JP3195870B2 - ディジタルコードレス電話装置 - Google Patents
ディジタルコードレス電話装置Info
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- JP3195870B2 JP3195870B2 JP28631993A JP28631993A JP3195870B2 JP 3195870 B2 JP3195870 B2 JP 3195870B2 JP 28631993 A JP28631993 A JP 28631993A JP 28631993 A JP28631993 A JP 28631993A JP 3195870 B2 JP3195870 B2 JP 3195870B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、基地局と移動局の間
で、マルチキャリアを時間分割多重アクセス、かつ時間
分割双方向伝送で通信を行なうＴＤＭＡ／ＴＤＤ方式の
ディジタルコードレス電話装置において、移動局どうし
で直接通信することのできるディジタルコードレス電話
装置に関する。
で、マルチキャリアを時間分割多重アクセス、かつ時間
分割双方向伝送で通信を行なうＴＤＭＡ／ＴＤＤ方式の
ディジタルコードレス電話装置において、移動局どうし
で直接通信することのできるディジタルコードレス電話
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のディジタルコードレス電
話装置における移動局間の直接通信では、図３に示すよ
うに、ある周波数キャリアを上り（着信側の移動局から
発信側の移動局に向かう方向）と、下り（発信側の移動
局から着信側の移動局に向かう方向）とを、それぞれ４
つに時間分割して双方向伝送する方式を取っていた。通
常、時間分割した１つの時間区間をタイムスロットまた
は単にスロットと呼び、そのスロット内に伝送する無線
データをバーストと呼ぶ。１つの周波数キャリアは、時
間的に４つのタイムスロットに分割され、各タイムスロ
ットの上りと下りの対で１つの通信のための双方向チャ
ネルが割り当てられる。図３において、３１、３３、３
５は上りスロットであり、日本のディジタルコードレス
電話の場合は４スロットから構成されている。３２、３
４は下りスロットであり、上りスロットと同じく４スロ
ットから構成されている。このように上りスロットと下
りスロットとを交互に繰り返して通信を行なう。
話装置における移動局間の直接通信では、図３に示すよ
うに、ある周波数キャリアを上り（着信側の移動局から
発信側の移動局に向かう方向）と、下り（発信側の移動
局から着信側の移動局に向かう方向）とを、それぞれ４
つに時間分割して双方向伝送する方式を取っていた。通
常、時間分割した１つの時間区間をタイムスロットまた
は単にスロットと呼び、そのスロット内に伝送する無線
データをバーストと呼ぶ。１つの周波数キャリアは、時
間的に４つのタイムスロットに分割され、各タイムスロ
ットの上りと下りの対で１つの通信のための双方向チャ
ネルが割り当てられる。図３において、３１、３３、３
５は上りスロットであり、日本のディジタルコードレス
電話の場合は４スロットから構成されている。３２、３
４は下りスロットであり、上りスロットと同じく４スロ
ットから構成されている。このように上りスロットと下
りスロットとを交互に繰り返して通信を行なう。
【０００３】周波数キャリアは、移動局と基地局との間
の通信の場合は、接続制御のための制御データ等を伝送
する制御用キャリアと、音声やユーザデータ等を転送す
る通信用キャリアとがあるが、２台の移動局間直接通信
の場合は、制御用キャリアと通信用キャリアとを共用し
ており、移動局間直接通信用キャリアは、基地局移動局
間通信における制御用キャリアおよび通信用キャリアと
は別の周波数が定められている。なお、制御データ等を
転送するときのチャネルを制御用チャネル、音声やユー
ザデータ等を転送するときのチャネルを通信用チャネル
と呼ぶ。
の通信の場合は、接続制御のための制御データ等を伝送
する制御用キャリアと、音声やユーザデータ等を転送す
る通信用キャリアとがあるが、２台の移動局間直接通信
の場合は、制御用キャリアと通信用キャリアとを共用し
ており、移動局間直接通信用キャリアは、基地局移動局
間通信における制御用キャリアおよび通信用キャリアと
は別の周波数が定められている。なお、制御データ等を
転送するときのチャネルを制御用チャネル、音声やユー
ザデータ等を転送するときのチャネルを通信用チャネル
と呼ぶ。
【０００４】図４（ａ）は通信用チャネルのバースト構
成を示している。４１はプリアンブル、４２はユニーク
ワード、４３は制御情報、４４は音声やデータ等のユー
ザ情報、４５はＣＲＣチェック用ビットを示す。図４
（ｂ）は制御用チャネルのバースト構成を示し、４６は
プリアンブル、４７はユニークワード、４８は移動局Ｉ
Ｄ、４９は移動局ＩＤ、５０は制御情報、５１はＣＲＣ
チェック用ビットを示す。図４（ｃ）は同期バースト信
号のバースト構成を示す。５２はプリアンブル、５３は
ユニークワード、５４は移動局ＩＤ、５５は同期バース
ト固定パターン、５６はＣＲＣチェック用ビットを示
す。
成を示している。４１はプリアンブル、４２はユニーク
ワード、４３は制御情報、４４は音声やデータ等のユー
ザ情報、４５はＣＲＣチェック用ビットを示す。図４
（ｂ）は制御用チャネルのバースト構成を示し、４６は
プリアンブル、４７はユニークワード、４８は移動局Ｉ
Ｄ、４９は移動局ＩＤ、５０は制御情報、５１はＣＲＣ
チェック用ビットを示す。図４（ｃ）は同期バースト信
号のバースト構成を示す。５２はプリアンブル、５３は
ユニークワード、５４は移動局ＩＤ、５５は同期バース
ト固定パターン、５６はＣＲＣチェック用ビットを示
す。
【０００５】移動局間直接通信においては、発信時に双
方の移動局間でランダムアクセスするが、初めに発信し
た方の移動局が基地局移動局間通信における基地局の役
割、すなわち同期源の役割を通信中果たすことになる。
ただし、上記したように、通信キャリア自体は制御用チ
ャネルと通信用チャネルで共用しているため、発信側の
移動局から呼出信号を送信後、着信側の移動局は同期バ
ースト信号を同じキャリア上で送信し、それに対して発
信側の移動局が同期バースト信号を返して互いに同期バ
ーストを連続送信することによって発着信が成立し、そ
の後、着信側の移動局が応答操作することによって、応
答信号が着信側の移動局から発信側の移動局へ送信さ
れ、その後、通話が成立する。
方の移動局間でランダムアクセスするが、初めに発信し
た方の移動局が基地局移動局間通信における基地局の役
割、すなわち同期源の役割を通信中果たすことになる。
ただし、上記したように、通信キャリア自体は制御用チ
ャネルと通信用チャネルで共用しているため、発信側の
移動局から呼出信号を送信後、着信側の移動局は同期バ
ースト信号を同じキャリア上で送信し、それに対して発
信側の移動局が同期バースト信号を返して互いに同期バ
ーストを連続送信することによって発着信が成立し、そ
の後、着信側の移動局が応答操作することによって、応
答信号が着信側の移動局から発信側の移動局へ送信さ
れ、その後、通話が成立する。
【０００６】図５は従来における移動局間通信における
通信シーケンスを示している。発信側移動局と着信側移
動局とが、上記したようにメッセージの交換をして通話
を確率すると、通話が一定時間（規格上３分間）可能に
なる。３分間が経過すると、発信側の移動局は、無線チ
ャネル切断メッセージを着信側移動局へ送信し、着信側
移動局が、無線切断完了メッセージを送信して通話が終
了し、待ち受け状態になる。
通信シーケンスを示している。発信側移動局と着信側移
動局とが、上記したようにメッセージの交換をして通話
を確率すると、通話が一定時間（規格上３分間）可能に
なる。３分間が経過すると、発信側の移動局は、無線チ
ャネル切断メッセージを着信側移動局へ送信し、着信側
移動局が、無線切断完了メッセージを送信して通話が終
了し、待ち受け状態になる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディジタルコードレス電話装置においては、移動局
間どうしで通話を行なう場合は、一回の通話が３分以内
という規格上の制限があるため、３分間を越える通話
は、一旦通信を終了して、再度開始操作をしなければな
らず、面倒であった。
来のディジタルコードレス電話装置においては、移動局
間どうしで通話を行なう場合は、一回の通話が３分以内
という規格上の制限があるため、３分間を越える通話
は、一旦通信を終了して、再度開始操作をしなければな
らず、面倒であった。
【０００８】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、３分間を越える移動局間どうしの通話が
可能な優れたディジタルコードレス電話装置を提供する
ことを目的とするものである。
るものであり、３分間を越える移動局間どうしの通話が
可能な優れたディジタルコードレス電話装置を提供する
ことを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、移動局が移動局間通信中に一定時間Ｔ１
が経過したことを検出する手段と、発信側の移動局が一
定時間Ｔ１経過後一旦通信を終了し、通信中に使用して
いた周波数およびタイムスロットを保持し、別の一定時
間Ｔ２経過後にその保持していたタイムスロットを用い
て通信継続信号を送信する手段と、着信側の移動局が、
通信終了後、通信中に使用していた周波数およびタイム
スロットを、一定時間Ｔ２よりも永い時間だけ保持して
受信状態を継続し、発信側からの通信継続信号を受信し
たときに応答信号を送信して通信を再開する手段とを備
えたものである。
成するために、移動局が移動局間通信中に一定時間Ｔ１
が経過したことを検出する手段と、発信側の移動局が一
定時間Ｔ１経過後一旦通信を終了し、通信中に使用して
いた周波数およびタイムスロットを保持し、別の一定時
間Ｔ２経過後にその保持していたタイムスロットを用い
て通信継続信号を送信する手段と、着信側の移動局が、
通信終了後、通信中に使用していた周波数およびタイム
スロットを、一定時間Ｔ２よりも永い時間だけ保持して
受信状態を継続し、発信側からの通信継続信号を受信し
たときに応答信号を送信して通信を再開する手段とを備
えたものである。
【００１０】
【作用】したがって本発明によれば、移動局間どうしの
通話が３分間を越えた場合は、一旦通話を終了させる
が、それまでに使用していた周波数およびタイムスロッ
トはそのまま保持しているので、その周波数およびタイ
ムスロットを使用して通信継続信号を送受することによ
り、直ちに通話を再開することができる。
通話が３分間を越えた場合は、一旦通話を終了させる
が、それまでに使用していた周波数およびタイムスロッ
トはそのまま保持しているので、その周波数およびタイ
ムスロットを使用して通信継続信号を送受することによ
り、直ちに通話を再開することができる。
【００１１】
【実施例】図１は本発明の一実施例における移動局の構
成を示すものである。図１において、１はアンテナであ
り、無線回路２に接続されている。無線回路２はシセサ
イザ３を有し、無線制御部４から周波数および送受信タ
イミングを指示されながら、無線データの送受信を行な
う。無線制御部４はまた、受信した無線データから受信
レベルを測定し、一時記憶メモリ５に書き込む処理を行
なう。６はチャネルコーデック部であり、無線の通信用
チャネルおよび制御用チャネルで送受信されるデータの
組み立ておよび分解を行なう。７は通話制御部であり、
レシーバ８およびマイク９が接続されている。通話制御
部７は、音声情報についてはマイク９からのアナログ音
声信号をディジタル変換してチャネルコーデック部６に
転送するとともに、チャネルコーデック部６から受信し
たディジタル音声データをアナログ変換してレシーバ８
に出力する。１０はマイクロコンピュータ等で構成され
た制御部であり、装置内の各部を制御する。１１は複数
の操作ボタンを有する操作部であり、１２は液晶表示器
からなる表示部である。制御部１０には、移動局間通信
キャリア受信制御部１３、移動局間通信時間制御部１
４、発信側移動局終話制御部１５、着信側移動局終話制
御部１６、警告音出力制御部１７を有する。
成を示すものである。図１において、１はアンテナであ
り、無線回路２に接続されている。無線回路２はシセサ
イザ３を有し、無線制御部４から周波数および送受信タ
イミングを指示されながら、無線データの送受信を行な
う。無線制御部４はまた、受信した無線データから受信
レベルを測定し、一時記憶メモリ５に書き込む処理を行
なう。６はチャネルコーデック部であり、無線の通信用
チャネルおよび制御用チャネルで送受信されるデータの
組み立ておよび分解を行なう。７は通話制御部であり、
レシーバ８およびマイク９が接続されている。通話制御
部７は、音声情報についてはマイク９からのアナログ音
声信号をディジタル変換してチャネルコーデック部６に
転送するとともに、チャネルコーデック部６から受信し
たディジタル音声データをアナログ変換してレシーバ８
に出力する。１０はマイクロコンピュータ等で構成され
た制御部であり、装置内の各部を制御する。１１は複数
の操作ボタンを有する操作部であり、１２は液晶表示器
からなる表示部である。制御部１０には、移動局間通信
キャリア受信制御部１３、移動局間通信時間制御部１
４、発信側移動局終話制御部１５、着信側移動局終話制
御部１６、警告音出力制御部１７を有する。
【００１２】次に上記実施例における移動局間通信の概
略について説明する。移動局通信待機中は、全ての移動
局は、他の移動局からの呼出信号を定常的または間欠的
に監視するために、移動局間通信キャリア受信制御部１
３により、移動局間通信キャリアを受信するようにチャ
ネルコーディック部６に指示が与えられる。移動局間通
信キャリアにおける通信用チャネルのデータは、音声等
の情報と制御部１０が処理する制御情報とから構成さ
れ、音声等のユーザデータは、制御部１０を介さずに処
理される。制御用チャネルのデータおよび通信用チャネ
ルの制御データをアンテナ１から無線回路２経由で受信
すると、チャネルコーディック部６が制御データのみを
一時記憶メモリ５に転送して制御部１０に受信通知を行
なう。受信のタイミングは、チャネルコーディック部６
から無線制御部４および無線回路２にその都度指示さ
れ、受信周波数は予め各受信タイミング毎に制御部１０
が無線制御部４に設定しておく。この移動局から制御デ
ータを送信する場合は、制御部１０が予め無線制御部４
および無線回路２に対して送信タイミングを指示して無
線回路２にデータを転送する。さらに、チャネルコーデ
ィック部６は、データ受信の際、誤りの有無を検出し、
受信データとともに一時記憶メモリ５に転送する。
略について説明する。移動局通信待機中は、全ての移動
局は、他の移動局からの呼出信号を定常的または間欠的
に監視するために、移動局間通信キャリア受信制御部１
３により、移動局間通信キャリアを受信するようにチャ
ネルコーディック部６に指示が与えられる。移動局間通
信キャリアにおける通信用チャネルのデータは、音声等
の情報と制御部１０が処理する制御情報とから構成さ
れ、音声等のユーザデータは、制御部１０を介さずに処
理される。制御用チャネルのデータおよび通信用チャネ
ルの制御データをアンテナ１から無線回路２経由で受信
すると、チャネルコーディック部６が制御データのみを
一時記憶メモリ５に転送して制御部１０に受信通知を行
なう。受信のタイミングは、チャネルコーディック部６
から無線制御部４および無線回路２にその都度指示さ
れ、受信周波数は予め各受信タイミング毎に制御部１０
が無線制御部４に設定しておく。この移動局から制御デ
ータを送信する場合は、制御部１０が予め無線制御部４
および無線回路２に対して送信タイミングを指示して無
線回路２にデータを転送する。さらに、チャネルコーデ
ィック部６は、データ受信の際、誤りの有無を検出し、
受信データとともに一時記憶メモリ５に転送する。
【００１３】次に、図２を参照して移動局間通信の方法
について説明する。移動局間通信の開始に当たっては、
従来と同様に、まず発信側移動局が着信側移動局に対し
て呼び出しメッセージを送ると、着信側移動局から同期
メッセージが返され、これに対して発信側移動局が同期
メッセージを返すと、着信側移動局から応答メッセージ
が送られて通信が成立し、発信側の移動局の移動局間通
信時間制御部１４がタイマーを起動させる。移動局間で
の通話が３分経過すると、発信側の移動局は、発信側終
話制御部１５が、継続指示付きの無線チャネル切断メッ
セージを着信側移動局に送信して一旦通信を終了すると
ともに、自局の一時記憶メモリ５に通信中に使用してい
た周波数とタイムスロットを保持しておくようにチャネ
ルコーディック部６に指示する。一方、無線チャネル切
断メッセージを受けた着信側移動局は、着信側終話制御
部１６が、通話中に使用中に使用していた周波数および
タイムスロットを自局の一時記憶メモリ５に２秒以上保
持しておくようにチャネルコーディック部６に指示する
とともに、発信側移動局に無線チャネル切断完了メッセ
ージを送信して、送信は停止するが受信は継続する待ち
受け状態に入る。着信側移動局から無線チャネル切断完
了メッセージを受けた発信側移動局は、再び移動局間通
信時間制御部１４に２秒間のタイマーを起動させ、警告
音出力制御部１７によりブザーを鳴動させる。そして、
２秒間経過後、発信側移動局が通話継続メッセージを着
信側移動局に送信すると、着信側移動局は同期メッセー
ジを返し、これに対して発信側移動局が同期メッセージ
を返すと、着信側移動局が自動的に応答メッセージを返
して移動局間通信が再び成立し、継続した通話が可能に
なる。
について説明する。移動局間通信の開始に当たっては、
従来と同様に、まず発信側移動局が着信側移動局に対し
て呼び出しメッセージを送ると、着信側移動局から同期
メッセージが返され、これに対して発信側移動局が同期
メッセージを返すと、着信側移動局から応答メッセージ
が送られて通信が成立し、発信側の移動局の移動局間通
信時間制御部１４がタイマーを起動させる。移動局間で
の通話が３分経過すると、発信側の移動局は、発信側終
話制御部１５が、継続指示付きの無線チャネル切断メッ
セージを着信側移動局に送信して一旦通信を終了すると
ともに、自局の一時記憶メモリ５に通信中に使用してい
た周波数とタイムスロットを保持しておくようにチャネ
ルコーディック部６に指示する。一方、無線チャネル切
断メッセージを受けた着信側移動局は、着信側終話制御
部１６が、通話中に使用中に使用していた周波数および
タイムスロットを自局の一時記憶メモリ５に２秒以上保
持しておくようにチャネルコーディック部６に指示する
とともに、発信側移動局に無線チャネル切断完了メッセ
ージを送信して、送信は停止するが受信は継続する待ち
受け状態に入る。着信側移動局から無線チャネル切断完
了メッセージを受けた発信側移動局は、再び移動局間通
信時間制御部１４に２秒間のタイマーを起動させ、警告
音出力制御部１７によりブザーを鳴動させる。そして、
２秒間経過後、発信側移動局が通話継続メッセージを着
信側移動局に送信すると、着信側移動局は同期メッセー
ジを返し、これに対して発信側移動局が同期メッセージ
を返すと、着信側移動局が自動的に応答メッセージを返
して移動局間通信が再び成立し、継続した通話が可能に
なる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、移動局どうしの通話が３分間を越えた場合は、一旦
通話を終了させるが、それまでに使用していた周波数お
よびタイムスロットはそのまま保持して、その周波数お
よびタイムスロットを使用して通信継続信号を送受する
ので、直ちに通話を再開することができるという効果を
有する。
に、移動局どうしの通話が３分間を越えた場合は、一旦
通話を終了させるが、それまでに使用していた周波数お
よびタイムスロットはそのまま保持して、その周波数お
よびタイムスロットを使用して通信継続信号を送受する
ので、直ちに通話を再開することができるという効果を
有する。
【図１】本発明の一実施例における移動局の構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図２】本発明の一実施例における移動局間通信におけ
る信号シーケンス図
る信号シーケンス図
【図３】ＴＤＭＡ／ＴＤＤ方式における双方向通信の概
念図
念図
【図４】ＴＤＭＡ／ＴＤＤ方式におけるバースト信号の
フォーマット図
フォーマット図
【図５】従来例における移動局間通信における信号シー
ケンス図
ケンス図
１ アンテナ ２ 無線回路 ３ シンセサイザ ４ 無線制御部 ５ 一時記憶メモリ ６ チャネルコーデック部 ７ 通話制御部 ８ レシーバ ９ マイク １０ 制御部 １１ 操作部 １２ 表示部 １３ 移動局間通信キャリア受信制御部 １４ 移動局間通信時間制御部 １５ 発信側終話制御部 １６ 着信側終話制御部 １７ 警告音出力制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｂ 7/26 １１３ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 7/24 - 7/26 H04M 1/725 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (2)
- 【請求項１】 基地局と複数の移動局から構成され、時
間分割多重アクセスおよび時間分割双方向伝送で通信を
行なうＴＤＭＡ／ＴＤＤ方式を取り、基地局移動局間通
信および移動局間直接通信が可能で、制御用および通信
用共通キャリアを時間分割したタイムスロット上に双方
向の制御用および通信用チャネルを割り当てるディジタ
ルコードレス電話装置において、移動局が、移動局間直
接通信中に一定時間Ｔ１が経過したことを検出する手段
と、発信側の移動局が一定時間Ｔ１経過後一旦通信を終
了し、通信中に使用していた周波数およびタイムスロッ
トを保持し、別の一定時間Ｔ２経過後にその保持してい
たタイムスロットを用いて通信継続信号を送信する手段
と、着信側の移動局が、通信終了後、通信中に使用して
いた周波数およびタイムスロットを、一定時間Ｔ２より
も長い時間だけ保持して受信状態を継続し、発信側から
の通信継続信号を受信したときに応答信号を送信して通
信を再開する手段とを備えたディジタルコードレス電話
装置。 - 【請求項２】 発信側の移動局および着信側の移動局
が、通信中に使用していた周波数およびタイムスロット
を保持している一定時間Ｔ２の間に警告音を出力する手
段を備えた請求項１記載のディジタルコードレス電話装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28631993A JP3195870B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ディジタルコードレス電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28631993A JP3195870B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ディジタルコードレス電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07143562A JPH07143562A (ja) | 1995-06-02 |
| JP3195870B2 true JP3195870B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=17702852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28631993A Expired - Fee Related JP3195870B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ディジタルコードレス電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3195870B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP28631993A patent/JP3195870B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07143562A (ja) | 1995-06-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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