JPH08149553A - データ通信方式 - Google Patents

データ通信方式

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JPH08149553A
JPH08149553A JP28213694A JP28213694A JPH08149553A JP H08149553 A JPH08149553 A JP H08149553A JP 28213694 A JP28213694 A JP 28213694A JP 28213694 A JP28213694 A JP 28213694A JP H08149553 A JPH08149553 A JP H08149553A
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Yoshiharu Shoji
義敏 庄司
Takao Nakao
孝夫 中尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PHS移動局(PS)を通じたデータ通信に
関して、音声通話を中断することなく、さらにUSCC
Hを利用する方式よりも高速なデータ通信方式を提供す
る。 【構成】 PS1,PS2にはそれぞれデータ端末3,
4が接続されている。2つのPS1,PS2がPHSに
よってSC5に接続され、通話中であるとき、PS1,
PS2のそれぞれのユーザは通話中に各々データ端末
3,4を操作し、相互にデータ通信を行っているが、本
発明の通信方式により、データの送信は音声の無音時に
自動的に行われるため、データ通信中でもお互いに、P
Sによる通話が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信方式に関
し、より詳細には、自営用パーソナルハンディホンシス
テム(PHS)において、2台の移動局(PS)の通話
時に、移動局(PS)間でデータ通信を行う際のデータ
通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】RCR((財)電波システム開発センタ
ー)−STD28によれば、PHS(Personal Handy S
ystem)においてユーザが移動局を通じてデータ通信を
行う場合に使用できるチャネルは、制御チャネル上のU
SCCH(User Specific Control Channel)、および
通信チャネル上のUSPCH(User Specific Packet C
hannel)である。「RCR STD−28 図4.2.1
5 制御用物理スロットの構成(下り)」によると、特
定の移動局(PS)と通信するためのUSCCH(1)
では、1スロットあたり96ビットの送信が可能であ
る。USCCHは音声データの送信を継続しながらデー
タの通信が可能であるが、制御チャネルをデータ通信の
ために占有していまうことになるので、システム上好ま
しくない。
【0003】また、LCCH(Logical Control Channe
l)スーパーフレームの送信にあたって、自営用に定め
られている規格(「RCR STD−28 4.2.5.
2スロット送信条件」)により、基地局(CS)から移
動局(PS)への下り方向の送信ではキャリア1波につ
き、1秒あたり8スロット以下に制限されているため、
データの通信速度は1秒あたり768ビット以下となり
低速である。
【0004】USPCHについては、「RCR STD
−28 図4.2.16通信用物理スロットの構成(上り
/下り)」により、1スロットあたり176ビットの送
信能力があり、したがって、1秒あたり200スロット
で35200ビットの通信速度となるが、音声データを
送信するTCHを中断するためUSPCHによる通信中
には音声通話が途切れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
データ通信方式においては、高速にデータ通信を行うに
は、音声データの送信を一時中断して、USPCHで送
信することになり、データ通信中は音声通話が不可能に
なる。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、PHSの移動局(PS)を通じたデータ通信
に関して、音声通話を中断することなく、さらにUSC
CHを利用する方式よりも高速なデータ通信方式を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)自営用パーソナルハンディホンシ
ステム(PHS)において、移動局(PS)を通じてデ
ータ通信を行う際に、VOX制御機能により、データを
送受信すること、更には、(2)自営用パーソナルハン
ディシステムにおける移動局間でのデータ通信を行うデ
ータ通信方式において、データ端末を有する一方の移動
局及び他方の移動局と、パーソナルハンディシステムに
よって前記移動局と接続される基地局とを有し、データ
の送信は、音声の無音時に自動的に行うようにしたこと
を特徴としたものである。
【0008】
【作用】前記構成を有する本発明のデータ通信方式は、
音声の無音状態を制御するVOX機能オプションによ
り、データ通信を行うものである。すなわち、PHSに
は機能オプションとしてVOX(Voice Operated Trans
mission)制御機能が規定されている。CS(基地局)
−PS(移動局)間では、サービスチャネル確立フェー
ズにおいてVOX制御の可/不可と背景雑音発生方式を
決めることになっており、VOX制御が有効な場合に
は、音声の無音期間に音声データを送信するTCHの代
わりに、VOX信号を送出する。
【0009】VOX信号はサービスチャネル確立フェー
ズにおいて決められた方式で背景雑音情報を送信するた
めのものであるが、この背景雑音情報の利用法は特に規
定されないため、本発明においては、この背景雑音情報
としてユーザが送信したいデータを送るものである。こ
のように、VOX機能によるデータ通信を行うことで、
PHS利用者は音声通話をしながら、通話の無音時間の
み高速にデータの送受信が行われるため、通話とデータ
通信が同時に行われるような効果を得る。
【0010】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明によるデータ通信方式の一実施例
を説明するための構成図で、本発明によるデータ通信方
式を適用したPS同士の通話例を示す図である。図中、
1,2は移動局(Personal Station:PS)、3,4
はデータ端末、5は基地局(Cell Station:CS)で
ある。
【0011】図1は、本発明を利用して、PHSにおけ
るPS間でのデータ通信を行った場合の一例である。P
S1,PS2にはそれぞれデータ端末3,4が接続され
ている。2つのPS1,PS2がPHSによってSC5
に接続され、通話中であるとき、PS1,PS2のそれ
ぞれのユーザは通話中に各々データ端末3,4を操作
し、相互にデータ通信を行っているが、本発明の通信方
式により、データの送信は音声の無音時に自動的に行わ
れるため、データ通信中でもお互いに、PSによる通話
が可能となる。なお、VOX機能とは、携帯機の省電力
化のため、非送信時は送信しないものである。すなわ
ち、送信しない時には、送信機の電源を断とすること
で、入力音声を検出して音声のある時にだけ送信機をO
Nとし、逆に、音声のない時に送信機をOFFとするも
のである。
【0012】図2は、CS−PS間において、発信側の
PSから見た通信フェーズ確立までの制御シーケンスの
一例を示した図である。図2において、PSはオフフッ
クにより、CSへリンクチャネル確立要求メッセージを
送出することでリンクチャネル確立フェーズを開始す
る。CSはリンクチャネル確立要求を受けてリンクチャ
ネル割当を行い、PSに通知する。
【0013】次に、PSは指定された上りチャネルに同
期バーストを送出し、また、CSからは同じく下りチャ
ネルに同期バーストが送出され、相互に同期バーストの
受信を確認してリンクチャネルが確立される。リンクチ
ャネルの確立により、PSはサービスチャネル確立フェ
ーズに移行し、CSに対しSABM(Set Asynchronous
Balanced Mode)コマンドを送信する。CSは、SAB
Mを受けてUA(Unnumbered Acknowledgement)レスポ
ンスを返し、これにより以後のメッセージの送信を行う
付随制御チャネル(SACCH(Slow Associated Cont
rol Channel)およびFACCH(Fast Associated Con
trol Channel))のマルチフレーム確認型動作モードを
設定する。
【0014】サービスチャネル確立フェーズにおいて、
PSは呼設定メッセージにより相手先の呼番号をCSに
通知し、CSはこれを受けて呼設定受付メッセージをP
Sに返す。続いて、送信する機能要求メッセージで、V
OX機能有に設定し、同時に背景雑音発生方式を指定す
る。これにより、通話中のVOX機能が使用可能とな
る。すなわち、本発明においては、この機能要求メッセ
ージの送出が必須である。
【0015】また、本発明の実施例においては、背景雑
音発生方式の指定のかわりに、本発明でのデータ通信を
行う際の、上位レイヤの使用するプロトコル情報を指定
することになる。CSは機能要求を受けて、機能要求に
対応する機能要求応答を返し、これによりCSおよびP
Sのサービス機能を一致させる。秘匿鍵設定は、秘話を
行うための鍵を通知するものである。ここで、通信フェ
ーズにおいて音声データを送信するためのTCH(Traf
fic Channel)を利用するため、FACCHに対するD
ISC(Disconnect)コマンドを発し、CSはそれに対
するUAレスポンスを返して、FACCHのマルチフレ
ーム確認型動作モードを終了する。
【0016】呼出メッセージは、相手先を呼び出し中で
あることを、CSがPSに通し通知するものである。ま
た、CSは呼び出し中を示すRBT(Ring Back Tone)
をPSに対し送信する。応答メッセージは、CSがPS
に対し、着呼側が呼び出しに応答したことを通知するも
のである。PSは応答メッセージを受け取ることで通信
フェーズに移行し、通信中となる。
【0017】図3(a)〜(c)は、通信中におけるV
OX制御の例を示すタイミングチャートである。図中、
図3(a)は音声の無音部分の始まりを表している。図
では、2番目のフレームの位置で音声が無音になってお
り、PSは無音検出により次のフレームから、音声デー
タの代わりにVOX機能を利用してデータの送信を開始
する。図3(b)は、音声の無音区間でVOX信号がや
りとりされている状態である。図3(c)は、無音から
有音区間に変化する位置を示している。図中、3番目の
フレームの位置で音声が有音になり、PSは有音検出に
よりVOX信号の送信を停止し、再び音声データの送信
をはじめる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、PHSにおいて移動局(PS)によりデータ
通信を行う場合に、VOX機能を利用することにより、
通話中に音声が途切れることなく、同時に高速なデータ
の通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ通信方式を適用したPS同
士の通話例を説明するための構成図である。
【図2】本発明における発信側PSの通信フェーズ確立
までの制御シーケンスの例を示す図である。
【図3】本発明における音声の無音時にVOX信号によ
りデータが送信されることを示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1,2…移動局(Personal Station:PS)、3,4
…データ端末、5…基地局(Cell Station:CS)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自営用パーソナルハンディホンシステム
    において、移動局を通じてデータ通信を行う際に、VO
    X制御機能により、データを送受信することを特徴とす
    るデータ通信方式。
  2. 【請求項2】 自営用パーソナルハンディシステムにお
    ける移動局間でのデータ通信を行うデータ通信方式にお
    いて、データ端末を有する一方の移動局及び他方の移動
    局と、パーソナルハンディシステムによって前記移動局
    と接続される基地局とを有し、データの送信は、音声の
    無音時に自動的に行うようにしたことを特徴とするデー
    タ通信方式。
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