JP3124125B2 - 流量制御装置 - Google Patents
流量制御装置Info
- Publication number
- JP3124125B2 JP3124125B2 JP04268268A JP26826892A JP3124125B2 JP 3124125 B2 JP3124125 B2 JP 3124125B2 JP 04268268 A JP04268268 A JP 04268268A JP 26826892 A JP26826892 A JP 26826892A JP 3124125 B2 JP3124125 B2 JP 3124125B2
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- Japan
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- signal
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- Safety Devices In Control Systems (AREA)
- Flow Control (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上下水道設備等に使用
される流量制御装置に関する。
される流量制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の、流量制御は流量制御用コントロ
ーラにより、別設備等から設定値として与えられ、その
設定値となる様に現場側の流量値を流量計にて測定し、
コントローラ内で設定値と流量値とでＰＩＤ制御を実行
し、偏差分の制御として流量調節弁を動作させ、所定の
流量値となる様に制御を行なっている。
ーラにより、別設備等から設定値として与えられ、その
設定値となる様に現場側の流量値を流量計にて測定し、
コントローラ内で設定値と流量値とでＰＩＤ制御を実行
し、偏差分の制御として流量調節弁を動作させ、所定の
流量値となる様に制御を行なっている。
【０００３】即ち、与えられた流量設定値となる様に実
流量を測定し、その測定された流量値と設定流量値に偏
差が無くなる様に流量調節弁の開度制御を行なうもので
ある。
流量を測定し、その測定された流量値と設定流量値に偏
差が無くなる様に流量調節弁の開度制御を行なうもので
ある。
【０００４】しかし、上記の制御動作を行なわせる為に
基本的事項である制御対象の流量値が異常となった場
合、制御系としての閉ループ的処理では不都合が生じ
る。
基本的事項である制御対象の流量値が異常となった場
合、制御系としての閉ループ的処理では不都合が生じ
る。
【０００５】ここで、流量計の異常として、測定スパン
内でホールドしてしまった様な出力となった時、その値
が設定値より大きい値とすると、流量コントローラは流
量調節弁に対し閉出力を与え、測定流量値を下げる方向
へ制御を行なって行くが、流量計が異常の為その出力信
号は動かず、流量調節弁を全閉まで制御してしまう。全
閉となってしまうと、上水道関連においては断水とな
り、社会問題となる。
内でホールドしてしまった様な出力となった時、その値
が設定値より大きい値とすると、流量コントローラは流
量調節弁に対し閉出力を与え、測定流量値を下げる方向
へ制御を行なって行くが、流量計が異常の為その出力信
号は動かず、流量調節弁を全閉まで制御してしまう。全
閉となってしまうと、上水道関連においては断水とな
り、社会問題となる。
【０００６】又、上記と逆で設定値より低い値で流量計
異常となり、その信号が保持（ホールド）してしまった
時は流量調節弁は、全開まで行くこととなり、不要な水
を送りつづけることとなり、水の有効利用とならなくな
る。
異常となり、その信号が保持（ホールド）してしまった
時は流量調節弁は、全開まで行くこととなり、不要な水
を送りつづけることとなり、水の有効利用とならなくな
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この様に制御する対象
の流量を測定するセンサー（流量計）は信頼性の高いも
のを使用しているが、異常になりえることである。それ
で、本発明は、異常となった時にも流量制御を行なわ
せ、断水等を発生させない制御を実行させる、流量制御
装置を提供することを目的としている。
の流量を測定するセンサー（流量計）は信頼性の高いも
のを使用しているが、異常になりえることである。それ
で、本発明は、異常となった時にも流量制御を行なわ
せ、断水等を発生させない制御を実行させる、流量制御
装置を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体の流量を
計測して実測流量信号を出力する流量計と、この流量計
と直列に配管接続されて流体の流量を調節する流量調節
弁と、この流量調節弁の開度を検出して開度信号を出力
する開度計と、開度信号を予め定めた関数曲線に基づい
て換算し、換算流量信号を出力する開度／流量換算回路
と、実測流量信号と換算流量信号とを比較して流量偏差
信号を出力する偏差検出器と、流量偏差信号が予め定め
た設定流量偏差値を超過した場合に流量計異常信号を出
力し、流量異常信号を引き続き保持する異常信号保持回
路と、実測流量信号および換算流量信号を入力し、常時
は実測流量信号を選択し、また流量計異常信号の有の場
合は換算流量信号を選択して指示流量信号を出力する切
換器と、指示流量信号および予め定めた流量設定値を入
力し、これらの偏差に基づいて流量調節弁の開度を制御
する流量制御器と、を具備してなる流量制御装置であ
る。
計測して実測流量信号を出力する流量計と、この流量計
と直列に配管接続されて流体の流量を調節する流量調節
弁と、この流量調節弁の開度を検出して開度信号を出力
する開度計と、開度信号を予め定めた関数曲線に基づい
て換算し、換算流量信号を出力する開度／流量換算回路
と、実測流量信号と換算流量信号とを比較して流量偏差
信号を出力する偏差検出器と、流量偏差信号が予め定め
た設定流量偏差値を超過した場合に流量計異常信号を出
力し、流量異常信号を引き続き保持する異常信号保持回
路と、実測流量信号および換算流量信号を入力し、常時
は実測流量信号を選択し、また流量計異常信号の有の場
合は換算流量信号を選択して指示流量信号を出力する切
換器と、指示流量信号および予め定めた流量設定値を入
力し、これらの偏差に基づいて流量調節弁の開度を制御
する流量制御器と、を具備してなる流量制御装置であ
る。
【０００９】
【作用】本発明の流量制御装置においては、流体の流量
を計測して実測流量信号を出力し、流量計と直列に流量
調節弁を配管接続して流体の流量を調節し、流量調節弁
の開度を検出して開度信号を出力し、開度信号を予め定
めた関数曲線に基づいて換算し、換算流量信号を出力
し、実測流量信号と換算流量信号とを比較して流量偏差
信号を出力し、流量偏差信号が予め定めた設定流量偏差
値を超過した場合に流量計異常信号を出力し、流量計異
常信号を引き続き保持し、実測流量信号および換算流量
信号を入力し、流量計異常信号の有無によって実測流量
信号および換算流量信号のいずれかの指示流量信号を出
力し、指示流量信号および予め定めた流量設定値を入力
し、流量調節弁の開度を制御する。
を計測して実測流量信号を出力し、流量計と直列に流量
調節弁を配管接続して流体の流量を調節し、流量調節弁
の開度を検出して開度信号を出力し、開度信号を予め定
めた関数曲線に基づいて換算し、換算流量信号を出力
し、実測流量信号と換算流量信号とを比較して流量偏差
信号を出力し、流量偏差信号が予め定めた設定流量偏差
値を超過した場合に流量計異常信号を出力し、流量計異
常信号を引き続き保持し、実測流量信号および換算流量
信号を入力し、流量計異常信号の有無によって実測流量
信号および換算流量信号のいずれかの指示流量信号を出
力し、指示流量信号および予め定めた流量設定値を入力
し、流量調節弁の開度を制御する。
【００１０】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。図１にお
いて、３は流体の流量を計測して実測流量信号を出力す
る流量計、２は流量計３と直列に配管接続されて流体の
流量を調節する流量調節弁、５ａは流量調節弁２の開度
を検出して開度信号を出力する開度計、６は開度信号を
予め定めた関数曲線に基づいて換算し、換算流量信号を
出力する開度／流量換算回路、７は実測流量信号と換算
流量信号とを比較して流量偏差信号を出力する偏差検出
器、８は流量偏差信号が予め定めた設定流量偏差値を超
過した場合に流量計異常信号を出力し、流量計異常信号
を引き続き保持する異常信号保持回路、４は実測流量信
号および換算流量信号を入力し、流量計異常信号の有無
によって実測流量信号および換算流量信号のいずれかの
指示流量信号を出力する切換器、１は指示流量信号およ
び予め定めた流量設定値を入力し、流量調節弁２の開度
を制御する流量制御器であり、流量制御において、測定
している流量値が異常となっても開度／流量、変換回路
６にて換算した流量値に切換え、現状の流量制御を続行
するとともに、センサーが異常となっていることを通知
する機能を持った流量制御装置である。
いて、３は流体の流量を計測して実測流量信号を出力す
る流量計、２は流量計３と直列に配管接続されて流体の
流量を調節する流量調節弁、５ａは流量調節弁２の開度
を検出して開度信号を出力する開度計、６は開度信号を
予め定めた関数曲線に基づいて換算し、換算流量信号を
出力する開度／流量換算回路、７は実測流量信号と換算
流量信号とを比較して流量偏差信号を出力する偏差検出
器、８は流量偏差信号が予め定めた設定流量偏差値を超
過した場合に流量計異常信号を出力し、流量計異常信号
を引き続き保持する異常信号保持回路、４は実測流量信
号および換算流量信号を入力し、流量計異常信号の有無
によって実測流量信号および換算流量信号のいずれかの
指示流量信号を出力する切換器、１は指示流量信号およ
び予め定めた流量設定値を入力し、流量調節弁２の開度
を制御する流量制御器であり、流量制御において、測定
している流量値が異常となっても開度／流量、変換回路
６にて換算した流量値に切換え、現状の流量制御を続行
するとともに、センサーが異常となっていることを通知
する機能を持った流量制御装置である。
【００１１】即ち、上位ＣＰＵ側において、流量調節弁
特性のカーブを持ち、開度／流量の関数としてデータを
用意されている開度／流量変換回路６、実測定流量と、
開度／流量変換回路６からの算流量値とを比較し、その
偏差が、ある値を越えたら信号出力を行なう偏差検出回
路７、その出力信号を受け異常信号保持回路８にて異常
信号ホールドを行なわせる各回路を具備する。
特性のカーブを持ち、開度／流量の関数としてデータを
用意されている開度／流量変換回路６、実測定流量と、
開度／流量変換回路６からの算流量値とを比較し、その
偏差が、ある値を越えたら信号出力を行なう偏差検出回
路７、その出力信号を受け異常信号保持回路８にて異常
信号ホールドを行なわせる各回路を具備する。
【００１２】又、流量制御器１へ流量信号を与える為の
切換器４を備えた基本構成となる。
切換器４を備えた基本構成となる。
【００１３】通常の制御形態は上位ＣＰＵよりの設定値
が流量制御器１に入り、流量計３により測定された流量
値との偏差を見ながら流量制御器１内でＰＩＤ制御を実
行し流量調節弁２の開度を制御しながら流量計３での流
量測定値との差を少なくする様にして行くこととなる。
が流量制御器１に入り、流量計３により測定された流量
値との偏差を見ながら流量制御器１内でＰＩＤ制御を実
行し流量調節弁２の開度を制御しながら流量計３での流
量測定値との差を少なくする様にして行くこととなる。
【００１４】ここで開度／流量変換回路６では、流量調
節弁２の開度から換算した流量値を算出し、偏差検出回
路７へ出力する。
節弁２の開度から換算した流量値を算出し、偏差検出回
路７へ出力する。
【００１５】又、実測定流量値も偏差検出回路７へ入力
され、偏差検出回路７にて実測流量と換算流量とを比較
し、規定の偏差内であれば異常出力させず、現状のまま
制御が続行されて行く。
され、偏差検出回路７にて実測流量と換算流量とを比較
し、規定の偏差内であれば異常出力させず、現状のまま
制御が続行されて行く。
【００１６】異常時の動作は流量計異常で設定値よりも
大きい測定値で信号ホールドした場合、流量制御器１は
流量調節弁２を閉方向へ制御し、流量値を下げるべく動
きを行なうと、開度／流量変換回路６より算出される換
算流量値は下がる方向となり偏差検出回路７にて規定の
偏差を越えることとなる。
大きい測定値で信号ホールドした場合、流量制御器１は
流量調節弁２を閉方向へ制御し、流量値を下げるべく動
きを行なうと、開度／流量変換回路６より算出される換
算流量値は下がる方向となり偏差検出回路７にて規定の
偏差を越えることとなる。
【００１７】この偏差異常信号にて、異常信号保持回路
８にて信号ホールドし外部の切換器４を動作させ、流量
制御器１へ換算流量値を入力し、設定値との間でＰＩＤ
制御を実行させ、流量調節弁開度より求めた換算流量値
で異常時の流量制御を続行させておく。
８にて信号ホールドし外部の切換器４を動作させ、流量
制御器１へ換算流量値を入力し、設定値との間でＰＩＤ
制御を実行させ、流量調節弁開度より求めた換算流量値
で異常時の流量制御を続行させておく。
【００１８】同様に、設定値より少ない値で測定流量信
号がホールドしてしまった場合においても、同様な動き
で処理がされ、断水等の異常事態をさけることができ
る。
号がホールドしてしまった場合においても、同様な動き
で処理がされ、断水等の異常事態をさけることができ
る。
【００１９】又、流量計等のセンサーメンテナンス時に
おいても本機能の活用が行なえ、人間系の不手際な対応
もすくえることとなる。
おいても本機能の活用が行なえ、人間系の不手際な対応
もすくえることとなる。
【００２０】
【発明の効果】本発明により、流量制御の後備保護が可
能となり制御の安定性が向上する。
能となり制御の安定性が向上する。
【図１】本発明の一実施例を示す流量制御装置の構成図
である。
である。
１…流量制御器 ２…流量調節弁 ３…流量計 ４…切換器 ６…開度／流量変換回路 ７…偏差検出回路 ８…異常信号保守回路
Claims (1)
- 【請求項１】 流体の流量を計測して実測流量信号を出
力する流量計と、この流量計と直列に配管接続されて前
記流体の流量を調節する流量調節弁と、この流量調節弁
の開度を検出して開度信号を出力する開度計と、前記開
度信号を予め定めた関数曲線に基づいて換算し、前記流
量調節弁を開度制御するためのプロセス値として換算流
量信号を出力する開度／流量換算回路と、前記実測流量
信号と前記換算流量信号とを比較して流量偏差信号を出
力する偏差検出器と、前記流量偏差信号が予め定めた設
定流量偏差値を超過した場合に流量計異常信号を出力
し、前記流量計異常信号を引き続き保持する異常侶号保
持回路と、前記実測流量信号および前記換算流量信号を
入力し、常時は実測流量を選択し、また前記流量計異常
信号の有の場合は前記換算流量信号を選択して指示流量
信号を出力する切換器と、前記指示流量信号および予め
定めた流量設定値を入力し、これらの偏差に基づいて前
記流量調節弁の開度を制御する流量制御器と、を具備し
てなる流量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04268268A JP3124125B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04268268A JP3124125B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 流量制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06119056A JPH06119056A (ja) | 1994-04-28 |
| JP3124125B2 true JP3124125B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=17456212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04268268A Expired - Fee Related JP3124125B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 流量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3124125B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19931348C1 (de) * | 1999-07-07 | 2001-01-18 | Freudenberg Carl Fa | Verfahren zur Oberflächenbehandlung eines faserförmigen Polyphenylsulfids oder Polysulfons |
| DE10143898B4 (de) | 2001-09-07 | 2005-07-14 | Carl Freudenberg Kg | Alkalische Zelle oder Batterie |
| CN101908287B (zh) * | 2010-07-23 | 2011-11-23 | 重庆大学 | 积分变量过程动态演示实验装置 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP04268268A patent/JP3124125B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06119056A (ja) | 1994-04-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |