JP2000095128A - パワーステアリング装置 - Google Patents
パワーステアリング装置Info
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Abstract
ルギー性を向上できるパワーステアリング装置を提供す
る。 【解決手段】モータ停止時の絶対舵角θに応じて、モー
タを起動するまでの舵角変化量である第1および第2の
起動しきい値dθ1,dθ2が定められる。舵角中点θ
0から離れる方向への操舵である往き操舵時に適用され
る第1の起動しきい値dθ1は、絶対舵角θが大きいほ
ど小さい値とされる。舵角中点θ0に向かう方向への操
舵である戻り操舵時には、セルフアライメント力を利用
できるので、操舵補助はさほど必要ではない。そこで、
戻り操舵時に適用される第2の起動しきい値dθ2は、
絶対舵角θが大きいほど大きな値とされる。第1および
第2の起動しきい値dθ1,dθ2の和は、いずれの絶
対舵角θにおいても、ほぼ一定の値「2A」である。
Description
駆動されるポンプの発生油圧によりステアリング機構に
操舵補助力を与えるパワーステアリング装置に関する。
リンダにオイルポンプからの作動油を供給することによ
って、ステアリングホイールの操作を補助するパワース
テアリング装置が知られている。オイルポンプは、電動
モータによって駆動され、その回転速度に応じた操舵補
助力がパワーシリンダから発生される。
アリングホイールの舵角に基づいて行われる。すなわ
ち、ステアリングホイールに関連して設けられた舵角セ
ンサの出力に基づいて舵角が求められ、この舵角に基づ
いて電動モータの駆動が制御される。さらに具体的に
は、ステアリングホイールの舵角が舵角中点付近に設定
されたモータ停止範囲に収まっていれば、操舵補助は不
要であるとみなして、電動モータは停止される。一方、
ステアリングホイールの舵角がモータ停止範囲外にある
場合には、電動モータが駆動されて操舵補助力が発生さ
れる。
が出力する舵角データをサンプリングし、最頻出舵角デ
ータが舵角中点に相当するとみなすことにより達成され
る。
固定的に設定されたモータ停止範囲外の舵角値が検出さ
れたことに応答して電動モータを起動するようにしてい
るが、このモータ停止範囲を広く設定すると、電動モー
タの起動遅れにより、キャッチアップ(引っかかり感)
が起こり、操舵フィーリングが損なわれる。そのため、
モータ停止範囲を狭く設定しているのが実状であるが、
これにより、電動モータの起動感度が過敏になってい
て、省エネルギー性が損なわれているという問題があ
る。すなわち、たとえば、路面の凹凸やその他の原因に
よるステアリングのふれが生じた場合でさえも、電動モ
ータが不必要に起動されてしまうことがあった。
グを向上することができるパワーステアリング装置を提
供することである。また、本発明の他の目的は、省エネ
ルギー性の向上を図ることができるパワーステアリング
装置を提供することである。
目的を達成するための請求項1記載の発明は、電動モー
タにより駆動されるポンプの発生油圧によって操舵補助
力を発生させるパワーステアリング装置において、舵角
中点からの舵角を検出するための舵角検出手段(舵角セ
ンサ11、CPU31および図2のステップS2)と、
電動モータが停止している状態において、上記舵角検出
手段による舵角検出値の変化量が所定の起動しきい値を
超えたことを条件に、上記電動モータを起動する起動制
御手段(CPU31、図2のステップS3,S4)と、
上記起動しきい値を、電動モータが停止したときの上記
舵角検出手段による舵角検出値に応じて設定する起動し
きい値設定手段(CPU31および図3のステップT
2)とを含み、この起動しきい値設定手段は、舵角中点
から離れる方向への操舵である往き操舵時に適用される
第1の起動しきい値と、舵角中点へ向かう方向への操舵
である戻り操舵時に適用される第2の起動しきい値と
を、これらの第1および第2の起動しきい値の和がほぼ
一定となるように、舵角検出値に応じて設定するもので
あることを特徴とするパワーステアリング装置である。
対応構成要素等を表す。以下、この項において同じであ
る。舵角が中点付近の値をとるときには、ステアリング
ホイールの遊び角の範囲外に舵角が変化するまでの舵角
変化量は比較的大きい。すなわち、舵角中点から離れる
往き操舵時において操舵補助が必要とされるまでの舵角
変化量は大きい。それに対して、舵角が比較的大きい場
合には、往き操舵の開始後、速やかに大きな操舵補助力
が必要となる。
逆入力によって、舵角を舵角中点へと戻そうとするセル
フアライメント力がステアリング機構に作用する。その
ため、舵角が大きければ大きいほど、舵角中点へと向か
う戻り操舵時における操舵補助の緊急性は低い。そこ
で、この発明では、往き操舵時および戻り操舵時にそれ
ぞれ適用される第1および第2の起動しきい値の和(絶
対値の和)がほぼ一定値となるように、電動モータが停
止したときの舵角に応じて上記第1および第2の起動し
きい値が設定される。そして、舵角変化量が第1または
第2の起動しきい値を超えたことを条件に、電動モータ
を起動するようにしている。
角が中点付近の値を有するときには往き操舵時用の第1
の起動しきい値を大きく、かつ、戻り操舵時用の第2の
起動しきい値を小さく設定し、モータ停止時の舵角が比
較的大きい場合には、往き操舵時用の第1の起動しきい
値を小さく、かつ、戻り操舵時用の第2の起動しきい値
を大きく設定することができる。
モータが起動されることがなく、かつ、舵角が大きいと
きの往き操舵に関しては、速やかに大きな操舵補助力を
発生させることができる。また、戻り操舵に関しては、
舵角が大きいほど大きな起動しきい値が設定されるの
で、セルフアライメント力を有効に利用して、電動モー
タの電力消費を抑制できる。こうして、省エネルギー性
の向上と、操舵フィーリングの向上とを併せて達成する
ことができる。
手段による舵角検出値および上記起動しきい値設定手段
により設定される起動しきい値に基づいて、停止状態の
上記電動モータを起動すべき舵角である起動舵角を求め
るための起動舵角演算手段(CPU31および図3のス
テップT3,T4)と、上記電動モータが停止している
場合に、上記舵角検出手段による舵角検出値が上記起動
舵角演算手段により求められた起動舵角に達したことを
条件に、上記電動モータを起動する手段(CPU31お
よび図2のステップS3,S4)とを含むものであって
もよい(請求項2)。
タ停止時の上記舵角検出手段による舵角検出値が大きな
値であるほど、往き操舵時に適用される第1の起動しき
い値を小さく設定し、戻り操舵時に適用される第2の起
動しきい値を大きく設定するものであることが好ましい
(請求項3)。この発明の1つの実施形態では、上記パ
ワーステアリング装置は、車速を検出する車速検出手段
(車速センサ13)をさらに含み、上記起動しきい値設
定手段は、上記車速検出手段により検出された車速が大
きくなるほど大きくなるように、起動しきい値を設定す
る(請求項4)。
が速やかに行われ、高速走行時にはモータの起動感度が
鈍くなる。これにより、操舵補助があまり必要でない高
速走行時には電動モータの不必要な起動が防止される一
方、低速走行時には速やかに操舵補助が開始される。こ
れにより、省エネルギー性および操舵フィーリングが併
せて向上される。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態に係るパワーステアリング装置の基本的
な構成を示す概念図である。このパワーステアリング装
置は、車両のステアリング機構1に関連して設けられ、
このステアリング機構1に操舵補助力を与えるためのも
のである。
操作されるステアリングホイール2と、このステアリン
グホイール2に連結されたステアリング軸3と、ステア
リング軸3の先端に設けられたピニオンギア4と、ピニ
オンギア4に噛合するラックギア部5aを有し、車両の
左右方向に延びたラック軸5とを備えている。ラック軸
5の両端にはタイロッド6がそれぞれ結合されており、
このタイロッド6は、それぞれ、操舵輪としての前左右
輪FL,FRを支持するナックルアーム7に結合されて
いる。ナックルアーム7は、キングピン8まわりに回動
可能に設けられている。
が操作されてステアリング軸3が回転されると、この回
転がピニオンギア4およびラック軸5によって車両の左
右方向に沿う直線運動に変換される。この直線運動は、
ナックルアーム7のキングピン8まわりの回動に変換さ
れ、これによって、前左右輪FL,FRの転舵が達成さ
れる。
ール2に加えられた操舵トルクの方向および大きさに応
じてねじれを生じるトーションバー9と、トーションバ
ー9のねじれの方向および大きさに応じて開度が変化す
る油圧制御弁23とが組み込まれている。油圧制御弁2
3は、ステアリング機構1に操舵補助力を与えるパワー
シリンダ20に接続されている。パワーシリンダ20
は、ラック軸5に一体的に設けられたピストン21と、
ピストン21によって区画された一対のシリンダ室20
a,20bとを有しており、シリンダ室20a,20b
は、それぞれ、オイル供給/帰還路22a,22bを介
して、油圧制御弁23に接続されている。
ク25およびオイルポンプ26を通るオイル循環路24
の途中部に介装されている。オイルポンプ26は、電動
式のモータ27によって駆動され、リザーバタンク25
に貯留されている作動油を汲み出して油圧制御弁23に
供給する。余剰分の作動油は、油圧制御弁23からオイ
ル循環路24を介してリザーバタンク25に帰還され
る。
方方向のねじれが加わった場合には、オイル供給/帰還
路22a,22bのうちの一方を介してパワーシリンダ
20のシリンダ室20a,20bのうちの一方に作動油
を供給する。また、トーションバー9に他方方向のねじ
れが加えられた場合には、オイル供給/帰還路22a,
22bのうちの他方を介してシリンダ室20a,20b
のうちの他方に作動油を供給する。トーションバー9に
ねじれがほとんど加わっていない場合には、油圧制御弁
23は、いわば平衡状態となり、作動油はパワーシリン
ダ20に供給されることなく、オイル循環路24を循環
する。
室に作動油が供給されると、ピストン21が車幅方向に
沿って移動する。これにより、ラック軸5に操舵補助力
が作用することになる。油圧制御弁に関連する構成例
は、たとえば、特開昭59−118577号公報に詳し
く開示されている。
0によって制御される。電子制御ユニット30は、CP
U31と、CPU31のワークエリアなどを提供するR
AM32と、CPU31の動作プログラムを記憶したR
OM33と、CPU31、RAM32およびROM33
を相互接続するバス34とを備えるマイクロコンピュー
タを含む。
1から出力される舵角データが与えられるようになって
いる。舵角センサ11は、ステアリングホイール2に関
連して設けられており、イグニッションキースイッチが
導通されてエンジンが始動したときのステアリングホイ
ール2の舵角を初期値「0」として、この初期値からの
相対舵角に対応し、かつ操舵方向に応じた符号の舵角デ
ータを出力する。
27に流れる電流を検出する電流検出回路12からの電
流データが与えられるようになっている。電流データ
は、モータ27の消費電流値(モータ電流)に比例した
値を有する。さらに、電子制御ユニット30には、車速
センサ13から出力される車速データが与えられるよう
になっている。車速センサ13は、車両の速度を直接的
に検出するものでもよく、また、車輪に関連して設けら
れた車輪速センサの出力パルスに基づいて車両の速度を
計算により求めるものであってもよい。
1、電流検出回路12および車速センサ13からそれぞ
れ与えられる舵角データ、電流データおよび車速データ
に基づいて、モータ27の駆動を制御する。図2は、モ
ータ27の駆動制御を説明するためのフローチャートで
ある。CPU31は、まず、モータ27が停止している
か否かを判断する(ステップS1)。この判断は、たと
えば、モータ27が起動されたときにセットされ、モー
タ27が停止されたときにリセットされるフラグを用い
て行うことができる。
S1のYES)、CPU31は、舵角センサ11から出
力された舵角データに基づいて、舵角中点θ0を基準と
した絶対舵角θを求める(ステップS2)。舵角中点θ
0は、車両が直進しているときのステアリングホイール
2の舵角である。たとえば、CPU31は、イグニッシ
ョンキースイッチが導通された後に、舵角センサ11か
ら出力される舵角データをサンプリングし、舵角データ
値のヒストグラムを作成する。そして、CPU31は、
所定のサンプリング数のデータが収集された後に最頻出
舵角データを求め、この最頻出舵角データを舵角中点θ
0の舵角データとみなす。こうして求められた舵角中点
θ0の舵角データは、RAM32に格納される。CPU
31は、ステップS2において、舵角センサ11からの
舵角データおよびRAM32に保持されている舵角中点
θ0の舵角データに基づいて、絶対舵角θを求める。
求められた絶対舵角θがRAM32に記憶されている起
動舵角θt以上であるか否かを判断する(ステップS
3)。起動舵角θtは、モータ27を起動すべきステア
リングホイール2の絶対舵角に相当する。この起動舵角
θtは、直前にモータ27が停止したときの絶対舵角に
基づいて、後述する起動舵角演算処理により求められ、
RAM32に記憶されている。
えば、舵角中点θ0よりも右側の舵角に対しては正の符
号、左側の舵角に対しては負の符号が付されている。し
たがって、ステップS3の判断は、正確には、絶対舵角
θおよび起動舵角θtの各絶対値を比較して行う必要が
ある。ただし、ここでは、説明を簡単にするために、絶
対舵角θおよび起動舵角θtがいずれも正の値を有する
ものとする。
と判断されると(ステップS3のNO)、プログラムは
ステップS1に戻る。一方、絶対舵角θが起動舵角θt
に達しているならば(ステップS3のYES)、CPU
31は、モータ27を起動する(ステップS4)。モー
タ27の回転速度は、ステアリングホイール2の舵角速
度Vθに応じて決定される。すなわち、CPU31は、
舵角センサ11から出力される舵角データに基づいて、
舵角の時間変化率である舵角速度Vθを求める(ステッ
プS5)。次いで、この求められた舵角速度Vθが所定
の第1しきい値VT1(VT1=10(degree/sec))以下
であるか否かを判断する(ステップS6)。舵角速度V
θが第1しきい値VT1以下であれば(ステップS6の
YES)、モータ回転速度Rが所定の第1回転速度R1
(たとえばR1=1800(rpm) )となるように、モータ2
7が駆動される(ステップS7)。すなわち、舵角速度
Vθが第1しきい値VT1以下である場合には、モータ
27は、舵角速度Vθの値によらずに、一定の第1回転
速度R1で駆動される。
ている場合には(ステップS6のNO)、CPU31
は、舵角速度Vθが第1しきい値VT1よりも大きな第
2しきい値VT2(たとえばVT2=600(degree/sec)
)未満であるか否かを判断する(ステップS8)。舵
角速度Vθが第2しきい値VT2未満であれば(ステッ
プS8のYES)、CPU31は、舵角速度Vθの値に
応じたモータ回転速度Rでモータ27を駆動する(ステ
ップS9)。すなわち、舵角速度Vθが第1しきい値V
T1よりも大きく、かつ、第2しきい値VT2未満であ
る領域では、CPU31は、舵角速度Vθに対してモー
タ回転速度Rが第1回転速度R1と第2回転速度R2
(R2>R1)との間でほぼリニアに変化するように、
モータ回転速度Rを定める。
あるならば(ステップS8のNO)、CPU31は、モ
ータ回転速度Rが所定の第2回転速度R2(たとえばR
2=6000(rpm) )になるように、モータ27を駆動する
(ステップS10)。すなわち、舵角速度Vθが第2し
きい値VT2以上であれば、モータ27は、舵角速度V
θの値によらずに、一定の第2回転速度R2で駆動され
る。
されていると判断されれば、CPU31は、舵角センサ
11から出力される舵角データに基づいて舵角速度Vθ
を求め(ステップS11)、この求められた舵角速度V
θが所定の停止しきい値VS(たとえばVS=10(deg
ree/sec))以下であるか否かを判断する(ステップS1
2)。舵角速度Vθが停止しきい値VSを超えていれば
(ステップS12のNO)、プログラムはステップS6
に移行し、CPU31は、舵角速度Vθの値に基づいて
モータ回転速度Rを決定し、この決定されたモータ回転
速度Rでモータ27を駆動する。
れば(ステップS12のYES)、CPU31は、電流
検出回路12から出力される電流データに基づいてモー
タ電流値Imを求める(ステップS13)。そして、こ
の求められたモータ電流値Imが、モータ停止範囲ΔI
内にあるか否かが判断される(ステップS14)。モー
タ停止範囲ΔIは、操舵補助が不要な状態であるモータ
電流値Imの範囲であり、後述するモータ停止範囲設定
処理によって定められる。モータ電流値Imがモータ停
止範囲ΔI内の値を有するならば(ステップS14のY
ES)、CPU31は、モータ電流値Imがモータ停止
範囲ΔI内にある状態が一定時間(たとえば、1〜3
秒)継続したか否かを判断する(ステップS15)。こ
の判断が肯定されれば(ステップS15のYES)、ス
テアリングホイール2はほとんど操舵されていないと考
えることができるから、CPU31は、モータ27を停
止させる(ステップS16)。その後、CPU31は、
起動舵角θtを求めるための起動舵角演算処理を実行す
る(ステップS17)。一方、ステップS14またはス
テップS15の判断が否定されれば、CPU31は、ス
テップS6からの処理を行ってモータ回転速度Rを定
め、その回転速度でモータ27を駆動する。
ャートである。CPU31は、舵角センサ11から出力
された舵角データに基づいて、モータ停止時の絶対舵角
θを求める(ステップT1)。次いで、車速センサ13
から出力される車速データに基づいて車速Vを取得し、
この車速Vに応じた起動しきい値dθを求める(ステッ
プT2)。起動しきい値dθは、モータ27を起動する
際のトリガとなる舵角変化量である。つまり、舵角変化
量が起動しきい値dθに達すると、モータ27が起動さ
れる。ただし、この実施形態では、起動しきい値dθ
は、右方向への転舵に対しては正の値をとり、左方向へ
の転舵に対しては負の値をとる。
得された車速Vに応じた第1定数Aおよび第2定数Bを
下記(+R)式、(+L)式、(−L)式、または(−R)式に
代入して求められる。すなわち、右側にステアリングが
切られた状態(モータ停止時の絶対舵角θが正の値を有
する場合)においては、さらに右方向に転舵される場合
(舵角中点θ0から離れる往き操舵)には、(+R)式が
適用されて第1の起動しきい値dθ1が求められ、左方
向に転舵される場合(舵角中点θ0に向かう戻り操舵)
には、(+L)式が適用されて第2の起動しきい値dθ2
が求められる。一方、左側にステアリングが切られた状
態(モータ停止時の絶対舵角θが負の値を有する場合)
においては、さらに左方向に転舵される場合(往き操
舵)には、(−L)式が適用されて第1の起動しきい値d
θ1が求められ、右方向に転舵される場合(戻り操舵)
には、(−R)式が適用されて第2の起動しきい値dθ2
が求められる。
を決定するための要素であり、車速Vと定数AおよびB
とを対応付けたテーブルがROM33に予め記憶されて
いる。定数Aは、起動しきい値dθ(dθ1またはdθ
2)の最大絶対値であり、定数Bは、同じ起動しきい値
dθをとることになる舵角値の数に対応する。
定角度の転舵ごとにパルスを出力するものである場合に
は、このパルスによりアップカウントまたはダウンカウ
ントされるカウンタの値により表されてもよい。このよ
うな場合には、定数Bは、同じ起動しきい値dθをとる
ことになるカウント値の数に対応していてもよい。な
お、AおよびBは、いずれも正の値を有するものとす
る。
Aは、θ=0の場合の起動しきい値dθの値、すなわ
ち、舵角中点からの起動しきい値の絶対値である。上記
(+R)式、(+L)式、(−L)式および(−R)式から明ら
かなように、往き操舵時と戻り操舵時とでは、起動舵角
が「2A」(=|dθ1−dθ2|)だけ異なることに
なる。すなわち、いずれの舵角θにおいても、往き操舵
時と戻り操舵時との起動舵角の差は、ほぼ一定である。
向への操舵である往き操舵に適用される第1の起動しき
い値dθ1は、絶対舵角θの絶対値が大きくなるほど小
さな絶対値をとる。その一方で、絶対舵角θの絶対値が
減少する方向への操舵である戻り操舵に適用される第2
の起動しきい値dθ2は、絶対舵角θの絶対値が大きく
なるほど大きな絶対値をとる。
している場合には、上記(+R)式、(+L)式、(−L)式
および(−R)式に基づいて起動しきい値dθを求めるの
ではなく、予め定められている最小起動しきい値を起動
しきい値dθとする。CPU31は、モータ停止時の絶
対舵角θと第1の起動しきい値dθ1とを加算し、第1
起動舵角θt1を求める(ステップT3)。この第1起
動舵角θt1は、モータ27が停止している状態で往き
操舵が行われたときに、モータ27を起動すべき絶対舵
角である。
対舵角θと第2の起動しきい値dθ2とを加算して、第
2起動舵角θt2を求める(ステップT4)。この第2
起動舵角θt2は、モータ27が停止している状態で戻
り操舵が行われたときに、モータ27を起動すべき絶対
舵角である。CPU31は、上記のようにして求められ
た第1起動舵角θt1および第2起動舵角θt2をRA
M32に保持させる(ステップT5)。
は、第1起動舵角θt1および第2起動舵角θt2を総
称したものである。図4(a)(b)は、第1定数Aおよび第
2定数Bを説明するための図である。第1定数Aは、所
定の車速領域ごとに設定され、対応する車速領域におい
て求められるべき起動しきい値dθの絶対値の最大値に
相当する。具体的には、図4(a)に示すように、車速V
がV1(たとえばV1=30(km/h))未満の場合には、第
1定数AはA1(たとえばA1=1)に設定されてい
る。また、車速VがV1以上V2(たとえばV2=60(k
m/h))未満の場合には、第1定数AはA2(たとえばA
2=3)に設定されている。さらに、車速VがV2以上
の場合には、第1定数AはA3(たとえばA3=6)に
設定されている。
され、対応する車速領域において同じ起動しきい値dθ
をとる絶対舵角値の数に相当する。具体的には、図4
(b)に示すように、車速VがV1未満の場合には、第2
定数BはB1(たとえばB1=1)に設定されている。
また、車速VがV1以上V2未満の場合には、第2定数
BはB2(たとえばB2=2)に設定されている。さら
に、車速VがV2以上の場合には、第2定数BはB3
(たとえばB3=3)に設定されている。
に示すように階段状に設定するのではなく、たとえば、
車速VがV2未満の場合には、二点鎖線で示すように、
車速Vに対してほぼリニアに変化するように設定しても
よい。第1定数Aを車速が大きいほど大きく設定するこ
とにより、起動しきい値dθの絶対値は、車速が大きい
ほど大きく設定される。また、第2定数Bを車速が大き
いほど大きく設定することにより、モータ停止時の絶対
舵角θの絶対値の増加に伴う起動しきい値dθの絶対値
の減少の割合が少なくなる。したがって、モータ停止時
の絶対舵角θの絶対値が比較的大きい場合であっても、
モータ27を起動させるためには、比較的大きな舵角変
化が必要とされることになる。これにより、車速が大き
いときには、不必要なモータ起動が防がれ、車速が小さ
なときには起動感度が高まるから、速やかに操舵補助力
を発生させることができる。
θtとの関係を示す図であり、第1定数Aおよび第2定
数Bがそれぞれ「5」および「3」である場合の絶対舵
角θと起動舵角θtとの関係が示されている。図5は、
モータ停止時の舵角θが正の場合を示し、図6は、モー
タ停止時の舵角θが負の場合を示している。図5および
図6においては、モータ停止時の絶対舵角θをシンボル
「●」で表し、転舵方向を矢印の方向で表し、起動しき
い値dθ(dθ1またはdθ2)をシンボル「●」から
の矢印の長さで表し、起動舵角θt(θt1またはθt
2)を矢印の先端で表している。また、縦線は、絶対舵
角θを表している。
操舵時用の第1の起動しきい値dθ1の絶対値は、モー
タ停止時における絶対舵角θの絶対値が大きな値である
ほど小さくなるようになっている。すなわち、モータ停
止時における絶対舵角θの絶対値が大きな値であるほど
モータ27の起動感度が良くされている。これは、次の
理由による。
る場合には、ステアリングホイール2の遊び角の範囲を
超えてステアリングホイール2が操作されたときにのみ
操舵補助を行えばよい。したがって、第1の起動しきい
値dθ1を大きくしておくことにより、舵角中点付近に
おける過剰な操舵補助を抑制でき、省エネルギー性を向
上できる。これに対して、絶対舵角θが大きな値である
場合には、速やかに操舵補助を行うことにより、良好な
操舵フィーリングが得られる。
に、戻り操舵時用の第2の起動しきい値dθ2の絶対値
は、モータ停止時における絶対舵角θの絶対値が大きな
値であるほど大きくなるようになっている。すなわち、
モータ停止時における絶対舵角θの絶対値が小さな値の
場合の方が、起動感度が良くされている。その理由は、
次のとおりである。
両を走行させると、ステアリング機構には、車輪からの
逆入力によって、ステアリングの舵角を舵角中点へと戻
すセルフアライメント力が働く。このセルフアライメン
ト力は、舵角中点付近においては小さく、舵角が大きく
なるほど大きい。したがって、戻り操舵に関しては、舵
角が大きい場合には操舵補助がさほど必要ではなく、舵
角が小さい場合の方が速やかな操舵補助が必要とされる
のである。このようにして、セルフアライメント力を有
効に利用して省エネルギー化を図ることができるととも
に、操舵フィーリングの向上が併せて達成される。
1,θt2の差がいずれの舵角においても一定値「2
A」をとるのは、トーションバー9に働くトルクが小さ
い範囲を不感帯として、モータ27を過敏に起動させな
いようにするためである。トーションバー9にほとんど
ねじれが加わっていない中立状態に対応する舵角は、モ
ータ停止時の絶対舵角θとの関係において、図5および
図6において二点鎖線で示すとおりである。これから理
解されるように、各絶対舵角θにおける往き操舵時およ
び戻り操舵時の起動舵角θt1,θt2間の舵角区間に
おいては、ステアリングホイール2に加えられるトルク
が小さいので、トーションバー9に加わるねじれ量が少
なく、操舵補助を要しない。
い値dθの絶対値が小さいほど起動感度が高い。)と車
速Vとの関係を説明するための図である。この図7から
明らかなように、モータ27の起動感度は、モータ停止
時における絶対舵角θが同じ値であっても、車速Vに応
じて変化するようになっている。具体的には、高速走行
時にはモータ27の起動感度は小さく、低速走行時には
モータ27の起動感度は大きくされている。これは、高
速走行時には操舵補助力があまり必要ではないのに対し
て、低速走行時には速やかに操舵補助を行う必要がある
からである。
うに、起動しきい値dθは予め定められた最小値にされ
るから、絶対舵角θの値とは無関係に、モータ27の起
動感度は一定にされる。これは、停車時にいわゆる据え
切りが行われた場合には、大きな操舵補助力が必要であ
るので、絶対舵角θがどのような値であっても速やかに
操舵補助を行うことが好ましいからである。
説明するためのフローチャートである。CPU31は、
モータ電流値Imを常時モニタする(ステップU1)。
このモータ電流値Imに基づいて、CPU31は、モー
タ27が無負荷状態である場合のモータ電流値である無
負荷電流値I0を求める(ステップU2)。そして、こ
の求められた無負荷電流値I0を利用して、CPU31
は、モータ停止範囲ΔIを設定する(ステップU3)。
具体的には、CPU31は、求められた無負荷電流値I
0と、この無負荷電流値I0に、車両の仕様に応じて予
め定められた電流しきい値dIを加算した値I0+dI
との間の範囲をモータ停止範囲ΔIとして設定する。
との対応関係を示すグラフである。横軸に操舵トルクT
がとられ、縦軸にモータ電流値Imがとられている。モ
ータ電流値Imは、操舵トルクTが0の付近では、T=
0の点を頂点とする曲線で表すことができる。操舵トル
クTが0の場合にはモータ27は無負荷状態であるか
ら、モータ電流値Imの極小値が無負荷電流値I0に対
応すると言える。
舵補助力を与える必要のないトルクの範囲は、車両の仕
様により定まる。このトルク範囲が、0を中心にトルク
しきい値T1,−T1によって挟まれた範囲である場
合、これらのトルクしきい値T1,−T1に対応するモ
ータ電流値と無負荷電流値I0との差が予め求められて
電流しきい値dIとして設定される。そして、無負荷電
流値I0と、この無負荷電流値I0に電流しきい値dI
を加算した値I0+dIとの間の範囲をステアリングホ
イール2が操舵されていない範囲、すなわちモータ停止
範囲ΔIと判断することができる。上記電流しきい値d
Iは、たとえば車種ごとに予め求められてROM33に
格納されている。
度によって変動する。すなわち、たとえば作動油の温度
が低い場合には、作動油の粘性は高いから、作動油の温
度が高い場合に比べてモータ27の負荷は大きくなる。
したがって、モータ電流値Imは、作動油の温度が低い
場合には大きな値をとる。つまり、図9のIm−T曲線
は、上方にスライドし、無負荷電流値I0も大きくな
る。
I0を演算により求め、求められた無負荷電流値I0
と、この無負荷電流値I0にROM33に格納されてい
る電流しきい値dIを加算した値I0+dIとの間の範
囲が、モータ停止範囲ΔIとして設定される。無負荷電
流値I0の演算は、たとえば、サンプリングしたモータ
電流値Imのうち最頻出電流値を求めることによって達
成される。より具体的には、CPU31は、モータ回転
速度Rが一定であり、非操舵状態であることを条件とし
て、電流検出回路12から出力される電流データを一定
時間(たとえば10(min) 〜1(hour))にわたってサンプ
リングする。このサンプリングによって得られた電流デ
ータに基づいて求められるモータ電流値Imは、正規分
布をなす。この場合、操舵トルクTが0の場合のモータ
電流値Imが最頻出電流値となるから、この最頻出電流
値を無負荷電流値I0として求める。
回転速度Rが一定であり、非操舵状態であることを条件
として、一定時間または一定回数にわたってサンプリン
グされたモータ電流値Imの中から最小値を求め、この
求められた最小値を無負荷電流値I0としてもよい。以
上のようにこの実施形態によれば、往き操舵に関して
は、モータ停止時における絶対舵角θの絶対値が大きな
値を有する場合ほど、舵角変化に対するモータ27の起
動感度が良くされるから、舵角中点付近における無用な
モータ起動が抑制されるうえ、絶対舵角θが大きいとき
には速やかに操舵補助力を発生させることができる。こ
れにより、省エネルギー性を向上でき、かつ、キャッチ
アップ(引っかかり感)が発生することもない。
時における絶対舵角θの絶対値が大きな値を有するほ
ど、舵角変化に対するモータ27の起動感度が低くされ
る。したがって、絶対舵角θが大きい状態のときには、
セルフアライメント力を有効に利用して無駄な操舵補助
を抑制することができるので、省エネルギー性を向上で
きる。また、舵角中点付近における戻り操舵に関して
は、比較的速やかに操舵補助が行われるので、操舵フィ
ーリングも良好である。
走行時には、モータ27の起動感度を良くし、高速走行
時には起動感度を鈍くしているから、これによっても、
省エネルギー性の向上と操舵フィーリングの向上とを併
せて図ることができる。その他、特許請求の範囲に記載
された技術的事項の範囲で種々の設計変更を施すことが
可能である。
装置の基本的な構成を示す概念図である。
ートである。
すフローチャートである。
めの図である。
角と起動舵角との関係を示す図である。
角と起動舵角との関係を示す図である。
めの図である。
ーチャートである。
フである。
Claims (4)
- 【請求項1】電動モータにより駆動されるポンプの発生
油圧によって操舵補助力を発生させるパワーステアリン
グ装置において、 舵角中点からの舵角を検出するための舵角検出手段と、 電動モータが停止している状態において、上記舵角検出
手段による舵角検出値の変化量が所定の起動しきい値を
超えたことを条件に、上記電動モータを起動する起動制
御手段と、 上記起動しきい値を、電動モータが停止したときの上記
舵角検出手段による舵角検出値に応じて設定する起動し
きい値設定手段とを含み、 この起動しきい値設定手段は、舵角中点から離れる方向
への操舵である往き操舵時に適用される第1の起動しき
い値と、舵角中点へ向かう方向への操舵である戻り操舵
時に適用される第2の起動しきい値とを、これらの第1
および第2の起動しきい値の和がほぼ一定となるよう
に、舵角検出値に応じて設定するものであることを特徴
とするパワーステアリング装置。 - 【請求項2】上記起動制御手段は、 上記舵角検出手段による舵角検出値および上記起動しき
い値設定手段により設定される起動しきい値に基づい
て、停止状態の上記電動モータを起動すべき舵角である
起動舵角を求めるための起動舵角演算手段と、 上記電動モータが停止している場合に、上記舵角検出手
段による舵角検出値が上記起動舵角演算手段により求め
られた起動舵角に達したことを条件に、上記電動モータ
を起動する手段とを含むことを特徴とする請求項1記載
のパワーステアリング装置。 - 【請求項3】上記起動しきい値設定手段は、モータ停止
時の上記舵角検出手段による舵角検出値が大きな値であ
るほど、往き操舵時に適用される第1の起動しきい値を
小さく設定し、戻り操舵時に適用される第2の起動しき
い値を大きく設定するものであることを特徴とする請求
項1または2記載のパワーステアリング装置。 - 【請求項4】車速を検出する車速検出手段をさらに含
み、 上記起動しきい値設定手段は、上記車速検出手段により
検出された車速が大きいほど大きくなるように、起動し
きい値を設定するものであることを特徴とする請求項1
ないし3のいずれかに記載のパワーステアリング装置。
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