JP2000089801A - 監視制御装置 - Google Patents

監視制御装置

Info

Publication number
JP2000089801A
JP2000089801A JP25661298A JP25661298A JP2000089801A JP 2000089801 A JP2000089801 A JP 2000089801A JP 25661298 A JP25661298 A JP 25661298A JP 25661298 A JP25661298 A JP 25661298A JP 2000089801 A JP2000089801 A JP 2000089801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
control
abnormality
operation amount
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25661298A
Other languages
English (en)
Inventor
Masae Kanda
雅江 神田
Kazuo Nakagawa
和夫 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP25661298A priority Critical patent/JP2000089801A/ja
Publication of JP2000089801A publication Critical patent/JP2000089801A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出端・操作端の半異常状態を検出する
ことにある。 【解決手段】 予め対象プラントの特性を近似した特性
モデルを構築したプラントモデル部21と操作量を受け
てプラントモデル部から出力されるプラントモデル出力
と対象プラントの制御量との差が所定のしきい値を越
え、かつ、このしきい値を越えた状態が所定時間継続し
たとき異常を出力する出力比較部22とを有する異常検
出部11と、この異常検出部から半異常状態の結果を受
けたとき、調節制御部を自動モードからマニュアルモー
ドに設定して対象プラントの操作量を保持させる一方、
異常回復に必要な指令を出力する解析指令部12と、こ
の解析指令部から指令を受けて異常発生の警報および操
作量保持中のガイダンスを発報するマンマシンインタフ
ェース部13を設けた監視制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄鋼、紙パルプ、
石油化学、食品加工その他各種プラントの監視制御に利
用される監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の監視制御装置は、プラントの必
要な各個所に設置され、圧力、流量、温度等のプラント
のプロセス量(以下、制御量と呼ぶ)を検出し、この検
出制御量と予め設定される目標値との偏差が零となるよ
うに制御量を操作し、制御量が目標値に近ずくように制
御する。
【0003】図8は従来の監視制御装置の一例である流
量監視制御装置であって、これは管路51中の所定個所
に、検出端として例えばオリフィス板52aなどの絞り
機構をもった差圧式流量計52が設置され、この差圧式
流量計52によりオリフィス板52a前後の圧力差を検
出し、従来周知の流量変換式を用いて流量に変換し、調
節計53に導入する。
【0004】この調節計53は、差圧式流量計52の検
出流量PVと予め定める目標値SVとの偏差が零となる
ようにPIまたはPID(P:比例、I:積分、D:微
分)調節制御を実行し、この調節制御によって得られる
操作信号を操作端である例えば弁54の開度を操作し、
管路51中の流量を制御する。
【0005】ところで、従来、検出端或いは操作端に異
常が発生したとき、例えば制御量PVが上下限制限値を
越えるなどの異常が出てくるので、異常であると判断し
警報を発報する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な監視制御装置は、検出端や操作端が経年変化し、異常
ではないが異常に近い状態,つまり半異常状態となる場
合がある。この段階では、未だ異常でないので異常とし
て検出できない。例えば差圧式流量計52について例に
挙げると、オイフィス板52aの穴形状などが経年変化
するが、その形状等の経年変化が生じているにも拘ら
ず、そのまま放置しておくと、益々形状が変化し、プラ
ントの適切な制御が難しくなり、重大事故につながる可
能性がある。
【0007】よって、プラントの安全確保の観点から、
以上のような半異常状態を早急に見つけ出して適切な処
置を講じる必要があるが、現状では未だ難しい状態にあ
る。本発明は上記事情に鑑みてなされてもので、検出端
・操作端などの経年変化による半異常状態を検出し、事
故を未然に回避する監視制御装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、対象プラントから検出端を介して制御量
を検出し、この制御量と目標値との偏差に基づいて調節
制御部が調節演算を実行し、この演算により得られる操
作量を操作端を介して前記対象プラントに印加する監視
制御装において、前記制御量および操作量の何れか一方
または両方を用いて、前記検出端・操作端の半異常状態
を検出する異常検出手段と、この異常検出手段から半異
常状態の結果を受けたとき、前記調節制御部を自動モー
ドからマニュアルモードに設定して前記対象プラントの
操作量を保持させる一方、異常回復に必要な指令を出力
する解析指令手段とを設けた監視制御装置である。
【0009】本発明は、以上のような手段を講じたこと
により、異常検出手段では、制御量および操作量の何れ
か一方または両方を用いて、所定の条件のもとに検出端
・操作端の半異常状態を検出し解析指令手段に送出す
る。ここで、解析指令手段は、半固定状態とする異常結
果を受けると、調節制御部を自動モードからマニュアル
モードに設定して前記対象プラントの操作量を保持させ
る一方、異常回復に必要な指令を出力する。
【0010】このとき、異常回復に必要な指令として、
対象プラントの操作量の保持中であるガイダンスが発報
されたとき、オペレータまたはエンジニアはそのガイダ
ンスに基づいてマニュアルモードに基づき必要なマニュ
アル操作を実行し、或いは必要に異常回復作業を行う。
そして、作業完了を受けて、マニュアルモードを解除
し、本来の制御状態に戻す。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる監視制御装
置の実施の形態について図面を参照して説明する。図1
は本発明装置の一実施の形態を示す全体構成図である。
【0012】この監視制御装置は、従来から一般的に使
用されるプラント制御系1と本発明装置において新たに
追加される異常監視系10とからなっている。このプラ
ント制御系1は、制御対象となるプラント2からの制御
量PVと目標値SVとの偏差eを求める偏差演算部3お
よびこの偏差eに基づいてPIまたはPID調節制御を
実行し、その調節制御結果として操作量MVを取り出
し、前記プラント1の操作端を操作する調節制御部4に
よって構成されている。
【0013】なお、プラント制御系1には例えば偏差演
算部3の目標値入力側に目標値フィルタを設けたもの、
カスケード構成のもの、或いはフィードフオワード制御
系等のごとき種々の構成のものがあるが、これら何れの
制御系1に後記する異常監視系10が適用可能である。
【0014】この異常監視系10は、検出端・操作端の
異常を検出する異常検出部11と、この異常検出部11
の検出結果を解析し、事故を未然に回避するための異常
回復処理に必要な指令を出力する解析指令部12と、こ
の解析指令部12から指令を受けて異常警報や指令内容
に応じたガイダンスを発報するマンマシンインタフェー
ス部13とで構成されている。
【0015】前記異常検出部11としては、具体的には
図2、図3、図4に示すような構成となっている。図2
は異常検出部11を構成する特性監視部を示す図であっ
て、これはプラントモデル部21および出力比較部22
からなっている。このプラントモデル部21は、予め把
握されるプラント2の特性を「むだ時間+一次遅れ」、
或いは「むだ時間+二次遅れ」で表すとか、或いはAR
MAモデル(自己回帰・移動平均モデル)で表すなど、
プラント2の特性に近似した特性モデルとして構築され
ている。
【0016】前記出力比較部22は、調節制御部3から
出力される操作信号MVを受けてプラントモデル部21
から出力されるプラントモデル出力PVm とプラント1
の実際の制御量PVとの差の絶対値を求め、この絶対値
が予め設定されるしきい値Deを越えており、それが所
定時間継続したとき、検出端の異常と判定する機能をも
っている。これは、モデル出力と実制御量との差が予め
定めるしきい値を越えるほど大きく、しかもその状態が
継続しているとき、外乱その他一過性の応答変化と考え
にくく、実制御量がモデル出力であるモデル制御量から
かけ離れているので、実制御量を検出する検出端に何ら
かの異常が発生していると判定するものである。
【0017】図3は異常検出部11を構成する特性監視
部を示す図であって、これは前回の制御量PVn-1 を記
憶し、今回の制御量PVn と前回の制御量PVn-1 とか
ら制御量変化分△PVを算出する制御量変化分算出部3
1と特性関数チェック部32とが設けられている。
【0018】この特性関数チェック部32は、△PVが
0近傍であるか否かを判断し、△PVが0近傍にあると
き、または0近傍の状態が所定時間継続したとき、制御
量PVおよび操作量MVを、予めテーブル化されている
プラントのPV−MV特性関数f(MV)(図5)と比
較し、異常と判定するものである。
【0019】具体的には、△PVが0近傍であるとき、
または0近傍の状態が所定時間継続したとき、今回の操
作量MVに対する今回の制御量PVと今回の操作量MV
に対するPV−MV特性関数f(MV)の制御量PV′
との差の絶対値、或いは今回の制御量PVに対する今回
の操作量MVと今回の制御量PVに対するPV−MV特
性関数f(MV)の操作量MV′との差の絶対値が予め
定めた所定のしきい値を越えたとき、操作端または検出
端が異常であると判定する。
【0020】図4は異常検出部11を構成する操作量変
化監視部を示す図であって、これは操作量変化分算出部
41と継続時間チェック部42とで構成されている。こ
の操作量変化分算出部41は、前回の操作量MVn-1 を
記憶し、今回の操作量MVn と前回の操作量MVn-1 と
から操作量変化分△MVを算出する。前記継続時間チェ
ック部42は、操作量変化分算出部41で算出される操
作量変化分△MVが0近傍である状態が予め定める所定
の時間継続したとき、異常と判定するものである。
【0021】前記解析指令部12は、異常検出部11か
ら異常判定結果を受けたとき、調節制御部4に対して自
動モードからマニュアルモードに設定して操作量MVを
保持するような指令を出力し、またマンマシンインタフ
ェース部13に対して異常警報を発報すること、また調
節制御部4において操作量が保持中であることその他異
常回復に必要な処理を実行すべき旨の指令を出力する。
【0022】前記マンマシンインタフェース部13は、
解析指令部12から指令を受けると、その指令内容に従
って異常警報やガイダンスを発報し、オペレータまたは
エンジニアに必要な回復処置の実施を促す。そして、マ
ンマシンインタフェース部13は、オペレータまたはエ
ンジニアから必要な回復作業実施後に作業完了信号を受
けたとき、その作業完了信号を解析指令部12に送出す
る。
【0023】ここで、解析指令部12は、作業完了信号
を受けたとき、マニュアルモードを解除し、もとの自動
モードに設定する。マンマシンインタフェース部13に
対して指令を送出した後、所定の時間を経過してもマン
マシンインタフェース部13から作業完了信号を受けな
いとき、予め定める手順に従って有線または無線の伝達
手段を介し、別の場所に設置される監視用機器、監視表
示装置または携帯端末にリモート警報やリモートガイダ
ンスを発する。
【0024】また、解析指令部12は、リモート警報や
リモートガイダンスを発報後、所定の時間を経過して
も、作業完了信号が入力されないとき、予め定める手順
に従ってプラント2の制御動作を停止する。
【0025】次に、本発明装置の一具体例として、例え
ば加熱炉の燃料制御装置に適用した例について図6を参
照して説明する。図6(a)は加熱炉に燃料を供給する
燃料流量制御系に異常監視系10を設けた構成図であ
る。燃料流量制御系は、管路31、流量計32、調節計
33、操作端である燃料調節弁34などからなってい
る。
【0026】このような燃料流量制御系において、管路
31内の燃料流量を計測するに際し、差圧式流量計が用
いられる場合がある。この差圧式流量計は、同図(b)
に示すように管路31の管径Dを所定の穴径d(D>
d)に絞るオリフィス板32aの他、オリフィス板32
aの前後の差圧を計測する差圧計およびこの差圧計で検
出される差圧を流量に変換し出力する信号変換部などが
設けられている。
【0027】ところで、オリフィス板32aを採用した
差圧式流量計32を用いた場合、管路31内を流通する
燃料(例えば重油)成分の影響を受け、管路内で詰まり
が生ずると、オリフィス板32aの穴径dがd1 からd
2 へと小さくなる。このような状態になったとき、従来
の監視制御装置では、異常と判定されず、警報を発報さ
れない。従って、プラントを監視するオペレータはこの
段階では何ら異常に気づかない。
【0028】しかし、穴径が小さくなった状態を放置し
ておくと、次に述べるような半異常状態となっており、
重大事故につながる可能性がある。すなわち、一般に、
オリフィス板32aを用いた差圧式流量計は、下記のよ
うな流量変換式を用いて流量Qm を求める。
【0029】 Qm =εα(π/4)d2 {2ρ(p1 −p2 )}1/2 ……(1) ここで、p1 :オリフィス板の上流側圧力、p2 :オリ
フィス板の下流側圧力、ε:膨張補正係数、α:流出係
数、ρ:流体密度[kg/m2 ]である。
【0030】今、△dによるε,αの変化は微小である
ので無視すると、(Qm2/Qm1)と(d2 /d1 )2
がほぼ等しい関係にある。ここで、d1 >d2 となるの
で、前記(d2 /d1 )<1の関係になり、Qm2<Qm1
となる。従って、制御系としては、実際の流量よりも小
さい値として認識する。その結果、プラントモデル部2
1の出力と大きくかけ離れるばかりか、調節制御部3が
大きい調節操作弁34を常時大きく開く方向に作用する
ので、最悪の場合にはバータが加熱されすぎて非常に危
険な状態になる。
【0031】そこで、以上のような半異常状態を検出す
るため、プラント2の入出力側から操作量MVおよび制
御量PVの何れか一方または両方を取り込み、図2、図
3、図4に示す構成を用いて異常状態を検出する。
【0032】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、予め構築されるプラントモデル部21の出力とプラ
ント2の制御量との差が大きく、この差があるしきい値
を越えるほどかけ離れており、しかもこの状態が所定時
間継続しているとき、検出端の異常と判定し、解析指令
部12において調節制御部4を自動モードからマニュア
ルモードに設定しプラント2の操作量を保持させるとと
もに、警報および操作量保持中のガイダンスを発報する
ので、検出端の半異常状態を確実に検出でき、プラント
2の操作量を保持させることにより現状の状態を確保
し、さらにオペレータの判断を仰ぐことにより、事故を
未然に回避できる。図3および図4においても同様に半
異常状態を検出できる。
【0033】また、解析指令部12においては、マンマ
シンインタフェース部13を介して異常発生の警報およ
び操作量保持状態のガイダンスを発報し、早急な異常回
復処置を講じることを催促するので、オペレータやエン
ジニアはガイダンスに基づいて速やかに手動操作を実行
でき、異常回復処置を迅速にとることができる。また、
オペレータやエンジニアから異常回復作業完了信号を受
けたとき、マニュアルモードを解除し自動モードとする
ので、事故を未然に回避するばかりでなく、プラントを
安定に運転制御できる。
【0034】さらに、解析指令部12は、マンマシンイ
ンタフェース部13から所定時間経過しても作業完了信
号を受けないとき、有線または無線により遠隔地の監視
用端末または携帯端末に警報および前記操作量保持状態
のガイダンスを発報するので、例えば夜間などに現場に
常駐せずに別の場所に待機している場合でも、異常状態
を確実に報告し、異常回復処置を講じることを催促する
ことができる。
【0035】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ずに種々変形して実施できる。例えば異常検出部11
は、図2、図3、図4の何れか1つの構成を用いて実施
する例を述べたが、例えば任意の2つの構成の組合わせ
でもよく、或いは図7に示すように図2、図3、図4の
全部の構成を組合わせたものでもよい。組合わせ数が多
いほど、或いはそれら全部から異常状態が検出されたと
き、異常と判定してもよい。また、ガイダンスの内容は
操作量保持状態に限定されるものでなく、要は異常回復
処理上必要な内容であればよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
出端・操作端などの経年変化による半異常状態を確実に
検出でき、事故を未然に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる監視制御装置の一実施の形態
を示す全体構成図。
【図2】 図1に示す異常検出部の機能ブロック図。
【図3】 図1に示す異常検出部の他の機能ブロック
図。
【図4】 図1に示す異常検出部のさらに他の機能ブロ
ック図。
【図5】 制御量−操作量の特性関数を示す図。
【図6】 本発明装置の一具体例を説明する図。
【図7】 図2ないし図4の構成を組合わせた異常検出
部の機能ブロック図。
【図8】 従来の監視制御装置を説明する構成図。
【符号の説明】
1…プラント制御系 2…プラント 4…調節制御部 10…異常監視系 11…異常検出部 12…解析指令部 13…マンマシンインタフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H004 GA28 GA29 GB02 GB03 HA02 HB02 KB01 LB01 5H209 AA01 BB04 CC01 DD02 FF01 GG04 GG08 HH02 HH04 HH08 5H223 AA01 BB01 CC01 EE02 FF05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象プラントから検出端を介して制御量
    を検出し、この制御量と目標値との偏差に基づいて調節
    制御部が調節演算を実行し、この演算により得られる操
    作量を操作端を介して前記対象プラントに印加する監視
    制御装において、 前記制御量および操作量の何れか一方または両方を用い
    て、前記検出端・操作端の半異常状態を検出する異常検
    出手段と、 この異常検出手段から半異常状態の結果を受けたとき、
    前記調節制御部を自動モードからマニュアルモードに設
    定して前記対象プラントの操作量を保持させる一方、異
    常回復に必要な指令を出力する解析指令手段とを備えた
    ことを特徴とする監視制御装置。
  2. 【請求項2】 前記異常検出手段は、対象プラントの特
    性を近似した特性モデルをもったプラントモデル手段
    と、前記操作量を受けて前記プラントモデル手段から出
    力されるプラントモデル出力と前記制御量との差が所定
    のしきい値を越え、かつ、このしきい値を越えた状態が
    所定時間継続したとき、異常を出力する出力比較手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の監視制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出手段は、前回の制御量と今
    回の制御量とから制御量変化分を算出する制御量変化分
    算出手段と、予め前記対象プラントの制御量−操作量の
    特性関数が記憶され、前記制御量変化分算出手段から出
    力される制御量変化分が零近傍状態にあるとき、または
    当該零近傍状態が所定時間継続していることを条件に、
    今回の制御量または今回の操作量と前記特性関数におけ
    る制御量または操作量とのずれが所定のしきい値を逸脱
    するとき、異常を出力する特性関数チェック手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  4. 【請求項4】 前記異常検出手段は、前回の操作量と今
    回の操作量とから操作量変化分を算出する操作量変化分
    算出手段と、この操作量変化分算出手段から出力される
    操作量変化分が零近傍状態にあって、かつ、当該零近傍
    状態が所定時間継続しているとき、異常を出力する継続
    時間チェック手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の監視制御装置。
  5. 【請求項5】 前記解析指令手段は、異常回復に必要な
    指令として、マンマシンインタフェースを介して異常発
    生の警報および前記操作量が保持状態にある旨のガイダ
    ンスを発報し、またマンマシンインタフェースを介して
    作業完了信号を受けたときに前記マニュアルモードを解
    除することを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  6. 【請求項6】 前記解析指令手段は、マンマシンインタ
    フェースから所定時間経過しても作業完了信号を受けな
    いとき、予め定める手順に従って有線または無線により
    遠隔地の監視用端末または携帯端末に警報および前記操
    作量が保持状態にある旨のガイダンスを発報することを
    特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
JP25661298A 1998-09-10 1998-09-10 監視制御装置 Pending JP2000089801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25661298A JP2000089801A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 監視制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25661298A JP2000089801A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 監視制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000089801A true JP2000089801A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17295055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25661298A Pending JP2000089801A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 監視制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000089801A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027907A (ja) * 1999-05-18 2001-01-30 General Electric Co <Ge> インテリジェント電子デバイスにおいて異常状態を予知する方法
JP2005250985A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Gunma Prefecture 機械システムの診断方法及び機械システム診断装置
WO2016133049A1 (ja) * 2015-02-17 2016-08-25 富士通株式会社 判定装置、判定方法および判定プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027907A (ja) * 1999-05-18 2001-01-30 General Electric Co <Ge> インテリジェント電子デバイスにおいて異常状態を予知する方法
JP2005250985A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Gunma Prefecture 機械システムの診断方法及び機械システム診断装置
WO2016133049A1 (ja) * 2015-02-17 2016-08-25 富士通株式会社 判定装置、判定方法および判定プログラム
CN107250936A (zh) * 2015-02-17 2017-10-13 富士通株式会社 判定装置、判定方法以及判定程序
JPWO2016133049A1 (ja) * 2015-02-17 2017-11-24 富士通株式会社 判定装置、判定方法および判定プログラム
CN107250936B (zh) * 2015-02-17 2019-09-20 富士通株式会社 判定装置及判定方法
US11029218B2 (en) 2015-02-17 2021-06-08 Fujitsu Limited Determination device, determination method, and non-transitory computer-readable recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4902942B2 (ja) 流量測定モジュール、流量測定方法、プロセス制御システムおよびプロセス制御システムの製造方法
KR20060135740A (ko) 유동 모니터링 및 제어 시스템과 그 방법
JP5580137B2 (ja) 自動弁装置
CA2870918C (en) Furnace combustion cross limit control with real-time diagnostic features
JP2000089801A (ja) 監視制御装置
JPH08166309A (ja) 導圧管の詰まり診断機構付き差圧測定装置
JP3129638B2 (ja) 減圧システム及びその検査方法
JP4875989B2 (ja) 流量制御装置
JP2002039531A (ja) 燃焼状態の診断方法
JP2002030702A (ja) 遮断弁監視制御システム
JP3308119B2 (ja) 流量制御系の異常検知装置
JP3124125B2 (ja) 流量制御装置
JPS5857689B2 (ja) 流量測定制御装置
JP4843537B2 (ja) 空調制御システムにおける中央監視制御方法および装置
CN211771508U (zh) 一种热镀锌机组气刀气压伺服控制装置
JPS60263016A (ja) 燃焼安全装置
JPH0517685Y2 (ja)
JPH08178782A (ja) 差圧測定装置
CA2122389C (en) Method and system for maintaining a desired air flow through a fume hood
JP4764607B2 (ja) 復帰安全確認方法および電子式ガスメータ
JP2807514B2 (ja) 燃焼制御装置
JPS589442B2 (ja) 流体流量制御装置
JP3474786B2 (ja) プロセス故障監視支援装置
JP2006119968A (ja) 流体流通ラインの二重化自動切換制御装置
JP5145529B2 (ja) ガスメータ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050801