JP2000071632A - 蛍光潜像転写フィルム - Google Patents

蛍光潜像転写フィルム

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JP2000071632A
JP2000071632A JP10259456A JP25945698A JP2000071632A JP 2000071632 A JP2000071632 A JP 2000071632A JP 10259456 A JP10259456 A JP 10259456A JP 25945698 A JP25945698 A JP 25945698A JP 2000071632 A JP2000071632 A JP 2000071632A
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Jiro Onishi
二郎 大西
Katsuyuki Oshima
克之 大嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写性及び階調性に優れた蛍光潜像を形成可
能な蛍光潜像転写フィルムを提供する。 【解決手段】 耐熱性基材フィルム2上に、式(1)に
記載の蛍光剤を含有する樹脂バインダーから形成された
蛍光インキ層3を設けて蛍光潜像転写フィルム1を構成
した。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写フィルムに関
し、さらに詳しくは被転写体に、任意の図柄又は文字等
の記号の蛍光潜像を形成し、改竄防止性及び意匠性に優
れた画像を形成することを可能にする蛍光潜像転写フィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、書類、金券、カード等の印刷
物の偽造や改竄等を防止する為に、通常の可視光等では
認識できないが、紫外線を照射したときに蛍光を発して
識別可能とする蛍光潜像を設けておく手段が公知であ
る。
【0003】また従来から簡便な印刷手段として、熱転
写方法が広く用いられている。この方法では各種の画像
を簡単に形成できる為、印刷枚数の少ない印刷物、例え
ばIDカード等のカード類の作成に用いられている。
【0004】蛍光潜像は、熱転写層に蛍光剤を含有させ
てなる熱転写フィルムを用いて、サーマルヘッドやレー
ザー等の加熱手段により、カード等の被転写体に記録す
ることができる。転写方法には、昇華型熱転写記録法
と、熱溶融型感熱記録法がある。昇華型熱転写記録法
は、昇華性染料を用いたものであり、上記加熱手段によ
り加熱で染料を昇華させて転移させる。また熱溶融型記
録法は、ワックス等のビヒクル中に顔料等の着色剤を含
有する熱溶融性インクを用いるものであり、加熱手段に
より熱溶融性インキ層のインクを軟化させ、軟化したイ
ンクを移行させて記録を行うものである。
【0005】熱溶融型感熱記録法は、文字や数字等の画
像を容易に且つくっきりと形成することができ、また、
昇華型熱転写法は、階調表現に優れ顔写真等の画像を精
密に美しく形成することができるといった、それぞれ特
徴がある。
【0006】連続階調の蛍光潜像を記録形成可能な昇華
型熱転写フィルムとして、特開平2−106359号公
報、特開平6−316167号公報、特開平7−223
376号公報、特開平7−117366号公報等に開示
されている。これらの公報には、蛍光潜像を形成するた
めの各種の蛍光剤の化合物が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
公報に記載された蛍光剤の化合物を用いた転写フィルム
は、蛍光潜像の転写性及び階調性が未だ不十分であると
いう問題があった。
【0008】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたものであり、転写性及び階調性に優れた蛍光潜像を
形成可能な蛍光潜像転写フィルムを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)耐熱性
基材フィルム上に、式(1)に記載の蛍光剤を含有する
樹脂バインダーから形成された蛍光インキ層が設けられ
ていることを特徴とする蛍光潜像転写フィルム、
【化2】 (2)樹脂バインダーが、ポリビニルアセタール系樹
脂、ポリビニルブチラール系樹脂、又は上記樹脂の混合
物を主成分とする上記(1)記載の蛍光潜像転写フィル
ム、(3)イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック色の
うち少なくとも1層以上の熱昇華性染料層、熱溶融性の
ブラックインキ層の中から選ばれた1層又は複数層が、
蛍光インキ層と同じ転写面に面順次に設けられている上
記(1)又は(2)記載の蛍光潜像転写フィルム、
(4)保護層が蛍光インキ層と同じ転写面に面順次に設
けられている上記(1)〜(3)のいずれかに記載の蛍
光潜像転写フィルム、(5)熱転写性中間接着層が蛍光
インキ層と同じ転写面に面順次に設けられている上記
(1)〜(4)のいずれかに記載の蛍光潜像転写フィル
ム、(6)面順次に設けられたイエロー、マゼンタ、シ
アン色の熱昇華性染料層の領域の専有面積が、熱昇華性
ブラック層、熱溶融性ブラックインキ層、蛍光インキ
層、保護層、熱転写性中間接着層の少なくとも1種以上
から選ばれた同一フィルム上に設けられた領域の専有面
積よりも小さいものである上記(3)〜(5)のいずれ
かに記載の蛍光潜像転写フィルム、を要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて詳細
に説明する。本発明の蛍光潜像転写フィルム1は、耐熱
性基材フィルム2の一方の面に、蛍光剤を含有する樹脂
バインダーから形成された蛍光インキ層3を設けたもの
である。
【0011】耐熱性基材フィルム2は、転写の際の熱に
対する耐熱性と、ある程度の強度を有し寸法安定性のあ
るものであればよく、例えば、紙、各種加工紙、プラス
チックフィルム等が用いられる。プラスチックフィルム
の材質としては、ポリエチレンテレフタレート等のポリ
エステル、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリサルホ
ン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエチレンナフタ
レート、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチルテレフ
タレート、アラミド、ポリカーボネート、ポリビニルア
ルコール、セロファン等が挙げられる。耐熱性基材フィ
ルム2の厚さは、0.5〜50μmが好ましく、より好
ましくは3〜10μmである。また好ましい材質は、ポ
リエチレンテレフタレートフィルムである。
【0012】耐熱性基材フィルム2は枚葉式であっても
よいし、連続フィルムであってもよい。また、耐熱性基
材フィルム2の表面には、該フィルム上に設けられる蛍
光インキ層或いは他の層との接着性を高めるためのプラ
イマー処理等を行ってもよい。また転写フィルムの他面
側には背面層4が設けられている。
【0013】蛍光インキ層3に用いられる蛍光剤は、式
(1)に示す化合物が用いられるが、この化合物の具体
例として表1に示す化合物が例示できる。上記化合物の
なかでも、式(1)中のRlがチオフェン、R2及びR
3がt−ブチル基である化合物が、転写性、階調性とも
に更に優れた蛍光潜像を形成することができる為、特に
好ましい。
【0014】
【表1】
【0015】蛍光インキ層3に用いられるバインダー樹
脂は、エチルセルロース、エチルヒドロキシセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロー
ス、酢酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニル
アルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、
ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリドン等のビニ
ル系樹脂、ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)ア
クリルアミド等のアクリル系樹脂、ポリウレタン樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリエステル系樹脂、これらの樹脂の
混合物等が挙げられる。バインダー樹脂としては、ポリ
ビニルブチラール、ポリビニルアセタールが、蛍光剤の
移行性及び転写フィルムとした場合の保存安定性が良好
であることから好ましい。蛍光インキ層3の厚さは0.
1〜5.0g/m2 に形成するのが好ましい。
【0016】蛍光インキ層3は、蛍光剤、バインダー樹
脂、その他の添加剤等を添加したインキをグラビアコー
ト等の公知の塗工手段を用いて塗布形成するこことがで
きる。
【0017】背面層4は、サーマルヘッド等の加熱素子
との融着を防止したり、給紙性を改良するために設けら
れる。また、背面層4により転写フィルムをロール状に
巻とったり、シート状物を積み重ねたりした際に、背面
が蛍光インキ層等の表面層に接着するのを防止すること
ができる。背面層4は、耐熱滑性、離型性を有すること
が好ましい。背面層の材質として、硬化性シリコーンオ
イル、硬化性シリコーンワックス、シリコーン樹脂、フ
ッ素樹脂、アクリル樹脂等の剥離性を有する材料が挙げ
られる。背面層4の厚さは通常0.1〜3.0μmに形
成される。
【0018】図1に示す蛍光潜像転写フィルムは、蛍光
インキ層3が転写層の全面にベタ印刷されて形成されて
いるものであるが、本発明蛍光潜像転写フィルムは、上
記蛍光インキ層3以外に、熱昇華性染料層5、熱溶融性
インキ層6等の領域をシートの流れ方向に沿って面順次
に形成してもよい。以下、これらの本発明蛍光潜像転写
フィルムの他の態様について説明する。
【0019】図2に示す蛍光潜像転写フィルム1は、耐
熱性基材フィルム2の蛍光インキ層3が設けられている
同じ転写面に、イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5
M、シアン染料層5C、ブラック染料層5B等の熱昇華
性染料層5、蛍光インキ層3、ブラック色の熱溶融性イ
ンキ層6Bの各領域が面順次に形成され、この構成単位
の領域がフィルムの流れ方向に繰り返し形成されてい
る。また、耐熱性基材フィルム2の他面側には、背面層
4が設けられている。この態様では蛍光インキ層3以外
の転写層としては、イエロー染料層5Y、マゼンタ染料
層5M、シアン染料層5C、ブラック染料層5B、ブラ
ック色の熱溶融性インキ層6(熱溶融性ブラックインキ
層6B)のうちの少なくとも1層以上が、蛍光インキ層
3と同一の転写面上に設けられていればよい。
【0020】図3(a)〜(h)は本発明蛍光潜像転写
フィルムの蛍光インキ層以外の層として熱昇華性染料層
5、熱溶融性インキ層6を設けた場合の態様を示す平面
図である。同図に示すように、蛍光インキ層3、熱昇華
性染料層5(5Y、5M、5C、5B)、熱溶融性イン
キ層6等の領域は任意の順序に形成することができる。
また、各領域の長さも、特に限定されず任意の長さの領
域として形成することができる。図3(a)〜(h)の
態様は、各領域の面方向の配列順を以下の通りの構成と
したものであり、この領域の構成を基本単位として流れ
方向に繰り返し形成されている。
【0021】(a)蛍光インキ層3のみ。 (b)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、蛍光インキ層3。 (c)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、ブラック染料層5B、蛍光インキ層3。 (d)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、蛍光インキ層3、熱溶融性ブラックイン
キ層6B。 (e)ブラック染料層5B、蛍光インキ層3。 (f)蛍光インキ層3、熱溶融性ブラックインキ層6
B。 (g)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、ブラック染料層5B、蛍光インキ層3、
熱溶融性ブラックインキ層6B。 (h)上記(g)と同じ領域の順序であるが、イエロー
染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シアン染料層5Cの
領域の合計した専有面積を、ブラック染料層5B、蛍光
インキ層3、熱溶融性ブラックインキ層6Bの領域の専
有面積よりも小さく形成した。
【0022】熱昇華性染料層5は、イエロー、マゼン
タ、シアン又はブラック色のいずれかの昇華性染料、バ
インダー樹脂、離型剤、その他の添加剤を溶媒に溶か
し、染料層用塗布液を調整し、耐熱性基材フィルム上の
所定領域に各色の塗布液をそれぞれ塗工して乾燥するこ
とで形成できる。
【0023】イエロー昇華性染料は、フォロンブリリア
ントイエロー−S−6GL(サンド社製ディスパースイ
エロー231の商品名)、マクロレックスイエロー6G
(バイエル社製ディスパースイエロー201の商品名)
等が挙げられる。マゼンタ昇華性染料は、MS−RED
G(バイエル社製ディスパースバイオレット26の商品
名)等が挙げられる。シアン昇華性染料としては、カヤ
セットブルー714(日本化薬社製ソルベントブルー6
3の商品名)、フォロンブリリアントブルーS−R(サ
ンド社製ディスパースブルー354の商品名)、ワクソ
リンAP−FW(ICI社製ソルベントブルー36の商
品名)、ブラック色の昇華性染料としては、上記イエロ
ー、マゼンタ、シアン染料の混合物等が挙げられる。
【0024】熱昇華性染料層5のバインダー樹脂として
は、エチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢
酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコ
ール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルアセタール、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹
脂、ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリル
アミド等のアクリル系樹脂〔上記(メタ)はメタアクリ
レートを意味する〕、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリエステル系樹脂、これらの樹脂の混合物等が挙
げられる。バインダー樹脂としては、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルアセタールが、染料移行性及び転写フ
ィルムとした場合の保存安定性が良好であることから好
ましい。
【0025】熱溶融性インキ層6は、着色剤、ビヒク
ル、及びその他の添加剤等を含有する熱溶融性インクを
ホットメルトコート、ホットラッカーコート、グラビア
コート、グラビアリバースコート、ロールコートのよう
な公知の塗工手段を用いて形成できる。熱溶融性インキ
層6の厚さは、通常0.2〜10μmに形成される。熱
溶融性インキ層は、高濃度で明瞭な文字、記号等の記録
に最適な黒色(ブラック)の着色剤を用いるのが好まし
い。
【0026】熱溶融性インキ層6のビヒクルとしては、
例えば、ワックス、ワックスと乾性油、樹脂、鉱油、セ
ルロース、ゴムの誘導体等との混合物が挙げられる。上
記ワックスは、マイクロクリスタリンワックス、カルナ
バワックス、パラフィンワックス、フィッシャートロプ
シュワックス、低分子ポリエチレン、木ロウ、ミツロ
ウ、鯨ロウ、イボタロウ、羊毛ロウ、セラックワック
ス、キャンデリラワックス、ペトロラタム、一部変性ワ
ックス、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等が挙げられ
る。
【0027】本発明蛍光潜像転写フィルムは図4(a)
〜(i)に示すように、蛍光インキ層3以外の層として
保護層7を蛍光インキ層3と同じ転写面に面順次に形成
してもよい。具体的に図4(a)〜(i)の態様は、各
領域の面方向の配列順を以下の通りの構成としたもので
あり、この領域の構成を基本単位として流れ方向に繰り
返し形成されている。 (a)蛍光インキ層3、保護層7。 (b)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、蛍光インキ層3、保護層7。 (c)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、ブラック染料層5B、蛍光インキ層3、
保護層7。 (d)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、蛍光インキ層3、熱溶融性ブラックイン
キ層6B、保護層7。 (e)ブラック染料層5B、蛍光インキ層3、保護層
7。 (f)蛍光インキ層3、熱溶融性ブラックインキ層6
B、保護層7。 (g)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、ブラック染料層5B、蛍光インキ層3、
熱溶融性ブラックインキ層6B、保護層7。 (h)上記(g)と同じ領域の順序であるが、イエロー
染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シアン染料層5Cの
領域の合計した専有面積を、ブラック染料層5B、蛍光
インキ層3、熱溶融性ブラックインキ層6B、保護層7
の領域の専有面積よりも小さく形成した。 (i)熱溶融性ブラックインキ層6B、保護層7、イエ
ロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シアン染料層5
C、蛍光インキ層3、熱溶融性ブラックインキ層6B、
保護層7。
【0028】保護層7は、転写フィルムから被転写体に
直接転写を行う場合、転写後の画像の最表面に位置させ
て画像を良好に保護する為には、図4(a)〜(i)に
示す通り、一般的には面順次に設けた領域の一構成単位
の中の最後の位置に設けるのが好ましい。また、保護層
7は、図4(i)に示す如く、例えば熱溶融性ブラック
インキ層6Bの後と領域単位の最後の位置との2箇所に
設けたように、一つの面順次の構成単位の中で、2箇所
以上の領域に設けてもよい。
【0029】保護層7は、この種転写フィルムの保護層
形成用樹脂を含む塗工組成物を公知の塗工手段でフィル
ム基材の表面に塗布して形成することができる。保護層
形成用樹脂として例えば、ポリエステル、ポリスチレ
ン、アクリル、ポリウレタン、アクリルウレタン等の樹
脂の単体又は混合物、これらの樹脂をシリコーン変性さ
せた樹脂、これらの変性樹脂の混合物、電離放射線硬化
性樹脂、紫外線遮断性樹脂等が挙げられる。保護層7の
厚さは、通常は0.5〜10μm程度に形成される。
【0030】電離放射線硬化性樹脂を含有する保護層
は、耐可塑剤性や耐擦過性が特に優れている。電離放射
線硬化性樹脂としては公知のものを使用することがで
き、例えば、ラジカル重合性のポリマー又はオリゴマー
を電離放射線により架橋、硬化させ、必要に応じて光重
合開始剤を添加し、電子線や紫外線によって重合架橋さ
せたものを使用できる。
【0031】紫外線遮断性樹脂を含有する保護層は、印
画物に耐光性を付与することを主目的とする。紫外線遮
断性樹脂としては、例えば、反応性紫外線吸収剤を熱可
塑性樹脂又は上記の電離放射線硬化性樹脂に反応、結合
させて得た樹脂を使用することができる。反応性紫外線
吸収剤は、サリシレート系、ベンゾフェノン系、ベンゾ
トリアゾール系、置換アクリロニトリル系、ニッケル−
キレート系、ヒンダードアミン系のような非反応性の有
機系紫外線吸収剤に、付加重合性二重結合(例えばビニ
ル基、アクリロイル基、メタアクリロイル基など)、ア
ルコール性水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エポキ
シ基、イソシアネート基のような反応性基を導入したも
のである。
【0032】本発明蛍光潜像転写フィルムは図5(a)
〜(h)に示すように、蛍光インキ層3以外の層として
熱転写性中間接着層8を蛍光インキ層3と同じ転写面に
面順次に形成してもよい。熱転写性中間接着層8は、蛍
光インキ層3を含む転写層からの画像を一度他の基材
(中間転写媒体)の表面に形成しておいて、この画像を
被転写体の表面に転移させる場合、該被転写体に接着さ
せる為に用いられる。そのため熱転写性中間接着層8
は、中間転写媒体の表面に画像を転写形成した際の最表
面に位置するように、構成単位の最後の領域に形成され
る。具体的に図5(a)〜(h)の態様は、各領域の面
方向の配列順を以下の通りの構成としたものであり、こ
の領域の構成を基本単位として流れ方向に繰り返し形成
されている。 (a)蛍光インキ層3、熱転写性中間接着層8。 (b)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、蛍光インキ層3、熱転写性中間接着層
8。 (c)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、ブラック染料層5B、蛍光インキ層3、
熱転写性中間接着層8。 (d)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、熱溶融性ブラックインキ層6B、蛍光イ
ンキ層3、熱転写性中間接着層8。 (e)ブラック染料層5B、蛍光インキ層3、熱転写性
中間接着層8。 (f)蛍光インキ層3、熱溶融性ブラックインキ層6
B、熱転写性中間接着層8。 (g)イエロー染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シア
ン染料層5C、ブラック染料層5B、蛍光インキ層3、
熱溶融性ブラックインキ層6B、熱転写性中間接着層
8。 (h)上記(g)と同じ領域の順序であるが、イエロー
染料層5Y、マゼンタ染料層5M、シアン染料層5Cの
領域の合計した専有面積が、ブラック染料層5B、蛍光
インキ層3、熱溶融性ブラックインキ層6B、熱転写性
中間接着層8の領域の専有面積よりも小さく形成した。
【0033】熱転写性中間接着層8は、アクリル樹脂、
塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミ
ド系樹脂等の、加熱時の接着性が良好な熱可塑性樹脂が
用いられる。熱転写性中間接着層8の厚さは通常0.1
〜5μmに形成される。
【0034】転写層として蛍光インキ層3以外の層を面
順次に設け複数の層の領域を設けた本発明蛍光潜像転写
フィルムにおいて、各領域の長さ(又は領域の面積)
は、同じ長さに形成して各層の領域が同じ面積となるよ
うに転写フィルムを形成してもよいが、図3(h)、図
4(h)、図5(h)の態様に示すように、イエロー、
マゼンタ、シアン色の熱昇華性染料層5(5Y、5M、
5C)の領域の長さを小さくして該染料層5の専有面積
が、該染料層以外の層(蛍光インキ層3、熱昇華性ブラ
ック染料層5B、熱溶融性ブラックインキ層6、保護層
7、転写性中間接着層8等)を合計した領域の専有面積
よりも小さくなるように形成することもできる。
【0035】本発明蛍光潜像転写フィルム1を用いて蛍
光潜像の転写記録を行う場合には、カード基材等の被転
写体の画像形成面に、蛍光潜像転写フィルムを転写面が
接するように重ね、該転写フィルムの背面側からサーマ
ルヘッドやレーザー光等の加熱手段によって所定のパタ
ーン状の加熱を行い、所望の画像を被転写体表面に転移
させて、蛍光潜像を形成できる。また、蛍光インキ層3
以外の転写層が設けられた蛍光潜像転写フィルムを用い
た場合には、蛍光潜像に加え、昇華性染料層による印画
や、保護層、接着層等を同時に形成することができる。
【0036】
〔蛍光インキ層用塗布液1〕
・ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業社製) 5重量部 ・蛍光化合物No.1 3重量部 ・メチルエチルケトン 60重量部 ・トルエン 22重量部 ・イソプロパノール 10重量部
【0037】実施例2 実施例1において、蛍光インキ層用塗布液1の代わりに
下記組成の蛍光インキ層用塗布液2を塗布した以外は実
施例1と同様にして蛍光潜像転写フィルムを得た。 〔蛍光インキ層用塗布液2〕 ・ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業社製) 5重量部 ・蛍光化合物No.2 3重量部 ・メチルエチルケトン 60重量部 ・トルエン 22重量部 ・イソプロパノール 10重量部
【0038】実施例3 実施例1において、蛍光インキ層用塗布液1の代わりに
下記組成の蛍光インキ層用塗布液3を塗布した以外は実
施例1と同様にして蛍光潜像転写フィルムを得た。 〔蛍光インキ層用塗布液3〕 ・ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業社製) 5重量部 ・蛍光化合物No.3 3重量部 ・メチルエチルケトン 60重量部 ・トルエン 22重量部 ・イソプロパノール 10重量部
【0039】実施例4 実施例1において、蛍光インキ層用塗布液1の代わりに
下記組成の蛍光インキ層用塗布液4を塗布した以外は実
施例1と同様にして蛍光潜像転写フィルムを得た。 〔蛍光インキ層用塗布液4〕 ・ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業社製) 5重量部 ・蛍光化合物No.4 3重量部 ・メチルエチルケトン 60重量部 ・トルエン 22重量部 ・イソプロパノール 10重量部
【0040】実施例5 実施例1において、蛍光インキ層用塗布液1の代わりに
下記組成の蛍光インキ層用塗布液5を塗布した以外は実
施例1と同様にして蛍光潜像転写フィルムを得た。 〔蛍光インキ層用塗布液5〕 ・ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業社製) 5重量部 ・蛍光化合物No.5 3重量部 ・メチルエチルケトン 60重量部 ・トルエン 22重量部 ・イソプロパノール 10重量部
【0041】実施例6 実施例1において、蛍光インキ層用塗布液1の代わりに
下記組成の蛍光インキ層用塗布液6を塗布した以外は実
施例1と同様にして蛍光潜像転写フィルムを得た。 〔蛍光インキ層用塗布液6〕 ・ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業社製) 5重量部 ・蛍光化合物No.6 3重量部 ・メチルエチルケトン 60重量部 ・トルエン 22重量部 ・イソプロパノール 10重量部
【0042】実施例7 実施例1において、蛍光インキ層用塗布液1の代わりに
下記組成の蛍光インキ層用塗布液7を塗布した以外は実
施例1と同様にして蛍光潜像転写フィルムを得た。 〔蛍光インキ層用塗布液7〕 ・ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業社製) 5重量部 ・蛍光化合物No.7 3重量部 ・メチルエチルケトン 60重量部 ・トルエン 22重量部 ・イソプロパノール 10重量部
【0043】実施例8 実施例1において、蛍光インキ層用塗布液1の代わりに
下記組成の蛍光インキ層用塗布液8を塗布した以外は実
施例1と同様にして蛍光潜像転写フィルムを得た。 〔蛍光インキ層用塗布液8〕 ・ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業社製) 5重量部 ・蛍光化合物No.8 3重量部 ・メチルエチルケトン 60重量部 ・トルエン 22重量部 ・イソプロパノール 10重量部
【0044】実施例9 実施例1において、蛍光インキ層用塗布液1の代わりに
下記組成の蛍光インキ層用塗布液9を塗布した以外は実
施例1と同様にして蛍光潜像転写フィルムを得た。 〔蛍光インキ層用塗布液9〕 ・ポリビニルブチラール樹脂(積水化学工業社製) 5重量部 ・蛍光化合物No.8 3重量部 ・メチルエチルケトン 60重量部 ・トルエン 22重量部 ・イソプロパノール 10重量部
【0045】比較例1 実施例1において、蛍光インキ層用塗布液1中の蛍光化
合物No.1を除いた以外は、実施例1と同様にして転
写フィルムを形成した。
【0046】実施例及び比較例の転写フィルムについて
転写特性を比較評価した。その結果を表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】〔評価方法〕市販の昇華転写用受像シート
及びカードと、実施例1〜9及び比較例の転写フィルム
を重ね合わせ、サーマルプリンターを用いて16階調の
印画エネルギーのグラデーションパターンを印画した。 蛍光剤転写性:300〜400nmの波長の紫外線を照
射し、印画したグラデーションパターンがどの様に認識
できるかを観察し、下記の基準で○、×で評価した。 ○:蛍光発色が鮮明に確認できた。 ×:印画パターンが確認できなかった。 階調性:グラデーションパターンの印画エネルギーが高
くなるに従って、蛍光発色の強度が滑らかに高くなるも
のを○、それ以外を×とした。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明蛍光潜像転写
フィルムは、蛍光インキ層を有する為、蛍光転写フィル
ムと被転写体とを重ね、蛍光インキ層をサーマルプリン
ター等のヘッドで加熱すると、蛍光剤のみが被転写体表
面に転移して、連続階調の蛍光画像を形成することがで
きる。この蛍光画像は、可視光では視認できないが、紫
外線を照射した場合に、明瞭に確認できる為、この画像
を利用して被転写媒体が真正なものであることを確認で
きる為、被転写媒体の複写等による偽造や改竄等を良好
に防止できる。
【0050】本発明蛍光転写フィルムは、上記の特定の
蛍光化合物を含有する樹脂バインダーからなる蛍光剤を
有する為、蛍光潜像の転写性及び階調性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明蛍光潜像転写フィルムの1例を示す要部
縦断面図である。
【図2】本発明蛍光潜像転写フィルムの他の例を示す要
部縦断面図である。
【図3】(a)〜(h)は本発明蛍光潜像転写フィルム
の態様を示す平面図である。
【図4】(a)〜(i)は本発明蛍光潜像転写フィルム
の態様を示す平面図である。
【図5】(a)〜(h)は本発明蛍光潜像転写フィルム
の態様を示す平面図である。
【符号の説明】
1 蛍光潜像転写フィルム 2 耐熱性基材フィルム 3 蛍光インキ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H111 AA01 AA07 AA26 AA27 AA33 AA35 AA52 BA03 BA11 BA14 BA38 BA39 BA47 BA48 BA49 BA50 BA53 BA55 BA62 BA76 BB04 BB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性基材フィルム上に、式(1)に記
    載の蛍光剤を含有する樹脂バインダーから形成された蛍
    光インキ層が設けられていることを特徴とする蛍光潜像
    転写フィルム。 【化1】
  2. 【請求項2】 樹脂バインダーが、ポリビニルアセター
    ル系樹脂、ポリビニルプチラール系樹脂、又は上記樹脂
    の混合物を主成分とする請求項1記載の蛍光潜像転写フ
    ィルム。
  3. 【請求項3】 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
    色のうち少なくとも1層以上の熱昇華性染料層、熱溶融
    性のブラックインキ層の中から選ばれた1層又は複数層
    が、蛍光インキ層と同じ転写面に面順次に設けられてい
    る請求項1又は2記載の蛍光潜像転写フィルム。
  4. 【請求項4】 保護層が蛍光インキ層と同じ転写面に面
    順次に設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の
    蛍光潜像転写フィルム。
  5. 【請求項5】 熱転写性中間接着層が蛍光インキ層と同
    じ転写面に面順次に設けられている請求項1〜4のいず
    れかに記載の蛍光潜像転写フィルム。
  6. 【請求項6】 面順次に設けられたイエロー、マゼン
    タ、シアン色の熱昇華性染料層の領域の専有面積が、熱
    昇華性ブラック層、熱溶融性ブラックインキ層、蛍光イ
    ンキ層、保護層、熱転写性中間接着層の少なくとも1種
    以上から選ばれた同一フィルム上に設けられた領域の専
    有面積よりも小さいものである請求項3〜5のいずれか
    に記載の蛍光潜像転写フィルム。
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