JP2000087798A - 多気筒エンジンの冷却構造 - Google Patents

多気筒エンジンの冷却構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】配管が容易でかつ冷却効率のよい水ジャケット
をシリンダヘッド内へ一体に形成する。 【解決手段】並列4気筒エンジンのシリンダヘッド3内
に設けた水ジャケット14b内に各気筒の並び方向へ隔
壁50を一体に設け、水ジャケット本体部と水出口側通
路48を区画し、この水出口側通路48の長さ方向中間
部に冷却水出口部22を設け、これにサーモケース20
を直接取付ける。冷却水出口部22と反対側にシリンダ
側からの冷却水入口46を設け、この向かい側となる隔
壁50近傍に水ジャケット本体部への出口47を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水冷式並列多気
筒型エンジンにおける有利な冷却水通路の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】実公平1−21161号には、水冷式並
列2気筒エンジンの冷却構造が示されている。この例で
は、両気筒間に冷却水の集合通路をシリンダヘッドと一
体に設け、この集合通路出口にサーモスタットを取付け
ている。
【0003】また、4気筒等の並列多気筒型エンジンで
はシリンダヘッドと別体に設けた水出口側通路の両端を
それぞれ両端の気筒側水通路へ連通するとともに、中央
部に設けたサーモスタット部分で集合するようにしたも
のもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のシリ
ンダヘッド外部に水出口側通路を設けると、サーモスタ
ットへ至る配管部品が多くなるので、前記他の従来例の
ように水出口側通路をシリンダヘッドと一体化すること
が望まれる。しかしながら、この構造を並列4気筒型エ
ンジンに適用すると、各気筒間の水出口側通路をサーモ
スタット部分で集合させることになるから、冷却水の流
れが不均一になり易く、冷却性向上のためには、これを
解決することが望まれる。本願発明は、係る問題の解決
を主たる目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願に係る多気筒エンジンの冷却構造に関する第1の発
明は、多気筒エンジンのシリンダヘッドにおける各気筒
の並び方向略中央に水ジャケットの冷却水出口を設ける
とともに、上記水ジャケット内に各気筒の並び方向へ延
びて内部を出口側と水ジャケット本体部に区画する隔壁
を設けたことを特徴とする。
【0006】第2の発明は第1の発明において、上記隔
壁がシリンダヘッドと一体に形成されていることを特徴
とする。
【0007】第3の発明は第1の発明において、上記冷
却水出口にサーモスタット弁のケースが取付けられてい
ることを特徴とする。
【0008】第4の発明は第1の発明において、上記隔
壁が両外側気筒の略中央付近まで延在していることを特
徴とする。
【0009】第5の発明は第1の発明において、シリン
ダヘッドへの冷却水入口が、上記冷却水出口側と反対側
かつ各気筒の並び方向略中央に形成されていることを特
徴とする。
【0010】第6の発明は第1の発明において、上記隔
壁にエア抜き用の開孔が形成されていることを特徴とす
る。
【0011】第7の発明は第1の発明において、上記冷
却水出口側と同側に中央側気筒へ向けて水ポンプからシ
リンダの水ジャケットへ入るための冷却水入口が設けら
れていることを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】第1の発明によれば、上記水ジャケット
に各気筒の並び方向延びて冷却水出口側と区画する隔壁
を設けたので、隔壁に沿って流れることにより各気筒を
冷却した冷却水が隔壁の反対側のシリンダヘッド内で一
ヶ所に集合されて冷却水出口へ流出するので外部の水配
管が簡潔となる。
【0013】第2の発明によれば、隔壁がシリンダヘッ
ドと一体に形成されているので、シリンダヘッド形成時
に同時に隔壁が形成されて制作性がよい。なお、これは
別体の隔壁を形成したものでもよい。
【0014】第3の発明によれば、冷却水出口にサーモ
スタットのケースが直接取付けられているので、外部配
管がよりシンプルとなる。
【0015】第4の発明によれば、隔壁が両外側気筒の
略中央付近まで延在しているので、冷却水がいったん両
側へ案内されてから冷却水出口側に向かうようになり、
冷却水の淀みがなくなるため、冷却性が向上する。
【0016】第5の発明によれば、シリンダヘッドへの
冷却水入口が、上記冷却水出口側と反対側の中央部に集
中して形成されているので、冷却水が隔壁に案内されな
がら各気筒に均等に配分され、各気筒を均等に冷却でき
る。
【0017】第6の発明によれば、隔壁にエア抜き用の
開孔が形成されているので、水ジャケットに溜まった空
気が速やかに冷却水出口側に排出される。
【0018】第7の発明によれば、上記冷却水出口側と
同側の中央側気筒に向けてシリンダへの冷却水入口が設
けられているので、冷却水出入口がエンジンの一側に集
中して配管が容易となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面の一実施例を説明す
る。図1はシリンダヘッドの図1における1−1線断面
図、図2は一部を破断したエンジンの全体側面図、図3
はエンジンの要部断面図である。
【0020】まず、図1によりエンジンの概略構造を説
明する。このエンジンはDOHC式水冷4サイクルエン
ジンであり、クランクケース1、シリンダ2、シリンダ
ヘッド3及びシリンダヘッドカバー4を備える。
【0021】シリンダ2内へ摺動自在に収容されたピス
トン5はクランクケース1内のクランク軸6(図示はセ
ンターを示す)と連結されるとともに、ピストン5とシ
リンダ2及びシリンダヘッド3の間に燃焼室を形成す
る。
【0022】この燃焼室に通じる吸気ポート7と排気ポ
ート8はシリンダヘッド3に設けられ、それぞれ吸気バ
ルブ10と排気バルブ11により開閉される。
【0023】これら、吸気バルブ10と排気バルブ11
はクランク軸6と同期回転するカムシャフト12、13
上のカムにより駆動される。
【0024】シリンダ2とシリンダヘッド3には水ジャ
ケット14a、14bが設けられ、クランクケース1に
設けられた水ポンプ15から冷却水が水ホース16を介
してシリンダ2の背面に設けられたジョイントパイプ1
7から水ジャケット14aの入口へ供給される。
【0025】水ジャケット14a、14b内で加熱され
た冷却水はシリンダヘッド3の背面へ取付けられたサー
モスタット弁を収容したケースであるサーモケース20
を介してエンジン前方へ配置されたラジエタへ送られ、
ここで冷却されて再び水ポンプ15へ循環されるように
なっている。
【0026】サーモケース20は一体のジョイント21
でボルト21aにより吸気ポート7近傍のシリンダ2背
面に位置する水ジャケット14の冷却水出口部22へ直
接取付けられ、冷却を終えた冷却水が出口部22から水
ホースを介さずに直接サーモケース20へ流入するよう
になっている。
【0027】なお、このサーモスタット弁はボトムバイ
パス式サーモスタット弁であり、水ポンプ15との間を
連結するバイパスホース23によるバイパス回路が設け
られ、水温が所定温度以下の場合は、サーモスタット弁
がバイパス回路側へ切り替わり、エンジンで加熱された
冷却水をラジエタへ送らず、バイパスホース23から直
接水ポンプ15へ戻すようになっている。
【0028】サーモケース20の下方で、シリンダ2の
背面近傍かつクランクケース1の上面にスタータモータ
24が設けられている。また、サーモケース20の上方
近傍位置であるシリンダヘッド3の背面後方空間内に気
化器25が配置されている。
【0029】図中の符号26はラジエタからの冷却水が
水ホース27を介して供給される吸入パイプ、28はオ
イルパン、29はオイルフィルタ、30はミッションの
スピードセンサであり、ミッションのメインシャフト3
1上に設けられる。32はカウンタシャフト、33はシ
フトドラムである。
【0030】図1に示すように、同一のシリンダヘッド
3に4つの気筒40、41、42、43が左右方向へ並
んで設けられ、このうち、本願では左右方向両端側の2
つの気筒40、43を外側気筒、これらに挟まれた2つ
の気筒41、42内側気筒という。
【0031】また、これら各気筒のシリンダヘッド構造
として、吸気ポート7及び排気ポート8と、燃焼室天井
部44の中央に形成されたプラグホール45が設けられ
ている。
【0032】各気筒の燃焼室天井部44間にはシリンダ
ヘッド側の水ジャケット14bが形成され、シリンダ側
の水ジャケット14aからシリンダヘッド側の水ジャケ
ット14bへの冷却水入口46がシリンダヘッド3の前
部における内側気筒41、42の各排気ポート8の間に
形成され、かつこの冷却水入口46の左右で各排気ポー
ト8の下方にも左右2ヶ所づつ水孔46Aが形成されて
いる。シリンダヘッド3の後部には吸気ポート7の間に
出口47が設けられ、水出口側通路48へ連通してい
る。なお、外側気筒40、43と内側気筒41、42の
各間にも穴46B、47Aが形成されているが、これら
は塞がれており、本実施例では、左右方向中央の冷却水
入口46及びその左右各2ヶ所づつの水穴46Aからの
みシリンダ側の水ジャケット14aより冷却水が流入
し、同じく左右方向中央の出口47のみより水出口側通
路48へ流出するようになっている。
【0033】この冷却水の流入コントロールは、シリン
ダヘッド3とシリンダ2との間に介装されるヘッドガス
ケット38(図3)により行われる。すなわち、ヘッド
ガスケット38に設ける穴配置により、両側の冷却水入
口46に対する冷却水の流入を停止又は絞ることが任意
に可能となる。
【0034】本実施例では、上記中央の冷却水入口46
のみに水ジャケット14a側から冷却水が流入するよう
になっており、この冷却水入口46は各気筒の並び方向
において冷却水出口部22とほぼ同じ位置にあり、かつ
冷却水出口部22が前後方向で反対位置となっている。
【0035】このため、冷却水は水穴46A及び冷却水
入口46から水ジャケット14b内へ入り、このうち冷
却水入口46から排気ポート8の上側へ出た冷却水は、
プラグホール45の周囲を流れながら冷却水出口部22
側へ向かい、やがて中央部の出口47から水ジャケット
吸気ポート7の下側へ流れ込む。
【0036】水出口側通路48はシリンダヘッド3の後
部内側には各気筒の並び方向、すなわち本実施例ではク
ランク軸の中心線方向と平行な左右(車幅)方向すなわ
ちクランク軸の軸線と平行な方向へ延びて一体に形成さ
れ、中央部に冷却水出口部22が形成され、ここでサー
モケース20のジョイント21と連通している。冷却水
出口部22の下方かつ近傍位置には水ポンプ15からの
冷却水入口が設けられ、水ホース16の一端が接続され
ている。
【0037】さらに、この水出口側通路48内は隔壁5
0が水出口側通路48の長手方向へ延びて形成され、そ
の両端部51は、外側気筒40、43の各中央部よりも
外側まで延び、水ジャケット14b内を冷却水出口部2
2側の部分と、水ジャケット本体部とに区画している。
この隔壁50により、出口47から水出口側通路48内
へ流入した冷却水は、直接出口部22で合流するように
なっている。また、隔壁50の一部にはエア抜き穴52
が微細な貫通孔として形成されている。
【0038】次に、本実施例の作用を説明する。水ジャ
ケット14bに各気筒40〜43の並び方向へ延びて冷
却水出口側の水出口側通路48と区画する隔壁50を設
け、隔壁50の外側に区画されて各気筒の並び方向へ延
びる水出口通路の長さ方向略中央部に冷却水出口部22
を設けたので、水ジャケット本体部内において隔壁50
に沿って流れることにより各気筒を冷却した冷却水が水
出口側通路48内で一ヶ所に集合されて冷却水出口部2
2へ流出するので外部の水配管が簡潔となる。
【0039】また、隔壁50がシリンダヘッド3と一体
に形成されているので、シリンダヘッド形成時に同時に
隔壁が形成されて制作性がよい。なお、この隔壁50
は、シリンダヘッド3と別体に形成することもできる。
【0040】さらに、冷却水出口22にサーモケース2
0が直接取付けられているので、外部配管がよりシンプ
ルとなる。
【0041】そのうえ、隔壁50が両外側気筒40、4
3のそれぞれの略中央付近まで延在しているので、冷却
水がいったん隔壁50の両側へ案内されてから水出口側
通路48内へ入って冷却水出口側に向かうので冷却水の
淀みがなく、冷却性が向上する。
【0042】しかも、シリンダヘッド3への冷却水入口
46が、上記冷却水出口22側と反対側の中央部に集中
して形成されているので、冷却水は冷却水入口46から
シリンダヘッド3の中央部を向かい側の出口47へ流
れ、ここから水ジャケット14bの本体部内へ流入して
から隔壁50に案内されながら各気筒に均等に配分され
るので、各気筒均一に冷却できる。
【0043】さらにまた、隔壁50にエア抜き穴52が
形成されているので、水ジャケット14bに溜まった空
気が速やかに出口側に排出されるようになるので、空気
溜まりによる冷却水の流れを停滞することを防止でき
る。
【0044】そのうえさらに、上記冷却水出口22側と
同側の中央側気筒41、42に向けて水ポンプ15から
冷却水入口が設けられているので、冷却水出入口がエン
ジンの一側に集中し、配管が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダヘッドの図1における1−1線断面図
【図2】一部を破断したエンジンの全体側面図
【図3】エンジンの要部断面図
【符号の説明】
クランクケース1、シリンダ2、シリンダヘッド3、吸
気ポート7、排気ポート8、水ジャケット14、サーモ
ケース20、冷却水入口46、出口47、水出口側通路
48、隔壁50、エア抜き穴52
フロントページの続き (72)発明者 中西 哲也 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G024 AA06 AA07 BA01 CA03 CA05 DA03 DA10 DA18 FA00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多気筒エンジンのシリンダヘッドにおける
    各気筒の並び方向略中央に水ジャケットの冷却水出口を
    設けるとともに、上記水ジャケット内に各気筒の並び方
    向へ延びて内部を出口側と水ジャケット本体部に区画す
    る隔壁を設けたことを特徴とする多気筒エンジンの冷却
    構造。
  2. 【請求項2】上記隔壁がシリンダヘッドと一体に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載した多気筒エ
    ンジンの冷却構造。
  3. 【請求項3】上記冷却水出口にサーモスタット弁のケー
    スが取付けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の多気筒エンジンの冷却構造。
  4. 【請求項4】上記隔壁が両外側気筒の略中央付近まで延
    在していることを特徴とする請求項1に記載の多気筒エ
    ンジンの冷却構造。
  5. 【請求項5】シリンダヘッドへの冷却水入口が、上記出
    口側と反対側かつ各気筒の並び方向略中央に形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の多気筒エンジン
    の冷却構造。
  6. 【請求項6】上記隔壁にエア抜き用の開孔が形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の多気筒エンジン
    の冷却構造。
  7. 【請求項7】上記出口側と同側に中央側気筒へ向けて水
    ポンプからシリンダの水ジャケットへ入るための冷却水
    入口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の多気筒エンジンの冷却構造。
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