JP3395090B2 - 保護層転写シート及び印画物 - Google Patents

保護層転写シート及び印画物

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JP3395090B2 JP05501594A JP5501594A JP3395090B2 JP 3395090 B2 JP3395090 B2 JP 3395090B2 JP 05501594 A JP05501594 A JP 05501594A JP 5501594 A JP5501594 A JP 5501594A JP 3395090 B2 JP3395090 B2 JP 3395090B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保護層転写シート及び
印画物に関する。更に詳しくは、染料画像に優れた耐光
性、耐候性、耐摩擦性、耐薬品性及び耐溶剤性等の耐久
性を与えることができる保護層転写シート及び優れた耐
久性が付与された印画物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、簡便な印刷方法として熱転写方法
が広く使用されるようになった。熱転写方法は、基材シ
ートの一方の面に色材層が設けられた熱転写シートと、
必要に応じて画像受容層が設けられた熱転写受像シート
を重ね合わせ、サーマルヘッド等の加熱手段により熱転
写シートの背面を画像状に加熱して、色材層に含まれる
色材を選択的に移行させて、熱転写受像シート上に画像
を形成する方法である。
【0003】熱転写方法は、溶融転写方式と昇華転写方
式に分けられる。溶融転写方式は顔料等の色材を熱溶融
性のワックスや樹脂等のバインダーに分散させた熱溶融
インキ層をPETフィルム等の基材シートに担持させた
熱転写シートを用い、サーマルヘッド等の加熱手段に画
像情報に応じたエネルギーを印加し、紙やプラスチック
シート等の熱転写受像シート上に、色材をバインダーと
共に転写する画像形成方法である。溶融転写方式による
画像は、高濃度で鮮鋭性に優れ、文字等の2値画像の記
録に適している。
【0004】一方、昇華転写方式は主に昇華により熱移
行する染料を樹脂バインダー中に溶解或いは分散させた
染料層をPETフィルム等の基材シートに担持させた熱
転写シートを用い、サーマルヘッド等の加熱手段に画像
情報に応じたエネルギーを印加し、紙やプラスチック等
の基材シートに必要に応じて染料受容層を設けなる熱転
写受像シート上に、染料のみを転写移行させる画像形成
方法である。昇華転写方式は、印加されるエネルギー量
に応じて染料の移行量を制御できるため、サーマルヘッ
ドのドット毎に画像濃度を制御した階調画像の形成を行
うことができる。また、使用する色材が染料であるた
め、形成される画像には透明性があり、異なる色の染料
を重ねた場合の中間色の再現性が優れている。従って、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック等の異なる色の
熱転写シートを用い、熱転写受像シート上に各色染料を
重ねて転写する際にも、中間色の再現性に優れた高画質
な写真調フルカラー画像の形成が可能である。
【0005】これらの熱転写方法では、各種の画像を簡
便に形成することができるので、印刷枚数が比較的少な
くてもよい印刷物、例えば身分証明書等のIDカードの
作成に利用されるようになっている。
【0006】以上のような熱転写シートで、身分証明書
等のIDカードを作成する場合、溶融転写方式は、文字
や数字等2値画像の形成は容易であるが、顔写真等の高
画質が要求される画像の形成には不適当である。また得
られた画像は耐久性、特に耐摩擦性に劣るという欠点が
ある。一方、昇華転写方式は顔写真等の階調性画像を形
成するのに適しているが、得られた画像は、印刷インキ
と異なりビヒクルがないため、耐光性、耐候性、耐摩擦
性等の耐久性に劣るという欠点がある。
【0007】これらの欠点を解決する手段として、従
来、有機系紫外線防止剤や酸化防止剤を熱転写受像シー
トのいずれかの層に添加することが提案されている。こ
の方法によると耐光性はある程度改善されるが、紫外線
吸収剤は熱により揮散あるいは分解してしまい、紫外線
吸収剤の効果は経時的に減少していた。
【0008】また、基材フィルム上に転写性樹脂層を設
けた保護層転写シートを用い、この転写性樹脂層を転写
して、得られた画像上の少なくとも一部に保護層を設け
ることが提案されている。この方法を用いれば耐摩擦性
を向上させることはできるが、やはり十分な耐光性を得
ることはできなかった。また、紫外線吸収剤や酸化防止
剤を保護層中に含有させても、熱転写受像シートに添加
した場合と同様、熱により揮散あるいは分解してしま
い、その効果は経時的に減少していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決し、熱転写画像の各種耐久性、特に耐
光性を長期間維持することができる保護層転写シート及
び印画物を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の態様は、基材フィルム上に転写性樹脂
層を設けてなる保護層転写シートにおいて、該樹脂層中
にセリウム系紫外線吸収剤を含有することを特徴とする
保護層転写シートである。
【0011】第2の態様は、昇華転写の染料画像上の少
なくとも一部に保護層を有する印画物において、請求項
1、2、3又は4に記載の保護層転写シートを使用し
て、染料画像上に上記保護層が転写されたことを特徴と
する印画物である。
【0012】
【実施例】以下、本発明について図面を使用して説明す
る。第1図は、本発明の第1の態様の保護層転写シート
の断面図であり、基材フィルム1の一方の面に、必要に
応じて設けられる離型層3、透明樹脂層4、更に、これ
も必要に応じて透明樹脂層4上に設けられる接着剤層5
からなる転写性樹脂層2が設けられている。本発明で用
いられる基材フィルムとしては、従来の熱転写シートに
使用されている基材フィルムをそのまま用いることがで
きる。好ましい基材フィルムの具体例としては、例え
ば、グラシン紙、コンデンサ紙、パラフィン紙等の薄葉
紙、あるいはポリエチレンテレフタレート、ポリプロピ
レン、セロハン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、
ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ナイロ
ン、ポリイミド、ポリ塩化ビニリデン、アイオノマー等
のプラスチックフィルムが挙げられる。基材フィルムの
厚さは、適当な強度及び耐熱性となるように、材料に応
じて任意に選択することができるが、好ましくは3〜1
00μmである。
【0013】 転写性樹脂層を構成する透明樹脂層は、耐
摩擦性、透明性、硬度等に優れた樹脂を適宜用いること
ができる。具体的には、ポリエステル樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルウ
レタン樹脂、これらの樹脂のシリコーン変性樹脂、及び
これらの樹脂の混合物が挙げられる。また、アクリル系
モノマー等を電離放射線照射により架橋硬化した樹脂等
も用いることができる。アクリルモノマーの具体例とし
ては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサ(メタ)アクリレート、エチレングリ
コールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、
プロピレングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)
アクリレート、ソルビトールテトラグリシジルエーテル
テトラ(メタ)アクリレート等が挙げられる。また、電
離放射線で硬化される物質は上記モノマーに限らず、オ
リゴマーとして使用してもよい。更に、上記物質の重合
体又はその誘導体からなるポリエステルアクリレート
系、エポキシアクリレート系、ウレタンアクリレート
系、ポリエーテルアクリレート系等のアクリル反応性重
合体も使用可能である。更に、その他のアクリル系樹脂
と混合して用いてもよい。また、これらの樹脂の転写時
の膜切れ性を考慮して、シリカ、アルミナ、炭酸カルシ
ウム、プラスチックピグメント等の透明性の高い微粒子
やワックス等を、透明性を害さない程度に含有させても
よいし、画像の耐摩擦性、光沢等を向上させるために、
滑剤等を含有させてもよい。
【0014】 透明樹脂層は、前記の透明樹脂層用の樹脂
に必要な添加剤を加えたものを、適当な有機溶剤に溶解
したり或いは有機溶剤や水に分散した分散体を、例え
ば、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロール
コート等の形成手段により、前記の基材フィルム上に塗
布及び乾燥することにより形成される。透明樹脂層は任
意の厚みに形成することができるが、好ましくは、乾燥
後の厚みで0.1〜50μmであり、更に好ましくは1
〜10μmである。
【0015】 前記透明樹脂層の形成に先立って、転写性
樹脂層の転写性を向上させるために、基材フィルム1と
透明樹脂層4との間に離型層3を設けることができる。
離型層は、ワックス類、シリコーンワックス、シリコー
ン樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルアルコ
ール樹脂等の剥離剤から形成する。形成方法は前記透明
樹脂層と同様に形成することができ、乾燥後の厚みは
0.1〜2μmが好ましい。又、転写後の保護層に艶消
し処理がなされていることが望まれる場合、離型層中に
各種の粒子を含有させるか、或いは、表面をマット化処
理した基材フィルムを用いることにより、転写後の保護
層表面をマット状にすることもできる。
【0016】 透明樹脂層4上には、転写性樹脂層の転写
性を向上させるために、接着剤層5を設けることができ
る。接着剤層は、例えば、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニ
ル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共
重合体樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等の加
熱時に良好な接着性を有する樹脂からなり、これらの樹
脂の溶液を塗布及び乾燥することによって、好ましくは
0.1〜5μmの厚みに形成される。
【0017】 以上のような少なくとも透明樹脂層をから
なる本発明の転写性樹脂層は、透明樹脂層或いは接着剤
層中に、セリウム系紫外線吸収剤を含有する。具体的に
は、可視光の波長の半分である200nm以下に粒径を
調整した微粒子が、保護層の透明性を維持するために好
ましい。更に50nm以下に粒径を調整した微粒子が、
昇華画像の透明性を考慮した場合特に好ましく、これら
の粒径に調整されたセリウム系紫外線吸収剤の中でも、
酸化セリウム微粒子が特に好ましい。転写性樹脂層に添
加する際の酸化セリウムは、単なる粉末の形態でもよい
が、特に粒径が200nm以下の微粉末の場合、液体へ
の均一分散が難しく、二次凝集を起こし易いため、分散
性を出すための公知の易分散化表面処理を施したり、或
いは、特開平1−306435号公報記載のような、ゾ
ルやゾル粉末の状態で転写性樹脂層に添加することが好
ましい。また、このような酸化セリウムは、結晶体の状
態の粉末を用いることが好ましい。その理由は、もし非
晶質の粉末の場合、転写時の熱や圧力の変化、転写後の
日光の暴露、屋外での寒熱繰り返し等により、経時で結
晶化が生じ、転写性樹脂層の透明度が変化するおそれが
あるからである。また、酸化セリウムには、酸化第一セ
リウムと第二酸化セリウムとがあるが、これらのうち、
酸化第二セリウムが熱安定性が高く好ましい。セリウム
系紫外線吸収剤は、透明樹脂層中には、10〜90重量
%の割合で含有されるのが好ましく、30〜70重量%
の割合で含有されるのが特に好ましい。また、接着剤層
中には、10〜90重量%、特に30〜70重量%の割
合で含有されるのが好ましい。含有量が10重量%未満
では、満足できる耐光性が得がたく、一方90重量%以
上では層がもろくなり、透明樹脂層、接着剤層の物性が
低下して好ましくない。更に、セリウム系紫外線吸収剤
は、サリシレート系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリア
ゾール系、置換アクリロニトリル系、ニッケルキレート
系、ヒンダートアミン系等の有機系紫外線吸収剤や光安
定化剤と併用して用いることもできる。
【0018】 セリウム系紫外線吸収剤は、第2図に示さ
れるように、透明樹脂層−接着剤層間に設けられる紫外
線遮断層6に含有されてもよい。紫外線遮断層は、例え
ば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニ
トリル−スチレン系樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリ
アミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリアセタール樹脂等から形成されるが、これらに限定
されるものではない。セリウム系紫外線吸収剤は、紫外
線遮断層中に、10〜90重量%の割合で含有されるの
が好ましく、30〜70重量%の割合で含有されるのが
特に好ましい。含有量が10重量%未満では満足できる
耐光性を得がたく、90重量%以上では層としてもろく
なり、積層される層としての密着性等の物性が低下して
好ましくない。形成方法は、前記透明樹脂層と同様であ
り、乾燥後の厚みが0.1〜20μmとなるよう形成さ
れるのが好ましい。また、以上の少なくとも透明樹脂層
を含む転写性樹脂層は、全体として0.5〜50μmと
なるように形成されるのが好ましい。
【0019】 基材フィルムの転写性樹脂層が設けられて
いる面と反対の面には、サーマルヘッド或いは他の加熱
手段との融着を防止するための耐熱スリップ層7を、必
要に応じて設けることができる。また、保護層転写シー
トは、かかる転写性樹脂層を基材フィルム上に単独で設
けてもよいし、第3図に示すように、Y(イエロー)、
M(マゼンタ)、C(シアン)各色の染料層や熱溶融イ
ンキ層と共に、面順次に設ける構成としてもよい。
【0020】 第4図は、熱転写受像シートの実施例の1
つであり、基材シート8の一方の面に、染料受容層9が
設けられている。基材シートとしては、例えば、ポリオ
レフィン系又はポリスチレン系等の合成紙、上質紙、ア
ート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙、裏打用
紙、合成樹脂又はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテッ
クス含浸紙、合成樹脂内添紙、板紙等、セルロース繊維
紙、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリスチレン、ポリメタクリレート、ポ
リカーボネート等の各種のプラスチックフィルム又はシ
ート等が使用でき、又、これらの合成樹脂に白色顔料や
充填剤を加えて成膜した白色不透明シート或いは発泡さ
せた発泡シート等も使用でき、特に限定されない。又、
上記基材シートの任意の組み合わせによる積層体も使用
できる。これらの基材シートの厚みは任意でよいが、1
0〜300μmが好ましい。
【0021】 基材フィルムの表面に、設けられる染料受
容層は、熱転写シートから移行してくる染料を受容し、
形成された画像を維持するためのものである。染料受容
層を形成するための樹脂は、例えば、ポリプロピレン等
のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン等のハロゲン化ポリマー、ポリ酢酸ビニル、ポ
リアクリルエステル等のビニルポリマー、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリス
チレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、アイオノマー、セル
ロースジアセテート等のセルロース系樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、およびこれらの共重合体が挙げられる。
【0022】 染料受容層は、上記の樹脂に必要な添加剤
を加えたものを、適当な有機溶剤に溶解したり或いは有
機溶剤や水に分散した分散体を、例えば、グラビアコー
ト、グラビアリバースコート、ロールコート等の形成手
段により、前記の基材シート上に塗布及び乾燥すること
により形成される。染料受容層は任意の厚みに形成する
ことができるが、好ましくは、乾燥後の厚みで1〜50
μmであり、更に好ましくは1〜10μmである。
【0023】 上記染料受容層の形成に際しては、染料受
容層の白色度を向上させ転写画像の鮮明度を高める目的
で、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリンクレー、炭酸カル
シウム、微粉末シリカ等の顔料や充填剤を添加すること
ができる。又、熱転写時における転写シートとの融着を
防止するために、離型剤を添加することができる。好ま
しい離型剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステ
ル系界面活性剤、フッ素系界面活性剤等が挙げられる
が、シリコーンオイルが好ましい。シリコーンオイルと
しては、エポキシ変性、アルキル変性、アミノ変性、カ
ルボキシル変性、アルコール変性、フッ素変性、アルキ
ルアラルキルポリエーテル変性、エポキシ・ポリエーテ
ル変性、ポリエーテル変性等の変性シリコーンオイルが
好ましい。離型剤は1種又は2種以上のものが使用さ
れ、受容層樹脂100重量部に対し、0.5〜30重量
部の割合で含有される。このような離型剤を染料受容層
に添加することにより、離型剤が染料受容層表面にブリ
ードアウトし、離型層が形成される。
【0024】 基材シート8と染料受容層9との密着性や
クッション性を向上させるために、必要に応じて中間層
を設けることができる。このようなクッション層を設け
ることにより、印字時にノイズがなく、画像情報に対応
した画像を再現性よく転写形成することができる。中間
層樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル
樹脂、ポリウレタン樹脂、ブタジエンラバー、エポキシ
樹脂等が挙げられる。また基材シートの裏面には滑性層
を設けることもできる。滑性層としてはメチル(メタ)
アクリレート等のアクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体等のビニル系樹脂等が挙げられる。更に熱転
写受像シートには検知マークを設けることも可能であ
る。検知マークは熱転写シートと熱転写受像シートとの
位置合わせや熱転写受像シートの表裏を判別するのに便
利であり、例えば、光電管検知装置により検知しうる検
知マークを基材シートの裏面等に印刷等により設けるこ
とができる。
【0025】 熱転写受像シートは、 染料受容層を省略し
た単層構造の樹脂シートから構成されていてもよい。こ
の場合、転写画像は樹脂シート表面に直接形成される。
該樹脂シートの組成物としては、上記受容層樹脂組成物
と同じものを用いることができる。更に、適当な可塑剤
等を併用することにより、十分な染着性を付与すること
ができる。また基材シート同様に、該樹脂シートは、樹
脂に白色顔料や充填剤を加えて成膜した白色不透明シー
ト或いは発泡させた発泡シートとしてもよい。樹脂シー
トの厚みは任意でよいが、10〜300μmが好まし
い。
【0026】 第5図に基づき、本発明における画像形成
方法を説明する。第5図において、10はY(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色の染料層を
基材フィルム上に、面順次に設けた転写シートである。
11は熱転写受像シートであり、プラテンローラー12
に巻き付けられている。13はサーマルヘッド、14は
本発明の保護層転写シート、15は転写性樹脂層を転写
するための加熱ローラーである。第5図において、プラ
テンローラー12に巻き付けられた熱転写受像シート1
1は、転写シート10のイエロー色部と重ね合わせら
れ、転写シートを送るとともにプラテンローラーを回転
させ、サーマルヘッドをイエロー色の画像情報に基づい
て加熱することにより、熱転写受像シート上にイエロー
画像を形成する。マゼンタ色、シアン色についても同様
に各色の画像を形成し、各色の重ね印刷により熱転写受
像シート上にフルカラー画像を形成する。次に、画像が
形成された印画物を保護層転写部に送り、保護層転写シ
ートと該印画物の画像形成面を重ね合わせ、加熱ローラ
ーにより転写性樹脂層を転写し、印画物の画像上に保護
層を形成することにより、本発明の印画物を得る。第5
図においては、染料転写シートと保護層転写シートを別
のシートとしたが、第3図に示すように、転写性樹脂層
(OP層)を染料層と面順次に設けた転写シートを用い
ることもできる。この場合、保護層は染料画像を転写す
サーマルヘッドを用いて転写される。尚、第5図にお
いて保護層の転写は加熱ローラーにより行ったが、加熱
手段はこれに限定されず、熱板、ホットスタンパ、ライ
ンヒーター、アイロン等でもよい。
【0027】 また、本発明によれば、IDカード、身分
証明書、免許証等のカード類の作成を行うこともでき
る。これらのカードは写真等の画像情報の他に、文字情
報を含むものである。この場合、文字情報形成は溶融転
写方式により行い、写真等の画像形成は昇華転写方式で
行うこともできる。この場合も、溶融インキ層を、染料
層或いは保護層形成用の転写性樹脂層と面順次に設ける
こともできる。更にカードには、エンボス、サイン、I
Cメモリー、磁気層、ホログラム、その他の印刷等を設
けることもでき、保護層転写後にエンボス、サイン、磁
気層等を設けることもできる。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。なお、文中に部または%とあるのは、特に断り
のない限り重量基準である。
【0029】 参考例1 厚さ6.0μmのポリエステルフィルム(ルミラー、東
レ製)を基材フィルムとし、その背面側に耐熱スリップ
層(厚み1μm)を形成し、かつ表面側にポリウレタン
系樹脂からなるプライマー層(厚み0.5μm)を形成
し、プライマー層表面に、下記組成のイエロー、マゼン
タ、シアン組成物を面順次に、塗布量が3g/m2にな
るように、グラビアコート方法により塗布及び乾燥し
て、3色の染料層が形成された昇華型熱転写シートを作
成した。 イエローインキ 分散染料 5.5部 (マクロレックスイエロー6G、バイエル社製) ポリビニルブチラール樹脂 4.5部 (エスレックBX−1、積水化学製) メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 89部 マゼンタインキ 染料としてマゼンタ染料(ディスパーズレッド60)を
使用した以外はイエローインキと同様。 シアンインキ 染料としてシアン染料(ソルベントブルー63)を使用
した以外はイエローインキと同様。
【0030】 参考例2 基材シートとして合成紙(ユポFPG−150、厚さ1
50μm、王子油化製)を用い、この一方の面に下記の
受容層組成物を、バーコーターにより乾燥時の塗布量が
4.0g/m2となるように塗布及び乾燥して染料受容
層を形成し、熱転写受像シートを得た。 受容層組成物 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 20部 (VYHH、ユニオンカーバイド製) アミノ変性シリコーン 5部 (X−22−343、信越化学工業製) エポキシ変性シリコーン 5部 (KF−393、信越化学工業製) メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部
【0031】 実施例1 厚さ12.0μmのポリエステルフィルム(ルミラー、
東レ製)を基材フィルムとし、その背面側に耐熱スリッ
プ層(厚み1μm)を形成し、表面側には下記組成の透
明樹脂層組成物を、固形分基準で塗布量が3g/m2
なるように、塗塗布及び乾燥して透明樹脂層を形成し
た。 透明樹脂層インキ アクリル樹脂(BR−83、三菱レイヨン製) 20部 酸化セリウム(ニードラールW−100、多木化学製) 20部 メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部 次に、上記透明樹脂層の表面に、下記組成の接着剤層組
成物を固形分基準で塗布量が1g/m2となるように塗
布及び乾燥して接着剤層を形成し、本発明の保護層転写
シートを得た。 接着剤層インキ 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体 20部 (1000ALK、電気化学工業製) メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部
【0032】 実施例2 実施例1の透明樹脂層インキ及び接着剤層インキを下記
のインキに変更した以外は、実施例1と同様にして本発
明の保護層転写シートを得た。 透明樹脂層インキ アクリル樹脂(BR−83、三菱レイヨン製) 20部 メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部 接着剤層インキ 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体 20部 (1000ALK、電気化学工業製) 酸化セリウム(ニードラールW−100、多木化学製) 20部 メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部
【0033】 実施例3 実施例1の透明樹脂層インキを下記のインキに変更し、
基材フィルム表面に透明樹脂層を形成した。 透明樹脂層インキ アクリル樹脂(BR−83、三菱レイヨン製) 20部 メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部 次に、上記透明樹脂層の表面に、下記組成の紫外線遮断
層組成物を固形分基準で塗布量が1g/m2となるよう
に塗布及び乾燥して紫外線遮断層を形成した。 紫外線遮断層インキ ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡製) 10部 酸化セリウム(ニードラールW−100、多木化学製) 10部 メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部 更に、上記紫外線遮断層の表面に、下記組成の接着剤層
組成物を固形分基準で塗布量が1g/m2となるように
塗布及び乾燥して接着剤層を形成し、本発明の保護層転
写シートを得た。 接着剤層インキ 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体 20部 (1000ALK、電気化学工業製) メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部
【0034】 実施例4 実施例3において、透明樹脂層インキを下記の組成に変
更し、更に透明樹脂層と紫外線遮断層との間に、密着性
をよくするために下記組成の中間層インキによる中間層
を新たに加え、両者を下記の条件で加工した以外は、実
施例3と同様に加工し、本発明の保護層転写シートを得
た。 透明樹脂層インキ ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 7.5部 ポリメタクリル酸メチル 15.0部 メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 77.5部 中間層インキ ポリメタクリル酸メチル 30部 メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 70部 上記インキの加工条件は、まず透明性樹脂層インキをグ
ラビアコート方式で塗布量が固形分基準で3g/m2
なるよう塗布乾燥し、続いて中間層インキをグラビアコ
ート方式で塗布量が固形分基準で1g/m2になるよう
塗布乾燥した後、コーティング面側から窒素ガス雰囲気
中で175KVに加速された電子線を5Mrads照射
して硬化架橋し、透明被膜を形成した。参考例3 参考例2の受容層組成物を下記の組成に変更した以外
は、参考例2と同様にして熱転写受像シートを得た。 受容層組成物 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 20部 (VYHH、ユニオンカーバイド製) 酸化セリウム(ニードラールW−100、多木化学製) 2部 アミノ変性シリコーン 5部 (X−22−343、信越化学工業製) エポキシ変性シリコーン 5部 (KF−393、信越化学工業製) メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部
【0035】参考例4 参考例2の染料受容層と基材との間に、下記組成の中間
層組成物を固形分基準で塗布量が3g/m2となるよう
に塗布及び乾燥して中間層を形成した以外は、参考例2
と同様にして熱転写受像シートを得た。 中間層組成物 ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡製) 20部 酸化セリウム(ニードラールW−100、多木化学製) 20部 メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部
【0036】 比較例1 実施例1において、紫外線吸収剤を使用しなかった以外
は実施例1と同様にして保護層転写シートを得た。
【0037】 比較例2 実施例2において、接着剤層インキを下記の組成に変更
した以外は実施例2と同様にして保護層転写シートを得
た。 接着剤層インキ アクリル樹脂(BR−90、三菱レイヨン製) 20部 ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤 2部 (チヌビン328、チバガイギー製) メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部
【0038】 比較例3 実施例2において、接着剤層インキを下記の組成に変更
した以外は実施例2と同様にして保護層転写シートを得
た。 接着剤層インキ アクリル樹脂(BR−90、三菱レイヨン製) 20部 ベンゾフェノン系紫外線吸収剤 2部 (ケミソープ112、ケミプロ化成製) メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 80部
【0039】 使用例 上記のようにして得られた参考例1の転写シートの染料
層面を参考例2または参考例3、4の熱転写受像シート
の染料受容層面を重ね合わせ、顔写真を色分解して得た
イエロー、マゼンタ、シアンそれぞれの画像情報に従い
サーマルヘッドに熱エネルギーを付与し、各色染料を受
容層表面に重ね転写して熱転写受像シート上にフルカラ
ー画像を形成した。次に実施例1〜4及び比較例1〜3
の保護層転写シートを使用し、形成された画像上に透明
樹脂層を含む層をサーマルヘッドを用いて転写し、画像
上に保護層を有する印画物を得た。以上のようにして得
られた印画物に、キセノンフェードオメーター(Ci−
35A、アトラス社製)により200kJ/m2及び3
00kJ/m2照射し、照射前後の光学濃度の変化を光
学濃度計(RD−918、マクベス社製)により測定
し、下記の式により光学濃度の残存率を算出した結果を
表1に示す。 残存率(%)=(照射後の光学濃度)/(照射前の光学
濃度)×100 ◎:残存率80%以上 ○:残存率70%以上80%未満 △:残存率60%以上70%未満 ×:残存率60%未満
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】以上の如き本発明によれば、従来のベン
ゾトリアゾール系及びベンゾフェノン系紫外線吸収剤の
欠点である揮発性及び抽出性が大幅に改善され、紫外線
吸収効果が経時的に減少しない保護層転写シートを得る
ことができる。また長期的に耐久性、特に耐光性に優れ
た印画物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護層転写シートの断面を示す図。
【図2】本発明の保護層転写シートの断面を示す図。
【図3】本発明の保護層−染料層一体型転写シートを示
す図。
【図4】 熱転写受像シート の断面を示す図。
【図5】本発明の保護層転写シートによる、転写時の状
態を示す説明図。
【符号の説明】
1:基材フィルム、2:転写性樹脂層、3:離型層、
4:透明樹脂層、5:接着剤層、6:紫外線遮断層、
7:耐熱スリップ層、8:基材シート、9:染料受容
層、10:転写シート、11:熱転写受像シート、1
2:プラテンローラー、13:サーマルヘッド、14:
保護層転写シート、15:加熱ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B29D 9/00 B41M 7/00 B41M 5/28 - 5/40 G03G 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルム上に転写性樹脂層を設けて
    なる保護層転写シートにおいて、該樹脂層中にセリウム
    系紫外線吸収剤を含有することを特徴とする保護層転写
    シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の保護層転写シートにお
    いて、前記転写性樹脂層が、前記基材フィルム上に設け
    られた透明樹脂層と、該透明樹脂層上に設けられた接着
    剤層とからなり、少なくとも一方の層にセリウム系紫外
    線吸収剤を含有することを特徴とする保護層転写シー
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の保護層転写シートにお
    いて、前記転写性樹脂層が、透明樹脂層、紫外線遮断
    層、及び接着剤層を、この順で前記基材フィルム上に設
    けた構成であり、該紫外線遮断層中にセリウム系紫外線
    吸収剤を含有することを特徴とする保護層転写シート。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の保護層転写
    シートにおいて、前記セリウム系紫外線吸収剤が第二酸
    化セリウムからなることを特徴とする保護層転写シー
    ト。
  5. 【請求項5】 昇華転写の染料画像上の少なくとも一部
    に保護層を有する印画物において、請求項1、2、3又
    は4に記載の保護層転写シートを使用して、染料画像上
    に上記保護層が転写されたことを特徴とする印画物。
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