燃料が導入され、上記ニード
ル弁の開弁時に燃料噴孔と連通する燃圧室と、上記差圧
室と燃圧室との圧力差に応じて上記ニードル弁と一体に
進退するニードル弁側ピストンと、上記アクチュエータ
を伸縮させて上記差圧室内の圧力を制御する制御手段
と、を備え、 この制御手段は、内燃機関の始動に先がけて、上記差圧
室内の圧力を、少なくとも燃圧室内の燃圧よりも高い所
定の初期設定圧まで速やかに上昇させることを特徴とす
る圧電式燃料噴射弁。 - 【請求項5】 上記アクチュエータの一部を、上記差圧
室内の圧力を検出する圧力センサとして利用し、 上記制御手段は、この圧力センサからの検出信号に基づ
いて、上記差圧室内の圧力をフィードバック制御するこ
とを特徴とする請求項3又は4に記載の圧電式燃料噴射
弁。 - 【請求項6】 内燃機関の始動時には、上記圧電式燃料
噴射弁とは異なる始動用燃料噴射弁により燃料噴射を行
い、上記燃圧室内の圧力が少なくとも上記初期設定圧以
下の所定の設定圧に達した時点で、上記始動用燃料噴射
弁を停止するとともに、上記圧電式燃料噴射弁による燃
料噴射を開始することを特徴とする請求項3〜5のいず
れかに記載の燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26883598A JP4019519B2 (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | 圧電式燃料噴射弁及び燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP26883598A JP4019519B2 (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | 圧電式燃料噴射弁及び燃料噴射装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000097123A true JP2000097123A (ja) | 2000-04-04 |
JP4019519B2 JP4019519B2 (ja) | 2007-12-12 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010095252A1 (ja) * | 2009-02-23 | 2010-08-26 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料噴射装置 |
-
1998
- 1998-09-24 JP JP26883598A patent/JP4019519B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2010095252A1 (ja) * | 2009-02-23 | 2010-08-26 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料噴射装置 |
JP5071582B2 (ja) * | 2009-02-23 | 2012-11-14 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料噴射装置 |
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