JP2006298307A - 車両用トリム部品の取付構造 - Google Patents

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Taizo Koike
泰三 小池
Kiyoshi Azeta
清 阿瀬田
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Abstract

【課題】クリップ等の別部品を併用せずに十分な取付強度が得られ、トリム部品の部品点数や作業工程数を削減して、部品コストや人件費が低減できる車両用トリム部品の取付構造を提供する。
【解決手段】トリム部品10の部品本体11裏面に、爪部12Aを有する係止片12を一体成形により突設し、車体パネル14の開口部14Aに、爪部12Aを係合させてトリム部品10を車体パネル14に取付ける車両用トリム部品の取付構造であって、車体パネル14の開口部14Aを孔形状とし、トリム部品10を車体パネル14に取付けたときに、開口部14Aの爪部12Aが係合する端辺部14aと対向している端辺部14bに当接するよう開口部14Aに突入するリブ13,13を、部品本体11の裏面に突設する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗員の保護や装飾等を目的に自動車の車内に装備される車両用トリム部品の取付構造に関し、特に、トリム部品の部品点数や作業工程数等を削減して部品コストや人件費の低減を可能とした車両用トリム部品の取付構造に関する。
この種のトリム部品として、例えばルーフトリムやルーフサイドトリム等、種々のトリム部品があるが、その取付構造は、通常、金属製のクリップを利用している。即ち、トリム部品の裏面側に、車体パネル側に形成した差込口と対応させて金属クリップを取付け、金属クリップを車体パネルの差込口に差し込むことにより、トリム部品を車体パネルに取付けている(例えば、特許文献1参照)。
また、図3に示すように、トリム部品1の部品本体2裏面に、先端に爪部3Aを有する係止片3を一体成形し、車体パネル4側の開口部4Aに、係止片3を弾性変形させながら挿入し、開口部4Aの裏面側に係止片3先端の爪部3Aを引掛けることにより、トリム部品1を車体パネル4に取付ける取付構造もある。
特開平8−119042号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている金属クリップを利用する取付構造では、車体パネルにトリム部品を取付ける前に、部品本体に別部品の金属クリップを組付ける必要があり、作業工数が多く人件費が高くなると共に、トリム部品の部品点数が多く部品コストが高くなるという問題がある。また、図3に示す係止片3による取付構造の場合、部品本体2の素材(例えばポリプロピレン等)によっては係止片3の弾性反力が弱く、例えば、図3の矢印方向からトリム部品1に外力が作用した場合に部品本体2の変形に伴い爪部3Aが外れ易いので、金属クリップ等と併用することが多く、やはり、人件費やトリム部品の部品コストが高くなる。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、クリップ等の別部品を併用することなく、十分な取付強度が得られる車両用トリム部品の取付構造を提供することを目的とする。
このため、請求項1の発明は、トリム部品の裏面に、先端部に爪部を有する係止片を一体成形により突設し、前記トリム部品を取付ける取付部材の開口部端辺部に、前記係止片を弾性変形させながら前記爪部を係合させることにより、前記トリム部品を前記取付部材に取付ける車両用トリム部品の取付構造であって、前記爪部の係合が外れる方向の外力が前記トリム部品に作用したときに、前記爪部の係合が外れる前に、前記開口部の爪部が係合する端辺部と対向している端辺部に当接するリブを、前記トリム部品の裏面に一体成形により突設したことを特徴とする。
かかる構成では、爪部の係合が外れる方向の外力がトリム部品に作用したときに、爪部の係合が外れる前に開口部の爪部の係合する端辺部と対向している端辺部にリブが当接することによって、トリム部品の変形が抑制されて爪部の係合が外れ難くなる。
請求項2の発明は、前記トリム部品を前記車体パネルに取付けたときに、前記リブが前記開口部の爪部が係合する端辺部と対向している端辺部に当接する構成としたことを特徴とする。
かかる構成では、爪部の係合が外れる方向の外力がトリム部品に作用しても、開口部の爪部の係合する端辺部と対向している端辺部にリブが当接しているので、より一層爪部の係合が外れ難くなる。
請求項3の発明は、前記リブが、前記係止片の両側方に配置することを特徴とする。
以上説明したように本発明の車両用トリム部品の取付構造によれば、爪部の係合が外れる方向の外力がトリム部品に作用したときに、爪部の係合が外れる前に開口部の爪部が係合する端辺部と対向している端辺部にリブが当接するので、トリム部品の変形を抑制でき爪部の係合が外れ難くなり、クリップを併用することなく十分な取付強度を得ることができる。従って、クリップが不要となり、トリム部品の部品点数を削減でき、部品コストを低減できる。また、トリム部品の裏面にリブを一体成形したので、クリップ等の別部品の組付け作業が不要となり、作業工数が削減でき人件費も削減できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明に係る車両用トリム部品の取付構造の一実施形態を示し、図1はトリム部品の取付状態における要部断面図であり、図2は図1のA矢視図である。
図1及び図2において、本実施形態のトリム部品10は、部品本体11の裏面に、先端部に爪部12Aを有する係止片12が一体成形により突設されていることは、図3の従来構造と同様である。更に、本実施形態のトリム部品10は、上記の構成に加えて、部品本体11の裏面に、図2に示すように、係止片12の両側方に配置してリブ13,13が設けられている。前記リブ13,13は、取付部材としての例えば車体パネル14の孔形状とした開口部14Aに爪部12Aを係合させてトリム部品10を車体パネル14に取付けたときに、爪部12Aの係合する端辺部14aと対向する端辺部14bに当接するようにトリム部品10の部品本体11裏面に突設されている。
次に、トリム部品10を車体パネル14に取付ける場合の動作について説明する。
車体パネル14の孔形状の開口部14Aに、トリム部品10裏面のリブ13,13先端と係止片12先端の爪部12Aを押し込む。これにより、係止片12底面の湾曲形状により係止片12が開口部14A内方側に弾性変形して爪部12Aが開口部14Aを通り抜け、通り抜けると同時に係止片12が弾性復帰して車体パネル14の開口部14Aの端辺部14aの裏面側に爪部12Aが係合し、トリム部品10が車体パネル14に取付けられる。この取付状態においては、リブ13,13が端辺部14aと対向する端辺部4bに当接した状態となる。
この取付構造では、例えばトリム部品14に図1の矢印方向の外力が作用した場合、トリム部品10の部品本体11が爪部12Aの外れる方向(図中、右方向)に変形しようとするが、部品本体11と一体成形されているリブ13,13が端辺部14bに当接しているため、外力によるトリム部品10の変形が抑制され、爪部12Aの係合が外れることを防止でき、トリム部品10が車体パネル14から脱落することはない。
かかる取付構造によれば、従来のようにクリップを併用しなくともトリム部品10の車体パネル14に対する取付強度を十分に確保でき、トリム部品10の脱落を防止できる。従って、別部品のクリップを部品本体11に組付ける作業工程が省略でき、作業工程数を削減でき、人件費を削減できる。また、トリム部品10の部品点数も削減でき、部品コストを削減できる。
尚、部品本体11裏面におけるリブ13,13と係止片12の形成位置に関し、自然状態において、リブ13の端辺部14bと当接している側から係止片12の端辺部14aに面している側までの距離L(図1に示す)が、車体パネル14の開口部14Aの互いに対抗する端辺部14aと端辺部14bとの間の距離より若干長くなるような位置にリブ13,13と係止片12を配置して形成すれば、車体パネル14にトリム部品10を取付けたときに、係止片12が端辺部14aに圧接するようになり、爪部12Aの係合力を強めることができ、より一層取付強度を高めることができる。
また、本実施形態では、トリム部品10を車体パネル14に取付けたときに自然状態でリブ13が端辺部14bに既に当接する構成であるが、必ずしもトリム部品10を車体パネル14に取付けたときにリブ13が端辺部14bに既に当接する構成でなくともよい。即ち、トリム部品10を車体パネル14に取付けたときにはリブ13が端辺部14bと離間状態にあり、爪部12Aの係合が外れる方向の外力がトリム部品10に作用して部品本体11が変形した場合に、爪部12Aの係合が外れる前にリブ13が端辺部14bに当接する構成であればよい。
また、本実施形態では、リブ13を係止片12の両側方に設ける構成としたが、例えば、リブ13は係止片12のいずれ一方の側方に配置する構成でもよい。
本発明に係る車両用トリム部品の取付構造の一実施形態を示す要部断面図 図1のA矢視図 従来のトリム部品の取付構造の一例を示す要部断面図
符号の説明
10 トリム部品
11 部品本体
12 係止片
12A 爪部
13,13 リブ
14 車体パネル
14A 開口部
14a,14b 端辺部

Claims (3)

  1. トリム部品の裏面に、先端部に爪部を有する係止片を一体成形により突設し、前記トリム部品を取付ける取付部材の開口部端辺部に、前記係止片を弾性変形させながら前記爪部を係合させることにより、前記トリム部品を前記取付部材に取付ける車両用トリム部品の取付構造であって、
    前記爪部の係合が外れる方向の外力が前記トリム部品に作用したときに、前記爪部の係合が外れる前に、前記開口部の爪部が係合する端辺部と対向している端辺部に当接するリブを、前記トリム部品の裏面に一体成形により突設したことを特徴とする車両用トリム部品の取付構造。
  2. 前記トリム部品を前記車体パネルに取付けたときに、前記リブが前記開口部の爪部が係合する端辺部と対向している端辺部に当接する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の車両用トリム部品の取付構造。
  3. 前記リブは、前記係止片の両側方に配置することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用トリム部品の取付構造。
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