JP2000077960A - 音響特性調整方法および再生装置ならびに記録媒体 - Google Patents
音響特性調整方法および再生装置ならびに記録媒体Info
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Abstract
整をより柔軟に行うことができるようにする。 【解決手段】 フラッシュROMを記憶媒体とする携帯
用オーディオ再生装置20と、パーソナルコンピュータ
22とが接続される。パソコン22上で、イコライザ設
定ソフト25が起動され、ユーザによって所望の音響特
性が1乃至複数作成される。データ転送ソフト24によ
って、パソコン22に格納されている音楽データと、作
成された音響特性を表す特性情報とが再生装置20に転
送される。音質選択スイッチの複数のポジションに対し
て、複数の音響特性がそれぞれ対応される。再生装置2
0では、DSPによって、記憶媒体から再生された音楽
データが音質選択スイッチにより選択されたポジション
に対応する音響特性に調整される。再生環境に応じた音
響特性を自在に設定することができる。
Description
オーディオ再生装置での再生音の音質、音量といった音
響特性の調整を柔軟に行えるようにした音響特性調整方
法および再生装置ならびに記録媒体に関する。
ィオ再生装置が普及している。この携帯用オーディオ再
生装置は、例えばカセットテープ、CD(Compact Dis
c)、MD(Mini Disc) などを記録媒体として、ヘッドフ
ォンによって再生音を聴くようにされている。また、こ
の携帯用オーディオ再生装置は、乾電池や充電池による
比較的長時間の駆動が可能とされ、鞄などに収納して外
出先などに気軽に携帯して用いることができる。近年で
は、特にMDを記録媒体を用いた装置などでは、シャツ
の胸ポケットに収納可能なほどの小型化が実現されてい
る。
置では、その形状による制限などにより、音質調整の範
囲が限定される。実際に多く用いられている例として
は、図8に示されるように、携帯用オーディオ再生装置
の筐体に対して小型のスライドスイッチからなるイコラ
イザポジションスイッチ100が設けられ、このスイッ
チ100により音質を段階的に切り替える。例えば、ス
イッチ100は、3段階の接点101A,101Bおよ
び101Cを有し、これらの接点を切り替えることによ
りイコライザの設定を変え、それぞれ低域ブースト,フ
ラットおよび高域ブーストの音質が選択可能とされる。
り替えるような再生装置の構成の一例を示す。この例で
は、記録媒体として例えばMDのようなディジタル記録
媒体が用いられている。図示されない再生機構により、
記録媒体からディジタル信号が再生される。例えば記録
媒体がMDの場合、このディジタル信号は、ATRAC
(Adaptive Tranform Acoustic Coding) 方式によって圧
縮符号化されたディジタルオーディオ信号である。この
ディジタルオーディオ信号がATRAC方式で圧縮符号
化された信号を復号化するためのデコーダ110に供給
される。
オーディオ信号は、DSP(DigitalSignal Processor)
111に供給される。DSP111は、外部から供給さ
れる制御信号に基づき、供給されたディジタルオーディ
オ信号に対して所定の信号処理を施す。ここでは、イコ
ライザポジションスイッチ100の3つの接点のうち選
択された接点に対応したイコライジング処理を行う。こ
うしてDSP111で音質を調整されたディジタルオー
ディオ信号は、図示されないD/A変換器によってアナ
ログオーディオ信号に変換され、アナログアンプ112
に供給され、増幅され出力される。出力信号は、例えば
ヘッドフォンで以て再生音声とされる。
は、再生音の音質を調整するためのパラメータを数種類
しか扱えなかったという問題点があった。
てレベルをそれぞれ調整できるようにされたグラフィッ
クイコライザを搭載し、これにより音質調整を行うよう
にしたものもあった。しかしながら、このような機構を
搭載することにより、筐体の小型化を図ることが難しく
なってしまうという問題点があった。
再生装置においては、ヘッドフォンで再生音が聴かれる
が、このヘッドフォンも、種類によって音質がまちまち
であった。上述したような数種類の音質調整範囲では、
ヘッドフォンによる音質のばらつきを吸収しきれないと
いう問題点があった。
に限られていたので、ユーザの好みに応じた音質調整を
行おうとしたも、音質の調整範囲が極度に制限されてし
まうという問題点があった。
ーディオ再生装置の再生音の音質調整をより柔軟に行う
ことができるような音響特性調整方法および再生装置な
らびに記録媒体を提供することにある。
オーディオデータを再生する再生装置で、音響特性の制
御を行う音響特性調整方法において、ディジタルオーデ
ィオデータを再生するときの音響特性を制御する特性情
報を作成する特性情報作成のステップと、特性情報作成
のステップで作成された特性情報を、ディジタルオーデ
ィオデータの再生を行う再生装置に設けられた記憶媒体
に対して転送する転送のステップと、転送のステップで
転送された特性情報に基づきディジタルデータの音響特
性の制御を行う音響特性調整のステップとを有すること
を特徴とする音響特性調整方法である。
ディジタルオーディオデータを再生する再生装置におい
て、ディジタルオーディオデータを記憶する記憶媒体
と、ディジタルオーディオデータを再生するときの音響
特性を制御する特性情報を受け取る特性情報取得手段
と、特性情報取得手段によって取得された特性情報に基
づいて、記憶媒体から再生されたディジタルオーディオ
データに対して音響特性の制御を行う音響特性調整手段
とを有することを特徴とする再生装置である。
データを再生する再生装置で、音響特性の制御を行う音
響特性調整方法が記録されたコンピュータで読み取り可
能な記録媒体において、ディジタルオーディオデータを
再生するときの音響特性を表す特性情報を作成する特性
情報作成のステップと、特性情報作成のステップで作成
された音響特性を表す特性情報を、ディジタルオーディ
オデータの再生を行う再生装置に設けられた記憶媒体に
対して転送する転送のステップとを有する音響特性調整
方法が記録されたことを特徴とするコンピュータで読み
取り可能な記録媒体である。
オーディオデータの音響特性の特性情報が作成され、記
憶媒体に記憶されたディジタルオーディオデータを再生
する際に、作成された特性情報に基づき音響特性の制御
を行うようにされているため、音響特性の調整を柔軟に
行うことができる。
ついて説明する。この実施の一形態に適用される携帯用
オーディオ再生装置は、半導体メモリに対してディジタ
ルオーディオデータを格納する。パーソナルコンピュー
タなどの外部機器から、所定の方式で圧縮符号化された
ディジタルオーディオデータが供給され、この半導体メ
モリに記憶される。再生時には、半導体メモリから読み
出されたオーディオデータが圧縮符号化を解かれ、DS
Pを介して音質調整などの音響特性の制御がなされ、D
/A変換されてアナログアンプで増幅されて、ヘッドフ
ォンによって再生される。
響特性制御のパラメータを、外部機器により設定し、携
帯用オーディオ再生装置に対して供給する。これによ
り、ユーザは、音響特性制御のパラメータを、好みに応
じて柔軟に設定することができる。また、使用されるヘ
ッドフォンの音響特性などの、再生環境に応じたパラメ
ータを設定することができる。さらに、曲毎などの単位
で、パラメータの設定を行うことができる。
部機器から供給するようにされた携帯用オーディオ再生
装置の構成の一例を示す。なお、ここでは、この発明に
関連が深い部分だけを示す。所定の方式、例えばMPE
G(Moving Picture ExpertsGroup)オーディオのレイヤ
3方式で圧縮符号化されたディジタルオーディオデータ
がデコーダ10に供給され、圧縮符号化を解かれ出力さ
れる。デコーダ10の出力は、DSP11に供給され
る。
の各ポジション15A,15Bおよび15Cの出力がマ
イクロコントローラ13に供給される。イコライザポジ
ションスイッチ14において、選択されたポジションに
対応する信号が、例えばCPUからなるマイクロコント
ローラ13に供給される。マイクロコントローラ13で
は、図示されない外部機器から供給されたイコライザの
設定情報に基づき、イコライザポジションスイッチ14
から供給された信号に対応したDSP11の制御信号が
出力され、DSP11に供給される。DSP11では、
この制御信号に基づき、デコーダ10から供給されたオ
ーディオデータの音響特性の調整を行う。
ディオデータは、図示されないD/A変換器を介してア
ナログオーディオ信号に変換され、アナログアンプ12
で増幅され、出力される。出力されたアナログオーディ
オ信号は、例えばヘッドフォンにより再生される。
ーディオ再生装置の使用形態の一例を示す。携帯用オー
ディオ再生装置20と、外部機器であるパーソナルコン
ピュータ22とがケーブル21によって接続される。こ
の例では、パーソナルコンピュータ22において、デー
タ転送ソフトウェア24、イコライザ設定ソフトウェア
25とが起動され、ディスプレイ23上に表示されてい
る。
設定ソフトウェア25は、例えばCD−ROMやフロッ
ピーディスクといった記録媒体に記録されたかたちで入
手される。また、これに限らず、パーソナルコンピュー
タ22に所定の通信手段を設け、インターネットなどの
ネットワークを介して入手するようにもできる。
ーソナルコンピュータ22に内蔵されたハードディスク
ドライブ(図示しない)に保存されているディジタルオ
ーディオデータの中から必要なデータを選択する。選択
されたデータは、このデータ転送ソフトウェア24によ
って、ケーブル21を介して携帯用オーディオ再生装置
20に転送される。データの転送は、例えばシリアル転
送によってなされる。
ュータ22に保存されるディジタルオーディオデータ
は、図示しないが、例えば衛星通信回線や公衆電話回線
といった、所定の回線から入手される。すなわち、図示
されない音楽サーバから、これらの通信回線を介して、
所望のオーディオデータをダウンロードして入手し、ハ
ードディスクなどに保存する。
ば、それぞれ所定の周波数を代表とした各周波数帯域毎
にレベルの調整をできるようにされた、所謂グラフィッ
クイコライザを模したGUI(Graphical User Interfac
e)を有している。これにより、所望の周波数特性を作成
する。作成された周波数特性の情報は、データ転送ソフ
トウェア24によって、ケーブル21を介して携帯用オ
ーディオ再生装置20に転送される。
のGUIの一例を示す。全体のゲインを設定するための
スライダを模した表示40(以下のGUIの説明におい
て、「〜を模した表示」を省略する)が画面左上に配さ
れる。各周波数帯域毎の代表周波数のレベルを調整する
ためのスライダ41A〜41Jが画面下側に並べて表示
される。この例では、代表周波数が60Hz,170H
z,310Hz,600Hz,1kHz,3kHz,6
kHz,12kHz,14kHzおよび16kHzとさ
れ、スライダ40およびスライダ41A〜41Jのそれ
ぞれは、±12dBの範囲でレベルの調整が可能とされ
ている。
ダ40,41A〜41Jを、例えばマウスといったポイ
ンティングデバイスで操作することで、各値を変更/設
定することができ、所望の周波数特性をつくり出すこと
ができる。
イダ40およびスライダ41A〜41Jで設定された内
容を記憶するためのものである。ディスプレイ23の表
示に基づき、スイッチ42を、例えばマウスといったポ
インティングデバイスで操作することで、設定内容の記
憶が行われる。この例では、携帯用オーディオ再生装置
20のイコライザポジションスイッチ14の各ポジショ
ン15A,15Bおよび15Cに対応し、3種類の設定
内容を記憶できる。この3種類の設定内容は、上述し
た、携帯用オーディオ再生装置20のイコライザポジシ
ョンスイッチ14の各ポジション15A,15Bおよび
15Cにそれぞれ対応する。すなわち、3種類の設定情
報を携帯用オーディオ再生装置20に転送することで、
イコライザポジションスイッチ14によってこれら3種
類の設定をそれぞれ切り替えることができる。
40およびスライダ41A〜41Jによって設定された
内容を、初期状態に戻すためのスイッチである。
設定されるパラメータは、この例に限定されない。グラ
フィックイコライザの素子数は、さらに多くてもよい
し、少なくすることもできる。素子数ならびに中心周波
数を可変とすることも可能である。また、予め幾つかの
周波数特性をプリセットしておき、所望の特性を呼び出
して用いることもできる。さらに、イコライザは、グラ
フィックイコライザに限らず、代表周波数ならびに特性
曲線が可変とされた所謂パラメトリックイコライザとす
ることもできる。単に高音域/中音域/低音域をそれぞ
れ調整する、トーンコントロールとしてもよい。さらに
また、再生音に対して、例えば残響音やその他の特殊効
果を付加するようにもできる。携帯用オーディオ再生装
置20がDSP11を有しているため、DSP11の能
力に応じて、このような処理が可能とされる。
例えば、上述のデータ転送ソフトウェア24と共に用い
られる。イコライザ設定ソフトウェア25で設定された
設定内容は、イコライザ設定情報として、オーディオデ
ータと共にパーソナルコンピュータ22から携帯用オー
ディオ再生装置20に対して、データ転送ソフトウェア
24によって転送される。もちろん、イコライザ設定情
報は、イコライザ設定ソフトウェア25で単独に転送す
るようにしてもよい。
構成の一例を示す。この例では、再生装置20は、オー
ディオデータの記録媒体として半導体メモリを用いた携
帯用ヘッドフォンステレオである。F−ROM30は、
オーディオデータを記憶するためのフラッシュメモリで
あり、例えば64MByteの記憶容量を有する。F−
ROM30は、電気的に内容の消去を行い、データを書
き替えることができる。F−ROM30は、メモリコン
トローラ31によって、データの読み出しや書き替え、
ならびに、データの消去などの制御が行われる。例え
ば、外部インターフェイス39から供給されたオーディ
オデータは、メモリコントローラ31の制御によってF
−ROM30に書き込まれる。
−ROM30からオーディオデータが読み出され、デコ
ーダ32に供給される。オーディオデータは、所定の方
式、例えばMPEGオーディオのレイヤ3方式で以て1
/10程度に圧縮符号化されている。このデコーダ32
で、この圧縮符号化が解かれディジタルオーディオデー
タとされたオーディオデータは、DSP33に供給され
る。
る場合には、メモリコントローラ31で、予め与えられ
た秘密鍵を用いてリアルタイムに暗号を復号化する。復
号化されたオーディオデータがデコーダ32に供給され
る。
のコマンドにより、供給されたディジタルオーディオデ
ータに対して所定の音響処理、例えばイコライジング処
理やレベル調整処理などを施す。DSP33から出力さ
れたディジタルオーディオデータは、図示されないD/
A変換器によってアナログオーディオ信号に変換され、
アナログアンプ34に供給される。そして、所定のレベ
ルまで増幅され、例えばヘッドフォン35に供給され、
再生音声とされる。
AMなどを有し(図示しない)、この携帯用オーディオ
再生装置20の全体を制御する。ROMには、初期プロ
グラムやこの携帯用オーディオ再生装置20のシリアル
番号などが予め記憶される。また、RAMは、CPUが
動作するためのワークメモリである。シスコン36によ
って、上述したメモリコントローラ31,デコーダ32
およびDSP33が制御される。
コン36に対して制御信号を供給する。また、表示部3
8は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)であり、シス
コン36から供給される表示信号に基づく表示を行う。
るオーディオデータの曲名リストが表示部38に表示さ
れる。ユーザは、この表示に基づき操作部37を操作
し、所望のオーディオデータの再生を指示する。この指
示に基づく制御信号がシスコン36に供給される。この
制御信号に基づき、シスコン36によるメモリコントロ
ーラ31の制御がなされ、F−ROM30から該当する
オーディオデータが読み出される。読み出されたオーデ
ィオデータは、メモリコントローラ31,デコーダ3
2,DSP33およびアナログアンプ34でそれぞれ所
定の処理をされ、ヘッドフォン35で再生音声とされ
る。
携帯用オーディオ再生装置20へのデータ転送の例を示
す。図5Aは、転送されたデータ70を、一旦、全てF
−ROM30に格納する例である。データ70は、例え
ばイコライザ設定情報60が先頭に配され、続けて、そ
れぞれ例えば1曲分のオーディオデータからなる音楽デ
ータ61,61,・・・が転送される。パーソナルコン
ピュータ22から転送され、外部インターフェイス39
から供給されたこのデータ70は、一旦、全てF−RO
M30に格納される。そして、メモリコントローラ31
により、先頭のイコライザ設定情報60が抜き出され
る。抜き出されたイコライザ設定情報60は、例えばシ
スコン36に供給され、DSP33の制御情報とされ
る。
がF−ROM30に格納され、イコライザ設定情報60
が直接的にDSP33に供給される例である。メモリコ
ントローラ31により、外部インターフェイス39から
供給されたデータ70が振り分けられる。DSP33に
供給されたイコライザ設定情報60は、DSP33が内
蔵するバッテリバックアップされたRAM(図示しな
い)に格納される。
フォーマットの例を示す。イコライザ設定情報60は、
例えば上述のイコライザ設定ソフトウェア25の各スラ
イダ40,41A〜41Jに対応し、ボリューム情報V
OLと、各周波数帯域のレベル情報EQ−A〜EQ−J
からなる。各情報は、例えばそれぞれの設定値からな
る。図6Aでは、ボリューム情報VOLが先頭に配さ
れ、図6Bは、後端側に配されている。勿論、このデー
タフォーマットはこの例に限られない。
ットの例を示す。図7Aは、上述の図5の例と同様に、
イコライザ設定情報60がデータの先頭に配され、音楽
データ61,61,・・・がイコライザ設定情報60の
後ろから連続的に配される例である。この場合、イコラ
イザ設定情報60は、例えば次のイコライザ設定情報6
0が転送されるまで保持される。また、図7Bは、音楽
データ61毎にイコライザ設定情報60を転送する例で
ある。この場合、音楽データ61の1曲毎の再生の度
に、イコライザ設定情報60に基づくDSP33の制御
がなされる。
設定ポジションが3つ有る場合の例である。イコライザ
設定情報60は、3つのポジション15A,15Bおよ
び15Cにそれぞれ対応するイコライザ設定情報60
A,60Bおよび60Cからなる。イコライザポジショ
ンスイッチ14によってこの中の一つが選択され、選択
されたイコライザ設定情報に基づきDSP33が制御さ
れる。この図7Cによるフォーマットは、上述の図7A
や図7Bのフォーマットと組み合わせることが可能であ
る。
媒体として半導体メモリが用いられているが、これはこ
の例に限定されない。オーディオデータの記録媒体とし
ては、MD(Mini Disc) といったディスク状記録媒体
や、DAT(Digital Audio Tape)といったテープ状記録
媒体を用いるようにもできる。
回線を介して入手されるとしたが、これはこの例に限定
されない。オーディオデータは、CD(Compact Disc)な
どの他のオーディオデータ記録媒体から入手するように
もできる。勿論、アナログ音源をディジタル変換して、
F−ROM30に格納するようにもできる。
ーディオ再生装置に適用されるように説明したが、これ
はこの例に限定されない。再生と共に記録を行えるよう
にした、携帯用オーディオ記録再生装置にこの発明を適
用することもできるし、車載あるいは据置型のオーディ
オ(記録)再生装置に適用することもできる。
ィオデータがMPEGオーディオのレイヤ3方式で圧縮
符号化されると説明したが、これはこの例に限定されな
い。例えば、ATRACあるいはATRACを改良した
ATRAC2方式で以て、オーディオデータの圧縮符号
化を行ってもよい。また、TwinVQ(商標)やQu
ick Time3(商標)などの、通信環境に特に適
合した方式で圧縮符号化を行ってもよい。
ば、携帯用オーディオ再生装置での音質調整を、外部で
作成されたパラメータに基づいて行うようにしているた
め、より柔軟な、ユーザの好みに合わせた音質調整を行
うことができる効果がある。
オ再生装置の音質調整のパラメータの変更が可能なの
で、例えばヘッドフォンの種類の違いといった、再生環
境の違いによる音質の差異を吸収することができる。
生するようにされた機器に極めて一般的に搭載されてい
る、DSPのパラメータを変更することで、音質調整を
行っている。また、パラメータの転送に使用されるデー
タ容量は、極めて僅かである。そのため、この発明によ
る機構を組み込んでも、コストアップが殆ど無いという
効果がある。
ようにされた携帯用オーディオ再生装置の構成の一例を
概略的に示すブロック図である。
の使用形態の一例を示す略線図である。
示す略線図である。
略線図である。
再生装置へのデータ転送の例を示す略線図である。
を示す略線図である。
線図である。
おける音質調整機構の一例を示す略線図である。
装置の構成の一例を示すブロック図である。
ョンスイッチ、15A,15Bおよび15C・・・イコ
ライザのポジション、20・・・携帯用オーディオ再生
装置、22・・・パーソナルコンピュータ、24・・・
データ転送ソフトウェア、25・・・イコライザ設定ソ
フトウェア、30・・・フラッシュメモリ、31・・・
メモリコントローラ、36・・・シスコン、40・・・
全体のゲインを設定するためのスライダ、41A〜41
J・・・各周波数帯域毎の代表周波数のレベルを調整す
るためのスライダ、42・・・EQポジション登録スイ
ッチ、60・・・イコライザ設定情報、61・・・音楽
データ
Claims (12)
- 【請求項1】 ディジタルオーディオデータを再生する
再生装置で、音響特性の制御を行う音響特性調整方法に
おいて、 ディジタルオーディオデータを再生するときの音響特性
を制御する特性情報を作成する特性情報作成のステップ
と、 上記特性情報作成のステップで作成された上記特性情報
を、ディジタルオーディオデータの再生を行う再生装置
に設けられた記憶媒体に対して転送する転送のステップ
と、 上記転送のステップで転送された上記特性情報に基づき
上記ディジタルデータの上記音響特性の制御を行う音響
特性調整のステップとを有することを特徴とする音響特
性調整方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の音響特性調整方法にお
いて、 上記特性情報作成のステップでは上記特性情報が複数作
成され、上記音響特性調整のステップで上記複数作成さ
れた上記特性情報のうち一つを選択して上記音響特性の
制御を行うことを特徴とする音響特性調整方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の音響特性調整方法にお
いて、 上記転送のステップでは、上記特性情報を上記ディジタ
ルオーディオデータと共に上記再生装置に転送すること
を特徴とする音響特性調整方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の音響特性調整方法にお
いて、 上記記憶媒体は、半導体メモリであることを特徴とする
音響特性調整方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の音響特性調整方法にお
いて、 上記音響特性は、音質ならびに音量であることを特徴と
する音響特性調整方法。 - 【請求項6】 記憶媒体に記憶されたディジタルオーデ
ィオデータを再生する再生装置において、 ディジタルオーディオデータを記憶する記憶媒体と、 ディジタルオーディオデータを再生するときの音響特性
を制御する特性情報を受け取る特性情報取得手段と、 上記特性情報取得手段によって取得された上記特性情報
に基づいて、上記記憶媒体から再生された上記ディジタ
ルオーディオデータに対して上記音響特性の制御を行う
音響特性調整手段とを有することを特徴とする再生装
置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の再生装置において、 上記音響特性調整手段では、複数の上記特性情報のうち
一つを選択して上記音響特性の制御を行うことを特徴と
する再生装置。 - 【請求項8】 請求項6に記載の再生装置において、 上記記憶媒体は半導体メモリであることを特徴とする再
生装置。 - 【請求項9】 請求項6に記載の再生装置において、 上記音響特性は、音質ならびに音量であることを特徴と
する再生装置。 - 【請求項10】 ディジタルオーディオデータを再生す
る再生装置で、音響特性の制御を行う音響特性調整方法
が記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体に
おいて、 ディジタルオーディオデータを再生するときの音響特性
を表す特性情報を作成する特性情報作成のステップと、 上記特性情報作成のステップで作成された上記音響特性
を表す特性情報を、ディジタルオーディオデータの再生
を行う再生装置に設けられた記憶媒体に対して転送する
転送のステップとを有する音響特性調整方法が記録され
たことを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録
媒体。 - 【請求項11】 請求項10記載の記録媒体において、 上記音響特性は、音質ならびに音量であることを特徴と
する記録媒体。 - 【請求項12】 請求項10に記載の記録媒体におい
て、 上記特性情報作成のステップでは上記特性情報が複数作
成されることを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24823498A JP2000077960A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 音響特性調整方法および再生装置ならびに記録媒体 |
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JP24823498A JP2000077960A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 音響特性調整方法および再生装置ならびに記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000077960A true JP2000077960A (ja) | 2000-03-14 |
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ID=17175165
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JP24823498A Pending JP2000077960A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 音響特性調整方法および再生装置ならびに記録媒体 |
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---|---|
JP (1) | JP2000077960A (ja) |
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