JP2000072250A - 浮上搬送装置用の気体噴出構造および噴出孔形成方法 - Google Patents

浮上搬送装置用の気体噴出構造および噴出孔形成方法

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JP2000072250A
JP2000072250A JP24464498A JP24464498A JP2000072250A JP 2000072250 A JP2000072250 A JP 2000072250A JP 24464498 A JP24464498 A JP 24464498A JP 24464498 A JP24464498 A JP 24464498A JP 2000072250 A JP2000072250 A JP 2000072250A
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Masayuki Tsujimura
正之 辻村
Michio Tanikai
道雄 谷貝
Masayuki Tsuda
昌之 都田
Masaki Kusuhara
昌樹 楠原
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WAKOMU DENSO KK
Watanabe Shoko KK
M Watanabe and Co Ltd
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WAKOMU DENSO KK
Watanabe Shoko KK
M Watanabe and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移送ユニットや制御ユニットの基台に用いら
れる搬送板に、簡単に噴出孔を設けることを可能にする
浮上搬送装置用の気体噴出構造および浮上搬送装置用の
噴出孔形成方法を提供する。 【解決手段】 搬送面21から噴出する気体で板状基体
を浮上させる搬送板と、この搬送板に具備されていると
共に搬送面21から噴出される気体を供給する供給系と
を備えた浮上搬送装置用の気体噴出構造において、気体
を噴出する位置で搬送面21に空けられると共に、供給
系から気体の供給を受ける受け穴1と、受け穴1に嵌合
する形状であり、受け穴1に挿入されていると共に、受
け穴1に供給された気体を噴出する噴出孔が空けられた
係合体とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状基体に対する
気体の噴出によって、板状基体を浮上した状態にし、こ
の状態で板状基体を移動、停止、静止および方向転換さ
せる浮上搬送装置に対して、気体を噴出する噴出孔を設
けるための浮上搬送装置用の気体噴出構造および浮上搬
送装置用の噴出孔形成方法に関する。本発明は、液晶デ
ィスプレイ等に用いられるガラス板や半導体装置が形成
されるウエハ等の気流搬送をする浮上搬送装置や浮上搬
送システムに好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】板状基体を浮上させて搬送するシステム
として、例えば、TFT型液晶ディスプレイ用のガラス
板を搬送するものがある。この搬送システムを図17に
示す。この搬送システムは、移送ユニット100と制御
ユニット200とを組み合わせて、構成されたものであ
る。移送ユニット100は、四角形状のガラス板300
を浮上させて移動方向310の方向に移動させる。制御
ユニット200は、ガラス板300を浮上させた状態で
停止、静止させると共に、転換方向311に方向転換さ
せる。さらに、搬送システムは、図示を省略している
が、ガラス板300に対して各種の処理を行う処理ユニ
ットを備えている。
【0003】移送ユニット100は、ガラス板300を
直線的に移動させるために、通常、連結されて用いられ
る。この移送ユニット100の一例を図18に示す。移
送ユニット100は、基台110と囲い材120とを備
えている。基台110には、ガラス板300を浮上させ
るための気体、例えば、ガラス板300に影響を与えな
い窒素ガス、アルゴンガスやその他のガスを供給する供
給系111が配管されている。囲い材120が覆う、基
台110の面112が搬送路の搬送面であり、搬送面1
12には、複数の噴出孔113が空けられている。
【0004】噴出孔113は、図19に示すように、搬
送面112に対して傾斜して設けられ、噴出孔113の
傾斜方向は、ガラス板300の移動方向310の中心1
12Aに向かって傾斜している。また、噴出孔113と
は別に、図20に示すように、推進用の噴出孔115
が、ガラス板300の移動方向310と平行に並んで、
かつ、搬送面112に対して傾斜して空けられている。
噴出孔113,115は、搬送面112から気体室11
4,116に至る間に空けられている。気体室114,
116は、供給系111にそれぞれ通じている。
【0005】各噴出孔113,115によって、供給系
111から供給される気体は、気体室114,116を
経て、噴出孔113,115から噴出する。噴出孔11
3,115からの気体の噴出方向は、搬送面112に対
して斜め上方に傾斜し、かつ、移動方向310に対し
て、噴出孔113は直角に、噴出孔115は平行になっ
ている。このような気体の噴出が、図21の噴出方向1
13A,115Aによって、平面的に表されている。
【0006】こうして、各噴出孔113,115から噴
出方向113A,115Aに噴出された気体によって、
ガラス板300が浮上して移動方向310に動くと同時
に、ガラス板300の中心が搬送面112の中心112
Aに沿って移動するので、ガラス板300の側面が囲い
材120の側壁に接触することがない。つまり、ガラス
板300は、搬送面112や囲い材120に対して非接
触の状態で移動される。
【0007】制御ユニット200は、移送ユニット10
0から送られてくるガラス板300を受け取り、このガ
ラス板300の停止、静止および移動方向の変更や、ガ
ラス板300自身の回転等を行う。制御ユニット200
は、図22に示すように、基台210と囲い材220と
を備えている。囲い材220には、基台110と同じよ
うに、ガラス板300を浮上させるための気体を供給す
る供給系211が配管されている。囲い材220が覆
う、基台210の面212が搬送路の搬送面であり、搬
送面212には、吸引口と複数の噴出孔とが空けられて
いる。
【0008】搬送面212の中心には、図23に示すよ
うに、吸引口213が空けられている。吸引口213
は、中心付近の気体を吸い込んで、ガラス板300を浮
上させたまま、静止させる。吸引口213の周りには、
内側から順に設定ライン221〜224が設定されてい
る。
【0009】設定ライン222には、噴出孔215が空
けられている。噴出孔215は、噴出孔113と同じよ
うに、搬送面212に対して斜め上方に空けられている
が、気体の噴出方向は、反時計方向の噴出方向215A
である。噴出孔215からの気体によって、ガラス板3
00が反時計方向に回転する。
【0010】また、設定ライン222には、噴出孔21
6が空けられている。噴出孔216は、噴出孔113と
同じように、搬送面212に対して斜め上方に空けられ
ているが、気体の噴出方向は、時計方向の噴出方向21
6Aである。噴出孔216からの気体によって、ガラス
板300が時計方向に回転する。
【0011】設定ライン221,223,224には、
噴出孔214,217,218が空けられている。噴出
孔214,217,218は、噴出孔113と同じよう
に、搬送面212に対して斜め上方に空けられている。
噴出孔214,217,218による気体は、吸引口2
13に向かう噴出方向214A,217A,218Aに
噴出される。噴出方向214A,217A,218Aか
らの気体によって、ガラス板300の中心が吸引口21
3に位置するようになる。
【0012】さらに、制御ユニット200には、ガラス
板300の推進および捕捉用の噴出孔251〜253
が、各2列の設定ライン225,226に空けられてい
る。噴出孔251は、ガラス板300の移動方向310
と180度逆の方向である噴出方向251Aに気体を噴
出し、噴出孔252は、移動方向310と同じ方向であ
る噴出方向252Aに気体を噴出する。
【0013】噴出孔253は、ガラス板300の転換方
向311と同方向である噴出方向253Aに気体を噴出
する。
【0014】ガラス板300が移動方向310から制御
ユニット200に入ってくると、噴出孔215が気体
を、移動方向310とは逆の方向に噴出する。これによ
って、ガラス板300は、噴出された気体の減速作用に
よって捕捉され、搬送面212の中心に円滑に停止され
る。これによって、ガラス板300の静止、回転動作が
スムーズに行える。例えば、ガラス板300が転換方向
311に方向転換される場合、噴出孔253が気体を噴
出する。これによって、ガラス板300は、転換方向3
11に推進される。
【0015】このような動作によって、ガラス板300
の方向転換が行われる。なお、ガラス板300を移動方
向310と同じ方向に送り出す場合、噴出孔252が気
体を噴出する。
【0016】このような移送ユニット100および制御
ユニット200とで構成される搬送システムと、各種の
処理ユニットとを組み合わせることによって、ガラス板
300の処理システムが構築される。このような搬送シ
ステムの一例が国際出願番号PCT/JP91/014
69に示されている。
【0017】ところで、移送ユニット100の基台11
0と制御ユニット200の基台210は、次のようにし
て作られている。例えば、移送ユニット100の場合、
基台110は、図24に示すように、搬送板110Aを
備えている。搬送板110Aは、加工板130と封止板
140とで構成されている。
【0018】従来、加工板130に対する加工は、次の
ようにして行われた。すなわち、図25に示すように、
加工板130の裏面131から、ドリル(図示を省略)
によって、穴132が空けられた。穴132の直径が数
mm程度であり、穴空けの加工が裏面131に対して直
角方向から行われた。ドリルは、加工板130を加工す
るための加工機(図示を省略)に、あらかじめセットさ
れている。
【0019】穴132の形成が終了すると、図26に示
すように、加工板130の表面133から、孔134が
穴132に向けて空けられた。孔134は、直径が0.
3mm程度であり、穴132に貫通している。孔134
の孔空け加工は、表面133に対して傾斜した方向か
ら、ドリル(図示を省略)によって行われた。
【0020】こうして、加工板130には、穴132と
孔134とが形成され、穴132が気体室114や気体
室116であり、孔134が噴出孔113や噴出孔11
5である。
【0021】加工板130に対する噴出孔113,11
5と気体室114,116の形成が終了すると、図27
に示すように、溝135,136が加工板130の裏面
131に設けられた。このとき、気体室114だけを連
結するように、溝135が設けられ、また、気体室11
6だけを連結するように、溝136が設けられた。
【0022】溝135,136の形成が終了すると、先
の図24に示すように、裏面131に封止板140が取
り付けられて、裏面131の各溝135,136が互い
に独立して密封された。これらの溝135,136によ
って、移送ユニット100内に供給系が形成された。
【0023】こうして、加工板130と封止板140と
によって、搬送板110Aが作られた。さらに、搬送板
110A内の供給系が、気体の流れを制御するバルブ等
を経て、供給系111に接続されて、基台110が作ら
れた。同様にして、制御ユニット200の基台210も
加工板と封止板とによって作られた。
【0024】しかし、移送ユニット100や制御ユニッ
ト200の搬送板を作る技術には次に示すような問題が
あった。つまり、搬送板は、加工板と封止板とによって
作られ、加工板には、多数の噴出孔が設けられた。噴出
孔が気体を噴出する方向が加工板の表面に対して傾斜し
ているので、噴出孔を空けるための加工は、加工板の表
面に対して傾斜した方向から行われた。
【0025】このために、噴出孔を空けるための加工機
のドリルの方向が、加工板の表面に対して傾斜するよう
にセットされた後で、噴出孔の加工が開始された。この
結果、噴出孔の傾斜方向が異なると、加工機に置かれた
加工板を回すことが必要になるという問題が発生した。
これによって、噴出孔を設けるための加工が加工板の回
転等を含むために、複雑になってしまう。
【0026】以上、説明したとおり、従来の加工板に対
する加工には、以下の問題点があった。つまり、1枚の
加工板に対して、異なる向きの噴出孔が必要である場
合、加工板を回して、加工位置を変える工程が必要にな
り、噴出孔を空けるための作業が複雑になるという課題
が発生する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、移送ユニッ
トや制御ユニットの基台に使用される搬送板に、簡単に
噴出孔を設けることを可能にする浮上搬送装置用の気体
噴出構造および浮上搬送装置用の噴出孔形成方法を提供
することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の浮上搬送装置用
の気体噴出構造は、搬送面から噴出する気体で板状基体
を浮上させる搬送板と、この搬送板に具備されていると
共に前記搬送面から噴出される気体を供給する供給系と
を備えた浮上搬送装置用の気体噴出構造において、前記
気体を噴出する位置で前記搬送面に空けられると共に、
前記供給系から気体の供給を受ける受け穴と、前記受け
穴に嵌合する形状であり、前記受け穴に挿入されている
と共に、前記受け穴に供給された気体を噴出する噴出孔
が空けられた係合体とを設けたことを特徴とする。
【0029】また、本発明の浮上搬送装置用の噴出孔形
成方法は、搬送面から噴出する気体で板状基体を浮上さ
せる搬送板と、この搬送板に具備されていると共に前記
搬送面から噴出される気体を供給する供給系とを備える
浮上搬送装置用の噴出孔形成方法において、前記搬送面
から前記供給系に至るまでの間に、かつ、前記気体を噴
出する位置で、前記搬送面に受け穴を空け、気体を噴出
する噴出孔が空けられていると共に、前記受け穴に嵌合
する形状をしている係合体を、前記搬送面の前記受け穴
に挿入することを特徴とする。
【0030】本発明によれば、噴出孔が空けられた係合
体を、搬送板に空けられた受け穴に挿入する。搬送板か
ら噴出される気体の噴出方向が異なるように配列されて
いるとき、係合体の噴出方向が、配列された噴出方向に
合うように、係合体が受け穴に挿入されればよいので、
搬送板の搬送面に噴出孔を形成することが簡単になる。
【0031】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]以下、図1〜図
9を参照して、本発明の実施の形態1について詳細に述
べる。図1は、実施の形態1に係わる浮上搬送装置用の
気体噴出構造を示す平面図である。図2は、図1の部分
的な拡大を示す拡大図である。図3は、搬送面に設定さ
れた加工位置を示す平面図である。図4は、図2のI−
I断面を示す断面図である。図5は、図1のII−II
断面を示す断面図である。図6は、係合体を作るための
チップを示す正面図である。図7は、係合体に対する噴
出孔の形成の様子を示す断面図である。図8は、係合体
の取り付けの様子を示す断面図である。図9は、搬送板
を示す断面図である。
【0032】実施の形態1に係る浮上搬送装置用の気体
噴出構造は、図17に示す浮上搬送システムの中の移送
ユニット100では、噴出孔113,115および気体
室114,116の仕組みであり、制御ユニット200
では、噴出孔214〜218,251〜253およびこ
れらの噴出孔に通じる気体室の仕組みである。
【0033】実施の形態1では、図1および図2に示す
ように、加工板20の搬送面21に、受け穴1が空けら
れている。なお、図2は、図1の破線部分20Aの拡大
図である。
【0034】受け穴1は、図3に示すように、移送ユニ
ットの加工板20の搬送面21に設定されている、移送
ユニットの噴出孔の加工位置22に空けられている。受
け穴1は、図4に示すように、加工板20を貫通する、
直径がa2の円筒形をした穴であり、受け穴1の長さ
は、加工板20の板厚a1である。受け穴1の貫通方向
は、搬送面21に対して直角である。つまり、受け穴1
を形成するための加工は、加工位置22の部分で、搬送
面21に対して直角方向から行われる。
【0035】係合体2は、受け穴1に嵌合する、直径が
a2である円筒形状をしたものである。図5に示すよう
に、係合体2の表面2Aには、噴出孔2Bが空けられ、
裏面2Cには、噴出孔2Bと連結されている気体室2D
が空けられている。
【0036】係合体2は、次のようにして作られる。つ
まり、図6に示すように、直径がa2であり、表面31
から裏面32までの長さがa1である丸棒状のチップ3
0が用意された。このチップ30に対して、裏面32側
から直径数mm程度の穴33が、ドリルを用いて空けら
れた。穴33を空けるための加工は、裏面32に対して
直角方向から行われた。この穴33が、係合体2の気体
室2Dになる。
【0037】この後、図7に示すように、直径が0.3
mm程度の孔34が設けられた。この孔34は、ドリル
34Aを用いて、表面31から穴33に達するまで空け
られた。孔34が、係合体2の噴出孔2Bである。そし
て、ドリル34Aの進行方向と逆方向(矢印401で示
される方向)が、噴出孔2Bの噴出方向である。孔34
を空けるための加工は、治具によってチップ30を挟ん
で加工機にセットし、この後、加工機に装着されたドリ
ルによって行われた。この結果、孔34が表面31に対
して傾斜している場合でも、チップ30が治具によって
傾斜されて保持されたので、加工機による、直角方向か
らの加工が可能になった。
【0038】加工板20に対する受け穴1の加工が終了
し、また、多数の係合体2が準備されると、図8に示す
ように、矢印401で示される噴出方向を所定方向にし
て、加工板20の裏面23から、係合体2を受け穴1に
打ち込んで、係合体2を挿入した。これによって、図1
に示される加工板20が作られた。この後、図9に示す
ように、加工板20に対して、同じ方向に気体を吹き出
す係合体2の噴出孔2Bを連結するために、溝35が通
気溝部として設けられ、この後、加工板20の裏面23
が封止板40で張り合わされた。こうして、移送ユニッ
ト用の搬送板50が作られた。
【0039】実施の形態1によって、加工板20とは別
に作られた係合体2が、加工板20の受け穴1に打ち込
まれて、噴出孔2Bが形成される。この結果、移送ユニ
ットや制御ユニットのように、向きが異なる噴出孔が1
枚の搬送板50に形成される場合でも、搬送板50の向
きを変えながら、孔を空ける作業が不要になり、噴出孔
2Bを極めて容易に行うことができる。また、これによ
って、搬送板50に対する加工時間を短縮することがで
きる。
【0040】また、受け穴1に係合体2を打ち込むの
で、搬送板50に対する噴出孔の加工ミスの発生を、完
全に防ぐことができる。
【0041】[実施の形態2]次に、図10および図1
1を参照して、本発明の実施の形態2について説明す
る。図10は、実施の形態2に係わる浮上搬送装置用の
気体噴出構造を示す拡大図である。図11は、図10の
III−III断面を示す断面図である。
【0042】実施の形態2では、実施の形態1に対して
ガイド部が設けられている。つまり、図10および図1
1に示すように、気体の噴出方向の、受け穴1の側壁
に、溝3がガイド用溝部として設けられている。また、
噴出孔2Bが向いている、係合体2の側壁に、受け穴1
の溝3と嵌合する突出部4がガイド用突出部として設け
られている。
【0043】ガイド部は、溝3と突出部4とで構成され
ている。突出部4が溝3に嵌合することによって、受け
穴1に対して、噴出孔2Bの噴出方向を簡単に設定する
ことができる。
【0044】[実施の形態3]次に、図12および図1
3を参照して、本発明の実施の形態3について説明す
る。図12は、実施の形態3に係わる加工板を示す平面
図である。図13は、実施の形態3に係わる係合体を示
す平面図である。
【0045】実施の形態3では、実施の形態1の受け穴
1および係合体2に、実施の形態2とは別のガイド部が
設けられている。つまり、図12に示すように、加工板
20の裏面23には、合わせ印5が設けられている。合
わせ印5は、印刷等によって、受け穴1の周辺に形成さ
れている。
【0046】また、図13に示すように、係合体2の裏
面2Cには、合わせ印6が設けられている。合わせ印6
は、合わせ印5と位置合わせをするためのものであり、
噴出孔2Bの向きを示している。合わせ印6は、印刷等
によって、裏面2Cの外周付近に形成されている。
【0047】ガイド部は、合わせ印5,6によって形成
されている。係合体2が受け穴1に打ち込まれるとき
に、係合体2の合わせ印6が、受け穴1の周辺に設けら
れた合わせ印5と一致するようにする。これよって、受
け穴1に対して噴出孔2Bの噴出方向を簡単に設定する
ことができる。
【0048】[実施の形態4]次に、図14を参照し
て、本発明の実施の形態4について説明する。図14
は、実施の形態4に係わる浮上搬送装置用の気体噴出構
造を示す平面図である。
【0049】実施の形態4では、実施の形態1〜実施の
形態3の円形状の受け穴1の代わりに、多角形状として
例えば6角形状の受け穴7が、加工板20に空けられて
いる。また、実施の形態1〜実施の形態3の円形状の係
合体2の代わりに、受け穴7と嵌合する形状の、6角形
状の係合体8が、受け穴7に挿入されている。
【0050】6角形状の受け穴7および係合体8によっ
て、ガイド部が形成されている。この6角形状のガイド
部によって、噴出孔2Bの噴出方向を特定することがで
きる。
【0051】[実施の形態5]次に、図15を参照し
て、本発明の実施の形態5について説明する。図15
は、実施の形態5に係わる浮上搬送装置用の気体噴出構
造を示す断面図である。
【0052】実施の形態5では、係止部が実施の形態1
〜実施の形態4に設けられている。つまり、直径a2の
受け穴9が形成されるときに、搬送面21近くの受け穴
9に、段差部9Aが第1段差部として設けられている。
段差部9Aによって、受け穴9は、直径a2に比べて小
さなものとなっている。こうして、段差部9Aを持つ受
け穴9が、加工板20に空けられている。
【0053】係合体10は、受け穴9に嵌合する形状を
している。つまり、直径がa2である係合体10の、表
面10A近くの部分が、直径a2に比べて狭く形成され
ている。こうして、受け穴9と同様に、係合体10に対
しても、段差部10Bが第2段差部として設けられてい
る。
【0054】実施の形態5では、受け穴9の段差部9A
と、係合体10の段差部9Bとによって、係止部が形成
されている。この係止部によって、係合体10が受け穴
9に打ち込まれる際に、係合体10の表面が搬送面21
から飛び出ることを防止することができる。この結果、
係合体10の表面を加工板20の搬送面21に対して、
簡単に平らにすることができる。
【0055】[実施の形態6]次に、本発明の実施の形
態6について説明する。図16は、実施の形態6に係わ
る浮上搬送装置用の気体噴出構造を示す断面図である。
【0056】実施の形態6では、実施の形態5と別の係
止部が、実施の形態1〜実施の形態4に設けられてい
る。つまり、直径a2を最大径とし、直径a3を最小径
とする円錐形状の受け穴11が、加工板20に空けられ
ている。受け穴11の最大径が加工板20の裏面23に
位置し、最小径が加工板20の搬送面21に位置してい
る。
【0057】係合体12は、受け穴11と嵌合する形状
をしている。つまり、係合体12は、直径a2を最大径
とし、直径a3を最小径とし、かつ、長さa1を高さと
する円錐である。
【0058】実施の形態6では、受け穴11の円錐形状
と、係合体12の円錐とによって、係止部が形成されて
いる。この係止部によって、実施の形態5と同じよう
に、係合体12が受け穴11に打ち込まれる際に、係合
体12の表面が搬送面21から飛び出ることを防止する
ことができる。
【0059】以上、実施の形態1〜実施の形態6につい
て説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定さ
れることはない。例えば、実施の形態1〜実施の形態6
では、加工板が移送ユニット用のものであったが、制御
ユニット用の加工板に対しても、同様に本発明が適用さ
れる。
【0060】また、噴出孔から噴出する気体として、高
純度乾燥空気、高純度窒素ガス、高純度アルゴンガス、
高純度炭酸ガス等を用いることが可能である。ウエハを
気流搬送する場合には、搬送用のガスとして、不純物濃
度が数ppb以下の高純度窒素ガスを用いるのが最適で
ある。
【0061】また、浮上搬送システムとして、TFT型
液晶ディスプレイ用のガラス板等を気流搬送するものを
例としたが、本発明は、ガラス板に限られることなく、
各種板状基体を搬送するシステムに適用可能である。
【0062】さらに、移送ユニットと制御ユニットとに
設けられた噴出孔の配列方式としては、各種のものがあ
るが、本発明は、これら各種の配列方式にも適用が可能
である。
【0063】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明は、前記
気体を噴出する位置で前記搬送面に空けられると共に、
前記供給系から気体の供給を受ける受け穴と、前記搬送
板の前記受け穴に嵌合する形状であり、前記受け穴に挿
入されていると共に、前記受け穴に供給された気体を噴
出する噴出孔が空けられた係合体とを設けた。また、本
発明は、前記搬送面から前記供給系に至るまでの間に、
かつ、前記気体を噴出する位置で、前記搬送面に受け穴
を空け、気体を噴出する噴出孔が空けられていると共
に、前記受け穴に嵌合する形状をしている係合体を、前
記搬送面の前記受け穴に挿入する。
【0064】この結果、本発明によれば、噴出孔が空け
られた係合体が、搬送板の受け穴に挿入されることによ
って、噴出孔を搬送板に形成することができる。これに
よって、搬送板に対する噴出孔の形成を簡単にすること
ができる。
【0065】本発明では、前記搬送板は、表面が前記搬
送面である加工板と、この加工板の裏面をふさぐ封止板
とを備え、前記加工板には、この板を貫通するように前
記受け穴がそれぞれ空けられ、前記係合体が前記受け穴
にそれぞれ挿入された加工板に対して、同じ向きの噴出
孔を連結する通気溝部を設け、この通気溝部を前記供給
系とした。また、本発明は、表面が搬送面である加工板
と、この加工板の裏面をふさぐ封止板とで前記搬送板を
形成し、前記加工板を貫通するように受け穴をそれぞれ
空け、前記受け穴に前記係合体をそれぞれ挿入し、前記
噴出孔の向きが前記係合体を連結するように、前記加工
板の裏面に通気溝部を設け、前記裏面を前記封止板でふ
さいで前記通気溝部を供給系とする。
【0066】この結果、本発明によれば、噴出孔を搬送
板に設ける際に、加工板に受け穴を空けて、封止板で裏
面をふさぐので、搬送板の製造を簡単にすることができ
る。
【0067】本発明は、前記受け穴に対する前記係合体
の噴出孔の向きを決めるためのガイド部を、前記受け穴
および前記係合体に設けた。さらに、前記ガイド部とし
て、前記受け穴の側壁にガイド用溝部を設け、前記係合
体の側壁に、前記ガイド用溝部に嵌合する形状のガイド
用突出部を設けた。また、本発明は、前記受け穴に対す
る前記係合体の噴出孔の向きを決めるためのガイド部
を、前記受け穴および前記係合体に設ける。さらに、前
記ガイド部として、前記受け穴の側壁にガイド用溝部を
設け、前記係合体の側壁に、前記ガイド用溝部に嵌合す
る形状のガイド用突出部を設ける。
【0068】この結果、本発明によれば、噴出孔が噴出
する気体の噴出方向がガイド部によって示されるので、
気体の噴出方向を簡単に決めることができる。
【0069】本発明は、前記受け穴に挿入された前記係
合体を係止するための係止部を、前記受け穴および前記
係合体に設けた。さらに、前記係止部として、前記受け
穴の側壁に第1段差部を設け、この第1段差部と嵌合す
る第2段差部を前記係合体に設けた。また、本発明は、
前記受け穴に挿入された前記係合体を係止するための係
止部を、前記受け穴および前記係合体に設ける。さら
に、前記係止部として、前記受け穴の側壁に第1段差部
を設け、この第1段差部と嵌合する第2段差部を前記係
合体に設ける。
【0070】この結果、本発明によれば、係合体は、受
け穴に挿入される際に、係止部で止められるので、搬送
面から突き出ることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係わる浮上搬送装置用の気体噴
出構造を示す平面図である。
【図2】図1の部分的な拡大を示す拡大図である。
【図3】搬送面に設定された加工位置を示す平面図であ
る。
【図4】図2のI−I断面を示す断面図である。
【図5】図1のII−II断面を示す断面図である。
【図6】係合体を作るためのチップを示す正面図であ
る。
【図7】係合体に対する噴出孔の形成の様子を示す断面
図である。
【図8】係合体の取り付けの様子を示す断面図である。
【図9】搬送板を示す断面図である。
【図10】実施の形態2に係わる浮上搬送装置用の気体
噴出構造を示す拡大図である。
【図11】図10のIII−III断面を示す断面図で
ある。
【図12】実施の形態3に係わる加工板を示す平面図で
ある。
【図13】実施の形態3に係わる係合体を示す平面図で
ある。
【図14】実施の形態4に係わる浮上搬送装置用の気体
噴出構造を示す平面図である。
【図15】実施の形態5に係わる浮上搬送装置用の気体
噴出構造を示す断面図である。
【図16】実施の形態6に係わる浮上搬送装置用の気体
噴出構造を示す断面図である。
【図17】従来の板状基体搬送システムを示す平面図で
ある。
【図18】従来の移送ユニットを示す斜視図である。
【図19】図18のIV−IV断面図である。
【図20】図18のV−V断面図である。
【図21】従来の移送ユニットによる噴出方向を示す説
明図である。
【図22】従来の制御ユニットを示す斜視図である。
【図23】従来の移送ユニットによる噴出方向を示す説
明図である。
【図24】従来の移送ユニットの構造を示す断面図であ
る。
【図25】従来の移送ユニットの加工板に対する加工の
様子を示す断面図である。
【図26】従来の移送ユニットの加工板に対する加工の
様子を示す断面図である。
【図27】従来の移送ユニットの加工板の底面を示す底
面図である。
【符号の説明】
1,7,9,11 受け穴 2,8,10,12 係合体 2A,31,133 表面 2B,113,115,214〜218,251〜25
3 噴出孔 2C,23,32,131 裏面 2D 気体室 3,35,135,136 溝 4 突出部 5,6 合わせ印 9A,10B 段差部 20,130 加工板 20A 破線部分 21,112,212 搬送面 22 加工位置 30 チップ 33,132 穴 34,134 孔 34A ドリル 40 封止板 100 移送ユニット 110,210 基台 110A 搬送板 111,211 供給系 112A 中心 113A,115A,214A〜218A,251A〜
253A 噴出方向 114,116 気体室 120,220 囲い材 140 封止板 200 制御ユニット 213 吸引孔 221〜226 設定ライン 300 ガラス板 310 移動方向 311 転換方向 401 矢印 a1 長さ a2,a3 直径
フロントページの続き (72)発明者 谷貝 道雄 東京都中央区日本橋室町4丁目2番16号 株式会社渡邊商行内 (72)発明者 都田 昌之 山形県米沢市東2丁目7の139 (72)発明者 楠原 昌樹 東京都中央区日本橋室町4丁目2番16号 株式会社渡邊商行内 Fターム(参考) 5F031 AA10 CC52 CC53 CC54 LL03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送面から噴出する気体で板状基体を浮
    上させる搬送板と、この搬送板に具備されていると共に
    前記搬送面から噴出される気体を供給する供給系とを備
    えた浮上搬送装置用の気体噴出構造において、 前記気体を噴出する位置で前記搬送面に空けられると共
    に、前記供給系から気体の供給を受ける受け穴と、 前記受け穴に嵌合する形状であり、前記受け穴に挿入さ
    れていると共に、前記受け穴に供給された気体を噴出す
    る噴出孔が空けられた係合体とを設けたことを特徴とす
    る浮上搬送装置用の気体噴出構造。
  2. 【請求項2】 前記搬送板は、表面が前記搬送面である
    加工板と、この加工板の裏面をふさぐ封止板とを備え、
    前記加工板には、この板を貫通するように前記受け穴が
    それぞれ空けられ、前記係合体が前記受け穴にそれぞれ
    挿入された加工板に対して、同じ向きの噴出孔を連結す
    る通気溝部を設け、この通気溝部を前記供給系としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の浮上搬送装置用の気体
    噴出構造。
  3. 【請求項3】 前記受け穴に対する前記係合体の噴出孔
    の向きを決めるためのガイド部を、前記受け穴および前
    記係合体に設けたことを特徴とする請求項1または2に
    記載の浮上搬送装置用の気体噴出構造。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部として、前記受け穴の側壁
    にガイド用溝部を設け、前記係合体の側壁に、前記ガイ
    ド用溝部に嵌合する形状のガイド用突出部を設けたこと
    を特徴とする請求項3に記載の浮上搬送装置用の気体噴
    出構造。
  5. 【請求項5】 前記受け穴に挿入された前記係合体を係
    止するための係止部を、前記受け穴および前記係合体に
    設けたことを特徴とする請求項1乃至4に記載の浮上搬
    送装置用の気体噴出構造。
  6. 【請求項6】 前記係止部として、前記受け穴の側壁に
    第1段差部を設け、この第1段差部と嵌合する第2段差
    部を前記係合体に設けたことを特徴とする請求項5に記
    載の浮上搬送装置用の気体噴出構造。
  7. 【請求項7】 搬送面から噴出する気体で板状基体を浮
    上させる搬送板と、この搬送板に具備されていると共に
    前記搬送面から噴出される気体を供給する供給系とを備
    える浮上搬送装置用の噴出孔形成方法において、 前記搬送面から前記供給系に至るまでの間に、かつ、前
    記気体を噴出する位置で、前記搬送面に受け穴を空け、 気体を噴出する噴出孔が空けられていると共に、前記受
    け穴に嵌合する形状をしている係合体を、前記搬送面の
    前記受け穴に挿入することを特徴とする浮上搬送装置用
    の噴出孔形成方法。
  8. 【請求項8】 表面が搬送面である加工板と、この加工
    板の裏面をふさぐ封止板とで前記搬送板を形成し、 前記加工板を貫通するように受け穴をそれぞれ空け、 前記受け穴に前記係合体をそれぞれ挿入し、 前記噴出孔の向きが前記係合体を連結するように、前記
    加工板の裏面に通気溝部を設け、 前記裏面を前記封止板でふさいで前記通気溝部を供給系
    とすることを特徴とする請求項7に記載の浮上搬送装置
    用の噴出孔形成方法。
  9. 【請求項9】 前記受け穴に対する前記係合体の噴出孔
    の向きを決めるためのガイド部を、前記受け穴および前
    記係合体に設けることを特徴とする請求項7または8に
    記載の浮上搬送装置用の噴出孔形成方法。
  10. 【請求項10】 前記ガイド部として、前記受け穴の側
    壁にガイド用溝部を設け、 前記係合体の側壁に、前記ガイド用溝部に嵌合する形状
    のガイド用突出部を設けることを特徴とする請求項9に
    記載の浮上搬送装置用の噴出孔形成方法。
  11. 【請求項11】 前記受け穴に挿入された前記係合体を
    係止するための係止部を、前記受け穴および前記係合体
    に設けることを特徴とする請求項7乃至10に記載の浮
    上搬送装置用の噴出孔形成方法。
  12. 【請求項12】 前記係止部として、前記受け穴の側壁
    に第1段差部を設け、この第1段差部と嵌合する第2段
    差部を前記係合体に設けることを特徴とする請求項11
    に記載の浮上搬送装置用の噴出孔形成方法。
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