JP3115170B2 - ディジタルコードレス電話装置 - Google Patents

ディジタルコードレス電話装置

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JP3115170B2
JP3115170B2 JP28631893A JP28631893A JP3115170B2 JP 3115170 B2 JP3115170 B2 JP 3115170B2 JP 28631893 A JP28631893 A JP 28631893A JP 28631893 A JP28631893 A JP 28631893A JP 3115170 B2 JP3115170 B2 JP 3115170B2
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森 正 大
田 直 哉 守
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基地局と移動局の間
で、マルチキャリアを時間分割多重アクセス、かつ時間
分割双方向伝送で通信を行なうTDMA/TDD方式の
ディジタルコードレス電話装置において、移動局どうし
で、直接通信することのできるディジタルコードレス電
話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディジタルコードレス電
話装置における移動局間の直接通信では、図4に示すよ
うに、ある周波数キャリアを上り(着信側の移動局から
発信側の移動局に向かう方向)と、下り(発信側の移動
局から着信側の移動局に向かう方向)とを、それぞれ4
つに時間分割し双方向伝送する方式を取っていた。通
常、時間分割した1つの時間区間をタイムスロットまた
は単にスロットと呼び、そのスロット内に伝送する無線
データをバーストと呼ぶ。1つの周波数キャリアは、時
間的に4つのタイムスロットに分割され、各タイムスロ
ットの上りと下りの対で1つの通信のっための双方向チ
ャネルが割り当てられる。図4において、41、43、
45は上りスロットであり、日本のディジタルコードレ
ス電話の場合は4スロットから構成されている。42、
44は下りスロットであり、上りスロットと同じく4ス
ロットから構成されている。このように上りスロットと
下りスロットとを交互に繰り返して通信を行なう。
【0003】周波数キャリアは、移動局と基地局との間
の通信の場合は、接続制御のための制御データ等を伝送
する制御用キャリアと、音声やユーザデータ等を転送す
る通信用キャリアとがある。2台の移動局間直接通信の
場合は、制御用キャリアと通信用キャリアとを共用して
おり、移動局間直接通信用キャリアは、基地局移動局間
制御用キャリアおよび通信用キャリアとは別の周波数が
定められている。なお、制御データ等を転送するときの
チャネルを制御用チャネル、音声やユーザデータ等を転
送するときのチャネルを通信用チャネルと呼ぶ。
【0004】図5(a)は通信用チャネルのバースト構
成を示している。51はプリアンブル、52はユニーク
ワード、53は制御情報、54は音声やデータ等のユー
ザ情報、55はCRCチェック用ビットを示す。図5
(b)は制御用チャネルのバースト信号構成を示し、5
6はプリアンブル、57はユニークワード、58は移動
局ID、59は移動局ID、60は制御情報、61はC
RCチェック用ビットを示す。図5(c)は同期バース
ト信号のバースト構成を示す。62はプリアンブル、6
3はユニークワード、64は移動局ID、65は同期バ
ースト固定パターン、66はCRCチェック用ビットを
示す。
【0005】移動局間直接通信においては、発信時に双
方の移動局間でランダムアクセスするが、初めに発信し
た方の移動局が基地局移動局間通信における基地局の役
割、すなわち同期源の役割を通信中果たすことになる。
ただし、上記したように、通信キャリア自体は制御用チ
ャネルと通信用チャネルで共用しているため、図3に示
すように、発信した方の親移動局から発信信号を送信
後、受信側の子移動局は、同期バースト信号を同じキャ
リア上で送信し、それに対して発信側の親移動局が同期
バースト信号を返して互いに同期バーストを連続送信す
ることによって発着信が成立し、その後、着信側の子移
動局が応答操作することによって、応答信号が着信側の
子移動局から発信側の親移動局へ送信され、その後、通
話が成立する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディジタルコードレス電話装置では、2台の移動局
間の直接通話しか行なえず、従来のアナログの小電力の
トランシーバのように、1台の局が他の複数の局を呼び
出したりすることができないという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、1台の移動局が他の複数の移動局に対し
て発信し、かつ片方向の通話ができる優れたディジタル
コードレス電話装置を提供することを第1の目的とす
る。
【0008】本発明はまた、一旦、1台の移動局が他の
複数の移動局と片方向の通話を行なった後、他の移動局
のいずれかが発信操作をすると、即時にそれ以外の移動
局が受信状態になり、直ちに片方向の通話を実現するこ
とのできる優れたディジタルコードレス電話装置を提供
することを第2の目的とする。
【0009】本発明はさらに、発信する移動局および受
信する移動局が、ともに通信開始時に片方向通信の開始
を認識することのできる優れたディジタルコードレス電
話装置を提供することを第3の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するために、移動局が他の移動局に対して制御
用チャネル上で一斉呼出信号を送信する手段と、制御チ
ャネル上での他の移動局への一斉呼出信号送信後、他の
移動局に対して片方向送信を行なう通信用チャネルを制
御用チャネルと同一のキャリア上に割り当てて片方向送
信を行なう手段と、他の移動局からの一斉呼出信号を制
御用チャネル上で受信する手段と、他の移動局からの一
斉呼出信号受信後、片方向受信を行なう通信用チャネル
を制御用チャネルと同一のキャリア上に割り当てて、他
の移動局からの通信信号を通信用チャネル上で受信して
片方向受信を行なう手段とを備えたものである。
【0011】本発明は、上記第2の目的を達成するため
に、片方向送信を他の移動局に対して行なった移動局
が、送信を停止したときに、使用していた送信タイムス
ロットを受信タイムスロットに変更して一定時間タイム
スロットを保持する手段と、片方向受信をしていた移動
局が、片方向送信をしている移動局からの通信終了信号
を受信したときに、一定時間タイムスロットを保持し
て、再び他の移動局からの一斉呼出信号および通信信号
の受信を待機するとともに、送信起動の操作をしたとき
には、受信タイムスロットを送信タイムスロットに変更
し、一斉呼出信号を一定時間送信した後、通信信号を送
信する手段とを備えたものである。
【0012】本発明は、上記第3の目的を達成するため
に、タイムスロットを保持していない状態で片方向送信
を行なう場合に、一斉呼出信号送信時に相手の移動局に
対して警告音鳴動要求信号を付加する手段と、一斉呼出
信号送信後、通信信号を送信して片方向送信に入ったと
きに一定時間警告音を鳴動して片方向送信が始まること
を報知する手段と、一斉呼出信号を受信してその信号に
警告音鳴動要求信号が付加されていた場合、一定時間警
告音を鳴動して片方向受信が始まることを報知する手段
とを備えたものである。
【0013】
【作用】したがって本発明によれば、1台の移動局が他
の複数の移動局に対して発信し、かつ片方向の通話がで
き、また、一旦、1台の移動局が他の複数の移動局と片
方向の通話を行なった後、他の移動局のいずれかが発信
操作をすると、即時にそれ以外の移動局が受信状態にな
り、直ちに片方向の通話を実現することができ、さら
に、発信する移動局および受信する移動局が、ともに通
信開始時に片方向通信の開始を認識することができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例における移動局の構
成を示すものである。図1において、1はアンテナであ
り、無線回路2に接続されている。無線回路2はシセサ
イザ3を有し、無線制御部4から周波数および送受信タ
イミングを指示されながら、無線データの送受信を行な
う。無線制御部4はまた、受信した無線データから受信
レベルを測定し、一時記憶メモリ5に書き込む処理を行
なう。6はチャネルコーデック部であり、無線の通信用
チャネルおよび制御用チャネルで送受信されるデータの
組み立ておよび分解を行なう。7は通話制御部であり、
レシーバ8およびマイク9が接続されている。通話制御
部7は、音声情報についてはマイク9からのアナログ音
声信号をディジタル変換してチャネルコーデック部6に
転送するとともに、チャネルコーデック部6から受信し
たディジタル音声データをアナログ変換してレシーバ8
に出力する。10はマイクロコンピュータ等で構成され
た制御部であり、装置内の各部を制御する。11は複数
の操作ボタンを有する操作部であり、12は液晶表示器
からなる表示部である。
【0015】制御部10は、移動局間直接通信を行なう
際のキャリア受信を指示する移動局間通信キャリア受信
制御部13と、他の移動局に対して制御用チャネル上で
一斉呼出信号を送信する一斉呼出信号送信制御部14
と、他の移動局からの一斉呼出信号を制御用チャネル上
で受信する一斉呼出信号受信制御部15と、制御チャネ
ル上での他の移動局への一斉呼出信号送信後、他の移動
局に対して片方向送信を行なう通信用チャネルを制御用
チャネルと同一のキャリア上に割り当てて片方向送信を
行なう片方向送信制御部16と、他の移動局からの一斉
呼出信号受信後、片方向受信を行なう通信用チャネルを
制御用チャネルと同一のキャリア上に割り当てて、他の
移動局からの通信信号を通信用チャネル上で受信して片
方向受信を行なう片方向受信制御部17と、片方向送信
を他の移動局に対して行なった移動局が、送信を停止し
たときに、使用していた送信タイムスロットを受信タイ
ムスロットに変更して一定時間タイムスロットを保持す
るとともに、片方向受信をしていた移動局が、片方向送
信をしている移動局からの通信終了信号を受信したとき
に、一定時間タイムスロットを保持して、再び他の移動
局からの一斉呼出信号および通信信号の受信を待機し、
送信起動の操作をしたときには、受信タイムスロットを
送信タイムスロットに変更し、一斉呼出信号を一定時間
送信した後、通信信号を送信するスロット変更・保持制
御部18と、タイムスロットを保持していない状態で片
方向送信を行なう場合に、一斉呼出信号送信時に相手の
移動局に対して警告音鳴動要求信号を付加して一斉呼出
信号送信後、通信信号を送信して片方向送信に入ったと
きに一定時間警告音を鳴動して片方向送信が始まること
を報知するとともに、一斉呼出信号を受信してその信号
に警告音鳴動要求信号が付加されていた場合、一定時間
警告音を鳴動して片方向受信が始まることを報知する警
告音付加制御部19とを備えている。
【0016】次に上記実施例の動作について、移動局間
直接通信の全般的な動作について説明する。移動局通信
待機中は、全ての移動局は、他の移動局からの呼び出し
信号を定常的または間欠的に監視するために、移動局間
通信キャリア受信制御部13により、移動局間通信キャ
リアを受信するようにチャネルコーデック部6に指示が
与えられる。移動局間通信キャリアにおける通信用チャ
ネルのデータは、音声等の通信情報と制御部10が処理
する制御情報とから構成され、音声等のユーザデータ
は、制御部10を介さずに処理される。制御用チャネル
のデータおよび通信用チャネルの制御データをアンテナ
1から無線回路2経由で受信すると、チャネルコーデッ
ク部6が制御データのみを一時記憶メモリ5に転送して
制御部10に受信通知を行なう。受信のタイミングは、
チャネルコーデック部6から無線制御部4および無線回
路2にその都度指示され、受信周波数は予め各受信タイ
ミング毎に制御部10が無線制御部4に設定しておく。
この移動局から制御データを送信する場合は、制御部1
0が予め無線制御部4および無線回路2に対して送信タ
イミングを指示して無線回路2にデータを転送する。
【0017】次に、1台の親移動局が複数の子移動局に
対し片方向同時送信を行なう際の動作を図2を参照して
説明する。親移動局が、プレストークボタンを押しなが
ら発呼操作を行なうと、制御部10の一斉呼出信号送信
制御部14が、片方向同時送信であると認識してチャネ
ルコーデック部6に対し一斉呼出信号を指示し、無線回
路2、アンテナ1を通して複数の移動局に対し一斉呼出
信号を一定時間送出し続ける。一方、複数の子移動局で
は、制御部10の一斉呼出信号受信制御部15が一斉呼
出信号を監視しており、一斉呼出信号を受信すると、今
度は片方向受信制御部17が親移動局から音声信号を待
ち受ける。
【0018】親移動局は、一斉呼出信号を送出した後、
片方向送信制御部16により片方向送信を行なうための
通信用チャネルを制御用チャネルと同一のキャリアに割
り当てる指示をチャネルコーデック部6に行ない、マイ
ク9から入力されるアナログ音声信号を通話制御部7が
ディジタル変換したデータを、チャネルコーデック部6
が通信用チャネルの中に音声データとして乗せ、無線回
路2を通してアンテナ1から複数の子移動局に一斉に送
信する。送信が終了したときは、プレストークボタンを
押すことにより終了信号が送出される。
【0019】一斉呼出信号を受信した複数の子移動局
は、片方向受信制御部17がチャネルコーデック部6に
対して、片方向受信を行なうために通信用チャネルを監
視する指示を行ない、親移動局からの音声信号が乗った
通信用チャネルをアンテナ1および無線回路2を通して
受信すると、チャネルコーデック部6は、音声データを
通話制御部7へ出力し、通話制御部7は、その音声デー
タをアナログ変換して、レシーバ8から音声として出力
し、片方向受信を行なう。
【0020】次に、上記片方向通信におけるスロット変
更・保持部18を用いた制御について説明する。片方向
送信を行なっていた親移動局が、片方向送信を停止した
ときに、スロット変更・保持部18により使用していた
送信タイムスロットを受信タイムスロットに変更して一
定時間そのタイムスロットを保持するとともに、片方向
受信をしていた子移動局が、片方向送信をしていた親移
動局からの通信終了信号を受信したときに、スロット変
更・保持部18により一定時間タイムスロットを保持し
て、再び他の移動局からの一斉呼出信号および通信信号
の受信を待機する。この状態で子移動局が送信起動の操
作をすると、スロット変更・保持部18は、受信タイム
スロットを送信タイムスロットに変更し、一斉呼出信号
を一定時間送信した後、通信信号を送信する。これによ
り、1台の移動局が他の複数の移動局と片方向の通話を
行なった後、他の移動局のいずれかが発信操作をする
と、即時にそれ以外の移動局が受信状態になり、直ちに
他の移動局による片方向通信が実現されることになる。
【0021】次に、警告音付加制御部19を用いた制御
について説明する。タイムスロットを保持していない状
態で片方向送信を行なう場合は、親移動局は、一斉呼出
信号送信時に、警告音付加制御部19により、相手の子
移動局に対して警告音鳴動要求信号を付加するととも
に、一斉呼出信号送信後、通信信号を送信して片方向送
信に入ったときに、自局に対して一定時間警告音を鳴動
して片方向送信が始まったことを報知する。一方、子移
動局は、一斉呼出信号を受信してその信号に警告音鳴動
要求信号が付加されていたときは、自局に対して一定時
間警告音を鳴動して片方向送信が始まったことを報知す
る。これにより、発信する移動局および受信する移動局
が、ともに通信開始時に片方向通信の開始を認識するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、1台の移動局が他の複数の移動局に対して発信し、
かつ片方向の通話ができ、また、一旦、1台の移動局が
他の複数の移動局と片方向の通話を行なった後、他の移
動局のいずれかが発信操作をすると、即時にそれ以外の
移動局が受信状態になり、直ちに片方向の通話を実現す
ることができ、さらに、発信する移動局および受信する
移動局が、ともに通信開始時に片方向通信の開始を認識
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における移動局の構成を示す
ブロック図
【図2】本発明の一実施例における1対複数の移動局間
片方向通信におけるシーケンス図
【図3】TDMA/TDD方式における1対1の移動局
間双方向通信におけるシーケンス図
【図4】TDMA/TDD方式における双方向通信の概
念図
【図5】TDMA/TDD方式におけるバースト信号の
フォーマット図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線回路 3 シンセサイザ 4 無線制御部 5 一時記憶メモリ 6 チャネルコーデック部 7 通話制御部 8 レシーバ 9 マイク 10 制御部 11 操作部 12 表示部 13 一斉呼出信号送信制御部 14 一斉呼出信号受信制御部 15 片方向送信制御部 16 片方向受信制御部 17 スロット変更・保持制御部 18 警告音付加制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−213933(JP,A) 特開 平4−284032(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04M 1/00 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と複数の移動局から構成され、制
    御用および通信用共通キャリアを時間分割したタイムス
    ロット上に双方向の制御用および通信用チャネルを割り
    当てる時間分割多重アクセスおよび時間分割双方向伝送
    を行なうTDMA/TDD方式を取り、基地局移動局間
    通信および移動局間直接通信が可能なディジタルコード
    レス電話装置において、移動局が、他の移動局に対して
    制御用チャネル上で一斉呼出信号を送信する手段と、制
    御チャネル上での他の移動局への一斉呼出信号送信後、
    他の移動局に対して片方向送信を行なう通信用チャネル
    を制御用チャネルと同一のキャリア上に割り当てて片方
    向送信を行なう手段と、他の移動局からの一斉呼出信号
    を制御用チャネル上で受信する手段と、他の移動局から
    の一斉呼出信号受信後、片方向受信を行なう通信用チャ
    ネルを制御用チャネルと同一のキャリア上に割り当て
    て、他の移動局からの通信信号を通信用チャネル上で受
    信して片方向受信を行なう手段とを備えたディジタルコ
    ードレス電話装置。
  2. 【請求項2】 片方向送信を他の移動局に対して行なっ
    た移動局が、送信を停止したときに、使用していた送信
    タイムスロットを受信タイムスロットに変更して一定時
    間タイムスロットを保持する手段と、片方向受信をして
    いた移動局が、片方向送信をしている移動局からの通信
    終了信号を受信したときに、一定時間タイムスロットを
    保持して、再び他の移動局からの一斉呼出信号および通
    信信号の受信を待機するとともに、送信起動の操作をし
    たときには、受信タイムスロットを送信タイムスロット
    に変更し、一斉呼出信号を一定時間送信した後、通信信
    号を送信する手段とを備えた請求項1記載のディジタル
    コードレス電話装置。
  3. 【請求項3】 タイムスロットを保持していない状態で
    片方向送信を行なう場合に、一斉呼出信号送信時に相手
    の移動局に対して警告音鳴動要求信号を付加する手段
    と、一斉呼出信号送信後、通信信号を送信して片方向送
    信に入ったときに一定時間警告音を鳴動して片方向送信
    が始まることを報知する手段と、一斉呼出信号を受信し
    てその信号に警告音鳴動要求信号が付加されていた場
    合、一定時間警告音を鳴動して片方向受信が始まること
    を報知する手段とを備えた請求項1または2記載のディ
    ジタルコードレス電話装置。
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