JP2000065678A - 落下試験装置 - Google Patents
落下試験装置Info
- Publication number
- JP2000065678A JP2000065678A JP10238838A JP23883898A JP2000065678A JP 2000065678 A JP2000065678 A JP 2000065678A JP 10238838 A JP10238838 A JP 10238838A JP 23883898 A JP23883898 A JP 23883898A JP 2000065678 A JP2000065678 A JP 2000065678A
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- tested
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- Pending
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】落下試験の高さを高くするほど、試験装置が大
掛かりになり、試験にかかるコストが大きくなってい
た。 【解決手段】被試験物４を保持するアーム３と、該アー
ム３を所望の速度で回転させる回転体５と、該回転体５
で回転させたアーム３が所望の速度になり、かつ所定の
回転位置に到達したとき、前記被試験物４の保持を解除
する解除手段とを備えた構成である。
掛かりになり、試験にかかるコストが大きくなってい
た。 【解決手段】被試験物４を保持するアーム３と、該アー
ム３を所望の速度で回転させる回転体５と、該回転体５
で回転させたアーム３が所望の速度になり、かつ所定の
回転位置に到達したとき、前記被試験物４の保持を解除
する解除手段とを備えた構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品などの被試験
物の落下試験を行う落下試験装置に関する。
物の落下試験を行う落下試験装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の落下試験装置は、例えば実開平５
−２０５１号公報に開示されている。このものは、被試
験物を被試験物収納ケースに収納し、この収納ケースを
クレーンで所定の高さまで釣り上げ、収納ケースと被試
験物ともども落下させて、落下試験を行うものである。
−２０５１号公報に開示されている。このものは、被試
験物を被試験物収納ケースに収納し、この収納ケースを
クレーンで所定の高さまで釣り上げ、収納ケースと被試
験物ともども落下させて、落下試験を行うものである。
【０００３】また、単なる落下なら重力落下となるが、
ジェットエンジンなどの加速機を収納ケースに取り付
け、重力落下より大きな衝撃力を得ようとすることも考
えられている。
ジェットエンジンなどの加速機を収納ケースに取り付
け、重力落下より大きな衝撃力を得ようとすることも考
えられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の従来技術においても、クレーンで吊り上げたり、ジェ
ットエンジン等の加速機を付加したりして、試験装置が
大変大掛かりなものとなり、何度も繰り返したり、何種
類もの被試験物を試験するには、大変コストがかかって
しまう。コストをかけないようにしようとすれば、せい
ぜい人の身長程度の高さからの落下試験となって、得ら
れる結果が満足の得るものでなくなる。本発明は、斯か
る課題を解決するためのものである。
の従来技術においても、クレーンで吊り上げたり、ジェ
ットエンジン等の加速機を付加したりして、試験装置が
大変大掛かりなものとなり、何度も繰り返したり、何種
類もの被試験物を試験するには、大変コストがかかって
しまう。コストをかけないようにしようとすれば、せい
ぜい人の身長程度の高さからの落下試験となって、得ら
れる結果が満足の得るものでなくなる。本発明は、斯か
る課題を解決するためのものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、被試
験物を保持するアームと、該アームを所望の速度で回転
させる回転体と、該回転体で回転させたアームが所望の
速度になり、かつ所定の回転位置に到達したとき、前記
被試験物の保持を解除する解除手段とを備えたことを特
徴とする。
験物を保持するアームと、該アームを所望の速度で回転
させる回転体と、該回転体で回転させたアームが所望の
速度になり、かつ所定の回転位置に到達したとき、前記
被試験物の保持を解除する解除手段とを備えたことを特
徴とする。
【０００６】また、前記回転体は、前記アームの速度を
検知する速度センサと、前記アームが所望の速度に達し
た時、前記被試験物を所望の位置に落下できるように前
記アームが所定の位置に達したことを検知する位置セン
サと、を有したことを特徴とする。
検知する速度センサと、前記アームが所望の速度に達し
た時、前記被試験物を所望の位置に落下できるように前
記アームが所定の位置に達したことを検知する位置セン
サと、を有したことを特徴とする。
【０００７】また、前記回転体の回転を制御すると共に
前記アームの被試験物に対する保持および解除を制御す
る制御手段を備えることを特徴とする。
前記アームの被試験物に対する保持および解除を制御す
る制御手段を備えることを特徴とする。
【０００８】さらに、前記アームは、前記被試験物を保
持するために挟持する挟持部を有し、該挟持部は、前記
制御手段からの指令により前記被試験物の挟持又は解除
を行うことを特徴とする。
持するために挟持する挟持部を有し、該挟持部は、前記
制御手段からの指令により前記被試験物の挟持又は解除
を行うことを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明により一実施例を、図１、
図２、図３乃至図４に従って説明する。
図２、図３乃至図４に従って説明する。
【００１０】１は落下試験装置、２は落下試験装置１の
土台、３は被試験物４を保持するアーム、５は該アーム
３を回転させる回転体、６は該回転体５を支持する支持
脚、７は被試験物４の衝撃度、または落下試験したい高
さなどの落下試験に関する情報を入力する入力部であ
る。
土台、３は被試験物４を保持するアーム、５は該アーム
３を回転させる回転体、６は該回転体５を支持する支持
脚、７は被試験物４の衝撃度、または落下試験したい高
さなどの落下試験に関する情報を入力する入力部であ
る。
【００１１】前記回転体５は、アーム３を一方向に回転
させるモーター８を内設し、またアーム３の速度、すな
わち回転数を検知する速度センサ９と被試験物４の挟持
状態を解除するタイミングを検知するための位置センサ
１０とを有している。
させるモーター８を内設し、またアーム３の速度、すな
わち回転数を検知する速度センサ９と被試験物４の挟持
状態を解除するタイミングを検知するための位置センサ
１０とを有している。
【００１２】また、アーム３は、回転体５に内在するモ
ーター８に取り付けられた連結棒１１と、被試験物４を
挟持して保持する挟持部１２とを有する。該挟持部１２
の構造は、一方の挟持片１２ａは固定しておき、他方の
挟持片１２ｂ前記ホルダー５は、挟持片１２ａと１２ｂ
とが開く方向にバネで付勢されている。被試験物４を挟
持する際は、挟持部１２に内設された電磁コイル（図示
しない）にて挟持片１２ｂを挟持片１２ａに近づける方
向に引き寄せ、電磁力にて被試験物４を教示し、保持す
る。また、被試験物４の挟持状態を解除するときは、電
磁コイルの通電を停止して電磁力をなくし、バネの付勢
力により挟持片１２ａと１２ｂとの間を広げて解除す
る。
ーター８に取り付けられた連結棒１１と、被試験物４を
挟持して保持する挟持部１２とを有する。該挟持部１２
の構造は、一方の挟持片１２ａは固定しておき、他方の
挟持片１２ｂ前記ホルダー５は、挟持片１２ａと１２ｂ
とが開く方向にバネで付勢されている。被試験物４を挟
持する際は、挟持部１２に内設された電磁コイル（図示
しない）にて挟持片１２ｂを挟持片１２ａに近づける方
向に引き寄せ、電磁力にて被試験物４を教示し、保持す
る。また、被試験物４の挟持状態を解除するときは、電
磁コイルの通電を停止して電磁力をなくし、バネの付勢
力により挟持片１２ａと１２ｂとの間を広げて解除す
る。
【００１３】１３は、入力部７で入力された情報に基づ
いてモーター８を制御すると共に、速度センサ９および
位置センサ１０で検知した結果に基づいて挟持部１２を
制御する土台２内に配置された制御手段である。
いてモーター８を制御すると共に、速度センサ９および
位置センサ１０で検知した結果に基づいて挟持部１２を
制御する土台２内に配置された制御手段である。
【００１４】前記アーム３は電磁コイルたバネを内在し
ているので、本発明の解除手段も兼ね備えている。
ているので、本発明の解除手段も兼ね備えている。
【００１５】かかる構成の動作を図５に基づいて説明す
る。
る。
【００１６】まずステップＳ１では、入力部７から落下
試験に関する情報、すなわちどの程度の高さでの落下試
験がしたいかを入力し、制御手段１３に設定する。
試験に関する情報、すなわちどの程度の高さでの落下試
験がしたいかを入力し、制御手段１３に設定する。
【００１７】ステップＳ２では、被試験物４をアーム３
の挟持部１２に挟持させる。すなわち、被試験物４を挟
持部１２の挟持片１２ａと１２ｂとの間に配置し、入力
部７から挟持を制御手段１３に指示する。制御手段１３
は、この指示に従って、図示しない電磁コイルに通電し
て被試験物４を挟持保持させる。
の挟持部１２に挟持させる。すなわち、被試験物４を挟
持部１２の挟持片１２ａと１２ｂとの間に配置し、入力
部７から挟持を制御手段１３に指示する。制御手段１３
は、この指示に従って、図示しない電磁コイルに通電し
て被試験物４を挟持保持させる。
【００１８】ステップＳ３では、入力部７からモーター
８の回転を開始させるように指示し、モーター８を回転
させてアーム３の回転を開始する。このアーム３の回転
数は、制御手段１３が速度センサ９で監視している。
８の回転を開始させるように指示し、モーター８を回転
させてアーム３の回転を開始する。このアーム３の回転
数は、制御手段１３が速度センサ９で監視している。
【００１９】ステップＳ４では、ステップＳ１で設定さ
れた落下試験の高さ情報に応じた速度に到達したかどう
か、速度センサ９で監視する。そして、設定速度に達す
るまで、待機状態となる。
れた落下試験の高さ情報に応じた速度に到達したかどう
か、速度センサ９で監視する。そして、設定速度に達す
るまで、待機状態となる。
【００２０】ステップＳ４で設定速度に達したと判断し
たとき、ステップＳ５に進む。ステップＳ５では、被試
験物４の挟持状態を解除するための回転位置にアーム３
が到達したかどうか判断する。
たとき、ステップＳ５に進む。ステップＳ５では、被試
験物４の挟持状態を解除するための回転位置にアーム３
が到達したかどうか判断する。
【００２１】ステップＳ５で解除位置、すなわちアーム
の回転位置が所定位置に達したと判断したとき、ステッ
プＳ６に進む。ステップＳ６では、制御手段１３が挟持
部１２の電磁コイルの通電を停止して被試験物４の挟持
状態を解除する。この時、被試験物４は、解除された時
点の回転速度に応じた応力が加わって、床面に叩き付け
られる。この回転速度に応じた応力は、実際はクレーン
などで吊り上げた高さから落下させた状態と同じ衝撃が
被試験物４に加わり、擬似的な落下試験が可能となる。
の回転位置が所定位置に達したと判断したとき、ステッ
プＳ６に進む。ステップＳ６では、制御手段１３が挟持
部１２の電磁コイルの通電を停止して被試験物４の挟持
状態を解除する。この時、被試験物４は、解除された時
点の回転速度に応じた応力が加わって、床面に叩き付け
られる。この回転速度に応じた応力は、実際はクレーン
などで吊り上げた高さから落下させた状態と同じ衝撃が
被試験物４に加わり、擬似的な落下試験が可能となる。
【００２２】ステップＳ７では落下試験が終了したの
で、モーター８を停止して試験を終了する。
で、モーター８を停止して試験を終了する。
【００２３】以上のことより、被試験物４を解除したと
き、被試験物４には重力に加え回転速度に応じた応力が
加わり、実際に試験した高さより、もっと高い高さから
落下した試験と略同等な結果が得られ、クレーンなどで
吊り上げるなど大掛かりな装置が不要となる。
き、被試験物４には重力に加え回転速度に応じた応力が
加わり、実際に試験した高さより、もっと高い高さから
落下した試験と略同等な結果が得られ、クレーンなどで
吊り上げるなど大掛かりな装置が不要となる。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、大掛かりな装置を使用
しなくても、所望の高さから落下させた試験結果が得ら
れる落下試験装置を提供できるものである。
しなくても、所望の高さから落下させた試験結果が得ら
れる落下試験装置を提供できるものである。
【図１】本発明の落下試験装置の概観を示す図である。
【図２】図１中アームの要部拡大図である、
【図３】図１中の回転体の回転の様子を示す図である。
【図４】本発明の落下試験装置の制御ブロック図を示す
図である。
図である。
【図５】本発明の動作フローチャートを示す図である。
３ アーム ４ 被試験物 ５ 回転体 １２ 挟持部 １３ 制御手段
Claims (4)
- 【請求項１】 被試験物を保持するアームと、該アーム
を所望の速度で回転させる回転体と、該回転体で回転さ
せたアームが所望の速度になり、かつ所定の回転位置に
到達したとき、前記被試験物の保持を解除する解除手段
とを備えたことを特徴とする落下試験装置。 - 【請求項２】 前記回転体は、前記アームの速度を検知
する速度センサと、前記アームが所望の速度に達した
時、前記被試験物を所望の位置に落下できるように前記
アームが所定の位置に達したことを検知する位置センサ
と、を有したことを特徴とする請求項１に記載の落下試
験装置。 - 【請求項３】 前記回転体の回転を制御すると共に前記
アームの被試験物に対する保持および解除を制御する制
御手段を備えることを特徴とする請求項１又は請求項２
に記載の落下試験装置。 - 【請求項４】 前記アームは、前記被試験物を保持する
ために挟持する挟持部を有し、該挟持部は、前記制御手
段からの指令により前記被試験物の挟持又は解除を行う
ことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか１つ
に記載の落下試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10238838A JP2000065678A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 落下試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10238838A JP2000065678A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 落下試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000065678A true JP2000065678A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=17036036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10238838A Pending JP2000065678A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 落下試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000065678A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010160074A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Powertech Technology Inc | 落下試験装置及びその使用方法 |
| KR101043089B1 (ko) * | 2008-12-04 | 2011-06-21 | 주식회사 포스코 | 시편 장착 및 인출장치 |
| EP2492664A1 (en) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | Research In Motion Limited | Systems and methods for impact testing |
| US20120216596A1 (en) * | 2011-02-28 | 2012-08-30 | Research In Motion Limited | Systems And Methods For Impact Testing |
| CN103499426A (zh) * | 2013-10-09 | 2014-01-08 | 无锡俊达测试技术服务有限公司 | 一种抗跌落性能测试装置 |
| CN104568366A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-04-29 | 辽宁腾华塑料有限公司 | 一种旋转摔包试验系统和试验方法 |
| CN109374314A (zh) * | 2018-11-06 | 2019-02-22 | 清远初曲智能科技有限公司 | 一种新能源汽车轮毂饰盖单元强度电磁检测装置 |
| CN110823488A (zh) * | 2019-10-19 | 2020-02-21 | 安徽磐彩装饰工程有限公司 | 一种保温板抗冲击性能检测装置 |
-
1998
- 1998-08-25 JP JP10238838A patent/JP2000065678A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101043089B1 (ko) * | 2008-12-04 | 2011-06-21 | 주식회사 포스코 | 시편 장착 및 인출장치 |
| JP2010160074A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Powertech Technology Inc | 落下試験装置及びその使用方法 |
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| US8511139B2 (en) * | 2011-02-28 | 2013-08-20 | Research In Motion Limited | Systems and methods for impact testing |
| CN103499426A (zh) * | 2013-10-09 | 2014-01-08 | 无锡俊达测试技术服务有限公司 | 一种抗跌落性能测试装置 |
| CN104568366A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-04-29 | 辽宁腾华塑料有限公司 | 一种旋转摔包试验系统和试验方法 |
| CN104568366B (zh) * | 2015-02-09 | 2017-09-01 | 辽宁腾华塑料有限公司 | 一种旋转摔包试验系统和试验方法 |
| CN109374314A (zh) * | 2018-11-06 | 2019-02-22 | 清远初曲智能科技有限公司 | 一种新能源汽车轮毂饰盖单元强度电磁检测装置 |
| CN109374314B (zh) * | 2018-11-06 | 2020-02-14 | 清远初曲智能科技有限公司 | 一种新能源汽车轮毂饰盖单元强度电磁检测装置 |
| CN110823488A (zh) * | 2019-10-19 | 2020-02-21 | 安徽磐彩装饰工程有限公司 | 一种保温板抗冲击性能检测装置 |
| CN110823488B (zh) * | 2019-10-19 | 2021-07-16 | 安徽磐彩装饰工程有限公司 | 一种保温板抗冲击性能检测装置 |
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