JP2000209147A - Tdma無線通信システムにおける一斉通報方法 - Google Patents

Tdma無線通信システムにおける一斉通報方法

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JP2000209147A
JP2000209147A JP11010059A JP1005999A JP2000209147A JP 2000209147 A JP2000209147 A JP 2000209147A JP 11010059 A JP11010059 A JP 11010059A JP 1005999 A JP1005999 A JP 1005999A JP 2000209147 A JP2000209147 A JP 2000209147A
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communication
mobile station
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JP11010059A
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Kazumi Tsujimoto
和己 辻本
Toru Sekiya
亨 関谷
Yoichi Hijikata
洋一 土方
Naohiro Yamamoto
尚宏 山本
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一斉通報時のプレストークを可能にする。 【解決手段】 通信用下りタイムスロットのうち1個を
基地局CSから移動局PS1,PS2への一斉通報に使
用する。移動局例えばPS1のプレストークスイッチP
TTを使用者が押すとその移動局PS1は通信用上りタ
イムスロットのうち1個を使用して同期バーストを送信
し、それによってその通信用上りタイムスロットを使用
したプレストークを起動する。各移動局PS1,PS2
は、基地局CSが通信用下りタイムスロット中の付随制
御チャネルSACCHを用いて送信するプレストーク状
態信号を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局(CS)と
一般に複数の移動局(PS)との間を無線によりTDM
A(Time Division Multiple Access)接続するTDMA
無線通信システム、特に一斉通報機能を備えたTDMA
無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】TDMA無線通信システムの例として
は、TDMA/TDD方式を用いたPHS(Personal Ha
ndy phone System)がある。PHSは、図3に示されて
いるように、基地局CSと一般に複数の移動局PSとの
間を無線接続する構成を有しており、無線アクセス方式
としてはマルチキャリア4−TDMA方式を、また伝送
方式としてはTDD(Time Division Duplex)方式を、そ
れぞれ用いている。図3中、EXは他の基地局或いは公
衆回線等と接続するための交換装置であり、適宜、指令
卓、電話機、他の回線網等と接続される。場合によって
は、交換装置EXや電話機の機能を有する指令卓が用い
られることもある。
【0003】図4〜図6に、PHSにおけるタイムスロ
ット使用形態を示す。まず、図4に示すように、PHS
では5ms長の1フレームが上り下り各4タイムスロッ
トに分割される。基地局CSから移動局PSへの無線送
信に用いられる下りタイムスロット及び移動局PSから
基地局CSへの無線送信に用いられる上りタイムスロッ
トのうち、図中それぞれ最初のものは、制御情報送信の
ための制御用タイムスロットであり、残りの上り下り各
3個のタイムスロットは音声等の通信のための通信用タ
イムスロットである。従って、PHSでは基地局CS1
局当たり同時に3局の移動局PSを収容可能である。ま
た、PHSでは、図4等に示すように、制御情報の送信
は周波数fcのキャリアで、音声等の通信は周波数ft
(≠fc)のキャリアで、それぞれ行われる。
【0004】制御情報送信用のタイムスロットは、図5
に示すように、スーパーフレームを構成している。即
ち、制御用下りタイムスロットには、5×n(ms)周
期で論理制御チャネルLCCHが格納される(n:LC
CHのインターバル値)。LCCHには、報知チャネル
BCCH、個別セルチャネルSCCH及びページングチ
ャネルPCHの各種類があり、これらは、基地局CSか
ら間欠的に送信される。更に、通信用タイムスロットに
は、図6に示すように、話者音声等を伝送するための音
声チャネルTCH、これに付随する制御チャネルSAC
CH、誤り検出用の巡回符号CRC等が格納される。
【0005】PHSにおける個別通話は、基地局CSと
移動局PSとの間で制御用キャリア(fc)を用い制御
用タイムスロットにて制御情報をやりとりした上で、実
行される。例えばある移動局PSに対する呼が発せられ
交換装置EXから呼設定メッセージが発せられると、図
7に示すように、基地局CSは、呼に係る移動局PSを
特定する情報(電話番号)が格納されたPCHを制御用
下りタイムスロットにてキャリア周波数fcで無線送信
する。この呼を受けた着呼先の移動局PSは、無線リン
ク確立要求が格納されたSCCHを制御用上りタイムス
ロットにてキャリア周波数fcで無線送信する。無線リ
ンク確立要求を受信すると、基地局CSは、移動局PS
が使用すべき通信用タイムスロット及びキャリア周波数
ftを指示するリンク確立割当が収納されたSCCH
を、制御用下りタイムスロットにてキャリア周波数fc
で無線送信する。リンク確立割当を受信すると、移動局
PSは、指示された通信用上りタイムスロット及びキャ
リア周波数ftを用いて同期バーストを無線送信し、こ
の同期バーストを受信した基地局CSは、対応する通信
用下りタイムスロットにてキャリア周波数ftで同期バ
ーストを無線送信する。このようにして同期バーストの
交換が行われ通信用タイムスロットに対する基地局CS
及び移動局PSの同期が確立された後、上り下りの通信
用タイムスロットを用いて着呼応答、呼設定、呼設定受
付、呼出及び応答を含む従来公知の呼接続設定手順が実
行され、音声通話等の通信が開始される。
【0006】PHSにおいては、例えば特開平8−23
7193号公報に開示されているように、通信用下りタ
イムスロットのうちいずれかを用いて基地局CSから
(或いは指令卓や他の電話・通信関連機器から基地局C
Sを介して)その傘下にある全移動局PSに通報を行う
ことも可能である(一斉通報)。図8に示す例では、制
御用下りタイムスロットにPCHを格納して各移動局P
Sをページングし、通信用下りタイムスロットのうち一
つ例えば下り第4タイムスロットを指定して、一斉通報
を行っている。従って、3局を超える多数の移動局PS
を対象として、即ちチャネル資源による制約をさほど受
けずに、一斉通報を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PHSでは、一斉通報を受信したとき移動局PSがこれ
に応答して一斉通報に参加することができない。本発明
は、PHSを含む各種のTDMA無線通信システムにお
いて、移動局が一斉通報に応答して通信を行うことや、
一斉通報に参加できるようにすることを目的とする。本
発明は、更に、そのTDMA無線通信システムにて従来
から利用されているチャネル資源を活用して、一斉通報
への応答及び参加のための手順を実現することを目的と
する。本発明は、また、複数の移動局から(ほぼ)同時
に一斉通報への応答があった場合にこれを調停しいずれ
か1個の移動局のみに対して通信又は一斉通報への参加
を許可できるようにすることを目的とする。本発明は、
複数の移動局が(ほぼ)同時に一斉通報に応答するとい
った状況が、できるだけ生じないようにすることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成すべ
く、本発明においては、(1)各移動局が、随時、所定
の通信用上りタイムスロットを利用して一斉通報に応答
し、(2)基地局が、移動局からのこの応答に応じ、所
定の通信用下りタイムスロットを利用して、応答した移
動局に対し許可を与え、(3)移動局が、基地局からの
この許可に応じ、所定の通信用上りタイムスロットを利
用して、基地局に対し音声等の信号を無線送信すること
としている。このようにすることで、移動局が随時一斉
通報に応答して音声等の通信を行うことが可能になる。
また、既存のチャネル資源を活用しているため、本発明
は、従来システムの構成に大きな変更を施すことなく、
即ち比較的簡易かつ安価に、実施できる。
【0009】更に、いずれかの移動局に対し許可を与え
るときや、許可を受けた移動局による送信が終了したと
きに、それぞれ、そのことを示す状態信号を、所定の通
信用下りタイムスロットを利用して基地局から各移動局
に送信するようにすれば、一斉通報に応答した通信が他
の移動局により現在行われているかどうか、即ち自局が
一斉通報に応答して通信を行うことができるかどうか
を、各移動局において的確に把握することができるた
め、複数の移動局が(ほぼ)同時に一斉通報に応答する
といった状況が生じにくくなり、混信を避けられる。ま
た、現在いずれかの移動局により基地局からの許可の許
での送信が行われているか否かを示す状態信号を、基地
局が所定の通信用下りタイムスロットを利用して定期的
に各移動局に送信するようにしても、ほぼ同様に、自局
が一斉通報に応答して通信を行うことができるかどうか
を各移動局において的確に把握することができる。移動
局においては、これら状態信号の受信状況に基づき、使
用者によるプレストークスイッチの操作等に応じて適宜
エラー音を発生させ一斉通報に応答・参加できないこと
を使用者に知らしめることができる。
【0010】また、一斉通報に応答するための手順とし
ては、基地局との個別的なTDMA無線接続の際に基地
局との間で交換される同期信号と同形式で送信元の移動
局を特定する情報を含む信号を、例えばその移動局に設
けられているプレストークスイッチが使用者により操作
されたとき又は使用者が音声を発したことを検出したと
きに、移動局から基地局へと送信するようにすればよ
い。このように、個別接続の際に用いる同期信号を転用
することができるため、本発明は簡便に実施できる。ま
た、同期信号に含まれる情報に基づきその送信元の移動
局を特定できるため、(ほぼ)同時に複数の移動局から
一斉通報に対する応答があった場合でも、いずれかの移
動局を選択して許可を与えることができる。更に、その
移動局に設けられているプレストークスイッチが使用者
により操作された時点又は使用者が音声を発したことを
検出した時点から、一斉通報に対し応答すべく同期信号
を送信する時点までの間の遅延時間を、移動局毎に異な
る長さに設定しておくことにより、複数の移動局が(ほ
ぼ)同時に一斉通報に応答するといった状況が、更に生
じにくくなる。
【0011】また、基地局からの許可に応じ移動局から
送信された音声等の信号を、一斉通報元たる基地局又は
通信関連機器(指令卓、基地局に接続されている電話
機、交換装置経由で接続されている外部の機器、いずれ
かの移動局等)が、所定の下りタイムスロットを利用し
て各移動局に対し折り返し一斉通報することも、本発明
においては可能である。これによって、各移動局(の使
用者)は、一斉通報に参加し他の移動局に対して自局か
ら情報を一斉に提供することが可能になる。
【0012】また、例えばPHSのように、個別的なT
DMA無線接続のために準備されている各所定個数の上
り及び下りタイムスロットとして、制御用タイムスロッ
ト及び通信用タイムスロットが準備されており、更に通
信用タイムスロット内に音声等の信号の送信に使用され
る通信用のチャネル及びこれに伴う付随制御用のチャネ
ルが格納されるシステムでは、本発明を実施するに際し
て、基地局からの又はこれを介した一斉通報及び基地局
から許可を受けた移動局からの送信に係る音声等の信号
を、通信用のチャネルを利用して送信し、移動局に対す
る許可や、前述の状態信号の送信を、付随制御用のチャ
ネルを利用して実行するようにすればよい。即ち、本発
明は、通信用タイムスロットに格納される付随制御チャ
ネルを利用して実現することができる。
【0013】更に、例えばPHSのように上り下り各複
数の通信用タイムスロットを有するシステムでは、一斉
通報に用いる通信用タイムスロット、状態信号を送信す
る際に用いる通信用タイムスロット、及び移動局に対し
許可を与える際に用いる通信用タイムスロットを、それ
ぞれ別々のタイムスロットとすることも可能であるが、
好ましくは、これらは同一のタイムスロットとする。同
様に、一斉通報に対する移動局の応答及び許可を受けた
移動局による送信は、好ましくは、同一の上りタイムス
ロットにて行うこととする。
【0014】そして、本発明は、TDMA無線通信シス
テムにおける一斉通報方法の発明として把握することが
でき、その適用対象はPHSに限定されない。例えば、
緊急通報、防災無線、業務連絡その他のシステムにも、
本発明を適用できる。更に、本発明は、一斉通報方法に
係る発明としてのみでなく、例えば、「基地局」「移動
局」「TDMA通信システム」等としても表現できる。
本発明に係る基地局は、所定の通信用下りタイムスロッ
トを利用し各移動局に対する一斉通報を行う手段と、所
定の通信用上りタイムスロットを利用していずれかの移
動局が一斉通報に応答したとき、この応答に応じかつ所
定の通信用下りタイムスロットを利用して、応答した移
動局に対し許可を与える手段と、を備え、本発明に係る
一斉通報方法の実行に際して使用されることを特徴とす
る。本発明に係る移動局は、所定の通信用下りタイムス
ロットにて基地局による一斉通報が行われているとき、
使用者からの要求に応じ、所定の通信用上りタイムスロ
ットを利用して一斉通報に応答する手段と、この応答に
対する許可が所定の通信用下りタイムスロットを利用し
て基地局から与えられたとき、所定の通信用上りタイム
スロットを利用して、基地局に対し使用者の音声等の信
号を無線送信する手段と、を備え、本発明に係る一斉通
報方法の実行に際して本発明に係る基地局とともに用い
られることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。なお、本発明は図3に示し
たシステム構成及び図4〜図7に示した信号・機能構成
下にて実施できるため、以下の説明ではこれらを前提と
する。これは記載の簡略化のためであり、本発明の適用
可能範囲を限定する趣旨ではない。
【0016】図1及び図2に、本発明の一実施形態に係
る一斉通報方法を示す。本実施形態においては、下り制
御用チャネルを用いたページングその他の方法にて一斉
通報が開始された後、図1に示すように、通信用上りタ
イムスロットのうち、一斉通報に使用されている下りタ
イムスロットに対応するものを用いて、各移動局PSか
らプレストークを要求することができる。
【0017】図2に示すように、各移動局PSへの一斉
通報が行われている間、基地局CSは、定期的に、一斉
通報に用いている通信用下りタイムスロット中のSAC
CHにプレストーク状態信号を格納し、キャリア周波数
ftで送信する。このプレストーク状態信号は、いずれ
の移動局PSによってもプレストークが行われていない
ときには“未使用”、いずれかの移動局PSによってプ
レストークが行われているときには“使用中”を示す内
容となる。一斉通報中にプレストークを行う際には、移
動局PSの使用者は随時その移動局PSの筐体に設けら
れているプレストークスイッチ(PTT)を押す。PT
Tが押されたとき、その移動局PS(図2では第1のP
SであるPS1)は、プレストーク起動のため、所定の
通信用上りタイムスロットにてキャリア周波数ftで同
期バーストを連続的に又はランダムなタイミングで送信
する。この同期バーストには送信元のPSを特定する情
報である移動局識別符号(PS−ID)が添えられてる
ため、基地局CSではどの移動局PSから同期バースト
が発せられたかを知ることができる。
【0018】いずれかの移動局PSからプレストーク起
動のため同期バーストが送信されると、これを受信した
基地局CSは、同期バースト送信元の移動局(ここでは
PS1)に対し、プレストークを許可する旨のプレスト
ーク状態信号を、一斉同報に用いている下りタイムスロ
ット中のSACCHを用いて送信する。もし、複数の移
動局PSがほぼ同時にプレストーク起動のため同期バー
ストを送信したのであれば、基地局CSは、PS−ID
に基づきそのうち1局を選んで許可を与える。このプレ
ストーク状態信号は、移動局PS1にとっては自局に対
するプレストークの許可を表しており、その他の移動局
(ここではPS2)にとっては自局に対するプレストー
クの禁止(又は不許可)を表している。従って、この状
態で例えば移動局PS2の使用者がPTTを押したとし
ても、プレストーク起動のための同期バーストは発生せ
ず、例えばエラー音の送出等の形で、その使用者に対
し、“他の移動局PSによるプレストークが現在行われ
ている又は行われようとしている”ことが報知される。
これによって、複数の移動局PSがほぼ同時にプレスト
ーク起動のための同期バーストを送信するといった事態
は、生じにくくなる。また、PTTを押してから同期バ
ーストを送信するまでの遅延時間を移動局PS毎に異な
る長さに設定しておけば、そのような事態は更に生じに
くくなる。
【0019】PTTを押したけれども特にエラー音が発
生しない場合、その移動局(ここではPS1)の使用者
は、通話をはじめる。この通話に係る音声は、プレスト
ーク起動のための同期バーストが送信された通信用上り
タイムスロットと同じ順番のタイムスロット中のTCH
にて、キャリア周波数ftで送信される。基地局CS
(又は指令卓等の一斉通報元)においては、この通話音
声を、一斉通報に用いている通信用下りタイムスロット
にて折り返し各移動局PSに一斉通報する。なお、この
折り返しの一斉通報に関しては行わないようにしてもよ
い。移動局PS1の使用者がPTTから指を離すと、基
地局CSは通信用上りタイムスロットのSACCH又は
TCHの状態からプレストークの終了を検出し、一斉通
報に用いている通信用下りタイムスロット中のSACC
Hに“未使用”を示すプレストーク状態信号を格納しこ
れを送信する。このプレストーク状態信号は、各移動局
PSにとってプレストーク可能であることを報知する信
号となる。
【0020】従って、本実施形態によれば、限られたチ
ャネル資源を有効活用して一斉通報、これに対する応
答、及び既に開始されている一斉通報への各移動局PS
の参加を実現できる。その結果、例えば、移動局PS同
士での半復信や、移動局PS対指令卓の全復信等の双方
向通信を、好適に実行できる。更に、同期バーストに添
えられているPS−IDを利用して許可先の移動局PS
を基地局CSが選択するようにしているため、プレスト
ーク起動が移動局PS同士で競合したときでも、いわば
これを調停していずれか1個の移動局PSに許可を与え
ることができる。更に、SACCHを有効活用して送信
するプレストーク状態信号によって、複数の移動局PS
が同時にプレストーク起動を起動しようとする事態が、
あまり生じないようにすることができる。なお、PTT
操作に代えて、話者音声の有無の検出により、プレスト
ーク起動/終了とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る一斉通報方法、特
にそのタイムスロット使用形態を示すタイミングチャー
トである。
【図2】 この実施形態における一斉通報時の信号伝送
手順を示すタイミングチャートである。
【図3】 PHSのシステムの一例を示すブロック図で
ある。
【図4】 個別通話時におけるタイムスロット使用形態
を示すタイミングチャートである。
【図5】 スーパーフレームの構成を示すタイミングチ
ャートである。
【図6】 通信用スロットの構成を示す概念図である。
【図7】 個別通話時における接続手順を示すタイミン
グチャートである。
【図8】 従来技術における一斉通報時の信号伝送手順
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
CS 基地局、PS,PS1〜PS4 移動局、TCH
通話(音声)チャネル、SACCH 付随制御チャネ
ル。
フロントページの続き (72)発明者 土方 洋一 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日本 無線株式会社内 (72)発明者 山本 尚宏 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日本 無線株式会社内 Fターム(参考) 5K028 BB06 CC05 DD01 DD02 HH00 5K067 AA34 AA42 BB02 CC05 CC06 CC14 DD17 DD24 DD25 DD34 DD42 EE02 EE10 EE71 GG03 GG13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と一般に複数の移動局との間の個
    別的なTDMA無線接続のために準備されている上り及
    び下り各所定個数の通信用タイムスロットのうち所定の
    通信用下りタイムスロットを利用し、基地局から又は基
    地局に接続されている通信関連機器から基地局を介し
    て、各移動局に対する一斉通報を行う一斉通報方法にお
    いて、 各移動局が、随時、所定の通信用上りタイムスロットを
    利用して一斉通報に応答し、 基地局が、移動局からのこの応答に応じ、所定の通信用
    下りタイムスロットを利用して、応答した移動局に対し
    許可を与え、 移動局が、基地局からのこの許可に応じ、所定の通信用
    上りタイムスロットを利用して、基地局に対し音声等の
    信号を無線送信することを特徴とする一斉通報方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一斉通報方法において、 基地局が、いずれかの移動局に対し上記許可を与えると
    き及び上記許可を受けた移動局による送信が終了したと
    きに、それぞれ、そのことを示す状態信号を、所定の通
    信用下りタイムスロットを利用して各移動局に送信する
    ことを特徴とする一斉通報方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の一斉通報方法にお
    いて、 基地局が、現在いずれかの移動局により上記許可の許で
    の送信が行われているか否かを示す状態信号を、所定の
    通信用下りタイムスロットを利用して定期的に、各移動
    局に送信することを特徴とする一斉通報方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の一斉通報方法にお
    いて、 移動局が、基地局との個別的なTDMA無線接続の際に
    基地局との間で交換される同期信号と同形式で送信元の
    移動局を特定する情報を含む同期信号を送信することに
    よって、一斉通報に応答することを特徴とする一斉通報
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の一斉通報方法において、 移動局が、その移動局に設けられているプレストークス
    イッチが使用者により操作されたとき又は使用者が音声
    を発したことを検出したときに、一斉通報に対し応答す
    べく同期信号を送信することを特徴とする一斉通報方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の一斉通報方法において、 その移動局に設けられているプレストークスイッチが使
    用者により操作された時点又は使用者が音声を発したこ
    とを検出した時点から、一斉通報に対し応答すべく同期
    信号を送信する時点までの間の遅延時間が、移動局毎に
    異なる長さに設定されていることを特徴とする一斉通報
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載の一斉通報方法にお
    いて、 一斉通報元たる基地局又は通信関連機器が、上記許可に
    応じ移動局から送信された音声等の信号を、所定の通信
    用下りタイムスロットを利用して、各移動局に対し折り
    返し一斉通報することを特徴とする一斉通報方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7記載の一斉通報方法であ
    って、個別的なTDMA無線接続のために準備されてい
    る上記上り及び下り各所定個数の通信用タイムスロット
    が、個別的なTDMA無線接続の際に音声等の信号の送
    信に使用される通信用のチャネルと、これに伴う付随制
    御用のチャネルとを格納する構成を有する一斉通報方法
    において、 基地局からの又はこれを介した一斉通報及び基地局から
    許可を受けた移動局からの送信に係る音声等の信号が、
    上記通信用のチャネルを利用して送信され、 移動局に対する上記許可が、上記付随制御用のチャネル
    を利用して与えられることを特徴とする一斉通報方法。
  9. 【請求項9】 請求項2又は3記載の一斉通報方法であ
    って、個別的なTDMA無線接続のために準備されてい
    る上記上り及び下り各所定個数の通信用タイムスロット
    が、個別的なTDMA無線接続の際に音声等の信号の送
    信に使用される通信用のチャネルと、これに伴う付随制
    御用のチャネルとを格納する構成を有する一斉通報方法
    において、 状態信号の送信が、上記付随制御用のチャネルを利用し
    て行われることを特徴とする一斉通報方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9記載の一斉通報方法に
    おいて、 基地局からの又はこれを介した一斉通報及び移動局に対
    する上記許可が、同一の下りタイムスロットにて行わ
    れ、 一斉通報に対する移動局の応答及び許可を受けた移動局
    による送信が、同一の上り通信用タイムスロットにて行
    われることを特徴とする一斉通報方法。
  11. 【請求項11】 請求項2又は3記載の一斉通報方法に
    おいて、 基地局からの又はこれを介した一斉通報、状態信号の送
    信及び移動局に対する上記許可が、同一の通信用下りタ
    イムスロットにて行われ、 一斉通報に対する移動局の応答及び許可を受けた移動局
    からの送信が、同一の通信用上りタイムスロットにて行
    われることを特徴とする一斉通報方法。
  12. 【請求項12】 所定の通信用下りタイムスロットを利
    用し各移動局に対する一斉通報を行う手段と、 所定の通信用上りタイムスロットを利用していずれかの
    移動局が一斉通報に応答したとき、この応答に応じかつ
    所定の通信用下りタイムスロットを利用して、応答した
    移動局に対し許可を与える手段と、 を備え、請求項1乃至11記載の一斉通報方法の実行に
    際して使用されることを特徴とする基地局。
  13. 【請求項13】 所定の通信用下りタイムスロットにて
    基地局による一斉通報が行われているとき、使用者から
    の要求に応じ、所定の通信用上りタイムスロットを利用
    して一斉通報に応答する手段と、 この応答に対する許可が所定の通信用下りタイムスロッ
    トを利用して基地局から与えられたとき、所定の通信用
    上りタイムスロットを利用して、基地局に対し使用者の
    音声等の信号を無線送信する手段と、 を備え、請求項1乃至11記載の一斉通報方法の実行に
    際して請求項12記載の基地局とともに用いられること
    を特徴とする移動局。
JP11010059A 1999-01-19 1999-01-19 Tdma無線通信システムにおける一斉通報方法 Pending JP2000209147A (ja)

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