JP4419432B2 - カラオケ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮音声データの再生技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、映像や音声などのデータをデジタル化した情報を再生する情報再生装置が開発されており、たとえば映画ソフトやカラオケなどの再生装置として広く利用されている。カラオケ市場においては、いわゆる通信カラオケというものが一般的になっている。この通信カラオケにおいてはMIDI演奏が一般的だが、例えばバックコーラスなど肉声が欲しい時はデジタルオーディオを使う。デジタルオーディオデータはそのままではデータが巨大過ぎるため、通常は、ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)やMP3等のコーデックでエンコード(圧縮)して保存しておき、使用時にはデコード(解凍)している。また最近では、映像/音声などのデータに対するデータ圧縮方式が、MPEG(Moving Picture Image Coding Expert Group)方式として既に国際標準化されるにいたっている。このMPEG方式は、映像データや音声データを可変長圧縮する方式である。このMPEG方式の圧縮情報再生方式に関しては、以下に示すような提案があった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
つまり、音声の入力により符号化器(エンコーダ)で圧縮音声(MPEG音声データ)を生成し、通信路あるいは蓄積メディアを介してMPEG音声データを復号器(デコーダ)に入力し元の音声データを再生するよう構成されている。この圧縮情報再生装置を例えば放送や通信などの分野に応用している分には、エンコーダとデコーダとの間は常に一定レートでデータが転送されるだけなので、デコーダ側の最大処理速度としては、サンプリング周波数とビットレートで決まる処理能力だけ持たせておけばよい。
【0004】
ところで、今後、この圧縮情報再生装置は、蓄積メディア、つまりVTRや光ディスクなどの分野に応用されることが考えられる。この場合、順方向/逆方向、早送り/スロー再生などの特殊再生が多用されることから、特に音声を映像と同時に伝送した上で所望の速度で再生することの実現が必至である。この場合、データ間引きを行うことにより、映像と音声とを同時に2倍速や3倍速等で再生することが考えられる。
【0005】
しかしながら、MPEG方式で圧縮されたデータは、その再生にデータの連続性が要求されることから、データ間引きを行う特殊再生、つまり2倍再生や3倍再生などは基本的に適していない。
そこで、これを実現するためにデータ構造を工夫したり、回路を付加することが別途必要になる。たとえばVTRなどにて、MPEG方式で圧縮された映像/音声などのデータを高速再生(通常2〜10倍速再生程度)する場合には、もっとも単純な方法としては、デコーダに入力するデータの転送レートを上げ、これに伴ってデコーダの処理速度を向上させて瞬時にデータをデコードし、その後、音声サンプル単位でデータを間引けばよい。
【0006】
この方法にハードウェアを対応させるためには、デコーダの処理速度を飛躍的に向上させる必要がある。すなわち、上述した符号化ビットレートとサンプリング周波数の他、さらに再生倍速数に応じてその数倍もの処理速度がデコーダに要求されるからである。
【0007】
【特許文献1】
特許第3226711号公報(第2,3頁)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これだけデコーダの処理速度を飛躍的に向上させることは現時点では不可能であり、その実現性はきわめて低いものである。
このように上述した従来の圧縮情報再生装置では、圧縮情報を特殊再生する場合、つまり圧縮音声などを通常の数倍の速度で再生する場合、デコーダの処理速度を飛躍的に向上させることはハードウェア的にきわめて困難であり、このような特殊再生に適応できないという問題があった。
【0009】
そこで本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、デコーダの処理速度を向上することなく圧縮音声データの高速再生にも適応できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
(1)上述した問題点を解決するためになされた請求項1に係るカラオケ装置は、外部装置から送られてくる、少なくともMIDIデータおよび歌詞データによって構成される楽曲データを受信する通信手段と、通信手段が受信した楽曲データを記憶するデータ記憶手段と、各種操作入力を受け付ける操作手段と、操作手段によって楽曲データの再生の操作入力を受け付けた場合に、楽曲データに含まれる少なくともMIDIデータおよび歌詞データを用いて再生を行う再生手段と、を備えるカラオケ装置であって、さらに、圧縮符号化された音声データを復号する復号手段と、データ記憶手段が記憶する楽曲データに圧縮音声データが連結されているか否かを判断する判断手段と、楽曲データに圧縮音声データが連結されていると判断手段によって判断された場合には、楽曲データに連結されている圧縮音声データを前記データ記憶手段から読み出して復号手段に復号処理を実行させ、復号された標準再生速度での再生用の圧縮音声データである標準速度再生用データからその標準的な再生速度に対して高速な再生速度での再生用の圧縮音声データである高速再生用データを作成し、作成された高速再生用データを楽曲データに連結してデータ記憶手段に記憶させる制御手段と、を備え、再生手段は、楽曲データを用いて再生を行う場合に、楽曲データに圧縮音声データが連結されているときには、楽曲データに含まれる少なくともMIDIデータおよび歌詞データに加え、復号手段によって楽曲データに連結されている圧縮音声データから復号された音声データも用いて再生を行う。
【0011】
そして、データ記憶手段は、標準再生速度での再生用の圧縮音声データである標準速度再生用データに加え、その標準再生速度に対して高速な再生速度での再生用の圧縮音声データである高速再生用データを記憶しているのであるが、この高速再生用データは、標準速度再生用データからデータを間引くことで、復号手段による前記標準速度再生用データに対する復号速度以下の復号速度で復号可能に構成されている。なお、この高速再生用データは、その用途に応じて例えば2倍速、3倍速といった高速な再生速度での再生のために準備されるものである。
【0012】
そして、制御手段は、操作手段に行われた操作入力によって標準再生速度からの再生速度の増加が指定されると、その再生速度の増加に応じた高速再生用データをデータ記憶手段から読み出し、その読み出した前記高速再生用データに対する復号処理を復号手段に実行させる。
また、再生手段は、制御手段が高速再生用データに対する復号処理を復号手段に実行させた場合には、楽曲データに含まれる少なくともMIDIデータおよび歌詞データに加え、復号手段によって高速再生用データから復号された音声データも用いて再生を行う。
このように、標準速度再生用データだけでなく高速再生用データも記憶し、再生速度の増加時には、楽曲データに含まれる少なくともMIDIデータおよび歌詞データに加え、高速再生用データを復号して得た音声データも用いて再生するのであるが、その高速再生用データは、前記復号手段による標準速度再生用データに対する復号速度以下の復号速度で復号可能に構成されているため、復号手段に要求される能力は高速再生時でも標準速度再生時以下となる。したがって、復号手段(デコーダ)の処理速度を向上させなくても高速再生が可能となる。
【0013】
(2)ところで、上述した標準速度再生用データと高速再生用データについては、それら全てを予め作成してデータ記憶手段に記憶しておいてもよいが、請求項2に示すように、カラオケ装置自らが作成するようにしてもよい。つまり、予め作成された標準速度再生用データのみをデータ記憶手段に記憶しておき、高速再生用データについては、復号手段、間引き手段及び圧縮符号化手段によって作成してデータ記憶手段に記憶させるのである。具体的には、元となる標準速度再生用データを復号手段によって復号し、その復号された音声データに対し、間引き手段が、指示された間引き割合でのデータ間引き処理を実行する。そして、そのデータ間引き処理が実行されたデータを圧縮符号化手段が圧縮符号化して高速再生用データを作成するのである。
【0014】
(3)高速再生用データの用途は種々考えられるが、例えば請求項3に示すように、早送り再生の場合に用いることが考えられる。つまり、音声データの再生時に再生を早送りするための操作入力を受け付ける早送り受付手段を備えており、データ記憶手段は、早送り用の高速再生用データを記憶している。そして、制御手段は、早送り受付手段によって早送りの操作入力を受け付けた場合には、早送り用の高速再生用データを前記データ記憶手段から読み出し、その読み出した高速再生用データに対する復号処理を復号手段に実行させるのである。
【0015】
早送りの場合には、ユーザにとって再生内容を正確に知る必要性は少なく、概略どのような内容かが把握できればよい。逆に言えば、そのような用途であるにもかかわらず復号手段の復号速度を向上させなくてはならないのは非合理的である。したがって、本発明のようにデータ間引きをすることで対処すれば、早送り再生であっても概略どのような内容かは把握でき、それでいながら復号手段の復号速度を標準速度再生の場合に比べて速くする必要がない。
【0016】
(4)例えばカラオケ装置への利用を想定した場合には、請求項4に示すように、カラオケ装置中のデータ記憶手段が、カラオケ演奏時に用いるバックコーラス用の波形データとしての圧縮音声データを記憶することが考えられる。バックコーラス以外の楽曲演奏に際しては例えばMIDIデータを用いることで、特段の処理負荷の増大なしに再生速度は自由に変更できる。しかし、バックコーラスのように肉声による波形データを圧縮音声データとして記憶した場合には、そのバックコーラスもMIDI演奏に合わせて高速再生させなくてはならず、標準速度再生用データのみ用いた場合には、復号手段の復号速度の増大を強制してしまう。したがって、本発明を適用することが有効である。そして特にカラオケ装置の場合には、既存のCPUや復号手段(デコーダ)をそのまま用いながら機能の充実を図っていることが現実的である。つまり、復号速度を向上させた復号手段を用いればリアルタイムに間引き処理等を行うことができ、理論的には問題が解決するが、現実的には市場に出回っている膨大な数のカラオケ装置に対して復号手段の交換を強制するのは経済的な観点も含め困難である。本発明によれば、このような復号手段の機能アップを強制することなく、既存のもので対応できるため、現実的な実効性は非常に高い。
【0017】
(5)圧縮音声データについては、例えばCD−ROMやDVD−ROMのようなパッケージメディアから読み込んでもよいが、請求項1に示すように外部装置から配信してもらうこともできる。特に、いわゆる通信カラオケと称されるように、カラオケ演奏用データを外部装置(例えば配信センタ等のホストコンピュータ)から配信してもらうことが近年のカラオケ市場ではよく行われている。近年普及がめざましいブロードバンドの通信網を介して配信される場合には、通信コストが低下すると共に、カラオケ装置側で波形データを生成する手間が省けるメリットがある。なお、この場合でも、請求項2に示すように標準速度再生用データを元にしてカラオケ装置自らが高速再生用データを作成してもよい。その場合であれば、外部装置から配信してもらうのは標準速度再生用データだけでよくなり、配信に要する時間やコストが低減する。
(6)また、請求項5に示すように、再生手段が、操作手段に行われた操作入力によって標準再生速度からの再生速度の増減が指定されると、その再生速度の増減に応じて再生中の楽曲データに含まれる少なくともMIDIデータの再生速度を変更し、MIDIデータと復号手段によって高速再生用データから復号された音声データとを合成して再生を行うことが考えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0019】
図1は、圧縮音声データ再生装置を備えた本実施例のカラオケ装置1の構成を示すブロック図である。本実施例のカラオケ装置1は、いわゆる通信カラオケと称されるものであり、通信ネットワーク3を介してホストコンピュータ2に接続できるようになっている。そして、カラオケ装置1は、この通信ネットワーク3を介して接続したホストコンピュータ2からカラオケに関する音楽情報と画像情報とを取得することができる。
【0020】
なお、ホストコンピュータ2は、通信ネットワーク3を介してカラオケ装置1とアクセス可能であって、カラオケ装置1に対して、最新の流行曲等の曲データを発信したり、どのような曲が何回演奏されたかといったログデータを含む関連情報をカラオケ装置1から受信したりして管理することができるようになっている。また、ホストコンピュータ2は、データベースを備えており、このデータベースに楽曲演奏に使用するコンテンツデータとしての音楽情報や背景画または歌詞等の画像情報等を記憶している。また、ホストコンピュータ2は、コンテンツデータ以外にバージョンアップされたシステムプログラム等をデータベースに記憶し、そのデータベースから随時読み出してカラオケ装置1に対して配信することができるようになっている。
【0021】
次に、カラオケ装置1の構成について説明する。
このカラオケ装置1には、図1に示されるように、ホストコンピュータ2に通信ネットワーク3を介して接続し各種の情報を送受信する「通信手段」としての通信装置19、曲の予約操作などを行うための操作パネル10、カラオケ装置1全体の制御を司る「制御手段」としてのCPU14、各種情報を一時的に記憶するRAM15、演奏の再生を行う音源再生装置18、音楽情報にかかる電気信号を増幅等するアンプ20、カラオケ用の音楽情報や画像情報その他各種データを記憶しているハードディスク13、ハードディスク13に記憶された画像情報に基づいて歌詞や背景画を再生するための映像再生装置24を備えている。この内、操作パネル10、ハードディスク13、RAM15、音源再生装置18及び映像再生装置24は、CPU14に接続されている。
【0022】
アンプ20には、当該アンプ20からの電気信号を入力して伴奏曲及び利用者(歌唱者)の歌声等を流すスピーカ22と、利用者(歌唱者)の歌声等をアンプ20に入力するためのマイクロフォン(以下、単にマイクと称す。)23が接続されている。また、映像再生装置24には、画像情報である背景画及び歌詞等を表示する表示装置26が接続されている。
【0023】
上述した通信装置19は、信号の変調および復調を行う変復調装置であり、CPU14の制御の下、通信ネットワーク3を通じてホストコンピュータ2にアクセス可能に構成されている。それによって、通信装置19は、通信ネットワーク3を介してホストコンピュータ2から送られてくる楽曲データ等を受信したり、上記関連情報をホストコンピュータ2に伝送することができる。
【0024】
また、操作パネル10は、利用者によって操作されるものであり、図2に示すように、任意の曲の選択等を行うためのテンキーパネル10a、演奏再生の早送りをさせるための早送りボタン10b、例えば選曲番号等を表示するための表示部10cを備えている。
【0025】
テンキーパネル10aは、「0」から「9」までの数字ボタンと、その数字ボタンを介して入力された選曲番号を確定させて演奏を実行させるための選曲ボタンを備える。また、早送りボタン10bは、例えば歌唱者が早送りさせたい場合に操作するもので、本実施例では早送りボタン10bを押している間、通常の2倍の速度で再生されるようになっている。したがって、例えば間奏が長い場合に2番や3番の頭まで早送りさせたりすることができる。なお、この早送りボタン10bが「早送り受付手段」に相当する。
【0026】
また、ハードディスク13には、図2に示すように、アプリケーションプログラムや楽曲データなどが記憶されている。楽曲データは、図3に示すようにヘッダD1、MIDIデータD2、歌詞データD3、バックコーラスなどの肉声の波形データD4,D5によって構成されている。波形データD4,D5は、アナログのオーディオ信号をデジタル変換して作成したものであり、例えばPCM録音によって作成したPCMデータをエンコードしたADPCMデータやMP3データ等が該当する。ここでは波形データがMP3データであるとして以下の説明を進める。なお、ハードディスク13は「データ記憶手段」に相当し、ハードディスク13に記憶されている楽曲データ中のMP3データが「圧縮音声データ」に相当する。
【0027】
また、ハードディスク13には、映像データや各種の設定に必要な設定データ、さらには演奏記録などのログデータなども記憶されている。そして、操作パネル10のテンキーパネル10aを介して曲が選択されると、CPU14は、選択された曲の楽曲データや選択された曲と関連する映像データをハードディスク13から呼び出して、音源再生装置18及び映像再生装置24に同期させて出力するようになっている。
【0028】
その後、CPU14から出力される楽曲データは、音源再生装置18において、アナログの演奏音信号に変換された後、アンプ20へ送られて電気的に増幅される。このアンプ20は、マイク23を介して入力される利用者の歌唱音信号と適度な割合でミキシングするもので、ミキシングされた歌唱音信号と演奏音信号は、アンプ20からスピーカ22に出力され、音声及び演奏音となってスピーカ22から外部へ出力される。
【0029】
ここで、音源再生装置18について、図2を参照してさらに説明する。音源再生装置18は、「復号手段」としてのMP3用のデコーダ18a、「変換手段」としてのデジタルアナログコンバータ(DAC)18b、「圧縮符号化手段」としてのエンコーダ18c、「間引き手段」としての間引き処理再生速度変更器18d、MIDI音源18eを備えている。CPU14から出力される楽曲データ中のMIDIデータD2は、MIDI音源18eにおいて演奏音信号に変換された後、DAC18bを介してアンプ20へ出力される。一方、例えばバックコーラス用の波形データD4,D5(MP3データ)は、デコーダ18aによってPCMデータにデコードされた後、DAC18bを介してアンプ20へ出力される。
【0030】
楽曲演奏に際して再生速度変更(早送り)をする場合、MIDIデータD2を用いた演奏に際しては、標準再生速度からの変更量をCPU14からMIDI音源18eに指示してやれば、MIDIデータD2を用いてその指示された再生速度での演奏音信号を容易に作成できる。
【0031】
一方、波形データD4,D5の場合に関しては、次のような考察ができる。本実施例の場合、バックコーラス用の波形データD4,D5としてMP3データを用いているが、このようなデジタル音声データを早送り再生する場合、そのやり方としてデータを間引いて再生する方法がある。ところがMP3データのようなデジタル圧縮音声データの場合、デコードした対象に対して間引きを行わなければならず、そのためにはデコードする速度が通常再生の倍必要になる。そのため通常再生に対して使用頻度の低い倍速再生にあわせてデコードの実力(主にデコードを行うCPUの能力)を持たねばならず無駄である。そこで、本実施例のカラオケ装置1では次のような工夫をしてデコードの処理速度を向上することなく圧縮情報の特殊再生に適応できるようにしている。つまり、図3(a)に示すように、波形データとして「標準速度再生用データ」としての標準速度再生用の波形データD4、「高速再生用データ」としての倍速再生用の波形データD5を楽曲データとしてハードディスク13に記憶しておく。この倍速再生用の波形データD5は、標準速度再生用の波形データD4からデータを間引くことで、デコーダ18aによる標準速度再生用の波形データD4に対するデコード速度以下のデコード速度でデコード可能に構成されている。そのため、早送り再生時に倍速再生用の波形データD5をデコードすれば、あらかじめデータ間引きされているので、デコード時に要求される能力は標準速度再生用データの再生時以下となる。
【0032】
また、本実施例の場合は、通信ネットワーク3を介してホストコンピュータ2からカラオケ装置1に送られてくる時点での楽曲データ中には、図3(b)に示すように、波形データとしては標準速度再生用の波形データD4しか存在しない。この標準速度再生用の波形データD4を用いて他の波形データをカラオケ装置1内で作成するのである。もちろん、図3(c)に示すように、波形データ自体が存在しない楽曲データも当然存在する。上述のバックコーラスなどのようにMIDIデータでは対応することが難しい楽音データについて波形データとして持つため、もともとバックコーラス等がない楽曲データであれば波形データ自体が存在しなくてもよいからである。
【0033】
それでは、図4のフローチャートを参照して、標準速度再生用の波形データD4を用いて他の波形データを作成する処理について説明する。この処理は、楽曲データの受信時にCPU14が実行するものである。なお、楽曲データの受信時即座に実行せず、例えば受信後のカラオケ装置1が演奏を行っていないアイドリング時を判断し、そのアイドリング時に実行するようにしてもよい。
【0034】
まず、楽曲データを受信し(S102)、その中に波形データがあるか否かを判断する(S104)。図3(c)に示すように、波形データ自体が存在しない楽曲データであれば(S104:NO)、そのまま本処理ルーチンを終了する。一方、図3(b)に示すように、波形データD4が存在する楽曲データであれば(S104:YES)、その波形データ(MP3データ)をデコーダ18aに送ってPCMデータにデコードさせる(S106)。
【0035】
そして、そのPCMデータに対して必要速度の間引き処理を行う(S108)。ここでは、倍速再生用の波形データD5を作成するため、例えばPCMデータから一つおきにデータを間引く処理を行うことが考えられる。もちろん、単純に一つおきにデータを間引くのではなく、全体として所定のデータ量となるように最適な間引きを行えばよい。この間引き処理に関しては、例えば従来技術としても示した特許文献1(特許第3226711号公報参照)やあるいは特開2000−105600号公報などに記載されている公知技術であるため、ここでは詳しい説明は省略する。
【0036】
間引き処理再生速度変更器18dによって再生速度が変更された波形データ(PCMデータ)をエンコーダ18cによって符号化(MP3データ化)し(S110)、その作成したMP3データを楽曲データに連結する(S112)。本実施例ではMP3データとして倍速再生用の波形データD5を作成したので、それを標準速度再生用の波形データD4の後に連結する。つまり、図3(a)に示すようになる。その後、本処理ルーチンを終了する。
【0037】
このような配信時の処理が終了すると、この時点ではハードディスク13中には、図3(a)に示すように、2種類の波形データD4、D5を持つ楽曲データか、あるいは図3(c)に示すように波形データ自体を持たない楽曲データのいずれかが存在することとなる。
【0038】
次に、カラオケ装置1にて実行されるカラオケ演奏時の処理についても図5のフローチャートを参照して説明する。この処理もCPU14が実行するものである。
まず、曲番号の受付が完了したか否か判断し(S202)、選曲ボタンが操作されて受付完了の場合は(S202:YES)、その受け付けた曲番号に対応する楽曲データをハードディスク13からRAM15に転送する(S204)。上述した配信時の処理の結果、カラオケ演奏時においては、ハードディスク13中には、2種類の波形データD4、D5を持つ楽曲データ(図3(a)参照)か、波形データ自体を持たない楽曲データ(図3(c)参照)のいずれかが存在することとなる。
【0039】
そして、次のステップS206では、RAM15に転送した楽曲データ内のMIDIデータD2を音源再生装置18(図1参照)内のMIDI音源18e(図2参照)に送る。それと共に、図3(a)に示すように波形データ(MP3データ)を持つ楽曲データの場合には、標準速度再生用の波形データD4(図3(a)参照)を音源再生装置18内のデコーダ18a(図2参照)に送る。当然ながら、図3(c)に示すように波形データ(MP3データ)自体を持たない楽曲データの場合は、波形データ自体が存在しないためデコーダ18aへ送ることはない。MIDIデータD2はMIDI音源18eにおいて演奏音信号に変更された後、DAC18bを介してアンプ20へ出力され、標準速度再生用の波形データD4についてはデコーダ18aにてPCMデータにデコードされた後、MIDI音源18eから出力された演奏音信号と合成されてDAC18bへ出力される。
【0040】
そして、曲の演奏が終了するまでは(S208:NO)、再生速度変更処理(S210)を実行し、曲の演奏が終了したら(S208:YES)、本処理ルーチンを終了する。
それでは、図5のステップS210にて実行される再生速度変更処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。
【0041】
まず、再生速度変更操作があるか否かについて判断する(S302)。具体的には、操作パネル10における早送りボタン10bが押下されていない状態から押下状態に変化したか、あるいは早送りボタン10bが押下状態から押下されていない状態に変化したかを判断する。上述したように、本実施例の場合は、早送りボタン10bを押している間は早送りするようになっているため、早送りボタン10bが押下されていない状態から押下状態に変化した場合には標準速度再生から倍速再生に変化させ、早送りボタン10bが押下状態から押下されていない状態に変化した場合には、倍速再生から標準速度再生に変化させることとなる。
【0042】
このような再生速度変更操作が無い場合(S302:NO)には、そのまま本処理ルーチンを終了するが、早送りボタン10bが操作された場合(S302:YES)には、その操作に応じて「現在の演奏再生速度値」を増減させる(S304)。具体的には、早送りボタン10bが押下された場合には倍速再生速度の値が「現在の演奏再生速度値」として設定され、早送りボタン10bが押下状態から押下されない状態になった場合には標準再生速度の値が「現在の演奏再生速度値」として設定される。なお、この「現在の演奏再生速度値」は、RAM15にセット(記憶)される。
【0043】
ステップS304の処理後はステップS306へ移行し、MIDI演奏を、S304にてセット(記憶)された現在の演奏再生速度値に応じたものに変更する。MIDI音源18eを用いたMIDI演奏における演奏再生速度の変更は、MIDIデータD2のパラメータの変更のみで簡単に対応できる。
【0044】
次のステップS308では、S304にてセット(記憶)された現在の演奏再生速度値に対応する波形データ(MP3データ)を選択してデコーダ18aへ送る。つまり、現在の演奏再生速度値が「倍速再生速度の値」であれば、倍速再生用の波形データD5(図3(a)参照)をデコーダ18aへ送り、現在の演奏再生速度値が「標準再生速度の値」であれば、標準速度再生用の波形データD4(図3(a)参照)をデコーダ18aに送る。そして、デコーダ18aが、これら倍速再生用の波形データD5あるいは標準速度再生用の波形データD4をPCMデータにデコードし、DAC18bへ送る。
【0045】
本実施例のカラオケ装置1によれば、次のような効果が得られる。
(イ)ハードディスク13に記憶された楽曲データには、図3(a)に示すように、標準速度再生用の波形データD4(MP3データ)に加え、倍速再生用の波形データD5(MP3データ)も含まれている。そして、カラオケ演奏時、通常は、標準速度再生用の波形データD4をデコーダ18aによってPCMデータにデコードするが、操作パネル10の早送りボタン10bが押下された場合には、倍速再生用の波形データD5をデコーダ18aによってPCMデータにデコードする。ここで、この倍速再生用の波形データD5は、標準速度再生用の波形データD4をデコードして得たPCMデータからデータを間引いたものをMP3データにエンコードすることで、デコーダ18aによる標準速度再生用の波形データD4に対するデコード速度以下のデコード速度でデコード可能に構成されている。そのため、デコーダ18aに要求される能力は倍速再生用の波形データD5に対する場合であっても、標準速度再生用の波形データD4に対する場合以下となる。したがって、デコーダ18aの処理速度を向上させなくても倍速再生が実現できる。
【0046】
また、CPU14の波形データの再生処理に相当するステップS308において、倍速再生用の波形データD5はエンコード状態で間引かれているため、RAM15からデコーダ18aへの転送処理が標準速度再生時と倍速再生時とで変わることなく、CPU14の処理がシンプルとなる。
【0047】
(ロ)上述した倍速再生用の波形データD5は、もともとホストコンピュータ2にて作成してカラオケ装置1に配信するようにしてもよいが、本実施例では図3(b)に示すように、配信時の楽曲データ中には波形データとして標準速度再生用の波形データD4(MP3データ)のみを含めておき、倍速再生用の波形データD5についてはカラオケ装置1内で作成するようにした。そのため、配信時の1曲あたりのデータ量が相対的に少なくなるため、ホストコンピュータ2とカラオケ装置1との間での通信時間や通信コストの低減に寄与する。
【0048】
以上実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様で実施し得る。そのいくつかを説明する。
(1)上記実施例では、早送りのために2倍速再生を採用したが、例えば3倍速再生、4倍速再生、あるいは1.5倍速再生などであってもよい。また、例えば2倍速再生及び3倍速再生というように複数の高速再生用の波形データを準備しておき、早送りボタンの方も2倍速再生と3倍速再生を選択して指定できるようにしておいてもよい。さらには、例えば早送りボタンを最初押下した時点では2倍速再生であり、押下継続時間が所定時間を経過すると3倍速再生に自動的に切り換わるようになっていてもよい。
【0049】
なお、このように複数の高速再生用の波形データを準備する場合にも、上記実施例と同様に、通信ネットワーク3を介してホストコンピュータ2からカラオケ装置1に送られてくる時点での楽曲データ中には、波形データとしては標準速度再生用の波形データD4しか存在させず(図3(b)参照)、受信後に、その標準速度再生用の波形データD4を用いて他の複数の高速再生用の波形データをカラオケ装置1内で作成するようにできる。
【0050】
(2)上記実施例では、カラオケ装置を例に挙げて説明したが、圧縮音声データを再生する装置であれば同様に適用できる。例えばカラオケではない通常の音楽演奏装置であってもよいし、あるいは音声と映像がセットになっている映画ソフト等を再生する装置(例えばビデオ再生装置など)であってもよい。但し、例えばビデオ再生装置等の場合には主に個人ユースであり、CPUやデコーダ自体の性能を向上させた新機種をどんどん市場に投入していく傾向にある。それに対してカラオケ装置の場合には、店舗等での使用が主であり、既存のCPUやデコーダをそのまま用いながら機能の充実を図っていることが現実的である。つまり、デコード速度を向上させたデコーダを用いればリアルタイムに間引き処理等を行うことができ、理論的には問題が解決するが、現実的には市場に出回っている膨大な数のカラオケ装置に対してデコーダ18aの交換を強制するのは経済的な観点も含め困難である。そのような観点から、上記実施例のカラオケ装置1であれば、このようなデコーダの機能アップを強制することなく、既存のもので対応できるというメリットが得られる。
【0051】
(3)上記実施例ではMP3データを例に挙げたが、波形データの形式としては、それ以外にも、ADPCM、Mpeg2オーディオAAC、TwinVQ、ATRAC3などであってもよい。
(4)上記実施例ではカラオケ装置1の本体に設けられた操作パネル10の早送りボタン10bを操作することによってユーザが早送りを指示できるようにしたが、例えば赤外線信号やBluetooth規格に基づく無線通信によって接続されたリモコンなどに上記早送りボタンを準備し、そのリモコンの早送りボタンを操作することでユーザが早送りを指示できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のカラオケ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のカラオケ装置における音源再生装置などの詳細を示すブロック図である。
【図3】実施例の楽曲データの説明図である。
【図4】標準速度再生用の波形データを用いて倍速再生用の波形データを作成する処理を示すフローチャートである。
【図5】カラオケ演奏時の処理を示すフローチャートである。
【図6】図5の処理中で実行される再生速度変更処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…カラオケ装置、2…ホストコンピュータ、3…通信ネットワーク、10…操作パネル、10a…テンキーパネル、10b…早送りボタン、10c…表示部、13…ハードディスク、14…CPU、15…RAM、18…音源再生装置、18a…デコーダ、18b…デジタルアナログコンバータ(DAC)、18c…エンコーダ、18d…間引き処理再生速度変更器、18e…MIDI音源、20…アンプ、22…スピーカ、23…マイクロフォン、24…映像再生装置、26…表示装置。
Claims (5)
- 外部装置から送られてくる、少なくともMIDIデータおよび歌詞データによって構成される楽曲データを受信する通信手段と、
前記通信手段が受信した楽曲データを記憶するデータ記憶手段と、
各種操作入力を受け付ける操作手段と、
前記操作手段によって前記楽曲データの再生の操作入力を受け付けた場合に、前記楽曲データに含まれる少なくともMIDIデータおよび歌詞データを用いて再生を行う再生手段と、
を備えるカラオケ装置であって、
さらに、
圧縮符号化された音声データを復号する復号手段と、
前記データ記憶手段が記憶する楽曲データに圧縮音声データが連結されているか否かを判断する判断手段と、
前記楽曲データに圧縮音声データが連結されていると前記判断手段によって判断された場合には、前記楽曲データに連結されている圧縮音声データを前記データ記憶手段から読み出して前記復号手段に復号処理を実行させ、復号された標準再生速度での再生用の圧縮音声データである標準速度再生用データからその標準的な再生速度に対して高速な再生速度での再生用の圧縮音声データである高速再生用データを作成し、作成された高速再生用データを前記楽曲データに連結して前記データ記憶手段に記憶させる制御手段と、
を備え、
前記再生手段は、
前記楽曲データを用いて再生を行う場合に、前記楽曲データに圧縮音声データが連結されているときには、前記楽曲データに含まれる少なくともMIDIデータおよび歌詞データに加え、前記復号手段によって前記楽曲データに連結されている前記圧縮音声データから復号された音声データも用いて再生を行い、
前記データ記憶手段は、
標準再生速度での再生用の圧縮音声データである標準速度再生用データに加え、その標準再生速度に対して高速な再生速度での再生用の圧縮音声データである高速再生用データを記憶しており、
その高速再生用データは、前記標準速度再生用データからデータを間引くことで、前記復号手段による前記標準速度再生用データに対する復号速度以下の復号速度で復号可能に構成されており、
前記制御手段は、
前記操作手段に行われた操作入力によって前記標準再生速度からの再生速度の増加が指定されると、その再生速度の増加に応じた前記高速再生用データを前記データ記憶手段から読み出し、その読み出した前記高速再生用データに対する復号処理を前記復号手段に実行させ、
前記再生手段は、前記制御手段が前記高速再生用データに対する復号処理を前記復号手段に実行させた場合には、前記楽曲データに含まれる少なくともMIDIデータおよび歌詞データに加え、前記復号手段によって前記高速再生用データから復号された音声データも用いて再生を行う
カラオケ装置。 - 請求項1に記載のカラオケ装置において、
さらに、
前記復号手段によって復号された音声データに対し、指示された間引き割合でのデータ間引き処理を実行する間引き手段と、
前記間引き手段にてデータ間引き処理が実行されたデータを圧縮符号化する圧縮符号化手段を備え、
前記データ記憶手段が記憶している前記高速再生用データは、前記標準速度再生用データを元にして前記復号手段、間引き手段及び圧縮符号化手段によって作成されたものである
カラオケ装置。 - 請求項1又は2に記載のカラオケ装置において、
前記音声データの再生時に再生を早送りするための操作入力を受け付ける早送り受付手段を備え、
前記データ記憶手段は、前記早送り用の高速再生用データを記憶しており、
前記制御手段は、前記早送り受付手段によって早送りの操作入力を受け付けた場合には、前記早送り用の高速再生用データを前記データ記憶手段から読み出し、その読み出した前記高速再生用データに対する復号処理を前記復号手段に実行させる
カラオケ装置。 - 請求項1〜3の何れかに記載のカラオケ装置において、
前記データ記憶手段は、カラオケ演奏時に用いるバックコーラス用の波形データとしての圧縮音声データを記憶している
カラオケ装置。 - 請求項1〜4の何れかに記載のカラオケ装置において、
前記再生手段は、
前記操作手段に行われた操作入力によって前記標準再生速度からの再生速度の増減が指定されると、その再生速度の増減に応じて再生中の前記楽曲データに含まれる少なくともMIDIデータの再生速度を変更し、前記MIDIデータと前記復号手段によって前記高速再生用データから復号された音声データとを合成して再生を行う
カラオケ装置。
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