JP2002131205A - 繰り返し衝撃試験機 - Google Patents
繰り返し衝撃試験機Info
- Publication number
- JP2002131205A JP2002131205A JP2000367788A JP2000367788A JP2002131205A JP 2002131205 A JP2002131205 A JP 2002131205A JP 2000367788 A JP2000367788 A JP 2000367788A JP 2000367788 A JP2000367788 A JP 2000367788A JP 2002131205 A JP2002131205 A JP 2002131205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impact
- bar
- impact bar
- tester
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 本発明は衝撃棒を一定の高さから繰り返し自
由落下させて、試験体の繰り返し衝撃特性を調べるため
の試験機である。衝撃的な荷重が加わって材料が破壊す
るときの特性を求めることを主眼として造られている従
来の衝撃試験機では、比較的小さな衝撃荷重が繰り返し
加わって材料が損傷するような試験を行うことができな
い。 【解決手段】 本発明の主要部は衝撃棒を一定の高さに
巻き上げて、離脱させるステッピングモーター、衝撃体
に衝突して反跳する衝撃棒をすばやく把持するための衝
撃棒把持電磁石４、衝撃荷重を計測する荷重計８及び一
連の動作をコントロールするコントローラー９からな
る。本発明は衝撃体に衝撃棒２を用い、衝撃棒を伸縮し
ない柔軟性のあるワイヤー３で吊り、ワイヤーを巻き上
げるブレーキ付きのステッピングモーター１により任意
の位置に衝撃棒を設定できるようにする。
由落下させて、試験体の繰り返し衝撃特性を調べるため
の試験機である。衝撃的な荷重が加わって材料が破壊す
るときの特性を求めることを主眼として造られている従
来の衝撃試験機では、比較的小さな衝撃荷重が繰り返し
加わって材料が損傷するような試験を行うことができな
い。 【解決手段】 本発明の主要部は衝撃棒を一定の高さに
巻き上げて、離脱させるステッピングモーター、衝撃体
に衝突して反跳する衝撃棒をすばやく把持するための衝
撃棒把持電磁石４、衝撃荷重を計測する荷重計８及び一
連の動作をコントロールするコントローラー９からな
る。本発明は衝撃体に衝撃棒２を用い、衝撃棒を伸縮し
ない柔軟性のあるワイヤー３で吊り、ワイヤーを巻き上
げるブレーキ付きのステッピングモーター１により任意
の位置に衝撃棒を設定できるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は各種材料及び塗膜等
の表面被覆材の耐衝撃特性を求めるために行う衝撃試験
の一つとして、繰り返し衝撃を加えた場合の特性につい
て求める試験機である。
の表面被覆材の耐衝撃特性を求めるために行う衝撃試験
の一つとして、繰り返し衝撃を加えた場合の特性につい
て求める試験機である。
【０００２】
【従来の技術】従来の衝撃試験機は一度の衝撃により材
料を破壊して衝撃特性を求めるもので、繰り返し衝撃を
加えることができる衝撃試験機は皆無である。
料を破壊して衝撃特性を求めるもので、繰り返し衝撃を
加えることができる衝撃試験機は皆無である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】衝撃的な荷重が加わっ
て材料が破壊するときの特性を求めることを主眼として
造られている従来の衝撃試験機では、比較的小さな衝撃
荷重が繰り返し加わって材料が損傷するような試験を行
うことができない。そこで衝撃荷重を適度に設定して、
繰り返し衝撃することのできる衝撃試験機を考案する。
て材料が破壊するときの特性を求めることを主眼として
造られている従来の衝撃試験機では、比較的小さな衝撃
荷重が繰り返し加わって材料が損傷するような試験を行
うことができない。そこで衝撃荷重を適度に設定して、
繰り返し衝撃することのできる衝撃試験機を考案する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は衝撃体に衝撃棒
を用い、衝撃棒を伸縮しない柔軟性のあるワイヤーで吊
り、ワイヤーを巻き上げるブレーキ付きのステッピング
モーターにより任意の位置に衝撃棒を設定できるように
する。衝撃棒を設定した位置から自由落下させて試験体
に衝撃させる。衝撃後に反跳する衝撃棒を、衝撃時の信
号により作動する電磁石により衝撃棒を把持するための
ベルトをすばやく引いて衝撃棒を保持する。引き続きス
テッピングモーターによりワイヤーを巻き上げるととも
に、電磁石の電流を遮断する。ステッピングモーターは
衝撃棒を設定位置に引き上げて停止する。以後この動作
を所定の回数繰り返し行うようにする。
を用い、衝撃棒を伸縮しない柔軟性のあるワイヤーで吊
り、ワイヤーを巻き上げるブレーキ付きのステッピング
モーターにより任意の位置に衝撃棒を設定できるように
する。衝撃棒を設定した位置から自由落下させて試験体
に衝撃させる。衝撃後に反跳する衝撃棒を、衝撃時の信
号により作動する電磁石により衝撃棒を把持するための
ベルトをすばやく引いて衝撃棒を保持する。引き続きス
テッピングモーターによりワイヤーを巻き上げるととも
に、電磁石の電流を遮断する。ステッピングモーターは
衝撃棒を設定位置に引き上げて停止する。以後この動作
を所定の回数繰り返し行うようにする。
【０００５】
【発明の実施の形態】繰り返し衝撃試験機を図−１に示
す。衝撃棒にワイヤーを取り付け、ステッピングモ
ーターで設定した落下高さに衝撃棒を保持する。コン
トローラーによりステッピングモーターのブレーキを
解除して、衝撃棒を自由落下させる。衝撃棒が衝撃台
の上に取り付けた試験体に衝突して反跳するのを荷重計
の衝撃時の信号で衝撃棒把持電磁石を作動させ、衝
撃棒を止めるためのベルトを引き締めて衝撃棒を把持す
る。その後でステッピングモーターの巻き上げ動作を開
始し、同時に電磁石の把持機能を解除する。ステッピン
グモーターは衝撃棒を設定高さになるまで引き上げる。
衝撃棒が規定の高さに設定されたら、上述の動作が設定
回数になるまで繰り返される。軸受は衝撃棒の落下点
を一定にし、また反跳した衝撃棒を把持するときに支承
の役目をする。衝撃棒及び軸受はころがり摩擦を最小限
にするように選定する。試験機躯体は各要素を衝撃に
よる振動等により影響を受けないように全体を構成する
躯体である。
す。衝撃棒にワイヤーを取り付け、ステッピングモ
ーターで設定した落下高さに衝撃棒を保持する。コン
トローラーによりステッピングモーターのブレーキを
解除して、衝撃棒を自由落下させる。衝撃棒が衝撃台
の上に取り付けた試験体に衝突して反跳するのを荷重計
の衝撃時の信号で衝撃棒把持電磁石を作動させ、衝
撃棒を止めるためのベルトを引き締めて衝撃棒を把持す
る。その後でステッピングモーターの巻き上げ動作を開
始し、同時に電磁石の把持機能を解除する。ステッピン
グモーターは衝撃棒を設定高さになるまで引き上げる。
衝撃棒が規定の高さに設定されたら、上述の動作が設定
回数になるまで繰り返される。軸受は衝撃棒の落下点
を一定にし、また反跳した衝撃棒を把持するときに支承
の役目をする。衝撃棒及び軸受はころがり摩擦を最小限
にするように選定する。試験機躯体は各要素を衝撃に
よる振動等により影響を受けないように全体を構成する
躯体である。
【０００６】
【発明の効果】本発明はこれまで評価ができなかった繰
り返し衝撃荷重による材料の特性を解明することができ
るものである。また本発明は衝撃棒の重さ、落下距離を
変えることにより、各種の材料に対応することができ
る。さらに荷重計により衝撃波形を継続的に収録するこ
とにより、表面素材の劣化、表面特性の変化、異種素材
界面の性状変化等を調べることができる。
り返し衝撃荷重による材料の特性を解明することができ
るものである。また本発明は衝撃棒の重さ、落下距離を
変えることにより、各種の材料に対応することができ
る。さらに荷重計により衝撃波形を継続的に収録するこ
とにより、表面素材の劣化、表面特性の変化、異種素材
界面の性状変化等を調べることができる。
【図１】繰り返し衝撃試験機の全体図（側面図）であ
る。
る。
【符号の説明】 ステッピングモーター 衝撃棒 ワイヤー 衝撃棒把持電磁石 軸受 試験機躯体 衝撃台 荷重計 コントローラー
Claims (1)
- 【請求項１】 試験体の表面又は異種素材界面における
繰り返し衝撃による破壊について、衝撃体が一度の衝撃
で試験体を破壊しないで、衝撃体が繰り返し自然落下を
繰り返して試験体を衝撃することを特徴とした繰り返し
衝撃試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000367788A JP2002131205A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 繰り返し衝撃試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000367788A JP2002131205A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 繰り返し衝撃試験機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002131205A true JP2002131205A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18838145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000367788A Pending JP2002131205A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 繰り返し衝撃試験機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002131205A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040058464A (ko) * | 2002-12-27 | 2004-07-05 | 대우종합기계 주식회사 | 베어링의 충격 시험장치 |
| JP2009042099A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Jtekt Corp | 衝撃試験装置 |
| CN103197091A (zh) * | 2013-03-25 | 2013-07-10 | 常州市计量测试技术研究所 | 短距急拉速度校准装置 |
| CN104897502A (zh) * | 2015-07-03 | 2015-09-09 | 西南交通大学 | 基于控制冲击能量的微幅冲击磨损试验装置及其试验方法 |
| JP2017211263A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 出光興産株式会社 | 連続打痕試験機、及び疲労寿命評価方法 |
| CN108827765A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-11-16 | 信义汽车部件（芜湖）有限公司 | 玻璃射钉式冲击试验机 |
| CN109781560A (zh) * | 2019-03-08 | 2019-05-21 | 中国矿业大学 | 一种采动影响充填材料承载变形的震动波激发装置及方法 |
| CN111693208A (zh) * | 2020-06-12 | 2020-09-22 | 宁波高新区琪明机械设备有限公司 | 一种利用压电式传感器反推小球质量的测试方法 |
| CN113188928A (zh) * | 2021-04-26 | 2021-07-30 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种固井水泥冲击力学性能测试仪及测试装置 |
| CN113686702A (zh) * | 2021-09-13 | 2021-11-23 | 东华大学 | 一种表征柔性材料防护低速冲击效果的直观方法 |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000367788A patent/JP2002131205A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040058464A (ko) * | 2002-12-27 | 2004-07-05 | 대우종합기계 주식회사 | 베어링의 충격 시험장치 |
| JP2009042099A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Jtekt Corp | 衝撃試験装置 |
| CN103197091A (zh) * | 2013-03-25 | 2013-07-10 | 常州市计量测试技术研究所 | 短距急拉速度校准装置 |
| CN104897502A (zh) * | 2015-07-03 | 2015-09-09 | 西南交通大学 | 基于控制冲击能量的微幅冲击磨损试验装置及其试验方法 |
| JP2017211263A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 出光興産株式会社 | 連続打痕試験機、及び疲労寿命評価方法 |
| CN108827765A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-11-16 | 信义汽车部件（芜湖）有限公司 | 玻璃射钉式冲击试验机 |
| CN109781560A (zh) * | 2019-03-08 | 2019-05-21 | 中国矿业大学 | 一种采动影响充填材料承载变形的震动波激发装置及方法 |
| CN111693208A (zh) * | 2020-06-12 | 2020-09-22 | 宁波高新区琪明机械设备有限公司 | 一种利用压电式传感器反推小球质量的测试方法 |
| CN113188928A (zh) * | 2021-04-26 | 2021-07-30 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种固井水泥冲击力学性能测试仪及测试装置 |
| CN113686702A (zh) * | 2021-09-13 | 2021-11-23 | 东华大学 | 一种表征柔性材料防护低速冲击效果的直观方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002131205A (ja) | 繰り返し衝撃試験機 | |
| JP3416592B2 (ja) | 落下試験装置 | |
| JP5239042B2 (ja) | 小型載荷試験装置及びその試験方法 | |
| JP2010048680A (ja) | 振動試験方法および装置 | |
| JP6057442B2 (ja) | 衝撃試験機 | |
| KR101773703B1 (ko) | 바닥충격음 차단성능 측정용 고무공 자동 낙하장치 및 방법 | |
| JPH06757Y2 (ja) | 衝撃試験用ハンマー | |
| JP2011047728A (ja) | 落下試験装置 | |
| JP2953415B2 (ja) | 衝撃試験装置 | |
| Spyrakos et al. | Evaluating structural deterioration using dynamic response characterization | |
| JP2004177352A (ja) | 落球試験装置 | |
| CN115655571A (zh) | 一种动态力标定装置及其标定方法 | |
| JP2008064599A (ja) | 衝撃加振方法および衝撃加振装置 | |
| JP2000065677A (ja) | 落下試験装置 | |
| JP6338282B2 (ja) | Ｐｃ構造物の診断方法 | |
| CN114136567A (zh) | 一种疲劳寿命测试系统 | |
| US2786352A (en) | Art of testing softness of paper products | |
| JP6923410B2 (ja) | 釣竿の性能を客観的に評価するための評価システム | |
| JP3615916B2 (ja) | 構造物起振装置 | |
| JPH0723724Y2 (ja) | 定荷重試験機の荷重設定装置 | |
| GB2078918A (en) | Measurement of the distribution of charge in a furnace | |
| JP2005274396A (ja) | 落下試験装置、落下試験方法および被載置部材 | |
| JP2004077302A (ja) | 耐貫通性評価試験装置 | |
| TW201135223A (en) | Shock tester and shock testing method | |
| RU2077718C1 (ru) | Устройство для исследования деформационных свойств плоских волокно-содержащих материалов |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040120 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |