JP2000085369A - 車両用サンルーフのディフレクタ - Google Patents

車両用サンルーフのディフレクタ

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JP2000085369A
JP2000085369A JP10261332A JP26133298A JP2000085369A JP 2000085369 A JP2000085369 A JP 2000085369A JP 10261332 A JP10261332 A JP 10261332A JP 26133298 A JP26133298 A JP 26133298A JP 2000085369 A JP2000085369 A JP 2000085369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
blade
shoe
slide panel
deflector
Prior art date
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Application number
JP10261332A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tsukamoto
宏行 塚本
Hajime Katayama
肇 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yachiyo Industry Co Ltd
Original Assignee
Yachiyo Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yachiyo Industry Co Ltd filed Critical Yachiyo Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレード支持アームの短寸化と、スライドパ
ネル前縁シールのアームとの不干渉とを両立することが
できるように構成された車両用サンルーフのディフレク
タを提供する。 【解決手段】 ブレード9と、該ブレードを上昇させる
向きに弾発付勢されたブレード支持アーム4とを有し、
閉作動するスライドパネル12の下面に設けられたシュ
ーでアームを押圧してブレードを下降させるようにして
なる車両用サンルーフのディフレクタ1において、シュ
ーを、スライドパネルの前端部とその後方に設けられた
複数からなるもの13F・13Rとした。このようにす
れば、スライドパネルの前端部側に設けたシューがアー
ムを押し始め、途中からその後方に設けた第2のシュー
がアームを押すようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用サンルーフ
のディフレクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の固定ルーフに開閉自在な開口部
を設けたサンルーフにおいて、開口部を開放した状態で
走行した際に発生する風切り音や車室内への風の巻き込
みを抑制するために、開放時の開口の前縁に沿うディフ
レクタを設けることが知られている(実開平3−522
29号公報など参照)。
【0003】上記のディフレクタは、従来、その一端が
インナフレームに傾動自在に枢着されたアームの他端で
ブレードを支持し、板ばねなどでアームを弾発付勢する
ことによってブレードに上昇力を与え、スライドパネル
を閉じる際にスライドパネルの下面に設けたシューでア
ームを押し下げることによってブレードをスライドパネ
ルの下方に収容するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】他方、ブレードを支持
するアームの寸法は、装置のコンパクト化の観点に立つ
とできるだけ短い方が好ましい。しかしながら、ブレー
ドの昇降ストロークは決まっているので、アームを短寸
化すると傾動角度が大きくならざるを得ない。
【0005】ブレード上昇時のアーム角度が大きいと、
押圧用のシューをスライドパネルの前端側に設けねばな
らないが、そうするとスライドパネルが閉じきった位置
でシューがアームを通り過ぎてしまうこととなる。
【0006】閉じきった位置でシューがアームに当たっ
ている位置を選ぶと、スライドパネルの前縁で直接アー
ムを押し始めるようにしなければならないが、これはシ
ールを痛めかねないので好ましいことではない。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するべく案出されたものであり、その目的は、ブレ
ード支持アームの短寸化と、スライドパネル前縁シール
のアームとの不干渉とを両立することができるように構
成された車両用サンルーフのディフレクタを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明は、ブレード9と、該ブレードを上昇さ
せる向きに弾発付勢されたブレード支持アーム4とを有
し、閉作動するスライドパネル12の下面に設けられた
シューでアームを押圧してブレードを下降させるように
してなる車両用サンルーフのディフレクタ1において、
シューを、スライドパネルの前端部とその後方に設けら
れた複数からなるもの13F・13Rとした。このよう
にすれば、スライドパネルの前端部側に設けたシューが
アームを押し始め、途中からその後方に設けた第2のシ
ューがアームを押すようにすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された具体
的な実施の形態を参照して本発明について詳細に説明す
る。
【0010】図1は、本発明に基づき構成された車両用
サンルーフのディフレクタを示している。このディフレ
クタ1は、固定ルーフの内側に設けられたインナフレー
ム2の左右両側部に固定された後部ベース3にその後端
を傾動自在に支持された一対のアーム4と、インナフレ
ーム2の左右両側部における上記後部ベース3の前方に
固定された前部ベース5に形成された前後方向長孔6に
ピン7をもってその一端を係合させたリンク8と、アー
ム4の前端とリンク8の他端とに連結されたブレード9
とからなっている。これらにより、インナフレーム2に
対してブレード9を昇降自在に支持した不等長の4節リ
ンクが形成されている。
【0011】アーム4は、後部ベース3に一端が固定さ
れた板ばね10により、ブレード9との連結端側が上向
きに(つまり前上がりに)常時弾発付勢されている。ま
た前部ベース5の前後方向長孔6に係合したリンク8の
ピン7には、インナフレーム2の前部ベース取付部の下
面側に装着されたねじりコイルばね11の一端が当接し
ており、これにより、長孔6の前方へとピン7が常時弾
発付勢されている。
【0012】スライドパネル12の下方には、アーム4
の上面に当接可能なシュー13F・13Rが設けられて
いる。このシュー13F・13Rは、スライドパネル1
2の前縁側と、その後方とに適宜な間隔をおいて配置さ
れている。
【0013】スライドパネル12を開くと、スライドパ
ネル12の下方に設けられたシュー13F・13Rが後
退するに従ってアーム4に作用する押し下げ力が減少
し、板ばね10の弾発力によってアーム4が前上がりに
傾動する。と同時に、ねじりコイルばね11の弾発力に
より、リンク8のピン7が長孔6内を前方へ移動してリ
ンク8が起立する。これにより、ブレード9が自動的に
上昇する(図2参照)。そしてスライドパネル12を閉
じると、シュー13F・13Rにアーム4が押し下げら
れてスライドパネル12の下方にブレード9が格納され
る(図1参照)。
【0014】ここでシュー13F・13Rは、スライド
パネル12の前縁側とその後方とに前後に離間して2組
設けられており、前上がりに傾斜したアーム4を先ず前
シュー13Fが押し下げて行き、前シュー13Fがアー
ム4の前端から外れるタイミングで後シュー13Rが引
き続きアーム4を押し下げるようにされている。これに
より、スライドパネル12の前縁に設けたシール14が
アーム4に干渉しないようにできるので、シールリップ
15を長くしてドレンチャンネル16への雨滴の案内性
を高めることができる。
【0015】
【発明の効果】このように本発明によれば、閉作動する
スライドパネルの下面の前端部とその後方とに複数組の
シューを設けるものとしたので、スライドパネルの前端
部側に設けたシューがアームを押し始め、途中からその
後方に設けた第2のシューがアームを押し下げるように
することができる。従って、ブレード支持アームの短寸
化と、スライドパネルの前縁に設けたシールのアームと
の不干渉とを両立する上に大きな効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディフレクタの格納状態を示す要
部側断面図
【図2】本発明によるディフレクタの上昇状態を示す要
部側断面図
【符号の説明】
1 ディフレクタ 4 ブレード支持アーム 9 ブレード 12 スライドパネル 13F・13R シュー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレードと、該ブレードを上昇させる向
    きに弾発付勢されたブレード支持アームとを有し、閉作
    動するスライドパネルの下面に設けられたシューで前記
    アームを押し下げて前記ブレードを下降させるようにし
    てなる車両用サンルーフのディフレクタであって、 前記シューが、前記スライドパネルの前端部とその後方
    に設けられた複数からなることを特徴とする車両用サン
    ルーフのディフレクタ。
JP10261332A 1998-09-16 1998-09-16 車両用サンルーフのディフレクタ Pending JP2000085369A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6929316B2 (en) * 2002-06-04 2005-08-16 Inalfa Roof Systems Group B.V. Spring assembly for an open roof construction for a vehicle, and open roof construction provided therewith
KR100820996B1 (ko) 2006-12-04 2008-04-08 현대자동차주식회사 컨버터블 차량용 윈드 디플렉터
JP2012206579A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Aisin Seiki Co Ltd 車両用デフレクタ装置
JP7434989B2 (ja) 2020-02-13 2024-02-21 株式会社アイシン 車両用サンルーフユニット

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040127