JP3692669B2 - 圧電式燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの燃料噴射弁等に適用される、圧電素子をアクチュエータとする弁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用エンジンに備えられる燃料噴射弁等に、印加電圧に応じて伸張する圧電素子(ピエゾ素子)を積層した圧電アクチュエータを備え、圧電アクチュエータを介してニードル弁を開弁作動させるものがある。ニードル弁を圧電アクチュエータにより駆動することにより、燃料噴射弁の高速応答性が高まり、高出力化に対応して噴射可能範囲を拡大できる。また、少量の燃料を安定して噴射することが可能となり、燃費の低減がはかれる。
【0003】
従来、この種の圧電アクチュエータとして、例えば図4に示すようなものがある(特開平7−193295号公報、参照)。
【0004】
これについて説明すると、積層型の圧電アクチュエータ71は、その両端に端板72,73が取付けられ、各端板72,73を介して圧電アクチュエータ71に圧縮荷重を付加する円筒状をした与圧スプリング74が設けられる。圧電アクチュエータ71は与圧スプリング74を介して通常の動作力の2〜3割の圧縮荷重が付加されることにより、安定した作動性が確保される。
【0005】
圧電アクチュエータ71の製造時、与圧スプリング74は所定温度に加熱された状態で各端板72,73に溶接により結合される。溶接後に与圧スプリング74が常温まで低下すると、熱膨張差により所定の圧縮荷重が圧電アクチュエータ71に付加与されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の与圧スプリング74は、熱膨張差を利用して圧縮荷重を発生させる構造のため、圧縮荷重にバラツキが生じやすいという問題点があった。
【0007】
また、圧電アクチュエータ71の温度変化によって与圧スプリング74の付与する圧縮荷重が大きく変化するため、温度変化が著しいエンジンの燃料噴射弁に適用した場合、圧電アクチュエータ71の作動特性が安定しないという問題点があった。また、高温時においては、このような圧縮荷重を発生させる構造では必要な圧縮荷重を確保できないという問題もある。
【0008】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、圧電式燃料噴射弁において、圧電アクチュエータに付加される圧縮荷重のバラツキを抑えることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の圧電式燃料噴射弁は、加圧された燃料が導かれる噴口と、噴口を開閉するニードル弁と、印加される電圧により伸長してニードル弁を駆動する圧電アクチュエータと、噴口に導かれる燃料圧力により圧電アクチュエータに圧縮荷重を付加する与圧ピストンと、与圧ピストンに加わる燃料圧力を前記圧電アクチュエータによって検出する燃圧センサと、与圧ピストンに加わる燃料圧力が圧電アクチュエータの安定した作動性が得られる所定値を超えて上昇する条件で圧電アクチュエータに電圧を印加する手段と、を備えるものとした。
【0011】
請求項に記載の圧電式燃料噴射弁は、請求項1に記載の発明において、前記噴口に導かれる燃料圧力を所定値以下に調節する燃料供給手段を備えるものとした。
【0012】
請求項に記載の圧電式燃料噴射弁は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記噴口に加圧燃料を導く燃圧室と、与圧ピストンによって画成される背圧室と、ニードル弁に形成されて燃圧室と背圧室を仕切るピストン部と、燃圧室と背圧室を連通する絞り通路と、ニードル弁を閉弁方向に付勢するスプリングと、を備えるものとした。
【0013】
【発明の作用および効果】
請求項1に記載の発明において、圧電アクチュエータに印加される電圧を制御することにより、圧電アクチュエータを伸縮させてニードル弁を移動し、噴口を開閉する。
【0014】
与圧ピストンは噴口に導かれる燃料圧力により圧電アクチュエータに圧縮荷重を付加する。このため、従来装置のように圧電アクチュエータを圧縮する与圧スプリングを設けることなく、構造の簡素化がはかれるとともに、組立時等に圧電アクチュエータの圧縮荷重にバラツキが生じる心配がない。
【0015】
与圧ピストンに加わる燃料圧力が所定値を超えて上昇する条件で圧電アクチュエータに電圧を印加する構成のため、圧電アクチュエータの安定した作動性が得られる。
【0016】
電アクチュエータに発生する電圧から圧電アクチュエータに付加される圧縮荷重を検出する。これにより、燃料圧力を検出するセンサを燃料供給系に設ける必要がなく、構造の簡素化がはかれる。
【0017】
請求項に記載の発明において、燃料供給手段は噴口に導かれる燃料圧力を所定値に調節するため、このとき与圧ピストンは圧電アクチュエータに付与する圧縮荷重が所定の範囲に保たれ、圧電アクチュエータの安定した作動性が得られる。
【0018】
請求項に記載の発明において、圧電アクチュエータに電圧を印加して伸長させた状態ではニードル弁の前後に生じる燃圧室と背圧室の圧力は絞り通路により均等化されている。このときニードル弁はスプリングの弾性復元力により閉弁保持されている。
【0019】
燃料噴射弁の開弁作動時に、圧電アクチュエータは印加される電圧が遮断されて収縮する。圧電アクチュエータの収縮に伴って与圧ピストンが移動することにより、背圧室はその容積が拡大してその圧力が低下する。燃圧室には絞り通路により圧力低下が遅れて伝わるので、背圧室と燃圧室に圧力差が直ちに発生する。この圧力差によりニードル弁がスプリングに抗して噴口を開き、噴口から燃料が噴射される。
【0020】
燃料噴射弁の閉弁作動時に、各圧電アクチュエータは電圧を印加されることにより伸長する。圧電アクチュエータの伸張に伴って与圧ピストンが移動することにより背圧室の圧力が直ちに上昇し、背圧室と燃圧室の圧力差とスプリングの付勢力によりニードル弁が噴口を閉じ、噴口からの燃料噴射が停止される。
【0021】
燃料噴射弁は、圧電アクチュエータの変位方向とニードル弁の変位方向が一致しているため、圧電アクチュエータとニードル弁を直列に並べることが可能となり、構造の簡素化がはかれる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を筒内噴射式火花点火エンジンに備えられる燃料噴射弁に適用した実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0023】
図1に示すように、燃料噴射弁7はその先端に設けられるノズルボディ1をエンジンの燃焼室に臨ませる。ノズルボディ1はエンジンの燃焼室天井壁から燃焼室に臨み、ノズルボディ1の先端に開口した噴口1bから燃料噴霧をピストンの冠部に向けて噴出するようになっている。
【0024】
ノズルボディ1の内部にニードル弁2が摺動可能に収装される。ノズルボディ1の内部にはニードル弁2のまわりに燃圧室3が画成される。ノズルボディ1の先端に噴口1bが開口し、噴口1bはニードル弁2によって開閉される。
【0025】
燃料噴射ポンプから圧送される燃料は、燃料入口6から燃圧室3に導入され、ニードル弁2のリフトに伴って噴口1bから噴射される。
【0026】
ニードル弁2はその基端側にピストン部2cが環状に突出形成される。ノズルボディ51およびケーシング9とピストン部2cの間には背圧室8が画成される。燃圧室3と背圧室8はピストン部2cの外周に形成された絞り通路5を介して連通する。
【0027】
ニードル弁2を閉弁方向に付勢するコイルスプリング4が設けられる。コイルスプリング4はニードル弁2のピストン部2cとケーシング9の間に圧縮された状態で介装され、ニードル弁2と同軸上に配置される。
【0028】
ケーシング9の内部には背圧室8を画成する与圧ピストン11が摺動可能に介装される。与圧ピストン11の外周にはOリング12が介装される。Oリング12がケーシング9の円筒状をした内壁面に摺接することにより、背圧室8の密封がはかれる。
【0029】
与圧ピストン11を介してニードル弁2を開弁方向に駆動する圧電アクチュエータ10が設けられる。圧電アクチュエータ10は円盤状をした複数の圧電素子13が、同じく円盤状をした内部電極を挟んで積層される。
【0030】
圧電アクチュエータ10の固定端は端板14が結合される。端板14はケーシング9に溶接により結合される。
【0031】
圧電アクチュエータ10は各圧電素子13にリード線18,19、外部電極26,27および内部電極を介して電圧が印加される。圧電アクチュエータ10は各圧電素子13に電圧が印加されることにより伸長し、背圧室8の圧力を高めてニードル弁2を閉弁させる。圧電アクチュエータ10は各圧電素子13に印加される電圧が遮断されることにより収縮し、背圧室8の圧力を低下させてコイルスプリング4を圧縮しながらニードル弁2を開弁方向に駆動する。
【0032】
リード線18,19は圧電アクチュエータ駆動用アンプ31へと延びている。コントローラ33では演算された燃料噴射量に対応するパルス信号がつくられ、このパルス信号に応じた電圧が駆動用アンプ31を介して圧電アクチュエータ10に印加される。
【0033】
コントローラ33はエンジン回転数、エンジンの吸入空気量を始めエンジンの運転条件を検出する各種信号を入力し、これらのエンジン運転条件に応じて燃料噴射量を演算する。
【0034】
図1はエンジン始動前の状態を示しており、圧電アクチュエータ10の各圧電素子13は電圧が印加されて伸長しており、ピストン部2cの前後に生じる燃圧室3と背圧室8の圧力は絞り通路5を介して均等化されている。このときニードル弁2はコイルスプリング4の弾性復元力によりノズルボディ1のシート部に着座している。この状態で図2にも示すように各燃料噴射ポンプ57,58は電動モータによって駆動され、燃圧室3および背圧室8の圧力が高められる。
【0035】
なお、エンジン停止時も、コイルスプリング4の弾性復元力により、ニードル弁2のノズルボディ1のシート部に着座させて、燃料の洩れを防止するようになっている。
【0036】
エンジン始動時および始動後における燃料噴射弁7の開弁作動時に、各圧電素子13はエンジン回転に同期して印加される電圧が遮断されることにより収縮する。各圧電素子13の収縮に伴って与圧ピストン11が移動することにより、背圧室8はその容積が拡大してその圧力が低下する。燃圧室3は絞り通路5を介して圧力低下が遅れて伝わるので、背圧室8と燃圧室3に圧力差が直ちに発生する。この圧力差によりニードル弁2がコイルスプリング4に抗して噴口1bを開き、燃圧室3に導かれる高圧燃料が噴口1bを通ってエンジンの燃焼室に噴射される。
【0037】
燃料噴射弁7の閉弁作動時に、各圧電素子13はエンジン回転に同期して電圧が印加されることにより伸長し、与圧ピストン11が移動することにより背圧室8の圧力が直ちに上昇し、背圧室8と燃圧室3の圧力差およびコイルスプリング4の付勢力によりニードル弁2が移動してノズルボディ1のシート部に着座する。ニードル弁2がシート部に着座することにより、噴口1bが閉塞され、燃料の噴射が停止される。
【0038】
燃料噴射弁7は、圧電アクチュエータ10の変位方向とニードル弁2の変位方向が一致しているため、圧電アクチュエータ10とニードル弁2を直列に並べることが可能となり、構造の簡素化がはかれる。
【0039】
ところで、圧電アクチュエータ10の作動を安定させるため、圧電アクチュエータ10に所定の与圧(圧縮荷重)を付与する必要がある。
【0040】
しかし、従来装置のように圧電アクチュエータに圧縮荷重を付加する与圧スプリングを設けると、組立時等に圧縮荷重にバラツキが生じやすいという問題点があった。
【0041】
本発明はこれに対処して、背圧室8に導かれる燃料圧力によって与圧ピストン11を介して圧電アクチュエータ10に与圧を付与する構成とし、従来装置に設けられていた与圧スプリングを廃止するものとした。
【0042】
図2に示すように、フューエルタンク59に貯溜された燃料は、低圧燃料ポンプ58を介して吸い上げられ、高圧燃料ポンプ57に送られる。高圧燃料ポンプ57は、加圧した燃料を蓄圧室56へと送り、蓄圧室56から各気筒の燃料噴射弁7に燃料を圧送する。高圧燃料ポンプ57から蓄圧室56に送られる余剰燃料は燃料戻し通路52を通ってフューエルタンク59へと戻される。
【0043】
そして、燃料噴射弁7に導かれる燃料圧力はプレッシャレギュレータ55を介して所定値になるように調節される。
【0044】
コントローラ33は、エンジンの始動前に燃料噴射弁7に導かれる燃料圧力を検出し、検出された燃料圧力が所定値を超えたことを判定してから、圧電アクチュエータ10を作動させて燃料噴射弁7を開閉し、エンジンの始動を行う。
【0045】
燃料噴射弁7に導かれる燃料圧力を検出する燃圧センサとして、圧電アクチュエータ10において与圧ピストン11に隣接して設けられる1枚の圧電素子15に付加される圧縮荷重を検出する構成とする。
【0046】
圧電素子15を挟持する円盤状をした一対の内部電極は、これに接続した一対の外部電極36,37、リード線38,39を介して燃圧測定用アンプ40に接続される。圧電素子15に付加される圧縮荷重が増減することにより圧電素子15に発生する電圧を燃圧測定用アンプ40が増幅し、コントローラ33はこの発生電圧を燃圧荷重Fnとして入力する。
【0047】
図3のフローチャートはエンジンの始動時における制御ルーチンを示しており、コントローラ33において一定周期毎に実行される。
【0048】
まず、ステップ1では、図示しないスタータスイッチがONとなるのに伴って、低圧燃料ポンプ58と高圧燃料ポンプ57を駆動し、燃料を各気筒の燃料噴射弁7に圧送する。
【0049】
続いてステップ2に進んで、圧電素子15に付加される燃圧荷重Fnを読込む。
【0050】
続いてステップ3に進んで、検出された燃圧荷重Fnが所定値F0を超えたかどうかを判定する。
【0051】
燃圧荷重Fnが所定値F0を超えない場合、ステップ5に進んで、圧電アクチュエータ10の作動を待機する。
【0052】
燃圧荷重Fnが所定値F0を超えたことが判定されると、ステップ4に進んで、圧電アクチュエータ10を作動させて燃料噴射弁7を開閉し、エンジンの始動を行う。
【0053】
こうして、背圧室8に導かれる燃料圧力がプレッシャレギュレータ55を介して大気圧との差圧が所定値以上になってから、圧電アクチュエータ10を作動させる構成により、与圧ピストン11を介して圧電アクチュエータ10に所定値以上の圧縮荷重が付加された状態で圧電アクチュエータ10が作動し、圧電アクチュエータ10の安定した作動性が得られる。
【0054】
従来装置のように圧電アクチュエータを圧縮荷重を付加する与圧スプリングを設けることなく、構造の簡素化がはかれるとともに、組立時等に圧電アクチュエータ10の圧縮荷重にバラツキが生じる心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す燃料噴射弁の断面図。
【図2】同じく燃料供給系のシステム図。
【図3】同じく制御内容を示すフローチャート。
【図4】従来例を示す圧電アクチュエータの斜視図。
【符号の説明】
1 ノズルボディ
1b 噴口
2 ニードル弁
2c ピストン部
3 燃圧室
4 コイルスプリング
5 絞り通路
6 燃料入口
7 燃料噴射弁
8 背圧室
9 ケーシング
10 圧電アクチュエータ
11 与圧ピストン
13 圧電素子
15 圧電素子
18 リード線
19 リード線
26 外部電極
27 外部電極
31 圧電アクチュエータ駆動用アンプ
33 コントローラ
36 外部電極
37 外部電極
38 リード線
39 リード線
40 燃圧測定用アンプ

Claims (3)

  1. 加圧された燃料が導かれる噴口と、
    噴口を開閉するニードル弁と、
    印加される電圧により伸長してニードル弁を駆動する圧電アクチュエータと、
    噴口に導かれる燃料圧力により圧電アクチュエータに圧縮荷重を付加する与圧ピストンと、
    与圧ピストンに加わる燃料圧力を前記圧電アクチュエータによって検出する燃圧センサと、
    与圧ピストンに加わる燃料圧力が圧電アクチュエータの安定した作動性が得られる所定値を超えて上昇する条件で圧電アクチュエータに電圧を印加する手段と、
    を備えたことを特徴とする圧電式燃料噴射弁。
  2. 前記噴口に導かれる燃料圧力を所定値以下に調節する燃料供給手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の圧電式燃料噴射弁。
  3. 前記噴口に加圧燃料を導く燃圧室と、
    与圧ピストンによって画成される背圧室と、
    ニードル弁に形成されて燃圧室と背圧室を仕切るピストン部と、
    燃圧室と背圧室を連通する絞り通路と、
    ニードル弁を閉弁方向に付勢するスプリングと、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧電式燃料噴射弁。
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