JP2000072144A - 物品支持具および物品支持具の構造を備えた物品収納具 - Google Patents

物品支持具および物品支持具の構造を備えた物品収納具

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JP2000072144A
JP2000072144A JP10242398A JP24239898A JP2000072144A JP 2000072144 A JP2000072144 A JP 2000072144A JP 10242398 A JP10242398 A JP 10242398A JP 24239898 A JP24239898 A JP 24239898A JP 2000072144 A JP2000072144 A JP 2000072144A
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Toshihiro Hayakawa
稔洋 早川
Noriyuki Wada
典之 和田
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に軽量化が実施でき、埃や異物が溜まる
ことはなく、さらに、支持された物品の下面に傷や凹み
が発生することを防止し得る物品支持具を備えた物品収
納具を提供する。 【解決手段】 物品収納具の底体2は互いに交差する複
数本の第1および第2線材19,20と荷重を支持する
第1および第2異形部材21,22とによって格子状に
構成され、A,B,C,D位置の第1異形部材21はこ
れら各位置の第1線材の代りに設けられている。第1お
よび第2異形部材21,22としては、各線材19,2
0よりも上下方向に長く形成された長円状のパイプ材が
用いられており、さらに、底体2の上面は平坦化されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに交差する複
数本の棒状部材によって構成された物品支持具およびこ
の物品支持具の構造を備えた物品収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品支持具に関しては、
例えば図29に示すように、複数本の左右線材80(棒
状部材に相当)と前後線材81(棒状部材に相当)とが
互いに直交して格子状に構成されている。また、上記左
右線材80の下方には補強用の外部材82(異形部材に
相当)が複数設けられており、これら外部材82は上面
が開放されたチャンネル状に形成されている。そして、
物品84は物品支持具83の上面に載置されて支持され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式では、
軽量化のために例えば前後線材81の本数を減らした場
合、前後線材81間の間隔P(ピッチ)が大きくなっ
て、小型の物品が前後線材81間から下方へ脱落すると
いった問題があるため、軽量化が困難であった。
【0004】また、物品84の出し入れ時などに埃や異
物(油や汚水等)が落下して外部材82の内部に溜まっ
てしまうといった問題があり、上記のような埃や異物を
外部材82の内部から取除くことは面倒であった。
【0005】また、左右線材80は前後線材81の下方
に設けられているため、左右線材80と前後線材81と
には上下方向の段差が生じ、物品84と物品支持具83
の表面との接触面積が減少し、物品84の下面に傷や凹
みが発生するといった問題がある。
【0006】本発明は、容易に軽量化が実施でき、埃や
異物が溜まることはなく、さらに、支持された物品の下
面に傷や凹みが発生することを防止し得る物品支持具お
よび物品支持具を備えた物品収納具を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における物品支持具は、互いに交差する複
数本の棒状部材と荷重を支持する異形部材とによって格
子状に構成された物品支持具であって、上記棒状部材群
のうちの一部の棒状部材の代りに、上記異形部材が用い
られているものである。
【0008】これによると、異形部材が一部の棒状部材
を兼用しているため、棒状部材の本数を減らすことがで
き、したがって、物品支持具の軽量化が実施できる。こ
の際、棒状部材間の間隔(ピッチ)が拡大することはな
く、小型の物品が棒状部材間から下方へ脱落するといっ
たことは防止される。
【0009】本第2発明における物品支持具は、異形部
材の上部が閉じているものである。これによると、物品
の出し入れ時などに埃や異物が落下しても、異形部材の
上部が閉じているため、上記埃や異物が異形部材内に溜
まってしまうといった不具合を防止し得る。
【0010】本第3発明における物品支持具は、異形部
材は棒状部材よりも上下方向に長く形成されているもの
である。これによると、異形部材は上下方向の荷重に対
して棒状部材よりも強度が高く、したがって、物品を支
持した際、十分に荷重を支持することができ、物品支持
具の上下方向のたわみを低減し得る。
【0011】本第4発明における物品支持具は、異形部
材として、上下方向に長い長円状のパイプ材が用いられ
ているものである。これによると、異形部材が軽量化さ
れるため、物品支持具が一層軽量化される。
【0012】本第5発明における物品支持具は、各棒状
部材の上下方向の段差を無くして、上面を平坦状に形成
したものである。これによると、物品と物品支持具の表
面との接触面積が増加し、物品の下面に傷や凹みが発生
することを防止し得る。
【0013】本第6発明における物品支持具は、各棒状
部材と異形部材との上下方向の段差を無くしたものであ
る。これによると、物品と物品支持具の表面との接触面
積が増加し、物品の下面に傷や凹みが発生することを防
止し得る。
【0014】本第7発明における物品支持具は、各棒状
部材同士の交差部および各棒状部材と異形部材との交差
部を溶接して溶け込ませることにより、各棒状部材と異
形部材との上下方向の段差を無くしたものである。
【0015】これによると、棒状部材や異形部材を曲げ
たり削ったりすることによって各棒状部材と異形部材と
の上下方向の段差を無くすことに比べて、交差部を溶接
して溶け込ませることによって段差を無くすことの方が
製作が容易である。
【0016】本第8発明における物品支持具の構造を備
えた物品収納具は、本第1発明から本第7発明のいずれ
かに記載の物品支持具上に複数の壁部材が立設され、こ
れら物品支持具と壁部材とによって物品収納空間が形成
されているものである。
【0017】これによると、物品は物品支持具に支持さ
れて物品収納空間に収納される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1〜図25に基づいて説明する。図1に示すよう
に、1は物品収納具であり、底体2(物品支持具の一
例)と前部格子状部材3(壁部材の一例)と後部格子状
部材4(壁部材の一例)と左側部格子状部材5(壁部材
の一例)と右側部格子状部材6(壁部材の一例)とによ
って、上面が開放された箱形状に構成されている。上記
底体2の上方でかつ前後左右の各格子状部材3〜6の内
方には物品収納空間7が形成されている。また、上記底
体2の両側部には脚体8が前後一対設けられている。
【0019】以下に、上記底体2の構成を説明する。図
2〜図5に示すように、上記底体2は、互いに直交する
棒状の複数の第1線材19(棒状部材の一例)および第
2線材20(棒状部材の一例)と、荷重を支持する複数
の第1異形部材21と第2異形部材22とによって格子
状に構成されている。上記第1線材19と第1異形部材
21とはそれぞれ左右方向に設けられ、第2線材20と
第2異形部材22とは前後方向に設けられている。
【0020】上記第1および第2異形部材21,22に
はそれぞれ、上記第1および第2線材19,20よりも
上下方向に長い長円状(楕円状)のパイプ材が用いられ
ている。各第1異形部材21は、第1線材19と平行
で、かつ第1線材19の下方に重複しないように前後複
数位置に配列されている。このうち、A,B,C,D位
置の第1異形部材21(一部の棒状部材に相当)はこれ
ら各位置の第1線材19の代りに設けられている。ま
た、上記第2異形部材22は第1線材19と第1異形部
材21との左右両端部に設けられている。
【0021】また、図5の(a)で示すように、第1線
材19と第2線材20との交差部はスポット溶接によっ
て溶接されており、この際、上記交差部において第1線
材19と第2線材20とを互いに溶け込ませて上下の段
差を解消している。また、図5の(b)で示すように、
第1線材19の端部と第2異形部材22との交差部もス
ポット溶接によって溶接されており、この際、上記交差
部において第1線材19の端部を第2異形部材22の上
部に溶け込ませて上下の段差を解消している。同様に、
図5の(c)で示すように、第2線材20と第1異形部
材21との交差部はスポット溶接によって溶接されてお
り、この際、上記交差部において第2線材20を第1異
形部材21の上部に溶け込ませて上下の段差を解消して
いる。このようにして上記第1線材19と第2線材20
と第1異形部材21と第2異形部材22との上下の段差
が解消され、底体2の上面が平坦化される。
【0022】以下に、上記各格子状部材3〜6の構成を
説明する。図6〜図8に示すように、上記左側部格子状
部材5は、複数本の棒状の第1線材9a,9bと第2線
材10とが互いに直交して格子状に構成されており、上
記各第1線材9a,9bは上下方向に設けられ、第2線
材10は前後方向に設けられている。上記各第1線材9
a,9bは各第2線材10を中心にして内外両側方へ振
り分けられ、各第2線材10の外側方に配された複数の
一方の第1線材9aは、各第2線材10の軸心方向へず
れて、各第2線材10の内側方に配された複数の他方の
第1線材9b間に位置している。これにより、上記第1
線材9a,9bは第2線材10を挟んで交互に千鳥状に
配列されている。尚、上記第1線材9a,9bと第2線
材10との交点は溶接で接合されている。
【0023】また、上記脚体8の上方に対応する部分の
各第1線材9a,9bはピッチP1の間隔を有し、それ
以外の部分の各第1線材9a,9bはピッチP2の間隔
を有しており、P1<P2の関係に設定されている。ま
た、第1線材9a,9bと第2線材10とは同一直径に
設定されている。
【0024】さらに、図9,図10に示すように、物品
収納空間7のある内側に位置する他方の各第1線材9b
の上端部は、外側へ折り曲げられて傾斜し、一方の各第
1線材9aの上端部と同位置になっている。左側部格子
状部材5の上端部はアングル状のカバー11で覆われて
いる。すなわち、上記カバー11は、各第1線材9a,
9bの上端に溶接で接合されており、一辺11aが各第
1線材9a,9bの上端上に位置し、他辺11bが各第
1線材9aの外側に位置して垂下している。
【0025】また、図11に示すように、上記右側部格
子状部材6は、上記左側部格子状部材5と同一の構成を
有している。また、図12〜図15に示すように、上記
前部格子状部材3は、上位格子状部材14と下位格子状
部材15とを複数の連結体16によって、左右軸心17
を中心に回動自在に連結して構成されている。上記上位
格子状部材14は、複数本の棒状の第1線材9a,9b
と第2線材10とが互いに直交して格子状に構成されて
おり、上記各第1線材9a,9bは左右方向に設けら
れ、第2線材10は上下方向に設けられている。上記各
第1線材9a,9bは各第2線材10を中心にして内外
両側方へ振り分けられ、各第2線材10の外側方に配さ
れた複数の一方の第1線材9aは、各第2線材10の軸
心方向へずれて、各第2線材10の内側方に配された複
数の他方の第1線材9b間に位置している。これによ
り、上記第1線材9a,9bは第2線材10を挟んで交
互に千鳥状に配列されているが、後述する連結部材32
を取付けるために、上部のみ交互ではなく他方の第1線
材9bが一本余分に設けられている。尚、上記第1線材
9a,9bと第2線材10との交点は溶接で接合されて
いる。
【0026】また、上記第1線材9a,9bの直径は第
2線材10の直径よりも小さく設定されている。さら
に、図14に示すように、上位格子状部材14の左右両
側部における第2線材10はピッチP3の間隔を有し、
それ以外の中間部の第2線材10はピッチP4の間隔を
有しており、P3<P4の関係に設定されている。
【0027】また、上記下位格子状部材15も、上位格
子状部材14とほぼ同様であり、左右方向の第1線材9
a,9bと上下方向の第2線材10とが互いに直交して
格子状に構成されている。上記各第1線材9a,9bは
各第2線材10を中心にして内外両側方へ振り分けら
れ、各第2線材10の外側方に配された複数の一方の第
1線材9aは、各第2線材10の軸心方向へずれて、各
第2線材10の内側方に配された複数の他方の第1線材
9b間に位置している。
【0028】図15に示すように、上記連結体16は、
円筒状のパイプ部材であり、上位格子状部材14の下端
の一方の第1線材9aと下位格子状部材15の上端の一
方の第1線材9aとに外嵌されている。また、図12,
図13に示すように、上位格子状部材14の上端部はア
ングル状のカバー11で覆われている。すなわち、上記
カバー11は、各第2線材10の上端に溶接で接合され
ており、一辺11aが各第2線材10の上端上に位置
し、他辺11bが各第2線材10の外側に位置して垂下
している。
【0029】また、図16,図17に示すように、上記
後部格子状部材4は、複数本の棒状の第1線材9a,9
bと第2線材10とが互いに直交して格子状に構成され
ており、上記各第1線材9a,9bは左右方向に設けら
れ、第2線材10は上下方向に設けられている。上記各
第1線材9a,9bは各第2線材10を中心にして内外
両側方へ振り分けられ、各第2線材10の外側方に配さ
れた複数の一方の第1線材9aは、各第2線材10の軸
心方向へずれて、各第2線材10の内側方に配された複
数の他方の第1線材9b間に位置している。これによ
り、上記第1線材9a,9bは第2線材10を挟んで交
互に千鳥状に配列されている。
【0030】また、上記第1線材9a,9bの直径は第
2線材10の直径よりも小さく設定されている。また、
後部格子状部材4の上端部はアングル状のカバー11で
覆われている。すなわち、上記カバー11は各第2線材
10の上端に溶接で接合されている。さらに、上記後部
格子状部材4は、前部格子状部材3に前後方向で対向す
る本体部4aと、この本体部4aの下端に内側へ折り曲
げて形成された屈曲部4bとでL形状に形成されてい
る。
【0031】次に、上記底体2と各格子状部材3〜6同
士の連結構成を説明する。上記前部格子状部材3は前部
連結具を介して底体2の上面側に回動して折り畳み可能
に連結されている。すなわち、上記前部連結具として
は、図12に示すように、上記底体2の前端に位置する
第1線材19と前部格子状部材3の下端に位置する一方
の第1線材9aとに外嵌された螺旋状の前部ヒンジコイ
ル27が用いられている。
【0032】また、上記後部格子状部材4は後部連結具
を介して底体2の上面側に回動して折り畳み可能に連結
されている。すなわち、後部連結具としては、図16に
示すように、底体2の後端部に位置する第1線材19と
後部格子状部材4の屈曲部4bの内端に位置する他方の
第1線材9bとに外嵌された螺旋状の後部ヒンジコイル
28が用いられている。
【0033】また、上記左側部格子状部材5は左側部連
結具を介して後部格子状部材4の内面側に回動して折り
畳み可能に連結されている。すなわち、左側部連結具と
しては、図6に示すように、左側部格子状部材5の後端
に位置する他方の第1線材9bと後部格子状部材4の左
端に位置する第2線材10とに外嵌された螺旋状の左側
部ヒンジコイル29が用いられている。同様に、右側部
格子状部材6は右側部連結具を介して後部格子状部材4
の内面側に回動して折り畳み可能に連結されており、右
側部連結具としては図11に示すように右側部ヒンジコ
イル30が用いられている。
【0034】尚、図17に示すように、上記左側部ヒン
ジコイル29は右巻きのものが使用され、上記右側部ヒ
ンジコイル30は左巻きのものが使用されており、図2
4に示すように、上記左側部格子状部材5は平面視にお
いて上記左側部ヒンジコイル29と同じ方向イに回転し
て後部格子状部材4の内面側に折り畳まれ、右側部格子
状部材6は平面視において上記右側部ヒンジコイル30
と同じ方向ロに回転して後部格子状部材4の内面側に折
り畳まれる。
【0035】また、図6,図12に示すように、前部格
子状部材3と左側部格子状部材5とは、組立状態におい
て、上下複数の連結部材32を介して着脱自在に連結さ
れる。上記連結部材32は、左側部格子状部材5の前端
部から前方に突出して設けられたU形状の被係止部材3
3と、上記前部格子状部材3の左側部に設けられた係止
杆34とで構成されている。上記係止杆34は、被係止
部材33の突端に形成された被係止孔35に挿通するロ
ック位置Aと、上記被係止孔35から脱抜されるロック
解除位置Bとの間を左右方向へ移動自在に構成されてい
る。
【0036】同様に、図11,図12に示すように、前
部格子状部材3と右側部格子状部材6とも、組立状態に
おいて、上下複数の連結部材32を介して着脱自在に連
結される。
【0037】また、複数の物品収納具1は、組立状態な
らびに各格子状部材3〜6を折畳んだ折畳み状態で、上
記脚体8を介して上下に段積みされる。次に、上記脚体
8の構成について説明する。
【0038】図18〜図20に示すように、上記脚体8
は、底体2の第1異形部材21の端部に設けられた前後
一対の縦板材37と、両縦板材37の外側部に設けられ
た支持部材38と、上記両縦板材37の下端から支持部
材38の下端にわたり設けられた底板材39とで構成さ
れている。
【0039】上記底板材39は屈曲され、底板材39に
は、接地面40と、組立状態での段積み時に下段の物品
収納具1の左右両側部格子状部材5,6の上端に載置可
能な受け面41と、縦面47とが形成されている。上記
受け面41は縦板材37の下端部に位置し、さらに、接
地面40は、支持部材38の下端部に位置して、上記受
け面41よりも下位でかつ外側方に位置している。ま
た、上記縦面47は、受け面41の外側端から接地面4
0の内側端にわたって僅かに傾斜して形成されている。
【0040】また、上記支持部材38は、角筒状に形成
されており、底体2の第2異形部材22の外側面に形成
された溶接面48に溶接されて一体的に固着されてい
る。そして、支持部材38の上部は底体2の上方へ突出
し、支持部材38の下部は底体2の下方へ突出してい
る。また、支持部材38の上端には上板42が設けら
れ、この上板42には、上方へ突出する凸部43が形成
されている。また、上記底板材39の接地面40の一部
には係止穴44が形成されており、図21,図22に示
すように、折畳み状態での段積み時に、下段の物品収納
具1の凸部43が上段の物品収納具1の係止穴44に下
方から嵌入される。
【0041】上記底板材39の内側端でかつ受け面41
よりも内側方の位置には、斜め下方に折り曲げられた係
合部材45が形成されている。この係合部材45は、図
18に示す組立状態での段積み時に、下段の物品収納具
1の後部格子状部材4の上端部内側に係合して上段の物
品収納具1の後方への脱落を防止するものである。
【0042】また、図6,図11に示すように、左右両
側部格子状部材5,6の前部上端にはそれぞれ、上方に
突出する突起部材46が設けられており、組立状態での
段積み時に、上段の物品収納具1の前位の脚体8が下段
の物品収納具1の突起部材46に係合して上段の物品収
納具1の前方への脱落が防止される。
【0043】尚、図21に示すように、支持部材38の
高さ(すなわち接地面40から支持部材38の上面まで
の高さ)をHとし、底体2の厚さをTaとし、折畳まれ
た各格子状部材3〜6の各厚さの合計をTbとしたと
き、H−Ta−Tbの値がフォーク挿入可能な寸法に設
定されている。また、底体2から上記接地面40までの
上下距離はハンドリフトのフォークが挿脱可能なだけの
寸法に設定されている。
【0044】以下に、上記構成における作用を説明す
る。物品は底体2に支持されて物品収納空間7に収納さ
れ、この際、図3に示すように、底体2の第1線材19
と第2線材20と第1異形部材21と第2異形部材22
との上下の段差が解消され、底体2の上面が平坦化され
ているため、物品と底体2の上面との接触面積が増加
し、物品の下面に傷や凹みが発生することを防止し得
る。
【0045】また、上記第1および第2線材19,20
や第1および第2異形部材21,22を曲げたり削った
りすることによって上記各線材19,20と各異形部材
21,22との上下方向の段差を無くすことに比べて、
図5に示すように、各線材19,20と各異形部材2
1,22との交差部をスポット溶接して溶け込ませるこ
とによって段差を無くすことの方が製作が容易であり、
手間がかからない。
【0046】さらに、図3に示すように、底体2のA,
B,C,D位置の第1異形部材21はこれら各位置の第
1線材19を兼用しているため、第1線材19の本数を
減らすことができ、物品収納具1の軽量化が実施でき
る。この際、第1線材19間の間隔P(ピッチ)が拡大
することはなく、小型の物品が第1線材19間から下方
へ脱落するといったことは防止される。
【0047】また、第1および第2異形部材21,22
として上下方向に長い長円状のパイプ材が用いられてい
るため、物品の出し入れ時などに埃や異物が落下して
も、第1および第2異形部材21,22の上部が閉じて
いるため、上記埃や異物が第1および第2異形部材2
1,22内に溜まってしまうといった不具合を防止し得
る。さらに、第1および第2異形部材21,22は上下
方向の荷重に対して第1および第2線材19,20より
も強度が高く、したがって、物品を支持した際、十分に
荷重を支持することができ、底体2の上下方向のたわみ
を低減し得る。また、第1および第2異形部材21,2
2の内部は中空になっているため、第1および第2異形
部材21,22が軽量化され、これにより物品収納具1
が一層軽量化される。
【0048】また、組立てた状態の物品収納具1の各格
子状部材3〜6においては、図8に示すように、第1線
材9a,9bの軸心方向に作用する力Fは一方の第1線
材9aと他方の第1線材9bとによって第2線材10の
内外両側方で受けられるため、第1線材9a,9bの軸
心方向に作用する力に対する各格子状部材3〜6の強度
がアップする。したがって、第1線材を増やして強度を
アップするのではないため、必要な強度を保持しつつ第
1線材9a,9bの数を少なくし得、これにより、各格
子状部材3〜6の軽量化やコストダウンを実施でき、第
1線材9a,9bと第2線材10との溶接箇所も減少し
て製作の手間が省ける。
【0049】また、左右両側部格子状部材5,6に内側
から外側へ向く内圧Cが作用した場合、左右両側部格子
状部材5,6の内側の第1線材9bは上記内圧Cによっ
て外側へ押し広げられる。これに対し、内側の第1線材
9bの上端は予め外側へ傾斜して外側の第1線材9aの
上端に添っているため、上記内圧Cによって内側の第1
線材9bは上端を中心として外側へ押し広げられるが、
内側の第1線材9bの上端は外側へ変移せずにほぼ元の
位置に留まる。
【0050】さらに、物品収納空間7に収納された物品
によって、図13,図16に示すように、前部格子状部
材3および後部格子状部材4にそれぞれ内側から外側へ
向く内圧Cが作用した場合、左右方向の第1線材9a,
9bが千鳥状に配列されているため、前部格子状部材3
および後部格子状部材4の外側へのたわみに対する強度
が向上する。
【0051】また、図18に示すように、複数の物品収
納具1を組み立てた状態で上下に段積みした場合、上段
の物品収納具1の角脚体8の受け面41が下段の物品収
納具1の左右両側部格子状部材5,6の各上端に上方か
ら載置されるため、下段の物品収納具1の左右両側部格
子状部材5,6には上段の物品収納具1の荷重Fが上下
方向に作用する。これに対し、左右両側部格子状部材
5,6の第1線材9a,9bの軸心は上下方向であるた
め、左右両側部格子状部材5,6は上下方向の座屈強度
がアップし、したがって、下段の物品収納具1の左右両
側部格子状部材5,6は上段の物品収納具1の荷重を強
度的に十分に支持し得る。
【0052】さらに、上記のように物品収納具1を上下
に段積みした場合、上段の物品収納具1の脚体8の下方
に荷重が集中して作用するが、これに対して、図7に示
すように、左右両側部格子状部材5,6の各第1線材9
a,9bのピッチをP1<P2と変化させることで、部
分的な補強部材を付加することなく、ピッチP1の部分
の強度がピッチP2の部分の強度よりもアップする。し
たがって、下段の物品収納具1のピッチP1の部分が上
段の物品収納具1の脚体8の下方に位置するため、段積
み時、下段の物品収納具1の左右両側部格子状部材5,
6は上段の物品収納具1の荷重に強度的に十分に耐え、
さらに部分的な補強部材を取付ける手間やコストが省け
る。
【0053】また、上記のように物品収納具1を上下に
段積みした場合、前部格子状部材3と後部格子状部材4
とにおいては、左右両側部格子状部材5,6ほどの荷重
は作用しないため、前部格子状部材3と後部格子状部材
4との強度がアップした分だけ第1線材9a,9bの直
径を第2線材10の直径より小さくしても十分な強度が
維持され、さらに一層の軽量化を図ることができる。
【0054】また、上記のように物品収納具1を上下に
段積みした場合、図18に示すように、上段の物品収納
具1の左右の脚体8の縦面47が下段の物品収納具1の
左右両側部格子状部材5,6の上端部外側に係合するこ
とにより、上段の物品収納具1が下段の物品収納具1の
左右側方へ脱落することを防止し得る。
【0055】また、上段の物品収納具1の後位の脚体8
の係合部材45が下段の物品収納具1の後部格子状部材
4の上端部内側に係合することにより、上段の物品収納
具1が下段の物品収納具1の後方へ脱落することを防止
し得る。
【0056】さらに、上段の物品収納具1の前位の脚体
8が下段の物品収納具1の突起部材46(図6,図11
参照)に係合することにより、上段の物品収納具1が下
段の物品収納具1の前方へ脱落することを防止し得る。
【0057】また、上記のように物品収納具1を上下に
段積みした状態であっても、係止杆34をロック解除位
置Bへ移動することによって、前部格子状部材3の上位
格子状部材14のみまたは上位格子状部材14と下位格
子状部材15とを共に前方へ開閉して物品収納空間7か
ら物品を出し入れすることができる。
【0058】また、上記のように物品収納具1を上下に
段積みした際、図18に示すように、上段の物品収納具
1の各支持部材38の下部が下段の物品収納具1の左右
両側部格子状部材5,6の上端部外側方に位置するた
め、上段の物品収納具1が下段の物品収納具1の左右両
側部格子状部材5,6の上端に確実に載置されているか
を容易に目視で確認することができる。
【0059】また、各格子状部材3〜6の上端はカバー
11で覆われているため、製作時に各格子状部材3〜6
の上端に発生するバリ等を二次加工して除去する必要が
無くなり、このような手間のかかるバリ除去加工が不要
になるため、製作が容易になる。
【0060】また、物品収納具1を使用しない場合は、
コンパクトに折り畳むことができる。すなわち、図12
の仮想線で示すように、各連結部材32の係止杆34を
ロック位置Aからロック解除位置Bへ移動して被係止孔
35から脱抜する。これにより、前部格子状部材3と左
右両側部格子状部材5,6との連結が解除され、図23
の実線で示すように、前部格子状部材3を回動して底体
2の上面側に折り畳む。
【0061】さらに、図24の実線で示すように、左側
部格子状部材5を矢印イ方向へ回転させて後部格子状部
材4の内面側に折り畳むとともに、右側部格子状部材6
を矢印ロ方向へ回転させて後部格子状部材4の内面側に
折り畳む。この際、図17に示すように、左側部ヒンジ
コイル29は右巻きに構成されているため、上記左側部
格子状部材5を矢印イ方向へ回転させるにしたがって、
左側部格子状部材5が左側部ヒンジコイル29に支持案
内されながら上方へ移動する。これにより、図17の仮
想線で示すように、左側部格子状部材5の下端と底体2
との間にわずかな隙間が形成され、左側部格子状部材5
は底体2に接触することなくスムーズに後部格子状部材
4の内面側へ回転して折り畳まれる。同様に、右側部ヒ
ンジコイル30は左巻きに構成されているため、右側部
格子状部材6も底体2に接触することなくスムーズに後
部格子状部材4の内面側へ回転して折り畳まれる。
【0062】この際、各支持部材38の上部が底体2の
上方へ突出して左右両側部格子状部材5,6の外側方に
位置しているため、左側部格子状部材5の外側への回転
(すなわち矢印イ方向とは逆の回転)と右側部格子状部
材6の外側への回転(すなわち矢印ロ方向とは逆の回
転)とが支持部材38の上部によって阻止される。
【0063】その後、図25に示すように、後部格子状
部材4を回動して底体2の上面側に折り畳む。この際、
後部格子状部材4の本体部4aが横倒姿勢となり屈曲部
4bが起立姿勢となり、上記本体部4aと底体2との間
には上記屈曲部4bの高さG(図16参照)に相当する
スペースが形成され、このスペース内に折畳まれた前部
格子状部材3と左側部格子状部材5と右側部格子状部材
6とを収納することができる。尚、上記屈曲部4bの高
さGは折り畳み時の前部格子状部材3と左側部格子状部
材5と右側部格子状部材6との各厚みを加えた寸法より
も大きく形成されている。
【0064】さらに、上記のようにして折り畳んだ物品
収納具1を図21に示すように上下複数段に段積みして
保管することができる。すなわち、最下段の物品収納具
1の各接地面40が床面(または地面)上に載置され、
上段の物品収納具1の各接地面40が下段の物品収納具
1の各支持部材38で支持される。
【0065】この際、上段の物品収納具1の受け面41
と下段の物品収納具1の底体2との間に、下段の物品収
納具1の各格子状部材3〜6の折畳み収納スペース48
が形成される。このようにして、折畳まれた各格子状部
材3〜6は上記折畳み収納スペース48に収納される
が、接地面40は受け面41よりも外側方に位置してい
るため、上段の物品収納具1の各接地面40が下段の物
品収納具1の折畳まれた後部格子状部材4に干渉するこ
とはない。
【0066】したがって、底体2から支持部材38の上
端までの上下間距離Sを短くすることができ、これによ
り、複数の物品収納具1を折畳んだ状態で段積みした
際、最下段の物品収納具1から最上段の物品収納具1ま
での高さを低く抑えることができる。尚、下段の物品収
納具1と上段の物品収納具1との間に支持ブラケット等
の特別な部材を挟んで段積みするといったことも不要に
し得る。
【0067】また、上記のように折畳み状態で物品収納
具1を段積みした際、下段の物品収納具1の凸部43が
上段の物品収納具1の係止穴44に下方から嵌入される
ため、上段の物品収納具1が下段の物品収納具1に対し
て前後左右方向へずれるのを防止することができる。
【0068】また、上記のように折畳み状態で物品収納
具1を段積みした際、上段の物品収納具1の底体2から
下段の物品収納具1の折畳まれた後部格子状部材4まで
の高さをhとすると、h=H−Ta−Tbの関係になる
ため、上記高さhがフォーク挿入可能な寸法となり、し
たがって、上段の物品収納具1の底体2と下段の物品収
納具1の折畳まれた後部格子状部材4との上下間のスペ
ースにフォーク49を挿入して持ち上げて運搬すること
ができる。
【0069】また、床面(または地面)に載置された物
品収納具1において、底体2から接地面40までの上下
距離はハンドリフトのフォークが挿脱可能なだけの寸法
に設定されているため、ハンドリフトを用いて運搬する
ことができる。
【0070】上記第1の実施の形態では、図2に示すよ
うに、第2異形部材22を左右両端にのみ設けている
が、左右両端間の中間部分に設けてもよく、第2異形部
材22を一部の第2線材20と兼用してもよい。また、
第2の実施の形態として、図26に示すように、前後で
対向する第1異形部材21間に、第2線材20に平行な
第3異形部材55を設けてもよい。尚、第3異形部材5
5は第1および第2異形部材21,22と同一形状に形
成されている。また、このように第3異形部材55を設
けた場合は、第3異形部材55を挟む位置イ,ロにある
第2線材20を省略することもできる。
【0071】上記第1の実施の形態では、図3に示すよ
うに、第1および第2異形部材21,22として、上下
方向に長い長円状(楕円状)のパイプ材を用いている
が、第3の実施の形態として、図27の(a)〜(c)
に示すようなI形状のものや、あるいは図27の(d)
に示すような下面開放の門形状のものを用いてもよい。
さらに、第4の実施の形態として、図28の(a),
(b)に示すようなフラットバー形状のものや、図28
の(c)に示すような三角形状のものを用いてもよい。
【0072】上記第1の実施の形態では、物品支持具の
一例として物品収納具1の底体2を挙げたが、これに限
らず、例えば、前後左右の各格子状部材3〜6を備えず
かつフォークリフト等で運搬されるパレットを、互いに
交差する複数本の第1および第2線材19,20と第1
および第2異形部材21,22とによって格子状に構成
したものであってもよい。
【0073】上記第1の実施の形態では、図3〜図5に
示すように、各線材19,20と各異形部材21,22
との交差部をスポット溶接して溶け込ませることによっ
て段差を無くしているが、溶接して溶け込ませることを
せず、第1線材19の下方に段差をつけて第2線材20
と第2異形部材22とが交差し、第2線材20の下方に
段差をつけて第1異形部材21が交差した構成であって
もよい。
【0074】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、異形
部材が一部の棒状部材を兼用しているため、棒状部材の
本数を減らすことができ、したがって、物品支持具の軽
量化が実施できる。この際、棒状部材間の間隔(ピッ
チ)が拡大することはなく、小型の物品が棒状部材間か
ら下方へ脱落するといったことは防止される。
【0075】本第2発明によれば、物品の出し入れ時な
どに埃や異物が落下しても、異形部材の上部が閉じてい
るため、埃や異物が異形部材内に溜まってしまうといっ
た不具合を防止し得る。
【0076】本第3発明によれば、異形部材は上下方向
の荷重に対して棒状部材よりも強度が高く、したがっ
て、物品を支持した際、十分に荷重を支持することがで
き、物品支持具の上下方向のたわみを低減し得る。
【0077】本第4発明によれば、異形部材が軽量化さ
れるため、物品支持具が一層軽量化される。本第5発明
によれば、物品と物品支持具の表面との接触面積が増加
し、物品の下面に傷や凹みが発生することを防止し得
る。
【0078】本第6発明によれば、物品と物品支持具の
表面との接触面積が増加し、物品の下面に傷や凹みが発
生することを防止し得る。本第7発明によれば、棒状部
材や異形部材を曲げたり削ったりすることによって各棒
状部材と異形部材との上下方向の段差を無くすことに比
べて、交差部を溶接して溶け込ませることによって段差
を無くすことの方が製作が容易であり、製作の手間を軽
減することができる。
【0079】本第8発明によれば、物品は物品支持具に
支持されて物品収納空間に収納される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における物品収納具
の平面図である。
【図2】同、物品収納具の底体の平面図である。
【図3】図2におけるX−X矢視図である。
【図4】同、物品収納具の底体の側面図である。
【図5】同、物品収納具の底体の各線材と各異形部材と
の交差部の拡大図であり、(a)は第1線材と第2線材
との交差部の拡大図であり、(b)は第1線材と第2異
形部材との交差部の拡大図であり、(c)は第2線材と
第1異形部材との交差部の拡大図である。
【図6】同、物品収納具の左側面図である。
【図7】同、物品収納具の左側部格子状部材の横断面図
である。
【図8】同、物品収納具の左側部格子状部材の縦断面図
である。
【図9】同、物品収納具の左側部格子状部材の上端部の
拡大縦断面図である。
【図10】同、図9におけるX−X矢視図である。
【図11】同、物品収納具の右側面図である。
【図12】同、物品収納具の正面図である。
【図13】同、物品収納具の前部格子状部材の縦断面図
である。
【図14】同、物品収納具の前部格子状部材の横断面図
である。
【図15】同、物品収納具の前部格子状部材の上位格子
状部材と下位格子状部材との連結構造を示す図である。
【図16】同、物品収納具の後部格子状部材の側面図で
ある。
【図17】同、物品収納具の後部格子状部材と左右両側
部格子状部材とを連結するヒンジコイルの正面図であ
る。
【図18】同、物品収納具の脚体の正面図である。
【図19】同、物品収納具の脚体の平面図である。
【図20】同、物品収納具の脚体の底面図である。
【図21】同、物品収納具を折り畳んだ状態で複数台段
積みした際の脚体の拡大正面図である。
【図22】図21におけるX−X矢視図である。
【図23】同、物品収納具を折り畳む際の手順を示す概
略側面図であり、前部格子状部材を折り畳んだ状態を示
す。
【図24】同、物品収納具を折り畳む際の手順を示す概
略平面図であり、左右両側部格子状部材を折り畳んだ状
態を示す。
【図25】同、物品収納具を折り畳む際の手順を示す概
略側面図であり、後部格子状部材を折り畳んだ状態を示
す。
【図26】本発明の第2の実施の形態における物品収納
具の底体の平面図である。
【図27】本発明の第3の実施の形態における物品収納
具の底体の異形部材の形状を示す図である。
【図28】本発明の第4の実施の形態における物品収納
具の底体の異形部材の形状を示す図である。
【図29】従来の物品支持具の正面図である。
【符号の説明】
1 物品収納具 2 底体(物品支持具) 3 前部格子状部材(壁部材) 4 後部格子状部材(壁部材) 5 左側部格子状部材(壁部材) 6 右側部格子状部材(壁部材) 7 物品収納空間 19 第1線材(棒状部材) 20 第2線材(棒状部材) 21 第1異形部材 22 第2異形部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E063 AA08 BA01 BB01 CA06 CA09 CB05 CC01 CD04 DA02 DA03 FF03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差する複数本の棒状部材と荷重
    を支持する異形部材とによって格子状に構成された物品
    支持具であって、 上記棒状部材群のうちの一部の棒状部材の代りに、上記
    異形部材が用いられていることを特徴とする物品支持
    具。
  2. 【請求項2】 異形部材の上部が閉じていることを特徴
    とする請求項1記載の物品支持具。
  3. 【請求項3】 異形部材は棒状部材よりも上下方向に長
    く形成されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の物品支持具。
  4. 【請求項4】 異形部材として、上下方向に長い長円状
    のパイプ材が用いられていることを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれかに記載の物品支持具。
  5. 【請求項5】 各棒状部材の上下方向の段差を無くし
    て、上面を平坦状に形成したことを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれかに記載の物品支持具。
  6. 【請求項6】 各棒状部材と異形部材との上下方向の段
    差を無くしたことを特徴とする請求項5記載の物品支持
    具。
  7. 【請求項7】 各棒状部材同士の交差部および各棒状部
    材と異形部材との交差部を溶接して溶け込ませることに
    より、各棒状部材と異形部材との上下方向の段差を無く
    すことを特徴とする請求項6記載の物品支持具。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の物品支持具上に複数の壁部材が立設され、これら物品
    支持具と壁部材とによって物品収納空間が形成されてい
    ることを特徴とする物品支持具の構造を備えた物品収納
    具。
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