JP3389674B2 - 育苗用播種機の床土充填装置 - Google Patents

育苗用播種機の床土充填装置

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JP3389674B2
JP3389674B2 JP07564494A JP7564494A JP3389674B2 JP 3389674 B2 JP3389674 B2 JP 3389674B2 JP 07564494 A JP07564494 A JP 07564494A JP 7564494 A JP7564494 A JP 7564494A JP 3389674 B2 JP3389674 B2 JP 3389674B2
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寛 西山
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、育苗ポットに床土の供
給充填をし、次いで、播種する育苗用播種機に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】育苗ポットを移送するコンベヤ上に、床
土供給装置及び播種装置を設け、育苗ポット内への床土
の供給充填と播種を自動的に行う育苗用播種機が広汎に
使用されている。この種の育苗用播種機はポット苗用の
育苗ポットに床土を供給し、移送中の育苗ポットを上下
に振動させながら、ポット内に床土の充填を促進させて
いる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】床土の供給された育苗
ポットが移送される途中で、振動装置によって上下に振
動されると育苗ポットP内上部に空間部ができて、良
好に床土が充填されないという問題点が発生する。そこ
で、この発明は、このような問題点を解消しようとする
ものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成した。すなわち、所定方向
に育苗ポットを移送しつつ、その移送中の育苗ポットに
床土の充填及び播種をする育苗用播種機において、育苗
ポットP,P,…の移送方向上手側で床土を繰り出す第
1の床土繰出部5bと、該第1の床土繰出部5bにより
床土が供給された育苗ポットP内への土詰めを振動によ
り促進する振動装置Fと、該第1の床土繰出部5bに対
し育苗ポットP,P,…の移送方向下手側で床土を繰り
出す第2の床土繰出部5b’とを設けたことを特徴とす
育苗用播種機の床土充填装置の構成としている。 【0005】 【作用】図17に示すように、育苗ポットP,P,…の
移送上手側の第1の床土繰出部5bから床土が繰り出さ
れて育苗ポットP,P,…に供給され、次いで、下手側
への移送中に上下の振動により育苗ポットP,P,…内
の底部に床土が詰め込まれ、上部に空間部が形成され
る。次いで、第2の床土繰出部5b’から2度目の床土
が育苗ポットP,P,…の上部空白部に供給され、育苗
ポットP,P,…内に十分に床土が充填される。 【0006】 【実施例】以下、図面に示すこの発明の一実施例につい
て説明する。まず、播種機の全体的な構成を説明する。
この播種機は、図1に示すように、連続移送用の第1コ
ンベヤ1,連続移送と間歇移送とを切替可能な播種コン
ベヤ2及び連続移送用の第2コンベヤ3が、移送上手側
から下手側に順次連ねて配置されており、これらのコン
ベヤ1、2、3上を順次引き継がれて苗箱4等の容器が
移送される構成である。そして、第1コンベヤ1上に
は、床土供給装置5及び鎮圧・均平装置6が順次配置さ
れており、また、播種コンベヤ2上には播種装置7が配
置されており、第2コンベヤ3上には覆土供給装置8及
び灌水装置9が配置されている。この構成により、移送
上手側の第1コンベヤ1の始端部に載せられた苗箱等
は、初めに床土が詰められると共に鎮圧・均平され、次
に播種コンベヤ2に引き継がれて播種され、ついで、第
2コンベヤ3に引き継がれて、覆土・灌水されて播種作
業が完了する。 【0007】次に、上記播種機の各装置について具体的
に説明する。図2〜図4に示すように、1は第1コンベ
ヤで、フレーム1a、1a間に円柱状のゴムロールから
なる移送ローラー1b,1b,…が複数本軸支され、こ
れらの移送ローラー1b,1b,…が移送モータM1に
より駆動される構成である。これにより、移送ローラー
1b,1b,…上に載せられた苗箱は、移送モータM1
が回転すると、ローラー回転方向に連続移送され、モー
タが停止すると移送が停止される。 【0008】2は播種コンベヤで、フレーム2a,2a
で支持された複数のローラー軸2b,2cにローラー2
d,2eがそれぞれ取り付けられ、そのローラー2d,
2eに移送ベルト2fが巻き掛けられている。そして、
一方のローラー軸2b、即ち、播種コンベヤ2の駆動軸
には、連続移送用の駆動モータM2による連続駆動機
構、及び、間歇移送用のエアーシリンダC1による間歇
駆動機構とが連動連結されている。次に、具体的に説明
すると、まず、図3に示すように、ローラー軸2bに
は、連続移送用のスプロケット10が連続駆動側一方向
クラッチ10aを介して取り付けられており、そのスプ
ロケット10と駆動モータM2の駆動軸12に一体回転
するように取り付けた連続駆動スプロケット12aとの
間に、チェン13が巻き掛けられて、連続駆動機構が構
成されている。これにより、駆動モータM2が駆動回転
すると、その駆動モータM2の連続回転がローラー軸2
bへ伝動して播種コンベヤ2が連続移送状態になり、ま
た、駆動モータM2が駆動しないときには、間歇駆動機
構によりローラー軸2b側が間歇駆動されても、駆動モ
ータM2は強制的に回転されることはない。 【0009】また、ローラー軸2bには、間歇移送用の
スプロケット11が取り付けられていて、そのスプロケ
ット11と間歇駆動軸14に一体回転するように取り付
けた間歇駆動スプロケット15とに、チェン16が巻き
掛けられ、更に、間歇駆動軸14には、間歇駆動側一方
向クラッチ17を介してアーム筒18が取り付けられて
いて、そのア−ム筒18にはアーム18aの基部が固着
されると共に、ア−ム18aの自由端側には歇駆動用の
エアーシリンダC1のピストンC1aを連結して、間歇
駆動機構が構成されている。間歇駆動側の一方向クラッ
チ17により、エアーシリンダC1のピストンC1aが
突出してアーム筒18が回転すると、間歇駆動軸14が
一体回転するよう伝動され、エアーシリンダC1のピス
トンC1aが引っ込んでアーム筒18が逆回転するとき
は、間歇駆動軸14には無駆動となり伝動しない。これ
により、エアーシリンダC1のピストンC1aが所定の
タイミングで一定ストロークにわたって、突出及び引っ
込み作動すると、間歇駆動軸14が一定角度づつ間歇に
回転して、ローラー軸2bが間歇駆動回転し、播種コン
ベヤ2が間歇移送状態となる。また、間歇駆動側一方向
クラッチ17を境界にして、間歇駆動側(エアーシリン
ダC1側)とローラー軸2b側との間で、間歇駆動側が
駆動側となるときには間歇駆動側からローラー軸2bへ
伝動して前述の通りの間歇回転がローラー軸2bへ伝動
し、また、エアーシリンダC1が作動せず、連続駆動機
構によりローラー軸2b側が連続駆動されると、間歇駆
動側一方向クラッチ17からエアーシリンダC1側へ
は、連続回転が伝達されることはない。尚、BLはブレ
ーキ装置で、間歇移送用のスプロケット11に一体的の
回転ディスク11aを挾持押圧して、ローラー軸2bに
ブレーキ作用を施し、間歇駆動時におけるローラー軸2
bの惰性回転を抑えるためのものである。 【0010】ところで、播種コンベヤ2の間歇移送量
は、移送される育苗ポットPのポットp…の移送方向の
ピッチ分、或はその倍数分になるように合わせておく必
要がある。播種コンベヤ2の間歇移送量を変更調節する
ときは、エアーシリンダC1のピストンC1aの突出・
引込のストロークを変更して行う。このエアーシリンダ
C1は、ピストンC1aが突出作動して、ピストンの先
端部がリターンスイッチSW(R)のスイッチ操作片に
当たり、スイッチが切り替わると、バルブV1が切り替
わり、ピストンC1aが引込作動に切り替わる。そし
て、ピストンC1aの段部C1a’が、シリンダ側のカ
ラーKのピストン停止用ボルトK1に当たって停止す
る。しかして、エアーシリンダC1のストロークは、そ
のピストン最大突出位置がリターンスイッチSW(R)
の位置P(a)により決まり、ピストン最大引込位置は
ピストン停止用ボルトK1の位置P(b)により決ま
る。そして、前記カラーKのピストン停止用ボルトK1
は、シリンダC1のピストン基部側に固着された筒K2
のネジ孔部にねじ込まれていて、固定ボルトK3により
固定される構成になっている。よって、ピストン停止用
ボルトK1の筒K2への固定位置を変更調節するだけ
で、ピストン最大引込位置を変更することができ、播種
コンベヤ2の間歇移送量を無段階に且つ容易に変更調節
することができる。 【0011】以上のように、播種コンベヤ2の駆動機構
が構成されているので、移送ベルト2f上に載せられた
苗箱は、モータM2或はエアーシリンダC1が作動する
ことにより、ベルト移動方向に連続移送あるいは間歇移
送される。3は第2コンベヤで、図2に示すように、フ
レーム3a,3a間に円柱状のゴムロールからなる移送
ローラー3b,3b,…が複数本軸支されていて、それ
らの移送ローラー3b,3b,…が、移送モータM3に
より回転駆動される。しかして、移送ローラー3b,3
b,…上に載せられた苗箱は、移送モータM3が回転す
ると、ローラーの回転方向に連続移送され、また、移送
モ−タM3が停止すると、移送は停止される。 【0012】前記コンベヤ1,2,3で育苗ポットPを
移送する場合は、図5(a)に示すように、一般的に用
いられている縦60cm・横30cmの合成樹脂製の苗
箱4に、育苗ポットPを嵌め込んで移送する。なお、育
苗ポットPは、紙製或は合成樹脂製で、多数の小さなポ
ットp…の開口部p1…側が縦横に連続していて、その
底部p2…側が個々に独立した形態のもので、底部p2
にはそれぞれ孔p3…が開けられている。 【0013】この育苗ポットPに播種するときは、図5
(b)に示すように、通常、育苗ポットPを開口部p1
…が上側になる状態で苗箱4あるいは別の育苗ポット移
送用トレイに載置して、まず、上から床土を供給し、次
いで播種し、次いで覆土するという工程で播種してい
く。また、図5(c)に示すように、育苗ポットPを逆
に底部p2側が上側になるように苗箱4に嵌め込んで、
まず、上から床土を供給して、底部p2の孔p3からポ
ットp…内へ床土を入り込ませ、次いで播種し、次いで
覆土していくという工程で播種することもできる。 【0014】床土供給装置5は、図2,図4,図6に示
すように、床土ホッパー5aとベルト式の床土繰出部5
bから構成されている。床土繰出部5bは、モータM4
により回転駆動されるローラー5cと従動ローラー5d
とに、ベルト5eが巻き掛けられ、ベルト5eの回転に
より、上部の床土ホッパー5aからの床土を定量づつ繰
出し、床土供給装置5の下をくぐるように移送される育
苗ポットP内に床土が供給されて行く。なお、モータM
4を可変速式のものとしておくと、ベルト5eの移送速
度を低速にすると、流動性の悪い床土の繰出に適し、ま
た、高速にすると、流動性の良い床土の繰出に適し、い
ずれの種類の床土でも適正繰出量とすることができる。 【0015】また、この床土供給装置5の下側の第1コ
ンベヤ1には、コンベヤ上を移送される苗箱4の底部に
作用して振動を与える苗箱振動装置Fが設けられてい
る。その苗箱振動装置Fは、次のように構成されてい
る。床土供給装置5から繰り出される床土の落下位置を
基準にして、上手側から下手側にかけて、振動ローラー
1c,1c,1cがフレーム1a,1a間に軸支されて
いて、その振動ローラー1c,1c,…にモータM1’
からチェンを介して伝動されて、移送ローラー1b,1
b,…と同じ方向に回転駆動される。しかして、振動ロ
ーラー1c,1c,…は、ローラー形状が角柱状で、そ
の角柱の角部の位置が同位相になるように取り付けられ
ていて、移送ローラー1b,1b,…で移送されてきた
苗箱4に、上下の振動を与えながら移送するものであ
る。 【0016】これにより、床土供給時に育苗ポットPが
苗箱振動装置Fにより上下に振動させられて、床土がポ
ットp…内にスムーズに且つ密に入り込んで行き、ポッ
トp…内の隅々まで床土が行き渡り、確実な土詰めが可
能となる。特に、育苗ポットPの底部p2が上側になる
状態で播種する場合(図5(c))には、効果的であ
る。また、振動ローラー1cの一部が床土供給装置5か
ら繰り出される床土の落下位置より上手側にも設けられ
ているので、床土の苗箱内への入りはじめ位置から振動
を与えることができ、床土が供給されている最中に下層
側へ床土が沈み込んで効率的な床土供給ができ、また、
床土落下位置より下手側に設ける苗箱振動区間も短くて
すむから播種機の機体長を短くできる。尚、モータM
1’は回転数が調節できるもので、振動ローラー1c,
1c,…が苗箱4に与える振動数を適宜調節できる。こ
れにより、床土の比重や成分が変わっても、育苗ポット
Pのポットp…内に適切に土詰めされる。 【0017】次に、鎮圧・均平装置6について説明す
る。第1コンベヤ1のフレーム1a、1a上面に固着さ
れた支持フレーム6b,6bに、円柱状の鎮圧ローラー
6aが上下調節自在に枢支されて、鎮圧部6Aが構成さ
れいる。また、その下手側には、フレーム1a,1aの
上面に固着された支持フレーム6d,6dに、放射状に
ブラシ毛を植設したロール状の前後一対の均平ブラシ6
c,6cが、上下位置調節可能に枢支され、モータM1
(図1に示す)から伝動されて、移送ローラー1b,1
b,…の移送回転方向とは逆方向に回転駆動するように
設けられて、均平部6Bが構成されている。これら鎮圧
ローラー6a及び均平ブラシ6c、6cは、上下に回動
可能な支持アーム6a’、6c’、6c’の先端部にそ
れぞれ取り付けられていて、苗箱4に載置されて移送さ
れてくる育苗ポットPに、鎮圧もしくは均平機能が作用
する作用位置と、該作用位置よりも上位に退避した非作
用位置に切り替えられる。各支持アーム6a’,6
c’,6c’の作動位置は、高さ調節ボルト6a”、6
c”、6c”で固定する。 【0018】また、鎮圧ローラー6aの上手側には、図
6に示すように、フレーム1a、1a上面に固着された
支持部材6f、6fに、平面視V型のスクレーパ6e,
6gが長孔部6e’、6g’で上下位置調節自在に支持
され、更に、鎮圧ローラー6aと均平ブラシ6cの間
に、平面視V型のゴムスクレーパ6gがフレーム1a,
1a上面に固着された支持部材6h、6hに、長孔部6
g’、6g’で上下位置調節可能に取り付けられてい
る。ゴムスクレーパ6gは、V型の型枠の下端に帯状の
ゴム板6g”を取り付けたものとなっている。尚、ゴム
スクレーパ6gと移送方向上手側の均平ブラシ6cの間
には、育苗ポットPのを浮き上がりを防止する押える押
えローラー6iが設けられている。この押えローラー6
iは移送ローラー1bの真上に位置し、育苗ポットP及
び苗箱4を上下から挟み付けるようになっている。 【0019】鎮圧ローラー6aの上手側のスクレーパ6
eで摺り落された後の床土上面位置は、図4に示すよう
に、育苗ポットPの上端位置より上方に位置している。
前記床土供給装置5によって育苗ポットPの上端よりも
上方に土層が残るよう多めに供給されているので、鎮圧
ローラー6aでの鎮圧により、育苗ポットPの各ポット
p内に床土が十分に充填される。そして、鎮圧された後
にゴムスクレーパ6gがゴム板6g”でこすり付けるよ
うにして床土を摺り落していくので、育苗ポットPの各
ポットp内への床土の充填が図られる。また、鎮圧後に
おいても苗箱上に残っている床土は、ゴムスクレーパ6
gで摺り落とされた後に、均平ブラシ6c,6cにより
均平されるので、均平性が向上する。 【0020】ところで、上記床土供給装置5及び鎮圧・
均平装置6で苗箱からこぼれ落ちた床土は、図1及び図
7に示すように、その下側に設けられた床土回収装置R
により回収されて、床土供給装置5の床土ホッパー5a
に戻される構成である。その床土回収装置Rは、まず、
こぼれ落ちる床土を受ける床土受けホッパーR1が第1
コンベヤ1のフレーム1a,1aの下側に設けられてい
る。その床土受けホッパーR1の内側底部には、床土供
給装置5の下側位置に設けられた床土排出口R2に移送
する移送装置R3(ラセン翼R3’がモータM(R)で
駆動される回転軸R3”に固着されている。)が設けら
れている。そして、床土排出口R2から排出される床土
は、床土エレベーター装置R4の下部の第1ホッパーR
5で受けられ、床土エレベータ装置R4の上部に設けら
れているモータM(E)で駆動される回転ローラーR6
a,R6bに巻き掛けられているベルトR7に取り付け
られているバケットR7a,7a,…で回収されて上方
に搬送される。しかして、バケットR7a,7a,…で
上方に揚送された床土は、投出筒R8を経て床土供給装
置5の床土ホッパー5a内に戻される構成である。尚、
床土エレベータ装置R4における第1ホッパーR5の反
対側には、第2ホッパーR9が設けられていて、床土ホ
ッパー5aへの床土補給時は、ここから床土を投入して
行う。 【0021】次に、播種装置7を図8〜図13に基づき
説明する。即ち、種子S…を一粒づつ吸着する吸着ノズ
ル19,19,…の基部側が、エアータンク20に取り
付けられている。この吸着ノズル19,19,…の数
は、前記育苗ポットPにおける移送方向に対する左右方
向のポットp,p,…の数(10個)に対応して設けら
れている。エアータンク20はバキュウム装置Vと接続
しており、吸着ノズル19,19,…が種子S…を収容
する種子受け桶21上に移動したときに関連して、バキ
ュウム装置Vが吸引作動し、図12に示すように、受け
桶21に収容された種子S…を吸着ノズル19,19,
…の先端口に種子を一粒づつ吸着する。そして、図9に
示すように、エアータンク20の左右両側部には、回動
アーム22a,22aが回動自在に取り付けられてい
て、その回動アーム22a,22aは回動軸22b,2
2bに一体的に取り付けられ、その一方の回動軸22b
には、作動アーム22cが一体的に取り付けられて、こ
の作動ア−ム22cはエアーシリンダC2のピストンC
2aの先端に回動自在に連結している。 【0022】また、エアータンク20の左右側には、図
10に示すように、ブラケット22d,22dを介して
一体的にロッド22e,22eが取り付けられていて、
そのロッド22e,22eの先端側は、機枠に固着の支
持部材22f,22fとボールジョイント22g,22
gを介して、回動自在で且つロッド22e,22eの軸
方向に摺動自在に連結されている。しかして、前記のよ
うに吸着ノズル19,19,…の先端口に種子S…が吸
着されると、エアーシリンダC2のピストンC2aが突
出作動し、各ノズル19,19,…がそれに対応する受
け孔23a,23a,…を有する漏斗23,23,…上
に位置するようエアータンク20が移動する。そして、
前記バキュウム装置Vの作動が停止し、次いで、逆にエ
アーがノズル19…の先端口から吐出し、更に、ノズル
19,19,…の内側のニードル19a…が各ノズル1
9,19,…の先端口から突出する(図12(b))。
これにより、ノズル19,19,…の先端口に吸着して
いた種子S…が放出され、一粒づつ漏斗23,23,…
内に落下する。受け孔23a,23a,…の出口には、
それぞれ播種ホース24,24,…が連結されていて、
そのホース24,24,…の下端口に、播種ノズル2
5,25,…が取り付けられている。よって、漏斗2
3,23,…内に落下した種子S…は、ホース24,2
4,…内を通って播種ノズル25,25,…の下端口か
ら放出される。以上のように、この播種装置7は、吸着
ノズル19,19,…が種子を一粒づつ吸着して播種位
置に放出するものであり、また、吸着ノズル19,1
9,…の先端口の口径は小さいので、粒径の小さい裸種
子でも確実に一粒づつ播種できる。 【0023】なお、種子S,S,…を収容する受け桶2
1は、図11に示すように、ノズル19の口径ΦAより
も小さい小孔21’,21’,…が多数形成され、且
つ、受け桶21の中央下側に設けたバイブレータBによ
って振動する構成である。受け桶21の左右両側下側部
分B1、B1が、図8に示すように、弾性部材C,Cを
介して支持されていて、受け桶21に上下方向の振動が
与えられる。このバイブレータBによって受け桶21内
の種子S,S,…が上下に小さく跳ねまわり、浮遊中の
種子S,S,…が吸着ノズル19,19,…に吸着され
るようになっている。 【0024】また、受け桶21への種子S,S,…の供
給は、種子S,S,…を収容する種子タンク21aから
種子供給パイプ21bを経由して、受け桶21内に常に
定レベルになるように供給される。種子供給パイプ21
bの下端口は、受け桶21内に位置するように設けら
れ、且つ、その上下位置は位置調節具21cにより調節
できる構成である。 【0025】また、種子タンク21a内の種子が残り少
なくなって種子を補給するときは、その種子タンク21
aや受け桶21等を覆う播種装置上部側のカバー7a
が、蝶番7b…で上下回動自在に支持されているので、
カバー7aを上方に回動して、播種装置上部側を開放す
ると、種子タンク21aへ種子を補給できる。また、播
種装置上部側の各部メンテナンスも容易にできる。7
a’はカバー7aに固着の取っ手である。また、播種装
置上部側のカバー7a内には、図9に示すように、熱放
出量の比較的大きいランプLMPが設けられていて、カ
バー7aを開けてのメンテナンス時の照明になるととも
に、このランプLMPが放出する熱によりカバー7a内
の湿度を下げることができて、受け桶21内の種子表面
及び吸着ノズル19,19,…の先端口が乾いて、吸着
ノズル19,19,…への種子の吸着及び放出が確実と
なる。 【0026】播種装置7の播種ノズル25,25,…
は、育苗ポットPの移送方向に対して2列分のポット
p,p,…の個数分設けられ、それらの播種ノズル2
5,25,がポットp,p,…の配列ピッチに合わせ
て、ノズル固定プレート26に固定されている。その播
種ノズル25,25,…を固定するノズル固定プレート
26の両端部は、連結ロッド27,27にボルト27
a’、27a’で摺動不能に固定されている連結部材2
7a、27aに、ボルトで固定されている。連結ロッド
27,27は、ガイド体27b,27bに上下に摺動自
在に支持され、連結ロッド27,27の上端部が、播種
ノズル上下用シリンダC3,C4のピストンC3a,C
4aと連結し、ピストンC3a,C4aが同時に突出或
は引っ込み作動することにより、播種ノズル25,2
5,…が上下動する構成である。なお、播種ノズル上下
用シリンダC3、C4は復動式のものが採用されてい
る。 【0027】また、播種ノズル25,25,…の移送方
向上手側には、播種穴成形体28,28,…が、播種ノ
ズル25,25,…と同じ個数、ノズル固定プレート2
6に固定されている。その播種穴成形体28,28,…
は、下端部が円錐形状のもので、播種ノズル25,2
5,…に対応するポットp,p,…の直前の2列のポッ
トp,p,…の配列ピッチに合わせて、ノズル固定プレ
ート26に固定されている。前記播種ノズル上下用エア
ーシリンダC3,C4のピストンC3a,C4aが突出
作動して、固定プレート26が上から下に移動すると、
播種穴成形体28,28,…が下方に移送されてきてい
る苗箱4内の左右横2列分のポットp,p,…に対し、
各ポットp,p,…の穴p3,pp3,…に向けて下動
し、ポット内の床土B…上面に、播種穴H,H,…を成
形する。それと共に、播種ノズル25,25,…も前工
程で形成されたポットp,p,…内の各播種穴H,H,
…上に下動し、その播種穴H,H,…内に一粒ずつ播種
する。この間、播種コンベヤ2は移送停止状態にあり、
横2列のポットp,p,…への播種が完了すると、上下
用エアーシリンダC3,C4のピストンC3a,C4a
が引っ込み作動して、固定プレート26が下から上に移
動する。次いで、播種コンベヤ2が間歇移送作動して、
苗箱4が育苗ポットPのポット左右横方向2列分だけ移
送し再び停止する。そして、再び、上下用エアーシリン
ダC3,C4のピストンC3a,C4aが突出作動し
て、播種穴成形体28,28,…の直下の左右方向2列
のポットp,p,…に対して播種穴H,H,…を形成
し、播種ノズル25,25,…の下端口直下の左右方向
2列のポットp,p,…に対して播種する。 【0028】ところで、上記播種装置7で苗箱4内の育
苗ポットPの各ポットp,p,…内に播種される間は、
播種コンベヤ2は間歇移送状態となるが、その前後は連
続移送状態に切り替わる。即ち、図2に示すように、連
続移送状態で、苗箱の先端部が位置X1に移送される
と、第1苗箱位置検出器S1が検出し、播種コンベヤ2
を連続移送状態から間歇移送状態に切り替える。そし
て、間歇移送状態にて、各ポットp,p,…内に一粒づ
つ播種され、移送方向最後列のポットp,p,…が播種
ノズル25から播種された後で、苗箱4の先端部が位置
X2に移送されると、第2苗箱検出器S2が検出し、播
種コンベヤ2を間歇移送状態から連続移送状態に切り替
える。そして、次の苗箱4が移送上手側から前記位置X
1まで移送されてくると、再び間歇移送状態に切り替わ
る。ところで、第1コンベヤ1は、播種コンベヤ2が連
続移送状態のときは連続移送状態となり、播種コンベヤ
2が間歇移送状態のときは間歇移送状態となる。また、
第2コンベヤ3は、播種コンベヤ2が連続移送状態、間
歇移送状態にかかわらず、連続移送状態となっている
(図2)。 【0029】次に、図14について説明する。床土供給
装置5の下側の第1コンベヤ1には、コンベヤ上を移送
される苗箱4の底部に作用して振動を与える苗箱振動装
置Fが前述と同様に設けられている。床土供給装置5で
床土が供給された苗箱4は、移送ローラー1b,1b,
…で移送される途中において、角柱状の振動ローラー1
c,1c,…で上下の振動が与えられながら移送され
る。この移送ローラー1b,1b,…の上方位置には、
レ−キ31,31,…が設けられている。このレ−キ3
1,31,…は、苗箱4に載置された育苗ポットPの底
部P2が上側に位置した状態で、且つ、床土供給状態で
移送中において、その育苗ポットP,P,…の移送方向
に対する左右側のV型の間隔部P4,P4,…内にその
下端部が突入状態となるもので、間隔部P4,P4,…
の床土をほぐしながら左右側方に移動させるものであ
る。 【0030】床土の供給された苗箱4が移送中に、振動
ロ−ラ−1c,1c,…で振動されると、育苗ポット
P,P,…内の床土も前記振動により順次固められなが
ら詰め込まれ上部に空間部が形成される傾向にあるが、
苗箱4の育苗ポットP,P,…の間隔部P4,P4,…
の上方に位置している床土は、図14に示すように、固
められて上方に突出した突出床土部Tが形成される傾向
にあり、育苗ポットP,P,…の孔P3から育苗ポット
P,P,…内への床土の移動が停滞する。従って、育苗
ポットP,P,…内の床土が不足し、上方に空間部が形
成されるという問題点が発生する。 【0031】しかし、苗箱4に載置された育苗ポット
P,P,…の間隔部P4,P4,…の上方に位置して、
前述のようにレ−キ31,31,…を設けたので、振動
により固められた突出床土部Tはレ−キ31,31,…
で崩されながらながら周囲に移動され、孔P3から育苗
ポットP,P,…内に供給され、育苗ポットP内の床土
不足を解消して、床土を十分詰め込んだポット苗を作る
ことができ、また、移送中の育苗ポットP,P,…から
落下する床土を減少させることができる。 【0032】なお、レ−キ31,31,…は、移送方向
に沿って副数本配置する構成としたり、移送方向に沿っ
た所定厚さの有る板状体で構成してもよく、また、レ−
キ31を上下に調節して下方への突出長さを調節できる
構成としてもよく、また、レ−キ31の上端部を左右方
向の軸で回動自在に支持しておくと、苗箱4の前端部あ
るいは後端部が通過するときに、レ−キ31の下端部が
回動・退避し好都合である。また、レ−キ31,31,
…を、図14(b)に示すように、棒状のブラシ31a
で構成しても同様の効果が機体できる。 【0033】次に、図15について説明する。床土供給
装置5の下側の第1コンベヤ1には、コンベヤ上を移送
される育苗ポットP,P,…の載置された苗箱4の底部
に作用して振動を与える苗箱振動装置Fが前述と同様に
設けられている。床土供給装置5で床土が供給された育
苗ポットP,P,…は、移送ローラー1b,1b,…で
移送される途中において、角柱状の振動ローラー1c,
1c,…で上下の振動が与えられながら移送される。こ
の移送ローラー1b,1b,…の両側方には、縦方向の
側壁32,32が配置されている。この側壁32,32
の支持構成について説明すると、一対のスプロケット3
2a,32aを回転自在に軸支し、このスプロケット3
2a,32aにチエン32bを巻き掛け、このチエン3
2bに側壁32,32を支持している。この側壁32
は、移送ロ−ラ−1b,1b,…で移送される苗箱4及
び育苗ポットP,P,…の左右両側部に接近して、且
つ、同期して移動するものである。しかして、この側壁
32,32により、育苗ポットP,P,…に供給された
床土の落下が防止され、左右両側部に位置している育苗
ポットP,P,…内への床土の供給・詰込が確実化す
る。 【0034】次に、図16について説明する。この播種
機は、前述の実施例と同様に、連続移送用の第1コンベ
ヤ1,連続移送と間歇移送とを切替可能な播種コンベヤ
2,連続移送用の第2コンベヤ3,第1コンベヤ1上に
配置されている床土供給装置5及び鎮圧・均平装置6,
播種コンベヤ2上に配置されている播種装置7で構成さ
れている。 【0035】第1コンベヤ1の左右両側方には、床土供
給装置5の床土繰出位置から鎮圧・均平装置6の移送下
手側の均平ブラシ6cまでの間にわたって、移送中の苗
箱4・育苗ポットP,P,…の上端よりも高く、且つ、
苗箱4及びの左右側面部に接近しているガイド板33,
33を配置している。しかして、振動ローラー1c,1
c,…により振動されながら移送中の育苗ポットP,
P,…において、左右両側部からの床土のこぼれを防止
して、育苗ポットP,P,…の左右両側部への土の詰り
が良好になる。 【0036】次に、図17について説明する。この播種
機の第1コンベヤ1上に配置されている床土供給装置5
は、床土ホッパー5a,ベルト式で且つ苗箱4に載置さ
れた育苗ポットP,P,…の移送方向上手側で床土を繰
り出す第1の床土繰出部5b、及び、移送方向下手側で
床土を繰り出す第2の床土繰出部5b’から構成されて
いる。苗箱4に載置された育苗ポットP,P,…が上下
に振動しながら第1コンベヤ1で移送されると、移送上
手側の第1の床土繰出部5bから床土が繰り出されて育
苗ポットP,P,…に供給され、次いで、下手側への移
送中に上下の振動により、育苗ポットP,P,…内の底
部に床土が詰め込まれ、上部に空間部が形成される。次
いで、第2の床繰出部5b’から2度目の床土が育苗
ポットP,P,…の上部空白部に供給され、育苗ポット
P,P,…内に十分に床土が充填され、次いで、後続の
均平ブラシ6cで均平される。このように、1度目の床
土の供給部分に、振動ロ−ラ−1c,1c,…を配置
し、振動により育苗ポットP内への土詰めを促進し、次
いで、振動しない状態で育苗ポットP,P,…を所定距
離移送し、床土の詰込・締まりが安定した後に、2度目
の床土供給で育苗ポットP内の上部空白部に床土が供給
され、床土充填の安定化を図っている。 【0037】なお、図示の実施例に変えて、1度目の床
土の供給部から2度目の床土の供給部までの全移送行程
にわたって、振動ロ−ラ−1c,1c,…を配置する構
成とすると、1度目の供給部から2度目の供給部までの
距離を短くできる。次に、図18について説明する。連
続移送用の第1コンベヤ1,第1コンベヤ1上に配置さ
れている床土供給装置5,振動ロ−ラ−1c,1c,…
は、前述の実施例と同様に構成されている。第1コンベ
ヤ1の上方における床土供給装置5の床土供給部の上手
側には、移送途中の苗箱4内に載置されている育苗ポッ
トP,P,…の上下振動を防止するポット押え棒34,
34,…を配置している。支持棒35に軸支されている
取付軸36に、左右方向に所定間隔置きに複数本のポッ
ト押え棒34,34,…が取り付けられていて、苗箱4
内に底部P2を上側にして載置されている育苗ポット
P,P,…が移送されると、育苗ポットP,P,…のV
字型の間隔部P4,P4、…部分にポット押え棒34が
入り込んだ状態となり、移送中の苗箱4及び育苗ポット
Pの浮き上がりを防止し、苗箱4の前後両端部が通過す
る際には、取付軸36を支点としてポット押え棒34,
34,…が上方に回動退避し、苗箱及び育苗ポット移送
の円滑化を図っている。なお、ポット押え棒34は、育
苗ポットPの底部P2に接触する構成としてもよく、ま
た、ポット押え棒34をばね(図示省略)で押圧してお
き、苗箱4及び育苗ポットPの上下振動に対応しなが
ら、浮き上がり及び飛び出しを防止する構成としてもよ
い。 【0038】次に、図19について説明する。連続移送
用の第1コンベヤ1,第1コンベヤ1上に配置されてい
る床土供給装置5,均平ブラシ6c,灌水装置9は、前
述の実施例と同様に構成されている。灌水装置9の移送
上手側に、吸水促進剤の混合溶液を散布する吸水促進液
散布装置37を配置している。 【0039】しかして、第1コンベヤ1上を移送中の苗
箱4に載置された育苗ポットP,P,…には、初めに、
床土供給装置5でピ−トモスを主要材料とした軽量床土
が供給されると、次いで、均平ブラシ6cで均平され、
次いで、吸水促進液散布装置37から吸水促進剤の混合
溶液が散布され、移送中に軽量床土が軟化し吸水可能状
態となり、次いで、灌水装置9で灌水され、軽量床土に
灌水された水が吸い込まれ、後続の播種装置(図示省
略)で播種される。吸水促進液散布装置37のない従来
装置にあっては、ピ−トモスを主要材料とした軽量床土
の場合には、連続的に灌水ができないという欠点があっ
たが、上述のように構成することにより、このような欠
点を解消できる。なお、吸水促進剤としては、例えば、
本州造林株式会社の販売にかかる商品名「レインパワ
−」があり、これを約4000倍に薄めた溶液を散布
し、軽量床土の保水性を向上させるものである。 【0040】 【発明の効果】以上に説明した如くこの発明により、育
苗ポットP,P,…内に十分に床土が 充填され、床土充
填の安定化が図れる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)側面図及び(b)平面図 【図2】伝動構成を示す平面図 【図3】(a)要部の部分側面図、(b)部分横断面
図、及び(c)一部の側断面図 【図4】切断側面図 【図5】(a)斜視図、(b)切断側面図、(c)切断
側面図 【図6】平面図 【図7】背面図 【図8】切断側面図 【図9】切断背面図 【図10】切断側面図 【図11】切断側面図 【図12】(a)種子吸着状態の側断面図、(b)種子
放出状態の側断面図 【図13】(a)切断背面図、(b)切断背面図 【図14】切断側面図、斜視図、側面図 【図15】切断側面図 【図16】側面図 【図17】切断側面図 【図18】切断側面図、切断正面図 【図19】切断側面図 【符号の説明】 P:育苗ポット 1:第1コンベヤ 2:播種コンベヤ 3:第2コンベヤ 4:苗箱 4’:トレイ 5:床土供給装置 6:鎮圧・均平装置 6a:鎮圧ローラー 6c:平均ブラシ 6e:スクレーパ 6g:ゴムスクレーパ 6i:押えローラ 7:播種装置 8:覆土供給装置 9:灌水装置 31:レ−キ 32:側壁 33:ガイド板 34:ポット押え棒 35:支持棒 36:取付軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−30865(JP,A) 実開 平5−23811(JP,U) 実開 昭50−24622(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 9/08 604 A01G 9/08 605

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】所定方向に育苗ポットを移送しつつ、その
    移送中の育苗ポットに床土の充填及び播種をする育苗用
    播種機において、育苗ポットP,P,…の移送方向上手
    側で床土を繰り出す第1の床土繰出部5bと、該第1の
    床土繰出部5bにより床土が供給された育苗ポットP内
    への土詰めを振動により促進する振動装置Fと、該第1
    の床土繰出部5bに対し育苗ポットP,P,…の移送方
    向下手側で床土を繰り出す第2の床土繰出部5b’とを
    設けたことを特徴とする育苗用播種機の床土充填装置。
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