JP2000059185A - 同期遅延回路 - Google Patents

同期遅延回路

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JP2000059185A
JP2000059185A JP10229212A JP22921298A JP2000059185A JP 2000059185 A JP2000059185 A JP 2000059185A JP 10229212 A JP10229212 A JP 10229212A JP 22921298 A JP22921298 A JP 22921298A JP 2000059185 A JP2000059185 A JP 2000059185A
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channel mos
mos transistor
signal
unit
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Koichiro Minami
公一郎 南
Takanori Saeki
貴範 佐伯
Yoriji Nakagawa
順志 中川
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NEC Corp
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices
    • H03K5/134Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices with field-effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジッターの増加を抑制して、遅延回路列の段数
を低減する遅延回路の提供。 【解決手段】単位遅延回路を複数段直列に接続されてな
る第1の遅延回路列と、単位遅延回路を複数段直列に接
続され記第1の遅延回路列と逆向きに信号が伝播する第
2の遅延回路列を構成する単位遅延回路が、信号を入力
するCMOSインバータと、CMOSインバータと電
源、グランド間に直列に挿入され、制御信号によりそれ
ぞれオン・オフ制御される第1、第2スイッチトランジ
スタと、第1、第2のスイッチトランジスタと電源、グ
ランド間にそれぞれ接続された第1、第2の抵抗と、を
備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期遅延回路に関
し、特にジッターの増加を抑制して、遅延回路列の段数
を低減する同期遅延回路に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明が対象とする同期遅延回路の背景
技術として、一定の時間差を測定するのに用いる遅延回
路列と、測定された遅延時間を再現する遅延回路列とを
用いて外部クロックに同期した内部クロックを生成する
回路について、本発明の実施例の説明として参照される
図1を用いて説明しておく。図1を参照すると、一定の
時間差を測定するのに用いる遅延回路列101と、測定
された遅延時間を再現する遅延回路列102と、外部ク
ロック106を入力する入力バッファ103と、内部ク
ロック107を駆動出力するクロックドライバ104
と、入力バッファ103の遅延時間td1と、クロック
ドライバー104の遅延時間td2を加算した遅延時間
を有するダミー回路105と、を備えている。ダミー遅
延回路105は、入力バッファ103と全く同じ回路
(遅延時間td1)よりなる入力バッファーダミー10
5Aと、クロックドライバ104と同じ回路(遅延時間
td2)よりなるクロックドライバダミー105Bで構
成される。外部クロック(周期=tCK)は入力バッフ
ァ103(遅延時間=td1)、ダミー遅延回路105
(遅延時間=td1+td2)、同期遅延回路マクロ1
06(遅延時間=2×(tCK−(td1+td
2)))、クロックドライバ104(遅延時間=td
2)を通過して内部クロック107として出力される
が、その遅延時間は、2tCKとなる。
【0003】同期遅延回路は、信号が遅延回路列をどこ
まで進行したかで、tV=tCK―(td1+td2)
の遅延量の測定するため、動作可能な周期tCKの最小
値は、遅延回路列101の全体の遅延時間をtDLとす
ると、td1+td2+tDLである。
【0004】遅延時間td1とtd2は、入力バッファ
103とクロックドライバ104によって決まるため、
クロック周期tCKの最小値はtDLで決まる。
【0005】また、同期遅延回路において、遅延回路列
は大きな面積を占める。そのため、最小遅延時間tDL
を確保しつつ、遅延回路列の段数を減らして面積を縮小
することが要請される。
【0006】例えば、文献(1EEE TRANCE.
ELECTRON.VOL.E79−C、NO.6 J
UNE 1996 p798−807)に記載されてい
る従来の遅延回路において、単位回路の遅延時間を増加
しようとした場合、図14に示すように、遅延回路に、
容量1309の付加する方法が考えられる。図14に
は、図1に示した遅延回路列101、102の単位遅延
回路の構成が示されており、遅延回路列101、102
の単位遅延回路1、2を構成するクロックドインバータ
のの出力端と入力端との接続点ノードに容量1309が
接続されており、このように容量を付加することで、単
位遅延回路の遅延時間を増加し、遅延回路列の段数が低
減できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、遅延回路間に容量を付加して単位回路の遅延時間
を増加させると、図7に示すようにジッターが増加す
る、という問題点を有している。
【0008】その理由は、ジッターは遅延回路を構成す
るPチャネルMOSトランジスタによる充電時間とNチ
ャネルMOSトランジスタによる放電時間の差に比例す
るためである。図14に示すように、遅延回路間に容量
を付加した場合、PチャネルMOSトランジスタによる
充電時間と、NチャネルMOSトランジスタによる放電
時間は一様に増加するため、これらの差も増加し、ジッ
ターは大きくなる。
【0009】しがたって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、ジッターの増加
を抑制して、遅延回路列の段数を低減する遅延回路を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本願
第1発明は、遅延回路を構成するクロックドインバータ
の電源パスに抵抗を直列に挿入して構成される。
【0011】本願第2発明においては、遅延回路を構成
するクロックドインバータの電源パスにCMOSトラン
スファスイッチを直列に挿入して構成される。
【0012】本願第3発明は、PチャネルMOSトラン
ジスタよりなるクロックドインバータと、NチャネルM
OSトランジスタよりなるクロックドインバータとが交
互に接続され、各クロックドインバータの電源パスに抵
抗が接続して構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明の同期遅延回路は、その好ましい一
実施の形態においては、複数段直列に接続され遅延回路
列を構成する単位遅延回路が、信号を入力するCMOS
インバータと、CMOSインバータと電源、グランド間
に直列に挿入され、制御信号によりそれぞれオン・オフ
制御される第1、第2スイッチトランジスタよりなるク
ロックドインバータと、第1、第2のスイッチトランジ
スタと電源、グランド間にそれぞれ接続された第1、第
2の抵抗と、を備えて構成されている。
【0014】そして、本発明の同期遅延回路は、その好
ましい実施の形態においては、単位遅延回路を複数段直
列に接続されてなる第1の遅延回路列(図1の101)
と、単位遅延回路を複数段直列に接続されてなり前記第
1の遅延回路列と逆向きに信号が伝播する第2の遅延回
路列(図1の102)と、を備え、これら第1、第2の
遅延回路列を構成する単位遅延回路が、上記した単位遅
延回路よりなる。
【0015】本発明の一実施の形態について図2を参照
して説明すると、同期遅延回路の互いに向きの異なる単
位遅延回路1、2を構成するクロックドインバータの電
源パス中に直列に挿入された抵抗201、抵抗206、
抵抗207、抵抗212を備え、単位遅延回路の電流駆
動能力を低下させ、これにより、所望の遅延時間を確保
するとともに、遅延回路列の段数を低減し、遅延回路列
の面積を縮小するようにしたものである。
【0016】本発明の実施の形態においては、クロック
ド抵抗の付加によって電流駆動能力を低下しているた
め、PチャネルMOSトランジスタによる充電時間と、
NチャネルMOSトランジスタによる放電時間の差は、
比較的大きくならず、図7に示すようにジッターの増加
は抑制される。以下、いくつかの実施例に即して詳細に
説明する。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の同期遅延回路の一実施例の
構成例を示す図である。図1を参照すると、一定の時間
差を測定するのに用いる遅延回路列101と、測定され
た遅延時間を再現する遅延回路列102と、外部クロッ
クを入力する入力バッファ103と、クロックドライバ
104と、入力バッファ103の遅延時間td1、クロ
ックドライバ104の遅延時間td2を加算した遅延時
間を有するダミー回路105と、を備えて構成されてい
る。
【0018】ダミー遅延回路105は、入力バッファ1
03と全く同じ回路(遅延時間td1)よりなる入力バ
ッファーダミー回路105Aと、クロックドライバ10
4と同じ回路(遅延時間td2)よりなるクロックドラ
イバダミー回路105Bから構成されている。
【0019】遅延回路列101と遅延回路列102は、
図2に示すような遅延回路を複数段直列接続して構成さ
れ、各遅延回路の接点は、遅延回路列101と遅延回路
列102とで共通とされる。
【0020】信号の時間差を測定したい期間中、信号を
遅延回路列101内で進行させ、遅延回路列101内を
信号が通過した遅延素子数と等しい遅延素子数を遅延回
路列102内で信号を通過できるように構成されてい
る。
【0021】図2は、本発明の一実施例の同期遅延回路
における単位遅延回路の構成を示す図である。図2を参
照すると、信号伝播方向が逆向きの単位遅延回路1、及
び単位遅延回路2は、クロックドインバータと電源、グ
ランド間に、抵抗201、208、及び抵抗207、2
12を挿入したものであり、単位遅延回路1は、ゲート
が共通接続され信号を入力とし、ドレイン同士が接続さ
れCMOSインバータを構成するPチャネルMOSトラ
ンジスタ203、及びNチャネルMOSトランジスタ2
04と、PチャネルMOSトランジスタ203のソース
にドレインを接続しゲートにクロックCLKを入力とす
るPチャネルMOSトランジスタ202と、Pチャネル
MOSトランジスタ202のソースと電源VDD間に接
続された抵抗201と、NチャネルMOSトランジスタ
204のソースにドレインを接続しゲートにクロックC
LKの相補型のクロックCLKBを入力とするNチャネ
ルMOSトランジスタ205と、NチャネルMOSトラ
ンジスタ205のソースとグランド間に接続された抵抗
206と、を備え、また単位遅延回路2は、ゲートが共
通接続され逆方向の信号を入力とし、ドレイン同士が接
続されCMOSインバータを構成するPチャネルMOS
トランジスタ209、及びNチャネルMOSトランジス
タ210と、PチャネルMOSトランジスタ209のソ
ースにドレインを接続しゲートにクロックCLKBを入
力とするPチャネルMOSトランジスタ208と、Pチ
ャネルMOSトランジスタ208のソースと電源VDD
間に接続された抵抗207と、NチャネルMOSトラン
ジスタ210のソースにドレインを接続しゲートにクロ
ックCLKを入力とするNチャネルMOSトランジスタ
211と、NチャネルMOSトランジスタ211のソー
スとグランド間に接続された抵抗212と、を備えて構
成されており、遅延回路1を構成するクロックドインバ
ータの出力は次段に供給されるとともに、逆方向の対応
する遅延回路2のクロックドインバータとも接続されて
いる。
【0022】PチャネルMOSトランジスタ202、N
チャネルMOSトランジスタ211には制御信号CLK
が、NチャネルMOSトランジスタ205、Pチャネル
MOSトランジスタ208には制御信号CLKBがそれ
ぞれ接続され、遅延回路列中の信号の伝搬を制御する。
【0023】次に本発明の一実施例の動作について説明
する。
【0024】同期遅延回路は、クロックスキューを除去
するために、クロックパルスが周期tCK毎に入力する
性質を利用する。すなわち、tCK−(td1+td
2)の遅延時間を用意して、入力バッファ103(遅延
時間td1)とクロックドライバ104(遅延時間td
2)の間に配置し(この場合、図1のダミー遅延回路1
05を取り除いた構成とする)、遅延時間の和が、クロ
ック周期tCK(=td1+tCK−(td1+td
2)+td2)と等しくなるようにする。結果として、
クロックドライバ104から出力される内部クロック1
07のタイミングが外部クロック106のタイミングと
等しくなるようにするものである。
【0025】図3は、本発明の一実施例のタイミング動
作を示すタイミングチャートである。同期遅延回路の動
作は、2周期すなわち2tCK必要とする。最初の1周
期は、クロックの周期に依存する遅延時間tCK―(t
d1+td2)の測定、およびtCK―(td1+td
2)の遅延量を再現する遅延回路列の遅延長の決定に用
いられる。次の周期は、tCK―(td1+td2)の
遅延量の使用に用いられる。
【0026】まず、最初の1周期について、クロック周
期に依存する遅延時間tCK―(td1+td2)の測
定のためには、クロックドライバ104のダミー遅延回
路105と遅延回路列101を用いる。
【0027】外部クロック106の連続する2つのクロ
ックパルスのうち第1のパルスの入力バッファ103の
出力が、第2のパルスが入力バッファ103から出力さ
れるまでの1クロック周期tCKの間、ダミー遅延回路
105と遅延回路101を進行させる。
【0028】ダミー遅延回路105の遅延時間は、td
1+td2であるため、遅延回路101中に入力された
第1のクロックパルスが進行した時間は、tCK―(t
d1+td2)になり、遅延回路列102の遅延時間
は、遅延回路列101中をエッジが進行した時間tCK
―(td1+td2)に等しくなるように設定される。
すなわち次の周期では、クロックは、tCK―(td1
+td2)の遅延量の遅延回路列102を通過し、クロ
ックドライバ104から出力し、ちょうどクロックサイ
クルtCKの遅延量のクロックを生成する。
【0029】すなわち入力バッファ103から第1のク
ロックパルスが出力され、これに続く第2のクロックパ
ルスが入力バッファ103から出力されるまでの間に、
遅延回路列101に入力された第1のクロックパルス
は、遅延回路101中を、tCK―(td1+td2)
分に相当する位置まで進行しており、この位置から、遅
延回路列102中にクロックを転送するなどして、該位
置からクロックパルスが遅延回路列102中を逆向き
に、遅延回路列101中をパルスエッジが進行した時間
tCK―(td1+td2)分、進行した時点で出力さ
れるように構成される。
【0030】上記過程により、2クロック周期2tCK
で、クロックスキューの無い内部クロック107を得る
ことができる(図3参照)。
【0031】再び図2を参照すると、PチャネルMOS
トランジスタ202、NチャネルMOSトランジスタ2
11には制御信号CLKが、NチャネルMOSトランジ
スタ205、PチャネルMOSトランジスタ208には
制御信号CLKBがそれぞれ接続され、クロックCLK
が“L”であり、且つCLKBが“H”のとき、遅延回
路列101中をエッジが進行し、クロックCLKが
“H”であり、かつCLKBが“L”のときは、遅延回
路列102中をエッジが逆行する。
【0032】同期遅延回路を構成する遅延回路列101
における測定時間と、遅延回路列102の再生時間はエ
ッジの進行した時間とエッジの逆行した時間に対応す
る。これについて図4の模式図及び図5の信号波形図を
参照して説明する。図4は、信号進行方向が逆向きの遅
延回路列101、102を模式的に示したものであり、
各遅延回路列101、102内の回路ブロック(箱)が
単位遅延回路に対応している。
【0033】図4に示すように、パルスエッジがノード
N5まで進行して、逆行した場合、各ノードの波形は、
図5に示すようなものとなる。
【0034】図5において、tV0+tV1が測定時
間、tV0+tV2が再生時間となるが、tV1とtV
2が異なると、tV1とtV2の差が誤差として生じ、
図6に示すように、ある振幅(以下「ジッター」とい
う)を持ち、周期的に変化する。
【0035】また、遅延回路は、各ノードの充電にPチ
ャネルMOSトランジスタ、放電にNチャネルMOSト
ランジスタを用いているため、ジッターはPチャネルM
OSトランジスタによる充電時間とNチャネルMOSト
ランジスタによる放電時間の差に依存する。
【0036】そして、面積縮小のために、遅延回路列の
段数を低減するには、遅延回路列を構成する単位回路の
遅延時間を増加する必要がある。
【0037】すでに図13を参照して説明したように、
遅延回路に容量を付加して遅延時間を増加させるという
従来の構成では、PチャネルMOSトランジスタのオン
抵抗をRp、NチャネルMOSトランジスタのオン抵抗
をRn、駆動する容量の合計をC、aを定数とすると、
PチャネルMOSトランジスタによる充電時間は、a×
2Rp×C、NチャネルMOSトランジスタによる放電
時間は、a×2Rn×Cでそれぞれ近似できる。
【0038】このため、PチャネルMOSトランジスタ
による充電時間とNチャネルMOSトランジスタによる
放電時間の差は、 2a×(Rp−Rn)×C となり、付加する容量Cが増加するに従ってジッターは
増加し、図7に示すように単位回路の遅延時間の増加に
伴いジッターは増加する。
【0039】しかしながら、図2に示した本発明の一実
施例の遅延回路においては、単位遅延回路をなすクロッ
クドインバータは、抵抗201、抵抗206、抵抗20
7、抵抗212を有しており、これらの抵抗値をRとす
ると同様に、PチャネルMOSトランジスタによる充電
時間は、a×(2Rp+R)×C、NチャネルMOSト
ランジスタによる放電時間は、a×(2Rn+R)×C
でそれぞれ近似できる。
【0040】このため、PチャネルMOSトランジスタ
による充電時間と、NチャネルMOSトランジスタによ
る放電時間の差は、2a×(Rp−Rn)×Cとなる。
【0041】本発明の一実施例においては、抵抗値Rを
大きくすることで、単位遅延回路の遅延時間は増加する
が、PチャネルMOSトランジスタによる充電時間とN
チャネルMOSトランジスタによる放電時間の差は大き
くはならず、図7に示すように、ジッターの増加は抑制
される。
【0042】次に本発明の他の実施例について説明す
る。
【0043】図8は、本発明の第2の実施例の同期遅延
回路の遅延回路列の一部を示す図である。図8を参照す
ると、この遅延回路は、PチャネルMOSトランジスタ
801、抵抗802、PチャネルMOSトランジスタ8
03、NチャネルMOSトランジスタ804、抵抗80
5、NチャネルMOSトランジスタ806、およびPチ
ャネルMOSトランジスタ807、抵抗808、Pチャ
ネルMOSトランジスタ809、NチャネルMOSトラ
ンジスタ810、抵抗811、NチャネルMOSトラン
ジスタ812を備えて構成されている。
【0044】図8を参照すると、本実施例は、図2に示
した前記実施例に対して、抵抗の挿入位置を変えたもの
である。すなわち、単位遅延回路1において、信号を入
力とするCMOSインバータを構成するトランジスタ8
02、804と、クロック信号を入力とするスイッチト
ランジスタ801、808との間にそれぞれ抵抗80
2、805を接続し、単位遅延回路2において、信号を
入力とするCMOSインバータを構成するトランジスタ
809、810と、クロック信号を入力とするスイッチ
トランジスタ807、812との間にそれぞれ抵抗80
8、811を接続して構成されている。
【0045】本実施例においても、抵抗の挿入より充電
時間と放電時間の差の増大を抑制しつつ、遅延時間を増
加することができる。実施例と同等の効果が得られる。
【0046】図9は、本発明の第3の実施例における同
期遅延回路の遅延回路列の一部を示す図である。図9を
参照すると、この実施例において、遅延回路は、Pチャ
ネルMOSトランジスタ901、PチャネルMOSトラ
ンジスタ902、抵抗903、抵抗904、Nチャネル
MOSトランジスタ905、NチャネルMOSトランジ
スタ906、およびPチャネルMOSトランジスタ90
7、PチャネルMOSトランジスタ908、抵抗90
9、抵抗910、NチャネルMOSトランジスタ91
1、NチャネルMOSトランジスタ912を備えた構成
されている。本実施例も、図2に示した前記実施例に対
して、抵抗の接続を変えたものであり、単位遅延回路1
においては、信号を入力するCMOSインバータを構成
するトランジスタ902、905の各ドレインと出力の
間に抵抗903、904が接続され、単位遅延回路2に
おいては、信号を入力するCMOSインバータを構成す
るトランジスタ908、911の各ドレインと出力の間
に抵抗909、910が接続されている。
【0047】本実施例においても、抵抗の挿入より充電
時間と放電時間の差の増大を抑制しつつ、遅延時間を増
加することが可能であるため、図2に示した前記実施例
と同等の効果が得られる。
【0048】図10は、本発明の第4の実施例における
同期遅延回路の遅延回路列の一部を示す図である。図1
0を参照すると、本実施例の遅延回路は、PチャネルM
OSトランジスタ1001、抵抗1002、Pチャネル
MOSトランジスタ1003、NチャネルMOSトラン
ジスタ10804、抵抗1005、NチャネルMOSト
ランジスタ1006、およびPチャネルMOSトランジ
スタ1007、抵抗1008、PチャネルMOSトラン
ジスタ1009、NチャネルMOSトランジスタ101
0、抵抗1011、NチャネルMOSトランジスタ10
12で構成される。
【0049】本実施例は、図2に示した前記実施例に対
して、クロックCLK、CLKBの入力端子の接続を変
えたものである。
【0050】すなわち、単位遅延回路1において、Pチ
ャネルMOSトランジスタ1002、NチャネルMOS
トランジスタ1005が信号を入力するCMOSインバ
ータを構成しており、PチャネルMOSトランジスタ1
002、NチャネルMOSトランジスタ1005のソー
スは抵抗1001、1006を介してそれぞれ電源、グ
ランドに接続され、クロックCLK、CLKBを入力と
するスイッチトランジスタであるトランジスタ100
3、1004が、PチャネルMOSトランジスタ100
2のドレインと、NチャネルMOSトランジスタ100
5のドレイン間に直列接続され、トランジスタ100
3、1004のドレインの接続点を出力端としている。
単位遅延回路2においても、PチャネルMOSトランジ
スタ1008、NチャネルMOSトランジスタ1011
が信号を入力するCMOSインバータを構成しており、
PチャネルMOSトランジスタ1008、NチャネルM
OSトランジスタ1011のソースは抵抗1007、1
012を介してそれぞれ電源、グランドに接続され、ク
ロックCLK、CLKBを入力とするスイッチトランジ
スタであるトランジスタ1009、1010が、Pチャ
ネルMOSトランジスタ1008のドレインと、Nチャ
ネルMOSトランジスタ1011のドレイン間に直列接
続され、トランジスタ1009、1010のドレインの
接続点を出力端としている。
【0051】本実施例においても、抵抗の挿入より充電
時間と放電時間の差の増大を抑制しつつ、遅延時間を増
加することが可能なため図2の実施例と同等の効果が得
られる。
【0052】図11及び図12は、本発明の第5の実施
例における同期遅延回路の遅延回路列の一部でを示す図
ある。図11、図12を参照すると、本発明の第5の実
施例において、遅延回路は、PチャネルMOSトランジ
スタ1101、抵抗1102、PチャネルMOSトラン
ジスタ1103、NチャネルMOSトランジスタ110
4、抵抗1105、NチャネルMOSトランジスタ11
06、およびPチャネルMOSトランジスタ1107、
抵抗1108、PチャネルMOSトランジスタ110
9、NチャネルMOSトランジスタ1110、抵抗11
11、NチャネルMOSトランジスタ1112を備えて
構成されている。
【0053】本実施例は、図2に示した前記実施例の、
遅延回路2段分に相当している。遅延回路列の信号の伝
搬にライズエッジのみ、もしくはフォールエッジのみを
用いる場合、図11に示すように、単位遅延回路をNチ
ャネルMOSトランジスタとPチャネルMOSトランジ
スタよりなる回路を交互に接続して構成することによ
り、素子数を半減することができる。なお、単位遅延回
路1−1は、ゲートに信号を入力するNチャネルMOS
トランジスタ1104と、NチャネルMOSトランジス
タ1104のソースにドレインを接続し、クロックCL
KBをゲート入力とするスイッチトランジスタ1105
と、を備え、スイッチトランジスタ1105のソースと
グランド間には抵抗1106が接続されている。単位遅
延回路1−2は、ゲートを、NチャネルMOSトランジ
スタ1104のドレインに接続したPチャネルMOSト
ランジスタ1103と、PチャネルMOSトランジスタ
1103のソースにドレインを接続し、クロックCLK
をゲート入力とするスイッチトランジスタ1102と、
を備え、スイッチトランジスタ1102のソースと電源
間に抵抗1101が接続されている。逆方向に信号を伝
搬する単位遅延回路2−1、2−2も同様な構成とされ
る。また、図12に示す構成は、図1に示す構成におい
て、信号を入力するトランジスタとクロックを入力する
トランジスタの配置を入れ替えたものである。
【0054】本実施例においても、抵抗の挿入より充電
時間と放電時間の差の増大を抑制しつつ、遅延時間を増
加することが可能であり、図2に示した前記実施例と同
等の効果が得られる。また、本実施例は、図8、図9の
ように抵抗の接続を変えた場合やクロックの入力端子の
接続を変えた場合(図11(B)参照)にも適用可能で
ある。
【0055】図13は、本発明の第6の実施例における
同期遅延回路の遅延回路列の一部を示す図である。図1
3を参照すると、本発明の第6の実施例の遅延回路は、
PチャネルMOSトランジスタ1201、NチャネルM
OSトランジスタ1202、PチャネルMOSトランジ
スタ1203、PチャネルMOSトランジスタ120
4、NチャネルMOSトランジスタ1205、Nチャネ
ルMOSトランジスタ1206、PチャネルMOSトラ
ンジスタ1207、NチャネルMOSトランジスタ12
08、およびPチャネルMOSトランジスタ1209、
NチャネルMOSトランジスタ1210、PチャネルM
OSトランジスタ1211、PチャネルMOSトランジ
スタ1212、NチャネルMOSトランジスタ121
3、NチャネルMOSトランジスタ1214、Pチャネ
ルMOSトランジスタ1215、NチャネルMOSトラ
ンジスタ1206と、を備えて構成されている。
【0056】本実施例は、図2に示した前記実施例に対
して、抵抗の代わりに、CMOSスイッチを用いたもの
である。
【0057】CMOSゲートは構成するPチャネルMO
Sトランジスタ1201、NチャネルMOSトランジス
タ1202およびPチャネルMOSトランジスタ121
5、NチャネルMOSトランジスタ1216のゲート電
圧を制御することで抵抗を挿入する方法に近い効果が得
られる。CMOSゲートの挿入より充電時間と放電時間
の差の増大を抑制しつつ、遅延時間を増加することが可
能なため図2の実施例と同等の効果が得られる。また、
本実施例は、図8、図9のようにCMOSゲートの接続
を変えた場合やクロックの入力端子の接続を変えた場合
においても適用可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ジッターの増加を抑制し、所望の遅延時間を得る遅延回
路列の面積を縮小することができる、という効果を奏す
る。
【0059】その理由は、本発明においては、同期遅延
回路の単位遅延回路を構成するクロックドインバータに
直列に抵抗を挿入し、電流駆動能力を縮減したためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体の回路構成を説明するた
めの図である。
【図2】本発明の一実施例における遅延回路列の構成の
一部を示す図である。
【図3】図1の回路動作を説明するためのタイミング図
である。
【図4】同期遅延回路の動作を説明するための図であ
る。
【図5】同期遅延回路の動作を説明するための信号波形
図である。
【図6】同期遅延回路におけるジッタを説明するための
図である。
【図7】本発明の一実施例と、比較例として従来の回路
構成のジッタを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例における遅延回路列の構
成の一部を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例における遅延回路列の構
成の一部を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施例における遅延回路列の
構成の一部を示す図である。
【図11】本発明の第5の実施例における遅延回路列の
構成の一例を示す図である。
【図12】本発明の第5の実施例における遅延回路列の
構成の別の例の一部を示す図である。
【図13】本発明の第6の実施例における遅延回路列の
構成の一部を示す図である。
【図14】従来の遅延回路列の構成の一部を示す図であ
る。
【符号の説明】 101、102 遅延回路列 103 入力バッファ 104 クロックドライバ 105 ダミー遅延回路 105A 入力バッファダミー 105B クロックドライバダミー 106 外部クロック 107 内部クロック 201、206、208、212 抵抗 202、203、208、209 PチャネルMOSト
ランジスタ 204、205、210、211 NチャネルMOSト
ランジスタ 802、805、808、811 抵抗 801、803、807、809 PチャネルMOSト
ランジスタ 804、806、810、812 NチャネルMOSト
ランジスタ 903、904、909、910 抵抗 901、902、907、908 PチャネルMOSト
ランジスタ 905、906、911、912 NチャネルMOSト
ランジスタ 1001、1006、1008、1012 抵抗 1002、1003、1008、1009 Pチャネル
MOSトランジスタ 1004、1005、1010、1011 Nチャネル
MOSトランジスタ 1101、1106、1107、1012 抵抗 1102、1103、1108、1109 Pチャネル
MOSトランジスタ 1104、1105、1110、1111 Nチャネル
MOSトランジスタ 1201、1203、1204、1207、1209、
1211、1212、1215 PチャネルMOSトラ
ンジスタ 1202、1205、1206、1208、1210、
1213、1214、1216 NチャネルMOSトラ
ンジスタ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遅延回路を構成するクロックドインバータ
    の電源パスに抵抗を直列に挿入してなることを特徴とす
    る同期遅延回路。
  2. 【請求項2】遅延回路を構成するクロックドインバータ
    の電源パスにCMOSトランスファスイッチを直列に挿
    入してなる、ことを特徴とする同期遅延回路。
  3. 【請求項3】複数段直列に接続され遅延回路列を構成す
    る単位遅延回路が、信号を入力するインバータと、制御
    信号によりオン・オフ制御されるスイッチトランジスタ
    と、前記スイッチトランジスタと電源間に接続された抵
    抗と、を備えたことを特徴とする同期遅延回路。
  4. 【請求項4】単位遅延回路が複数段直列に接続されてな
    る第1の遅延回路列と、 単位遅延回路が複数段直列に接続されてなり前記第1の
    遅延回路列と逆向きに信号を伝播する第2の遅延回路列
    と、を備え、 前記第1、第2の遅延回路列を構成する単位遅延回路
    が、それぞれ、信号を入力するインバータと、制御信号
    によりオン・オフ制御されるスイッチトランジスタと、
    前記スイッチトランジスタと電源間に接続された抵抗
    と、を備え、 前記第1の遅延回路列を構成する単位遅延回路の出力
    が、前記第2の遅延回路列の前記第1の遅延回路列の前
    期単位遅延回路に対応する段の単位遅延回路の入力に接
    続されている、ことを特徴とする同期遅延回路。
  5. 【請求項5】複数段直列に接続され遅延回路列を構成す
    る単位遅延回路が、信号を入力するCMOSインバータ
    と、前記CMOSインバータと第1、第2の電源間にそ
    れぞれ直列に挿入され、制御信号によりそれぞれオン・
    オフ制御される第1、及び第2のスイッチトランジスタ
    と、前記第1、及び第2のスイッチトランジスタと前記
    第1、及び第2の電源間にそれぞれ接続された第1、及
    び第2の抵抗と、を備えたことを特徴とする同期遅延回
    路。
  6. 【請求項6】複数段直列に接続され遅延回路列を構成す
    る単位遅延回路が、信号を入力するCMOSインバータ
    と、前記CMOSインバータと第1、第2の電源間にそ
    れぞれ直列に挿入され、制御信号によりオン・オフ制御
    される第1、及び第2スイッチトランジスタと、前記C
    MOSインバータと前記第1、及び第2のスイッチトラ
    ンジスタ間にそれぞれ接続された第1、及び第2の抵抗
    と、を備えたことを特徴とする同期遅延回路。
  7. 【請求項7】単位遅延回路が複数段直列に接続されてな
    る第1の遅延回路列と、 単位遅延回路が複数段直列に接続されてなり前記第1の
    遅延回路列と逆向きに信号を伝播する第2の遅延回路列
    と、を備え、 前記第1、第2の遅延回路列を構成する単位遅延回路
    が、それぞれ請求項5又は6記載の単位遅延回路よりな
    る、ことを特徴とする同期遅延回路。
  8. 【請求項8】複数段直列に接続され遅延回路列を構成す
    る単位遅延回路が、信号を入力するCMOSインバータ
    と、前記CMOSインバータと第1、第2の電源間にそ
    れぞれ直列に挿入され、制御信号によりオン・オフ制御
    される第1、第2のスイッチトランジスタと、前記CM
    OSインバータを構成するPチャネルMOSトランジス
    タ及びNチャネルMOSトランジスタとの各ドレインと
    出力端との間にそれぞれ接続された第1、及び第2の抵
    抗と、を備えたことを特徴とする同期遅延回路。
  9. 【請求項9】単位遅延回路が複数段直列に接続されてな
    る第1の遅延回路列と、 単位遅延回路が複数段直列に接続されてなり前記第1の
    遅延回路列と逆向きに信号を伝播する第2の遅延回路列
    と、を備え、 前記第1、第2の遅延回路列を構成する単位遅延回路
    が、それぞれ請求項8記載の単位遅延回路よりなる、こ
    とを特徴とする同期遅延回路。
  10. 【請求項10】複数段直列に接続され遅延回路列を構成
    する単位遅延回路が、信号を入力するCMOSインバー
    タを構成するPチャネルMOSトランジスタ及びNチャ
    ネルMOSトランジスタと、前記CMOSインバータを
    構成するPチャネルMOSトランジスタと第1電源間に
    接続される第1の抵抗と、前記CMOSインバータを構
    成するNチャネルMOSトランジスタと第2電源間に接
    続される第2の抵抗と、を備え、前記CMOSインバー
    タを構成するPチャネルMOSトランジスタ及びNチャ
    ネルMOSトランジスタのドレイン間に、制御信号によ
    りオン・オフ制御される第1、及び第2スイッチトラン
    ジスタが直列接続され、前記第1、及び第2スイッチト
    ランジスタの接続点が出力端に接続されてなる、ことを
    特徴とする同期遅延回路。
  11. 【請求項11】単位遅延回路が複数段直列に接続されて
    なる第1の遅延回路列と、 単位遅延回路が複数段直列に接続されてなり前記第1の
    遅延回路列と逆向きに信号を伝播する第2の遅延回路列
    と、を備え、 前記第1、第2の遅延回路列を構成する単位遅延回路
    が、それぞれ請求項10記載の単位遅延回路よりなるこ
    とを特徴とする同期遅延回路。
  12. 【請求項12】PチャネルMOSトランジスタよりなる
    クロックドインバータと、NチャネルMOSトランジス
    タよりなるクロックドインバータとが交互に接続され、
    各クロックドインバータの電源パスに抵抗が接続されて
    なる、ことを特徴とする同期遅延回路。
  13. 【請求項13】信号をゲート入力とする第1のPチャネ
    ルMOSトランジスタと前記第1のPチャネルMOSト
    ランジスタと第1電源間に接続され制御信号でオン・オ
    フ制御される第2のPチャネルMOSトランジスタより
    なる第1の単位遅延回路と、 信号をゲート入力とする第1のNチャネルMOSトラン
    ジスタと前記第1のNチャネルMOSトランジスタと第
    2電源間に接続され制御信号でオン・オフ制御される第
    2のNチャネルMOSトランジスタよりなるよりなる第
    2の単位遅延回路とが交互に接続され、前記各単位遅延
    回路の電源パスに、抵抗が接続されてなる、ことを特徴
    とする同期遅延回路。
  14. 【請求項14】単位遅延回路が複数段直列に接続されて
    なる第1の遅延回路列と、 単位遅延回路が複数段直列に接続されてなり前記第1の
    遅延回路列と逆向きに信号を伝播する第2の遅延回路列
    と、を備え、 前記第1、第2の遅延回路列を構成する単位遅延回路と
    して、それぞれ請求項13記載の第1、第2の単位遅延
    回路を備えることを特徴とする同期遅延回路。
  15. 【請求項15】信号をゲート入力とする第1のPチャネ
    ルMOSトランジスタと前記第1のPチャネルMOSト
    ランジスタと第1電源間に接続され制御信号でオン・オ
    フ制御される第2のPチャネルMOSトランジスタより
    なる第1の単位遅延回路と、 信号をゲート入力とする第1のNチャネルMOSトラン
    ジスタと前記第1のNチャネルMOSトランジスタと第
    2電源間に接続され制御信号でオン・オフ制御される第
    2のNチャネルMOSトランジスタよりなる第2の単位
    遅延回路とが交互に接続され、前記各単位遅延回路の電
    源パスにCMOSトランスファスイッチが接続されてな
    る、ことを特徴とする同期遅延回路。
  16. 【請求項16】単位遅延回路が複数段直列に接続されて
    なる第1の遅延回路列と、 単位遅延回路が複数段直列に接続されてなり前記第1の
    遅延回路列と逆向きに信号を伝播する第2の遅延回路列
    と、を備え、 前記第1、第2の遅延回路列を構成する単位遅延回路と
    して、それぞれ、請求項15記載の第1、第2の単位遅
    延回路を備えることを特徴とする同期遅延回路。
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