JP2000095238A - 梱包箱 - Google Patents

梱包箱

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JP2000095238A
JP2000095238A JP10288758A JP28875898A JP2000095238A JP 2000095238 A JP2000095238 A JP 2000095238A JP 10288758 A JP10288758 A JP 10288758A JP 28875898 A JP28875898 A JP 28875898A JP 2000095238 A JP2000095238 A JP 2000095238A
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JP
Japan
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upper lid
piece
insertion piece
packing box
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP10288758A
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English (en)
Inventor
Tomokazu Saito
智和 斉藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作が容易で、かつ、上蓋の開きを確実に防
止することができる梱包箱を提供する。 【解決手段】 差し込み片6の両側には、上蓋5の開き
止め用の規制片11,12が折り畳み自在に設けてあ
る。また、この規制片11,12に対向するようにし
て、両側壁面3,4の上縁には、内側に直角に折り曲げ
られる内蓋13,14が設けてある。規制片11,12
を折り畳んだ状態で差し込み片6を手前壁面1の内側に
差し込むと、規制片11,12はその弾性により復元
し、内蓋13,14の下面に入り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梱包箱に関し、特
にOA機器関連、家電機器関連、またはそれらの消耗品
を収納するのに好適な組立式の梱包箱に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来例を示す梱包箱の斜視図であ
り、(a)は上蓋を開いた状態を示す図、(b)は上蓋
を閉じた状態を示す図である。梱包箱は、4つの壁面
(手前壁面1、奥壁面2、両側壁面3,4;なお、これ
らの表現は一義的なものではなく、側壁面と手前壁面及
び奥壁面を逆に呼んでも差し支えない)と、図示されて
いない底面と、上蓋5とを有する。上蓋5は、奥壁面2
の上縁に連なっており、この上縁から手前壁面1側に直
角に折り曲げられるようになっている。そして、上蓋5
の自由端には、下方に直角に折り曲げた差し込み片6を
設けている。
【0003】差し込み片6の中央には係合溝7が形成し
てある。上蓋5を奥壁面2に対し直角に折り曲げた状
態、すなわち、起立する4つの壁面1,2,3,4の上
面を塞いだ状態で、差し込み片6は手前壁面1の内側に
入り込むようになっている。手前壁面1の上縁の中央に
は、内側に直角に折り曲げた舌片8が設けてあり、この
舌片8が係合溝7に係合するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6(a)に示す状態
から上蓋5を下方に折り曲げ、4つの壁面1,2,3,
4の上面開口を塞ぎ、差し込み片6を手前壁面1の内側
に差し込み、さらに舌片8を係合溝7に係合すれば、図
6(b)のように、内部に被梱包品を梱包した状態とな
る。
【0005】しかし、図6に示す従来の梱包箱は、差し
込み片6の係合溝7に、手前壁面1に設けた舌片8を係
合させることのみで上蓋5の開きを防止しているので、
開き防止機能が十分でない。すなわち、運搬作業時や、
特に落下時などに、舌片8が係合溝7から外れ易いとい
う問題があった。また、壁面部に舌片8を設けるように
原紙上で図形を作ることも、製造上手間の掛かるもので
あった。
【0006】そこで本発明は、製作が容易で、かつ、上
蓋の開きを確実に防止することができる梱包箱を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、起立する4つの壁面と、底
面と、任意の壁面である第1の壁面の上縁に連なって直
角に折り曲げ可能に形成され、開口面を開閉する上蓋
と、上蓋の自由端に折り曲げ形成され、第1の壁面に対
向する第2の壁面の内側に入り込む差し込み片とを備
え、差し込み片の両端には、折り畳み自在の規制片を設
け、かつ、第1、第2の壁面と直角な第3、第4の壁面
の上縁には、内側に直角に折り曲げ可能で規制片の端縁
部がその下面に入り込む内蓋を設けたことを特徴とする
ものである。
【0008】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、請求項1記載において、上蓋の下面と規
制片の端縁部との間には、折り畳まれた規制片がその復
元力により内蓋の下面に入り込む際の案内機能を有する
切り込み部が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0009】また上記目的を達成するために、請求項3
記載の発明は、請求項1記載において、差し込み片の両
端隅部は弧状であることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形
態を示す梱包箱の上蓋開放状態の斜視図である。梱包箱
は、4つの壁面(手前壁面1、奥壁面2、両側壁面3,
4;なお、これらの表現は一義的ではなく、側壁面と手
前壁面及び奥壁面を逆に呼んでも差し支えない)と、図
示されていない底面と、上蓋5を有する。
【0011】上蓋5は、奥壁面2の上縁に連なってお
り、この上縁から手前壁面1側に直角に折り曲げられる
ようになっている。そして、上蓋5の自由端には、下方
に直角に折り曲げた差し込み片6を設けている。
【0012】差し込み片6の両側には、上蓋5の開き止
め用の規制片11,12が折り畳み自在に設けてある。
また、この規制片11,12に対向するようにして、両
側壁面3,4の上縁には、内側に直角に折り曲げられる
内蓋13,14が設けてある。また、差し込み片6の両
隅にはR部15が形成されている。これによって、差し
込み片6の差し込みが容易になる。また、規制片11も
対向個所がRとなっている。
【0013】以下、図1に示す梱包箱における上蓋5の
閉じ動作について説明する。図2は上蓋の閉じ工程の初
期状態を示す斜視図、図3は閉じ終了後の透視斜視図で
ある。上蓋5を閉じる場合、まず図2に示すように、直
角に折り曲げられた差し込み片6の両端に設けた規制片
11,12を、差し込み片6の内面と接触するように折
り畳む。一方、両側壁面3,4の上縁に設けた内蓋1
3,14を直角に内側に折り曲げる。
【0014】この状態から、上蓋5を奥壁面2に対して
直角に折り曲げると、すなわち、上面開口を被覆する
と、差し込み片6は手前壁面1の内側に入り込む。内蓋
13,14の手前縁部はテーパ形状になっており、差し
込み片6及び折り畳まれた規制片11,12は、スムー
ズに手前壁面1の内面と、内蓋13,14の端縁との間
に入り込むことが出来るようになっている。上蓋5を閉
じると、規制片11,12は自身が持つ弾性により、差
し込み片6の内面に面接触するように折り畳まれた状態
から、差し込み片6の内面より離れる方向に若干復元
(変位)する。このとき、図3に示すように、内蓋1
3,14の下面(内面)に入り込む。
【0015】規制片11,12が内蓋13,14の下面
に入り込むためには、上蓋5の下面と規制片11,12
の端縁の間には少なくとも内蓋13,14の肉厚分の隙
間が開いていなければならないのは当然であり、肉厚分
に近い隙間の場合は、規制片11,12は内蓋13,1
4の下面と摺接するようにして復元する。このとき、内
蓋13,14は規制片11,12と上蓋5に挟まれる状
態となるので、上蓋5が容易に開くことはない。しか
し、ユーザが上蓋5の縁を強く持ち上げれば開放可能な
ようになっているのは言うまでもない。
【0016】図4は図2のA部の拡大図である。図4に
示すように、上蓋5の下面(この図においては上面であ
るが、閉じた状態での下面を指す)と規制片11(ある
いは規制片12)の端縁との間に、内蓋13,14の肉
厚より十分広い切り込み部16を形成しておけば、規制
片11,12は摺接することなく、スムーズに内蓋1
3,14の下面に入り込むようになる。
【0017】図5は図4に示す規制片が弾性により復元
した状態を示す透視斜視図である。この図に示すよう
に、規制片11,12は両側壁面3,4に当接する程度
に復元する。この場合、上蓋5の閉じ強度はより完全な
ものとなる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上蓋の自由端に折り曲げ形成され、第1の壁面に対向す
る第2の壁面の内側に入り込む差し込み片の両端には、
折り畳み自在の規制片を設け、かつ、第1、第2の壁面
と直角な第3、第4の壁面の上縁には、内側に直角に折
り曲げ可能で規制片の端縁部がその下面に入り込む内蓋
を設けたので、規制片と上蓋の間に内蓋を挟み込み、上
蓋の閉じ強度を高めることができる。従って、不用意に
上蓋が開いてしまう不具合を無くすことができる。
【0019】また、請求項2記載の発明によれば、より
スムーズに規制片を内蓋の下面に入り込ませることがで
きるので、上蓋の閉じ強度をさらに高めることができ
る。
【0020】また、請求項3記載の発明によれば、差し
込み片をスムーズに壁面内側に差し込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す梱包箱の上蓋開放状態
の斜視図である。
【図2】上蓋の閉じ工程の初期状態を示す斜視図であ
る。
【図3】上蓋の閉じ終了後の透視斜視図である。
【図4】図2のA部の拡大図である。
【図5】図4に示す規制片が弾性により復元した状態を
示す透視斜視図である。
【図6】従来例を示す梱包箱の斜視図である。
【符号の説明】
1 手前壁面 2 奥壁面 3,4 側壁面 5 上蓋 6 差し込み片 7 係合溝 8 舌片 11,12 規制片 13,14 内蓋 15 R部 16 切り込み部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起立する4つの壁面と、底面と、任意の
    壁面である第1の壁面の上縁に連なって直角に折り曲げ
    可能に形成され、開口面を開閉する上蓋と、上蓋の自由
    端に折り曲げ形成され、第1の壁面に対向する第2の壁
    面の内側に入り込む差し込み片とを備え、 差し込み片の両端には、折り畳み自在の規制片を設け、
    かつ、第1、第2の壁面と直角な第3、第4の壁面の上
    縁には、内側に直角に折り曲げ可能で規制片の端縁部が
    その下面に入り込む内蓋を設けたことを特徴とする梱包
    箱。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 上蓋の下面と規制片の端縁部との間には、折り畳まれた
    規制片がその復元力により内蓋の下面に入り込む際の案
    内機能を有する切り込み部が形成されていることを特徴
    とする梱包箱。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 差し込み片の両端隅部は弧状であることを特徴とする梱
    包箱。
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