JP2023518138A - 吹付吸引式の電磁振動精密播種装置及びその制御方法 - Google Patents

吹付吸引式の電磁振動精密播種装置及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、吹付吸引式の電磁振動精密播種装置及びその制御方法を提供し、該精密播種装置は、多気室分圧のシード吸引トレイ、吹付振動式のシード振動トレイ装置、及び電磁振動器が含まれ、多気室分圧のシード吸引トレイは、複数の小気室からなり、底部吸引トレイの吸引穴にテーパー形吸引ノズル部材が設けられ、多気室分圧のシード吸引トレイが2自由度機械ハンドに接続されており、該吹付振動式のシード振動トレイ装置は、上から下に順番に固定して配置されたシード振動トレイ、中空のトレイ、及び開放して配置された3層吹付室が含まれ、トレイが電磁振動器に固定されており、該電磁振動器は、調整軸、コイル、及び電機子が含まれ、電機子と調整軸はコイルの内部に同軸に配置され、コイルはコイル固定座の内部に配置され、調整軸は電機子の上に位置し、調整軸と電機子の間に隙間がある。本発明は、シードトレイにおけるシード群の偏在現象を改善し、シード群間の分散度をより良く増加させ、シード吸引エアフローを均一かつ安定させ、シード吸引率を向上させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、農業機械化の播種技術の分野に属し、具体的には、吹付吸引式の電磁振動精密播種装置及びその制御方法に関する。
栽培と播種のリンクは、産業用栽培において最も重要なリンクの一つであり、播種効果の合格率、播種漏れ率、及び再播種率などは、栽培コストや栽培の苗形成率、壮苗率に直接影響し、最終的な稲の収量にも大きな影響を与える。ガス吸引振動式の精密播種装置は、振動とガス吸引との組み合わせの動作原理を適用し、シンプルな構造、シード形状に対する強い適応性、発芽促進シードを播種可能、及びシードへの損傷がないなどの利点があり、スーパーハイブリッドライス2±1 粒/穴という精密な栽培と播種の要件を満たすことができ、少量精密播種の分野で広く適用されている。従来の吸引トレイ式のシード繰出装置と偏心機械式振動台を組み合わせてなるガス振動式の精密播種機は、各穴に1~2粒の播種合格率が90%以上に達すると共に、434穴のシードを吸引し得、生産性の高い精密播種装置である。
シードの「沸騰」効果を実現するために偏心機械構造を使用するため、振動騒音が大きく、振動作業条件が複雑で、振動パラメーターの調整が困難で、長時間の運転では、シード群の偏在などの現象が発生し、シード吸引の安定性に影響を与えるため、新しい振動方法を使用して精密播種装置の振動部材の設計を改善する必要がある。従来の電磁振動は、印加電圧または電流の周波数と幅値を調整することにより振動パラメーターを調整し、コンピューターの制御と調整を実現しやすく、操作が便利で、パラメーターの選択範囲が広く、構造の設計と製造が簡単で、取り付けやすく、機械的構造振動の改善に参照を提供する。しかし、電磁振動構造は、機械的構造に比べて振動幅が明らかに低減しているため、シードトレイ内のシードが「沸騰」効果を達成するのが難しく、吸引トレイ式のシード繰出装置は十分なシード吸引効果を達成するのは難しく、従来の精密播種装置は、作業パラメーターが単一で固定されており、また異なる作業条件下での自動調整と自己適応制御が不足している。
本発明は、先行技術の欠陥に対して、吹付吸引式の電磁振動精密播種装置及びその制御方法を提供し、小さい振動幅の電磁励起条件でシードの「沸騰」効果を達成すると共に、吸引トレイのシード吸引の合格率を維持またはある程度に向上させる。
本発明は、以下の技術的手段によって上記の技術目的を実現する。
吹付吸引式の電磁振動精密播種装置は、多気室分圧のシード吸引トレイ、吹付振動式のシード振動トレイ装置、及び電磁振動器が含まれ、
上記の多気室分圧のシード吸引トレイは、同じ大きさの8つの小気室が内部に設けられ、上記の小気室にはいずれも排気口が設けられ、4つの排気口が1つの総排気口に合流し、総排気口は真空ポンプに繋がり、多気室分圧のシード吸引トレイの吸引トレイの底板の上には吸引トレイの吸引穴が設けられ、吸引トレイの吸引穴の数は対応する栽培トレイの穴の数に対応し、吸引トレイの吸引穴の下端はテーパー形吸引ノズル部材に接続され、多気室分圧のシード吸引トレイは機械ハンドに固定接続され、上記の機械ハンドは垂直と水平の方向に沿って移動できる。
上記の吹付振動式のシード振動トレイ装置は、上から下に順番に固定して配置されたシード振動トレイ、中空のトレイ、及び開放して配置された3層吹付室が含まれ、シード振動トレイの底部には複数の振動トレイの吹出孔が配置され、3層吹付室の内部には上から下にフローガイド層、分散層、及び対流層が順番に配置され、フローガイド層内にはフローガイド管が配置され、フローガイド管の下端は3層吹付室の外側に位置され、第1の真空ポンプに繋がり、フローガイド管は、両端が開放し、上部に空気逃げ口が設けられている。
上記の電磁振動器は、調整軸、ナット、コイル、及び電機子が含まれ、電機子と調整軸は、コイルの内部に同軸に配置され、コイルはコイル固定座の内部に固定されおり、調整軸は電機子の上に位置され、調整軸と電機子の間に隙間があり、電機子は、下端がコイル固定座を貫通して電機子固定座が設けられ、電機子固定座はトレイに固定され、調整軸は、上端がコイル固定座を貫通して、コイル固定座に強くロックされて固定される。
上記の技術手段において、上記のフローガイド管は、1つの直管と2つの曲管からなり、直管の一端は3層吹付室の吸気口として3層吹付室の外側に延在し、フローガイド層の内部に位置された直管のもう一方の端には直管封止蓋が設けられ、直管封止蓋には複数の空気逃げ口が設けられ、直管封止蓋に近づく直管の一端は2つの曲管の一端に接続されている。
上記の技術手段において、上記のフローガイド層、分散層、及び対流層は、3層吹付室内部の第1の吹付室仕切板、第2の吹付室仕切板により仕切ってなり、上記の第1の吹付室仕切板、第2の吹付室仕切板には振動トレイの吹出孔に対応するエアフロー孔が設けられている。
上記の技術手段において、上記の分散層には、複数のプラスチック小球が内蔵されている。
上記の技術手段において、さらに、栽培トレイのコンベヤーベルトが含まれ、上記の栽培トレイのコンベヤーベルトは、精密播種装置の一側に位置され、栽培トレイのコンベヤーベルトは、ホルダーに固定されることによりコンベヤーベルトの側板に固定されて支持され、コンベヤーベルトの側板は2つの平行横桁の一端に固定され、横桁のもう一方の端部はホルダーに固定され、横桁には電磁振動器を支持する直立ロッドの2つが固定され、各の電磁振動器を支持する直立ロッドごとには1つの電磁振動器が接続されている。
上記の技術手段において、ホルダーに対称的に配置された2つのシード添加箱がさらに含まれる。
上記の技術手段において、上記のトレイの下端は、バネの一端に強固に接続され、バネのもう一方の端部は、横桁に取り付けられている。
吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の制御方法、具体的には、
電磁振動器は低周波で振動し、シード振動トレイ、トレイ、及び3層吹付室を駆動して振動し始めると共に、3層吹付室はシード群を均一に振動させるように特定の正圧を提供し、機械ハンドが多気室分圧のシード吸引トレイをシード吸引位置に運ぶと、電磁振動器が最適振動周波数に切り替わり、多気室分圧のシード吸引トレイに接続された真空ポンプが作動し、多気室分圧のシード吸引トレイ内の負圧が瞬時に最適なシード吸引真空度条件に達し、テーパー形吸引ノズル部材がシード吸引を開始し、機械ハンドはシード吸引位置を離れ、多気室分圧のシード吸引トレイは内部が最適なシード吸引負圧を一定に維持し、電磁振動器は再び低周波振動に切り替わり、機械ハンドはシードが吸着された多気室分圧のシード吸引トレイを栽培トレイのコンベヤーベルトのシード下ろし位置に運び、多気室分圧のシード吸引トレイ内の気圧を正圧に変換し、シードが栽培トレイのコンベヤーベルト上での栽培トレイに対応する穴に落下し、シード下ろしを完了し、機械ハンドは元の場所に戻り、上記の操作を繰り返すことにより播種を繰り返す。
さらに、シード振動トレイは、振動幅の調整を実現でき、具体的には、1)調整軸を電機子の端面に接触させ、その時のコイル固定座の位置を基準点とし、その時のコイル固定座と電磁振動器を支持する直立ロッドの相対位置を記録すること、2)コイル固定座をシード振動トレイから離れる方向に沿ってスライドさせ、基準点からの距離を測定し、該距離が調整軸と電機子との間の調整予定幅の値と等しくなると、移動を停止すること、または幅調整標的になるように電機子とコイル固定座との間に標準幅値の塊を直接に添加することが含まれる。
さらに、播種を繰り返す場合、PLCは、播種したトレイの数を自動的にカウントし、精密播種装置が設定された数のトレイの播種を完了すると、シード添加箱がシード添加操作を自動的に実行すると共に、シード振動トレイ内の現在のシード量に応じて、シード振動トレイの最適振動周波数を再計算し、コイルの通電周波数を調整することにより、シード振動トレイの振動周波数を調整する。
本発明は、以下の有益な効果がある。
(1)本発明は、シード振動トレイ振動幅と周波数の調整を実現するのに便利であり、振動幅と周波数の選択範囲が広く、精度が高く、精密な制御をより実現しやすく、播種効果を向上させ、播種の合格率を向上させ、播種の空穴率を低減し、偏在を低減し、機器運転の安定性を向上させる。
(2)本発明により設計された多気室分圧のシード吸引トレイにおいては、各小気室は、1つの吸引トレイの排気口に対応し、各シード吸引トレイの排気口は対応する小気室にのみエアフローを供給し、各気室内のエアフローは互いに影響を与えないため、気室内部のエアフローの安定性及び各テーパー形吸引ノズル部材でのエアフロー分布の均一性を効果的に向上させ得ると共に、気室内部の気力摩耗を効果的に低減し得、追加されたテーパー形吸引ノズル部材は、所望のシード吸引高さを低減し、電磁振動振動幅に対する要求を低減し、シードの損傷率を効果的に低減できる。
(3)本発明は、シード振動トレイの下に3層吹付室を追加し、該3層吹付室は、シード振動トレイの各底孔から流れ出すエアフローの強度を均一にし得、気圧の吹付力は電磁振動器の振動と合わせて、シードがシード振動トレイと一緒に上下に移動すると同時に、特定のエアフローの上向きの吹付力も受け、シードの上向きの動きの速度及び最大達成可能な垂直距離が増加し、エアフローが沸騰したシード間に流れ、シード群間の分散度をより良く増加させ、シード吸引率を向上させ得る。
(4)本発明の吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の制御方法は、多気室分圧のシード吸引トレイの異なる作業条件(シード吸引、シード繰出、及びシード下ろし)、位置、及びシード振動トレイ内のシード群の重量(播種トレイの数に反比例)に応じて、シード振動トレイの最適振動周波数及びシード吸引トレイ、3層吹付室内の気圧状態を自動的に調整し、実際の作業条件の要件をより適切に満たし、エネルギーを節約する。
本発明に係る吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の構造模式図である。 本発明に係る吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の上面図である。 本発明に係る多気室分圧シード吸引トレイの構造模式図である。 図3(a)の局所拡大図である。 本発明に係る多気室分圧シード吸引トレイ気室内部の構造模式図である。 本発明に係る吹付室シード振動トレイ装置の分散構造の模式図である。 本発明に係る3層吹付室の断面の構造模式図である。 本発明に係るフローガイド管の構造模式図である。 本発明に係る3層吹付室内部でのエアフロー流動の構造模式図である。 本発明に係る電磁振動器の構造模式図である。 本発明に係る電磁振動器の内部断面図である。 本発明に係る電磁振動器と吹付振動式のシード振動トレイ装置の組み立て模式図である。 本発明に係る吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の制御方法のフロー図である。 本発明に係るシード振動トレイの最適振動周波数の動的制御計算の回路図である。
以下、図面及び具体的な実施例を参照して本発明をさらに説明するが、本発明の保護範囲は、それらに限定されない。
図1、2に示すように、吹付吸引式の電磁振動精密播種装置は、シード添加箱1、多気室分圧のシード吸引トレイ2、機械ハンド3、電磁振動器4、吹付振動式のシード振動トレイ装置5、ホルダー6、栽培トレイのコンベヤーベルト7、水平調整ホイール8、及び真空ポンプ(第2の真空ポンプ9、第1の真空ポンプ10、第3の真空ポンプ11)が含まれる。ホルダー6は全体として立方体形であり、ホルダー6の底端の四隅はそれぞれ播種装置全体の水平位置を調整するための水平調整ホイール8が取り付けられており、2つのフレームトップビーム12の間には、一対の平行のトップビーム13が取り付けられ、トップビーム13にはシード添加箱1が取り付けられており、ホルダー6の下端には第2の真空ポンプ9、第1の真空ポンプ10、及び第3の真空ポンプ11が取り付けられており、ホルダー6の中間位置には2つの平行な横桁15が取り付けられており、横桁15の反対側のホルダー6には栽培トレイのコンベヤーベルト7が取り付けられており、横桁15の他端はコンベヤーベルトの側板19に固定され、2つの平行な横桁15にはそれぞれ電磁振動器を支持する直立ロッド16の2つが固定されており、各の電磁振動器を支持する直立ロッド16ごとには1つの電磁振動器4が接続され、電磁振動器4は吹付振動式のシード振動トレイ装置5に固定され、吹付振動式のシード振動トレイ装置5の上には多気室分圧のシード吸引トレイ2があり、多気室分圧のシード吸引トレイ2は機械ハンド3に固定され、機械ハンド3は2つのシード添加箱1の間に位置する。
図3(a)、3(b)、4に示すように、多気室分圧のシード吸引トレイ2の内部には、吸引トレイの隔離板21が溶接され、吸引トレイの隔離板21はシード吸引トレイのシェア20を第1の小気室2a、第2の小気室2b、第3の小気室2c、第4の小気室2d、第5の小気室2e、第6の小気室2f、第7の小気室2g、及び第8の小気室2hという同じ大きさの8つの小気室に分割し、8つの小気室は吸引トレイの底板22を共有し、吸引トレイの底板22とシード吸引トレイのシェア20の間に封止剤23の層を追加することにより気室の気密性を確保し、シード吸引トレイのシェア20と吸引トレイの底板22にはいずれも吸引トレイのボルト穴24が設けられ、シード吸引トレイのシェア20と吸引トレイの底板22はボルト留め具に介して互いに接続されており、吸引トレイの底板22には対応する栽培トレイの穴数に応じた吸引トレイの吸引穴25が設けられ、吸引トレイの吸引穴25はテーパー形吸引ノズル部材26が螺旋式で接続され、テーパー形吸引ノズル部材26は8つの小気室に対応する吸引トレイの底板22上に均等に配置されており、8つの小気室は吸引トレイの上蓋27を共有し、共通の上蓋27には各小気室に応じて排気口が設けられ、具体的に、第1の吸引トレイの排気口2A、第2の吸引トレイの排気口2B、第3の吸引トレイの排気口2C、第4の吸引トレイの排気口2D、第5の吸引トレイの排気口2E、第6の吸引トレイの排気口2F、第7の吸引トレイの排気口2G、及び第8の吸引トレイの排気口2H、第1の吸引トレイの排気口2A、第2の吸引トレイの排気口2B、第3の吸引トレイの排気口2C、及び第4の吸引トレイの排気口2Dが第1の吸引トレイの総排気口28に合流し、第5の吸引トレイの排気口2E、第6の吸引トレイの排気口2F、第7の吸引トレイの排気口2G、及び第8の吸引トレイの排気口2Hが第2の吸引トレイの総排気口29に合流し、吸引トレイの上蓋27にはシードトレイ接続部30が設けられ、多気室分圧のシード吸引トレイ2と機械ハンド3との接続を実現する。
図1、図2に示すように、機械ハンド3は、二次元方向にある第1のねじ棒滑り台31と第2のねじ棒滑り台32が含まれ、上記の第1のねじ棒滑り台31は上下方向での機械ハンド3の移動を実現し、第2のねじ棒滑り台32は左右方向での機械ハンド3の移動を実現し、左右方向での機械ハンド3の移動はシード振動トレイ装置5と栽培トレイのコンベヤーベルト7を跨ることができ、シード振動トレイ位置のシード吸引とコンベヤーベルトがシードを下ろす時の機械ハンドの位置移動を実現する。
図5に示すように、吹付振動式のシード振動トレイ装置5は、シード振動トレイ51、トレイ52、及び3層吹付室53が含まれ、シード振動トレイ51の底部には複数の振動トレイの吹出孔54が設けられ、シード振動トレイ51内の底板部には2層の微細鉄線メッシュ(明示されない)が埋め込まれ、2層の微細鉄線メッシュの格子部がすれ違われ、シード振動トレイ51はトレイ52の上に位置されており、トレイ52には2つの漏れ部が設けられ、漏れ部は振動トレイの吹出孔54に対応し、トレイ52の左右には4つのトレイの延伸固定座55が設けられ、トレイ52の4つの側面にはシード振動トレイ51、3層吹付室53に接続するために複数のトレイのボルト穴56が設けられ、図6に示すように、3層吹付室53の上端は開いており、3層吹付室53の内部は第1の吹気室仕切板60、第2の吹気室仕切板61により仕切られることにより、フローガイド層57、分散層58、及び対流層59を形成し、第1の吹気室仕切板60、第2の吹気室仕切板61には振動トレイの吹出孔54に対応するエアフロー孔が設けられており、フローガイド層57の内部にはフローガイド管62が設けられ、フローガイド管62は1つの直管63と2つの曲管64からなり、直管63の一端は3層吹付室53の吸気口50として3層吹付室53の外側に延在し、直管63は直管ボルト固定板68によりフローガイド層57のシェアに固定されて接続され、図7に示すように、フローガイド層57内に位置された直管63の他端には直管封止蓋65が設けられ、直管封止蓋65には複数の空気逃げ口66が設けられ、直管63の直管封止蓋65に近づく一端は2つの曲管64の一端に接続され、曲管64の他端は平行に開いており、吸気口50に近い方向を向いており、分散層58の内部には複数のプラスチック小球67が設けられており、3層吹付室53の4つの吸気口50は、2つごとに1つの群に分け、1つの群の吸気口50は三方管に介して1つの総吸気口(表記されない)を形成して、軟質空気管に介して第1の真空ポンプ10の排気口に接続され、第1の真空ポンプ10は下から上への吹付力を提供する。
図8に示すように、3層吹付室53が気孔のエアフローを均一にさせる作動原理では、エアポンプは特定の強度で正圧を提供し、正圧は吸気口50からフローガイド管の直管63を通して流れ、直管封止蓋65に達した後でほとんどのエアフローが両側に接続された曲管64に流れ込み、ごく一部のエアフローは直管封止蓋65上にある空気逃げ口66から流れ出し、曲管64から流れ出したエアフローは3層吹付室53底板に直接吹付られ、底板の壁面に衝突した後、エアフローは各方向から逆流し、フローガイド層57に介して第1の吹気室仕切板60に達し、第1の吹気室仕切板60のエアフロー孔から分散層58に流れ込み、エアフローによる分散効果が全体的に実現され、分散層58には複数の位置自由のプラスチック小球67が内蔵され、分散層58に流れ込んだエアフローは多くのプラスチック小球67を迂回し、プラスチック小球67の隙間を通過して第2の吹気室仕切板61に達して、第2の吹気室仕切板61上のエアフロー孔から対流層59に流れ込み、プラスチック小球67間の無秩序な自由性は、プラスチック小球67を迂回したエアフローの位置を不定と多様化になされ、均一に分散したエアフローの効果を達成し、対流層59は、層内の障害物がないため、分散層58から流れ出したエアフローが真っ直ぐな距離をたどってシード振動トレイ51の底板に達して、振動トレイの吹出孔54から流れ出すことである。
図8、9に示すように、電磁振動器4は、調整軸41、ナット42、コイル43、後部封止板44、コイル固定座45、及び電機子46が含まれ、電機子46と調整軸41は、コイル43の内部に同軸的に配置され、コイル43はコイル固定座45の内部に位置されてそれに接続されており、電機子46と調整軸41との間には隙間が設けられ、調整軸41は電機子46の上にあり、コイル固定座45には供電機子46の底端を貫通する通孔が設けられ、電機子46の底端には電機子固定座47が設けられ、調整軸41の上端はコイル固定座45を貫通してコイル固定座45の上端の後部封止板44に固定して接続され、調整軸41はナット42に介して後部封止板44とロックされて接続され、ナット42はロックナットで、ナット42では緩みを防止する緩み防止部品が配置されており、コイル固定座45は、一側にコイル固定座のストライプ状穴48が設けられ、コイル固定座のストライプ状穴48と直立ロッドのストライプ状穴17は反対して(直立ロッドのストライプ状穴17は電磁振動器を支持する直立ロッド16の上端に配置され)、ボルトにより固定され、コイル固定座のストライプ状穴48と直立ロッドのストライプ状穴17は、必要に応じて垂直方向での重なり面積を調整できる。
図1、図2に示すように、栽培トレイのコンベヤーベルト7は、精密播種装置全体の一側に配置され、栽培トレイのコンベヤーベルト7の回転軸は両側のコンベヤーベルトの側板19により固定され、コンベヤーベルトの側板19はコンベヤーベルトの偏移を防止するためにホルダー6に固定されており、多気室分圧のシード吸引トレイ2はシードトレイ接続部30に介して機械ハンド3に接続され、機械ハンド3はフレームトップビーム12に取り付けられ、フレームトップビーム12にはシード添加箱1を支持・固定して取り付けるためにトップビーム13が設けられ、シード添加箱1はシード振動トレイ51の両側の上に配置され、図11に示すように、吹付振動式のシード振動トレイ装置5は、トレイの延伸固定座55の下端に強固に接続されたバネ14に支持され、電機子底座47はトレイの延伸固定座55の上に整列して接続されて、電機子46の位置を固定し、バネ14の他端は横桁15に取り付けられ、横桁15の側端は電磁振動器を支持する直立ロッド16に接続され、電磁振動器を支持する直立ロッド16にはコイル固定座45を取り付けて固定するために直立ロッドのストライプ状穴17が設けられており、横桁15のホルダー6との接続部分には衝撃吸収ガスケット18が設けられている。多気室分圧のシード吸引トレイ2上の第1の総排気口28、第2の総排気口29は、それぞれ空気供給管に介して第2の真空ポンプ9、第3の真空ポンプ11の吸気口に接続され、シード吸引トレイに所望の真空圧力を提供するために2つの真空ポンプが使用される。
精密播種装置が電磁振動を実現する作動原理では、コイル43に周期的な断続電流が流れて、電流が流れると、磁気伝導性媒体で作製された調整軸41と電機子46は、誘導磁場の作用により引き付けられ、トレイ52、シード振動トレイ51、及び3層吹付室53は、電機子46の軸方向に沿って調整軸41の一端に向かって移動すると同時に、バネ14は弾性的に変形し、シード振動トレイ51の移動方向と反対の弾性力を生成する。コイル43に電流が遮断されると、磁場が消失し、シード振動トレイ51、トレイ52、及び3層吹付室53は、バネ14の弾性力作用で初期の平衡位置に戻ることである。コイル43の電流が周期的に開閉するため、吹付振動式のシード振動トレイ装置5は、その平衡位置付近で往復周期振動を実現し、振動効果を実現することができる。
シード振動トレイ51は、振動幅の調整を実現でき、調整工程は、1)調整軸41が電機子46の端面に接触するまでナット42により電機子46に接近させるように調整軸41を調整し、その時のコイル固定座45の位置を基準点とし、その時のコイル固定座45と電磁振動器を支持する直立ロッド16の相対位置を記録すること、2)直立ロッドのストライプ状穴17がシード振動トレイ51から離れる方向に沿ってコイル固定座45をスライドさせ(コイル固定座のストライプ状穴48と直立ロッドのストライプ状穴17の重なり面積を調整する)、その基準点に対する距離を測定し、該距離が調整軸41と電機子46との間の調整予定幅の値と等しくなると、移動を停止すること、または電機子46とコイル固定座45との間に標準幅値の塊を直接に添加ことにより位置が調整された後、コイル固定座45を電磁振動器を支持する直立ロッド16に固定することが含まれる。
本発明は、吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の制御システムをさらに提供し、該制御システムは、PLC、工業用タッチスクリーン、周波数変換器、限界光電子センサー(機械ハンド3に配置される)、及び真空ポンプからなり、制御システムにより播種ライン装置の制御を実現する。制御システム全体において、PLCを主制御単位とし、システム機器全体の動作を担当し、信号を受信して論理演算や命令送信を行い、精密播種装置の各部材の動作を制御する。周波数変換器は、電磁振動器4と真空ポンプを駆動する駆動単位であり、真空ポンプ圧力と電磁振動器4の振動周波数を調整する役割を果たす。PLCは、限界光電子センサーによってフィードバックされた状態信号を受信し、機械ハンド3の現在の作動位置を決定し、論理処理後、対応する命令を対応する機器(真空ポンプと電磁振動器4)に送信し、機器の動作状態の制御を実現する。
精密播種装置は、シード群の吹付振動式沸騰の方法を実現し、調整軸41と電機子46が一定の距離を置いた条件で、周波数変換器によって電磁振動器4を駆動して調整軸41と電機子46を特定の作動周波数で引き付けて切断し、シード振動トレイ51、トレイ52、及び3層吹付室53を駆動して上下方向に沿って振動させると同時に、第1の真空ポンプ10が3層吹付室53に特定の強度の正圧を提供するように周波数変換器を駆動し、最終的に、エアフローは、振動トレイの吹出孔54から流れ出し、上向きの吹付力を発生させ、シードがシード振動トレイ51の上下移動につれて上向きに投げられると同時に、上向きのエアフロー吹付力の影響も受け、シードの上向きの移動速度及び最大達成可能な垂直距離を向上させ、エアフローが沸騰したシード間に流れ、シード群間の離散度をより良く向上させ、シード吸引率を向上させる。
図12に示すように、本発明は、吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の制御方法を使用し、精密播種装置が作動し始めると、周波数変換器が電磁振動器4を駆動して低周波振動状態にし、電磁振動器4はシード振動トレイ51、トレイ52、及び3層吹付室5を駆動して振動し始めると共に、3層吹付室53は特定の正圧を提供し、電磁振動器4の振動状態及びエアフロー誘導状態でシード群が均一に振動し始め、限界光電子センサーによって機械ハンド3が多気室分圧のシード吸引トレイ2をシード吸引位置に運ぶかどうかを判断し、そうではないと、シード振動トレイ51を低周波で振動し続け、3層吹付室53を正圧状態に維持し、そうであると、周波数変換器は、電磁振動器4を最適振動周波数の状態に駆動し、多気室分圧のシード吸引トレイ2に接続された第2の真空ポンプ9を駆動し、第3の真空ポンプ11が作動し、多気室分圧のシード吸引トレイ2内の負圧が瞬時に最適なシード吸引真空度条件に達し、テーパー形吸引ノズル部材26の内側と外側との間に圧力差が発生させ、テーパー形吸引ノズル部材26は、近距離でシードの吸引プロセスを完了し、PLCは、機械ハンド3がシード吸引位置を離れるかどうかを判断し、そうではないと、現在の状態を維持し続け、そうであると、多気室分圧のシード吸引トレイ2の内部を定常の最適なシード吸引負圧を維持し、3層吹付室53が連続的な正圧を提供せず、電磁振動器4も低周波振動状態に調整され、PLCは機械ハンド3がシードを吸着した多気室分圧のシード吸引トレイ2を栽培トレイのコンベヤーベルト7のシード下ろし位置に運ぶかどうかを判断し、そうではないと、現在の状態を維持し続け、そうであると、PLCが第2の真空ポンプ9、第3の真空ポンプ11内のエアバルブの切り替えスイッチを駆動し、多気室分圧のシード吸引トレイ2内を負圧から正圧に変換し、シードを正圧及び重力の作用で栽培トレイのコンベヤーベルト7上の栽培トレイに対応する穴に落下し、シード下ろし機能を完了し、シード下ろしが完了するかどうかを判断し、そうではないと、多気室分圧のシード吸引トレイ2内を正圧状態に維持し続け、そうであると、機械ハンド3がシード繰出した後の多気室分圧のシード吸引トレイ2はシード下ろし位置から離れて、元の場所に戻り、その時の多気室分圧のシード吸引トレイ2は第2の真空ポンプ9に接続され、第3の真空ポンプ11を閉め、多気室分圧のシード吸引トレイ2の気室内は気圧がなく、一回の播種プロセスを完了し、反復播種の場合は上記の操作を繰り返す。PLCは、機械ハンド3がシード吸引位置に達するかどうか、シード下ろし位置に達するかどうか、及びシード下ろしを完了するかどうかを判断するのは、いずれも先行技術である。
図13に示すように、反復播種の操作プロセスにおいて、シード振動トレイ51内のシードの重量は、播種回数の増加につれて低減し、PLCは、播種したトレイの数を自動的にカウントし、シード添加箱1を駆動して特定の播種トレイの数(必要に応じて設定)を完了した後、シード振動トレイ51に自動的にシード添加操作を行うと同時に、PLCは、シード振動トレイ51内の現在のシード量に応じて、シード振動トレイ51の最適振動周波数を再計算し(先行技術)、周波数変換器調整コイル43の通電周波数を調整することにより、シード振動トレイ51の振動周波数を調整する効果を達成し、シード群の移動状態に適応し、シード吸引播種の合格率が最適であることを確保する。
上記の実施例は、本発明の好ましい実施形態であるが、本発明は、上記の実施形態に限定されず、本発明の本質から逸脱することがない限り、当業者が行うことができる明らかな改善、置換または変化はいずれも本発明の保護範囲に属する。
1 シード添加箱
2 多気室分圧のシード吸引トレイ
3 機械ハンド
4 電磁振動器
5 吹付振動式のシード振動トレイ装置
6 ホルダー
7 栽培トレイのコンベヤーベルト
8 水平調節ホイール
9 第2の真空ポンプ
10 第1の真空ポンプ
11 第3の真空ポンプ
12 フレームトップビーム
13 トップビーム
14 バネ
15 横桁
16 電磁振動器を支持する直立ロッド
17 直立ロッドのストライプ状穴
18 衝撃吸収ガスケット
19 コンベヤーベルトの側板
20 シード吸引トレイのシェア
21 吸引トレイの隔離板
22 吸引トレイの底板
23 封止剤
24 吸引トレイのボルト穴
25 吸引トレイの吸引穴
26 テーパー形吸引ノズル部材
27 吸引トレイの上蓋
28 第1の吸引トレイの総排気口
29 第2の吸引トレイの総排気口
2a 第1の小気室
2b 第2の小気室
2c 第3の小気室
2d 第4の小気室
2e 第5の小気室
2f 第6の小気室
2g 第7の小気室
2h 第8の小気室
2A 第1の吸引トレイの排気口
2B 第2の吸引トレイの排気口
2C 第3の吸引トレイの排気口
2D 第4の吸引トレイの排気口
2E 第5の吸引トレイの排気口
2F 第6の吸引トレイの排気口
2G 第7の吸引トレイの排気口
2H 第8の吸引トレイの排気口
30 シードトレイ接続部
31 第1のねじ棒滑り台
32 第2のねじ棒滑り台
41 調整軸
42 ナット
43 コイル
44 後部封止板
45 コイル固定座
46 電機子
47 電機子固定座
48 コイル固定座のストライプ状穴
50 3層吹付室の吸気口
51 シード振動トレイ
52 トレイ
53 3層吹付室
54 振動トレイの吹出孔
55 トレイの延伸固定座
56 トレイのボルト穴
57 フローガイド層
58 分散層
59 対流層
60 第1の吹付室仕切板
61 第2の吹付室仕切板
62 フローガイド管
63 直管
64 曲管
65 直管封止蓋
66 空気逃げ口
67 プラスチック小球
68 直管ボルト固定板
本発明に係る吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の構造模式図である。 本発明に係る吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の上面図である。 本発明に係る多気室分圧シード吸引トレイの構造模式図である。 図3(a)の局所拡大図である。 本発明に係る多気室分圧シード吸引トレイ気室内部の構造模式図である。 本発明に係る吹付振動式のシード振動トレイ装置の分散構造の模式図である。 本発明に係る3層吹付室の断面の構造模式図である。 本発明に係るフローガイド管の構造模式図である。 本発明に係る3層吹付室内部でのエアフロー流動の構造模式図である。 本発明に係る電磁振動器の構造模式図である。 本発明に係る電磁振動器の内部断面図である。 本発明に係る電磁振動器と吹付振動式のシード振動トレイ装置の組み立て模式図である。 本発明に係る吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の制御方法のフロー図である。 本発明に係るシード振動トレイの最適振動周波数の動的制御計算の回路図である。
図9、10に示すように、電磁振動器4は、調整軸41、ナット42、コイル43、後部封止板44、コイル固定座45、及び電機子46が含まれ、電機子46と調整軸41は、コイル43の内部に同軸的に配置され、コイル43はコイル固定座45の内部に位置されてそれに接続されており、電機子46と調整軸41との間には隙間が設けられ、調整軸41は電機子46の上にあり、コイル固定座45には供電機子46の底端を貫通する通孔が設けられ、電機子46の底端には電機子固定座47が設けられ、調整軸41の上端はコイル固定座45を貫通してコイル固定座45の上端の後部封止板44に固定して接続され、調整軸41はナット42に介して後部封止板44とロックされて接続され、ナット42はロックナットで、ナット42では緩みを防止する緩み防止部品が配置されており、コイル固定座45は、一側にコイル固定座のストライプ状穴48が設けられ、コイル固定座のストライプ状穴48と直立ロッドのストライプ状穴17は反対して(直立ロッドのストライプ状穴17は電磁振動器を支持する直立ロッド16の上端に配置され)、ボルトにより固定され、コイル固定座のストライプ状穴48と直立ロッドのストライプ状穴17は、必要に応じて垂直方向での重なり面積を調整できる。
図12に示すように、本発明は、吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の制御方法を使用し、精密播種装置が作動し始めると、周波数変換器が電磁振動器4を駆動して低周波振動状態にし、電磁振動器4はシード振動トレイ51、トレイ52、及び3層吹付室5を駆動して振動し始めると共に、3層吹付室53は特定の正圧を提供し、電磁振動器4の振動状態及びエアフロー誘導状態でシード群が均一に振動し始め、限界光電子センサーによって機械ハンド3が多気室分圧のシード吸引トレイ2をシード吸引位置に運ぶかどうかを判断し、そうではないと、シード振動トレイ51を低周波で振動し続け、3層吹付室53を正圧状態に維持し、そうであると、周波数変換器は、電磁振動器4を最適振動周波数の状態に駆動し、多気室分圧のシード吸引トレイ2に接続された第2の真空ポンプ9を駆動し、第3の真空ポンプ11が作動し、多気室分圧のシード吸引トレイ2内の負圧が瞬時に最適なシード吸引真空度条件に達し、テーパー形吸引ノズル部材26の内側と外側との間に圧力差が発生させ、テーパー形吸引ノズル部材26は、近距離でシードの吸引プロセスを完了し、PLCは、機械ハンド3がシード吸引位置を離れるかどうかを判断し、そうではないと、現在の状態を維持し続け、そうであると、多気室分圧のシード吸引トレイ2の内部を定常の最適なシード吸引負圧を維持し、3層吹付室53が連続的な正圧を提供せず、電磁振動器4も低周波振動状態に調整され、PLCは機械ハンド3がシードを吸着した多気室分圧のシード吸引トレイ2を栽培トレイのコンベヤーベルト7のシード下ろし位置に運ぶかどうかを判断し、そうではないと、現在の状態を維持し続け、そうであると、PLCが第2の真空ポンプ9、第3の真空ポンプ11内のエアバルブの切り替えスイッチを駆動し、多気室分圧のシード吸引トレイ2内を負圧から正圧に変換し、シードを正圧及び重力の作用で栽培トレイのコンベヤーベルト7上の栽培トレイに対応する穴に落下し、シード下ろし機能を完了し、シード下ろしが完了するかどうかを判断し、そうではないと、多気室分圧のシード吸引トレイ2内を正圧状態に維持し続け、そうであると、機械ハンド3がシード繰出した後の多気室分圧のシード吸引トレイ2はシード下ろし位置から離れて、元の場所に戻り、その時多気室分圧のシード吸引トレイ2に接続された第2の真空ポンプ9、第3の真空ポンプ11を閉め、多気室分圧のシード吸引トレイ2の気室内は気圧がなく、一回の播種プロセスを完了し、反復播種の場合は上記の操作を繰り返す。PLCは、機械ハンド3がシード吸引位置に達するかどうか、シード下ろし位置に達するかどうか、及びシード下ろしを完了するかどうかを判断するのは、いずれも先行技術である。

Claims (10)

  1. 多気室分圧のシード吸引トレイ(2)、吹付振動式のシード振動トレイ装置(5)、及び電磁振動器(4)が含まれ、
    前記の多気室分圧のシード吸引トレイ(2)は、同じ大きさの8つの小気室が内部に設けられ、前記小気室にはいずれも排気口が設けられ、4つの排気口が1つの総排気口に合流し、総排気口は真空ポンプに繋がり、多気室分圧のシード吸引トレイ(2)の吸引トレイの底板(22)の上には吸引トレイの吸引穴(25)が設けられ、吸引トレイの吸引穴(25)の数は対応する栽培トレイの穴の数に対応し、吸引トレイの吸引穴(25)の下端はテーパー形吸引ノズル部材(26)に接続され、多気室分圧のシード吸引トレイ(2)は機械ハンド(3)に固定して接続され、前記機械ハンド(3)は垂直と水平の方向に沿って移動でき、
    前記の吹付振動式のシード振動トレイ装置(5)は、上から下に順番に固定して配置されたシード振動トレイ(51)、中空のトレイ(52)、及び開放して配置された3層吹付室(53)が含まれ、シード振動トレイ(51)の底部には複数の振動トレイの吹出孔(54)が配置され、3層吹付室(53)の内部には上から下にフローガイド層(57)、分散層(58)、及び対流層(59)が順番に配置され、フローガイド層(57)の内にはフローガイド管(62)が配置され、フローガイド管(62)の下端は3層吹付室(53)の外側に位置され、第1の真空ポンプ(10)に繋がり、フローガイド管(62)は、両端が開放し、上部に空気逃げ口(66)が設けられ、
    前記の電磁振動器(4)は、調整軸(41)、コイル(43)、及び電機子(46)が含まれ、電機子(46)と調整軸(41)はコイル(43)の内部に同軸に配置され、コイル(43)はコイル固定座(45)の内部に固定されており、調整軸(41)は電機子(46)の上に位置され、調整軸と電機子の間に隙間があり、電機子(46)は、下端がコイル固定座(45)を貫通して、電機子固定座(47)が設けられ、電機子固定座(47)はトレイ(52)に固定され、調整軸(41)は、上端がコイル固定座(45)を貫通して、コイル固定座(45)にロックされて固定される
    ことを特徴とする、吹付吸引式の電磁振動精密播種装置。
  2. 前記フローガイド管(62)は、1つの直管(63)と2つの曲管(64)からなり、直管(63)の一端は3層吹付室(53)の吸気口(50)として3層吹付室(53)の外側に延在し、フローガイド層(57)の内部に位置された直管(63)のもう一方の端には直管封止蓋(65)が設けられ、直管封止蓋(65)には複数の空気逃げ口(66)が設けられ、直管封止蓋(65)に近い直管(63)の一端は2つの曲管(64)の一端に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の吹付吸引式の電磁振動精密播種装置。
  3. 前記のフローガイド層(57)、分散層(58)、及び対流層(59)は、3層吹付室(53)の内部の第1の吹付室仕切板(60)、第2の吹付室仕切板(61)により仕切ってなり、前記第1の吹付室仕切板(60)、第2の吹付室仕切板(61)には振動トレイの吹出孔(54)に対応するエアフロー孔が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の吹付吸引式の電磁振動精密播種装置。
  4. 前記の分散層(58)には、複数のプラスチック小球(67)が内蔵されていることを特徴とする、請求項1に記載の吹付吸引式の電磁振動精密播種装置。
  5. さらに、栽培トレイのコンベヤーベルト(7)が含まれ、前記の栽培トレイのコンベヤーベルト(7)は、精密播種装置の一側に位置され、栽培トレイのコンベヤーベルト(7)は、ホルダー(6)に固定されることによりコンベヤーベルトの側板(19)に固定されて支持され、コンベヤーベルトの側板(19)は2つの平行横桁(15)の一端に固定され、横桁(15)のもう一方の端部はホルダー(6)に固定され、横桁(15)には電磁振動器を支持する直立ロッド(16)の2つが固定され、各の電磁振動器を支持する直立ロッド(16)ごとには1つの電磁振動器(4)が接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の吹付吸引式の電磁振動精密播種装置。
  6. ホルダー(6)に対称的に配置された2つのシード添加箱(1)がさらに含まれることを特徴とする、請求項1に記載の吹付吸引式の電磁振動精密播種装置。
  7. 前記トレイ(52)の下端は、バネ(14)の一端に強固に接続され、バネ(14)のもう一方の端部は、横桁(15)に取り付けられていることを特徴とする、請求項5に記載の吹付吸引式の電磁振動精密播種装置。
  8. 電磁振動器(4)は低周波で振動し、シード振動トレイ(51)、トレイ(52)、及び3層吹付室(53)を駆動して振動し始めると共に、3層吹付室(53)はシード群を均一に振動させるように特定の正圧を提供し、機械ハンド(3)が気室分圧のシード吸引トレイ(2)をシード吸引位置に運ぶと、電磁振動器(4)が最適振動周波数に切り替わり、多気室分圧のシード吸引トレイ(2)に接続された真空ポンプが作動し、多気室分圧のシード吸引トレイ(2)内の負圧が瞬時に最適なシード吸引真空度条件に達し、テーパー形吸引ノズル部材(26)がシード吸引を開始し、機械ハンド(3)はシード吸引位置を離れ、多気室分圧のシード吸引トレイ(2)は内部が最適なシード吸引負圧を一定に維持し、電磁振動器(4)は再び低周波振動に切り替わり、機械ハンド(3)はシードが吸着された多気室分圧のシード吸引トレイ(2)を栽培トレイのコンベヤーベルト(7)のシード下ろし位置に運び、多気室分圧のシード吸引トレイ(2)内の気圧を正圧に変換し、シードが栽培トレイのコンベヤーベルト(7)上での栽培トレイに対応する穴に落下し、シード下ろしを完了し、機械ハンド(3)は元の場所に戻り、前記の操作を繰り返すことにより播種を繰り返す
    ことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一つに記載の吹付吸引式の電磁振動精密播種装置の制御方法。
  9. シード振動トレイ(51)は、振動幅の調整を実現でき、具体的には、1)調整軸(41)を電機子(46)の端面に接触させ、その時のコイル固定座(45)の位置を基準点とし、その時のコイル固定座(45)と電磁振動器を支持する直立ロッド(16)の相対位置を記録すること、2)コイル固定座(45)をシード振動トレイ(51)から離れる方向に沿ってスライドさせ、基準点からの距離を測定し、該距離が調整軸(41)と電機子(46)との間の調整予定幅の値と等しくなると、移動を停止すること、または幅調整標的になるように電機子(46)とコイル固定座(45)との間に標準幅値の塊を直接に添加することが含まれることを特徴とする、請求項8に記載の制御方法。
  10. 播種を繰り返す場合、PLCは、播種したトレイの数を自動的にカウントし、精密播種装置が設定された数のトレイの播種を完了すると、シード添加箱(1)がシード添加操作を自動的に実行すると共に、シード振動トレイ(51)内の現在のシード量に応じて、シード振動トレイ(51)の最適振動周波数を再計算し、コイル(43)の通電周波数を調整することにより、シード振動トレイ(51)の振動周波数を調整することを特徴とする、請求項8に記載の制御方法。
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