JP2000060225A - 播種装置 - Google Patents
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- JP2000060225A JP2000060225A JP10233023A JP23302398A JP2000060225A JP 2000060225 A JP2000060225 A JP 2000060225A JP 10233023 A JP10233023 A JP 10233023A JP 23302398 A JP23302398 A JP 23302398A JP 2000060225 A JP2000060225 A JP 2000060225A
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Landscapes
- Sowing (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鎮圧具に泥土が付着せず、播種穴が確実にあ
き、播種した種子がセル中心に確実に落ちるような播種
機に用いられる鎮圧具を得ることを目的とするものであ
る。 【解決手段】 トレイ供給装置、養土充填機、播種機、
および覆土機を備えた播種プラントの播種装置におい
て、播種機の鎮圧具に洗浄水滲出用の孔を設けるように
構成する。
き、播種した種子がセル中心に確実に落ちるような播種
機に用いられる鎮圧具を得ることを目的とするものであ
る。 【解決手段】 トレイ供給装置、養土充填機、播種機、
および覆土機を備えた播種プラントの播種装置におい
て、播種機の鎮圧具に洗浄水滲出用の孔を設けるように
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレイ供給装置、
養土充填機、播種機、および覆土機を備えた播種プラン
トの播種装置における、播種機の鎮圧具に関するもので
ある。
養土充填機、播種機、および覆土機を備えた播種プラン
トの播種装置における、播種機の鎮圧具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、播種機の鎮圧具が鎮圧昇降機
構に支持され、該鎮圧昇降機構の昇降により、セル内に
充填された土に播種穴をあける播種装置は知られてい
る。
構に支持され、該鎮圧昇降機構の昇降により、セル内に
充填された土に播種穴をあける播種装置は知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな播種装置において、育苗箱全体が噴霧灌水された影
響で、鎮圧前に鎮圧具が灌水すると、該鎮圧具に泥土が
付着し、播種穴が所定位置にきれいにあかず、播種した
種子がセル中心に落ちないという問題がある。そこで、
本発明は、鎮圧具に泥土が付着せず、播種穴が確実にあ
き、播種した種子がセル中心に確実に落ちるような播種
機に用いられる鎮圧具を得ることを目的とするものであ
る。
うな播種装置において、育苗箱全体が噴霧灌水された影
響で、鎮圧前に鎮圧具が灌水すると、該鎮圧具に泥土が
付着し、播種穴が所定位置にきれいにあかず、播種した
種子がセル中心に落ちないという問題がある。そこで、
本発明は、鎮圧具に泥土が付着せず、播種穴が確実にあ
き、播種した種子がセル中心に確実に落ちるような播種
機に用いられる鎮圧具を得ることを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するために、次のような播種機の鎮圧具を提
供するものである。すなわち、トレイ供給装置、養土充
填機、播種機、および覆土機を備えた播種プラントの播
種装置において、播種機の鎮圧具に洗浄水滲出用の孔を
設けたことを特徴とする播種装置である。また、洗浄水
滲出用の孔は鎮圧具の上部に設けられていることを特徴
とする播種装置である。さらに、トレイ供給装置、養土
充填機、播種機、および覆土機を備えた播種プラントの
播種装置において、播種機の鎮圧具の外部近傍に洗浄水
または圧搾空気の吹付け具を複数設けたことを特徴とす
る播種装置である。
目的を達成するために、次のような播種機の鎮圧具を提
供するものである。すなわち、トレイ供給装置、養土充
填機、播種機、および覆土機を備えた播種プラントの播
種装置において、播種機の鎮圧具に洗浄水滲出用の孔を
設けたことを特徴とする播種装置である。また、洗浄水
滲出用の孔は鎮圧具の上部に設けられていることを特徴
とする播種装置である。さらに、トレイ供給装置、養土
充填機、播種機、および覆土機を備えた播種プラントの
播種装置において、播種機の鎮圧具の外部近傍に洗浄水
または圧搾空気の吹付け具を複数設けたことを特徴とす
る播種装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の播種プラントの正面図、図2
は、同じく播種プラントの詳細図である。(1)は育苗
箱(2)を多段に収納する育苗箱自動供給装置であり、
(4)は前記育苗箱自動供給装置(1)の下方に送り始
端側を臨ませて育苗箱自動供給装置(1)から供給され
る1枚毎の育苗箱(2)を後方に搬送する充填コンベア
である。(5)は充填コンベア(4)の送り中間部に設
けて床土ホッパー(6)内の床土を充填コンベア(4)
上の育苗箱(2)に供給する床土充填機である。(7)
は充填コンベア(4)の送り終端に連設する播種コンベ
アである。(8)は播種コンベア(7)の送り中間部に
設けて、コンベア上の床土充填機の育苗箱(2)に播種
を行う真空播種機である。(3)は真空播種機(8)の
鎮圧具(26)に給水供給するための給水タンクであ
る。(9)は播種コンベア(7)の送り終端に送り始端
を連設する覆土コンベアである。(10)は覆土コンベ
ア(9)の送り中間部に設けてコンベア(9)上の播種
後の育苗箱(2)に覆土を行なう覆土機であり、供給装
置(1)から育苗箱(2)を各コンベア(4)、
(7)、(9)で搬送中、育苗箱(2)に床土充填、播
種、覆土を行うように構成している。
する。図1は、本発明の播種プラントの正面図、図2
は、同じく播種プラントの詳細図である。(1)は育苗
箱(2)を多段に収納する育苗箱自動供給装置であり、
(4)は前記育苗箱自動供給装置(1)の下方に送り始
端側を臨ませて育苗箱自動供給装置(1)から供給され
る1枚毎の育苗箱(2)を後方に搬送する充填コンベア
である。(5)は充填コンベア(4)の送り中間部に設
けて床土ホッパー(6)内の床土を充填コンベア(4)
上の育苗箱(2)に供給する床土充填機である。(7)
は充填コンベア(4)の送り終端に連設する播種コンベ
アである。(8)は播種コンベア(7)の送り中間部に
設けて、コンベア上の床土充填機の育苗箱(2)に播種
を行う真空播種機である。(3)は真空播種機(8)の
鎮圧具(26)に給水供給するための給水タンクであ
る。(9)は播種コンベア(7)の送り終端に送り始端
を連設する覆土コンベアである。(10)は覆土コンベ
ア(9)の送り中間部に設けてコンベア(9)上の播種
後の育苗箱(2)に覆土を行なう覆土機であり、供給装
置(1)から育苗箱(2)を各コンベア(4)、
(7)、(9)で搬送中、育苗箱(2)に床土充填、播
種、覆土を行うように構成している。
【0006】充填機(5)はホッパー(6)中の床土を
育苗箱(2)に供給する床土供給コンベア(11)と、
育苗箱(2)に供給された床土表面を均平する均平丸ブ
ラシ(12)と、床土充填後のコンベア(4)による通
過時、育苗箱(2)上端との隙間を加圧空気でもって噴
出清掃する圧搾空気噴出装置(13)と、床土表面均平
後の育苗箱(2)に噴霧灌水を行う充填用灌水装置(1
4)と、育苗箱(2)に床土供給時、育苗箱(2)を振
動させて床土の供給を助長させる加振器(15)と、丸
ブラシ(12)のコンベア(4)下方位置に臨ませて落
下回収される床土を縦搬送装置(16)を介してホッパ
ー(6)に還元する回収コンベア装置(17)と、灌水
装置(14)のコンベア(4)下方に臨ませる充填用排
水樋(18)とを備えている。
育苗箱(2)に供給する床土供給コンベア(11)と、
育苗箱(2)に供給された床土表面を均平する均平丸ブ
ラシ(12)と、床土充填後のコンベア(4)による通
過時、育苗箱(2)上端との隙間を加圧空気でもって噴
出清掃する圧搾空気噴出装置(13)と、床土表面均平
後の育苗箱(2)に噴霧灌水を行う充填用灌水装置(1
4)と、育苗箱(2)に床土供給時、育苗箱(2)を振
動させて床土の供給を助長させる加振器(15)と、丸
ブラシ(12)のコンベア(4)下方位置に臨ませて落
下回収される床土を縦搬送装置(16)を介してホッパ
ー(6)に還元する回収コンベア装置(17)と、灌水
装置(14)のコンベア(4)下方に臨ませる充填用排
水樋(18)とを備えている。
【0007】真空播種機(8)は空気圧縮機(19)及
び真空ポンプ(20)を備え、播種コンベア(7)の駆
動をモータ(21)で行うものであり、種子ホッパー内
の種子を真空吸引力でもってノズルに吸着させて取出
し、コンベアで搬送する育苗箱に順次播種するようにな
っている。覆土機(10)はホッパー(22)内の覆土
を育苗箱(2)に供給する供給コンベア(23)と、こ
の覆土後、育苗箱(2)全体に噴霧灌水を行う覆土用灌
水装置(24)と、灌水装置(24)のコンベア(9)
下方位置に臨ませる覆土用排水樋(25)とを備えてい
る。したがって、育苗箱自動供給装置(1)から育苗箱
は床土充填機(8)で播種され、覆土機(10)で覆土
されるようになっている。以上のような播種プラントに
よれば、床土供給時、育苗箱(2)を振動させて床土の
供給を助長させる加振器(15)があり、また、丸ブラ
シ(12)のコンベア(4)下方位置に臨ませて落下回
収される床土を縦搬送装置(16)を介してホッパーに
還元する回収コンベア装置(17)があって床土のオー
バーフロー分を回収するようになっている。
び真空ポンプ(20)を備え、播種コンベア(7)の駆
動をモータ(21)で行うものであり、種子ホッパー内
の種子を真空吸引力でもってノズルに吸着させて取出
し、コンベアで搬送する育苗箱に順次播種するようにな
っている。覆土機(10)はホッパー(22)内の覆土
を育苗箱(2)に供給する供給コンベア(23)と、こ
の覆土後、育苗箱(2)全体に噴霧灌水を行う覆土用灌
水装置(24)と、灌水装置(24)のコンベア(9)
下方位置に臨ませる覆土用排水樋(25)とを備えてい
る。したがって、育苗箱自動供給装置(1)から育苗箱
は床土充填機(8)で播種され、覆土機(10)で覆土
されるようになっている。以上のような播種プラントに
よれば、床土供給時、育苗箱(2)を振動させて床土の
供給を助長させる加振器(15)があり、また、丸ブラ
シ(12)のコンベア(4)下方位置に臨ませて落下回
収される床土を縦搬送装置(16)を介してホッパーに
還元する回収コンベア装置(17)があって床土のオー
バーフロー分を回収するようになっている。
【0008】そして、真空播種機(8)は次のように構
成されている。すなわち、図3および図4において、播
種機(8)はトレイの各セル(a)に充填された表土表
面に播種用の凹み(A)を形成させる鎮圧体(26)
と、該鎮圧体(26)に洗浄水を供給する給水タンク
(3)を設け、前記鎮圧体(26)の昇降を行う鎮圧昇
降機構(27)と播種用の種子(B)を貯留するホッパ
ー(28)と該ホッパー(28)のノズル挿入口(2
9)に先端ノズル口(30a)を突入させて1粒の種子
(B)を真空吸引力でもって吸着取出しする吸着ノズル
(30)を備えている。
成されている。すなわち、図3および図4において、播
種機(8)はトレイの各セル(a)に充填された表土表
面に播種用の凹み(A)を形成させる鎮圧体(26)
と、該鎮圧体(26)に洗浄水を供給する給水タンク
(3)を設け、前記鎮圧体(26)の昇降を行う鎮圧昇
降機構(27)と播種用の種子(B)を貯留するホッパ
ー(28)と該ホッパー(28)のノズル挿入口(2
9)に先端ノズル口(30a)を突入させて1粒の種子
(B)を真空吸引力でもって吸着取出しする吸着ノズル
(30)を備えている。
【0009】さらに、ノズル挿入口(29)にノズル口
(30a)を突入させるべく上下及び前後方向にノズル
(30)を移動させるノズル移動機構(31)と、前記
ノズル挿入口(29)にノズル口(30a)突入時ホッ
パー(28)を回動させてノズル口(30a)近傍に種
子(B)を集合させるホッパー回動機構(32)と、前
記ノズル(30)でもってホッパー(28)より取出し
た種子(B)を放出落下させるガイド口(33)と、該
ガイド口(33)に播種ホース(34)を介して連通接
続させてガイド口(33)からの種子(B)を各ポット
内養土の凹み(A)に排出する播種口(35)とを備
え、ホッパー(28)内より種子(B)の1粒づつをノ
ズル(30)の真空吸引力で吸着取出して1粒或いは2
粒播きの播種を行うようにしている。
(30a)を突入させるべく上下及び前後方向にノズル
(30)を移動させるノズル移動機構(31)と、前記
ノズル挿入口(29)にノズル口(30a)突入時ホッ
パー(28)を回動させてノズル口(30a)近傍に種
子(B)を集合させるホッパー回動機構(32)と、前
記ノズル(30)でもってホッパー(28)より取出し
た種子(B)を放出落下させるガイド口(33)と、該
ガイド口(33)に播種ホース(34)を介して連通接
続させてガイド口(33)からの種子(B)を各ポット
内養土の凹み(A)に排出する播種口(35)とを備
え、ホッパー(28)内より種子(B)の1粒づつをノ
ズル(30)の真空吸引力で吸着取出して1粒或いは2
粒播きの播種を行うようにしている。
【0010】以上の如くトレイの各セル(a)に播種す
るには播種穴をあけて、種子(B)を播種している。こ
の鎮圧具(26)による播種穴をあけるには、図5の如
き円柱体の下端が裁頭円錐形に形成されている。このよ
うな鎮圧具(26)において、鎮圧作業前に鎮圧具(2
6)に泥土が付着せず、播種穴が確実にあき、トレイ中
心に種子が落ちる割合を上げることを目的とした播種装
置の第1実施例を説明する。洗浄水用滲出孔(26a)
を複数設けた鎮圧具(26)内の鉛直方向略中央に、洗
浄水用配管(26b)を貫通し、貫通された配管(26
b)の中途部あるいは先端部に放射状に放水孔(26
c)が複数穿設されている。そして、前記放水孔(26
c)は鎮圧具(26)に穿設された洗浄水用滲出孔(2
6a)に各々対応させて連通路を形成し、該洗浄水用滲
出孔(26a)は前記鎮圧具(26)の上方部に設られ
け、かつ複数段にわたり周面に設けられることにより、
より高い洗浄効果が得られる。なお、各々の鎮圧具(2
6)に嵌入された洗浄水用配管(26b)は、給水タン
ク(3)の洗浄水あるいは空気圧縮機(19)の圧搾空
気の何れかを選択して利用可能な流体共通配管(26
e)に接続されている。
るには播種穴をあけて、種子(B)を播種している。こ
の鎮圧具(26)による播種穴をあけるには、図5の如
き円柱体の下端が裁頭円錐形に形成されている。このよ
うな鎮圧具(26)において、鎮圧作業前に鎮圧具(2
6)に泥土が付着せず、播種穴が確実にあき、トレイ中
心に種子が落ちる割合を上げることを目的とした播種装
置の第1実施例を説明する。洗浄水用滲出孔(26a)
を複数設けた鎮圧具(26)内の鉛直方向略中央に、洗
浄水用配管(26b)を貫通し、貫通された配管(26
b)の中途部あるいは先端部に放射状に放水孔(26
c)が複数穿設されている。そして、前記放水孔(26
c)は鎮圧具(26)に穿設された洗浄水用滲出孔(2
6a)に各々対応させて連通路を形成し、該洗浄水用滲
出孔(26a)は前記鎮圧具(26)の上方部に設られ
け、かつ複数段にわたり周面に設けられることにより、
より高い洗浄効果が得られる。なお、各々の鎮圧具(2
6)に嵌入された洗浄水用配管(26b)は、給水タン
ク(3)の洗浄水あるいは空気圧縮機(19)の圧搾空
気の何れかを選択して利用可能な流体共通配管(26
e)に接続されている。
【0011】前記鎮圧具(26)に洗浄水が供給される
のは、鎮圧作業がされていない場合に限られることか
ら、流体共通配管(26e)に電磁弁(図示せず)を介
して切換弁(26d)が設けられ、前記電磁弁は播種作
業の一連の作業工程を制御している制御装置(図示せ
ず)により管理されるので、播種機が作業を行われてい
ない時間に前記電磁弁が作動し、鎮圧具(26)に洗浄
水を供給し、該鎮圧具(26)表面に穿設された複数の
洗浄用水滲出孔(26a)から洗浄水が滲出されるよう
に制御させている また、前記鎮圧具(26)に配管された洗浄水用配管
(26b)に接続された流体共通配管(26e)の端部
には切換弁(26d)が設けられ、該切換弁(26d)
にはタンク(3)から延設した洗浄水供給管(26g)
及び空気圧縮機(19)から延設した加圧空気供給管
(26f)がそれぞれ接続され、洗浄水に代えて圧搾空
気を利用し鎮圧具(26)の泥土、ゴミ等を払拭するこ
とができるように構成されている。
のは、鎮圧作業がされていない場合に限られることか
ら、流体共通配管(26e)に電磁弁(図示せず)を介
して切換弁(26d)が設けられ、前記電磁弁は播種作
業の一連の作業工程を制御している制御装置(図示せ
ず)により管理されるので、播種機が作業を行われてい
ない時間に前記電磁弁が作動し、鎮圧具(26)に洗浄
水を供給し、該鎮圧具(26)表面に穿設された複数の
洗浄用水滲出孔(26a)から洗浄水が滲出されるよう
に制御させている また、前記鎮圧具(26)に配管された洗浄水用配管
(26b)に接続された流体共通配管(26e)の端部
には切換弁(26d)が設けられ、該切換弁(26d)
にはタンク(3)から延設した洗浄水供給管(26g)
及び空気圧縮機(19)から延設した加圧空気供給管
(26f)がそれぞれ接続され、洗浄水に代えて圧搾空
気を利用し鎮圧具(26)の泥土、ゴミ等を払拭するこ
とができるように構成されている。
【0012】このような構成によれば、播種工程を動作
する前に鎮圧具(26)表面は洗浄水の滲出により泥
土、ゴミ等の付着物が洗浄されクリーンな鎮圧具(2
6)が得られる。また、切換弁(26d)を作動して空
気圧縮機(19)からの圧搾空気を利用することで、洗
浄水を利用したと同等に鎮圧具(26)の泥土、ゴミ等
が払拭されるので、いずれの方式を利用しても鎮圧具
(26)の降下による播種穴はセル中心にしっかりとき
れいにあき、種子のセル中心に落ちる割合が上がり、種
子の良好な発育に寄与することが可能である。
する前に鎮圧具(26)表面は洗浄水の滲出により泥
土、ゴミ等の付着物が洗浄されクリーンな鎮圧具(2
6)が得られる。また、切換弁(26d)を作動して空
気圧縮機(19)からの圧搾空気を利用することで、洗
浄水を利用したと同等に鎮圧具(26)の泥土、ゴミ等
が払拭されるので、いずれの方式を利用しても鎮圧具
(26)の降下による播種穴はセル中心にしっかりとき
れいにあき、種子のセル中心に落ちる割合が上がり、種
子の良好な発育に寄与することが可能である。
【0013】上記の例は、鎮圧具に滲出用孔を設けた例
であるが、第2実施例として、鎮圧具近傍に洗浄水ある
いは圧搾空気の吹付け具を設けた例を図6に基づいて説
明する。図6は、真空播種機に吹付け具を取付けた正面
図である。播種機(8)機台のサイドフレーム(36
a)(36a)の内側に、多数の孔(38a)(38
a)を設けたパイプ状の吹付け具(38)の両端部を支
持する支持フレーム(37)(37)が各々並置され、
前記パイプ状の吹付け具(38)には給水タンク(3)
に接続された洗浄水供給管(26g)および空気圧縮機
(19)に接続された加圧空気供給管(26f)が切換
弁(26d)を介して洗浄水あるいは圧搾空気供給用の
流体共通配管(26e)に接続されている。また、吹付
け具(38)は、サイドフレーム(36a)の一側に設
けられたモータ(40)の駆動力を利用して、所定範囲
内で回動され、鎮圧具(26)に洗浄水あるいは圧搾空
気を吹付け可能な機能を有する鎮圧具(26)の清掃具
である。
であるが、第2実施例として、鎮圧具近傍に洗浄水ある
いは圧搾空気の吹付け具を設けた例を図6に基づいて説
明する。図6は、真空播種機に吹付け具を取付けた正面
図である。播種機(8)機台のサイドフレーム(36
a)(36a)の内側に、多数の孔(38a)(38
a)を設けたパイプ状の吹付け具(38)の両端部を支
持する支持フレーム(37)(37)が各々並置され、
前記パイプ状の吹付け具(38)には給水タンク(3)
に接続された洗浄水供給管(26g)および空気圧縮機
(19)に接続された加圧空気供給管(26f)が切換
弁(26d)を介して洗浄水あるいは圧搾空気供給用の
流体共通配管(26e)に接続されている。また、吹付
け具(38)は、サイドフレーム(36a)の一側に設
けられたモータ(40)の駆動力を利用して、所定範囲
内で回動され、鎮圧具(26)に洗浄水あるいは圧搾空
気を吹付け可能な機能を有する鎮圧具(26)の清掃具
である。
【0014】このような構成を有する播種機において、
鎮圧具(26)が鎮圧作業待機中であり、真空播種機
(8)上方に位置している場合に制御装置の指令に基づ
いて、吹付け用洗浄水あるいは空気のいずれかに選択切
換られ、選択された流体が吹付け具(38)に流入し、
同時にモータ(40)の回動により、該吹付け具(3
8)の直上に位置している鎮圧具(26)に流体を垂直
方向上方に吹付け、泥土あるいはゴミ等を払拭し、鎮圧
具(26)表面を清掃する。この操作により、鎮圧作業
前に鎮圧具(26)表面は常にクリーンに保持され、播
種穴が確実にあき、トレイ中心に種子が落ちる割合が上
がる等の効果を奏する。
鎮圧具(26)が鎮圧作業待機中であり、真空播種機
(8)上方に位置している場合に制御装置の指令に基づ
いて、吹付け用洗浄水あるいは空気のいずれかに選択切
換られ、選択された流体が吹付け具(38)に流入し、
同時にモータ(40)の回動により、該吹付け具(3
8)の直上に位置している鎮圧具(26)に流体を垂直
方向上方に吹付け、泥土あるいはゴミ等を払拭し、鎮圧
具(26)表面を清掃する。この操作により、鎮圧作業
前に鎮圧具(26)表面は常にクリーンに保持され、播
種穴が確実にあき、トレイ中心に種子が落ちる割合が上
がる等の効果を奏する。
【0015】さらに、第3実施例を図7に基づいて説明
する。真空播種機(8)の機台フレーム(36b)(3
6b)上に複数のノズル(39)(39)が載置され、
該ノズル(39)からの洗浄水あるいは圧搾空気の吹付
けにより鎮圧具(26)に付着した泥土あるいはゴミ等
が払拭される。すなわち、第2実施例と同様の機構を備
えた給水タンク(3)および空気圧縮機(19)からの
洗浄水あるいは圧搾空気のいずれかを選択して液体共通
配管(26e)に供給し、鎮圧具(26)のクリーンに
するものであり、第1および第2実施例と同等の機能を
有するものである。
する。真空播種機(8)の機台フレーム(36b)(3
6b)上に複数のノズル(39)(39)が載置され、
該ノズル(39)からの洗浄水あるいは圧搾空気の吹付
けにより鎮圧具(26)に付着した泥土あるいはゴミ等
が払拭される。すなわち、第2実施例と同様の機構を備
えた給水タンク(3)および空気圧縮機(19)からの
洗浄水あるいは圧搾空気のいずれかを選択して液体共通
配管(26e)に供給し、鎮圧具(26)のクリーンに
するものであり、第1および第2実施例と同等の機能を
有するものである。
【0016】
【発明の効果】本発明の、トレイ供給装置、養土充填
機、播種機、および覆土機を備えた播種プラントの播種
装置において、請求項1のものによれば、鎮圧具に土が
付着せず、播種穴が確実にあき、種子がセル中心に落ち
る割合が上がり、種子の良好な発育効果がより以上に上
がる。また、請求項2のものによれば、洗浄水が鎮圧具
の上部から滲出するので、より高い洗浄効果が得られ、
鎮圧具全体が常に清潔に保たれる。さらに、請求項3の
ものによれば、鎮圧具に土が付着せず、播種孔が確実に
あくとともに、鎮圧具本体には何らの細工を必要とせ
ず、簡単な吹付け具で鎮圧具の清掃が可能である。
機、播種機、および覆土機を備えた播種プラントの播種
装置において、請求項1のものによれば、鎮圧具に土が
付着せず、播種穴が確実にあき、種子がセル中心に落ち
る割合が上がり、種子の良好な発育効果がより以上に上
がる。また、請求項2のものによれば、洗浄水が鎮圧具
の上部から滲出するので、より高い洗浄効果が得られ、
鎮圧具全体が常に清潔に保たれる。さらに、請求項3の
ものによれば、鎮圧具に土が付着せず、播種孔が確実に
あくとともに、鎮圧具本体には何らの細工を必要とせ
ず、簡単な吹付け具で鎮圧具の清掃が可能である。
【図1】播種プラントの正面図
【図2】播種プラントの詳細図
【図3】播種機の正面図
【図4】第1実施例に係る鎮圧具の取付け説明図
【図5】鎮圧具の拡大図
【図6】第2実施例に係る鎮圧具の取付け説明図
【図7】第3実施例に係る鎮圧具の取付け説明図
1 育苗箱自動供給装置
3 給水タンク
5 床土充填機
8 真空播種機
10 覆土機
19 空気圧縮機
26 鎮圧具
26a 洗浄水用滲出孔
26b 洗浄水用配管
26c 放水孔
26d 切換弁
26e 流体共通配管
26f 加圧空気供給管
26g 洗浄水供給管
36a サイドフレーム
36b 機台フレーム
37 支持フレーム
38 吹付け具
39 ノズル
40 モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 トレイ供給装置、養土充填機、播種機、
および覆土機を備えた播種プラントの播種装置におい
て、播種機の鎮圧具に洗浄水滲出用の孔を設けたことを
特徴とする播種装置。 - 【請求項2】 前記洗浄水滲出用の孔は鎮圧具の上部に
設けられていることを特徴とする請求項1に記載の播種
装置。 - 【請求項3】 トレイ供給装置、養土充填機、播種機、
および覆土機を備えた播種プラントの播種装置におい
て、播種機の鎮圧具の外部近傍に洗浄水または圧搾空気
の吹付け具を複数設けたことを特徴とする播種装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10233023A JP2000060225A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 播種装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10233023A JP2000060225A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 播種装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000060225A true JP2000060225A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16948602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10233023A Withdrawn JP2000060225A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 播種装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000060225A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101272085B1 (ko) * | 2011-04-08 | 2013-06-07 | 충청남도 태안군(태안군 농업기술센터장) | 분갈이용 배양용기의 배양토 충전장치 및 충전방법 |
CN114766134A (zh) * | 2022-03-14 | 2022-07-22 | 苏州朵唯智能科技有限公司 | 双通道式穴盘播种流水线 |
CN115428670A (zh) * | 2022-10-13 | 2022-12-06 | 山东大学 | 一种适用于育苗盆的自动清理-装填一体化系统 |
JP2023518138A (ja) * | 2021-04-14 | 2023-04-28 | 江▲蘇▼大学 | 吹付吸引式の電磁振動精密播種装置及びその制御方法 |
-
1998
- 1998-08-19 JP JP10233023A patent/JP2000060225A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101272085B1 (ko) * | 2011-04-08 | 2013-06-07 | 충청남도 태안군(태안군 농업기술센터장) | 분갈이용 배양용기의 배양토 충전장치 및 충전방법 |
JP2023518138A (ja) * | 2021-04-14 | 2023-04-28 | 江▲蘇▼大学 | 吹付吸引式の電磁振動精密播種装置及びその制御方法 |
CN114766134A (zh) * | 2022-03-14 | 2022-07-22 | 苏州朵唯智能科技有限公司 | 双通道式穴盘播种流水线 |
CN115428670A (zh) * | 2022-10-13 | 2022-12-06 | 山东大学 | 一种适用于育苗盆的自动清理-装填一体化系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051101 |