JP2000074021A - 取付クリップを備えた樹脂成形品 - Google Patents

取付クリップを備えた樹脂成形品

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JP2000074021A
JP2000074021A JP10245195A JP24519598A JP2000074021A JP 2000074021 A JP2000074021 A JP 2000074021A JP 10245195 A JP10245195 A JP 10245195A JP 24519598 A JP24519598 A JP 24519598A JP 2000074021 A JP2000074021 A JP 2000074021A
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mounting clip
molding
mounting
resin molded
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Taketo Kirinuki
武人 切貫
Hikotoshi Suzuki
彦俊 鈴木
Rei Taniguchi
礼 谷口
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドコアを用いることなく製造することが
でき、型費用の低減を図ると共に金型レイアウトを設計
する際の自由度を高め、さらに取付クリップの挿入性を
向上し得る、取付クリップを備える樹脂成形品を提供す
る。 【解決手段】 取付部品としてのバンパバー31に形成
した穴部36に挿入される取付クリップ34を備えた樹
脂成形品としてのモールディング32は、取付クリップ
34の挿入方向Aに沿う先端部位に設けた爪部35の係
止面35aを樹脂成形用金型45の分割線PLに設定
し、金型45の型開き方向に対して異なる方向に開かれ
るサイドコアを不要としてある。このモールディング3
2は、取付クリップ34とともに穴部36に挿入される
補強リブ40を取付クリップ34との間に所定の隙間S
を隔てて設けてある。そして、補強リブ40と取付クリ
ップ34とを、接続リブ41を介して接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取付部品に形成さ
れた穴部に挿入される取付クリップを本体部に一体的に
形成した樹脂成形品に係り、より具体的には、バンパバ
ーに形成された穴部に挿入される取付クリップが一体的
に形成されたモールディングに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車部品には種々の樹脂成形品がある
が、この樹脂成形品の一例として、例えば、バンパのバ
ンパバーに取り付けられるモールディングがある。
【0003】図4に示すように、バンパバー11とモー
ルディング12とが別体となっているバンパ10にあっ
ては、バンパバー11とモールディング12との締結
は、モールディング12の本体部13に一体的に形成し
た取付クリップ14の爪部15を、バンパバー11の穴
部16に挿入して締結する方式とされている。取付クリ
ップ14は、本体部13の上下縁部17、18のそれぞ
れに複数個設けられている。
【0004】この取付クリップ14は、同図に拡大して
示すように、本体部13の縁部17から延伸する平板部
19と、この平板部19に図中上方向に突出する爪部1
5と、この爪部15に弾性を付与するスリット部20
と、前記平板部19の内面側先端から前記縁部17内面
にかけて設けられ平板部19を支持する支持リブ21
と、を備えている。
【0005】モールディング12は、取付クリップ14
と本体部13とを一体的に樹脂成形して構成されてい
る。このようなモールディング12を樹脂成形する成形
金型を図5に示す。
【0006】図示するように、樹脂成形用金型25は、
相対的に接近離反移動自在な第1と第2の型26、27
を有している。さらに、従来の取付クリップ14は爪部
15がインバース形状であるため、すなわち、第1と第
2の型26、27の相対的な移動方向に対して直交する
方向に突出した形状であるため、サイドコア28を有し
ている。このサイドコア28は、第1と第2の型26、
27の一の型開き方向(図中左右方向)に対して異なる
方向(図中上下方向)に移動自在に設けられている。こ
れら第1と第2の型26、27およびサイドコア28に
より形成されるキャビティ29に樹脂材料を供給して前
記モールディング12が成形される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のモールディ
ング12にあっては、取付クリップ14の爪部15がイ
ンバース形状であり、サイドコア28を備える金型構造
が必要となることから、以下の問題が生じている。
【0008】まず第1に、サイドコア28を設けるこ
と、および、当該サイドコア28を移動させる手段を設
けることが必要となり、型費用の増加、ひいては、モー
ルディング単価のコストアップを招くことになる。
【0009】第2に、サイドコア28には強度を確保す
る観点から所定のユニット幅があり、このユニット幅W
(例えば、100mm)のために、金型レイアウトを決
定する上で制約が大きくなるという不具合がある。
【0010】また、平板部19と支持リブ21とが一体
であるため、バンパバー11の穴部16に爪部15を係
止させる際に取付クリップ14の挿入力が比較的強いも
のとなり、当該取付クリップ14の挿入性が悪いという
不具合もある。
【0011】ここに、モールディング12のバンパバー
11への取付作業を簡便なものとすべく前記挿入力を調
整するためには、スリット部20の大きさを変えなけれ
ばならない。しかしながら、このスリット部20はサイ
ドコア28に設けた凸部28aに対応して形成されるも
のであるため、前記挿入力の調整に伴うサイドコア凸部
28aの外形形状の修正作業が煩雑かつ複雑ものとな
る。
【0012】本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決
するためになされたものであり、サイドコアを用いるこ
となく製造することができ、型費用の低減を図ると共に
金型レイアウトを設計する際の自由度を高めることがで
き、しかも、取付クリップの挿入性を向上し得る、取付
クリップを備える樹脂成形品を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、本体部と、当該本体部に一
体的に形成されると共に取付部品に形成された穴部に挿
入される取付クリップとを備え、前記穴部に前記取付ク
リップを挿入して前記取付部品に取り付けられる、取付
クリップを備えた樹脂成形品において、前記取付クリッ
プの挿入方向に沿う先端部位に前記穴部の縁部に係止さ
れる爪部を設け、前記取付クリップとともに前記穴部に
挿入される補強リブを前記取付クリップとの間に所定の
隙間を隔てて設け、前記補強リブと前記取付クリップと
を接続する接続リブを設け、樹脂成形用金型の一の型開
き方向に対して異なる方向に開かれる型を不要とするよ
うに当該樹脂成形用金型の分割線を設定したことを特徴
とする取付クリップを備える樹脂成形品である。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、前記爪部
の係止面を、樹脂成形用金型の分割線に設定したことを
特徴とする。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、前記接続
リブの厚さは、当該接続リブ先端部において、0.6m
m〜1.5mmの厚さであることを特徴とする。
【0016】また、請求項4に記載の発明は、前記取付
部品はバンパバー、前記樹脂成形品は前記バンパバーに
取り付けられるモールディングであることを特徴とす
る。
【0017】
【発明の効果】上記のように構成した本発明は以下の効
果を奏する。
【0018】請求項1または請求項2に記載の発明によ
れば、樹脂成形用金型の一の型開き方向に対して異なる
方向に開かれる型を用いることなく取付クリップを備え
る樹脂成形品を製造することができ、型費用の低減を図
ると共に金型レイアウトを設計する際の自由度を高める
ことができる。しかも、取付クリップとの間に隙間を隔
てて設けた補強リブを、接続リブを介して、取付クリッ
プに接続する構成としたため、取付クリップを穴部に挿
入する際の挿入力を緩和でき、当該取付クリップの挿入
性が向上し、取付部品に対する樹脂成形品の取付作業が
容易になる。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、接続リブ
厚さを0.6mm以上としたので所望の加工を行なうこ
とができ、かつ、1.5mm以下としたので強度が高く
なりすぎることがなく、爪部の弾力性を維持して、穴部
に対する取付クリップの挿入性の悪化を抑えることがで
きる。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、バンパバ
ーとモールディングとが別体となっているバンパにおい
て、バンパバーとモールディングとの組み付け構造とし
て好ましい締結構造を提供できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、取付クリップを備えた
樹脂成形品の一例の要部を、取付部品とともに示す斜視
図、図2は、図1に示される樹脂成形品を取付部品に取
り付けた状態を示す断面図、図3(A)〜(C)は、図
1に示される樹脂成形品を成形する樹脂成形用金型の要
部を示す断面図である。
【0022】図1に示す取付クリップ34を備えた樹脂
成形品32は、バンパの30のバンパバー31(取付部
品に相当する)とは別体に形成され、当該バンパバー3
1に取り付けられるモールディングである。このモール
ディング32は、本体部33と、当該本体部33に一体
的に形成されると共にバンパバー31に形成された穴部
36に挿入される取付クリップ34とを備えている。モ
ールディング32は、穴部36に取付クリップ34を挿
入して、バンパバー31に取り付けられる。
【0023】取付クリップ34は、本体部33の縁部3
7から延伸する舌形状の平板部39と、この平板部39
の外周縁のうち図1中矢印Aで示される取付クリップ3
4の挿入方向に沿う先端部位に設けられる爪部35と、
を備えている。爪部35は、外方(図中上方向)に向け
て突出して形成されている。そして、図2に示すよう
に、モールディング32は、爪部35の係止面35aが
穴部36の縁部36aに係止して、バンパバー31に固
定される。
【0024】特に、本実施形態のモールディング32
は、樹脂成形用金型45の一の型開き方向(図3におい
て左右方向)に対して異なる方向に開かれる型を不要と
するように樹脂成形用金型45の分割線PLを設定して
ある。すなわち、爪部35の係止面35aを、樹脂成形
用金型45の分割線PLに設定してある。金型45の分
割線PLは、図1において2点鎖線で示されており、本
体部33の縁部37および取付クリップ34の平板部3
9の外周縁に沿って設定されている。
【0025】図1を参照して、モールディング32は、
取付クリップ34とともに穴部36に挿入される補強リ
ブ40を備えている。この補強リブ40は、本体部33
の縁部37から取付クリップ34の挿入方向Aに沿って
延伸する板形状を有し、取付クリップ34との間に所定
の隙間Sを隔てて設けられている。図示例では、取付ク
リップ34の両側に補強リブ40を設けてある。
【0026】図2に示すように、補強リブ40は、その
内方端面40aがテーパ形状に形成され、穴部36内へ
の取付クリップ34の挿入をガイドする機能と、爪部3
5を押し付ける機能と、を発揮する部材である。
【0027】モールディング32にはさらに、補強リブ
40と取付クリップ34とを接続する接続リブ41を設
けてある。接続リブ41の厚さは、平板部39の厚さよ
りも薄く、当該接続リブ41先端部において、0.6m
m〜1.5mmの厚さであることが好ましい。ここで、
接続リブ41の厚さを0.6mm以上としたのは、0.
6mm未満では加工が不可能だからである。また、1.
5mm以下としたのは、1.5mmを越えると強度が高
くなりすぎて平板部39先端の爪部35の弾力性がなく
なり、取付クリップ34の穴部36への挿入性が悪化す
るからである。
【0028】また、前記所定の隙間Sは、モールディン
グ32の材質などに応じて適宜選択できるが、4mm〜
8mmの寸法に設定されることが好ましい。これは、4
mmを下回ると、作業時の規定取付クリップ挿入力5k
g以下にすることが困難になってしまい、一方、8mm
を超えると、接続リブ41の厚さを前記所定の薄さに制
御することが難しくなってしまうからである。
【0029】なお、接続リブ41の基端部(本体部33
の縁部37側)における厚さは、樹脂成形用金型45の
抜き勾配を考慮した寸法だけ、前記先端部の厚さよりも
大きい寸法となっている。また、取付クリップ34の挿
入方向Aに沿う接続リブ41の長さは、爪部35に付与
すべき弾力性の程度に応じて適宜寸法に設定可能である
が、取付クリップ34の挿入力が過剰に増大しないよう
に、平板部39側縁の長さ以下に設定するのが好まし
い。
【0030】図3(A)〜(C)に示すように、本実施
形態のモールディング32を成形する樹脂成形用金型4
5は、相対的に接近離反移動自在な第1と第2の型4
6、47のみを有し、これら第1と第2の型46、47
の一の型開き方向(図中左右方向)に対して異なる方向
に開かれる従来例のようなサイドコア28は有していな
い。これは、前述したように、取付クリップ34の爪部
35の係止面35aを金型45の分割線PLに設定する
ことにより、爪部35のインバース形状を廃止したこと
によるものである。
【0031】第1型46と第2型47との間で形成され
るキャビティ49により、図3(A)に示すように図1
における3A−3A線に沿う取付クリップ34の部分が
成形され、図3(B)に示すように図1における3B−
3B線に沿う補強リブ40の部分が成形され、図3
(C)に示すように図1における3C−3C線に沿う接
続リブ41の部分が成形される。
【0032】次に、本実施形態の作用を説明する。図1
に示したモールディング32は、図3(A)〜(B)に
示した第1と第2の型46、47を備えた樹脂成形用金
型45を型締めし、型内に形成されるキャビティ49に
樹脂材料を供給することにより成形される。
【0033】本実施形態では、爪部35の係止面35a
を金型45の分割線PLに設定することにより、爪部3
5のインバース形状を廃止したことから、サイドコア2
8を用いることなくモールディング32を製造できる。
【0034】したがって、サイドコア28自体および当
該サイドコア28を移動させる手段が不要となるので、
型費用を低減し、ひいては、モールディング32単価の
コスト低減を達成できる。さらに、所定の大きさを有す
るサイドコア28や、前記移動手段を設けないので、金
型レイアウトを決定する上での制約が少なくなり、換言
すれば、金型レイアウトを設計する際の自由度を高める
ことができる。
【0035】モールディング32をバンパバー31に取
付けてバンパ30を組み立てる際には、モールディング
32の取付クリップ34をバンパバー31の穴部36に
挿入する。
【0036】このとき、取付クリップ34と一緒に穴部
36に挿入される補強リブ40が挿入ガイドとして機能
するため、取付クリップ34の穴部36内への挿入作業
が容易になる。
【0037】取付クリップ34を押し込むと、取付クリ
ップ34先端に設けた爪部35は、その弾力性によって
若干たわみながら穴部36を通過していく。
【0038】このときの取付クリップ34の挿入力は、
爪部35のたわみ易さに応じて定まるが、板状の補強リ
ブ40が爪部35のたわみ方向(図2において矢印Bで
示す)と平行な面をなしているため、前記爪部35のた
わみ易さは、主として、平板部39および接続リブ41
の強度によって定まることになる。ここで、接続リブ4
1は、先端部に爪部35を備えた平板部39の基端部寄
りに設けられているため、従来例の支持リブ21を設け
た場合に比べると、爪部35がたわみ易くなる。したが
って、取付クリップ34の挿入力を従来例に比して緩和
でき、取付クリップ34の挿入性が向上し、モールディ
ング32の取付作業が容易になる。
【0039】さらに、取付クリップ34の挿入力の調整
は、接続リブ41の厚さのみを変化させればよく、従来
例のようなスリット部20の大きさそのものを変化させ
る(サイドコア凸部28aの大きさを変化させる)場合
に比べて、挿入力の調整に伴う型の修正作業が簡便なも
のとなる。
【0040】そして、取付クリップ34をさらに押し込
むと、たわみながら穴部36を完全に通過した爪部35
は、図2に示すように、弾力性によって元の位置まで復
元し、係止面35aが穴部36の縁部36aに係止され
る。さらに、補強リブ40が接続リブ41を介して平板
部39ひいては爪部35を押さえ付けることにより、爪
部35の係止状態が維持される。これにより、モールデ
ィング32のバンパバー31への取付けが完了する。
【0041】以上説明したように本実施形態によれば、
爪部35の係止面35aを樹脂成形用金型45の分割線
PLに設定することにより、金型45の型開き方向に対
して異なる方向に開かれるサイドコア28を用いること
なく取付クリップ34を備えるモールディング32を製
造することができ、型費用の低減を図ると共に金型レイ
アウトを設計する際の自由度を高めることができる。し
かも、取付クリップ34との間に隙間Sを隔てて設けた
補強リブ40を、接続リブ41を介して、取付クリップ
34に接続する構成としたため、取付クリップ34を穴
部36に挿入する際の挿入力を緩和でき、当該取付クリ
ップ34の挿入性が向上し、モールディング32の取付
作業が容易になる。
【0042】また、接続リブ41厚さを0.6mm以上
としたので所望の加工を行なうことができ、かつ、1.
5mm以下としたので強度が高くなりすぎることがな
く、爪部35の弾力性を維持して取付クリップ34の穴
部36への挿入性の悪化を抑えることができる。
【0043】よって、バンパバー31とモールディング
32とが別体となっているバンパ30において、バンパ
バー31とモールディング32との組み付け構造として
好ましい締結構造を提供できる。
【0044】なお、本発明は、取付部品としてのバンパ
バー31に取り付けられる樹脂成形品としてのモールデ
ィング32に限定されるものではなく、取付部品に本体
部を締結するための取付クリップが一体成形された樹脂
成形品であれば広く適用可能である。
【0045】また、取付クリップ34の両側に補強リブ
40を設けた場合を図示したが、一方の側のみに補強リ
ブ40を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 取付クリップを備えた樹脂成形品の一例の要
部を、取付部品とともに示す斜視図である。
【図2】 図1に示される樹脂成形品を取付部品に取り
付けた状態を示す断面図である。
【図3】 図3(A)〜(C)は、図1に示される樹脂
成形品を成形する樹脂成形用金型の要部を示す断面図で
ある。
【図4】 バンパバーとモールディングとが別体となっ
ているバンパを、取付クリップの拡大図とともに示す斜
視図である。
【図5】 図4に示されるモールディングを成形する樹
脂成形用金型の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
30…バンパ 31…バンパバー(取付部品) 32…モールディング(樹脂成形品) 33…本体部 34…取付クリップ 35…爪部 35a…爪部の係止面 36…穴部 36a…穴部の縁部 40…補強リブ 41…接続リブ 45…樹脂成形用金型 46…第1の型 47…第2の型 A…取付クリップの挿入方向 PL…樹脂成形用金型の分割線 S…取付クリップと補強リブとの間の隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 礼 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D023 AA01 AB01 AC25 AD03 AD09 AD19 AD26 3J001 AA01 BA02 BB02 CA01 DC04 DD03 DE06 4F213 AG28 AH24 AH81 WB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、当該本体部に一体的に形成さ
    れると共に取付部品に形成された穴部に挿入される取付
    クリップとを備え、前記穴部に前記取付クリップを挿入
    して前記取付部品に取り付けられる、取付クリップを備
    えた樹脂成形品において、 前記取付クリップの挿入方向に沿う先端部位に前記穴部
    の縁部に係止される爪部を設け、 前記取付クリップとともに前記穴部に挿入される補強リ
    ブを前記取付クリップとの間に所定の隙間を隔てて設
    け、 前記補強リブと前記取付クリップとを接続する接続リブ
    を設け、 樹脂成形用金型の一の型開き方向に対して異なる方向に
    開かれる型を不要とするように当該樹脂成形用金型の分
    割線を設定したことを特徴とする取付クリップを備える
    樹脂成形品。
  2. 【請求項2】 前記爪部の係止面を、樹脂成形用金型の
    分割線に設定したことを特徴とする請求項1に記載の取
    付クリップを備える樹脂成形品。
  3. 【請求項3】 前記接続リブの厚さは、当該接続リブ先
    端部において、0.6mm〜1.5mmの厚さであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の取付ク
    リップを備える樹脂成形品。
  4. 【請求項4】 前記取付部品はバンパバー、前記樹脂成
    形品は前記バンパバーに取り付けられるモールディング
    であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか
    に記載の取付クリップを備えた樹脂成形品。
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