JP2000092700A - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信装置及び無線通信方法

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JP2000092700A
JP2000092700A JP10272477A JP27247798A JP2000092700A JP 2000092700 A JP2000092700 A JP 2000092700A JP 10272477 A JP10272477 A JP 10272477A JP 27247798 A JP27247798 A JP 27247798A JP 2000092700 A JP2000092700 A JP 2000092700A
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wireless communication
unit
intermittent reception
slave unit
wireless
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Akane Yokota
あかね 横田
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Canon Inc
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の低下を防止するとともに更なる低消
費電力化を図ることができる無線通信装置及び無線通信
方法を提供する。 【解決手段】 親機101は、子機102からの信号を
受信するタイミングであるか否かを判別した場合に(S
303)、受信用電源をオンにして通信部123の駆動
を開始させる(S304)。子機102からの信号を通
信部123が受信せず(S305)、一定期間発着呼が
ないときは(S320)、親機101の間欠受信間隔T
がT2より短いか否かを判別し、短い場合は、間欠受信
間隔Tを長い間欠受信間隔T2(>T1)に設定する
(S312)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置及び
無線通信方法に関し、特に無線回線を介して公衆通信網
に接続される親機と、前記無線回線とは異なる無線回線
によって親機に接続される子機とからなる無線通信装置
及び無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータや携帯型情報端末装
置、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等のデータ
装置とセルラーシステムやパーソナルハンディフォンシ
ステム(PHS)等の無線通信システムとを利用してデ
ータ通信等を行う場合、公衆網に接続される無線端末装
置とデータ装置とをケーブルを用いて有線接続する手法
が一般的であった。
【0003】しかしながら、上記従来の技術によれば、
データ装置と無線端末装置とをケーブル等を用いて有線
接続しなければならないため、データ装置と無線端末装
置とをほぼ同位置に保持しなければならず、操作性が低
下するという問題点があった。
【0004】この問題の解決策として、データ装置に無
線通信機能を有する子機を接続し、この子機と公衆通信
網に接続される無線端末装置(親機)との間を無線回線
で接続する手法もすでに考案されている。この手法によ
れば、親機はデータ装置と離れた場所にあっても通信を
行うことが可能であり、操作性の低下を防止することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によれば、親機は公衆通信網との無線信号の送受信、
及び子機との無線信号の送受信を行わなければならな
い。親機は公衆通信網及び子機のそれぞれに対して間欠
受信を行って低消費電力化を図っているが、間欠受信の
間隔が一定であること、また公衆通信網から着信が有っ
た場合は公衆通信網及び子機のそれぞれに対して行って
いた間欠受信動作を停止するため、更なる低消費電力化
が困難であるという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、操作性の低下を防止するとともに更なる
低消費電力化を図ることができる無線通信装置及び無線
通信方法を提供することを特徴とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の無線通信装置は、公衆通信網に無線回線
を介して接続される親機と、前記無線回線とは異なる無
線回線によって前記親機と接続される子機とからなる無
線通信装置において、前記親機は、前記公衆通信網から
の着信がない場合に、第1の間欠受信間隔で前記子機か
らの信号を間欠的に受信する間欠受信動作を行う第1の
受信手段と、前記公衆通信網からの着信があった場合
に、前記子機に対して前記着信を通知する通知手段と、
前記通信手段による通知の後、前記子機からの応答を受
信するまでの間、第2の間欠受信間隔で前記子機からの
信号を間欠的に受信する間欠受信動作を行う第2の受信
手段とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2の無線通信装置は、上記請求項1
記載の無線通信装置において、前記親機は、前記子機か
らの応答を受信した後は、前記第1及び第2の受信手段
の動作を停止する受信停止手段を備えることを特徴とす
る。
【0009】請求項3の無線通信装置は、上記請求項1
又は2記載の無線通信装置において、前記第1の間欠受
信間隔は、前記第2の間欠受信間隔より長い間隔である
ことを特徴とする。
【0010】請求項4の無線通信装置は、請求項1〜3
のいずれか1項記載の無線通信装置において、前記親機
は、前記公衆通信網に接続するための第1の無線制御手
段と、前記子機と通信するための第2の無線制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0011】請求項5の無線通信装置は、上記請求項1
〜4のいずれか1項記載の無線通信装置において、前記
親機は、前記無線回線を介して前記公衆通信網と接続さ
れる加入者電話機と、前記加入者電話機に設けられた信
号入出力端子に接続される子機との通信を行う無線制御
部とからなることを特徴とする。
【0012】請求項6の無線通信装置は、上記請求項1
〜5のいずれか1項記載の無線通信装置において、前記
親機と前記子機との間の無線通信は、微弱電波を用いて
行われることを特徴とする。
【0013】請求項7の無線通信装置は、上記請求項1
〜5のいずれか1項記載の無線通信装置において、前記
親機と前記子機との間の無線通信は、特定省電力電波を
用いることを特徴とする。
【0014】請求項8の無線通信装置は、上記請求項1
〜5のいずれか1項記載の無線通信装置において、前記
親機と前記子機との間の無線通信は、スペクトラム拡散
方式を採用して行われることを特徴とする。
【0015】請求項9の無線通信装置は、上記請求項1
〜5のいずれか1項記載の無線通信装置において、前記
親機と前記子機との間の無線通信は、赤外線を用いて行
われることを特徴とする。
【0016】請求項10の無線通信方法は、公衆通信網
に無線回線を介して接続される親機と、前記無線回線と
は異なる無線回線によって前記親機と接続される子機と
からなる無線通信装置の無線通信方法において、前記公
衆通信網から前記親機への着信がない場合に、第1の間
欠受信間隔で、前記子機からの信号を前記親機において
間欠的に受信し、前記公衆通信網から前記親機への着信
があった場合に、前記子機に対して前記着信を通知し、
前記通知の後前記子機から前記親機への応答が受信され
るまでの間、第2の間欠受信間隔で、前記子機からの信
号を前記親機において間欠的に受信することを特徴とす
る。
【0017】請求項11の無線通信方法は、上記請求項
10記載の無線通信方法において、前記子機からの応答
を受信した後は、前記親機における前記第1及び第2の
間欠受信間隔での間欠受信を停止することを特徴とす
る。
【0018】請求項12の無線通信方法は、上記請求項
10又は11記載の無線通信方法において、前記第1の
間欠受信間隔は、前記第2の間欠受信間隔より長い間隔
であることを特徴とする。
【0019】請求項13の無線通信方法は、上記請求項
10〜12のいずれか1項記載の無線通信方法におい
て、前記親機は、前記無線回線を介して前記公衆通信網
と接続される加入者電話機と、前記加入者電話機に設け
られた信号入出力端子に接続される子機との通信を行う
無線制御部とからなることを特徴とする。
【0020】請求項14の無線通信方法は、上記請求項
10〜13のいずれか1項記載の無線通信方法におい
て、前記親機と前記子機との間の無線通信は、微弱電波
を用いて行われることを特徴とする。
【0021】請求項15の無線通信方法は、上記請求項
10〜13のいずれか1項記載の無線通信方法におい
て、前記親機と前記子機との間の無線通信は、特定省電
力電波を用いることを特徴とする。
【0022】請求項16の無線通信方法は、上記請求項
10〜13のいずれか1項記載の無線通信方法におい
て、前記親機と前記子機との間の無線通信は、スペクト
ラム拡散方式を採用して行われることを特徴とする。
【0023】請求項17の無線通信方法は、上記請求項
10〜13のいずれか1項記載の無線通信方法におい
て、前記親機と前記子機との間の無線通信は、赤外線を
用いて行われることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本実施形態に係る無線通信装置を
用いて構成される無線通信システムの構成を示すシステ
ム概略図である。
【0026】同図において、親機101は、無線回線を
介して公衆通信網104と子機102とに、それぞれ相
互に接続されている。103はデータ装置であり、例え
ばコンピュータ、携帯型情報端末装置、デジタルカメ
ラ、ビデオカメラ等から構成される。
【0027】図2は、無線通信装置を構成する親機10
1の概略構成を示すブロック図である。同図において、
親機101は、該親機101の制御を行う制御部121
と、内部タイマ122と、子機102との間で無線通信
を行う通信部123と、公衆通信網104との間で無線
通信を行う通信部124とから主に構成されている。
【0028】図3は、無線通信装置を構成する子機10
2の概略構成を示すブロック図である。同図において、
子機102は、該子機102の制御を行う制御部131
と、内部タイマ132と、親機101との間で無線通信
を行う通信部133と、コネクタ部134とから主に構
成されている。コネクタ部134は、子機102とデー
タ装置103とを接続して信号の送受信を行う場合に使
用される。また、コネクタ部134に電源制御用の信号
線を設け、子機102の電源をデータ装置から供給する
ように構成することも可能である。
【0029】上記構成において、親機101は、通信部
124を用いて公衆通信網104と無線通信を行う。公
衆通信網104との通信を行うためのシステムとして
は、PDCやPHS、衛星を用いた無線通信システム等
の公知のシステムを採用することができる。また、有線
通信網(不図示)を介して無線回線制御装置に接続され
た複数の無線基地局により形成される複数の無線セルに
よってサービスゾーンを形成し、前記サービスゾーン内
に存在する無線端末装置との間で無線接続を行って各種
通信サービスを提供する無線通信システムを採用するこ
とも可能である。
【0030】親機101は、通信部123を用いて子機
102と通信を行う。親機101と子機102との間で
行われる無線通信には、微弱電波や特定小電力電波、赤
外線等の無線通信手段を用いることができる。
【0031】本実施形態では、親機101と子機102
との間の無線通信手段として周波数ホッピング方式を用
いたスペクトラム拡散通信を用いた場合を例に取る。図
4は周波数ホッピングを採用する場合のフレーム内部の
チャネル構成を示した図である。同図において、縦軸は
周波数、横軸は時間を表し、時間をある一定間隔で区切
ったものをベースフレーム(以下BFと略)と呼ぶ。同
図では、BF0からBF7までのベースフレーム番号を
有する8つのベースフレームを使用し、F0からF7ま
での8つの周波数を使用するシステムを示している。図
中網掛けしてある部分は、後述するフレーム同期チャネ
ルを送受信するのに使用する周波数のホッピングパター
ンを示すものである。
【0032】また、BF0からBF7までの連続する8
つのベースフレームから構成されるフレームの組をマル
チフレーム(MF)と呼ぶこととする。
【0033】図5は、各ベースフレームのチャネル構成
の一例を示す図である。同図において、CNTはフレー
ム同期チャネルを示し、LCCHは論理制御チャネルを
示し、DATAはデータチャネルを示し、GTは送受信
の切り替えや周波数切り替えのためのガードタイムを示
す。図4に示したBF0からBF7までの各ベースフレ
ームはそれぞれ図5に示したチャネルで構成されてい
る。本実施例では1つのベースフレームの長さを10m
secとする。
【0034】このような周波数ホッピング方式によるス
ペクトラム拡散通信方式を用いた無線通信システムにお
いて、親機101は周波数ホッピングパターンを管理す
る能力を有し、周波数ホッピングパターンに従って毎フ
レームの開始時にフレーム同期チャネルを送信する。子
機102は、フレーム同期チャネルを受信することでフ
レーム同期を確立すると共に、次のフレームが送信され
る周波数情報を獲得し親機が送信するフレーム同期チャ
ネルに追従するシステムとなっている。
【0035】図6は、親機101と子機102との間で
用いられる周波数ホッピング方式を用いたスペクトラム
拡散通信において、親機101が子機102からの信号
を受信する場合の受信タイミングを示した概略図であ
る。横軸は時間を表し、親機101が子機102からの
信号を受信するベースフレームを網掛けで表示してい
る。図6(a)は、子機102が公衆網104を通じて
通信中の場合のタイミングの概略図である。この場合、
親機101は間欠受信することなく、常に通信部123
の電源をオンにして、子機102との通信をおこなって
いる。この状態を通常受信とする。図6(b)は、親機
101が短い間欠受信間隔T(これをT1とする)で子
機102からの信号を受信する場合の受信タイミングの
一例を示した図である。この場合、特定のベースフレー
ム番号(BF0)を有するベースフレームでのみ子機1
02からの信号を受信する場合を例に取っているのでT
1は80msecとなる。図6(c)は、親機101が
長い間欠受信間隔T(これをT2とする)で子機102
からの信号を受信する場合の受信タイミングの一例を示
した図である。この例の場合、2マルチフレームに1回
(図6(c)の場合だと、奇数番目のマルチフレームに
おける特定のベースフレーム番号を有するベースフレー
ム)子機102からの信号を受信する場合を例に取って
いるのでT2は160msecとなる。
【0036】図7及び図8は、親機101において実行
される通信制御手順を示すフローチャートである。この
フローチャートを実現するためのプログラムはメモリ1
25に記憶されており、制御部121により実行され
る。
【0037】親機101は、電源がオンされると(ステ
ップS300)、メモリ125から、子機102との無
線通信における間欠受信間隔の初期値TINIを読み取
り、間欠受信間隔TをTINIに設定する(ステップS
301)。そして、設定された間欠受信間隔T(=TI
NI)を子機102に対して通知する(ステップS30
2)。本実施形態ではTINI=T1とする。
【0038】親機101は、タイマ122の値及び親機
101や子機102の状態を示すフラグ等に基づいて、
子機102からの信号を受信するタイミングであるか否
かを判別する(ステップS303)。この判別で、受信
タイミングではない場合は、受信タイミングであると判
別されるまで、ステップS303の処理を繰り返す。
【0039】ステップS303の判別で、受信タイミン
グである場合は、受信用電源をオンにして通信部123
の駆動を開始させ(ステップS304)、子機102か
らの信号を通信部123が受信したか否かを判別する
(ステップS305)。
【0040】ステップS305の判別で、子機102か
らの信号を受信した場合は、その受信された信号が制御
信号であるか否かを判別し(ステップS306)、制御
信号である場合は所定のシステム情報登録処理を実行す
る(ステップS307)。また、制御信号ではない場合
は、受信された信号が子機102からの発呼または着呼
に対する応答(着呼応答)であるか否かを判別し(ステ
ップS308)、発呼又は着呼応答である場合は、現在
の間欠受信間隔Tを記憶し、受信状態を通常受信とし、
発呼又は着呼処理を実行する(ステップS309)。
【0041】その後、公衆通信網104との通信が切断
したか否かを判別し(ステップS310)、切断された
と判別するまでステップS310をくり返す。また、ス
テップS310の判別で、公衆通信網104との通信が
切断された場合は、親機101は通信を開始する前の自
局の間欠受信間隔Tが長い間欠受信間隔T2と比較して
短いか否かを判別する(ステップS311)。間欠受信
間隔TがT2である場合は、間欠受信間隔Tを短い間欠
受信間隔T1に設定し(ステップS312)、設定した
間欠受信間隔T(=T1)を子機102に通知する(ス
テップS330)。そして、受信用電源をオフにして
(ステップS331)、再びステップS303の処理を
実行する。
【0042】また、ステップS311で、間欠受信時間
TがT1であると判別した場合は、そのままステップS
330の処理を行う。
【0043】ステップS308の判別で、受信された信
号が発呼でも着呼応答でもない場合は、その受信信号に
応じた他の処理の後(ステップS313)、ステップS
311の処理を行う。
【0044】一方、ステップS305の判別で、子機1
02からの信号を何ら受信していない場合は、タイマ1
22の値を参照して、所定期間に亘って子機102から
の発呼及び公衆通信網104から親機101への着呼が
なかったか否かを判別する(ステップS320)。この
判別で、発呼または着呼があった場合は、上述したステ
ップS311の処理を実行する。
【0045】ステップS320において、所定時間に亘
って発呼も着呼もなかった場合は、間欠受信間隔Tが長
い間欠受信間隔T2と比較して短いか否かを判別する
(ステップS321)。ここで、間欠受信間隔TがT2
より短いT1の場合は、間欠受信間隔TをT2(T2>
T1)に設定し(ステップS322)、上記ステップS
330において、設定した間欠受信間隔T(=T2)を
子機102に通知する。
【0046】また、ステップS321で、間欠受信間隔
TがT2であると判別した場合は、そのまま上記ステッ
プS331の処理を実行する。
【0047】なお、本実施形態では、周波数ホッピング
を用いたスペクトラム拡散通信において、間欠受信間隔
を80msecおよび160msecとした場合を例に
取って説明したが、間欠受信間隔はこれらに限らない。
【0048】また本実施形態では、親機101と子機1
02間の無線通信方式として周波数ホッピング方式を用
いたスペクトラム拡散通信を用いた場合を例に取って説
明したが、親機101と子機102間の無線通信方式に
これ以外の通信方式を用いてもよい。
【0049】さらに本実施形態では、親機101の電源
投入時の初期間欠受信間隔TINIをT1に等しい場合
を例に取って説明を行ったが、TINIの値はT1に限
るものではない。TINIをT1より小さくすること
で、親機101を立ち上げた時でも子機102からの信
号の受信に失敗する回数を低減することが出来る。
【0050】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、親機101と子機102とを無線回線を用いて接続
し、親機101と子機102との間で無線回線を介した
信号の送受信が所定期間に亘って行われなかった場合す
なわち発着呼トラフィックが少ない場合は親機101の
間欠受信間隔Tが比較的長い間欠受信間隔T2に設定さ
れ、所定期間内に親機101と子機102との間で信号
の送受信が行われた場合すなわち発着呼トラフィックが
多い場合は間欠受信間隔が比較的短い間欠受信間隔T1
に設定される。つまり、親機101と子機102との間
の無線回線トラフィックに応じて間欠受信間隔Tを変化
させるので、操作性の低下を防止するとともに親機10
1の低消費電力化を図ることができる。
【0051】また、親機101は、間欠受信タイミング
になったときだけ受信用電源をオンにして、子機102
からの信号を何ら受信しない場合は受信用電源をオフに
する(ステップS304、S331)ように構成したの
で、電力消費を必要最小限に抑制し、2つの通信部12
3、124を駆動させた場合であっても低消費電力化を
図ることができる。
【0052】なお、上述した実施形態の機能を実現する
ソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体
を、上記無線通信装置を構成する親機101に供給し、
該親機101を制御する制御部121等が記録媒体に格
納されたプログラムコードを読み出して実行することに
よっても、本発明の目的が達成されることはいうまでも
ない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム
コード自体が本発明を実現することになり、そのプログ
ラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成する。
【0053】プログラムコードを供給する為の記録媒体
としては、例えば、親機101自体に内蔵されているR
OM(不図示)のほか、例えばフロッピーディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード
等を用いることができる。このような記録媒体を用いる
ことにより、それまで上述したような機能を有していな
かった無線通信装置にも本発明を適用することが可能と
なり、汎用性が拡張されるとともに、装置のバージョン
アップも容易に行うことができるようになる。
【0054】また、本実施形態では、図2に示したよう
に親機101内に通信部123及び通信部124を設け
るように構成したが、子機102との間で無線通信を行
う通信装置と公衆通信網104との間で無線通信を行う
通信装置とから親機を構成することも可能である。
【0055】図9は、このように構成される親機を採用
した無線通信装置を用いて構成される無線通信システム
の構成を示すシステム概略図である。同図に示すよう
に、親機203は、子機102との無線通信を行う通信
装置201と、公衆通信網104との無線通信を行う通
信装置202とから構成されている。図6に示す無線通
信システムによれば、データ装置103を使用する場合
にのみ通信装置201及び通信装置202の電源をオン
にし、通常の通話の際は通信装置201のみ電源をオン
にすればよいので、更に親機の低消費電力化を図ること
ができるとともに、携帯性に優れた無線通信装置を得る
ことができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2若し
くは4の無線通信装置または請求項10若しくは11の
無線通信方法によれば、前記親機は、前記公衆通信網か
らの着信がない場合に、第1の間欠受信間隔で前記子機
からの信号を間欠的に受信する間欠受信動作を行い、前
記公衆通信網からの着信があった場合に、前記子機に対
して前記着信を通知し、前記通知の後、前記子機からの
応答を受信するまでの間、第2の間欠受信間隔で前記子
機からの信号を間欠的に受信する間欠受信動作を行うよ
うにしたので、操作性の低下を防止しつつ親機の消費電
力を低減することができるという効果が得られる。
【0057】請求項3の無線通信装置または請求項12
の無線通信方法によれば、前記第1の間欠受信間隔は、
前記第2の間欠受信間隔より長い間隔としたので、公衆
通信網からの着信がないときの親機の消費電力を更に抑
制することができるという効果が得られる。
【0058】請求項5の無線通信装置または請求項13
の無線通信方法によれば、前記親機は、前記無線回線を
介して前記公衆通信網と接続される加入者電話機と、前
記加入者電話機に設けられた信号入出力端子に接続され
る子機との通信を行う無線制御部とからなるので、更に
親機の低消費電力化を図ることができるとともに、携帯
性に優れた無線通信装置を得ることができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る無線通信装置を用
いて構成される無線通信システムの構成を示すシステム
概略図である。
【図2】図1に示した無線通信装置を構成する親機10
1の概略構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した無線通信装置を構成する子機10
2の概略構成を示すブロック図である。
【図4】周波数ホッピングを採用する場合のフレーム内
部のチャネル構成を示した図である。
【図5】各ベースフレームのチャネル構成の一例を示す
図である。
【図6】親機101と子機102との間で用いられる周
波数ホッピング方式を用いたスペクトラム拡散通信にお
いて、親機101が子機102からの信号を受信する場
合の受信タイミングを示した概略図である。
【図7】親機101において実行される通信制御手順を
示すフローチャートである。
【図8】親機101において実行される通信制御手順を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の他の実施形態に係る無線通信装置を用
いて構成される無線通信システムの構成を示すシステム
概略図である。
【符号の説明】
101 親機 102 子機 103 データ装置 104 公衆通信網 121 制御部 122 タイマ 123 通信部 124 通信部 125 メモリ 201 通信装置(加入者電話機) 202 通信装置(無線制御部)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆通信網に無線回線を介して接続され
    る親機と、前記無線回線とは異なる無線回線によって前
    記親機と接続される子機とからなる無線通信装置におい
    て、前記親機は、 前記公衆通信網からの着信がない場合に第1の間欠受信
    間隔で前記子機からの信号を間欠的に受信する間欠受信
    動作を行う第1の受信手段と、 前記公衆通信網からの着信があった場合に前記子機に対
    して前記着信を通知する通知手段と、 前記通信手段による通知の後、前記子機からの応答を受
    信するまでの間、第2の間欠受信間隔で前記子機からの
    信号を間欠的に受信する間欠受信動作を行う第2の受信
    手段とを備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記親機は、前記子機からの応答を受信
    した後は、前記第1及び第2の受信手段の動作を停止す
    る受信停止手段を備えることを特徴とする請求項1記載
    の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の間欠受信間隔は、前記第2の
    間欠受信間隔より長い間隔であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記親機は、前記公衆通信網に接続する
    ための第1の無線制御手段と、前記子機と通信するため
    の第2の無線制御手段とを備えることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記親機は、前記無線回線を介して前記
    公衆通信網と接続される加入者電話機と、前記加入者電
    話機に設けられた信号入出力端子に接続される子機との
    通信を行う無線制御部とからなることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記親機と前記子機との間の無線通信
    は、微弱電波を用いて行われることを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか1項記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記親機と前記子機との間の無線通信
    は、特定省電力電波を用いることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記親機と前記子機との間の無線通信
    は、スペクトラム拡散方式を採用して行われることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の無線通信装
    置。
  9. 【請求項9】 前記親機と前記子機との間の無線通信
    は、赤外線を用いて行われることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項記載の無線通信装置。
  10. 【請求項10】 公衆通信網に無線回線を介して接続さ
    れる親機と、前記無線回線とは異なる無線回線によって
    前記親機と接続される子機とからなる無線通信装置の無
    線通信方法において、 前記公衆通信網から前記親機への着信がない場合に、第
    1の間欠受信間隔で、前記子機からの信号を前記親機に
    おいて間欠的に受信し、 前記公衆通信網から前記親機への着信があった場合に、
    前記子機に対して前記着信を通知し、前記通知の後前記
    子機から前記親機への応答が受信されるまでの間、第2
    の間欠受信間隔で、前記子機からの信号を前記親機にお
    いて間欠的に受信することを特徴とする無線通信方法。
  11. 【請求項11】 前記子機からの応答を受信した後は、
    前記親機における前記第1及び第2の間欠受信間隔での
    間欠受信を停止することを特徴とする請求項10記載の
    無線通信方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の間欠受信間隔は、前記第2
    の間欠受信間隔より長い間隔であることを特徴とする請
    求項10又は11記載の無線通信方法。
  13. 【請求項13】 前記親機は、前記無線回線を介して前
    記公衆通信網と接続される加入者電話機と、前記加入者
    電話機に設けられた信号入出力端子に接続される子機と
    の通信を行う無線制御部とからなることを特徴とする請
    求項10〜12のいずれか1項記載の無線通信方法。
  14. 【請求項14】 前記親機と前記子機との間の無線通信
    は、微弱電波を用いて行われることを特徴とする請求項
    10〜13のいずれか1項記載の無線通信方法。
  15. 【請求項15】 前記親機と前記子機との間の無線通信
    は、特定省電力電波を用いることを特徴とする請求項1
    0〜13のいずれか1項記載の無線通信方法。
  16. 【請求項16】 前記親機と前記子機との間の無線通信
    は、スペクトラム拡散方式を採用して行われることを特
    徴とする請求項10〜13のいずれか1項記載の無線通
    信方法。
  17. 【請求項17】 前記親機と前記子機との間の無線通信
    は、赤外線を用いて行われることを特徴とする請求項1
    0〜13のいずれか1項記載の無線通信方法。
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