JPH0921349A - 内燃機関のシリンダヘッド構造 - Google Patents

内燃機関のシリンダヘッド構造

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JPH0921349A JP18974595A JP18974595A JPH0921349A JP H0921349 A JPH0921349 A JP H0921349A JP 18974595 A JP18974595 A JP 18974595A JP 18974595 A JP18974595 A JP 18974595A JP H0921349 A JPH0921349 A JP H0921349A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダヘッドの冷却性を積極的に向上させ
るリブを設けた内燃機関のシリンダヘッド構造を供す
る。 【解決手段】 内燃機関におけるシリンダヘッド4のウ
ォータジャケット51内面に、冷却水の導入口から排出口
に亘って延設されて冷却水を案内するリブ60,61を設け
た内燃機関のシリンダヘッド構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のシリン
ダヘッド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】水冷式の内燃機関は、シリンダブロック
とシリンダヘッドの外周に冷却水の通路であるウォータ
ジャケットを一体に形成して、特に燃焼室周りの過熱し
易い部分を冷却する構造となっている。シリンダブロッ
ク側のウォータジャケットとシリンダヘッド側のウォー
タジャケットとは互いに連通して、冷却水が円滑にかつ
広範に流れるようにしている。
【0003】したがってシリンダブロックとシリンダヘ
ッドとは隙間なく完全に合体して水漏れやガス漏れが確
実に防止されなければならず、要所を十分に冷却水が流
れるようにするために、変形やたわみの発生は回避され
なければならない。
【0004】そこで従来においてもウォータジャケット
の内部におけるシリンダヘッドおよびシリンダブロック
の少なくとも一方のボス部外周面にボス部の外方に延設
されるリブを設けた例(実開平2−101056号公
報)等がある。同例はボス部外周のリブにより、シリン
ダブロックまたはシリンダヘッドの剛性を補い、両者の
合体を確実にして水漏れやガス漏れを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ウォータジャケッ
トの内部のボス部外周に設けられたリブは、ウォータジ
ャケット内面の冷却水との接触面積を大きくすることに
なり、放熱性を高める効果をある程度期待できるが、あ
くまでも副次的効果であって、冷却水の流れを考慮した
構造とはなっておらず冷却性を向上させる積極的な思想
はなく、自ずと冷却効果には限界がある。
【0006】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は、シリンダヘッドの冷却性を積極的
に向上させるリブを設けた内燃機関のシリンダヘッド構
造を供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内燃機関におけるシリンダヘッドのウォ
ータジャケット内面に、冷却水の導入口から排出口に亘
って延設されて冷却水を案内するリブを設けた内燃機関
のシリンダヘッド構造とした。
【0008】シリンダヘッドのウォータジャケット内に
導入口から導入された冷却水は、同導入口から延設され
たリブによってウォータジャケット内を案内されて、冷
却に効果的な水の流れを作りだして排出口に導かれるの
で、内燃機関の冷却性が向上する。
【0009】前記ウォータジャケット内のプラグホール
の外周壁に全周に亘って放射方向に突出した複数のリブ
を設けた内燃機関のシリンダヘッド構造とすることで、
プラグホールの外周壁の外周面の冷却水との接触面積が
大きくなり、放熱効果が増すので、内燃機関の冷却性が
一層向上する。
【0010】前記冷却水導入口から排出口に亘って延設
されたリブによって案内され排出口に流出する冷却水の
流出を、他の導入口から直接排出口に流れる冷却水によ
って妨げられないように案内するリブを同排出口に設け
ることで、冷却水を滞留させることなく円滑に流し、内
燃機関の冷却性をより一層向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図1ないし図8に図示した本
発明の一実施例について説明する。本実施例は、2サイ
クルの内燃機関1に係り、図示されない自動二輪車に搭
載されるもので、クランクケース2の上方にシリンダブ
ロック3およびシリンダヘッド4が順次重ねられて相互
に一体に結合されている。
【0012】またシリンダブロック3に形成されたシリ
ンダ孔5にピストン6が上下に摺動自在に嵌装され、該
ピストン6とクランクシャフト8のクランクピン8aと
はコネクティングロッド7によって相互に連結されてお
り、ピストン6の昇降に伴ってクランクシャフト8が回
転駆動されるようになっており、クランクシャフト8の
後方にはバランサシャフト9が設けられ、クランクシャ
フト8と逆方向に等倍の回転速度で回転して振動を打ち
消している。
【0013】クランクケース2のクランク室10の後方に
は、ブリーザ室11が設けられ、同ブリーザ室11からはブ
リーザパイプ12が延出している。そしてブリーザ室11の
下方で、クランク室10の後方にミッション室13が形成さ
れていて、ミッション室13内にはクランクシャフト8の
回転がクラッチ14を介して伝達されるメインシャフト15
と種々のギアの噛み合いにより回転が伝達されるカウン
ターシャフト16およびギアの噛合を変えるシフトフォー
ク17,18等が納められている。
【0014】本内燃機関1は、クランク室リードバルブ
吸気方式を採用しており、クランクケース2と一体の吸
気ポート20にリードバルブ21が納められて、同吸気ポー
ト20に吸気通路22が接続され、該吸気通路22にピストン
型絞り弁24を備えるキャブレター23が介装されており、
吸気通路22のキャブレター23への途中には分岐して吸気
チャンバー25が突設されている。
【0015】一方シリンダブロック3のシリンダ孔5の
内周面には掃気ポート30と排気ポート31とが開口され、
該掃気ポート30は掃気通路32を介してクランク室10に連
通されるとともに、排気ポート31は前側にあって排気通
路33に連通されている。
【0016】排気ポート31の上壁には排気タイミング制
御バルブ34が、排気バルブ駆動プーリ35の回動で揺動可
能に設けられ、同排気バルブ駆動プーリ35に一端を固着
された一対の駆動ケーブル36,37を介して図示されない
サーボモータの駆動が排気バルブ駆動プーリ35に伝達さ
れ、一体に排気タイミング制御バルブ34が上下に揺動駆
動される。
【0017】このようにサーボモータにより駆動される
排気タイミング制御バルブ34は、上下の揺動により排気
通路33の開口の上部に出没し、排気通路の開口タイミン
ングを調整することができる。
【0018】またシリンダヘッド4に設けられたシリン
ダ孔5の上方の燃焼室40の凹部には、点火プラグ41が設
けられており、キャブレター23から供給された燃料と混
合した新気は、上昇行程時で負圧となったクランク室10
内にリードバルブ21を介して吸入され、下降行程時に1
次圧縮されるとともに、ピストン6の下降により排気ポ
ート31が開き次いで掃気ポート30が開放された時に圧縮
新気が燃焼室40内に供給され、この圧縮新気の進入で燃
焼室21内の既燃ガスの一部は排気ポート31より排気通路
33へ排出され、ピストン6の上昇により掃気ポート30、
次いで排気ポート33が閉塞されると、燃焼室40内の混合
気はピストン6の上昇で圧縮され、上死点近傍で点火プ
ラグ41による着火が行われ、混合気が燃焼し、その圧力
でピストン6が押し下げられ、排気タイミング制御バル
ブ34により調整されたタイミングで排気ポート31が開
き、既燃ガスが排出される。
【0019】かかる内燃機関1のシリンダブロック3の
シリンダ孔5の周りおよびシリンダヘッド4の燃焼室40
の周りに冷却水が巡るウォータジャケット50,51が形成
されており、シリンダブロック3とシリンダヘッド4と
はガスケットを介して合わされボルト44により緊締され
て合体するが、シリンダブロック3側のウォータジャケ
ット50とシリンダヘッド4側のウォータジャケットとは
連通される。
【0020】一方でクランクケース2の右側上部に配設
されたオイルポンプ42の斜め下方にインペラ52aが回転
するウォータポンプ52が設けられており、同ウォータポ
ンプ52からウォータホース53が延出してシリンダブロッ
ク3の排気ポート31の下方のウォータジャケット50に接
続されている。
【0021】ラジエター(図示せず)で冷やされた冷却
水は、ウォータポンプ52のインペラ52aの回転で吸い込
まれウォータホース53に吐出されて、ウォータホース53
を経て、まずシリンダ前側の排気ポート31付近からシリ
ンダブロック3のウォータジャケット501 に進入し、排
気タイミング制御バルブ34の廻りのウォータジャケット
502 へ上昇し、シリンダ孔5の周囲のウォータジャケッ
ト503 を巡って上昇し、シリンダヘッド4のウォータジ
ャケット51主にウォータジャケット511 に導入され、燃
焼室40の周囲を巡ってウォータジャケット511 からウォ
ータジャケット512 に向い排出管57より排出されラジエ
ターに戻り一巡し、冷却水の循環サイクルが形成されて
いる。
【0022】ここにシリンダヘッド4の構造を図3ない
し図8に図示し、詳説する。シリンダヘッド4は、中央
の点火プラグ41が嵌入されるプラグホール54が燃焼室40
の凹部に貫通しており、その周囲に略六角形状展開して
おり、角部にボルト孔59が穿設されている。かかるシリ
ンダヘッド4の内部にプラグホール54を形成する外周壁
55の周りに環状をなしてウォータジャケット51の空間が
形成されている。
【0023】該ウォータジャケット51の周囲6カ所にシ
リンダブロック3のウォータジャケット50に連通する長
円形の冷却水導入口561,562,……,566 が形成されてお
り、この6カ所の導入口561,562,……,566 から内側に
向け環状のウォータジャケット51に冷却水が進入する
が、導入口561 と566 が冷却水のメイン通路となり、導
入口563 ,564は主にエア抜きの目的で形成されている。
【0024】6個の導入口561,562,……,566 は、図6
に図示するように順次配設されており、前側すなわち排
気側の2個の導入口561,566 を除く4個の導入口562,56
3,564,565 の内縁に沿って突条の外環リブ60が形成さ
れ、同外環リブ60の内側に同心円状により高さがある突
条の内環リブ61が形成され、同内環リブ61は前側が開放
されてその両部は排気側の2個の導入口561,566 に向か
ってそれぞれ延びて各導入口561,566 の内縁中央部に至
っている(図5,図6,図7参照)。
【0025】内環リブ58に囲まれたプラグホール54の外
周壁55には全周に亘って放射方向に複数の放射リブ62が
突出している(図6参照)。一方後側の1導入口564
上方に円筒状の排出管57が上方に向け突出して設けられ
ており、同導入口564 の内縁の外環リブ57に対向して排
出管57の一部が垂下して垂設リブ63を形成している(図
7,図8参照)。なおウォータジャケット51の上壁には
温度センサー45を嵌入する円孔58が形成されている。
【0026】図6を参照して排気側(前側)の導入口56
1,566 からウォータジャケット51内に導入された冷却水
は、内環リブ61の両端部によりその内側と外側の2方向
に分かれ、内側に入った冷却水は、実線矢印のように内
環リブ61の内面に案内されプラグホール外周壁55を巡っ
て排出管57に対応する導入口564 の方に向かい同部分の
内環リブ61を乗り越える。
【0027】一方内環リブ61の外側に向かった冷却水
は、一点鎖線矢印のように外環リブ60の内周面との間を
両リブ60,61に案内されてやはり排出管57に対応する導
入口564 の方に向かう。このように内環リブ61と外環リ
ブ60により案内されて実線矢印および一点鎖線矢印で示
す冷却水の流れが形成される。
【0028】他の4個の導入口562,563,564,565 のうち
排出管57に対応する導入口564 を除く3個の導入口562,
563,565 から導入された冷却水は、外環リブ60を乗り越
えて前記一点鎖線矢印の冷却水の流れに合流して内環リ
ブ61と外環リブ60に案内されて排出管57に対応する導入
口564 に向かうことになる。
【0029】すなわち導入口564 を除く5個の導入口56
1,562,563,565,566 から導入された冷却水は、内環リブ
61と外環リブ60により案内されて冷却水の流れを作りウ
ォータジャケット51内を隈なく巡り、排出管57に対応す
る導入口564 に向かう。一方導入口564 から導入された
冷却水は、その上方に延出する排出管57の円孔排出口に
大部分が直接入る。
【0030】ここに図7および図8に示すように導入口
564 の内縁の外環リブ60に対向して排出管57の一部が垂
下して垂設リブ63が形成されているので、矢印Xのよう
にシリンダヘッド4を流れる冷却水を矢印Yのように流
し(図7参照)、ウォータジャケット上部を流れる冷却
水を燃焼室40側に向けさせて有効に燃焼室40側を冷却す
ることができるうえに、導入口564 から導入され上方の
排出管57に向かう冷却水が外環リブ60を乗り越えてその
内側に進入するのも防止され、滑らかに排出口に入る2
点鎖線矢印で示す冷却水の流れを形成する。
【0031】一方で内環リブ61と外環リブ60により案内
されて導入口564 に集まった冷却水は、図7に示すよう
に外環リブ60と上方から垂下した垂設リブ63との間隙65
から前記2点鎖線矢印で示す冷却水の流れに合流する形
で滑らかに排出される。 特に内環リブ61の内側を案内
されてきた冷却水は、図7に示すように同内環リブ61を
乗り越える際に垂下された垂設リブ63により流れを下方
に案内されて前記2点鎖線矢印で示す冷却水の流れに衝
突することなく、間隙65から該冷却水の流れに円滑に合
流することができる。
【0032】以上のようにシリンダヘッド4のウォータ
ジャケット51内に導入された冷却水は、内環リブ61と外
環リブ60により案内されて冷却水の流れを作りウォータ
ジャケット51内を滞留することなく円滑にかつ隈なく巡
り排出されるので、燃焼室40を覆うシリンダヘッド4を
効率良く冷却することができ、内燃機関の冷却性を向上
させる。
【0033】また内環リブ61の内側を流れる冷却水は、
プラグホール54の外周壁55に沿って流れるが、外周壁55
には放射リブ62が多数突出形成されて、冷却水と接触す
る表面積を大きくしているので、放熱効果が大きく、内
燃機関の冷却性を一層向上させることができる。
【0034】さらに内環リブ61と外環リブ60により案内
され排出管57の排出口に向かった冷却水と、導入口564
から直接排出管57の排出口に向かう冷却水とが互いに衝
突しないように排出管57の一部が垂下して垂設リブ63が
形成されているので、導入された冷却水がウォータジャ
ケット51内から排出されるまで冷却水を一切滞留させる
ことなく円滑にかつ有効に流すことができ、内燃機関の
冷却性をより一層向上させることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、シリンダヘッドのウォータジ
ャケット内に導入口から導入された冷却水が、同導入口
から延設されたリブによってウォータジャケット内を案
内されて、冷却に効果的な水の流れを作りだして排出口
に導かれるので、内燃機関の冷却性が向上する。
【0036】ウォータジャケット内のプラグホールの外
周壁に全周に亘って放射方向に突出した複数のリブを設
けることで、外周壁の外周面の冷却水との接触面積が大
きくなり放熱効果が増し、内燃機関の冷却性が一層向上
する。
【0037】冷却水導入口から排出口に延設されるリブ
によって案内され排出口に流出する冷却水の流出を、他
の導入口から直接該排出口に流れる冷却水によって妨げ
られないように案内するリブを同排出口に設けること
で、冷却水を滞留させることなく円滑に流し、内燃機関
の冷却性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る内燃機関の一部断面と
した右側面図である。
【図2】同内燃機関の右側断面図である。
【図3】同内燃機関のシリンダヘッドの上面図である。
【図4】同下面図である。
【図5】図3におけるV−V線で切断した断面図であ
る。
【図6】図5におけるVI−VI線で切断した断面図であ
る。
【図7】図3におけるVII −VII 線で切断した断面図で
ある。
【図8】図7におけるVIII−VIII線で切断した断面図で
ある。
【符号の説明】
1…内燃機関、2…クランクケース、3…シリンダブロ
ック、4…シリンダヘッド、5…シリンダ孔、6…ピス
トン、7…コネクティングロッド、8…クランクシャフ
ト、9…バランサシャフト、10…クランク室、11…ブリ
ーザ室、12…ブリーザパイプ、13…ミッション室、14…
クラッチ、15…メインシャフト、16…カウンターシャフ
ト、17,18…シフトフォーク、20…吸気ポート、21…リ
ードバルブ、22…吸気通路、23…キャブレター、24…ピ
ストン型絞り弁、25…吸気チャンバー、30…掃気ポー
ト、31…排気ポート、32…掃気通路、33…排気通路、34
…排気タイミング制御バルブ、35…排気バルブ駆動プー
リ、36,37…駆動ケーブル、40…燃焼室、41…点火プラ
グ、42…オイルポンプ、44…ボルト、45…温度センサ
ー、50,51…ウォータジャケット、52…ウォータポン
プ、53…ウォータホース、54…プラグホール、55…外周
壁、561,562,563,564,565,566 …導入口、57…排出管、
58…円孔、59…ボルト孔、60…外環リブ、61…内環リ
ブ、62…放射リブ、63…垂設リブ、65…間隙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 孝広 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関におけるシリンダヘッドのウォ
    ータジャケット内面に、冷却水の導入口から排出口に亘
    って延設されて冷却水を案内するリブを設けたことを特
    徴とする内燃機関のシリンダヘッド構造。
  2. 【請求項2】 前記ウォータジャケット内のプラグホー
    ルの外周壁に全周に亘って放射方向に突出した複数のリ
    ブを設けたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の
    シリンダヘッド構造。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載のリブによって案内さ
    れ前記排出口に流出する冷却水の流出を、他の導入口か
    ら直接排出口に流れる冷却水によって妨げられないよう
    に案内するリブを同排出口に設けたことを特徴とする請
    求項1または2記載の内燃機関のシリンダヘッド構造。
JP18974595A 1995-07-04 1995-07-04 内燃機関のシリンダヘッド構造 Expired - Fee Related JP3601625B2 (ja)

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