JPH10178671A - 移動通信端末装置およびディジタル無線通信システム - Google Patents
移動通信端末装置およびディジタル無線通信システムInfo
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- JPH10178671A JPH10178671A JP8338275A JP33827596A JPH10178671A JP H10178671 A JPH10178671 A JP H10178671A JP 8338275 A JP8338275 A JP 8338275A JP 33827596 A JP33827596 A JP 33827596A JP H10178671 A JPH10178671 A JP H10178671A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信中に通信の種別を切り換え、継続して通
信を行なうことが可能な移動通信端末装置およびディジ
タル無線通信システムを提供する。 【解決手段】 通信が開始された後の通信フェーズにお
いて、ユーザから通信の種別を変更する要求があった端
末装置では、切換制御データ送信制御手段92により通
信フェーズで送受信される制御データ(TCHデータの
SA)に通信種別の切り換えを要求するデータを付加し
て送信制御を行なう。これに対して、切り換えの要求を
受ける側の端末装置では、切換制御データ監視手段93
が通信フェーズの受信信号に通信種別の切り換えを要求
するデータが含まれているか否かを監視する。そして切
り換えを要求するデータが含まれている場合には、通信
種別切換制御手段94が上記要求に応じた通信が行なえ
るようにセレクタ41を切換制御するようにしたもので
ある。
信を行なうことが可能な移動通信端末装置およびディジ
タル無線通信システムを提供する。 【解決手段】 通信が開始された後の通信フェーズにお
いて、ユーザから通信の種別を変更する要求があった端
末装置では、切換制御データ送信制御手段92により通
信フェーズで送受信される制御データ(TCHデータの
SA)に通信種別の切り換えを要求するデータを付加し
て送信制御を行なう。これに対して、切り換えの要求を
受ける側の端末装置では、切換制御データ監視手段93
が通信フェーズの受信信号に通信種別の切り換えを要求
するデータが含まれているか否かを監視する。そして切
り換えを要求するデータが含まれている場合には、通信
種別切換制御手段94が上記要求に応じた通信が行なえ
るようにセレクタ41を切換制御するようにしたもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば第二世代
コードレス電話システムの端末装置のように音声通信や
データ通信といった複数の通信種別の中からいずれかを
選択して通信を行なうことが可能な移動通信端末装置お
よび移動通信端末装置を備えるディジタル無線通信シス
テムに関する。
コードレス電話システムの端末装置のように音声通信や
データ通信といった複数の通信種別の中からいずれかを
選択して通信を行なうことが可能な移動通信端末装置お
よび移動通信端末装置を備えるディジタル無線通信シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来の第二世代コードレ
ス電話システムでは、通信に先立って通信相手に通信し
たい種別(音声通信、ベアラ通信、3.1kHzオーデ
ィオ通信)を通知することにより行なわれる。
ス電話システムでは、通信に先立って通信相手に通信し
たい種別(音声通信、ベアラ通信、3.1kHzオーデ
ィオ通信)を通知することにより行なわれる。
【0003】まず、図4を参照して、第二世代コードレ
ス電話システムにおける通信フェーズまでのシーケンス
について説明する。図4に示すように端末装置PSが発
呼して基地局装置CS経由で有線網を介して通信相手局
と通信を行なう場合、まず端末装置PSは基地局装置C
Sに向けて無線チャネルの接続を要求するリンクチャネ
ル確立要求信号(SCCH)を送信する(ステップ4
a)。なお、このリンクチャネル確立要求信号には、自
己の呼び出し符号とともに、基地局装置CSの呼出符号
が付加されている。
ス電話システムにおける通信フェーズまでのシーケンス
について説明する。図4に示すように端末装置PSが発
呼して基地局装置CS経由で有線網を介して通信相手局
と通信を行なう場合、まず端末装置PSは基地局装置C
Sに向けて無線チャネルの接続を要求するリンクチャネ
ル確立要求信号(SCCH)を送信する(ステップ4
a)。なお、このリンクチャネル確立要求信号には、自
己の呼び出し符号とともに、基地局装置CSの呼出符号
が付加されている。
【0004】これに対して基地局装置CSは、上記リン
クチャネル確立要求信号を受信すると、折り返し端末装
置PSに向け通信に使用する周波数番号とスロットとを
割り当てるリンクチャネル割当信号(SCCH)を送信
する(ステップ4b)。
クチャネル確立要求信号を受信すると、折り返し端末装
置PSに向け通信に使用する周波数番号とスロットとを
割り当てるリンクチャネル割当信号(SCCH)を送信
する(ステップ4b)。
【0005】その後、端末装置PSと基地局装置CSと
は、上記割り当てた周波数とスロットを用いて、同期バ
ーストを互いに送受信したのち、SABM信号(FAC
CH&SACCH)およびUA信号(FACCH&SA
CCH)をやり取りし、無線リンクを確立する(ステッ
プ4c〜4f)。
は、上記割り当てた周波数とスロットを用いて、同期バ
ーストを互いに送受信したのち、SABM信号(FAC
CH&SACCH)およびUA信号(FACCH&SA
CCH)をやり取りし、無線リンクを確立する(ステッ
プ4c〜4f)。
【0006】端末装置PSは、上記無線リンクが確立す
ると、呼設定要求信号CC(FACCH)を基地局装置
CSに向けて送信する(ステップ4g)。この呼設定要
求には伝達能力、発番号、着番号のデータが付加され
る。
ると、呼設定要求信号CC(FACCH)を基地局装置
CSに向けて送信する(ステップ4g)。この呼設定要
求には伝達能力、発番号、着番号のデータが付加され
る。
【0007】また、伝達能力データには、通信種別を示
す情報転送能力(音声、非制限ディジタル情報、3.1
kHzオーディオ)、情報転送速度(回線交換32kb
it/s)などが示される。これにより、端末装置PS
は通信種別がADPCMコーデックを介した音声通信で
あるか、ADPCMコーデックを介さないベアラ通信で
あるかを基地局装置CS経由で有線網を介した通信相手
局に通知する。
す情報転送能力(音声、非制限ディジタル情報、3.1
kHzオーディオ)、情報転送速度(回線交換32kb
it/s)などが示される。これにより、端末装置PS
は通信種別がADPCMコーデックを介した音声通信で
あるか、ADPCMコーデックを介さないベアラ通信で
あるかを基地局装置CS経由で有線網を介した通信相手
局に通知する。
【0008】基地局装置CSは、端末装置PSから上記
呼設定要求信号CCを受信すると、上述したように通信
相手局に上記呼設定要求を転送する(図示しない)。そ
して、通信相手局からの応答を受け付けると、呼設定受
付信号CC(FACCH)を端末装置PSに向けて送信
する(ステップ4h)。
呼設定要求信号CCを受信すると、上述したように通信
相手局に上記呼設定要求を転送する(図示しない)。そ
して、通信相手局からの応答を受け付けると、呼設定受
付信号CC(FACCH)を端末装置PSに向けて送信
する(ステップ4h)。
【0009】これに対して端末装置PSは、上記呼設定
受付信号CCを受信すると、秘匿のための秘匿鍵設定信
号RT(FACCH)を基地局装置CSに向け送信する
(ステップ4i)。
受付信号CCを受信すると、秘匿のための秘匿鍵設定信
号RT(FACCH)を基地局装置CSに向け送信する
(ステップ4i)。
【0010】基地局装置CSは上記秘匿鍵設定信号RT
を受信すると、端末装置PSが正当な端末であるか否か
を判断するため、端末装置PSに向けて認証要求信号M
M(FACCH)を送信する(ステップ4j)。この認
証要求信号MMには、認証を行なうための認証乱数が付
加されている。
を受信すると、端末装置PSが正当な端末であるか否か
を判断するため、端末装置PSに向けて認証要求信号M
M(FACCH)を送信する(ステップ4j)。この認
証要求信号MMには、認証を行なうための認証乱数が付
加されている。
【0011】端末装置PSは上記認証要求信号MMを受
信すると、予め所持している認証鍵と受信した認証要求
信号MMに含まれる認証乱数とを用いて所定の演算を実
行する。そして、この演算結果を認証応答信号MM(F
ACCH)に付加して、基地局装置CS経由で通信相手
局に通知する(ステップ4k)。
信すると、予め所持している認証鍵と受信した認証要求
信号MMに含まれる認証乱数とを用いて所定の演算を実
行する。そして、この演算結果を認証応答信号MM(F
ACCH)に付加して、基地局装置CS経由で通信相手
局に通知する(ステップ4k)。
【0012】基地局装置CSは、端末装置PSから上記
認証応答信号MMを受信すると、上述したように通信相
手局に上記演算結果を転送する(図示しない)。そし
て、有線網上の通信相手局からの正当であるとの応答を
受け付けると、FACCHを切断するDISC信号(F
ACCH)を端末装置PSに向けて送信し(ステップ4
l)、端末装置PSはこれに対してUA信号(FACC
H)で応答する(ステップ4m)。
認証応答信号MMを受信すると、上述したように通信相
手局に上記演算結果を転送する(図示しない)。そし
て、有線網上の通信相手局からの正当であるとの応答を
受け付けると、FACCHを切断するDISC信号(F
ACCH)を端末装置PSに向けて送信し(ステップ4
l)、端末装置PSはこれに対してUA信号(FACC
H)で応答する(ステップ4m)。
【0013】その後、基地局装置CSは、通信相手局に
対する呼出が開始されると、この旨を端末装置PSに通
知するために、呼出信号CC(SACCH)を送信し
(ステップ4n)、やがて有線網上の通信相手局が上記
呼出に応答すると、この応答のあったことを示す応答信
号CC(SACCH)を端末装置PSに向けて送信する
(ステップ4o)。
対する呼出が開始されると、この旨を端末装置PSに通
知するために、呼出信号CC(SACCH)を送信し
(ステップ4n)、やがて有線網上の通信相手局が上記
呼出に応答すると、この応答のあったことを示す応答信
号CC(SACCH)を端末装置PSに向けて送信する
(ステップ4o)。
【0014】端末装置PSは、基地局装置CSから上記
応答信号CCを受信すると、通信相手局との間に基地局
装置CSを介した通信パスが確立し(ステップ4p)、
通信フェーズとなる。
応答信号CCを受信すると、通信相手局との間に基地局
装置CSを介した通信パスが確立し(ステップ4p)、
通信フェーズとなる。
【0015】なお、ここで端末装置PSは、ステップ4
gの呼設定要求信号CCで通知した通信種別、すなわち
ADPCMコーデックを介する通信か、あるいはADP
CMコーデックを介さないベアラ通信であるかに応じて
内部のハードウエアの切換えを行なう。
gの呼設定要求信号CCで通知した通信種別、すなわち
ADPCMコーデックを介する通信か、あるいはADP
CMコーデックを介さないベアラ通信であるかに応じて
内部のハードウエアの切換えを行なう。
【0016】次に、図5を参照して、第二世代コードレ
ス電話システムにおける子機間直接通話の通信フェーズ
までのシーケンスについて説明する。図5に示すように
端末装置PS1が発呼して端末装置PS2と通信を行な
う場合、まず端末装置PS1は端末装置PS2に対して
子機間直接通話用の専用周波数で呼出信号(SCCH)
を送信する(ステップ5a)。なお、この呼出信号に
は、通信種別を示すデータと、端末装置PS1(発呼
側)の呼出符号とともに端末装置PS2(着信側)の呼
出符号とが付加されている。
ス電話システムにおける子機間直接通話の通信フェーズ
までのシーケンスについて説明する。図5に示すように
端末装置PS1が発呼して端末装置PS2と通信を行な
う場合、まず端末装置PS1は端末装置PS2に対して
子機間直接通話用の専用周波数で呼出信号(SCCH)
を送信する(ステップ5a)。なお、この呼出信号に
は、通信種別を示すデータと、端末装置PS1(発呼
側)の呼出符号とともに端末装置PS2(着信側)の呼
出符号とが付加されている。
【0017】一方、端末装置PS2は、自己の呼出符号
と同一の呼出符号が含まれている上記呼出信号を受信す
ると、同期確立のための同期信号(SCCH)を端末装
置PS1に向けて送信する(ステップ5b)。
と同一の呼出符号が含まれている上記呼出信号を受信す
ると、同期確立のための同期信号(SCCH)を端末装
置PS1に向けて送信する(ステップ5b)。
【0018】これに対して、端末装置PS1は、端末装
置PS2からの同期信号を受信すると、上記呼出信号の
送出を停止し、これに代り同期信号(SCCH)を端末
装置PS2に向けて送信する(ステップ5c)。
置PS2からの同期信号を受信すると、上記呼出信号の
送出を停止し、これに代り同期信号(SCCH)を端末
装置PS2に向けて送信する(ステップ5c)。
【0019】端末装置PS2は、端末装置PS1からの
同期信号を受信して同期を確立すると、呼出音を発出し
て使用者に着信を報知する。そして使用者がオフフック
して上記着信に応答すると、端末装置PS1に向けて応
答信号(SCCH)を端末装置PS1に向けて送信する
(ステップ5d)。
同期信号を受信して同期を確立すると、呼出音を発出し
て使用者に着信を報知する。そして使用者がオフフック
して上記着信に応答すると、端末装置PS1に向けて応
答信号(SCCH)を端末装置PS1に向けて送信する
(ステップ5d)。
【0020】端末装置PS1は、端末装置PS2の応答
信号を受信すると、端末装置PS2に向けてTCHアイ
ドルバースト信号を送信する(ステップ5e)。これに
対して端末装置PS2は、端末装置PS1と同様にTC
Hアイドルバースト信号を端末装置PS1に向けて送信
する(ステップ5f)。
信号を受信すると、端末装置PS2に向けてTCHアイ
ドルバースト信号を送信する(ステップ5e)。これに
対して端末装置PS2は、端末装置PS1と同様にTC
Hアイドルバースト信号を端末装置PS1に向けて送信
する(ステップ5f)。
【0021】そして、TCHアイドルバースト信号の送
受信後に、端末装置PS1と端末装置PS2との間に通
信パスが確立して通信フェーズとなる(ステップ5
g)。なお、両端末装置PS1,PS2では、ステップ
5aで指定した通信種別、すなわちADPCMコーデッ
クを介する通信か、あるいはADPCMコーデックを介
さないベアラ通信であるかに応じて内部のハードウエア
の切換えが行なわれる。
受信後に、端末装置PS1と端末装置PS2との間に通
信パスが確立して通信フェーズとなる(ステップ5
g)。なお、両端末装置PS1,PS2では、ステップ
5aで指定した通信種別、すなわちADPCMコーデッ
クを介する通信か、あるいはADPCMコーデックを介
さないベアラ通信であるかに応じて内部のハードウエア
の切換えが行なわれる。
【0022】以上のように、第二世代コードレス電話シ
ステムでは、基地局装置CSを介した通信でも端末装置
間の直接通信であっても、通信種別を通信の開始に先立
って取り決めて通信を行なうようにしている。
ステムでは、基地局装置CSを介した通信でも端末装置
間の直接通信であっても、通信種別を通信の開始に先立
って取り決めて通信を行なうようにしている。
【0023】このため、例えばADPCMを介した音声
通信を開始した後に、途中でADPCMを介さないベア
ラ通信に切り換える場合には、一旦通信を終了し、改め
て発呼からやり直さなければならないという煩わしさが
あった。
通信を開始した後に、途中でADPCMを介さないベア
ラ通信に切り換える場合には、一旦通信を終了し、改め
て発呼からやり直さなければならないという煩わしさが
あった。
【0024】これは、使用者の煩わしさだけではなく、
発呼を繰り返すことになるため、トラヒックの高い状況
下では、システムの輻輳を引き起こす虞があるという問
題があった。
発呼を繰り返すことになるため、トラヒックの高い状況
下では、システムの輻輳を引き起こす虞があるという問
題があった。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来の第二世代コード
レス電話システムの端末装置のように音声通信やデータ
通信といった複数の通信種別からいずれかを選択して通
信を行なうことが可能な通信端末装置では、通信種別を
通信の開始に先立って取り決めて通信を行なうようにし
ている。このため、通信を開始した後に通信の種別を換
えることができないという問題があった。
レス電話システムの端末装置のように音声通信やデータ
通信といった複数の通信種別からいずれかを選択して通
信を行なうことが可能な通信端末装置では、通信種別を
通信の開始に先立って取り決めて通信を行なうようにし
ている。このため、通信を開始した後に通信の種別を換
えることができないという問題があった。
【0026】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、通信中に通信の種別を切り換え、継続して通
信を行なうことが可能な移動通信端末装置およびディジ
タル無線通信システムを提供することを目的とする。
たもので、通信中に通信の種別を切り換え、継続して通
信を行なうことが可能な移動通信端末装置およびディジ
タル無線通信システムを提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わる移動通信端末装置は、ディジタ
ル無線チャネルを介して公衆網に接続可能な無線局装置
に接続可能であって、なおかつ少なくとも音声通信とデ
ータ通信の通信種別のうちいずれか一方を選択して通信
を行なうことが可能な移動通信端末装置において、ユー
ザからの要求に応じて、実データの送信を行なう通信フ
ェーズで通信相手局に向け送信されるデータ中に含まれ
る制御データに、通信種別の切り換えを要求するデータ
を付加して送信する切換制御データ送信手段と、通信フ
ェーズで通信相手局から送信されるデータ中に含まれる
制御データに、通信種別の切り換えを要求するデータが
含まれているか否かを監視する切換制御データ監視手段
と、ユーザからの通信種別の要求が発生した場合、ある
いは切換制御データ監視手段が通信種別の切り換えを要
求するデータを検出した場合のうち、少なくとも一方が
成立する場合に、各要求に応じた通信種別に切り換えを
行なう通信種別切換手段とを具備して構成するようにし
た。
めに、この発明に係わる移動通信端末装置は、ディジタ
ル無線チャネルを介して公衆網に接続可能な無線局装置
に接続可能であって、なおかつ少なくとも音声通信とデ
ータ通信の通信種別のうちいずれか一方を選択して通信
を行なうことが可能な移動通信端末装置において、ユー
ザからの要求に応じて、実データの送信を行なう通信フ
ェーズで通信相手局に向け送信されるデータ中に含まれ
る制御データに、通信種別の切り換えを要求するデータ
を付加して送信する切換制御データ送信手段と、通信フ
ェーズで通信相手局から送信されるデータ中に含まれる
制御データに、通信種別の切り換えを要求するデータが
含まれているか否かを監視する切換制御データ監視手段
と、ユーザからの通信種別の要求が発生した場合、ある
いは切換制御データ監視手段が通信種別の切り換えを要
求するデータを検出した場合のうち、少なくとも一方が
成立する場合に、各要求に応じた通信種別に切り換えを
行なう通信種別切換手段とを具備して構成するようにし
た。
【0028】またこの発明に係わる移動通信端末装置
は、ディジタル無線チャネルを介して公衆網に接続可能
な無線局装置に接続可能であって、なおかつ少なくとも
音声通信とデータ通信の通信種別のうちいずれか一方を
選択して通信を行なうことが可能な移動通信端末装置に
おいて、ユーザからの要求に応じて、実データの送信を
行なう通信フェーズで通信相手局に向け送信されるデー
タ中に含まれる制御データに、通信種別の切り換えを要
求するデータを付加して送信する切換制御データ送信手
段と、ユーザが要求する通信種別に切り換えを行なう通
信種別切換手段とを具備することを特徴としている。
は、ディジタル無線チャネルを介して公衆網に接続可能
な無線局装置に接続可能であって、なおかつ少なくとも
音声通信とデータ通信の通信種別のうちいずれか一方を
選択して通信を行なうことが可能な移動通信端末装置に
おいて、ユーザからの要求に応じて、実データの送信を
行なう通信フェーズで通信相手局に向け送信されるデー
タ中に含まれる制御データに、通信種別の切り換えを要
求するデータを付加して送信する切換制御データ送信手
段と、ユーザが要求する通信種別に切り換えを行なう通
信種別切換手段とを具備することを特徴としている。
【0029】またこの発明に係わる移動通信端末装置
は、ディジタル無線チャネルを介して公衆網に接続可能
な無線局装置に接続可能であって、なおかつ少なくとも
音声通信とデータ通信の通信種別のうちいずれか一方を
選択して通信を行なうことが可能な移動通信端末装置に
おいて、通信相手局から実データの受信を行なう通信フ
ェーズで送信されるデータ中に含まれる制御データに、
通信種別の切り換えを要求するデータが含まれているか
否かを監視する切換制御データ監視手段と、この切換制
御データ監視手段がデータを検出した場合に、このデー
タに応じた通信種別に切り換えを行なう通信種別切換手
段とを具備することを特徴としている。
は、ディジタル無線チャネルを介して公衆網に接続可能
な無線局装置に接続可能であって、なおかつ少なくとも
音声通信とデータ通信の通信種別のうちいずれか一方を
選択して通信を行なうことが可能な移動通信端末装置に
おいて、通信相手局から実データの受信を行なう通信フ
ェーズで送信されるデータ中に含まれる制御データに、
通信種別の切り換えを要求するデータが含まれているか
否かを監視する切換制御データ監視手段と、この切換制
御データ監視手段がデータを検出した場合に、このデー
タに応じた通信種別に切り換えを行なう通信種別切換手
段とを具備することを特徴としている。
【0030】またこの発明に係わるディジタル無線通信
システムは、公衆網に接続可能な無線局装置と、この無
線局装置とディジタル無線チャネルを介して接続され、
なおかつ少なくとも音声通信とデータ通信の通信種別の
うちいずれか一方を選択して通信を行なうことが可能な
複数の移動通信端末装置とを備えるディジタル無線通信
システムにおいて、上記複数の移動通信端末装置は、ユ
ーザからの要求に応じて、実データの送信を行なう通信
フェーズで通信相手局に向け送信されるデータ中に含ま
れる制御データに、通信種別の切り換えを要求するデー
タを付加して送信する切換制御データ送信手段と、ユー
ザが要求する通信種別に切り換えを行なう通信種別切換
手段とを備える第1の移動通信端末装置と、この第1の
移動通信端末装置から通信フェーズで送信されるデータ
中に通信種別の切り換えを要求するデータが含まれてい
るか否かを監視する切換制御データ監視手段と、この切
換制御データ監視手段が上記データを検出した場合に、
このデータに応じた通信種別に切り換えを行なう通信種
別切換手段とを備える第2の移動通信端末装置とからな
ることを特徴としている。
システムは、公衆網に接続可能な無線局装置と、この無
線局装置とディジタル無線チャネルを介して接続され、
なおかつ少なくとも音声通信とデータ通信の通信種別の
うちいずれか一方を選択して通信を行なうことが可能な
複数の移動通信端末装置とを備えるディジタル無線通信
システムにおいて、上記複数の移動通信端末装置は、ユ
ーザからの要求に応じて、実データの送信を行なう通信
フェーズで通信相手局に向け送信されるデータ中に含ま
れる制御データに、通信種別の切り換えを要求するデー
タを付加して送信する切換制御データ送信手段と、ユー
ザが要求する通信種別に切り換えを行なう通信種別切換
手段とを備える第1の移動通信端末装置と、この第1の
移動通信端末装置から通信フェーズで送信されるデータ
中に通信種別の切り換えを要求するデータが含まれてい
るか否かを監視する切換制御データ監視手段と、この切
換制御データ監視手段が上記データを検出した場合に、
このデータに応じた通信種別に切り換えを行なう通信種
別切換手段とを備える第2の移動通信端末装置とからな
ることを特徴としている。
【0031】上記構成では、ユーザから通信種別の切り
換え要求が発生した移動通信端末装置は、通信パスが確
立された通信フェーズで送受信されるデータ中に含まれ
る制御データに所定のデータを付加することにより、通
信相手局に通信種別の切り換え要求し、自局もユーザの
要求する通信種別に切り換えるようにしている。
換え要求が発生した移動通信端末装置は、通信パスが確
立された通信フェーズで送受信されるデータ中に含まれ
る制御データに所定のデータを付加することにより、通
信相手局に通信種別の切り換え要求し、自局もユーザの
要求する通信種別に切り換えるようにしている。
【0032】一方、通信種別の切り換えを要求される側
の移動通信端末装置は、通信フェーズで送信されるデー
タ中に含まれる制御データに、通信種別の切り換えを要
求する上記データが含まれている場合に、このデータに
応じた通信種別に切り換えを行なうようにしている。し
たがって、この発明によれば、通信中にその種別を切り
換え、通信を一旦終了して改めて発呼を行なうことな
く、通信を継続することができる。
の移動通信端末装置は、通信フェーズで送信されるデー
タ中に含まれる制御データに、通信種別の切り換えを要
求する上記データが含まれている場合に、このデータに
応じた通信種別に切り換えを行なうようにしている。し
たがって、この発明によれば、通信中にその種別を切り
換え、通信を一旦終了して改めて発呼を行なうことな
く、通信を継続することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる第二世代コードレス電話システムの端
末装置の構成を示すものである。
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる第二世代コードレス電話システムの端
末装置の構成を示すものである。
【0034】この図に示す端末装置は、アンテナ11を
備えた無線部10と、モデム部20と、TDMA部30
と、切換部40と、スピーカ53およびマイクロホン
(M)54を備えた通話部50と、インターフェイス部
60と、ユーザインターフェイス部70と、メモリ部8
0と、制御部90とから構成される。
備えた無線部10と、モデム部20と、TDMA部30
と、切換部40と、スピーカ53およびマイクロホン
(M)54を備えた通話部50と、インターフェイス部
60と、ユーザインターフェイス部70と、メモリ部8
0と、制御部90とから構成される。
【0035】基地局装置、他の端末装置あるいはこの端
末装置がID登録された親機等の通信相手局から無線通
話チャネルを介して送られた無線周波信号は、アンテナ
11で受信されたのち無線部10の高周波スイッチ(S
W)12を介して受信部13に入力される。
末装置がID登録された親機等の通信相手局から無線通
話チャネルを介して送られた無線周波信号は、アンテナ
11で受信されたのち無線部10の高周波スイッチ(S
W)12を介して受信部13に入力される。
【0036】この受信部13では、上記受信された無線
周波信号が周波数シンセサイザ14から発生された受信
局部発振信号とミキシングされて受信中間周波信号に周
波数変換される。なお、上記周波数シンセサイザ14か
ら発生される局部発振周波数は無線チャネル周波数に応
じて制御部90より指示される。
周波信号が周波数シンセサイザ14から発生された受信
局部発振信号とミキシングされて受信中間周波信号に周
波数変換される。なお、上記周波数シンセサイザ14か
ら発生される局部発振周波数は無線チャネル周波数に応
じて制御部90より指示される。
【0037】また、無線部10には受信電界強度検出部
(RSSI)16が設けられている。この受信電界強度
検出部16では受信した上記無線周波信号の受信電界強
度が検出され、その検出値は制御部90に通知される。
(RSSI)16が設けられている。この受信電界強度
検出部16では受信した上記無線周波信号の受信電界強
度が検出され、その検出値は制御部90に通知される。
【0038】上記受信部13から出力された受信中間周
波信号は、モデム部20の復調部21に入力される。復
調部21では上記受信中間周波信号のディジタル復調が
行なわれ、これによりディジタル復調信号が得られる。
また復調部21は、得られたディジタル復調信号から制
御データを抽出して制御部90に入力する。この抽出さ
れた制御データは、各種通信制御に用いられる。
波信号は、モデム部20の復調部21に入力される。復
調部21では上記受信中間周波信号のディジタル復調が
行なわれ、これによりディジタル復調信号が得られる。
また復調部21は、得られたディジタル復調信号から制
御データを抽出して制御部90に入力する。この抽出さ
れた制御データは、各種通信制御に用いられる。
【0039】ところで、上記ディジタル復調信号は、T
DMA部30のTDMAデコード部31に入力される。
TDMAデコード部31では、制御部90の指示に従っ
てタイムスロットごとに上記ディジタル復調信号が分解
され、これら分解されたディジタル復調信号のうち、制
御部90から指示されたタイムスロットのディジタル復
調信号が取り出され、切換部40のセレクタ41に入力
される。
DMA部30のTDMAデコード部31に入力される。
TDMAデコード部31では、制御部90の指示に従っ
てタイムスロットごとに上記ディジタル復調信号が分解
され、これら分解されたディジタル復調信号のうち、制
御部90から指示されたタイムスロットのディジタル復
調信号が取り出され、切換部40のセレクタ41に入力
される。
【0040】セレクタ41は、制御部90の指示に応じ
てTDMA部30の接続先を選択するもので、通常の
「音声通信」の場合には、TDMA部30を通話部50
に接続する。また、ユーザが後述のキー入力部72を操
作して「データ通信」のコマンドを入力した場合には、
ベアラ通信を行なうためにTDMA部30をインターフ
ェイス部60の外部インターフェイス回路61に接続す
る。
てTDMA部30の接続先を選択するもので、通常の
「音声通信」の場合には、TDMA部30を通話部50
に接続する。また、ユーザが後述のキー入力部72を操
作して「データ通信」のコマンドを入力した場合には、
ベアラ通信を行なうためにTDMA部30をインターフ
ェイス部60の外部インターフェイス回路61に接続す
る。
【0041】まず、通常の音声通信を行なう場合、TD
MAデコード部31より出力されるディジタル復調信号
は、上記セレクタ41を介して通話部50のADPCM
コーデック51に入力され、適応差分復号化処理が施さ
れる。これにより、64kbpsのディジタル通話信号
が得られる。
MAデコード部31より出力されるディジタル復調信号
は、上記セレクタ41を介して通話部50のADPCM
コーデック51に入力され、適応差分復号化処理が施さ
れる。これにより、64kbpsのディジタル通話信号
が得られる。
【0042】このディジタル通話信号は、通話部50の
PCMコーデック52に入力され、ディジタル信号から
アナログ信号に変換されて、アナログ通話信号として再
生される。そして、この再生されたアナログ通話信号
は、図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピーカ5
3に出力され、拡声出力される。
PCMコーデック52に入力され、ディジタル信号から
アナログ信号に変換されて、アナログ通話信号として再
生される。そして、この再生されたアナログ通話信号
は、図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピーカ5
3に出力され、拡声出力される。
【0043】また、マイクロホン54を介して入力され
た送話音声は、PCMコーデック52で64kbpsの
ディジタル通話信号に変換されたのち、ADPCMコー
デック51で順次符号化されてADPCM信号となる。
このADPCM信号は、セレクタ41を介してTDMA
部30のTDMAエンコード部32に入力される。
た送話音声は、PCMコーデック52で64kbpsの
ディジタル通話信号に変換されたのち、ADPCMコー
デック51で順次符号化されてADPCM信号となる。
このADPCM信号は、セレクタ41を介してTDMA
部30のTDMAエンコード部32に入力される。
【0044】一方、ベアラ通信を行なう場合には、TD
MAデコード部31より出力されるディジタル復調信号
は、上記セレクタ41を介してインターフェイス部60
の外部インターフェイス回路61に入力される。
MAデコード部31より出力されるディジタル復調信号
は、上記セレクタ41を介してインターフェイス部60
の外部インターフェイス回路61に入力される。
【0045】外部インターフェイス回路61は、外部の
端末装置等とベアラ通信を行なうためのインターフェイ
スで、セレクタ41より入力されるディジタル復調信号
(伝送データ)に制御データを付加した後、所定の通信
速度に変換して上記外部の端末装置等に出力する。
端末装置等とベアラ通信を行なうためのインターフェイ
スで、セレクタ41より入力されるディジタル復調信号
(伝送データ)に制御データを付加した後、所定の通信
速度に変換して上記外部の端末装置等に出力する。
【0046】また、外部インターフェイス回路61は、
上記外部の端末装置等から入力される伝送データを所定
の通信速度に変換した後、付加されている制御データを
抽出して制御部90に入力する。また、上記外部の端末
装置等から送られた伝送データは、上記セレクタ41を
介してTDMAエンコード部32に入力される。
上記外部の端末装置等から入力される伝送データを所定
の通信速度に変換した後、付加されている制御データを
抽出して制御部90に入力する。また、上記外部の端末
装置等から送られた伝送データは、上記セレクタ41を
介してTDMAエンコード部32に入力される。
【0047】TDMAエンコード部32では、セレクタ
41を介して入力されるディジタル通話信号あるいは伝
送データが制御部90の指示に応じたタイムスロットに
挿入されて多重化される。
41を介して入力されるディジタル通話信号あるいは伝
送データが制御部90の指示に応じたタイムスロットに
挿入されて多重化される。
【0048】そしてこの多重化されたディジタル送信信
号は、モデム部20の変調部22に入力され、ここで制
御部90からの制御データが付加され、そして搬送波信
号をディジタル変調するのに用いられる。この変調によ
り得られた搬送波信号は、無線部10の送信部15に入
力される。
号は、モデム部20の変調部22に入力され、ここで制
御部90からの制御データが付加され、そして搬送波信
号をディジタル変調するのに用いられる。この変調によ
り得られた搬送波信号は、無線部10の送信部15に入
力される。
【0049】送信部15では、上記変調された搬送波信
号が周波数シンセサイザ14で発生された送信局部発振
信号とミキシングされることにより、制御部90により
指示された無線チャネル周波数に周波数変換され、さら
に所定の送信電力レベルに増幅される。上記送信部15
から出力された無線周波信号は、高周波スイッチ12を
介してアンテナ11から通信相手局に向け送信される。
号が周波数シンセサイザ14で発生された送信局部発振
信号とミキシングされることにより、制御部90により
指示された無線チャネル周波数に周波数変換され、さら
に所定の送信電力レベルに増幅される。上記送信部15
から出力された無線周波信号は、高周波スイッチ12を
介してアンテナ11から通信相手局に向け送信される。
【0050】ユーザインターフェイス部70は、液晶デ
ィスプレイ(LCD)などからなり自機の状態や着信先
の電話番号を表示するための表示部71と、データ入力
や各種設定登録を行なうためのキー入力部72と、着信
やキー入力部72の操作に応じて可聴音を発するスピー
カ73とからなる。
ィスプレイ(LCD)などからなり自機の状態や着信先
の電話番号を表示するための表示部71と、データ入力
や各種設定登録を行なうためのキー入力部72と、着信
やキー入力部72の操作に応じて可聴音を発するスピー
カ73とからなる。
【0051】メモリ部80は、例えばROMやRAMな
どの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒
体には制御部90の制御プログラムや、自機のID、各
種設定情報、障害データなどの種々制御データの他、短
縮ダイヤルなどの着信先のダイヤルデータを記憶する。
どの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒
体には制御部90の制御プログラムや、自機のID、各
種設定情報、障害データなどの種々制御データの他、短
縮ダイヤルなどの着信先のダイヤルデータを記憶する。
【0052】制御部90は、例えばマイクロコンピュー
タを主制御部として備えたもので、上述したような各部
の制御や送受信に必要な制御機能のほかに、新たにイン
ターフェイス監視手段91と、切換制御データ送信制御
手段92と、切換制御データ監視手段93と、通信種別
切換制御手段94とを有している。
タを主制御部として備えたもので、上述したような各部
の制御や送受信に必要な制御機能のほかに、新たにイン
ターフェイス監視手段91と、切換制御データ送信制御
手段92と、切換制御データ監視手段93と、通信種別
切換制御手段94とを有している。
【0053】インターフェイス監視手段91は、外部イ
ンターフェイス回路61を監視するもので、この回路6
1に外部端末装置がデータ通信が可能な状態で接続され
ているか否かを検出するものである。
ンターフェイス回路61を監視するもので、この回路6
1に外部端末装置がデータ通信が可能な状態で接続され
ているか否かを検出するものである。
【0054】切換制御データ送信制御手段92は、通信
フェーズにおいてユーザから通信の種別を変更する要求
があった場合に、変調部22を制御して通信フェーズで
送受信されるTCHデータのSA(後述)に通信種別の
切り換えを要求する制御データを付加させて、この制御
データを通信相手局に向け送信させる制御を行なうもの
である。
フェーズにおいてユーザから通信の種別を変更する要求
があった場合に、変調部22を制御して通信フェーズで
送受信されるTCHデータのSA(後述)に通信種別の
切り換えを要求する制御データを付加させて、この制御
データを通信相手局に向け送信させる制御を行なうもの
である。
【0055】切換制御データ監視手段93は、復調部2
1が受信信号から抽出するTCHデータのSA(後述)
に通信種別の切り換えを要求する制御データが含まれて
いるか否かを監視する。
1が受信信号から抽出するTCHデータのSA(後述)
に通信種別の切り換えを要求する制御データが含まれて
いるか否かを監視する。
【0056】通信種別切換制御手段94は、ユーザから
通信の種別の変更を要求する操作があった場合、あるい
は切換制御データ監視手段93が通信種別の切り換えを
要求する制御データを検出した場合に、上記操作あるい
は上記制御データに応じた種別の通信を行なうようにセ
レクタ41を切換制御するものである。
通信の種別の変更を要求する操作があった場合、あるい
は切換制御データ監視手段93が通信種別の切り換えを
要求する制御データを検出した場合に、上記操作あるい
は上記制御データに応じた種別の通信を行なうようにセ
レクタ41を切換制御するものである。
【0057】なお、通信種別切換制御手段94は、上記
要求がデータ通信への切換を要求するものであった場合
に、インターフェイス監視手段91が外部インターフェ
イス回路61に外部端末装置がデータ通信が可能な状態
に接続されていないと判定した場合には、データ通信へ
の切換は行なわない。
要求がデータ通信への切換を要求するものであった場合
に、インターフェイス監視手段91が外部インターフェ
イス回路61に外部端末装置がデータ通信が可能な状態
に接続されていないと判定した場合には、データ通信へ
の切換は行なわない。
【0058】ここで、図2を参照して、通信フェーズで
送受信されるTCHデータのフォーマットについて説明
する。TCHデータは、過渡応答用のランプタイム
(R)4ビットと、スタートシンボル(SS)2ビット
と、プリアンブル(PR)6ビットと、同期ワード(U
W)16ビットと、チャネル種別(CI)4ビットと、
SACCH(SA)16ビットと、情報部I(TCH)
160ビットと、CRC16ビットと、カードビット1
6ビットの合計240ビットで構成される。
送受信されるTCHデータのフォーマットについて説明
する。TCHデータは、過渡応答用のランプタイム
(R)4ビットと、スタートシンボル(SS)2ビット
と、プリアンブル(PR)6ビットと、同期ワード(U
W)16ビットと、チャネル種別(CI)4ビットと、
SACCH(SA)16ビットと、情報部I(TCH)
160ビットと、CRC16ビットと、カードビット1
6ビットの合計240ビットで構成される。
【0059】音声通信データまたはベアラ通信データ
は、情報部I(TCH)にマッピングされている。ま
た、TCHデータはSACCHが付随しているため、音
声通信あるいはベアラ通信を行なっている最中に、この
SACCHに上記通信の種別を示す制御用データを付加
して送受信することができる。
は、情報部I(TCH)にマッピングされている。ま
た、TCHデータはSACCHが付随しているため、音
声通信あるいはベアラ通信を行なっている最中に、この
SACCHに上記通信の種別を示す制御用データを付加
して送受信することができる。
【0060】次に、上記構成の第二世代コードレス電話
システムの端末装置の動作について説明する。ここでは
特に上記端末装置を用いた子機間(端末装置PS1と端
末装置PS2)で直接通話を行なっている際に、ベアラ
通信に切り換える場合の動作について説明する。
システムの端末装置の動作について説明する。ここでは
特に上記端末装置を用いた子機間(端末装置PS1と端
末装置PS2)で直接通話を行なっている際に、ベアラ
通信に切り換える場合の動作について説明する。
【0061】図3は、そのシーケンスを示したもので、
通信フェーズまでのシーケンスは、図5で説明したもの
と同一であるため、通信フェーズ(ステップ5g)から
のシーケンスについて説明する。
通信フェーズまでのシーケンスは、図5で説明したもの
と同一であるため、通信フェーズ(ステップ5g)から
のシーケンスについて説明する。
【0062】端末装置PS1と端末装置PS2とが音声
通信を行なっている(ステップ3a)。この状態からユ
ーザがキー入力部72を操作してベアラ通信への変更の
要求があると、端末装置PS1の切換制御データ送信制
御手段92が変調部22を制御してTCHデータのSA
に通信の種別をベアラ通信に切り換える旨を示す制御デ
ータを付加させる。これにより、端末装置PS1からは
ベアラ通信への変更を要求するベアラ通信要求信号(S
ACCH)が端末装置PS2に向け送信される(ステッ
プ3b)。
通信を行なっている(ステップ3a)。この状態からユ
ーザがキー入力部72を操作してベアラ通信への変更の
要求があると、端末装置PS1の切換制御データ送信制
御手段92が変調部22を制御してTCHデータのSA
に通信の種別をベアラ通信に切り換える旨を示す制御デ
ータを付加させる。これにより、端末装置PS1からは
ベアラ通信への変更を要求するベアラ通信要求信号(S
ACCH)が端末装置PS2に向け送信される(ステッ
プ3b)。
【0063】これに対して端末装置PS2では、切換制
御データ監視手段93が端末装置PS1からベアラ通信
への変更を要求する信号を検出すると、通信種別切換制
御手段94がインターフェイス監視手段91の監視結果
を参照する。ここで、上記監視結果がデータ通信が可能
な状態であること示す場合には、通信種別切換制御手段
94はセレクタ41を切換制御して、TDMA部30の
接続先を通話部50から外部インターフェイス回路61
に切り換える。そして、ベアラ通信への変更に応じる旨
を示すベアラ通信応答信号(SACCH)を端末装置P
S1に向け送信する(ステップ3c)。
御データ監視手段93が端末装置PS1からベアラ通信
への変更を要求する信号を検出すると、通信種別切換制
御手段94がインターフェイス監視手段91の監視結果
を参照する。ここで、上記監視結果がデータ通信が可能
な状態であること示す場合には、通信種別切換制御手段
94はセレクタ41を切換制御して、TDMA部30の
接続先を通話部50から外部インターフェイス回路61
に切り換える。そして、ベアラ通信への変更に応じる旨
を示すベアラ通信応答信号(SACCH)を端末装置P
S1に向け送信する(ステップ3c)。
【0064】これに対して端末装置PS1は、端末装置
PS2からベアラ通信への変更に応じる応答信号を受信
すると、端末装置PS2と同様に通信種別切換制御手段
94がセレクタ41を切換制御して、TDMA部30の
接続先を通話部50から外部インターフェイス回路61
に切り換える。これにより、ベアラ通信によるデータ伝
送が開始される(ステップ3d)。
PS2からベアラ通信への変更に応じる応答信号を受信
すると、端末装置PS2と同様に通信種別切換制御手段
94がセレクタ41を切換制御して、TDMA部30の
接続先を通話部50から外部インターフェイス回路61
に切り換える。これにより、ベアラ通信によるデータ伝
送が開始される(ステップ3d)。
【0065】やがて、ベアラ通信が終了したのちユーザ
から通常の音声通信への切換要求があると、端末装置P
S1の切換制御データ送信制御手段92はTCHデータ
のSAに通信の種別を再び音声通信に切り換える旨を示
す制御データを付加する。これにより、端末装置PS1
からは音声通信への変更を要求する音声通信要求信号
(SACCH)が端末装置PS2に向け送信される(ス
テップ3e)。
から通常の音声通信への切換要求があると、端末装置P
S1の切換制御データ送信制御手段92はTCHデータ
のSAに通信の種別を再び音声通信に切り換える旨を示
す制御データを付加する。これにより、端末装置PS1
からは音声通信への変更を要求する音声通信要求信号
(SACCH)が端末装置PS2に向け送信される(ス
テップ3e)。
【0066】これに対して端末装置PS2は、端末装置
PS1から音声通信への変更を要求する信号を受信する
と、通信種別切換制御手段94がセレクタ41を切換制
御して、TDMA部30の接続先を外部インターフェイ
ス回路61から通話部50に切り換える。そして、音声
通信への変更に応じる旨を示す音声通信応答信号(SA
CCH)を端末装置PS1に向け送信する(ステップ3
f)。
PS1から音声通信への変更を要求する信号を受信する
と、通信種別切換制御手段94がセレクタ41を切換制
御して、TDMA部30の接続先を外部インターフェイ
ス回路61から通話部50に切り換える。そして、音声
通信への変更に応じる旨を示す音声通信応答信号(SA
CCH)を端末装置PS1に向け送信する(ステップ3
f)。
【0067】これに対して端末装置PS1は、端末装置
PS2から音声通信への変更に応じる応答信号を受信す
ると、端末装置PS2と同様に通信種別切換制御手段9
4がセレクタ41を切換制御して、TDMA部30の接
続先を外部インターフェイス回路61から通話部50に
切り換える。これにより、再び音声通信が開始される
(ステップ3g)。
PS2から音声通信への変更に応じる応答信号を受信す
ると、端末装置PS2と同様に通信種別切換制御手段9
4がセレクタ41を切換制御して、TDMA部30の接
続先を外部インターフェイス回路61から通話部50に
切り換える。これにより、再び音声通信が開始される
(ステップ3g)。
【0068】以上のように、上記構成の第二世代コード
レス電話システムの端末装置は、新たにインターフェイ
ス監視手段91、切換制御データ送信制御手段92、切
換制御データ監視手段93および通信種別切換制御手段
94を備えている。
レス電話システムの端末装置は、新たにインターフェイ
ス監視手段91、切換制御データ送信制御手段92、切
換制御データ監視手段93および通信種別切換制御手段
94を備えている。
【0069】これにより、通信フェーズにおいて一方の
端末装置でユーザから通信の種別を変更する要求がある
と、この端末装置は通信フェーズで送受信される制御デ
ータ(TCHデータのSA)に通信種別の切り換えを要
求するデータを付加することにより通信相手の端末装置
に通信種別の切り換えを要求する。
端末装置でユーザから通信の種別を変更する要求がある
と、この端末装置は通信フェーズで送受信される制御デ
ータ(TCHデータのSA)に通信種別の切り換えを要
求するデータを付加することにより通信相手の端末装置
に通信種別の切り換えを要求する。
【0070】これに対し他方の端末装置では、通信フェ
ーズにおける受信信号の制御データを監視して上記通信
種別の切り換えを要求するデータを検出すると、その要
求に応じた通信が行なえるようにセレクタ41を切換制
御するようにしている。したがって、上記構成の第二世
代コードレス電話システムの端末装置によれば、通信中
に通信の種別を切り換え、継続して通信を行なうことが
できる。
ーズにおける受信信号の制御データを監視して上記通信
種別の切り換えを要求するデータを検出すると、その要
求に応じた通信が行なえるようにセレクタ41を切換制
御するようにしている。したがって、上記構成の第二世
代コードレス電話システムの端末装置によれば、通信中
に通信の種別を切り換え、継続して通信を行なうことが
できる。
【0071】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、通信の
種別を切り換える場合のみ、通信フェーズで送受信され
る制御データに通信種別の切り換えを要求するデータを
付加して通信相手に通信の種別を切り換える要求を行な
うようにした。これに対し例えば、常に上記制御データ
に使用する通信種別を示すデータを付加して送信し、こ
の付加されるデータに変化があった場合を通信種別を切
り換える要求とするようにしてもよい。
るものではない。例えば、上記実施の形態では、通信の
種別を切り換える場合のみ、通信フェーズで送受信され
る制御データに通信種別の切り換えを要求するデータを
付加して通信相手に通信の種別を切り換える要求を行な
うようにした。これに対し例えば、常に上記制御データ
に使用する通信種別を示すデータを付加して送信し、こ
の付加されるデータに変化があった場合を通信種別を切
り換える要求とするようにしてもよい。
【0072】また、上記実施の形態のように通信フェー
ズで送受信される制御データ(TCHデータのSA)を
利用して通信種別の切換を要求する代りに、音声または
ベアラ通信のデータで切換を要求するようにして、ユー
ザが直接手動でセレクタ41を切り換えられるようにし
ても同様の効果を得られる。
ズで送受信される制御データ(TCHデータのSA)を
利用して通信種別の切換を要求する代りに、音声または
ベアラ通信のデータで切換を要求するようにして、ユー
ザが直接手動でセレクタ41を切り換えられるようにし
ても同様の効果を得られる。
【0073】さらに、上記実施の形態では、第二世代コ
ードレス電話システムの端末装置を例に説明したが、こ
れに限定されるものではなく、PDC(Personal Digit
al Cellular )やGSM(Global System for Mobile c
ommunications )などのように通信フェーズで送受信さ
れる制御データに通信種別の切り換えを要求するデータ
を付加することが可能な通信端末装置であれば、この発
明を適用して同様の効果が得られる。
ードレス電話システムの端末装置を例に説明したが、こ
れに限定されるものではなく、PDC(Personal Digit
al Cellular )やGSM(Global System for Mobile c
ommunications )などのように通信フェーズで送受信さ
れる制御データに通信種別の切り換えを要求するデータ
を付加することが可能な通信端末装置であれば、この発
明を適用して同様の効果が得られる。
【0074】また、上記実施の形態では、ユーザがキー
入力部72の操作により通信種別の切換を要求するよう
にしたが、これに代わり例えば外部に接続した端末装置
からの要求を行なうようにしてもよい。あるいは、外部
に接続した端末装置からのデータ入力を上記要求として
もよい。これらの場合、外部インターフェイス回路61
が上記要求を検出して制御部90に通知することにより
なされる。
入力部72の操作により通信種別の切換を要求するよう
にしたが、これに代わり例えば外部に接続した端末装置
からの要求を行なうようにしてもよい。あるいは、外部
に接続した端末装置からのデータ入力を上記要求として
もよい。これらの場合、外部インターフェイス回路61
が上記要求を検出して制御部90に通知することにより
なされる。
【0075】さらに、上記実施の形態では、端末装置間
の直接通信を例に説明したが、基地局装置や親機、公衆
網を介した通信であっても、通信フェーズで送受信され
る制御データに通信種別の切り換えを要求するデータを
付加することがであれば適用することができる。その
他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施
しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
の直接通信を例に説明したが、基地局装置や親機、公衆
網を介した通信であっても、通信フェーズで送受信され
る制御データに通信種別の切り換えを要求するデータを
付加することがであれば適用することができる。その
他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施
しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上のように、この発明では、通信種別
の切り換えを要求する側の移動通信端末装置は、通信が
開始された後の通信フェーズで送受信されるデータ中に
含まれる制御データに所定のデータを付加することによ
り、通信相手局に通信種別の切り換え要求し、自局もユ
ーザの要求する通信種別に切り換えるようにする。これ
に対して通信種別の切り換えを要求される側の移動通信
端末装置は、通信フェーズで送信されるデータ中に含ま
れる制御データに、通信種別の切り換えを要求するデー
タが含まれている場合に、このデータに応じた通信種別
に切り換えを行なうようにしている。
の切り換えを要求する側の移動通信端末装置は、通信が
開始された後の通信フェーズで送受信されるデータ中に
含まれる制御データに所定のデータを付加することによ
り、通信相手局に通信種別の切り換え要求し、自局もユ
ーザの要求する通信種別に切り換えるようにする。これ
に対して通信種別の切り換えを要求される側の移動通信
端末装置は、通信フェーズで送信されるデータ中に含ま
れる制御データに、通信種別の切り換えを要求するデー
タが含まれている場合に、このデータに応じた通信種別
に切り換えを行なうようにしている。
【0077】したがって、この発明によれば、通信中に
その種別を切り換え、通信を一旦終了することなく、継
続して行なうことが可能な移動通信端末装置およびディ
ジタル無線通信システムを提供できる。
その種別を切り換え、通信を一旦終了することなく、継
続して行なうことが可能な移動通信端末装置およびディ
ジタル無線通信システムを提供できる。
【図1】この発明に係わる第二世代コードレス電話シス
テムの端末装置の一実施の形態の構成を示す回路ブロッ
ク図。
テムの端末装置の一実施の形態の構成を示す回路ブロッ
ク図。
【図2】この発明に係わる第二世代コードレス電話シス
テムの通信フェーズで送受信されるTCHのデータフォ
ーマットを示す図。
テムの通信フェーズで送受信されるTCHのデータフォ
ーマットを示す図。
【図3】図1に示した端末装置を用いて子機間直接通話
を行なっている際に、ベアラ通信に切り換える場合の動
作を説明するシーケンス図。
を行なっている際に、ベアラ通信に切り換える場合の動
作を説明するシーケンス図。
【図4】第二世代コードレス電話システムにおける通信
フェーズまでのシーケンス図。
フェーズまでのシーケンス図。
【図5】第二世代コードレス電話システムにおける子機
間直接通話の通信フェーズまでのシーケンス図。
間直接通話の通信フェーズまでのシーケンス図。
10…無線部 11…アンテナ 12…高周波スイッチ(SW) 13…受信部 14…周波数シンセサイザ 15…送信部 16…受信電界強度検出部(RSSI) 20…モデム部 21…復調部 22…変調部 30…TDMA部 31…TDMAデコード部 32…TDMAエンコード部 40…切換部 41…セレクタ 50…通話部 51…ADPCMコーデック 52…PCMコーデック 53,73…スピーカ 54…マイクロホン(M) 60…インターフェイス部 61…外部インターフェイス回路 70…ユーザインターフェイス部 71…表示部 72…キー入力部 80…メモリ部 90…制御部 91…インターフェイス監視手段 92…切換制御データ送信制御手段 93…切換制御データ監視手段 94…通信種別切換制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小坂 康浩 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の21 東 芝コミュニケーションテクノロジ株式会社 内
Claims (5)
- 【請求項1】 ディジタル無線チャネルを介して公衆網
に接続可能な無線局装置に接続可能であって、なおかつ
少なくとも音声通信とデータ通信の通信種別のうちいず
れか一方を選択して通信を行なうことが可能な移動通信
端末装置において、 ユーザからの要求に応じて、実データの送信を行なう通
信フェーズで通信相手局に向け送信されるデータ中に含
まれる制御データに、前記通信種別の切り換えを要求す
るデータを付加して送信する切換制御データ送信手段
と、 前記通信フェーズで通信相手局から送信されるデータ中
に含まれる制御データに、通信種別の切り換えを要求す
るデータが含まれているか否かを監視する切換制御デー
タ監視手段と、 前記ユーザからの通信種別の要求が発生した場合、ある
いは前記切換制御データ監視手段が通信種別の切り換え
を要求するデータを検出した場合のうち、少なくとも一
方が成立する場合に、各要求に応じた通信種別に切り換
えを行なう通信種別切換手段とを具備することを特徴と
する移動通信端末装置。 - 【請求項2】 ディジタル無線チャネルを介して公衆網
に接続可能な無線局装置に接続可能であって、なおかつ
少なくとも音声通信とデータ通信の通信種別のうちいず
れか一方を選択して通信を行なうことが可能な移動通信
端末装置において、 ユーザからの要求に応じて、実データの送信を行なう通
信フェーズで通信相手局に向け送信されるデータ中に含
まれる制御データに、前記通信種別の切り換えを要求す
るデータを付加して送信する切換制御データ送信手段
と、 前記ユーザが要求する通信種別に切り換えを行なう通信
種別切換手段とを具備することを特徴とする移動通信端
末装置。 - 【請求項3】 ディジタル無線チャネルを介して公衆網
に接続可能な無線局装置に接続可能であって、なおかつ
少なくとも音声通信とデータ通信の通信種別のうちいず
れか一方を選択して通信を行なうことが可能な移動通信
端末装置において、 通信相手局から実データの受信を行なう通信フェーズで
送信されるデータ中に含まれる制御データに、前記通信
種別の切り換えを要求するデータが含まれているか否か
を監視する切換制御データ監視手段と、 この切換制御データ監視手段が前記データを検出した場
合に、このデータに応じた通信種別に切り換えを行なう
通信種別切換手段とを具備することを特徴とする移動通
信端末装置。 - 【請求項4】 公衆網に接続可能な無線局装置と、この
無線局装置とディジタル無線チャネルを介して接続さ
れ、なおかつ少なくとも音声通信とデータ通信の通信種
別のうちいずれか一方を選択して通信を行なうことが可
能な複数の移動通信端末装置とを備えるディジタル無線
通信システムにおいて、 前記複数の移動通信端末装置は、 ユーザからの要求に応じて、実データの送信を行なう通
信フェーズで通信相手局に向け送信されるデータ中に含
まれる制御データに、前記通信種別の切り換えを要求す
るデータを付加して送信する切換制御データ送信手段
と、 前記ユーザが要求する通信種別に切り換えを行なう通信
種別切換手段とを備える第1の移動通信端末装置と、 この第1の移動通信端末装置から前記通信フェーズで送
信されるデータ中に前記通信種別の切り換えを要求する
データが含まれているか否かを監視する切換制御データ
監視手段と、 この切換制御データ監視手段が前記データを検出した場
合に、このデータに応じた通信種別に切り換えを行なう
通信種別切換手段とを備える第2の移動通信端末装置と
からなることを特徴とするディジタル無線通信システ
ム。 - 【請求項5】 前記ディジタル無線通信システムは、第
二世代コードレス電話システムであることを特徴とする
請求項4に記載のディジタル無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8338275A JPH10178671A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 移動通信端末装置およびディジタル無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8338275A JPH10178671A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 移動通信端末装置およびディジタル無線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10178671A true JPH10178671A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18316598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8338275A Pending JPH10178671A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 移動通信端末装置およびディジタル無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10178671A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008530935A (ja) * | 2005-02-28 | 2008-08-07 | ノキア コーポレイション | 音声からマルチメディアへのネットワーク主導型サービス変更 |
JP2013211910A (ja) * | 2001-10-10 | 2013-10-10 | Core Wireless Licensing S A R L | 通信モードの設定 |
WO2014168030A1 (ja) | 2013-04-11 | 2014-10-16 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | 通信端末及び通信方法 |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP8338275A patent/JPH10178671A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013211910A (ja) * | 2001-10-10 | 2013-10-10 | Core Wireless Licensing S A R L | 通信モードの設定 |
JP2008530935A (ja) * | 2005-02-28 | 2008-08-07 | ノキア コーポレイション | 音声からマルチメディアへのネットワーク主導型サービス変更 |
WO2014168030A1 (ja) | 2013-04-11 | 2014-10-16 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | 通信端末及び通信方法 |
US9596335B2 (en) | 2013-04-11 | 2017-03-14 | Nec Corporation | Communication terminal and communication method |
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