JPH06757Y2 - 衝撃試験用ハンマー - Google Patents
衝撃試験用ハンマーInfo
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- JPH06757Y2 JPH06757Y2 JP1989042800U JP4280089U JPH06757Y2 JP H06757 Y2 JPH06757 Y2 JP H06757Y2 JP 1989042800 U JP1989042800 U JP 1989042800U JP 4280089 U JP4280089 U JP 4280089U JP H06757 Y2 JPH06757 Y2 JP H06757Y2
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- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
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- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M7/00—Vibration-testing of structures; Shock-testing of structures
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- G—PHYSICS
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- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N3/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N3/30—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying a single impulsive force, e.g. by falling weight
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-
- G—PHYSICS
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は例えば電子回路、電子部品、機構部品等の被試
験物を、該被試験物に応じた適正叩力によってその良否
を判別する場合に用いる衝撃試験用ハンマーに関する。
験物を、該被試験物に応じた適正叩力によってその良否
を判別する場合に用いる衝撃試験用ハンマーに関する。
従来技術 例えば電子回路、電子部品等の試験は、被試験物を試験
装置にセットし、このセットされた被試験物を衝撃試験
用ハンマーにより試験物に応じた適正叩力で叩いて、試
験装置で被試験物の良否の判別を行なう。
装置にセットし、このセットされた被試験物を衝撃試験
用ハンマーにより試験物に応じた適正叩力で叩いて、試
験装置で被試験物の良否の判別を行なう。
従来の衝撃試験用ハンマーは、上記被試験物に応じた適
正叩力なのか否かの識別手段として、頭部に圧電素子か
ら成るセンサーを組込み、把持部に電源用電池と、上記
センサーの出力信号によって動作するブザーとを夫々組
込み、被試験物をその適正叩力以上で叩いた場合に上記
センサーより電圧が出力されてブザーを鳴音し、このブ
ザーの鳴音により試験者に被試験物を適正叩力以上で叩
いていることを知らせていた。
正叩力なのか否かの識別手段として、頭部に圧電素子か
ら成るセンサーを組込み、把持部に電源用電池と、上記
センサーの出力信号によって動作するブザーとを夫々組
込み、被試験物をその適正叩力以上で叩いた場合に上記
センサーより電圧が出力されてブザーを鳴音し、このブ
ザーの鳴音により試験者に被試験物を適正叩力以上で叩
いていることを知らせていた。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の衝撃試験用ハンマーによれば、被試験物に応
じた適正叩力以上で叩いた場合にブザーが鳴音するよう
に構成されているため、適正叩力に対し下限はあるが上
限がなく、従って適正叩力以上で叩いた場合は適正叩力
の範囲外であって全てブザーが鳴ってしまい、結果的に
被試験物に応じた適正叩力で叩いて一貫した試験を行な
うことができなかった。又このことにより被試験物を必
要以上に強く叩き破損する恐れがあった。
じた適正叩力以上で叩いた場合にブザーが鳴音するよう
に構成されているため、適正叩力に対し下限はあるが上
限がなく、従って適正叩力以上で叩いた場合は適正叩力
の範囲外であって全てブザーが鳴ってしまい、結果的に
被試験物に応じた適正叩力で叩いて一貫した試験を行な
うことができなかった。又このことにより被試験物を必
要以上に強く叩き破損する恐れがあった。
更に上記ハンマーは一種類の被試験物にしか使用でき
ず、適正叩力の異なる複数の被試験物を試験する毎に別
のハンマーを使用しなければならないという致命的な問
題点を有していた。
ず、適正叩力の異なる複数の被試験物を試験する毎に別
のハンマーを使用しなければならないという致命的な問
題点を有していた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記従来例の問題点を解決する手段として、次
に述べる衝撃試験用ハンマーを創案した。即ち該ハンマ
ーの頭部には叩力に応じて電圧を発生するセラミック製
の衝撃加速度センサーを組込むと共に、同ハンマーの把
持部には被試験物の適正叩力に応じ増幅度が切換られ、
該切換られた増幅度に従い上記センサーの出力信号をス
ケール変換するレンジ切換器を備えたスケール変換増幅
器と、このスケール変換増幅器のスケール変換された信
号のうち、上記適正叩力に応じたスケール変換信号によ
って動作するウインドコンパレータと、このウインドコ
ンパレータの出力信号によって動作する表示器とを組込
んだものである。
に述べる衝撃試験用ハンマーを創案した。即ち該ハンマ
ーの頭部には叩力に応じて電圧を発生するセラミック製
の衝撃加速度センサーを組込むと共に、同ハンマーの把
持部には被試験物の適正叩力に応じ増幅度が切換られ、
該切換られた増幅度に従い上記センサーの出力信号をス
ケール変換するレンジ切換器を備えたスケール変換増幅
器と、このスケール変換増幅器のスケール変換された信
号のうち、上記適正叩力に応じたスケール変換信号によ
って動作するウインドコンパレータと、このウインドコ
ンパレータの出力信号によって動作する表示器とを組込
んだものである。
作用 本考案の衝撃試験用ハンマーは、被試験物に応じてスケ
ール変換増幅器を切換え試験に供され、被試験物が上記
適正叩力で叩かれた場合にのみ上記ウインドコンパレー
タが表示器の動作信号を出力し同表示器を動作させるこ
とができる。
ール変換増幅器を切換え試験に供され、被試験物が上記
適正叩力で叩かれた場合にのみ上記ウインドコンパレー
タが表示器の動作信号を出力し同表示器を動作させるこ
とができる。
被試験物を適正叩力の下限と上限の範囲を越える叩力で
叩いた場合には、ウインドコンパレータにより表示器を
不動作とするので、非適正叩力であることを知ることが
でき、これを知らずに被試験物を必要以上に強く叩き損
傷する恐れがない。又適正叩力の異なる試験物を試験す
る場合には上記の如くスケール変換増幅器を切換て、上
記衝撃試験が適正に遂行される。即ち一個のハンマーで
複数の被試験物の試験を適正に遂行ができる。
叩いた場合には、ウインドコンパレータにより表示器を
不動作とするので、非適正叩力であることを知ることが
でき、これを知らずに被試験物を必要以上に強く叩き損
傷する恐れがない。又適正叩力の異なる試験物を試験す
る場合には上記の如くスケール変換増幅器を切換て、上
記衝撃試験が適正に遂行される。即ち一個のハンマーで
複数の被試験物の試験を適正に遂行ができる。
実施例 以下本考案の衝撃試験用ハンマーに関する構成を一実施
例として示した図面につき説明する。
例として示した図面につき説明する。
第１図は本考案の衝撃試験用ハンマー１を示し、２は同
ハンマー１の柄で、この柄２は筒状を呈し、その先端に
は圧電セラミック等の圧電センサーから成る振動センサ
ー、例えば加速度センサーＳを組込むセンサー収納部３
が形成されている。このセンサー収納部３の外部には弾
性に富む、例えばウレタンゴム製の叩打部４が固着され
ている。５は上記柄２の基端部に固装された把持部で、
この把持部５の内部と、上記センサー収納部３とには第
２図に示した回路が組込まれる。
ハンマー１の柄で、この柄２は筒状を呈し、その先端に
は圧電セラミック等の圧電センサーから成る振動センサ
ー、例えば加速度センサーＳを組込むセンサー収納部３
が形成されている。このセンサー収納部３の外部には弾
性に富む、例えばウレタンゴム製の叩打部４が固着され
ている。５は上記柄２の基端部に固装された把持部で、
この把持部５の内部と、上記センサー収納部３とには第
２図に示した回路が組込まれる。
即ち第２図においてＳは上記センサー収納部３に組込ま
れる加速度センサーで、このセンサーＳは叩力に応じた
大きさの信号（電圧）を発生する。Ａ1は上記センサー
Ｓの出力側に接続されたセンサー信号増幅器で、上記セ
ンサーＳの出力信号を増幅する。例えば、ある被試験物
の適正叩力値Ｇ1の叩力の大きさを６０Ｇ〜８０Ｇの範
囲と仮定した場合に、センサー信号増幅器Ａ1の出力側
からは１．０３Ｖ〜１．３７Ｖの信号が出力され、又あ
る被試験物の適正叩力値Ｇ2の叩力の大きさを１２０Ｇ
〜１６０Ｇの範囲と仮定した場合にセンサー信号増幅器
Ａ1の出力側からは２．０６Ｖ〜２．７３Ｖの信号が出
力され、ある被試験物の適正叩力値Ｇ3の大きさを１８
０Ｇ〜２４０Ｇの範囲と仮定した場合にセンサー信号増
幅器Ａ1の出力側からは３．０９Ｖ〜４．１１Ｖの信号
が出力されるように構成する。
れる加速度センサーで、このセンサーＳは叩力に応じた
大きさの信号（電圧）を発生する。Ａ1は上記センサー
Ｓの出力側に接続されたセンサー信号増幅器で、上記セ
ンサーＳの出力信号を増幅する。例えば、ある被試験物
の適正叩力値Ｇ1の叩力の大きさを６０Ｇ〜８０Ｇの範
囲と仮定した場合に、センサー信号増幅器Ａ1の出力側
からは１．０３Ｖ〜１．３７Ｖの信号が出力され、又あ
る被試験物の適正叩力値Ｇ2の叩力の大きさを１２０Ｇ
〜１６０Ｇの範囲と仮定した場合にセンサー信号増幅器
Ａ1の出力側からは２．０６Ｖ〜２．７３Ｖの信号が出
力され、ある被試験物の適正叩力値Ｇ3の大きさを１８
０Ｇ〜２４０Ｇの範囲と仮定した場合にセンサー信号増
幅器Ａ1の出力側からは３．０９Ｖ〜４．１１Ｖの信号
が出力されるように構成する。
Ａ2はセンサー信号増幅器Ａ1の出力側に接続されたスケ
ール変換増幅器で、このスケール変換増幅器Ａ2は例え
ば上記ある被試験物に対する適正叩力値Ｇ1，Ｇ2，Ｇ3
に応じた３段階の切換接点に切換できるレンジ切換器Ｇ
を備えており、このレンジ切換器Ｇの切換に応じた増幅
度で上記増幅器Ａ1より出力された信号のスケール変換
を行ないスケール変換信号を出力する。
ール変換増幅器で、このスケール変換増幅器Ａ2は例え
ば上記ある被試験物に対する適正叩力値Ｇ1，Ｇ2，Ｇ3
に応じた３段階の切換接点に切換できるレンジ切換器Ｇ
を備えており、このレンジ切換器Ｇの切換に応じた増幅
度で上記増幅器Ａ1より出力された信号のスケール変換
を行ないスケール変換信号を出力する。
例えば適正叩力値６０〜８０Ｇ（１．０３〜１．３７
Ｖ）の被測定物の衝撃試験を行なう場合、上記レンジ切
換器Ｇを該値Ｇ1に相当する切換接点に切換する。これ
によって利得設定抵抗が切換わり増幅器Ａ2の増幅度が
変化し該増幅度に応じたスケール変換を行ない、上記切
換に応じ例えば１．０３〜１．３７Ｖを２倍した２．０
６〜２．７４Ｖのスケール変換信号を出力する。同様に
値Ｇ2，Ｇ3に相当する切換接点に切換された場合には、
夫々の利得設定抵抗に応じた信号増幅度に設定され、次
に述べるウインドコンパレータＡによって、上記切換ら
れた適正叩力の範囲の信号のみを拾い照光器（例えばＬ
ＥＤ）等の表示器Ｌを動作させるようにしたものであ
る。
Ｖ）の被測定物の衝撃試験を行なう場合、上記レンジ切
換器Ｇを該値Ｇ1に相当する切換接点に切換する。これ
によって利得設定抵抗が切換わり増幅器Ａ2の増幅度が
変化し該増幅度に応じたスケール変換を行ない、上記切
換に応じ例えば１．０３〜１．３７Ｖを２倍した２．０
６〜２．７４Ｖのスケール変換信号を出力する。同様に
値Ｇ2，Ｇ3に相当する切換接点に切換された場合には、
夫々の利得設定抵抗に応じた信号増幅度に設定され、次
に述べるウインドコンパレータＡによって、上記切換ら
れた適正叩力の範囲の信号のみを拾い照光器（例えばＬ
ＥＤ）等の表示器Ｌを動作させるようにしたものであ
る。
Ａはスケール変換増幅器Ａ2の出力側に接続されたウイ
ンドコンパレータで、アッパーリミッターＡ3とロアー
リミッターＡ4とで構成されており、例えば第３図に示
すようにアッパーリミッターＡ3のアッパーリミットー
を２．７３Ｖとし、ロアーリミッターＡ4のロアーリミ
ットーを２．０６Ｖに設定したと仮定すると、アッパー
リミッターＡ4は２．７３Ｖよりも小さい信号の場合に
表示器の動作信号、例えば５Ｖを出力し、それよりも大
きい信号の場合には０Ｖを出力し、又ロアーリミッター
Ａ4は２．０６Ｖよりも大きい信号の場合に表示器の動
作信号、例えば５Ｖを出力し、それよりも小さい信号の
場合には０Ｖを出力し、両リミッターＡ3，Ａ4のワイア
ド・オアを表示器Ｌの入力信号とする。即ち、一方が５
Ｖ、他方が０Ｖを出力した場合には表示器の動作信号が
得られる、双方が５Ｖを出力した場合にのみ表示器の動
作信号が得られる。即ち両リミッターＡ3，Ａ4にロアー
リミット（２．０６Ｖ）とアッパーリミット（２．７３
Ｖ）の範囲の信号がウインドコンパレータＡに入力した
場合にのみ表示器Ｌの動作信号を出力するのである。
ンドコンパレータで、アッパーリミッターＡ3とロアー
リミッターＡ4とで構成されており、例えば第３図に示
すようにアッパーリミッターＡ3のアッパーリミットー
を２．７３Ｖとし、ロアーリミッターＡ4のロアーリミ
ットーを２．０６Ｖに設定したと仮定すると、アッパー
リミッターＡ4は２．７３Ｖよりも小さい信号の場合に
表示器の動作信号、例えば５Ｖを出力し、それよりも大
きい信号の場合には０Ｖを出力し、又ロアーリミッター
Ａ4は２．０６Ｖよりも大きい信号の場合に表示器の動
作信号、例えば５Ｖを出力し、それよりも小さい信号の
場合には０Ｖを出力し、両リミッターＡ3，Ａ4のワイア
ド・オアを表示器Ｌの入力信号とする。即ち、一方が５
Ｖ、他方が０Ｖを出力した場合には表示器の動作信号が
得られる、双方が５Ｖを出力した場合にのみ表示器の動
作信号が得られる。即ち両リミッターＡ3，Ａ4にロアー
リミット（２．０６Ｖ）とアッパーリミット（２．７３
Ｖ）の範囲の信号がウインドコンパレータＡに入力した
場合にのみ表示器Ｌの動作信号を出力するのである。
尚、上記アッパーリミットとロアーリミットを適正叩力
値Ｇ2と同じ２．０６Ｖと２．７３Ｖの範囲に設定した
場合について説明したが、これに拘束されるものでない
ことは勿論である。
値Ｇ2と同じ２．０６Ｖと２．７３Ｖの範囲に設定した
場合について説明したが、これに拘束されるものでない
ことは勿論である。
Ａ5はウインドコンパレータＡの出力側に接続されたタ
イマーで、このタイマーＡ5は第３図に示すように表示
器Ｌの点灯時間を設定する。尚、上記表示器Ｌはブザー
を含む。
イマーで、このタイマーＡ5は第３図に示すように表示
器Ｌの点灯時間を設定する。尚、上記表示器Ｌはブザー
を含む。
上述した回路構造のうち加速度センサーＳを除く回路は
電源電池と一緒に上述したハンマー１の把持部５内に組
込まれ、センサー収納部３に設置された加速度センサー
Ｓと柄２を通して結線される。又増幅器Ａ1はセンサー
収納部３内に設置しても良い。
電源電池と一緒に上述したハンマー１の把持部５内に組
込まれ、センサー収納部３に設置された加速度センサー
Ｓと柄２を通して結線される。又増幅器Ａ1はセンサー
収納部３内に設置しても良い。
レンジ切換器Ｇの操作ツマミＧＳは把持部５の適所、例
えば把持部５後端面に設け、電源スイッチＳＷは把持部
５を把持したときに手の平で押圧されて電源がＯＮされ
るように把持部５の把持面に設け、表示器Ｌは把持部５
の把持時に手でかくれない位置に設ける。
えば把持部５後端面に設け、電源スイッチＳＷは把持部
５を把持したときに手の平で押圧されて電源がＯＮされ
るように把持部５の把持面に設け、表示器Ｌは把持部５
の把持時に手でかくれない位置に設ける。
尚第２図において電源電池及びその安定化回路が省略さ
れている。
れている。
上述のように構成された本考案の衝撃測定用ハンマーの
動作につき説明する。同説明を簡略するため、適正叩力
値１２０〜１６０Ｇの被測定物の試験を行なう場合につ
いて説明する。先ずレンジ切換器Ｇの操作ツマミＧＳを
適正叩力値Ｇ2に相当する切換接点に切換する。
動作につき説明する。同説明を簡略するため、適正叩力
値１２０〜１６０Ｇの被測定物の試験を行なう場合につ
いて説明する。先ずレンジ切換器Ｇの操作ツマミＧＳを
適正叩力値Ｇ2に相当する切換接点に切換する。
このように設定されたハンマー１で例えば予め試験装置
にセットされている被測定物を叩くと、センサーＳでそ
の叩力に応じた大きさの信号（電圧）が発生される。
にセットされている被測定物を叩くと、センサーＳでそ
の叩力に応じた大きさの信号（電圧）が発生される。
この信号をセンサー信号増幅器Ａ1で所定の大きさに増
幅される。即ち６０Ｇ〜８０Ｇの範囲の叩力で被測定物
が叩かれた場合には、１．０３Ｖ〜１．３７Ｖの範囲の
信号が出力され、１２０Ｇ〜１６０Ｇの範囲の叩力で叩
かれた場合には、２．０６Ｖ〜２．７３Ｖの範囲の信号
が出力され、１８０Ｇ〜２４０Ｇの範囲の叩力で叩かれ
た場合には３．０９Ｖ〜４．１１Ｖの範囲の信号が出力
される。即ちその時の叩力によって異なる大きさの信号
がセンサー信号増幅器Ａ1の出力側から出力される。こ
の大小様々の出力信号はスケール変換増幅器Ａ2で、上
記レンジ切換器Ｇにより切換設定された増幅度に応じて
増幅され、即ちスケール変換されて出力される。
幅される。即ち６０Ｇ〜８０Ｇの範囲の叩力で被測定物
が叩かれた場合には、１．０３Ｖ〜１．３７Ｖの範囲の
信号が出力され、１２０Ｇ〜１６０Ｇの範囲の叩力で叩
かれた場合には、２．０６Ｖ〜２．７３Ｖの範囲の信号
が出力され、１８０Ｇ〜２４０Ｇの範囲の叩力で叩かれ
た場合には３．０９Ｖ〜４．１１Ｖの範囲の信号が出力
される。即ちその時の叩力によって異なる大きさの信号
がセンサー信号増幅器Ａ1の出力側から出力される。こ
の大小様々の出力信号はスケール変換増幅器Ａ2で、上
記レンジ切換器Ｇにより切換設定された増幅度に応じて
増幅され、即ちスケール変換されて出力される。
このスケール変換された出力信号を次段のウインドコン
パレータＡに入力する。このウインドコンパレータＡ3
おいては、ロアーリミッターＡ4とアッパーリミッター
Ａ3で設定された範囲（２．０６Ｖ〜２．７３Ｖ）の電
圧信号が入力された場合にのみ表示器の動作信号を出力
し表示器を動作せしめる。
パレータＡに入力する。このウインドコンパレータＡ3
おいては、ロアーリミッターＡ4とアッパーリミッター
Ａ3で設定された範囲（２．０６Ｖ〜２．７３Ｖ）の電
圧信号が入力された場合にのみ表示器の動作信号を出力
し表示器を動作せしめる。
この出力によって表示器、例えばランプＬは第３図に示
すように、タイマーＡ5で設定された時間だけ点灯す
る。
すように、タイマーＡ5で設定された時間だけ点灯す
る。
例えば上記切換設定された増幅度を１と仮定し、６０Ｇ
〜８０Ｇの叩力で叩かれた場合には、１．０３〜１．３
７Ｖをそのまま出力し、１２０Ｇ〜１６０Ｇの叩力で叩
かれた場合には２．０６〜２．７３Ｖを出力し、同様に
１８０〜２４０Ｇの叩力で叩かれた場合には３．０６〜
４．１１Ｖをそのまま出力しウインドコンパレータＡで
は２．０６〜２．７３Ｖの入力があった場合にのみ表示
器Ｌを動作する。この表示器Ｌ、例えば照光器の点灯に
よって試験者は被試験物に応じた適正叩力によって被試
験物が叩かれていることを知ることができる。
〜８０Ｇの叩力で叩かれた場合には、１．０３〜１．３
７Ｖをそのまま出力し、１２０Ｇ〜１６０Ｇの叩力で叩
かれた場合には２．０６〜２．７３Ｖを出力し、同様に
１８０〜２４０Ｇの叩力で叩かれた場合には３．０６〜
４．１１Ｖをそのまま出力しウインドコンパレータＡで
は２．０６〜２．７３Ｖの入力があった場合にのみ表示
器Ｌを動作する。この表示器Ｌ、例えば照光器の点灯に
よって試験者は被試験物に応じた適正叩力によって被試
験物が叩かれていることを知ることができる。
上述したスケール変換増幅器Ａ2のレンジ切換を３段階
として例示し、一個のハンマーで異なる被測定物に対し
三つのレンジで使い分けできる構成としたものである
が、本考案のハンマーは上述の実施例に限定されること
なく、レンジの切換数を任意数に設定して実施すること
ができる。
として例示し、一個のハンマーで異なる被測定物に対し
三つのレンジで使い分けできる構成としたものである
が、本考案のハンマーは上述の実施例に限定されること
なく、レンジの切換数を任意数に設定して実施すること
ができる。
考案の効果 以上説明した通り、本考案の衝撃試験用ハンマーによれ
ば、異なった被試験物に応じてスケール変換増幅器を切
換えて試験に供することができ、被試験物が同試験物に
よって異なる適正叩力で叩かれた場合にのみ上記ウイン
ドコンパレータが表示器の動作信号を出力し同表示器を
動作させることができる。即ち適正叩力の異なる試験物
を試験する場合には上記の如くスケール変換増幅器を切
換えることにより、一個のハンマーで複数の被試験物の
良否を適正に判別する試験が行なえる。
ば、異なった被試験物に応じてスケール変換増幅器を切
換えて試験に供することができ、被試験物が同試験物に
よって異なる適正叩力で叩かれた場合にのみ上記ウイン
ドコンパレータが表示器の動作信号を出力し同表示器を
動作させることができる。即ち適正叩力の異なる試験物
を試験する場合には上記の如くスケール変換増幅器を切
換えることにより、一個のハンマーで複数の被試験物の
良否を適正に判別する試験が行なえる。
又被試験物を適正叩力の下限と上限の範囲を越える叩力
で叩いた場合には、ウインドコンパレータにより表示器
を不動作とするので、非適正叩力であることを知ること
ができ、これを知らずに被試験物を必要以上に強く叩き
損傷する不具合を可及的に防止することができる。
で叩いた場合には、ウインドコンパレータにより表示器
を不動作とするので、非適正叩力であることを知ること
ができ、これを知らずに被試験物を必要以上に強く叩き
損傷する不具合を可及的に防止することができる。
図面は本考案の衝撃測定用ハンマーの一実施例を示し、
第１図は同ハンマーの一部を切欠して示す全体側面図、
第２図は第１図のハンマーに組込まれる回路図、第３図
は第２図の回路図の動作説明図である。 １…衝撃測定用ハンマー、２…柄、３…センサー収納
部、４…叩打部、５…把持部、Ｓ…加速度センサー、Ａ
1…センサー信号増幅器、Ｇ…レンジ切換器、Ａ2…スケ
ール変換増幅器、Ａ…ウインドコンパレータ、Ａ3…ア
ッパーリミッター、Ａ4…ロアーリミッター、Ａ5…タイ
マー、Ｌ…表示器、ＧＳ…レンジ切換器Ｇの操作ツマ
ミ、ＳＷ…電源スイッチ。
第１図は同ハンマーの一部を切欠して示す全体側面図、
第２図は第１図のハンマーに組込まれる回路図、第３図
は第２図の回路図の動作説明図である。 １…衝撃測定用ハンマー、２…柄、３…センサー収納
部、４…叩打部、５…把持部、Ｓ…加速度センサー、Ａ
1…センサー信号増幅器、Ｇ…レンジ切換器、Ａ2…スケ
ール変換増幅器、Ａ…ウインドコンパレータ、Ａ3…ア
ッパーリミッター、Ａ4…ロアーリミッター、Ａ5…タイ
マー、Ｌ…表示器、ＧＳ…レンジ切換器Ｇの操作ツマ
ミ、ＳＷ…電源スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項１】被試験物に応じた適正叩力によって、該被
試験物の良否を試験する衝撃試験用ハンマーであって、
該ハンマーの頭部には叩力に応じた大きさの信号を発生
する衝撃加速度センサーを組込み、同ハンマーの把持部
には被試験物の適正叩力に応じ増幅度が切換られ、該切
換られた増幅度に従い上記センサーの出力信号をスケー
ル変換するレンジ切換器を備えたスケール変換増幅器
と、この増幅器のスケール変換された信号のうち、上記
適正叩力に応じたスケール変換信号によって動作するウ
インドコンパレータと、このウインドコンパレータの出
力信号によって動作する表示器とよりなる回路を組込ん
だことを特徴とする衝撃試験用ハンマー。
Priority Applications (5)
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| JP1989042800U JPH06757Y2 (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 衝撃試験用ハンマー |
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|---|---|---|---|
| JP1989042800U JPH06757Y2 (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 衝撃試験用ハンマー |
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