JPH07303278A - 無線通信システム中で動作する無線基地局及びその制御方法 - Google Patents

無線通信システム中で動作する無線基地局及びその制御方法

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JPH07303278A
JPH07303278A JP5287271A JP28727193A JPH07303278A JP H07303278 A JPH07303278 A JP H07303278A JP 5287271 A JP5287271 A JP 5287271A JP 28727193 A JP28727193 A JP 28727193A JP H07303278 A JPH07303278 A JP H07303278A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W88/08Access point devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線移動電話機と通信される無線基地局との
間のスムーズなチャネル切り替えシステムを提供する。 【構成】 二つの無線基地局が、同一のタイム・スロッ
トで登録要求メッセージに応答して割り当てられた無線
基地局が応答しない場合、その移動電話機はその衝突が
起きているタイム・スロットよりも第一のタイム・スロ
ットに時間的に早いタイム・スロット中に応答が有るか
どうかを判定する。もしその衝突が起きているタイム・
スロットが応答が受信される何らかの他のタイム・スロ
ットよりも時間的に早い場合は、その移動電話機はその
衝突が起きているタイム・スロットを特定している第二
の登録要求メッセージを伝送する。上記衝突が起きてい
るタイム・スロットで応答した各無線基地局は応答して
ランダム・タイム・スロットで基地局応答メッセージを
送信し、その他の無線基地局はこの第二の登録要求メッ
セージには応答しない。移動電話機はランダム・タイム
・スロットで基地局応答メッセージのうちの一つを選択
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話システ
ム、セルラ電話システム、並びにPCS電話システムに
関し、特に複数個の無線基地局によって共有されている
チャネルへのアクセスを順位付けする構成に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムでは、各移動端末がセ
ル内の固定無線基地局と(一般に登録と称される)通信
を設定することができなければならない。このことが可
能となるためには、何らかの通信方法が定義され、全端
末で知られる必要が有る。今日使用されている殆どのセ
ルラー通信システムには周波数分割多重アクセス法(F
DMA;frequency division multiple access)が使用
されている。或るタイプのFDMAには話中信号音多重
アクセス法(BTMA;busy-tone multiple access)
が使用されている。このBTMAとディジタル的に等価
な方法では、アクセスを禁止するために話中信号音の代
わりに伝送されたビット・ストリーム中の反復ビットか
または反復フィールドの何れかが使用され、その結果そ
の話中信号音チャネルで他のデータを搬送することが可
能にされている。
【0003】米国内のセルラー電話システムにはEIA
のIS-3-D標準に従ってBTMA及び周波数再生使用
法が採用されている。各セルには呼出しチャネルとして
選定されている複数個の順方向制御チャネルのうちの一
チャネルが割り当てられ、そのチャネルがアクセス・チ
ャネルとして選定されている逆方向制御チャネルと無線
周波数が一対に組み合わされ、セル間の干渉が最小にな
るような方法で再生使用される。移動端末(通例のセル
ラー電話機)及び無線基地局の双方は全二重伝送方式で
動作する。順方向制御チャネルのメッセージ・ストリー
ム中に置かれており、D-Iビットと称される反復ビッ
トは話中・空き表示を行なう。移動端末はアクセス・チ
ャネルを探索する前にその移動端末が受信している複数
個のアクセス・チャネルのうちで最良のアクセス・チャ
ネルを予め選択する。その移動端末は、続いてそのD-
I状態を判定し、もし話中であれば再試行するためにラ
ンダム・タイム・アウトを開始し、もし話中でなければ
対応する逆方向制御チャネルへのメッセージの伝送を開
始する。第一セル内の逆方向制御チャネルが遠隔の移動
端末からメッセージを受信すると、往々、その逆方向制
御チャネルのFM受信機が同一の周波数対を使用してい
る第二のセルによって不所望に捕捉される。このような
捕捉が起きると、第一セルの順方向制御チャネルはその
話中表示を出し、実際にその移動端末とのメッセージ交
換するように試みることが可能になるが、その移動端末
の受信機が第二セルによって捕捉されているので、その
プロトコル及び制御手段が究極的にこのセルラー通信シ
ステムの保護を行なう。更に、この効果としてその信号
通信チャネルの容量が縮減される。
【0004】イー・ジェイ・ブルッカート(E.J.Brucke
rt)氏の米国特許第5,047,762にはこの問題を照査する
のに役立つ技術が提案されている。遠隔の移動端末の送
信を受信している第二の固定無線基地局が、その遠隔移
動端末の無線基地局識別コード及び信号強度を使用して
他の遠隔の移動端末からの送信を禁止するべきか否かを
判定する。第二固定無線基地局への第一固定無線基地局
の地理的な近接度及び第二固定無線基地局での遠隔移動
端末の信号強度によって、第二固定無線基地局での遠隔
移動端末の信号強度を表わす信号が第二固定無線基地局
から伝送されるようにすることができる。信号強度を表
わすその信号は、第二の遠隔移動端末によってその第二
の遠隔移動端末が伝送を行なうことが可能であるか否か
を判定するために使用されるようにすることができる。
【0005】ジェイ・ピー・コッソナス(J.P.Cotsona
s)らの発明で、同じく本出願人に譲渡され、1991
年5月23日に出願された米国特許出願第07/704
516には、或る移動電話機からの登録要求に応答する
幾つかの無線基地局間の専用チャネルに対する回線争奪
を、タイム・スロットとも称される、その無線基地局が
その無線基地局によって生成される乱数の関数として応
答する時間を当てがうことによって、解決することが開
示されている。更にこの米国特許出願には、個々の無線
基地局へのサービスを要求している或る移動電話機から
受信された信号強度に基づいて無線基地局が特定時間に
応答するようにすることによって回線争奪を解決するこ
とも教示されている。従って、この米国特許出願によれ
ば、より大きな受信信号強度を受信している無線基地局
が最初に応答することになる。
【0006】上記構成は移動電話機からの登録要求に応
答して無線基地局間の回線争奪を回避することに役立つ
が、タイム・スロットを判定するための乱数の生成が、
二個以上の無線基地局が同一のタイム・スロットを選定
する乱数を生成する可能性を増大する利用可能なタイム
・スロットの数に限界が存在する問題によって障害を受
ける。更に、受信信号強度に基づいてタイム・スロット
を判定する方法は、二以上の無線基地局が移動電話機か
ら同一の信号強度を受信し、その結果それら無線基地局
が同一のタイム・スロットで応答する場所が存在する問
題によっても障害を受ける。
【0007】更に、上記構成は或る移動電話機に特定の
無線基地局を当てがい、登録要求に応答してその無線基
地局へ他の無線基地局以上の優先度を付与する問題の解
決にはならない。この問題は、移動電話機を特定の無線
基地局へ当てがい、それら無線基地局のうちの一つを、
もし可能であれば割り当てられている移動電話機へのサ
ービスを行なうために使用することがトラヒック制御の
ために望ましい個人対象通信サービス(PCS)システ
ムでは重要な問題である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、従
来技術の上記問題や欠点並びにその他の問題や欠点を解
決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、登録す
るために全無線基地局が継続的に監視する共有チャネル
上へ或る移動電話機が登録要求メッセージを伝送する。
そのメッセージを受信している全ての利用可能な無線基
地局が、上記移動電話機が割り当てられ、第一タイム・
スロットで伝送している無線基地局、及び、その移動電
話機からの受信信号の強度によって判定されたタイム・
スロットで伝送している他の無線基地局との他の共有チ
ャネルに応答する。このことによって、割り当てられた
無線基地局が最初に応答し、その割り当てられた無線基
地局と他の無線基地局との間の衝突を回避することが可
能にされる。
【0010】もし上記割り当てられている無線基地局が
登録要求メッセージに応答すれば、上記移動電話機がそ
の割り当て無線基地局へ確認応答メッセージを送信し、
続いてその割り当て無線基地局が上記移動電話機の登録
を行なう。しかし、もし割り当て無線基地局が登録要求
メッセージに応答しない場合は、上記移動電話機が、他
の無線基地局の応答より早いタイム・スロットで応答し
た無線基地局を選択する。その移動電話機は続いてその
選択された無線基地局へ確認応答メッセージを送信し、
その選択された無線基地局が続いてその移動電話機を登
録する。もし、二個の無線基地局が同一のタイム・スロ
ット内で上記登録要求メッセージに応答する場合には、
上記移動電話機が、上記衝突タイム・スロットよりも上
記第一タイム・スロットに近いタイム・スロット内に応
答が存在するか否かを判定する。もし、上記衝突タイム
・スロットよりも時間の早いタイム・スロットが有れ
ば、その移動電話機がこの早いタイム・スロットで伝送
している無線基地局へ確認応答メッセージを送信する。
しかし、もし上記衝突タイム・スロットが応答が受信さ
れている何らかの他のタイム・スロットよりも時間的に
早い場合は、上記移動電話機が上記衝突タイム・スロッ
トを特定する第二登録要求メッセージを伝送する。上記
衝突タイム・スロットで応答した上記無線基地局の各々
がそれに応答してランダム・タイム・スロットで無線基
地局応答メッセージを送信し、他の無線基地局はこの第
二登録要求メッセージには応答しない。上記移動電話機
はランダム・タイム・スロットで上記無線基地局応答メ
ッセージのうちの一つを選択する。上記移動電話機はそ
のランダム・タイム・スロットの番号を包含する確認応
答メッセージを伝送する。上記選択された無線基地局は
その確認応答メッセージに応答して上記移動電話機を登
録する。
【0011】
【実施例】図1に移動電話機105のような複数個の移
動電話機にPCS型サービスを提供するように設計され
ている無線通信システムを例示する。無線基地局102
乃至104は各々が移動電話機105のような移動電話
機とのRFリンク113のような無線リンクを支援する
ことができ、各無線基地局102乃至104がリンク1
09のようなディジタル・リンクを介してシステム制御
及び電話交換装置101と相互に連結されている。それ
らのディジタル・リンクは、ISDN通信のために定義
されている一次群速度インタフェース(PRI)リンク
とすることができる利点がある。システム制御及び電話
交換装置101は各無線基地局102乃至104をリン
ク108乃至110を介して相互に連結するか、または
一個の無線基地局をその無線基地局に対応するディジタ
ル・リンクとリンク116とを介して市内電話局115
と相互に連結する制御及び電話交換施設を具備する。リ
ンク108のようなリンクは23個までの異なる呼を処
理することができる利点がある、リンク116は複数個
のPRIリンクとすることができる。
【0012】市内電話局115はAT&T社の5ESS
のような市内電話局である。市内電話局115も同様に
公衆電話システムと相互に連結されている。システム制
御及び電話交換装置101は、ビー・エム・ベールズ
(B.M.Bales)らの発明で、本願と同一の本出
願人に譲渡され、1990年12月31日に出願された
米国特許出願第07/636521、「同一の電話交換
ノードを使用する電話交換システム(A Switching Syst
em Using Identical Switching Nodes)」に開示されて
いる電話交換システムとすることができる利点がある。
このベールズらの米国特許出願はここでの説明のための
参照に供される。
【0013】無線基地局103と移動電話機105のよ
うな、無線基地局と移動電話機との間の無線通信はRF
リンク113のような無線通信リンクを介して為され
る。この無線通信は周波数ホッピングを用いるスプレッ
ド・スペクトラム技法を使用して履行される。この周波
数ホッピングに対する独特な要件が、1990年6月1
4日に米国連邦通信委員会(FCC;Federal Communic
ations Commission)によって採用され、1990年7
月9日に公表された「Report and Order in General Do
cket Number 89-354」に記述されている。本発明の一実
施例では、173個の適切なチャネルが902乃至92
8MHzの周波数帯で作成され、これらのうち任意の5
0個からなるチャネルの組で各実行中電話呼が伝送さ
れ、受信される。伝送は各チャネル内で5ミリ秒の間行
なわれる。この種類の伝送は、エム・イー・ギリス
(M.E.Gillis)らの発明で、本願と同一の本
出願人に譲渡され、1991年10月21日に出願され
た米国特許出願第07/779754、「周波数ホッピ
ング・システムでの動作用に構成されたコードレス電話
(ACordless Telephone Arranged for Operation in a
Frequency Hopping System)」に開示されている。この
ギリスらの米国特許出願はここでの説明のための参照に
供される。RFリンク113を介して移動電話機105
から無線基地局103に受信された音声情報は、続いて
リンク109を介してシステム制御及び電話交換装置1
01へ伝送される。
【0014】ここで、移動電話機105がそれ自体に先
ず何れかの無線基地局を登録し、続いてシステム制御及
び電話交換装置101を登録する方法の第一の例を検討
する。既に述べたように、利用可能な173個のチャネ
ルが存在する。それらのうち8個のチャネルが、専用チ
ャネル割当て表を供する図4に例示されている特定の目
的に委ねられている。それら8個の専用チャネルの全て
が各無線基地局及び各移動電話機によって共有されてい
る。残る165個のチャネルは、各電話呼に使用されて
いる50チャネルの組で音声情報を搬送するために使用
される。ここで、無線基地局103に割り当てられてい
る移動電話機105に関して移動電話機の登録を検討す
る。移動電話機105は、その送受話器識別コード(暗
照符号とも称される)を含む登録要求メッセージをその
専用登録要求チャネル(チャネル1)へ伝送する。更
に、上記登録要求メッセージはシステム識別コード及び
タイム・ス番号フィールドを包含している。この要求
(登録要求フレーム?)は図6に例示されている。移動
電話機105は続いてその専用無線基地局応答チャネル
(チャネル2)に同調されて、それら無線基地局からの
応答を待機する。図6の登録要求フレーム中に例示され
ているドッティング・シーケンス(同期パターンとも称
される)は、それら無線基地局内の空き状態無線装置が
上記登録要求メッセージのフレーム伝送と同期すること
を可能にする。上記無線基地局の空き状態無線装置は何
れかの移動電話機からのドッティング・シーケンスを見
いだす登録要求チャネルを監視する。もし或る無線基地
局が十分な強度の信号を受信していれば、その無線基地
局は一個のドッティング・フレーム内で同期を得ること
が可能であろうと想定される。もしその無線基地局が十
分な強度の信号を受信していなければ、その無線基地局
は同期を得られず、従ってその無線基地局は良好な登録
候補ではない。
【0015】この例では、上記無線基地局が次の順、即
ち、無線基地局104、無線基地局103、無線基地局
102の順で強度レベルが下がる信号を受信するものと
想定する。各無線基地局内の無線装置は信号強度のレベ
ルを解読することができる。移動電話機105に対して
割り当てられた無線基地局である無線基地局103は空
き状態の受信機を有しており、無線基地局103は上記
登録要求メッセージに応答して上記無線基地局応答メッ
セージを図7に例示されている上記無線基地局応答フレ
ームに伝送する。その無線基地局応答フレームはタイム
・スロット0で上記無線基地局応答チャネルへ伝送され
る。無線基地局102及び104は移動電話機105に
対して割り当てられている無線基地局ではないから、こ
れら無線基地局102及び104の各々が上記登録要求
の信号強度によって判定される時間間隔を持つ応答タイ
マーを開始させる。この時間間隔は、その無線基地局が
上記無線基地局に応答している間に上記専用無線基地局
応答チャネル内のタイム・スロットを識別する。その無
線基地局応答チャネル内で利用できるタイム・スロット
の数は信号強度検出器に上記割り当てられている無線基
地局に対する一個の専用タイム・スロットを加えた粒子
性(granularity)によって判定される。その信号が強
い程、上記時間間隔は短かくなっている。上記応答タイ
マーが尽きると、上記無線基地局は上記移動電話機のI
Dを包含している上記無線基地局応答チャネル上に無線
基地局応答メッセージを送信する。
【0016】この例では、無線基地局103が最初に応
答し、次に無線基地局104が応答し、続いて無線基地
局102が応答する。移動電話機105がその無線基地
局応答フレームに応答して最も初期のタイム・スロット
で無線基地局を選択する。この例では、移動電話機10
5が無線基地局103を選択する。上記無線基地局応答
フレームでは、無線基地局103はそれ自体のIDを包
含しておらず、むしろ無線基地局103はその無線基地
局103が上記無線基地局応答を伝送したタイム・スロ
ットを蔵している。これは伝送容量を節約し、また移動
電話機が上記無線基地局応答を受信したことを確証する
ために為される。移動電話機105が上記無線基地局応
答フレームを受信すると、移動電話機105はそれに応
じて専用送受話器確認応答チャネル(チャネル3)へ確
認応答を伝送する。移動電話機のIDに加えて、上記確
認応答メッセージもまた、無線基地局103が登録のた
めに選択されていることを選定するタイム・スロット番
号を搬送している。図8に例示されているように、上記
送受話器確認応答フレームは全体で7.5ミリ秒であ
る。
【0017】無線基地局103が上記確認応答メッセー
ジを受信した後、システム制御及び電話交換装置101
へ移動電話機105のIDを伝送する。上記登録要求チ
ャネル、無線基地局応答チャネル及び送受話器確認応答
チャネルへの伝送中に、他の移動電話機または無線基地
局がやはり無線基地局103及び移動電話機105と同
時にそれらチャネル上へ伝送を行なおうと試みている場
合に衝突が起きることが有り得る。これらの衝突から生
じる問題は、上記登録処理中に無線基地局によって為さ
れる動作を詳述している図5の説明、及び上記登録処理
中に移動電話機によって為される動作を詳述している図
9の説明に関して記述されているように解決される。一
旦登録が完了すると、システム制御及び電話交換装置1
01は、この例で移動電話機105に対する入信呼を無
線基地局103へ経路選択するために必要な情報を保有
する。移動電話機は移動していることが有るので、各移
動電話機は30秒毎に上記登録手続きを履行する。
【0018】もし無線基地局103が空き状態無線装置
を持っていないか或いは移動電話機105から極めて低
い信号レベルで上記登録要求メッセージを受信していた
場合には、無線基地局103は最初のタイム・スロット
では応答していない。この状況では、無線基地局104
が無線基地局102の前に応答し、移動電話機105が
無線基地局103に関して既に述べた方法と同じ方法で
無線基地局104に応答する。移動電話機105は無線
基地局104に登録されることとなる。
【0019】さて、移動電話機105が最初に或る無線
基地局に登録する方法の第二の例を検討する。この例で
は、移動電話機105が無線基地局103に割り当てら
れているが無線基地局103は上記登録要求メッセージ
に応答しないものと想定されている。しかし、無線基地
局102及び104の双方がタイム・スロット1で無線
基地局応答メッセージに応答する。移動電話機105は
その無線基地局応答メッセージに応答してタイム・スロ
ット1で衝突が起きていたことを判定する(従ってこの
タイム・スロット1は衝突タイム・スロットとも称され
る)。図6に例示されているように、登録要求にはタイ
ム・スロット番号フィールドが包含されている。移動電
話機105が最初の登録要求メッセージを送出すると、
上記タイム・スロット番号フィールド中にタイム・スロ
ット0が選定される。上記タイム・スロット番号フィー
ルド中の「0」はそのタイム・スロットが最初の登録要
求メッセージであることを表示している。タイム・スロ
ット1で衝突が検出されると、それに応じて移動電話機
105が上記タイム・スロット・フィールド中に「1」
を持つ第二登録要求メッセージを送出する。これによっ
てその無線基地局に衝突がタイム・スロット1に起きて
いることが知らされる。
【0020】無線基地局102及び104の双方は上記
第二登録要求メッセージに応答して、各々が各無線基地
局102及び104中の乱数発生器によって選択される
ようなランダム・タイム・スロットで無線基地局応答メ
ッセージを伝送する。移動電話機105は続いて最初に
ランダム・タイム・スロットに基づいて無線基地局10
2か無線基地局104の何れかを選択し、その無線基地
局へ上記確認応答メッセージを伝送する。上記選択され
た無線基地局は続いて移動電話機105を登録する。も
し上記第二登録要求メッセージが衝突タイム・スロット
に帰すると、続いて移動電話機105はその衝突が最初
に起きた、この例ではタイム・スロット1であるタイム
・スロットを選定している他の登録要求を送信する。
【0021】図2は無線基地局103をより詳細に示し
ている。無線基地局コントローラ201は無線装置20
2乃至204の動作を制御する。無線装置202が詳細
に図示されており、無線装置203及び204も同様に
設計されている。無線装置202は時間領域デマルチプ
レクサ(TDD;Time Domain Multiplexer)211及
びプロトコル・コンバータ215へ同期信号を供するク
ロック216が包含されている。無線装置202にはま
た、無線周波数(RF)トランシーバ213、アンテナ
217及び周波数シンセサイザ212が包含されてい
る。RFトランシーバ213はRF送信機とRF受信機
とから成っている。RFトランシーバ213は移動電話
機によって伝送された音声信号及び制御信号を復調し、
音声信号をプロトコル・コンバータ215を介し、リン
ク210を通じて無線基地局コントローラ201へ接続
する。無線基地局コントローラ201はリンク210を
介して無線装置202に対する全制御を行なう。RFト
ランシーバ213から受信された制御信号はプロトコル
・コンバータ215を介し、リンク210を通じて無線
基地局コントローラ201へ転送される。プロトコル・
コンバータ215はまた、無線基地局コントローラ20
1からリンク210を通じて受信されたディジタル符号
化音声信号に応答してこれらディジタル音声信号を移動
電話機への伝送のために使用されるフォーマットに変換
する。214はRFトランシーバ213からの信号に応
答して、RFトランシーバ213によって受信されてい
る信号強度を表わすディジタル値になり、このディジタ
ル値をリンク210を通じて無線基地局コントローラ2
01へ伝送する。
【0022】無線基地局コントローラ201はまた、こ
の技術分野で周知のように疑似乱数発生器内のシードを
使用する周波数の疑似ランダム・データ・リストを生成
することによりホッピング・シーケンスを制御する。上
記疑似ランダムに生成されたデータ・リストは無線基地
局コントローラ201によりリンク210を通じてTD
D211へ転送される。TDD211は、リンク210
によって生成された上記データ・リスト中に蔵されてい
る値を適当な時点に周波数シンセサイザ212へ伝送す
ることにより、上記周波数ホッピング・サイクルで選択
された周波数を制御する。TDD211はまた、周波数
シンセサイザ212を、この周波数シンセサイザ212
が上記周波数ホッピング・サイクルに渡って進行すると
きにリフレッシュする。RFトランシーバ213が専用
チャネルのうちの一つの上で伝送及び受信を行なうよう
にするために、無線基地局コントローラ201がTDD
211へ一つの周波数、例えば、上記専用チャネルの周
波数のみを含む周波数データを転送する。TDD211
は続いて、RFトランシーバ213がその一つの周波数
で動作するように周波数シンセサイザ212を制御す
る。クロック216は既に述べたドッティング・パター
ンとの同期を達成し、RFトランシーバ213及びTD
D211から受信された入力に基づいて包摂的同期(こ
の包摂的同期については後節で説明する)を達成するた
めに使用される。
【0023】図1に図示されている第一の例を図2に図
示されている無線装置202の詳細ブロック・ダイヤグ
ラムの観点で検討する。更に、この例にために、無線装
置202が登録手続きを開始するとき移動電話機105
が空き状態であるものと想定する。無線装置202が空
き状態であるので、無線基地局コントローラ201は、
RFトランシーバ213が登録要求チャネルを監視する
ように周波数シンセサイザ212にRFトランシーバ2
13を制御させるTDD211へ周波数データを伝送す
る。移動電話機105が登録要求を伝送すると、RFト
ランシーバ213がその登録要求を受信してその信号強
度を示す信号を214へ伝送する。更に、RFトランシ
ーバ213はプロトコル・コンバータ215及びリンク
210を介して、移動電話機105を識別する暗照符号
を包含している上記登録要求を無線基地局コントローラ
201へ伝送する。
【0024】無線基地局コントローラ201はリンク2
10を介して無線装置202からの登録要求に応答し、
214からの信号強度を要求する。無線基地局コントロ
ーラ201は214からの信号強度に応答して、その信
号強度が無線基地局103が移動電話機105からの呼
を処理することができる十分な強度を持っているか否か
を確かめる。この信号強度が十分な強度を持っている場
合、無線基地局コントローラ201からリンク210を
介してTDD211へ周波数データが伝送され、RFト
ランシーバ213がその無線基地局応答チャネルに同調
される。次いで、無線基地局コントローラ201からリ
ンク210を介してプロトコル・コンバータ215へ無
線基地局応答メッセージが伝送され、プロトコル・コン
バータ215によってRFトランシーバ213からタイ
ム・スロット1でこの無線基地局応答メッセージを上記
無線基地局応答チャネル上へ伝送されるようにされる。
【0025】無線基地局コントローラ201はTDD2
11及び周波数シンセサイザ212を制御することによ
ってRFトランシーバ213をアクセス・チャネルへ同
調する。RFトランシーバ213は移動電話機105に
よって伝送された確認応答メッセージに応答してこの確
認応答メッセージをプロトコル・コンバータ215及び
リンク210を介して無線基地局コントローラ201へ
転送する。この確認応答メッセージには移動電話機10
5の上記IDが包含されている。無線基地局コントロー
ラ201はこの移動電話機IDを登録メッセージの一部
としてシステム制御及び電話交換装置101へ伝送す
る。
【0026】無線基地局コントローラ201の制御の下
で、クロック216は上記登録要求メッセージ及び確認
応答メッセージの両方に対するドッティング情報に関す
る同期処理を実行する。同様に、RFトランシーバ21
3はプロトコル・コンバータ215及びクロック216
を介して無線基地局コントローラ201により制御さ
れ、上記無線基地局応答チャネルへの上記無線基地局応
答メッセージの伝送中に上記ドッティング同期情報を上
記無線基地局応答チャネルへ供する。
【0027】無線基地局102及び104は図2の無線
基地局103と同一の構成を持っている。上記第一の例
に関しては、先に無線基地局103が上記登録要求メッ
セージに応答しなかった場合に、無線基地局104がど
のようにして移動電話機105からの上記登録要求メッ
セージに応答するかを検討する。無線基地局104中の
無線装置は無線基地局103の無線装置202について
既に説明したのと同様な方法で動作する。無線基地局1
04中の無線基地局コントローラはその中の信号強度モ
ニタからの信号強度に応答してタイム・スロットを判定
するための時間間隔を、その時間間隔後に無線基地局応
答メッセージを上記無線基地局応答チャネルへ伝送する
ために判定する。この無線基地局コントローラはこの時
間間隔を内部タイマーに書き入れる。その内部タイマー
の時間が切れると、無線基地局103に関して図2の無
線装置202について既に説明したように、上記無線基
地局が上記無線基地局応答メッセージの伝送を制御す
る。更に、無線基地局104が移動電話機105による
登録のために選択されている場合、無線基地局103に
関して既に説明したように、無線基地局104の無線基
地局コントローラが、上記確認応答メッセージが移動電
話機105から受信されるとき同一の動作を実行する。
【0028】上記第二の例に関しては、無線基地局10
2及び104は先のパラグラフで説明したのと同様な方
法で動作するが、第一の無線基地局応答メッセージと同
一の信号強度が判定された結果無線基地局102及び1
04が衝突するとき、無線基地局102及び104の各
無線装置は既に説明したように二つの無線基地局応答メ
ッセージの伝送を実行する。
【0029】図3は移動電話機105を詳細に示してい
る。この移動電話機105中の構成要素には、制御装置
301と目覚ましタイマ302、及び、(1)制御装置
301と(2)TDD303並びに(3)D/A及びA
/Dコンバータ304へ同期信号を与えるためのクロッ
ク309とが包含されている。更にまた、移動電話機1
05にはRFトランシーバ306、アンテナ307及び
周波数シンセサイザ308も包含されている。電話機回
路及びキーパッド部305は電話数字のダイヤル操作及
び電話呼を発信及び受信するためのコントロール・キー
の操作を可能にする。
【0030】RFトランシーバ306はRF送信機とR
F受信機との双方を有している。RFトランシーバ30
6は無線基地局によって伝送された音声信号を復調し、
それら音声信号をD/A及びA/Dコンバータ304の
D/A部とハイブリッド・インタフェース310とを介
してスピーカ312へ接続する。RFトランシーバ30
6はマイクロフォン311からその入力アナログ音声信
号を受信する。これらアナログ音声信号はハイブリッド
・インタフェース310及びD/A及びA/Dコンバー
タ304のA/D部を介して上記RFトランシーバ30
6へ接続される。D/A及びA/Dコンバータ304は
アナログ信号をディジタル信号に変換し、そのディジタ
ル信号は続いてRFトランシーバ306へ伝送される。
通例の増幅器313及び314はマイクロフォン311
から得られたアナログ音声信号及びスピーカ312へ供
されるアナログ音声信号を増幅するために使用されてい
る。
【0031】ここで、図3のの見地から図1に関する上
記第一の例の登録手続きを検討する。この登録手続きは
この登録手続きが実行されることを要求しているユーザ
に応答するか或いは目覚ましタイマ302からの入力に
応答して電話機回路及びキーパッド部305によって開
始される。なお、この登録手続きは前述のように5秒毎
に実行される。制御装置301はTDD303及び周波
数シンセサイザ308を制御することによって登録要求
チャネル上での伝送を行なうようにRFトランシーバ3
06を同調する。続いてRFトランシーバ306はTD
D303及びD/A及びA/Dコンバータ304を介し
てRFトランシーバ306へ情報を転送することによ
り、上記登録要求をRFトランシーバ306を介して伝
送する。続いて制御装置301はTDD303及び周波
数シンセサイザ308を制御することにより、RFトラ
ンシーバ306を上記無線基地局応答チャネルに同調す
る。
【0032】上記無線基地局応答がRFトランシーバ3
06によって受信されると、この無線基地局応答メッセ
ージはバス315及びTDD303を介して制御装置3
01へ転送される。その無線基地局応答メッセージに応
答して制御装置301はRFトランシーバ306を上記
確認応答チャネルに同調し、上記確認応答メッセージを
バス315及びTDD303を介してRFトランシーバ
306へ転送することにより、上記RFトランシーバ3
06をその確認応答メッセージに同調する。制御装置3
01はクロック309及びTDD303を制御すること
により、それ以前のメッセージのドッティング・シーケ
ンスの処理を制御する。
【0033】図5は登録要求メッセージに応答して無線
基地局の無線基地局コントローラにより制御される動作
のフロー・チャートである。上記無線基地局コントロー
ラは、ステップ501に表示されるように、空き状態無
線装置を使用して登録要求チャネルを走査する。ステッ
プ502によって登録要求チャネルが検出されると、制
御はステップ503へ転移される。この後者のステップ
503はその移動電話機がこの無線基地局に割り当てら
れているかどうかを判定する。その移動電話機がこの無
線基地局に割り当てられていれば、制御はステップ50
5へ転移され、このステップ505で上記無線基地局応
答チャネルのタイム・スロット0で無線基地局応答メッ
セージが伝送される。次のステップ507では所定時間
その移動電話機からの確認応答メッセージに対する待機
が行なわれる。この確認応答メッセージが受信されない
場合は、その確認応答メッセージが二つの移動電話機間
の衝突或いはその他の干渉のせいで受信されなかったも
のと想定されるので、制御はステップ501へ転移され
る。もし確認応答メッセージが受信されると、ステップ
508でその確認応答メッセージがこの無線基地局に対
するものかどうかが判定される。その確認応答メッセー
ジがこの無線基地局に対するものであれば、続いてステ
ップ509でこの無線基地局がその移動電話機をシステ
ム制御及び電話交換装置101に登録する。
【0034】ステップ503へ戻り、その移動電話機が
この無線基地局に割り当てられていない場合、制御はス
テップ513へ転移され、このステップ513で上記登
録要求メッセージ中のタイム・スロット番号が検査され
る。このタイム・スロット番号が、それがその移動電話
機によって伝送された第一の登録要求メッセージである
ことを表示する0であれば、制御はステップ511へ転
移され、このステップ511で使用中の無線装置の信号
強度モニタからその移動電話機の信号強度が得られ、続
いてステップ512でその信号強度に基づいて無線基地
局応答メッセージを伝送するために使用されるべきタイ
ム・スロットが計算される。ステップ512ではまた、
後で無線基地局応答メッセージの伝送中に衝突が起きた
場合に使用するためのタイム・スロットの番号が蔵され
る。ステップ512の後、制御はステップ515へ転移
され、このステップ515ではその無線基地局応答メッ
セージが上記ステップ512で計算されたタイム・スロ
ットで伝送される。次いで、制御はステップ516へ転
移され、このステップ516では確認応答メッセージに
対する待機が為される。確認応答メッセージが受信され
ると、制御はステップ516から前節で説明した動作を
行なうステップ508へ転移される。ステップ516で
確認応答メッセージが受信されない場合は、別の移動電
話機若しくは更に別の移動電話機との間で衝突が起きて
いたものと想定されるので、制御はステップ501へ戻
される。
【0035】ステップ513へ戻り、もしそのタイム・
スロット番号が0ではない場合は、そのタイム・スロッ
ト番号は、そのタイム・スロット番号が二以上の無線基
地局によって選択されたタイム・スロットでの衝突の結
果この移動電話機によって送信された第二の登録メッセ
ージであることを表示しているので、制御はステップ5
14へ転移される。ステップ514では、先に計算され
たタイム・スロットがその登録要求メッセージ中のタイ
ム・スロット番号に等しいかどうかが判定される。この
判定に結果がYESであれば、続いてステップ517が
実行され、上記無線基地局応答メッセージを伝送するた
めのタイム・スロット番号を選択するために使用される
乱数が生成される。ステップ517が実行されて上記無
線基地局応答メッセージが伝送された後、ステップ51
8が実行されその移動電話機から確認応答メッセージが
受信されているかどうかが判定される。もし確認応答メ
ッセージが受信されていれば、ステップ519でこの確
認応答メッセージがこの無線基地局に対するものかどう
かが判定される。もしこの確認応答メッセージがこの無
線基地局に対するものであった場合は、ステップ509
が実行されてその移動電話機がシステム制御及び電話交
換装置101へ登録される。もしステップ518とステ
ップ519での判定の何れかがNOであった場合は、ス
テップ501が実行される。
【0036】図9は上記登録手続き中に或る移動電話機
の制御装置によって実行される動作のフロー・チャート
である。既に説明したように、その移動電話機は最初に
ステップ901で登録要求メッセージを伝送する。次い
で、この移動電話機はステップ902で所定時間、無線
基地局応答メッセージを待機する。もしその所定時間内
にその無線基地局応答メッセージが受信されない場合
は、ステップ905が実行され、ステップ902で無線
基地局応答メッセージが検出されないようにしていたと
思われる衝突が或るタイム・スロットで起きているかど
うかが判定される。もし衝突が起きていた場合は、後の
節で詳説する動作を行なうステップ910が実行され
る。もし衝突が起きていない場合は、制御はステップ9
06へ転移される。ステップ906では、その移動電話
機がランダムな時間の待機を行なうようになされ、続い
てステップ901を再度実行することによって登録要求
メッセージが再度送信される。
【0037】ステップ902でもし無線基地局応答メッ
セージが受信されると、ステップ903が実行され、上
記無線基地局応答メッセージが無線基地局応答チャネル
のタイム・スロット0中に有ったかどうかが判定され
る。もしその無線基地局応答メッセージがタイム・スロ
ット0内に有った場合は、ステップ904が実行され、
タイム・スロット0を選定している確認応答メッセージ
が送信される。
【0038】ステップ903へ戻り、もしこのステップ
903での判定の結果がNOであった場合は、ステップ
907が実行され、無線基地局応答フレームの何れかの
タイム・スロットで衝突が起きていたかどうかが判定さ
れる。もし衝突が検出されなかった場合は、制御はステ
ップ908へ転移され、このステップ908で最先のタ
イム・スロットが判定され、ステップ909を実行する
ことによって確認応答メッセージが伝送される。
【0039】ステップ907へ戻り、もしここで無線基
地局応答フレーム内の衝突が検出された場合はステップ
910が実行されて衝突が有ったタイム・スロットが判
定され、更にステップ911が実行されて衝突が生じて
いない最先のタイム・スロットの判定が実行される。ス
テップ912では最先のタイム・スロットが衝突が有っ
たタイム・スロットよりも低い番号を持つかどうかが判
定される。もしその判定の結果がYESであれば、制御
はステップ914へ転移され、このステップ914で、
衝突が起きていない最先のタイム・スロットを選定して
いる確認応答メッセージがそれはその衝突が起きていた
タイム・スロットを気に掛ける必要が無いので伝送され
る。しかし、もしステップ912での判定の結果がNO
であれば、ステップ913でその衝突が生じているタイ
ム・スロットを選定している登録要求メッセージが送信
され、制御はステップ902へ戻される。ステップ91
3で生成された登録要求メッセージに応答して、衝突が
生じているタイム・スロットで伝送を行なっていた無線
基地局は、各々がランダム・タイム・スロットを生成
し、ステップ902で検出され且つステップ907乃至
914で説明した方法で処理される無線基地局応答メッ
セージを伝送する。
【0040】ここで、システム制御及び電話交換装置1
01により市内電話局115から受信された呼を移動電
話機105へ接続する方法を検討する。この時点では移
動電話機105がそのIDを先の例で説明したように無
線基地局103を介してシステム制御及び電話交換装置
101に既に登録しているものと想定する。エム・イー
・ギリスの上記出願に記載されているように、移動電話
機は動作状態にないときそれ自体で数100ミリ秒の間
出力低下する。なお、ギリスの上記出願ではこの期間は
400ミリ秒であるが、本発明ではこの期間は100ミ
リ秒である。その移動電話機は100ミリ秒毎に出力上
昇してそのIDコードが専用の入力ドッティング・チャ
ネル上に伝送されているかどうかを検査する。システム
制御及び電話交換装置101の制御の下で無線基地局1
03は上記入力ドッティング・チャネル上に図6の登録
要求フレームと同一の構成を持つフレームを100ミリ
秒間伝送する。移動電話機105はそのドッティング間
隔を使用して同期化を行ない、それ自体のID、即ち暗
照符号を検出する。
【0041】移動電話機105は「包摂的同期(Big Sy
nc)」と呼ばれる同期を達成するために、上記ドッティ
ング・パターン及びバーカ符号(barker code)を使用
する。包摂的同期はその移動電話機が上記無線基地局と
フレーム同期していることを意味する。続いて、移動電
話機105は入力包摂的同期チャネルを介して上記ドッ
ティング・パターン、暗照符号及びバーカ符号を無線基
地局103へ返送する。無線基地局103はその包摂的
同期チャネルへ切り換えを行ない、そのクロックが移動
電話機105のクロックと位相同期していることを確証
する。無線基地局103及び移動電話機105の両方が
ここでは上記入力包摂的同期チャネル上で伝送と受信と
を行なっている。無線基地局103は移動電話機105
へ、ドッティング・フレームの送信を停止することを移
動電話機に知らせる命令コードを伝送する。
【0042】続いて、無線基地局103は移動電話機1
05へ、ホッピング・シーケンスのための周波数データ
を生成するために、図3のTDD303及び制御装置3
01によって使用される疑似ランダム・シードを伝送す
る。無線基地局コントローラ201から伝送される同一
の疑似ランダム・シードが、同一のホッピング・シーケ
ンスを生成するために、無線装置202の一部である図
2のTDD211によって使用される。しかし、無線装
置202及び移動電話機105については、上記ホッピ
ング・シーケンスの開始を同期させることが必要であ
る。従って、一旦無線基地局103は上記疑似ランダム
・シードを伝送すれば、上記ホッピング・シーケンスを
同期化する手順を開始する。無線基地局103と移動電
話機105との間の同期は、無線基地局103と移動電
話機105とがその後で必ずホッピングを開始する特定
の番号を無線基地局103に選択させることによって達
成される。この番号はまた、上記入力包摂的同期チャネ
ルを通じて伝送されるフレーム群内にカウント・ダウン
状のシーケンスで構成された一連のメッセージ中で移動
電話機105へ供される。そのカウント・ダウン・シー
ケンス内の各メッセージに対して、移動電話機105は
確認応答メッセージを無線基地局103へ応答する。上
記特定の番号がこの一連のホッピング開始メッセージ中
に到達すると、無線基地局103及び移動電話機105
が上記ホッピング・シーケンスを開始し、無線基地局1
03と移動電話機105との間で音声伝送が起きること
が可能になる。なお、通常、上記ホッピング開始番号は
0(ゼロ)である。
【0043】ここで、移動電話機105が呼を開始する
方法を検討する。呼は、移動電話機105で電話機回路
及びキーパッド部305内のキーを操作することによっ
て開始される。このキーの操作に応答して移動電話機1
05は出力上昇し、図6に例示されているフレームと同
様なフレームでその暗照符号が移動電話機105のID
となっているフレームを伝送する。空き状態無線装置を
有する全無線基地局が出力呼要求チャネルを監視する。
移動電話機105は数フレームに渡ってドッティング・
フレームを伝送する。それら無線基地局中の空き状態無
線装置は上記出力呼要求チャネル上のドッティング・フ
レームに応答して、受信されたフレームに渡って測定さ
れた平均電力を記録する。各無線基地局はこの平均電力
をシステム制御及び電話交換装置101へ知らせ、シス
テム制御及び電話交換装置101はどの無線基地局がそ
の出力呼を処理すべきかを判定する。この判定が為され
た後、その呼の設定が、出力ドッティング・チャネル及
び出力包摂的同期チャネルが入力ドッティング・チャネ
ル及び入力包摂的同期チャネルの代わりに使用されるこ
とを除き、入力呼に対する処理と同様に処理される。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、次のよ
うなことが可能となる利点がある。即ち、登録するため
に全無線基地局が継続的に監視する共有チャネル上へ或
る移動電話機により登録要求メッセージが伝送され、そ
のメッセージを受信している全ての利用可能な無線基地
局が、上記移動電話機が割り当てられ第一タイム・スロ
ットで伝送している無線基地局、及び、その移動電話機
からの受信信号の強度によって判定されたタイム・スロ
ットで伝送している他の無線基地局との他の共有チャネ
ルに応答し、このことによって、割り当てられた無線基
地局が最初に応答し、その割り当てられた無線基地局と
他の無線基地局との間の衝突を回避することが可能とな
る。
【0045】尚、特許請求の範囲に記載した参照番号
は、発明の容易なる理解の為のもので、その権利解釈に
影響を与えるものではないと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用されている個人対象通
信サービス・システムのブロック・ダイヤグラムであ
る。
【図2】無線基地局のブロック・ダイヤグラムである。
【図3】移動電話機のブロック・ダイヤグラムである。
【図4】全無線基地局によって共有されている専用チャ
ネルを定義している表である。
【図5】本発明による登録手続き中に無線基地局の無線
基地局コントローラによって実行される動作のフロー・
チャートである。
【図6】登録要求フレームを例示する図である。
【図7】無線基地局応答フレームを例示する図である。
【図8】確認応答フレームを例示する図である。
【図9】本発明による登録手続き中に移動電話機によっ
て実行される動作のフロー・チャートである。
【符号の説明】
101 システム制御及び電話交換装置 102 無線基地局 103 無線基地局 104 無線基地局 105 移動電話機 108 リンク 109 リンク 110 リンク 112 RFリンク 113 RFリンク 114 RFリンク 115 市内電話局 116 リンク 201 無線基地局コントローラ 202 無線装置 203 無線装置 204 無線装置 210 リンク 211 TDD(時間領域デマルチプレクサ) 212 周波数シンセサイザ 213 RFトランシーバ 214 信号強度モニタ 215 プロトコル・コンバータ 216 クロック 217 アンテナ 301 制御装置 302 目覚ましタイマ 303 TDD(時間領域デマルチプレクサ) 304 D/A及びA/Dコンバータ 305 電話機回路及びキーパッド部 306 RFトランシーバ 307 アンテナ 308 周波数シンセサイザ 309 クロック 310 ハイブリッド・インタフェース 311 マイクロフォン 312 スピーカ 313 増幅器 314 増幅器 315 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/04 J (72)発明者 リチャード デイル ミラー アメリカ合衆国 80223、コロラド、ノー スグレン、オーデン ストリート、10478 (72)発明者 リチャード アレン ウィンドハウセン アメリカ合衆国 80302、コロラド、ボル ダー、レフサンド キャニオン ドライ ブ、845

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話交換機(101)と相互接続されて
    いる無線基地局(102)と通信リンク(112)が設
    定される複数個の無線移動電話機(105)を包含する
    無線通信システム中で動作する無線基地局において、 上記無線移動電話機のうちの一つから第一サービス要求
    メッセージを受信する手段(217)と、 上記無線基地局と割り当てられている上記無線移動電話
    機のうちの一つへ、所定のタイム・スロットで、第一無
    線基地局応答メッセージを伝送する手段とを有すること
    を特徴とする無線基地局。
  2. 【請求項2】 上記伝送手段が、上記無線移動電話機の
    うちの一つに受信された信号強度に基づいてタイム・ス
    ロットを判定する手段(214)を有し、 上記伝送手段が、この無線移動電話機が更にその判定さ
    れたタイム・スロットで、上記第一無線基地局応答メッ
    セージを、上記無線基地局へ割り当てられていない上記
    無線移動電話機のうちの一つへ伝送することを特徴とす
    る請求項1に記載の無線基地局。
  3. 【請求項3】 上記受信手段が、上記無線移動電話機の
    うちの一つから上記第一無線基地局応答メッセージの伝
    送中の衝突を表示する第二サービス要求メッセージを受
    信し、 上記判定手段が、衝突の上記表示に応答して、タイム・
    スロットをランダムに決定し、 上記伝送手段が、そのランダムに決定されたタイム・ス
    ロットで、第二無線基地局応答メッセージを伝送するこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の無線基地局。
  4. 【請求項4】 衝突が起きているタイム・スロットが、
    上記衝突表示によって特定され、 上記判定手段が、その特定されたタイム・スロット上の
    上記ランダムに決定されたタイム・スロットが、上記第
    一無線基地局応答メッセージが伝送されている上記タイ
    ム・スロットと同一であることのみを判定することを特
    徴とする、請求項3に記載の無線基地局。
  5. 【請求項5】 電話交換機(101)と相互に連結され
    ている無線基地局(105)の動作を、この無線基地局
    (105)との通信リンク(112)を設定するための
    複数個の無線移動電話機(105)を包含する無線通信
    システム中で制御する制御方法において、 上記無線移動電話機のうちの一つから第一サービス要求
    メッセージを受信するステップと、 上記無線基地局に割り当てられている上記無線移動電話
    機のうちの一つへ、所定のタイム・スロットで第一無線
    基地局応答メッセージを伝送するステップとを有するこ
    とを特徴とする無線基地局の制御方法。
  6. 【請求項6】 上記伝送するステップが、上記無線移動
    電話機のうちの一つに受信された信号強度に基づいてタ
    イム・スロットを決定するステップを有し、 上記伝送するステップが、この無線移動電話機が更にそ
    の決定されたタイム・スロットで、上記第一無線基地局
    応答メッセージを上記無線基地局へ割り当てられていな
    い上記無線移動電話機のうちの一つへ伝送することを特
    徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記受信するステップが、更に上記無線
    移動電話機のうちの一つから上記第一無線基地局応答メ
    ッセージの伝送中の衝突を表示する第二サービス要求メ
    ッセージを受信し、 上記判定するステップが、衝突の上記表示に応答して、
    タイム・スロットをランダムに決定し、 上記伝送するステップが、そのランダムに決定されたタ
    イム・スロットで第二無線基地局応答メッセージを伝送
    することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 衝突が起きているタイム・スロットが上
    記衝突表示によって特定され、 上記判定するステップが、その特定されたタイム・スロ
    ット上の上記ランダムに判定されたタイム・スロットが
    上記第一無線基地局応答メッセージが伝送されている上
    記タイム・スロットと同一であることのみを判定するこ
    とを特徴とする、請求項7に記載の方法。
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