JP2000083081A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2000083081A
JP2000083081A JP11133274A JP13327499A JP2000083081A JP 2000083081 A JP2000083081 A JP 2000083081A JP 11133274 A JP11133274 A JP 11133274A JP 13327499 A JP13327499 A JP 13327499A JP 2000083081 A JP2000083081 A JP 2000083081A
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Japan
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time
unit
frequencies
sounder
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JP11133274A
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Tateji Ebara
立二 江原
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NEC Saitama Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】着信音及び報知音のメロディ及びリズムを自由
に設定できる。 【解決手段】この携帯電話機は、着信音の複数の予め定
められた可聴周波数による出力リズムを設定する設定デ
ータを入力するKEY入力部16と、KEY入力部16
から入力された設定データを表示する表示部15と、K
EY入力部16から入力された設定データを記憶するメ
モリ14と、複数の予め定められた可聴周波数を発生す
る可聴周波数発生部12と、設定データによって出力リ
ズムのタイミングパルスを発生するタイマ13と、設定
された可聴周波数を拡声するサウンダ11と、サウンダ
11,レシーバ10及びマイク9のそれぞれの信号に対
する出力オン,オフの制御を行う信号処理部5と、メモ
リ14内に記憶された設定データの基にタイマ13及び
可聴周波数発生部12を制御すると共に、全体を制御す
る制御部6とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に関し、
特に、着信音又は報知音の発生機能を有する携帯電話機
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の携帯電話機について図面
を参照して説明する。
【0003】図10は、従来の携帯電話機の一例を示す
ブロック図である。
【0004】図10において、この従来の携帯電話機
は、送信部101、受信部102、共用器103、アン
テナ104、信号処理部105、制御部106、操作部
107、電源部108、マイク109、レシーバ11
0、サウンダ111、報知音発生部112、時計部11
3、メモリ114から構成される。報知音声発生部11
2は、信号処理部105内に構成する場合もあるが、こ
こでは報知音発生部112を信号処理部105と別に構
成する。
【0005】マイク109から入力された音声は、信号
処理部105によりマイクアンプ、バンドパスフィルタ
ー、コンプレッサー、プリエンファシス回路を通り送信
部101でFM変調され共用器103を通してアンテナ
104より送信される。また、受信においては、アンテ
ナ104から共用器103を通り、受信部102でFM
復調され、信号処理部105でディエンファシス、バン
ドパスフィルター、エクスパンダー、レシーバアンプ回
路を通り、レシーバ110から音声として出力する。
【0006】制御部106は、送信部101のチャンネ
ル指定、キャリアオン/オフを制御、受信部102のチ
ャンネル指定、受信電界の監視制御、信号処理部105
の音声パスの指定、基地局とのデータ処理、操作部10
7とのデータ処理、電源部108の制御を行う。また、
制御部106は、操作部107からのデータや信号処理
部105からの受信データを解析処理し、必要に応じて
報知音発生部112と信号処理部105のサウンダ出力
パスもしくは信号処理部105のトーン発生回路とサウ
ンダ出力パスを制御しサウンダ111から音を出力させ
る。
【0007】次に、図10を参照して報知音を出力動作
を説明する。
【0008】報知音の鳴動時刻の設定は、ユーザーが操
作部107より行う。制御部106は、操作部107の
データ処理を行い、報知音の鳴動時刻をメモリ114に
格納する。制御部106は、時計部113より現在の時
刻を読み出し、現在の時刻とメモリ114に格納される
報知音の鳴動音の鳴動時刻が一致であるかの比較を行
う。制御部106は、報知音の鳴動時刻と現在の時刻が
一致であると検出した場合、報知音発生部112をオン
する。そして信号処理部105にサウンダ出力パスの指
定を行う。報知音発生部112は、処理信号部105に
報知音信号を入力する。信号処理部105は、報知音信
号をサウンダ111に入力する。サウンダ111は、報
知音を外部に出力する。
【0009】この時の報知音は、時間時に対して、ある
一定の周波数を、ある一定の周期である一定時間繰り返
し構成する信号を、ある一定間隔で繰り返す構成であ
る。
【0010】図11は、この従来例の報知音の波形を示
す図である。図11において、従来の報知音は、時間軸
に対して、ある一定の周波数f10を、ある一定の周期
(オンの時間20ms、オフの時間10ms)で、ある
一定時間(210ms)繰り返し構成する信号を、ある
一定間隔(290ms)繰り返す構成となっている。
【0011】ここで、ある一定の周波数f10及びある一
定の周期の信号は、報知音発生部112より出力される
信号であり、周波数f10及び周期はメーカーにより予め
設定されるものである。そのため、サウンダ111より
出力される報知音は、従来の携帯電話機一台に対して一
種類である。
【0012】この従来例では報知音について説明した
が、着信音についても同様である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この従来の携帯電話機
では、携帯電話機が普及し、ある一定の範囲内に自分が
所有する携帯電話機以外の携帯電話機が存在する可能性
が高くなっている中で、各種様々な携帯電話機があるも
のの携帯電話機の着信音については、メーカにより予め
設定されているため、同じもしくは類似したものであ
る。そのため、ある一定の範囲内にある他人の携帯電話
機の着信音が鳴った際に、自分の携帯電話機の着信音と
他人の携帯電話機の着信音との区別がつかず、自分の携
帯電話機の着信音が鳴ったものと勘違いすることが多々
あるという問題点があった。
【0014】また、この従来の携帯電話機の報知機能
(ユーザが設定する任意の時刻に報知音を鳴動する機
能)は、目覚まし時計、昼食の時間の報知、約束の時間
の報知等の目的で使用されるが、その報知音は一種類の
みであり、同時に複数設定することができない。そのた
め、毎日同時刻の報知(目覚まし時計等)と流動的な時
刻の報知(約束の時間の報知等)を混用して使用する場
合には、ユーザーが鳴動定時刻をその都度変更しなくて
はならないため、ユーザーに煩わしさを与えてしまい、
従って、多目的で使用できる報知機能の使用目的範囲を
狭めてしまう結果になるという問題点があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話機は、
複数の予め定められた可聴周波数の中から着信音を構成
するために使用する複数の前記可聴周波数を選定して、
この選定して順序づけられた複数の可聴周波数の時系列
の組合せによって前記着信音のメロディが規定され、前
記着信音を設定する設定データを入力するKEY入力部
と、このKEY入力部から入力された前記設定データを
表示する表示部と、前記KEY入力部から入力された設
定データを記憶するメモリと、前記複数の予め定められ
た可聴周波数を発生する可聴周波数発生部と、前記設定
データによって前記メロディのタイミングパルスを発生
するタイマと、前記設定データで設定された可聴周波数
を拡声するサウンダと、着信時に前記メモリ内に記憶さ
れた前記設定データに基づいて前記可聴周波数発生部を
制御して前記サウンダから前記着信音を発生させると共
に、全体を制御する制御部とを有している。
【0016】本発明の携帯電話機は、複数の予め定めら
れた可聴周波数の中から着信音を構成するために使用す
る複数の前記可聴周波数を選定して、この選定して順序
づけられた複数の可聴周波数の時系列の組合せによって
前記着信音のメロディが規定され、前記使用する複数の
可聴周波数のそれぞれの発信時間Aと、前記可聴周波数
の組合せの繰り返しの合計時間Cと、この繰返合計時間
Cの繰り返し間隔を規定する間隔時間Dとによって前記
着信音のリズムが規定され、前記着信音を設定する設定
データを入力するKEY入力部と、このKEY入力部か
ら入力された前記設定データを表示する表示部と、前記
KEY入力部から入力された設定データを記憶するメモ
リと、前記複数の予め定められた可聴周波数を発生する
可聴周波数発生部と、前記設定データによって前記メロ
ディ及び前記リズムのタイミングパルスを発生するタイ
マと、前記設定データで設定された可聴周波数を拡声す
るサウンダと、着信時に前記メモリ内に記憶された前記
設定データに基づいて前記可聴周波数発生部を制御して
前記サウンダから前記着信音を発生させると共に、全体
を制御する制御部とを有し前記発信時間Aは予め固定的
に設定された時間である。
【0017】本発明の携帯電話機は、複数の予め定めら
れた可聴周波数の中から報知音を構成するために使用す
る複数の前記可聴周波数を選定して、この選定して順序
づけられた複数の可聴周波数の時系列の組合せによって
前記報知音のメロディが規定され、前記使用する複数の
可聴周波数のそれぞれの発信時間Aと、前記可聴周波数
の組合せの繰り返しの合計時間Cと、この繰返合計時間
Cの繰り返し間隔を規定する間隔時間Dとによって前記
報知音のリズムが規定され、前記報知音を設定する設定
データを入力するKEY入力部と、このKEY入力部か
ら入力された前記設定データを表示する表示部と、前記
KEY入力部から入力された設定データを記憶する第1
のメモリと、前記複数の予め定められた可聴周波数を発
生する可聴周波数発生部と、前記設定データによって前
記メロディ及び前記リズムのタイミングパルスを発生す
るタイマと、前記設定データで設定された可聴周波数を
拡声するサウンダと、時計部と、前記KEY入力部から
入力された前記設定データに基づく前記報知音を前記サ
ウンダを用いて発生する時刻を記憶する第2のメモリ
と、前記時刻になると前記第1のメモリ内に設定された
前記設定データに基づいて前記可聴周波数発生部を制御
して前記サウンダから前記報知音を発生させると共に全
体を制御する制御部とを有し、前記発信時間Aは予め固
定的に設定された時間である。
【0018】本発明の携帯電話機は、複数の予め定めら
れた可聴周波数の中から着信音または報知音を構成する
ために使用する複数の前記可聴周波数を選定して、この
選定して順序づけられた複数の可聴周波数の時系列の組
合せによって前記着信音または前記報知音のメロディが
規定され、前記使用する複数の可聴周波数のそれぞれの
発信音時間Aと、前記可聴周波数の組合せの繰り返しの
合計時間Cと、この繰返合計時間Cの繰り返し間隔を規
定する間隔時間Dとによって前記着信音または前記報知
音のリズムが規定され、前記着信音または前記報知音を
設定する設定データを入力するKEY入力部と、このK
EY入力部から入力された前記設定データを表示する表
示部と、前記KEY入力部から入力された設定データを
記憶する第1のメモリと、前記複数の予め定められた可
聴周波数を発生する可聴周波数発生部と、前記設定デー
タによって前記メロディ及び前記リズムのタイミングパ
ルスを発生するタイマと、前記設定データで設定された
可聴周波数を拡声するサウンダと、着信時に前記第1の
メモリ内に記憶された前記設定データに基づいて前記可
聴周波数発生部を制御して前記サウンダから前記着信音
を発生させると共に、全体を制御する制御部とを有し、
また、時計部と、前記KEY入力部から入力された前記
設定データに基づく前記報知音を前記サウンダを用いて
発生する時刻を記憶する第2のメモリとを有し、前記制
御部は前記時刻になると前記第1のメモリ内に設定され
た前記設定データに基づいて前記可聴周波数発生部を制
御して前記サウンダから前記報知音を発生させ、前記発
信時間Aは予め固定的に設定された時間である。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【0021】図1において、本第1の実施の形態の携帯
電話機は、着信音の複数の予め定められた可聴周波数に
よるメロディ及び出力リズムを設定する設定データを入
力するKEY入力部16と、KEY入力部16から入力
された設定データを表示する表示部15と、KEY入力
部16から入力された設定データを記憶するメモリ14
と、複数の予め定められた可聴周波数を発生する可聴周
波数発生部12と、設定データによって出力リズムのタ
イミングパルスを発生するタイマ13と、設定された可
聴周波数を拡声するサウンダ11と、着信信号を検出す
る受信部2と、受信部2からの受信信号を拡声するレシ
ーバー10と、マイク9からの入力送話信号を共用器
3,アンテナ4を介して変調して送信する送信部1と、
サウンダ11,レシーバ10及びマイク9のそれぞれの
信号に対する出力のオン,オフの制御を行う信号処理部
5と、メモリ14内に記憶された設定データの基にタイ
マ13及び可聴周波数発生部12を制御すると共に、こ
の第1の実施の形態の携帯電話機の全体を制御する制御
部6とを有している。
【0022】尚、マイク9から入力された音声は、信号
処理部5によりマイクアンプ、バンドパスフィルター、
コンプレッサー、プリエンファシス回路を通り送信部1
でFM変調され共用器3を通してアンテナ4より送信さ
れる。また、受信においては、アンテナ4から共用器3
を通り、受信部2でFM復調され、信号処理部5ディエ
ンファシス、バンドパスフィルター、エクスパンダー、
レシーバアンプ回路を通り、レシーバ10から音声とし
て出力する。
【0023】又、制御部6は、送信部1のチャンネル指
定、キャリアオン/オフの制御、受信部2とのデータ処
理、操作部7とのデータ処理、電源部8の制御を行う。
制御部6は可聴周波数発生部12の出力周波数の指定を
行うと共に、可聴周波数発生部12のオン・オフ及び出
力リズムの制御を行う。制御部6は、可聴周波数発生部
12の任意の可聴周波数の出力信号の出力リズムの制御
をタイマ13を用いて行う。制御部6は、メモリ14に
対し、データの格納及び読み出しを行う。
【0024】図2は本第1の実施の形態におけるKEY
データとそれに対応する周波数を示す図、図3は着信音
の一般的な波形を示す図、図4は本第1の実施の形態に
おける着信音の波形の一例を示す図である。図5は本第
1の実施の形態における着信音の設定データの一例を示
す図、図6は図5に示す着信音の設定データによりサウ
ンドが出力する着信音の波形を示す図、図7は本第1の
実施の形態における着信音の設定の手順を示すフローチ
ャートである。
【0025】次に、本第1の実施の形態における着信音
の設定動作について図1〜図7を参照して説明する。
【0026】本第1の実施の形態においては、着信音の
設定をKEY入力部16からKEYデータを入力し行
う。そして、予め用意する着信音フォーマットに、予め
用意する複数のKEYデータにそれぞれ対応する複数の
周波数の中から任意の周波数を選びKEYデータで設定
する。
【0027】ここで、KEYデータと周波数の関係につ
いて説明する。ユーザーが着信音を設定する際に入力す
るKEYデータとそのKEYデータにそれぞれ対応する
周波数と着信音フォーマットを予めメーカーが設定しメ
モリ14に格納しておく。
【0028】図2は、複数のKEYデータとKEYデー
タそれぞれ対応する複数の周波数の一例を示した図であ
る。図2は、ユーザーが入力するKEYデータが10種
類有る場合で、10種類のKEYデータ(0KEY〜9
KEY)にそれぞれに対応する10種類の周波数(f0
〜f9)を示した図である。
【0029】ここで、着信音の波形のフォーマットにつ
いて説明する。
【0030】図3において、着信音の一般的な波形フォ
ーマットは、一周波数の時間Aと次の一周波数までの間
隔時間Bと、時間(A+B)の繰り返し時間Cと、時間
Cの繰り返し間隔Dを規定するものである。
【0031】図4に、着信の波形の一例を示す。図4で
は、一周波数の時間Aは20ms、次の一周波数までの
間隔時間Bは20ms、時間(A+B)の繰り返し時間
Cは320ms、時間Cの繰り返し間隔Dは680ms
である。そして、ユーザーは、t0 〜t15に任意の周波
数の設定し、任意の着信音を構成することができる。
【0032】次に、任意の着信音の設定の手順につい
て、図7のフローチャートを用いて説明する。
【0033】図2及び図4に示す情報がメモリ14に格
納されている場合に、ユーザーが任意の着信音を設定す
るための操作をしたことを制御部6が検出した時(S7
01)、表示部15に、t0 の周波数の設定を促す表示
を表示する(S702)。ユーザーは、表示部15に出
力される表示に従い、“0”KEY〜“9”KEYのK
EYで、t0に任意の周波数を設定する(S703)。
これをt0から始まりt 15まで繰り返し行う(S70
4)。ユーザーが設定した周波数のデータは、メモリ1
4に格納される(S705)。
【0034】任意の着信音を設定する際に、“0”KE
Y〜“9”KEYのKEYデータに対応する周波数“f
0”〜“f9”をユーザーに知らせるために、ユーザーが
KEYデータを入力する毎に、入力されたKEYデータ
に対応する周波数をサウンダ11より音として出力す
る。例えば、t1 設定時に、“1”KEYを入力した場
合(S720)には、サウンダ11からは、f1 の周波
数の音が出力される(721)。そして、ユーザーはこ
の音で良いかの判断を入力する(S722)。それが良
い場合(S723)であれば、メモリ14に格納し、悪
い場合(S723)であれば、KEYデータの再入力待
ちとなる。t0 〜t15までの設定が終われば、ユーザー
が設定する任意の周波数で構成される着信音データは、
メモリ14に格納される(S794)。
【0035】図5にサウンダ11から出力される任意の
周波数で構成する着信音の一例を示す。そして、図6
は、着信データが図5である場合のサウンダ11から出
力される着信音の波形である。
【0036】また、メモリ14に複数の着信音フォーマ
ットが存在する場合は、t0〜t15の周波数の設定を促
す表示(S702)の前に、着信音の波形のフォーマッ
トの選択過程を追加する。
【0037】次に、設定された着信音の出力動作につい
て図1を参照して説明する。
【0038】受信における受信データは、アンテナ4、
共用部3、受信部2、信号処理部5を通り制御部6に入
力される。制御部6は、受信した受信データの解析処理
を行い、受信データの中から着信データを検出すると、
メモリ14に格納されているユーザーが設定した任意の
着信音データを読み出す。制御部6は、ユーザーが設定
した任意の着信音データを基に、可聴周波数発生部12
に対し、出力周波数の指定を行うと共に、タイマ13を
用いて、出力リズムを指定を行う。可聴周波数発生部1
2は、制御部6に制御されユーザーが設定した任意の周
波数で構成される信号を信号処理部5に入力する。この
時、制御部は、信号処理部5にサウンダ出力バスの指定
を行う。信号処理部5は、入力されるユーザーが設定し
た任意の周波数で構成される信号をサウンダ12に入力
する。サウンダ12は入力された信号を外部に着信音と
して出力する。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0040】図8は本発明の第2の実施の形態を示すブ
ロック図、図9は本第2の実施の形態における報知音の
鳴動時刻の設定を示すフローチャートである。
【0041】図8において、本第2の実施の形態の携帯
電話機は、図1に示す第1の実施の形態の携帯電話機の
構成要件と同じものは同一参照番号が付与されてあり、
異る構成要件としては、着信以外に、設定された時刻に
サウンダ11を鳴音させるための、現在時刻を発生する
時計部17を備えている。
【0042】尚、本第2の実施の形態における報知音の
設定データの入力とその入力による報知音の波形は、上
述の第1の実施の形態における着信音の場合と同一なの
で、説明を省略する。
【0043】次に、本第2の実施の形態における報知音
の出力動作について図8を参照して説明する。
【0044】制御部6は、メモリ14に格納されている
鳴動時刻と時計部17の時刻の比較を行う。鳴動時刻と
時計時刻の一致を検出すると、鳴動時刻に対応する報知
音データをメモリ14から読み出す。制御部6は鳴動時
刻に対応する報知音データを基に、可聴周波数発生部1
2に対し、出力周波数の指定を行うと共に、タイマ13
を用いて出力リズムの指定を行う。可聴周波数発生部1
2は、制御部6に制御され鳴動時刻に対応する報知音信
号を信号処理部5に入力する。この時、制御部6は、信
号処理部5にサウンダ出力パスの指定を行う。信号処理
部5は入力される報知音信号をサウンダ11に入力す
る。サウンダ11は入力された信号を外部に報知音とし
て出力する。
【0045】次に、本第2の実施の形態における報知音
の鳴動時刻の設定の手順について図8,図9を参照して
説明する。
【0046】制御部6が操作部7のKEY入力部16を
介して、ユーザーの鳴動する報知音の設定をするための
操作を検出した時(S801)、制御部6は、メモリ1
4の複数の報知音のデータを読み出し(S802)、複
数の報知音データを操作部7の表示部15に表示させ
る。ユーザーが任意の報知音の設定をしない場合には、
メーカーが予め用意する複数の報知音データのみ表示さ
せる。あわせて、ユーザーに対して鳴動時刻を設定する
報知音の選択を促す表示を表示部15に表示させる(S
803)。ユーザーは複数の報知音の中から鳴動時刻を
設定する報知音をKEY入力部16で選択する(S80
4)。制御部6は選択された報知音のデータをメモリ1
4に格納(S805)し、鳴動時刻の設定を促す表示を
表示部15に表示させる(S806)。ユーザーは、報
知音の鳴動時刻の設定をKEY入力部16で行う(S8
07)。制御部6は、設定された鳴動時刻を対応する報
知音のデータと共にメモリ14に格納する(S80
8)。これを繰り返し、複数の報知音の設定(S80
9)を可能にする。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、携帯電話機のユー
ザーが任意に着信音のメロディ及びリズムを設定可能と
し、着信信号を受信した際に、ユーザーが設定した任意
の着信音を鳴らす機能を有することにより、メーカーに
よって予め設定された着信音の他にオリジナルの着信音
を鳴らすことができるため、他の携帯電話機の着信音と
の差別化を図ることができ、従って他の携帯電話機の着
信音がほぼ同時に鳴った際においても、自分の携帯電話
機の着信音との勘違いを減らして、聞き分することがで
きる効果がある。
【0048】また、複数の任意の報知音の設定を可能と
し、また、複数の任意の報知音とメーカーが予め用意す
る複数の報知音の中から複数の報知音を設定可能とする
ことによって、目的にあった報知音を鳴動することがで
きるため、報知音の使用目的範囲を拡大することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本第1の実施の形態におけるKEYデータとそ
れに対応する周波数を示す図である。
【図3】着信音の一般的な波形を示す図である。
【図4】本第1の実施の形態における着信音の波形の一
例を示す図である。
【図5】本第1の実施の形態における着信音の設定デー
タの一例を示す図である。
【図6】図5示した着信音の設定データによるサウンダ
が出力する着信音の波形を示す図。
【図7】本第1の実施の形態における着信音の設定の手
順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図9】本第2の実施の形態における報知音の鳴動時刻
の設定を示すフローチャートである。
【図10】従来例を示すブロック図である。
【図11】従来例における報知音の波形を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 送信部 2 受信部 3 共用器 4 アンテナ 5 信号処理部 6 制御部 7 操作部 8 電源部 9 マイク 10 レシーバ 11 サウンダ 12 可聴周波数発生部 13 タイマ 14 メモリ 15 表示部 16 KEY入力部 17 時計部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/72 H04B 7/26 109L

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の予め定められた可聴周波数の中か
    ら着信音を構成するために使用する複数の前記可聴周波
    数を選定して、この選定して順序づけられた複数の可聴
    周波数の時系列の組合せによって前記着信音のメロディ
    が規定され、前記着信音を設定する設定データを入力す
    るKEY入力部と、このKEY入力部から入力された前
    記設定データを表示する表示部と、前記KEY入力部か
    ら入力された設定データを記憶するメモリと、前記複数
    の予め定められた可聴周波数を発生する可聴周波数発生
    部と、前記設定データによって前記メロディのタイミン
    グパルスを発生するタイマと、前記設定データで設定さ
    れた可聴周波数を拡声するサウンダと、着信時に前記メ
    モリ内に記憶された前記設定データに基づいて前記可聴
    周波数発生部を制御して前記サウンダから前記着信音を
    発生させると共に、全体を制御する制御部とを有するこ
    とを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 複数の予め定められた可聴周波数の中か
    ら着信音を構成するために使用する複数の前記可聴周波
    数を選定して、この選定して順序づけられた複数の可聴
    周波数の時系列の組合せによって前記着信音のメロディ
    が規定され、前記使用する複数の可聴周波数のそれぞれ
    の発信時間Aと、前記可聴周波数の組合せの繰り返しの
    合計時間Cと、この繰返合計時間Cの繰り返し間隔を規
    定する間隔時間Dとによって前記着信音のリズムが規定
    され、前記着信音を設定する設定データを入力するKE
    Y入力部と、このKEY入力部から入力された前記設定
    データを表示する表示部と、前記KEY入力部から入力
    された設定データを記憶するメモリと、前記複数の予め
    定められた可聴周波数を発生する可聴周波数発生部と、
    前記設定データによって前記メロディ及び前記リズムの
    タイミングパルスを発生するタイマと、前記設定データ
    で設定された可聴周波数を拡声するサウンダと、着信時
    に前記メモリ内に記憶された前記設定データに基づいて
    前記可聴周波数発生部を制御して前記サウンダから前記
    着信音を発生させると共に、全体を制御する制御部とを
    有することを特徴とする携帯電話機。
  3. 【請求項3】 複数の予め定められた可聴周波数の中か
    ら報知音を構成するために使用する複数の前記可聴周波
    数を選定して、この選定して順序づけられた複数の可聴
    周波数の時系列の組合せによって前記報知音のメロディ
    が規定され、前記使用する複数の可聴周波数のそれぞれ
    の発信時間Aと、前記可聴周波数の組合せの繰り返しの
    合計時間Cと、この繰返合計時間Cの繰り返し間隔を規
    定する間隔時間Dとによって前記報知音のリズムが規定
    され、前記報知音を設定する設定データを入力するKE
    Y入力部と、このKEY入力部から入力された前記設定
    データを表示する表示部と、前記KEY入力部から入力
    された設定データを記憶する第1のメモリと、前記複数
    の予め定められた可聴周波数を発生する可聴周波数発生
    部と、前記設定データによって前記メロディ及び前記リ
    ズムのタイミングパルスを発生するタイマと、前記設定
    データで設定された可聴周波数を拡声するサウンダと、
    時計部と、前記KEY入力部から入力された前記設定デ
    ータに基づく前記報知音を前記サウンダを用いて発生す
    る時刻を記憶する第2のメモリと、前記時刻になると前
    記第1のメモリ内に設定された前記設定データに基づい
    て前記可聴周波数発生部を制御して前記サウンダから前
    記報知音を発生させると共に全体を制御する制御部とを
    有することを特徴とする携帯電話機。
  4. 【請求項4】 複数の予め定められた可聴周波数の中か
    ら着信音または報知音を構成するために使用する複数の
    前記可聴周波数を選定して、この選定して順序づけられ
    た複数の可聴周波数の時系列の組合せによって前記着信
    音または前記報知音のメロディが規定され、前記使用す
    る複数の可聴周波数のそれぞれの発信音時間Aと、前記
    可聴周波数の組合せの繰り返しの合計時間Cと、この繰
    返合計時間Cの繰り返し間隔を規定する間隔時間Dとに
    よって前記着信音または前記報知音のリズムが規定さ
    れ、前記着信音または前記報知音を設定する設定データ
    を入力するKEY入力部と、このKEY入力部から入力
    された前記設定データを表示する表示部と、前記KEY
    入力部から入力された設定データを記憶する第1のメモ
    リと、前記複数の予め定められた可聴周波数を発生する
    可聴周波数発生部と、前記設定データによって前記メロ
    ディ及び前記リズムのタイミングパルスを発生するタイ
    マと、前記設定データで設定された可聴周波数を拡声す
    るサウンダと、着信時に前記第1のメモリ内に記憶され
    た前記設定データに基づいて前記可聴周波数発生部を制
    御して前記サウンダから前記着信音を発生させると共
    に、全体を制御する制御部とを有し、また、時計部と、
    前記KEY入力部から入力された前記設定データに基づ
    く前記報知音を前記サウンダを用いて発生する時刻を記
    憶する第2のメモリとを有し、前記制御部は前記時刻に
    なると前記第1のメモリ内に設定された前記設定データ
    に基づいて前記可聴周波数発生部を制御して前記サウン
    ダから前記報知音を発生させることを特徴とする携帯電
    話機。
  5. 【請求項5】 前記発信時間Aは予め固定的に設定され
    た時間であることを特徴とする請求項2、請求項3又は
    請求項4記載の携帯電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109756628A (zh) * 2018-12-29 2019-05-14 北京金山安全软件有限公司 一种功能按键音效的播放方法、装置及电子设备

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