JPH1159467A - パワーステアリング装置 - Google Patents

パワーステアリング装置

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JPH1159467A
JPH1159467A JP9229841A JP22984197A JPH1159467A JP H1159467 A JPH1159467 A JP H1159467A JP 9229841 A JP9229841 A JP 9229841A JP 22984197 A JP22984197 A JP 22984197A JP H1159467 A JPH1159467 A JP H1159467A
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JP
Japan
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steering
urgency
rotation speed
electric motor
steering torque
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Application number
JP9229841A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Hiyamizu
由信 冷水
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
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    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/065Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by specially adapted means for varying pressurised fluid supply based on need, e.g. on-demand, variable assist
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
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    • Y10T74/20012Multiple controlled elements
    • Y10T74/20018Transmission control
    • Y10T74/2014Manually operated selector [e.g., remotely controlled device, lever, push button, rotary dial, etc.]
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操舵の緊急度を的確に反映してアシスト開始回
転数を定め、これにより適切な操舵補助を行う。 【解決手段】操舵トルクの時間についての2階微分値を
利用して操舵の緊急度が演算される(S5)。この操舵
の緊急度に基づいてアシスト開始回転数が設定される
(S6)。このアシスト開始回転数を電動モータの目標
回転数に設定して(S7)、電動モータの駆動制御が行
われる。操舵の緊急度が高いときには、アシスト開始回
転数は高く設定され、操舵の緊急度が低ければアシスト
開始回転数は低く設定される。 【効果】緊急度が高いときには、すみやかに操舵補助力
を発生させることができる。また、緊急度が低いときに
は、アシスト開始回転数を低く抑えることにより、エネ
ルギーの消費を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータにより
駆動されるポンプの発生油圧によりステアリング機構に
操舵補助力を与えるパワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ステアリング機構に結合され
たパワーシリンダにオイルポンプからの作動油を供給す
ることによって、ステアリングホイールの操作を補助す
るパワーステアリング装置が用いられている。オイルポ
ンプは、電動モータによって駆動され、その回転数に応
じた操舵補助力がパワーシリンダから発生される。ステ
アリングが切り込まれていない状態では操舵補助力を要
しないから、ステアリングが舵角中点近傍にある直進操
舵状態においては、電動モータを停止させ、一定値以上
の舵角変化が検出されたことに応答して電動モータを起
動するようにして、いわゆるストップ・アンド・ゴー制
御が行われている。
【0003】電動モータの起動直後の数ミリ秒の期間に
は、必要な操舵補助力に対応した目標回転数であるアシ
スト回転数よりも大きなアシスト開始回転数が電動モー
タの目標回転数として設定される。これにより、電動モ
ータが起動されてから必要な操舵補助力が発生されるま
での遅れが抑制される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前方の障害物を避ける
場合のように操舵の緊急度が高い場合ほど、操舵補助の
遅れを少なくする必要がある。そこで、本願の出願人の
先の出願である特願平8−129060号においては、
操舵速度に応じてアシスト開始回転数を定めることが提
案されている。
【0005】しかし、操舵速度のみでは、操舵の緊急度
やドライバの意図を的確に検出することはできないか
ら、上記の先願に係る構成においても、アシスト開始回
転数が必ずしも適切に設定されない場合がある。たとえ
ば、緊急度が低いのに操舵開始直後にステアリングホイ
ールを急に切り込んだり、緊急度が高いのに操舵開始直
後にステアリングホイールを比較的緩慢に操作したりす
ると、操舵速度による緊急度の検出に誤りが生じる。
【0006】操舵トルクの時間変化率に応じてアシスト
開始回転数を定めることも考えられるが、操舵速度を用
いる場合と同様な問題は避けられない。そこで、この発
明の目的は、上述の技術的課題を解決し、操舵の緊急度
を的確に反映してアシスト開始回転数を定めることがで
き、これにより適切な操舵補助を行うことができるパワ
ーステアリング装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、電動モー
タにより駆動されるポンプの発生油圧によって操舵補助
力を発生するパワーステアリング装置において、操舵ト
ルクを検出する操舵トルク検出手段(図1のトルクセン
サ13に対応)と、この操舵トルク検出手段によって検
出された操舵トルクの時間についての2階微分値を利用
して、操舵の緊急度を演算する操舵緊急度演算手段(図
1のCPU31および図5のステップS5に対応)と、
この操舵緊急度演算手段によって演算された操舵の緊急
度に基づいて、電動モータを起動する当初の目標回転数
であるアシスト開始回転数を定める手段を含む目標回転
数設定手段(図1のCPU31および図5のステップS
6,S7に対応)と、この目標回転数設定手段によって
設定された目標回転数に上記電動モータの回転数を一致
させるべく、この電動モータを駆動制御する制御手段
(図1のCPU31に対応)とを含むことを特徴とする
パワーステアリング装置である。
【0008】この構成によれば、操舵の緊急度の演算
に、操舵トルクの時間についての2階微分値が利用され
るので、正確な緊急度を求めることができる。したがっ
て、操舵の緊急度を的確に反映したアシスト開始回転数
が過不足なく設定されるから、緊急度が高いときには速
やかに操舵補助を開始することができ、また、緊急度が
低いときにはアシスト開始回転数を低く抑えることによ
り、エネルギーの消費を低減できる。こうして、適切な
操舵補助を行えるうえ、省エネルギー性の向上も併せて
達成される。
【0009】なお、操舵緊急度演算手段は、操舵トルク
の時間についての1階微分値と、操舵トルクの時間につ
いての2階微分値との両方を用いて操舵の緊急度を演算
するものであってもよい。請求項2記載の発明は、上記
目標回転数設定手段は、さらに、電動モータが起動され
た後所定時間経過後における電動モータの目標回転数で
あるアシスト回転数を定める手段(図1のCPU31お
よび図5のステップS8に対応)と、アシスト開始回転
数からアシスト回転数へと目標回転数を変化させる際
に、所定時間ごとの目標回転数の変化量を、所定のリミ
ッタ値を超えないように制限するリミッタ処理手段(図
1のCPU31および図5のステップS9に対応)とを
含むものであることを特徴とする請求項1記載のパワー
ステアリング装置である。
【0010】この構成によれば、アシスト開始回転数か
らアシスト回転数へと電動モータの目標回転数が変更さ
れる際に、リミッタ処理手段の働きにより、目標回転数
の急変が防止される。これにより、操舵補助力の急変が
抑制されるから、操舵フィーリングを向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係るパワーステアリング装置の基本
的な構成を示す概念図である。このパワーステアリング
装置は、車両のステアリング機構1に関連して設けら
れ、このステアリング機構1に操舵補助力を与えるため
のものである。
【0012】ステアリング機構1は、ドライバによって
操作されるステアリングホイール2と、このステアリン
グホイール2に連結されたステアリング軸3と、ステア
リング軸3の先端部に設けられたピニオンギア4と、こ
のピニオンギア4に噛合するラックギア部5aを有し、
車両の左右方向に延びたラック軸5とを有している。ラ
ック軸5の両端にはタイロッド6がそれぞれ結合されて
おり、このタイロッド6は、それぞれ、操舵輪としての
前左右輪FL,FRを支持するナックルアーム7に結合
されている。ナックルアーム7は、キングピン8まわり
に回動自在に設けられている。
【0013】この構成により、ステアリングホイール2
が操作されてステアリング軸3が回転されると、この回
転がピニオンギア4およびラック軸5によって車両の左
右方向に沿う直線運動に変換される。この直線運動は、
ナックルアーム7のキングピン8まわりの回動に変換さ
れ、これによって、前左右輪FL,FRの転舵が達成さ
れる。
【0014】ステアリング軸3の途中には、ステアリン
グホイール2に加えられた操舵トルクの方向および大き
さに応じてねじれを生じるトーションバー9と、このト
ーションバー9のねじれの方向および大きさに応じて開
度が変化する油圧制御弁23とが介装されている。この
油圧制御弁23は、ステアリング機構1に操舵補助力を
与えるパワーシリンダ20に接続されている。パワーシ
リンダ20は、ラック軸5に一体的に設けられたピスト
ン21と、このピストン21によって区画された一対の
シリンダ室20a,20bとを有しており、シリンダ室
20a,20bは、それぞれ、オイル供給/帰還路22
a,22bを介して、油圧制御弁23に接続されてい
る。
【0015】油圧制御弁23は、さらに、リザーバタン
ク25およびオイルポンプ26を通るオイル循環路24
の途中部に介装されている。オイルポンプ26は、モー
タ27によって駆動され、リザーバタンク25に貯留さ
れている作動油をくみ出して油圧制御弁23に供給す
る。余剰分の作動油は、油圧制御弁23からオイル循環
路24を介してリザーバタンク25に帰還される。
【0016】油圧制御弁23は、トーションバー9に一
方方向のねじれが加わった場合には、オイル供給/帰還
路22a,22bのうちの一方を介してパワーシリンダ
20のシリンダ室20a,20bのうちの一方に作動油
を供給する。また、トーションバー9に他方方向のねじ
れが加えられた場合には、オイル供給/帰還路22a,
22bのうちの他方を介してシリンダ室20a,20b
のうちの他方に作動油を供給する。トーションバー9に
ねじれがほとんど加わっていない場合には、油圧制御弁
23は、いわば平衡状態となり、作動油はパワーシリン
ダ20に供給されることなく、オイル循環路24を循環
する。
【0017】パワーシリンダ20のいずれかのシリンダ
室に作動油が供給されると、ピストン21が車幅方向に
沿って移動する。これにより、ラック軸5に操舵補助力
が作用することになる。操舵補助力の大きさは、オイル
ポンプ26を作動させる電動モータ27への印加電圧を
制御して電動モータ27を所定のアシスト回転数で回転
させておくことにより、油圧制御弁23の開度の変化に
応じて変化する。電動モータ27は、電子制御ユニット
30によって制御されるようになっている。この電子制
御ユニット30は、ステアリングホイール2の舵角を検
出する舵角センサ11の出力信号と、車両の速さを検出
する車速センサ12の出力信号と、トーションバー9に
加えられたトルクの方向および大きさを検出するトルク
センサ13の出力信号とに基づいて、モータ27への印
加電圧を定める。これによって、舵角、車速および操舵
トルクに応じた操舵補助力がステアリング機構1に与え
られることになる。車速センサ12は、車両の速度を直
接的に検出するものでもよく、また、車輪に関連して設
けられた車輪速センサの出力パルスに基づいて車両の速
度を計算により求めるものであってもよい。
【0018】電子制御ユニット30は、CPU31、C
PU31のワークエリアなどを提供するRAM32、お
よびCPU31の動作プログラムなどを記憶したROM
33と、これらを相互接続するバス34とを有してい
る。CPU31は、ROM33に記憶された動作プログ
ラムに従って動作し、舵角、車速および操舵トルクに対
応した適切な操舵補助力がステアリング機構1に与えら
れるように電動モータ27への印加電圧を制御する。具
体的には、CPU31は、目標回転数を設定し、電動モ
ータ27の回転数を設定された目標回転数に一致させる
べく、この電動モータ27を駆動制御する。
【0019】図2は、電動モータ27の目標回転数の時
間変化を示す図である。CPU31は、たとえば、舵角
センサ11によって検出される舵角が所定のしきい値以
上となるなどの予め定められた起動条件が満たされる
と、電動モータ27を起動する。電動モータ27の起動
を開始した直後の期間T1においては、CPU31は、
電動モータ27の目標回転数を、必要な操舵補助力を得
るための目標回転数であるアシスト回転数RAよりも大
きなアシスト開始回転数RS(たとえば、最高で5500rp
m )に設定する。その後、CPU31は、期間T2にお
いて、段階的に目標回転数を低下させていき、その後の
期間T3においては、目標回転数をアシスト回転数RA
(たとえば、最低で2800rpm )とする。こうして、電動
モータ27の起動直後には、目標回転数をアシスト開始
回転数RSとすることにより、操舵補助の遅れが防止さ
れる。
【0020】期間T2においては、所定の処理周期Δt
(たとえば0.5ミリ秒)ごとの回転数の低下量がΔ
(たとえば、20rpm )に制限される。つまり、リミッ
タ処理が行われる。これにより、操舵補助力が急変する
ことがなくなるので、たとえば、長いカーブを走行する
場合のようにステアリングホイール2に操舵トルクを加
え続けている場合に、ステアリングホイール2の重さが
急変することがなくなる。これにより、操舵フィーリン
グが良くなる。
【0021】図3は、アシスト開始回転数の定め方を表
す図である。CPU31は、操舵の緊急度に応じて、ア
シスト開始回転数RSを変化させる。具体的には、操舵
の緊急度が高いほど、アシスト開始回転数RSを大きく
する。これにより、急操舵時のように操舵の緊急度が高
い場合には、速やかに必要な操舵補助力が発生されるの
で、操舵フィーリングが向上するうえ、適切な操舵補助
を行える。また、操舵の緊急度が低いときには、アシス
ト開始回転数RSは比較的低く設定されるので、省エネ
ルギー性の向上にもつながる。
【0022】操舵の緊急度は、この実施形態において
は、操舵トルクの時間についての1階微分値や、操舵ト
ルクの時間についての2階微分値などに基づいて定めら
れるが、その詳細は後述する。図4は、アシスト回転数
の定め方を表す図である。CPU31は、舵角センサ1
1からの舵角データの時間変化率を求めることによって
得られる舵角速度と、車速センサ12から得られる車速
データとに基づいて、アシスト回転数RAを変化させ
る。具体的には、車速が大きいほどアシスト回転数RA
が小さく設定される。これは低速走行中ほど大きな操舵
補助力を必要とし、高速で走行しているときには小さな
操舵補助力を要するに過ぎないからである。また、CP
U31は、舵角速度が大きいほどアシスト回転数RAを
大きく設定する。これは、舵角速度が大きいほど大きな
操舵補助力が必要になるからである。
【0023】このようにアシスト回転数RAを定めるこ
とにより、車速および舵角速度に応じて適切な電力が電
動モータ27に過不足なく供給されるから、省エネルギ
ー性を向上できる。図5は、CPU31による電動モー
タ27の制御の全体の流れを説明するためのフローチャ
ートである。CPU31は、トルクセンサ13から操舵
トルクデータを取り込み(ステップS1)、車速センサ
12から車速データを取り込み(ステップS2)、さら
に舵角センサ11から舵角データを取り込んで(ステッ
プS3)、これらのデータに基づいて、電動モータ27
を起動するための所定の起動条件が満たされたか否かを
判断する(ステップS4)。起動条件が満たされなけれ
ば、引き続き、上記各センサ11〜13からのデータの
監視を継続する。
【0024】起動条件が満たされると、CPU31は、
操舵の緊急度を演算する(ステップS5)。そして、C
PU31は、この演算された緊急度に基づいて、アシス
ト開始回転数RSを設定し(ステップ6)、このアシス
ト開始回転数RSを目標回転数として(ステップS
7)、電動モータ27の回転数がこの目標回転数に等し
くなるように、この電動モータ27を駆動制御する。
【0025】次に、舵角データの時間変化率として求め
ることができる舵角速度と、車速とに基づいて、アシス
ト回転数RAが演算される(ステップS8)。そして、
アシスト開始回転数RSを目標回転数に設定してから所
定時間T1(数ミリ秒)が経過すると、リミッタ処理を
行いながら、目標回転数をアシスト開始回転数RSから
アシスト回転数RAへと漸減させていく(ステップS
9)。
【0026】その後は、たとえば、舵角センサ11が検
出する舵角が舵角中点付近である状態が一定時間以上継
続するなどの所定の条件が満たされれば、電動モータ2
7が停止される。電動モータ27の停止後は、ステップ
S1からの処理が行われることになる。次に、図5のス
テップS5における処理、すなわち、操舵の緊急度の演
算処理の一例について説明する。
【0027】まず、操舵の緊急度の検出原理について説
明する。車線変更を行う場合において、操舵の緊急度レ
ベルと、操舵開始から設定時間内における操舵トルクの
変化量(操舵トルクの時間についての1階微分値に相
当)との関係を、電動パワーステアリング装置を備えた
車両を用いた実験によって求めた。図6は、その実験結
果を示す。
【0028】図6における横軸は、車速50km/時で
横方向に3.5mの車線変更を行う場合において、最初
のlmを移動するのに要した時間(秒)を示す。その時
間が短い程に緊急度レベルが高い。図6における縦軸
は、操舵開始から設定時間(0.1秒間)においてトル
クセンサ13が検出する操舵トルクの変化量(N・m)
を示す。この操舵トルクは、車輪の転舵角が実際に変化
するのに先行して変化する。上記設定時間は、後述のよ
うに、標準的な操舵を行った場合に、操舵開始から設定
時間内における操舵トルクの変化量と、操舵の緊急度レ
ベルとを対応付けることができる範囲で、可及的に短く
設定するのが好ましい。
【0029】図6においては、実験結果のデータを、
「●」と「△」とでプロットしている。「●」で示すデ
ータa〜vは、標準的な操舵を行った結果を示す。
「△」で示すデータα〜εは、変則的な操舵を行った結
果を示す。ここで、標準的な操舵とは、車線変更の開始
から終了までの間において、意識的に操舵の速さを変え
ることなく自然に行う操舵をいう。また、変則的な操舵
とは、車線変更の開始当初において、意識的に操舵の速
さを変えて行う操舵をいう。
【0030】図6に示す標準的な操舵のデータa〜vか
ら、車線変更時に標準的な操舵を行った場合は、操舵開
始から設定時間内における操舵トルクの変化量と、操舵
の緊急度レベルとには対応関係があるのを確認できる。
本実験においては、操舵の緊急度レベルを4段階に分類
している。すなわち、データa〜gが最も緊急度レベル
の高い「緊急」に、データh、iが2番目に緊急度レベ
ルの高い「クイック」に、データj〜sが3番目に緊急
度レベルの高い「普通」に、データt〜vが「普通」と
最も緊急度レベルの低い「スロー」との境界に分類され
る。
【0031】一方、図6に示す変則操舵のデータα〜ε
から、車線変更時に変則的な操舵を行った場合は、操舵
の緊急度レベルと、操舵開始から設定時間内における操
舵トルクの変化量とは、対応関係がないことを確認でき
る。すなわち、データのαは、車線変更に要する時間に
対応する緊急度レベルからは「クイック」に分類される
べきものであるが、意図的に車線変更の開始直後のみ急
激な操舵を行っているため、操舵開始から設定時間内に
おける操舵トルクの変化量からは「緊急」に分類され
る。
【0032】また、データβは、車線変更に要する時間
に対応する緊急度レベルからは「クイック」に分類され
るべきでものであるが、意図的に車線変更の開始直後だ
けは通常の速さでの操舵を行っているため、操舵開始か
ら設定時間内における操舵トルクの変化量からは「普
通」に分類されている。また、データγ,δは、車線変
更に要する時間に対応する緊急度レベルからは「普通」
に分類されるべきでものであるが、意図的に車線変更の
開始直後だけは比較的素早い操舵を行っているため、操
舵開始から設定時間内における操舵トルクの変化量から
は「クイック」に分類されている。
【0033】また、データεは、車線変更に要する時間
に対応する緊急度レベルからは「普通」に分類されるべ
きでものであるが、意図的に車線変更の開始直後だけは
比較的緩やかな操舵を行っているため、操舵開始から設
定時間内における操舵トルクの変化量からは「普通」と
「スロー」との境界に分類されている。次に、車線変更
を行う場合において、操舵の緊急度レベルと、操舵開始
から設定時間(0.1秒)経過時点の操舵トルクの変化
加速度(操舵トルクの時間についての2階微分値に相
当)との関係を、電動パワーステアリング装置を備えた
車両を用いた実験により求めた。図7は、その実験結果
を示す。この図7の実験結果の各データは、上記図6の
実験結果の各データに対応する。
【0034】図7における横軸は、車速50km/時で
横方向に3.5mの車線変更を行う場合において、最初
の1mを移動するのに要した時間を示す。また、図7に
おける縦軸は、操舵開始から0.1秒経過時点の操舵ト
ルクの変化加速度(N.m/s2)を示す。図7におい
ては、実験結果のデータを、図6と同様に標準的な操舵
を行った結果を「●」で、変則的な操舵を行った結果を
「△」でプロットされており、各データ符号a〜v、α
〜εは、図6のデータ符号に対応している。
【0035】図7に示す標準的な操舵のデータa〜vか
ら、車線変更時に標準的な操舵を行った場合は、操舵の
緊急度レベルと、操舵トルクの変化加速度とは、対応関
係があることを確認できる。すなわち、データa〜gが
最も緊急度レベルの高い「緊急」に、データh、iが2
番目に緊急度レベルの高い「クイック」に、データj〜
sが3番目に緊急度レベルの高い「普通」に、データt
〜vが「普通」と最も緊急度レベルの低い「スロー」と
の境界に分類される。その緊急度レベルが「普通」と
「スロー」との境界は、その変化加速度が零とされる。
【0036】一方、図7に示す変則操舵のデータα〜ε
から、車線変更時に変則的な操舵を行った場合は、操舵
の緊急度レベルと、その操舵トルクの変化加速度とは、
必ずしも対応しないことを確認できる。すなわち、デー
タαは、車線変更に要する時間に対応する緊急度レベル
からは「クイック」に分類されるべきものであるが、意
図的に車線変更の開始直後のみ急激な操舵を行っている
ため、その変化加速度に対応する緊急度レベルは「クイ
ック」と「普通」との境界に分類されている。このデー
タαは、操舵開始から設定時間内における操舵トルクの
変化量に対応する緊急度レベルは「緊急」に分類されて
いるので、その緊急度レベルの程度は、その操舵トルク
の変化加速度に対応する緊急度レベルの方が低くなって
いる。
【0037】また、データβは、車線変更に要する時間
に対応する緊急度レベルからは「クイック」に分類され
るべきものであり、意図的に車線変更の開始直後だけは
通常の速さでの操舵を行っているが、その操舵トルクの
変化加速度に対応する緊急度レベルは「クイック」に分
類されている。このデータβは、操舵開始から設定時間
内における操舵トルクの変化量に対応する緊急度レベル
は「普通」に分類されているので、その緊急度レベルの
程度は、その操舵トルクの変化加速度に対応する緊急度
レベルの方が高くなっている。
【0038】また、データγ,δは、車線変更に要する
時間に対応する緊急度レベルからは「普通」に分類され
るべきでものであるが、意図的に車線変更の開始直後だ
けは比較的素早い操舵を行っているため、その操舵トル
クの変化加速度に対応する緊急度レベルは「普通」と
「クイック」の境界近傍に分類されている。このデータ
γ,δは、操舵開始から設定時間内における操舵トルク
の変化量に対応する緊急度レベルが「クイック」に分類
されているので、その緊急度レベルの程度は、その操舵
トルクの変化加速度に対応する緊急度レベルの方が低く
なっている。
【0039】また、データεは、車線変更に要する時間
に対応する緊急度レベルからは「普通」に分類されるべ
きものであり、意図的に車線変更の開始直後だけは比較
的緩やかな操舵を行っているが、その操舵トルクの変化
加速度に対応する緊急度レベルも「普通」に分類されて
いる。このデータεは、操舵開始から設定時間内におけ
る操舵トルクの変化量に対応する緊急度レベルは「普
通」と「スロー」との境界に分類されているので、その
緊急度レベルの程度は、その操舵トルクの変化加速度に
対応する緊急度レベルの方が高くなっている。
【0040】次に、操舵トルクの変化加速度に対応する
緊急度レベルが、「普通」と「スロー」との境界に近い
データk、o、n、ε、r、t、u、vについて、その
変化加速度の変化速度(操舵トルクの変化加速度の時間
についての微分値)も考慮して、操舵開始から上記設定
時間(0.1秒)経過時点から、さらに設定時間(0.
4秒)経過時点の操舵トルクを演算した。そのさらなる
設定時間は、各データk、o、n、ε、r、t、u、v
の緊急度レベルの相違を下記のように識別することがで
きる範囲で、可及的に短く設定するのが好ましい。
【0041】その演算結果を、操舵開始から0.1秒経
過時点の操舵トルクと比較すると、車線変更に要する時
間に対応する緊急度レベルの高いデータk、o、n、ε
については、図7において矢印で示すように操舵トルク
が増加し、車線変更に要する時間に対応する緊急度レベ
ルの低いデータr、t、u、vについては、図7におい
て矢印で示すように操舵トルクが減少する。
【0042】すなわち、操舵の緊急度レベルが2つの緊
急度レベルの境界または境界近傍である場合、操舵開始
から設定時間経過時点の操舵トルクが、その後に増加す
る場合は減少する場合よりも、緊急度レベルが高い。こ
の関係が成り立つ操舵の緊急度レベルの境界付近の領域
を、緊急度レベルの境界近傍とし、その具体的な境界か
らの範囲は実験により求めることができる。
【0043】以上のことから、操舵開始から設定時間内
における操舵トルクの変化量(操舵トルクの時間につい
ての1階微分値)、その設定時間経過時点の操舵トルク
の変化加速度(操舵トルクの時間についての2階微分
値)、および操舵開始から設定時間経過時点の操舵トル
クのその後の設定時間内の増減に基づいて、操舵の緊急
度レベルを判定できる。したがって、たとえば、操舵ト
ルクの変化量に対する緊急度のレベルを表すテーブル、
および操舵トルクの変化加速度に対する緊急度のレベル
表すテーブルを、それぞれ記憶手段としてのROM33
に予め格納しておけば、操舵トルクの変化量および操舵
トルクの変化加速度等に基づいて操舵の緊急度を判定で
きる。
【0044】図8は、操舵の緊急度の判定手順を示すフ
ローチャートである。まず、操舵開始から設定時間内に
おける操舵トルクの変化量に対応する緊急度レベルと、
その設定時間経過時点の操舵トルクの変化加速度に対応
する緊急度レベルとがー致するか否かを判断する(ステ
ップ101)。この判断のため、CPU31は、その設
定時間の経過時に、トルクセンサ13から時系列に読み
込んだ操舵入力トルクから、操舵開始時の操舵トルクと
設定時間経過時の操舵トルクとの差を演算することで、
その操舵トルクの変化量を求め、また、その設定時間経
過時点の操舵トルクの2階微分値に対応する変化加速度
を演算する。
【0045】その判断の結果、両緊急度レベルがー致す
る時は、その緊急度レベルを仮の判定結果とし(ステッ
プ102)、両緊急度レベルがー致しない時は、その変
化加速度に対応する緊急度レベルを仮の判定結果とする
(ステップ103)。次に、各仮の判定結果による緊急
度レベルが、2つの緊急度レベルの境界または境界近傍
か否かを判断する(ステップ104)。
【0046】その判断の結果、仮の判定結果による緊急
度レベルが、2つの緊急度レベルの境界または境界近傍
でなければ、その仮の判定結果による緊急度レベルを判
定結果とする(ステップ105)。その判断の結果、仮
の判定結果による緊急度レベルが、2つの緊急度レベル
の境界または境界近傍であれば、操舵開始から設定時間
(例えば0.1秒)経過時点の操舵トルクが、その後の
設定時間(例えば0.4秒)内に減少するか否かを判断
する(ステップ106)。
【0047】この判断のために、CPU31は、操舵開
始から設定時間(例えば0.1秒)の経過時に、時系列
に読み込んだ操舵入力トルクから、操舵開始から設定時
間(例えば0.1秒)経過時点の操舵トルクを求め、さ
らに、その操舵開始から設定時間(例えば0.1秒)経
過時点の操舵トルクの変化加速度の変化速度に基づき、
その後の設定時間(例えば0.4秒)経過時点の操舵ト
ルクを演算する。
【0048】その判断の結果、その後の設定時間内に操
舵トルクが減少しなければ、2つの緊急度レベルの中の
高い方の緊急度レベルを判定結果とし(ステップ10
7)、その後の設定時間内に操舵トルクが減少すれば、
2つの緊急度レベルの中の低い方の緊急度レベルを判定
結果とする(ステップ108)。以上のようにこの実施
形態によれば、操舵の緊急度を、操舵トルクの1階微分
値のみならず、操舵トルクの2階微分値をも利用して求
めているので、操舵の緊急度を正確に検出することがで
きる。そして、このように正確に検出された操舵の緊急
度に応じてアシスト開始回転数RSが定められるので、
緊急度が高いときには速やかに操舵補助力が発生され、
緊急度が低いときにはアシスト開始回転数RSが低めに
設定されることにより、消費エネルギーの低減を図るこ
とができる。
【0049】この発明の一実施形態の説明は以上である
が、この発明は、他の形態でも実施することが可能であ
り、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設
計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るパワーステアリン
グ装置の基本的な構成を示す概念図である。
【図2】目標回転数の時間変化を示す図である。
【図3】操舵の緊急度に基づくアシスト開始回転数の設
定例を示す図である。
【図4】車速および舵角速度に基づくアシスト回転数の
設定例を示す図である。
【図5】電動モータの駆動制御のための処理の流れを示
すフローチャートである。
【図6】操舵トルクの時間変化量と操舵の緊急度との相
関を示す図である。
【図7】操舵トルクの変化加速度と操舵の緊急度との相
関を示す図である。
【図8】操舵トルクの時間変化量および操舵トルクの変
化加速度に基づいて操舵の緊急度レベルを判定するため
の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ステアリング機構 11 舵角センサ 12 車速センサ 13 トルクセンサ 20 パワーシリンダ 26 オイルポンプ 27 電動モータ 30 電子制御ユニット 31 CPU 32 RAM 33 ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータにより駆動されるポンプの発生
    油圧によって操舵補助力を発生するパワーステアリング
    装置において、 操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、 この操舵トルク検出手段によって検出された操舵トルク
    の時間についての2階微分値を利用して、操舵の緊急度
    を演算する操舵緊急度演算手段と、 この操舵緊急度演算手段によって演算された操舵の緊急
    度に基づいて、電動モータを起動する当初の目標回転数
    であるアシスト開始回転数を定める手段を含む目標回転
    数設定手段と、 この目標回転数設定手段によって設定された目標回転数
    に上記電動モータの回転数を一致させるべく、この電動
    モータを駆動制御する制御手段とを含むことを特徴とす
    るパワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】上記目標回転数設定手段は、 さらに、電動モータが起動された後所定時間経過後にお
    ける電動モータの目標回転数であるアシスト回転数を定
    める手段と、 アシスト開始回転数からアシスト回転数へと目標回転数
    を変化させる際に、所定時間ごとの目標回転数の変化量
    を、所定のリミッタ値を超えないように制限するリミッ
    タ処理手段とを含むものであることを特徴とする請求項
    1記載のパワーステアリング装置。
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